JPS61152588A - 懸濁液貯蔵タンク - Google Patents

懸濁液貯蔵タンク

Info

Publication number
JPS61152588A
JPS61152588A JP59270784A JP27078484A JPS61152588A JP S61152588 A JPS61152588 A JP S61152588A JP 59270784 A JP59270784 A JP 59270784A JP 27078484 A JP27078484 A JP 27078484A JP S61152588 A JPS61152588 A JP S61152588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
suspension
nozzle
saucer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59270784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0524033B2 (ja
Inventor
唯渉 仲地
桜谷 隆
藤田 春男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP59270784A priority Critical patent/JPS61152588A/ja
Publication of JPS61152588A publication Critical patent/JPS61152588A/ja
Publication of JPH0524033B2 publication Critical patent/JPH0524033B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は微粉炭と水との混合懸濁液を貯蔵する懸濁液貯
蔵タンクに係り、特にタンク内上部雰囲気を飽和状態に
して水分の蒸発を防止し、混合比が変動することを阻止
できる懸濁液貯蔵タンクに関する。
[従来の技術] 最近、石炭の取扱性と輸送性とを高めるために、石炭を
微粒乃至微粉化すると共に、この微粉炭と水とを7:3
の比率で混合して懸濁液として生成することが開発され
るに至っている。このように生成された微粉炭と水との
懸濁液はパイプライン等によって流体輸送されると共に
重油等を貯蔵すると同様液体を貯蔵するタンク内に収容
して貯蔵されることになる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、微粉炭と水との混合比は上述の如く7:3ど
するが、この比率を少しでも表化させると例えば微粉炭
の比率が大きくなると輸送性等のメリットがなくなり、
又、水の比率が大きくなると輸送性は向上するが燃料と
して充分機能しなくなる。従って、タンク内貯蔵中にお
いてもその混合比率を常時7:3に維持しておくことが
要請される。
しかしながら、タンク内においては、懸濁液面から常時
水分がタンク内上部雰囲気中へ蒸発する傾向にあり、こ
れにともなって懸濁液中の微粉炭の比率が次第に大きく
なるという問題があった。
また貯液としての懸濁液のタンク内外への給排にともな
って上部雰囲気をタンクから給排するので、これ付随し
て水魚気分もタンク外へ排出され、更に微粉炭の濃度を
大きくしてしまうという問題があった。
〔発明の目的] 本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に
解決すべく創案されたちのである。
本発明の目的は、タンク内上部雰囲気を常時はぼ飽和状
態として懸濁液からの水分蒸発を防止し、もって懸濁液
中の微粉炭と水分との比率を7:3の一定値に維持でき
る懸濁液貯蔵タンクを提供するにある。
[発明の概!I] 上記目的を達成する本発明の構成は、タンク内の上部に
散水ノズルを形成し、この下方にノズルからの散水及び
タンク内壁面の結露水を受けるための受皿を形成し、散
水ノズルから受皿内に向けて散水することによりタンク
内上部雰囲気をほぼ飽和状態にして懸濁液からの水分蒸
発を防止するようにしたことを要旨とする。
[実施例] 以下に、本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図は本発明の第1実施例を示す平面図、第2図は第
1図中■−■線矢視図である。
図示する如く1は微粉炭と水との懸濁液Wを貯蔵するた
めにドーム状の屋根2を有する有底筒体状のタンクであ
る。そして、このタンク1内に形成される上部空間部3
にこの雰囲気をほぼ飽和状態とするための本発明の特長
とする散水ノズル4と、これからの散水を主に受ける受
皿5とが形成される。具体的には、この散水ノズル4は
、タンク1内の天頂部にバイブを小半径に環状に成型し
てタンク内壁に取付けて成る第1の散水ノズル4aと、
タンク1内上部側壁6より適宜離間させてその周方向に
沿ってバイブを大口径に環状に成型してタンク内壁に取
付けて成る第2の散水ノズル4bとにより主に構成され
ており、それぞれのバイブの下側面には下方に向けて水
を噴射するためのノズルロア・・・が多数形成されてい
る。
一方、上記量fl[I5は上記第1の散水ノズル4aの
下方に設けた第1の受皿5aと、上記第2の散水ノズル
7の下方に設けた第2の受皿5bとよりなる。具体的に
は、上記第1の受fln5aは周縁部を起立させた円形
の器として形成され、これを第1の散水ノズル4aより
適宜開隔だけ下方向に離間させて取付けている。この第
1の受ff1lsaの大きさは、上記第1の散水ノズル
4aからの散水を懸濁液W面上に降下させることなく全
て受は得るだけの大きさとする。上記第2の受皿5bは
上記第2の散水ノズル4bより適宜開隔だけ下方におい
て、断面り字状のプレートの一側を槽体側壁にその周方
向に沿って環状に取付けることにより構成されている。
この第2の受皿5bは第2の散水ノズル4bからの散水
を全て受けるのみならずタンク内壁面を流下する結露水
を受けるものであり、従って、散水が逸脱しないように
この受皿4bの幅を充分に大きく設定する。
そして、上記第2の受皿5bと上記第1の散水ノズル4
aとを連結して、途中に循環ポンプ9の介設された循環
通路8が取付けられると共にこの循環通路8は上記E1
の受皿5aとの間には連絡通路10が取付けられ、第1
及び第2の受皿5a。
5bに貯まる散水を再度上記第1の散水ノズル4aに循
環移送するようになっている。また、この第1の散水ノ
ズル4aと第2の散水ノズル4bとの間にも連絡通路1
1を取付け、第1の散水ノズル4aに供給された循環水
を第2の散水ノズル4bにも供給するようになっている
一方、上記循環通路8には、これに循環する水量が減少
した場合に補給するための補給管12が接続されている
次に、以上のように構成された本発明の作用について述
べる。
タンク1内には微粉炭と水との懸濁液Wが貯蔵されるこ
とになるが、タンク1内の上部には上部空間部3が形成
されることから懸濁液面から水分が蒸発する傾向となる
。しかしながら、本実施例にあっては第1及び第2の散
水ノズル4a 、 4bからそれぞれ第1及び第2の受
皿5a 、5bに向けて散水を行なっているので、加湿
されて上部雰囲気がほぼ飽和状態に維持され、従って懸
濁液Wからの水分の蒸発が抑制され微粉炭11度を一定
にできる。すなわち、第1及び第2の受皿5a。
5bに貯留する水は循環通路8及び各連絡通路10.1
1を介して第1及び第2の散水ノズル4a、4bに供給
され、これらに設けた各ノズルロア・・・からタンク内
雰囲気中に散水が施され、この水分が蒸発することによ
りタンク内雰囲気が加湿されほぼ飽和状態に維持される
。特に、貯液面からの蒸発を防止するためには内部雰囲
気を約90%以上の湿度としておくことが望ましい。
しかも、各ノズル4a、4bからの散水はこれらの下方
に設けた第1及び第2の各受皿5a。
5bで受けられ、これらより逸脱して貯液面上に降下す
ることがなく懸濁液を希釈しない。故に、懸濁液Wから
水分が蒸発することもなく、又これに加わる水分もない
ので微粉炭と水分との比率を7=3の一定値に維持する
ことができる。
一方、タンク1内とタンク1外との気濃度により、タン
ク屋根2などのタンク内壁面に結露が生じ、これが壁面
に沿って流下して懸濁液Wを希釈する危惧がある。しか
しながら、本実施例にあっては第2の受皿5bをタンク
1の上部側116に接続して取付けである°ので、流下
する結露水Uも第2の受皿5bで受けることができ、従
って懸濁液Wを希釈することなくこの濃度を前述の如く
確実に一定に保つことができる。
尚、上記実施例にあっては環状の散水ノズル4a、4b
を2基設けたが、数量及び形状はこれに限定されるもの
でなく、又、受ff115a 、 5bの数量、形状も
散水及び結露水を全て受は得るならばそれに限定されな
いのは勿論である。
ところで、上記実施例にあってはタンク屋根の傾斜角度
が小さく緩傾斜のためこの内WiIiの結露水が一部貯
液面上に落下する危惧が生ずるので、これを確実に防止
するために、第3図及び第4図に示す第2実施例及び第
3実施例の如く構成してもよい。
尚、第1実施例と同一部分については同一符号を付す。
すなわち、第3図に示す第2実施例は屋根2の傾斜角度
を大きくして全体を急傾斜とし、屋根内壁面の結露水U
・・・を確実に流下させて第2の受皿5b内で受けるよ
うにしている。
また、第4図に示す第3実施例は第1実施例と屋根2の
形状を同一に成型しておき、屋根2の内壁面に沿って落
下結露水を受ける樋13・・・を形成しである。すなわ
ち、この樋13は例えば図示しないがその上方開口部が
広く断面U字状に成型され、その上端を第1の受皿4a
に取付固定し、下端を第2の受11[15bに取付固定
している。この樋13はタンク1の周方向に沿って適宜
数設けられている。これによれば構造簡単な樋13・・
・を設けるだけなので第2実IIMff4のように屋根
2の高さを高くすることなく、すなわち建設費を高騰さ
せることなく懸濁液の希釈を防止することができる。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば次のような優れた効果を発
揮することができる。
中 散水ノズルからの散水によりタンクの内部雰囲気を
ほぼ飽和にでき、しがもこの散水を受皿により全て受け
るようにしたので懸濁液から水分が蒸発することもなく
、これに水分が加わることもないので微粉炭と水との比
率を当初の比率すなわち7:3に維持できる。
■ 特に、受皿の一部をタンク上部の側壁に沿って設け
ることにより、更にこれに加えてタンク内部に落下結露
水を受ける樋を設けることにより、’isn水が懸濁液
中に落下することを確実に防止でき、従って上述した懸
濁液中成分の比率を確実に維持できる。
(3)  構造が簡単なので大幅な設計変更を加えるこ
とな(容易に採用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す°平面図、第2図は
第1図中■−π輪矢視図、第3図は本発明の第2実施例
を示す平面図、第4図は同第3実施例を示す平面図であ
る。 尚、図中、1はタンク、4.4a 、 4b ハllj
水ノズル、5.5a 、5bは受皿、13は樋である。 特許出願人  石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
  絹  谷  信  雄第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 微粉炭と水との懸濁液を貯蔵する懸濁液貯蔵タンクにお
    いて、上記タンク内に上部雰囲気をほぼ飽和状態とすべ
    く散水するための散水ノズルを形成し、該散水ノズルよ
    り下方に、上記散水及び結露水を受けるための受皿を形
    成したことを特徴とする懸濁液貯蔵タンク。
JP59270784A 1984-12-24 1984-12-24 懸濁液貯蔵タンク Granted JPS61152588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59270784A JPS61152588A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 懸濁液貯蔵タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59270784A JPS61152588A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 懸濁液貯蔵タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61152588A true JPS61152588A (ja) 1986-07-11
JPH0524033B2 JPH0524033B2 (ja) 1993-04-06

Family

ID=17490946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59270784A Granted JPS61152588A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 懸濁液貯蔵タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61152588A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118797U (ja) * 1983-01-28 1984-08-10 三菱重工業株式会社 水スラリタンク

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118797U (ja) * 1983-01-28 1984-08-10 三菱重工業株式会社 水スラリタンク

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0524033B2 (ja) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5173093A (en) Single spray level for flue gas desulfurization system
CN209005236U (zh) 立式三组水平管组降膜机械式蒸汽再压缩蒸发器装置
CN205641443U (zh) 一种接水结构及具有其的打水装置
US3767177A (en) Injector type cooling tower
JPS61152588A (ja) 懸濁液貯蔵タンク
CN108246028A (zh) 一种氨法脱硫超净排放装置及工艺
US3767176A (en) Injector type cooling tower
CN208878276U (zh) 降温冷却型烟气脱硫吸收塔
CN211864586U (zh) 一种高湿度氮气产生器
CN208779665U (zh) 接水盘组件及恒温恒湿机
CN107497281A (zh) 火电厂转角式烟道喷雾脱硫系统
CN209237635U (zh) 一种蜂窝式烟气消白塔
CN204656332U (zh) 一种强化传质高效脱硫吸收塔
CN209934444U (zh) 一种高湿烟气收水导液装置及使用该收水导液装置的脱硫塔
JPS5863632A (ja) 粉体加湿装置
CN104959016B (zh) 双级分区喷淋脱硫塔
US20220072494A1 (en) Fluid delivery apparatus and method for modifying fluid delivery apparatus
CN109453637A (zh) 喷淋脱硫装置
JPH0134704Y2 (ja)
CN206045742U (zh) 尾气处理装置
CN209549158U (zh) 一种湿法烟气脱硫塔内烟气分布装置
JPH1151593A (ja) 冷水塔における温水槽の散水ノズル
CN208998205U (zh) 一种用于溶液除湿空调的均匀进风装置
SU1400667A1 (ru) Устройство дл распыливани жидкости
KR20210002884A (ko) 기체분사시스템