JPS61153032A - 液圧緩衝器 - Google Patents
液圧緩衝器Info
- Publication number
- JPS61153032A JPS61153032A JP27396684A JP27396684A JPS61153032A JP S61153032 A JPS61153032 A JP S61153032A JP 27396684 A JP27396684 A JP 27396684A JP 27396684 A JP27396684 A JP 27396684A JP S61153032 A JPS61153032 A JP S61153032A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- plunger
- piston rod
- passage
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/44—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
- F16F9/46—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/06—Characteristics of dampers, e.g. mechanical dampers
- B60G17/08—Characteristics of fluid dampers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は液圧緩衝器に関し、特に、減衰力を外部から調
整可能な液圧緩衝器に関する。
整可能な液圧緩衝器に関する。
(従来技術)
自動車のサスペンションに設置される液圧緩衝器の減衰
力は、乗心地と操縦安定性に影響を及ぼすため、外部か
ら減衰力を調整可能に構成し、走行状況に応じて減衰力
を変えるようにしたものが実用化されているが、従来、
減衰力を2段に切り換えるにとどまっている。。
力は、乗心地と操縦安定性に影響を及ぼすため、外部か
ら減衰力を調整可能に構成し、走行状況に応じて減衰力
を変えるようにしたものが実用化されているが、従来、
減衰力を2段に切り換えるにとどまっている。。
(発明が解決しようとする問題点)
走行状況に応じて最適な乗心地を確保する一方、操縦安
定性を一層高めるためには、減衰力をより高い段数に切
り換えることが必要である。
定性を一層高めるためには、減衰力をより高い段数に切
り換えることが必要である。
本発明はこれを可能とする液圧緩衝器を提供する。
ところで、液圧緩衝器の減衰力の調整は、ピストンロッ
ドに設けた液体通路であるバイパスをプランジャ等によ
り、連通または遮断することにより行われる。この場合
の調整機構を大別すると、電気的にプランジャを移動さ
せるものと、機械的にプランジャを移動ないし回転させ
るものとがある0本発明は前者に関する。
ドに設けた液体通路であるバイパスをプランジャ等によ
り、連通または遮断することにより行われる。この場合
の調整機構を大別すると、電気的にプランジャを移動さ
せるものと、機械的にプランジャを移動ないし回転させ
るものとがある0本発明は前者に関する。
電気的に、すなわちコイルに生ずる吸引力を利用して磁
性材からなるプランジャを移動させ、バイパスの連通お
よび遮断をするには、プランジャがバイパスを通る液体
の流動力の影響を受けることなく、確実に所定の位置に
留まっていることが必要であり、また構造が簡単である
ことが好ましい0本発明はこの要求を満たす液圧緩衝器
を提供する。
性材からなるプランジャを移動させ、バイパスの連通お
よび遮断をするには、プランジャがバイパスを通る液体
の流動力の影響を受けることなく、確実に所定の位置に
留まっていることが必要であり、また構造が簡単である
ことが好ましい0本発明はこの要求を満たす液圧緩衝器
を提供する。
(問題を解決するための手段)
本発明に係る液圧緩衝器は、コイル用の第1の孔と該第
1の孔に連なるスプール弁用の第2の孔とを有し、該f
iS2の孔の近くの端部をピストン取付部としたピスト
ンロッドであって前記ピストン取付部を越えて前記第2
の孔に連通しないように伸びる第1の通路と該第1の通
路から前記第2の孔を横切って外周面まで伸びる第2の
通路とを有するピストンロッドと、前記第1の孔内に配
置された、軸線方向へ伸びる貫通孔を有するコアと、該
コアの貫通孔内に軸線方向へ移動可能に配置された磁性
材からなるプランジャと、該プランジャの径方向の外方
で前記第1の孔の前記コアの両側となる部位にそれぞれ
配置された一対のコイルと、前記プランジャに結合され
て前記第2の孔内に軸線方向へ移動可能に配置され、前
記第2の通路に連通可能な複数の通路を有するスプール
弁と、前記プランジャを中立位置へ向けて偏倚させる、
該プランジャの両側に配置された一対のコイルばねとを
含む。
1の孔に連なるスプール弁用の第2の孔とを有し、該f
iS2の孔の近くの端部をピストン取付部としたピスト
ンロッドであって前記ピストン取付部を越えて前記第2
の孔に連通しないように伸びる第1の通路と該第1の通
路から前記第2の孔を横切って外周面まで伸びる第2の
通路とを有するピストンロッドと、前記第1の孔内に配
置された、軸線方向へ伸びる貫通孔を有するコアと、該
コアの貫通孔内に軸線方向へ移動可能に配置された磁性
材からなるプランジャと、該プランジャの径方向の外方
で前記第1の孔の前記コアの両側となる部位にそれぞれ
配置された一対のコイルと、前記プランジャに結合され
て前記第2の孔内に軸線方向へ移動可能に配置され、前
記第2の通路に連通可能な複数の通路を有するスプール
弁と、前記プランジャを中立位置へ向けて偏倚させる、
該プランジャの両側に配置された一対のコイルばねとを
含む。
゛(実施例)
液圧緩衝器10は、第1図および第2図に示すように、
シリンダ12内に移動可能に配置されるピストンロッド
14を含む。
シリンダ12内に移動可能に配置されるピストンロッド
14を含む。
液圧緩衝器10は図示の例では、シリンダ12と、シリ
ンダ12から間隔をおいて配置されたシェル16とを備
える、いわゆるツインチューブタイプである。シリンダ
12とシェル16とは、上方の端部で、ロッドガイド1
8とリングナツト20とにより保持され、下方の端部で
、ベースバルブケースとペースキャップとにより保持さ
れる。ピストンロッド14は、リングナツト20に固定
されたシール部材22により液密とされた状態でシリン
ダ12の外部へ突出する。前記構成自体は公知であり、
本発明とは直接関係がないので、詳細な説明は省略する
。なお、本発明は、単一のシリンダのみを備える、いわ
ゆるモノチューブタイプの液圧緩衝器においても、実施
できる。
ンダ12から間隔をおいて配置されたシェル16とを備
える、いわゆるツインチューブタイプである。シリンダ
12とシェル16とは、上方の端部で、ロッドガイド1
8とリングナツト20とにより保持され、下方の端部で
、ベースバルブケースとペースキャップとにより保持さ
れる。ピストンロッド14は、リングナツト20に固定
されたシール部材22により液密とされた状態でシリン
ダ12の外部へ突出する。前記構成自体は公知であり、
本発明とは直接関係がないので、詳細な説明は省略する
。なお、本発明は、単一のシリンダのみを備える、いわ
ゆるモノチューブタイプの液圧緩衝器においても、実施
できる。
ピストンロッド14はシリンダ12内に位置することと
なる部分に、コイル用の第1の孔24と、この第1の孔
24に連なり、同軸状に設けられたスプール弁用の第2
の孔26とを有する。ピストンロッド14は図示の例1
は、第1部分28と第2部分30とからなり、第1部分
28に端面からくり抜かれた孔29が設けられている。
なる部分に、コイル用の第1の孔24と、この第1の孔
24に連なり、同軸状に設けられたスプール弁用の第2
の孔26とを有する。ピストンロッド14は図示の例1
は、第1部分28と第2部分30とからなり、第1部分
28に端面からくり抜かれた孔29が設けられている。
また、第2部分30に端面からくり抜かれた第1の孔2
4と、第1の孔の延長上で口径の小さい第2の孔26と
が設けられている。
4と、第1の孔の延長上で口径の小さい第2の孔26と
が設けられている。
ピストンロッド14の、第2の孔26の近くにある端部
15はピストン32(第2図)の取付部として形成され
ている。ピストンロッド14に第1の通路34と第2の
通路36とが設けられ、バイパスが形成される。第1の
通路34はピストン取付部15を越えて第2の孔26に
連通しないように伸び、他方、第2の通路36は第1の
通路34から第2の孔26を横切って外周面まで伸びる
。
15はピストン32(第2図)の取付部として形成され
ている。ピストンロッド14に第1の通路34と第2の
通路36とが設けられ、バイパスが形成される。第1の
通路34はピストン取付部15を越えて第2の孔26に
連通しないように伸び、他方、第2の通路36は第1の
通路34から第2の孔26を横切って外周面まで伸びる
。
図示の例では、第1の通路34はピストンロッドの端面
から斜めに伸び、第2の通路36は第1の通路34に交
差する部位で第2の孔26を直径方向へ横切って外周面
から外周面まで伸びている。第2の通路36の孔開は加
工をした後、栓37をし、この部分から液漏れが生じな
いようにする。以上の構成により、第2図に示すように
、ピストン取付部15にピストン32を取り付けたとき
、ピストンの両側に区画される液室A、Bはピストン3
2に本来設けられるポート33.35の外、通路34.
36を経て連通ずる。
から斜めに伸び、第2の通路36は第1の通路34に交
差する部位で第2の孔26を直径方向へ横切って外周面
から外周面まで伸びている。第2の通路36の孔開は加
工をした後、栓37をし、この部分から液漏れが生じな
いようにする。以上の構成により、第2図に示すように
、ピストン取付部15にピストン32を取り付けたとき
、ピストンの両側に区画される液室A、Bはピストン3
2に本来設けられるポート33.35の外、通路34.
36を経て連通ずる。
ピストンロッド14の第1の孔24内に磁性材からなる
コア40が配置される。コア40は軸線方向へ伸びる貫
通孔42を有する。プランジャ44は磁性材からなり、
コア40の貫通孔42内に軸線方向へ移動可能に配置さ
れてい′る。プランジャ44は後述するスプール弁を移
動させる。
コア40が配置される。コア40は軸線方向へ伸びる貫
通孔42を有する。プランジャ44は磁性材からなり、
コア40の貫通孔42内に軸線方向へ移動可能に配置さ
れてい′る。プランジャ44は後述するスプール弁を移
動させる。
プランジャ44から軸線方向へ間隔をおいて磁性材から
なる一対のコア46.48が配置される。これらコア4
6.48は円筒状のスペーサ50を介してコア40に突
き当てられ、中央のコア40から所定の距離に保持され
る。ピストンロッドの端部15に近い方のコア48は軸
線方向へ貫通した孔49を有する。
なる一対のコア46.48が配置される。これらコア4
6.48は円筒状のスペーサ50を介してコア40に突
き当てられ、中央のコア40から所定の距離に保持され
る。ピストンロッドの端部15に近い方のコア48は軸
線方向へ貫通した孔49を有する。
プランジャ44の径方向の外方で第1の孔24内の、中
央のコア40の軸線方向の両側となる部位に一対のコイ
ル52.54が配置される。各コイルは保護カバー56
に覆われ、スペーサ50に嵌入されている。使用に当り
、ピストンロッド14の外部へ伸びるリード線55を経
て、一方または他方のコイルに選択的に電気が供給され
るか、いずれのコイルにも電気が供給されない。
央のコア40の軸線方向の両側となる部位に一対のコイ
ル52.54が配置される。各コイルは保護カバー56
に覆われ、スペーサ50に嵌入されている。使用に当り
、ピストンロッド14の外部へ伸びるリード線55を経
て、一方または他方のコイルに選択的に電気が供給され
るか、いずれのコイルにも電気が供給されない。
ピストンロッド14の第2の孔26内にスフ’−ル弁5
8が軸線方向へ移動可能に配置される。スプール弁58
は、コア48の孔49を貫通して伸びる連結棒60に結
合され、この連結棒60はプランジャ44に結合されて
いる。スプール弁58はピストンロッド14の第2の通
路36に連通可能な複数、図示の例では2つの通路62
.64を有する0通路62と通路64とは、スプール弁
58の外周面に形成された環状溝の形体であり、下側の
通路64は上側の通路62より小さい通路断面積を宥す
る0通路62と通路64とは、図示の例では、プランジ
ャ44が中立の位置にあるとき、上側の通路62がピス
トンロッド14の第2の通路36と連通し、プランジャ
44が上方へ移動したとき、下側の通路64がピストン
ロッド14の第2の通路36と連通ずるように1位置決
めされている。
8が軸線方向へ移動可能に配置される。スプール弁58
は、コア48の孔49を貫通して伸びる連結棒60に結
合され、この連結棒60はプランジャ44に結合されて
いる。スプール弁58はピストンロッド14の第2の通
路36に連通可能な複数、図示の例では2つの通路62
.64を有する0通路62と通路64とは、スプール弁
58の外周面に形成された環状溝の形体であり、下側の
通路64は上側の通路62より小さい通路断面積を宥す
る0通路62と通路64とは、図示の例では、プランジ
ャ44が中立の位置にあるとき、上側の通路62がピス
トンロッド14の第2の通路36と連通し、プランジャ
44が上方へ移動したとき、下側の通路64がピストン
ロッド14の第2の通路36と連通ずるように1位置決
めされている。
一対のコイルばね66.68がプランジャ44の軸線方
向の両側に配置され、プランジャ44を中立位置へ向け
て偏倚させている0図示の例では、プランジャ44の両
端部に非磁性材からなるフランジ付きのカラー70が配
置され、各コイルばねはカラー70を介してプランジャ
44を押圧する。
向の両側に配置され、プランジャ44を中立位置へ向け
て偏倚させている0図示の例では、プランジャ44の両
端部に非磁性材からなるフランジ付きのカラー70が配
置され、各コイルばねはカラー70を介してプランジャ
44を押圧する。
カラー70はプランジャ44が磁化するのを防止する0
図示の例では、カラー70は、プランジャ44に対して
相対移動可能であり、中央のコア40に突き当たると移
動が阻止されるように形成されている。従って、たとえ
ばプランジャ44が第1図の位置から上方へ移動する場
合、プランジャ44の上側のカラー70はプランジャ4
4と共に上方へ移動するが、プランジャ44の下側のカ
ラー70はコア40に突き当たり、上方への移動が阻止
される。この結果、プランジャ44が生立位置から上方
へわずかに移動すると、下方のコイルばね68はプラン
ジャ44に対して何らばね作用をしないようになり、2
つのコイルばね66.68によってプランジャ44を支
えるものでありながら、実際には、1つのコイルばねの
ばね力を考慮してコイル52.54の吸引力を定めるこ
とができる。このように構成すれば、コイル52.54
を小型化できる。
図示の例では、カラー70は、プランジャ44に対して
相対移動可能であり、中央のコア40に突き当たると移
動が阻止されるように形成されている。従って、たとえ
ばプランジャ44が第1図の位置から上方へ移動する場
合、プランジャ44の上側のカラー70はプランジャ4
4と共に上方へ移動するが、プランジャ44の下側のカ
ラー70はコア40に突き当たり、上方への移動が阻止
される。この結果、プランジャ44が生立位置から上方
へわずかに移動すると、下方のコイルばね68はプラン
ジャ44に対して何らばね作用をしないようになり、2
つのコイルばね66.68によってプランジャ44を支
えるものでありながら、実際には、1つのコイルばねの
ばね力を考慮してコイル52.54の吸引力を定めるこ
とができる。このように構成すれば、コイル52.54
を小型化できる。
ピストンロッド14の第2の孔26の開口をOリング7
2で囲み、ピストンロッド14の第1の孔24内に、コ
ア40、プランジャ44、コイル52.54その他の部
品を配置して固定し、第1部分28を第2部分30に嵌
入し、0リング74で液密として両部会28.30を溶
接し、ピストンロッド14が構成される。
2で囲み、ピストンロッド14の第1の孔24内に、コ
ア40、プランジャ44、コイル52.54その他の部
品を配置して固定し、第1部分28を第2部分30に嵌
入し、0リング74で液密として両部会28.30を溶
接し、ピストンロッド14が構成される。
ピストン取付部15にピストン32、弁体76.78、
コイルばね80等を配置し、ナツト82をねじ込んでピ
ストンロッド14にピストン32を結合する。
コイルばね80等を配置し、ナツト82をねじ込んでピ
ストンロッド14にピストン32を結合する。
(実施例の作用)
液圧緩衝器10を自動車のサスペンションに設置し、シ
ェル16をサスペンションアームに、ビストンロッド1
4を車体にそれぞれ接続して使用する。
ェル16をサスペンションアームに、ビストンロッド1
4を車体にそれぞれ接続して使用する。
コイル52.54への通電は運転者による人為的な操作
により、あるいは各種のセンサからの信号に基づき判断
するCPU、すなわちコンピュータによる自動操作によ
り、行う。
により、あるいは各種のセンサからの信号に基づき判断
するCPU、すなわちコンピュータによる自動操作によ
り、行う。
プランジャ44が図示の中立位置にあるとき。
液室A、Bはピストン32のポート33.35の外、ス
プール弁58の大きな断面の通路62を経て連通してい
るので、ピストン32が移動するとき、ボート33.3
5を通る液体の量は少なくなり、液圧緩衝器10は小さ
な減衰力を発生する。
プール弁58の大きな断面の通路62を経て連通してい
るので、ピストン32が移動するとき、ボート33.3
5を通る液体の量は少なくなり、液圧緩衝器10は小さ
な減衰力を発生する。
上側のコイル52に通電し、プランジャ44を上方へ移
動させると、液室A、Bはスプール弁58の小さな断面
の通路64を経て連通ずるので、液圧緩衝器lOは中間
の減衰力を発生する。
動させると、液室A、Bはスプール弁58の小さな断面
の通路64を経て連通ずるので、液圧緩衝器lOは中間
の減衰力を発生する。
上側のコイル52の通電を止めると、プランジャ44は
上側のコイルばね66の作用で中立位置に復帰する。下
側のコイル54に通電し、プランジャ44を下方へ移動
させると、液室A、Bのバイパスは遮断されるので、液
圧緩衝器lOは大きな減衰力を発生する。
上側のコイルばね66の作用で中立位置に復帰する。下
側のコイル54に通電し、プランジャ44を下方へ移動
させると、液室A、Bのバイパスは遮断されるので、液
圧緩衝器lOは大きな減衰力を発生する。
(発明の効果)
本発明によれば下記の効果が得られる。
減衰力の切り換え段数が多いので、走行状況に応じて最
適な乗心地を確保し、操縦安定性を一層高めることがで
きる。
適な乗心地を確保し、操縦安定性を一層高めることがで
きる。
ピストンロッドのピストン取付部を越えて伸びる第1の
通路は、スプール弁が配置される第2の孔に、この第2
の孔を横切る第2の通路を介して連通ずるので、スプー
ル弁やプランジャが、ピストンの移動時に軸線方向へ働
く液体の流動力の影響を受けることがない、このため、
ピストンが高速で移動するときでも、スプール弁やプラ
ンジャを確実に所定の位置に留まらせることができ、液
圧緩衝器の減衰力を意図した範囲に維持できる。
通路は、スプール弁が配置される第2の孔に、この第2
の孔を横切る第2の通路を介して連通ずるので、スプー
ル弁やプランジャが、ピストンの移動時に軸線方向へ働
く液体の流動力の影響を受けることがない、このため、
ピストンが高速で移動するときでも、スプール弁やプラ
ンジャを確実に所定の位置に留まらせることができ、液
圧緩衝器の減衰力を意図した範囲に維持できる。
プランジャに液体の通路を設ける場合、これを取り巻い
て配置されるコイルやコアとの関係で、構造が複雑にな
るが、本発明では、プランジャはスプール弁を移動させ
る機能を果たすところ、スプール弁はコイル等から外れ
た位置に配置し得るので、これらとの関係を考慮して通
路を設けることを要さず、構造が簡単となる。
て配置されるコイルやコアとの関係で、構造が複雑にな
るが、本発明では、プランジャはスプール弁を移動させ
る機能を果たすところ、スプール弁はコイル等から外れ
た位置に配置し得るので、これらとの関係を考慮して通
路を設けることを要さず、構造が簡単となる。
第1図はピストンロッドの要部を示す断面図、第2図は
液圧緩衝器の要部を示す断面図である。 lO:液圧*Ii器、 12ニジリンダ、14:ピ
ストンロッド、24:第1の孔、26;第2の孔、
34:第1の通路、36:第2の通路、 40.46.48:コア、 44ニブランジヤ、 50.52:コイル、58ニ
スプール弁、 62.64:通路。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第1図
液圧緩衝器の要部を示す断面図である。 lO:液圧*Ii器、 12ニジリンダ、14:ピ
ストンロッド、24:第1の孔、26;第2の孔、
34:第1の通路、36:第2の通路、 40.46.48:コア、 44ニブランジヤ、 50.52:コイル、58ニ
スプール弁、 62.64:通路。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第1図
Claims (1)
- コイル用の第1の孔と該第1の孔に連なるスプール弁用
の第2の孔とを有し、該第2の孔の近くの端部をピスト
ン取付部としたピストンロッドであって前記ピストン取
付部を越えて前記第2の孔に連通しないように伸びる第
1の通路と該第1の通路から前記第2の孔を横切って外
周面まで伸びる第2の通路とを有するピストンロッドと
、前記第1の孔内に配置された、軸線方向へ伸びる貫通
孔を有するコアと、該コアの貫通孔内に軸線方向へ移動
可能に配置された磁性材からなるプランジャと、該プラ
ンジャの径方向の外方で前記第1の孔の前記コアの両側
となる部位にそれぞれ配置された一対のコイルと、前記
プランジャに結合されて前記第2の孔内に軸線方向へ移
動可能に配置され、前記第2の通路に連通可能な複数の
通路を有するスプール弁と、前記プランジャを中立位置
へ向けて偏倚させる、該プランジャの両側に配置された
一対のコイルばねとを含む、液圧緩衝器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27396684A JPS61153032A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 液圧緩衝器 |
DE8585116408T DE3584151D1 (de) | 1984-12-27 | 1985-12-20 | Elektromagnetisches stroemungsregelungsventil. |
EP19850116408 EP0186167B1 (en) | 1984-12-27 | 1985-12-20 | Electromagnetic directional control valve |
US06/813,144 US4681143A (en) | 1984-12-27 | 1985-12-24 | Electromagnetic directional control valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27396684A JPS61153032A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 液圧緩衝器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61153032A true JPS61153032A (ja) | 1986-07-11 |
Family
ID=17535055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27396684A Pending JPS61153032A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 液圧緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61153032A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129095U (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-25 | 北斗工機株式会社 | 穀類乾燥装置の設置構造 |
EP1693234A3 (en) * | 2005-02-18 | 2008-02-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Suspension apparatus |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27396684A patent/JPS61153032A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04129095U (ja) * | 1991-05-10 | 1992-11-25 | 北斗工機株式会社 | 穀類乾燥装置の設置構造 |
EP1693234A3 (en) * | 2005-02-18 | 2008-02-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Suspension apparatus |
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