JPS61153278A - 装飾品 - Google Patents
装飾品Info
- Publication number
- JPS61153278A JPS61153278A JP27331784A JP27331784A JPS61153278A JP S61153278 A JPS61153278 A JP S61153278A JP 27331784 A JP27331784 A JP 27331784A JP 27331784 A JP27331784 A JP 27331784A JP S61153278 A JPS61153278 A JP S61153278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating layer
- ornament
- decorative article
- vapor deposition
- chemical vapor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は装飾品に関し、更に詳しくは、表面に光沢面と
非光沢面とが形成され、両者のコントラストが美しい装
飾品に関する。
非光沢面とが形成され、両者のコントラストが美しい装
飾品に関する。
金属あるいはセラミックスよ〕なる基材表面K。
窒化ケイ素な被稜したものが黒色の美しい光沢を有する
装飾品として提案されている(特願昭58−18039
2号)。
装飾品として提案されている(特願昭58−18039
2号)。
このような装飾品の中でも、例えば、タイピンやカフス
がタンのように、絵や文字などの図柄を表面に有するこ
とが多いものの場合は、図柄と背景とのコントラストが
大きい程美しい装飾品であると言える。すなわち、例え
ば、図柄を非光沢面で構成し、背景を光沢面で形成した
場合の両者のコントラストをできるだけ大きくすること
が望ましい。
がタンのように、絵や文字などの図柄を表面に有するこ
とが多いものの場合は、図柄と背景とのコントラストが
大きい程美しい装飾品であると言える。すなわち、例え
ば、図柄を非光沢面で構成し、背景を光沢面で形成した
場合の両者のコントラストをできるだけ大きくすること
が望ましい。
本発明は、かかる要請に応え、表面の図柄と背景とのコ
ントラストが極立って大きい美しい装飾品の提供を目的
とする。
ントラストが極立って大きい美しい装飾品の提供を目的
とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねる
中で、同一の基材表面に例えはSiCのコーティングを
施した場合でも、その表面粗さによル、コーテイング面
の色調・光沢ががな)変化するという事実を見出し、更
に種々の検討を加えることによって本発明を完成するに
到った。
中で、同一の基材表面に例えはSiCのコーティングを
施した場合でも、その表面粗さによル、コーテイング面
の色調・光沢ががな)変化するという事実を見出し、更
に種々の検討を加えることによって本発明を完成するに
到った。
すなわち、本発明の装飾品は、鏡面および粗面が併存す
る基材表面と、該表面に形成されたセラミックス材料よ
りなる被覆層とからなることを特徴とする。
る基材表面と、該表面に形成されたセラミックス材料よ
りなる被覆層とからなることを特徴とする。
本発明の装飾品において、使用する基材としては、装飾
品の基材となり得るものであれば伺であってもよく、例
えば、金属、セラミックス(含ガラス)などを用途に応
じて選べばよい。
品の基材となり得るものであれば伺であってもよく、例
えば、金属、セラミックス(含ガラス)などを用途に応
じて選べばよい。
一方、装飾品表面に形成された鏡面および粗面は、その
表面粗さく Rmax)がそれ;どれ1μm以下および
10μm以上であることが好ましく、更に、両者の表面
粗さの差(ΔRmax )が10μm以上であることが
好ましい。とくに、鏡面の方はあま多表面粗さが大きい
と、後述するコーティング時に、美しい被積層を得るこ
とができないので好ましくない。
表面粗さく Rmax)がそれ;どれ1μm以下および
10μm以上であることが好ましく、更に、両者の表面
粗さの差(ΔRmax )が10μm以上であることが
好ましい。とくに、鏡面の方はあま多表面粗さが大きい
と、後述するコーティング時に、美しい被積層を得るこ
とができないので好ましくない。
更に、表面に形成する被梳層の材料としては、セラミッ
クス材料、とくにSiC、TiNなどが好ましい。Si
Cを使用した場合には、鏡面の部分が漆黒光沢面、粗面
の部分が銀灰色の非光沢面となり、格調高く美しいコン
トラスト面が得られる。一方、TiNを使用した場合に
は、鏡面部分が金色光沢面、粗面部分が淡黄色の非光沢
面となシ同じく美しい装飾品を得ることができる。
クス材料、とくにSiC、TiNなどが好ましい。Si
Cを使用した場合には、鏡面の部分が漆黒光沢面、粗面
の部分が銀灰色の非光沢面となり、格調高く美しいコン
トラスト面が得られる。一方、TiNを使用した場合に
は、鏡面部分が金色光沢面、粗面部分が淡黄色の非光沢
面となシ同じく美しい装飾品を得ることができる。
本発明の装飾品は例えば次のようにして製造すゝること
かできる。
かできる。
先ず、所定の基材の表面を研磨して鏡面としたのち、所
望・の領域例えば、文字や絵に相当する部分に粗面な形
成する。粗面を形成する方法は、基材の種類や目的とす
る粗面の表面粗さなどにより適宜選択することが好まし
く、例えばケミカルエツチング、レーザーエツチング或
いはショットピー二ンダなどが好適である。
望・の領域例えば、文字や絵に相当する部分に粗面な形
成する。粗面を形成する方法は、基材の種類や目的とす
る粗面の表面粗さなどにより適宜選択することが好まし
く、例えばケミカルエツチング、レーザーエツチング或
いはショットピー二ンダなどが好適である。
次いで、このようにして得られた基材表面に、セラミッ
クス材料よルなる被覆層を形成する。この被覆層はいか
なる方法によって形成してもよいが、とくに、プラーf
!化学蒸着法(PCVD法)を好適なものとしてあげる
ことができる。このとき、被覆層の厚さは、鏡面と粗面
との表面粗さの差、セラミックス材料の種類等によシ適
宜設定することが好ましい。例えば、SiCの場合は、
被覆層が半透明膜となるので、その厚さが1μmより薄
いと干渉稿を伴った干渉色となってしまうので、1.5
〜2.5μm程度とすることが好ましい。
クス材料よルなる被覆層を形成する。この被覆層はいか
なる方法によって形成してもよいが、とくに、プラーf
!化学蒸着法(PCVD法)を好適なものとしてあげる
ことができる。このとき、被覆層の厚さは、鏡面と粗面
との表面粗さの差、セラミックス材料の種類等によシ適
宜設定することが好ましい。例えば、SiCの場合は、
被覆層が半透明膜となるので、その厚さが1μmより薄
いと干渉稿を伴った干渉色となってしまうので、1.5
〜2.5μm程度とすることが好ましい。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。
。
一例としてカフスゲタンを製造する場合について述べる
。
。
先ず、第1図に示すように例えばWe −Ni −Cr
超硬合金よルなるカフスボタン型基材1の表面1a全体
を研磨してRmax == 0 、1μmの鏡面とし、
次いで、ケミカルエツチング法を適用して、図柄2に対
応する領域をエツチングすることによ’) 、Rma!
= 13 #rnの粗面とした。
超硬合金よルなるカフスボタン型基材1の表面1a全体
を研磨してRmax == 0 、1μmの鏡面とし、
次いで、ケミカルエツチング法を適用して、図柄2に対
応する領域をエツチングすることによ’) 、Rma!
= 13 #rnの粗面とした。
しかるのち、第2図に示すように、基材1の表面1aの
全面に・、PCVD法を適用して、厚さ2.3μmのS
iC被榎層3を形成した。このようにして得られたカフ
スがタンは、漆黒光沢面よ)なる背景の中に、銀灰色非
光沢面よシなる図柄が極めて美しいコントラストをなし
て浮び上が〕非常に格調高いものであった。
全面に・、PCVD法を適用して、厚さ2.3μmのS
iC被榎層3を形成した。このようにして得られたカフ
スがタンは、漆黒光沢面よ)なる背景の中に、銀灰色非
光沢面よシなる図柄が極めて美しいコントラストをなし
て浮び上が〕非常に格調高いものであった。
以上の説明から明らかなように、本発明の装飾品は、絵
や文字などの図柄が周囲と極立ったコントラストをなし
て形成された非常に高級感温れるものであシ、その価値
は大きく極めて有用である。
や文字などの図柄が周囲と極立ったコントラストをなし
て形成された非常に高級感温れるものであシ、その価値
は大きく極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はともに本発明の一実施例に係る装
飾品の製造工程を示す平面図である。 1・・・カフスがタン型基材、1a・・・鏡面、2・・
・粗面、3・・・被租層。
飾品の製造工程を示す平面図である。 1・・・カフスがタン型基材、1a・・・鏡面、2・・
・粗面、3・・・被租層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、鏡面および粗面が併存する基材表面と、該表面に形
成されたセラミックス材料よりなる被覆層とからなるこ
とを特徴とする装飾品。 2、該セラミックス材料が、炭化ケイ素である特許請求
の範囲第1項記載の装飾品。 3、該セラミックス材料が、窒化チタンである特許請求
の範囲第1項記載の装飾品。 4、該被覆層が、プラズマ化学蒸着法により形成された
被覆層である特許請求の範囲第1項記載の装飾品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27331784A JPS61153278A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 装飾品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27331784A JPS61153278A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 装飾品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61153278A true JPS61153278A (ja) | 1986-07-11 |
Family
ID=17526193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27331784A Pending JPS61153278A (ja) | 1984-12-26 | 1984-12-26 | 装飾品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61153278A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62270774A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 硬質透光膜で被覆した装飾品 |
JPS64267A (en) * | 1987-02-26 | 1989-01-05 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Member with sic film |
-
1984
- 1984-12-26 JP JP27331784A patent/JPS61153278A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62270774A (ja) * | 1986-05-16 | 1987-11-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 硬質透光膜で被覆した装飾品 |
JPS64267A (en) * | 1987-02-26 | 1989-01-05 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Member with sic film |
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