JPS6115246Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115246Y2 JPS6115246Y2 JP7169181U JP7169181U JPS6115246Y2 JP S6115246 Y2 JPS6115246 Y2 JP S6115246Y2 JP 7169181 U JP7169181 U JP 7169181U JP 7169181 U JP7169181 U JP 7169181U JP S6115246 Y2 JPS6115246 Y2 JP S6115246Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- small chamber
- tank
- suction pipe
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 28
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 17
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000002283 diesel fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はデイーゼルエンジン用燃料タンクに
関する。
関する。
第１図に示すように、従来のデイーゼルエンジ
ン用燃料タンク１は、燃料タンク１内に、燃料２
を吸引するサクシヨンパイプ３と、エンジンで燃
焼しなかつた燃料を燃料タンク１内に戻すリター
ンパイプ４とを設けたものであつたが、エンジン
から戻された高温の燃料は燃料タンク１内に広く
拡散していた。ここに寒冷時においては、軽油中
のワツクス析出による燃料吸引不良、燃料噴射ポ
ンプの潤滑不良など生じ易く、エンジンから戻つ
た高温の燃料を直ちにサクシヨンパイプに送給す
ることが好ましい。ところが第１図のような構成
では高温の燃料が拡散してしまうため前述のよう
な要求を満足させることはできなかつた。また第
２図に示すようにサクシヨンパイプ３の吸込口５
にインタンクフイルタ６を設けた燃料タンク１も
従来使用されていたが、この場合には析出したワ
ツクスによつてインタンクフイルタ６が目詰りす
るため、第１図の構成よりも一層問題が生じ易か
つた。
ン用燃料タンク１は、燃料タンク１内に、燃料２
を吸引するサクシヨンパイプ３と、エンジンで燃
焼しなかつた燃料を燃料タンク１内に戻すリター
ンパイプ４とを設けたものであつたが、エンジン
から戻された高温の燃料は燃料タンク１内に広く
拡散していた。ここに寒冷時においては、軽油中
のワツクス析出による燃料吸引不良、燃料噴射ポ
ンプの潤滑不良など生じ易く、エンジンから戻つ
た高温の燃料を直ちにサクシヨンパイプに送給す
ることが好ましい。ところが第１図のような構成
では高温の燃料が拡散してしまうため前述のよう
な要求を満足させることはできなかつた。また第
２図に示すようにサクシヨンパイプ３の吸込口５
にインタンクフイルタ６を設けた燃料タンク１も
従来使用されていたが、この場合には析出したワ
ツクスによつてインタンクフイルタ６が目詰りす
るため、第１図の構成よりも一層問題が生じ易か
つた。
この考案はこのような従来の問題点を解消すべ
く創案されたもので、燃料の吸引不良を完全に防
止し得るデイーゼルエンジン用燃料タンクを提供
することを目的とする。
く創案されたもので、燃料の吸引不良を完全に防
止し得るデイーゼルエンジン用燃料タンクを提供
することを目的とする。
この考案に係るデイーゼルエンジン用燃料タン
クは、燃料タンク内に小室を設け、この小室内
で、リターンパイプの出口をサクシヨンパイプの
吸込口近傍に位置させて、高温の燃料を極力サク
シヨンパイプに供給するようにしたものである。
クは、燃料タンク内に小室を設け、この小室内
で、リターンパイプの出口をサクシヨンパイプの
吸込口近傍に位置させて、高温の燃料を極力サク
シヨンパイプに供給するようにしたものである。
そして、この小室は上半部が金網、下半部が閉
塞用のカバーによつて形成される。またリターン
パイプはサクシヨンパイプと対向し、サクシヨン
パイプの先端にはインタンクフイルタが存在す
る。
塞用のカバーによつて形成される。またリターン
パイプはサクシヨンパイプと対向し、サクシヨン
パイプの先端にはインタンクフイルタが存在す
る。
次にこの考案に係るデイーゼルエンジン用燃料
タンクの一実施例を第３図に基づいて説明する
と、燃料タンク１の下部には小室７が収納され、
サクシヨンパイプ３およびリターンパイプ４はこ
の小室７内に導入されている。小室７は上半部が
金網８によつて形成されて適度な水力平均深さで
開口され、また下半部がカバー９によつて閉塞さ
れている。金網８は、リターンパイプ４によつて
小室７内に戻された高温の燃料の小室７外への拡
散を極力防止し、かつ小室７外の燃料２の小室７
内への導入に支障のないように、水力平均深さが
設定され、高温の燃料を極力活用しつつ充分な燃
料送給を行い得るようになつている。またリター
ンパイプ４から戻される燃料には気泡が含まれる
ことが多いが、この気泡は金網８からすみやかに
小室７外に排出される。さらに小室７の下半部を
閉塞したことによつて、燃料タンク１の底部に滞
留することのある水は、小室７内に導入されるお
それはない。
タンクの一実施例を第３図に基づいて説明する
と、燃料タンク１の下部には小室７が収納され、
サクシヨンパイプ３およびリターンパイプ４はこ
の小室７内に導入されている。小室７は上半部が
金網８によつて形成されて適度な水力平均深さで
開口され、また下半部がカバー９によつて閉塞さ
れている。金網８は、リターンパイプ４によつて
小室７内に戻された高温の燃料の小室７外への拡
散を極力防止し、かつ小室７外の燃料２の小室７
内への導入に支障のないように、水力平均深さが
設定され、高温の燃料を極力活用しつつ充分な燃
料送給を行い得るようになつている。またリター
ンパイプ４から戻される燃料には気泡が含まれる
ことが多いが、この気泡は金網８からすみやかに
小室７外に排出される。さらに小室７の下半部を
閉塞したことによつて、燃料タンク１の底部に滞
留することのある水は、小室７内に導入されるお
それはない。
このような構成によつて燃料の吸込不良、燃料
噴射ポンプの潤滑不良は防止される。なお流動点
降下剤を用いてワツクスを微細化した軽油が近年
使用されるようになつてが、このような燃料にお
いてもワツクスの絶対量を減少することはできな
いので、この考案の有効性には変りない。
噴射ポンプの潤滑不良は防止される。なお流動点
降下剤を用いてワツクスを微細化した軽油が近年
使用されるようになつてが、このような燃料にお
いてもワツクスの絶対量を減少することはできな
いので、この考案の有効性には変りない。
さらにサクシヨンパイプ３にはインタンクフイ
ルタ６を設け、エンジンなどに給送する燃料を清
浄化し得る。リターンパイプ４の出口１０は、イ
ンタンクフイルタ６を介して、サクシヨンパイプ
３の吸込口５に対向され、高温の燃料は円滑にサ
クシヨンパイプ３に導入されるだけでなく、イン
タンクフイルタ６を加熱する。これによつてイン
タンクフイルタ６におけるワツクス析出は防止さ
れ、インタンクフイルタ６の目詰りが防止されて
いる。
ルタ６を設け、エンジンなどに給送する燃料を清
浄化し得る。リターンパイプ４の出口１０は、イ
ンタンクフイルタ６を介して、サクシヨンパイプ
３の吸込口５に対向され、高温の燃料は円滑にサ
クシヨンパイプ３に導入されるだけでなく、イン
タンクフイルタ６を加熱する。これによつてイン
タンクフイルタ６におけるワツクス析出は防止さ
れ、インタンクフイルタ６の目詰りが防止されて
いる。
前述のとおり、この考案に係るデイーゼルエン
ジン用燃料タンクは、燃料タンク内に小室を設
け、この小室内で、リターンパイプの出口をサク
シヨンパイプの吸込口近傍に位置させて、高温の
燃料を極力サクシヨンパイプに送給するようにし
たので、燃料の吸込不良を完全に防止し得るとい
う優れた効果を有する。
ジン用燃料タンクは、燃料タンク内に小室を設
け、この小室内で、リターンパイプの出口をサク
シヨンパイプの吸込口近傍に位置させて、高温の
燃料を極力サクシヨンパイプに送給するようにし
たので、燃料の吸込不良を完全に防止し得るとい
う優れた効果を有する。
また、閉塞用カバーの存在により燃料タンク１
の底部に滞留する水が小室内に導入されるおそれ
がない。さらに燃料拡散防止用の金網とインタン
クフイルタを別体のものとし、目を小さくせねば
ならないフイルタは目詰りを生じないよう対向さ
せたリターンパイプからの燃料の熱により、目詰
りの原因となるワツクスを溶かすことができる。
の底部に滞留する水が小室内に導入されるおそれ
がない。さらに燃料拡散防止用の金網とインタン
クフイルタを別体のものとし、目を小さくせねば
ならないフイルタは目詰りを生じないよう対向さ
せたリターンパイプからの燃料の熱により、目詰
りの原因となるワツクスを溶かすことができる。
なお図中同一あるいは相当部分には同一符号を
付して示してある。
付して示してある。
第１図は第一従来例を示す縦断面図、第２図は
第二従来例を示す縦断面図、第３図はこの考案の
一実施例を示す縦断面図である。 １……デイーゼルエンジン用燃料タンク、２…
…燃料、３……サクシヨンパイプ、４……リター
ンパイプ、５……吸込口、６……インタンクフイ
ルタ、７……小室、８……金網、９……カバー、
１０……出口。
第二従来例を示す縦断面図、第３図はこの考案の
一実施例を示す縦断面図である。 １……デイーゼルエンジン用燃料タンク、２…
…燃料、３……サクシヨンパイプ、４……リター
ンパイプ、５……吸込口、６……インタンクフイ
ルタ、７……小室、８……金網、９……カバー、
１０……出口。
Claims (1)
- デイーゼルエンジン用燃料タンク内の下部に収
納されるとともに上半部に金網によつて形成され
下半部がカバーによつて閉塞された小室と、この
小室内から燃料を吸引するサクシヨンパイプと、
エンジンで燃焼しなかつた燃料を小室内に戻すリ
ターンパイプであつて出口を前記サクシヨンパイ
プの吸込口に対向させたものと、サクシヨンパイ
プ先端を被うインタンクフイルタとを備えている
デイーゼルエンジン用燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7169181U JPS6115246Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7169181U JPS6115246Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57184247U JPS57184247U (ja) | 1982-11-22 |
| JPS6115246Y2 true JPS6115246Y2 (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=29867481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7169181U Expired JPS6115246Y2 (ja) | 1981-05-18 | 1981-05-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6115246Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0212298Y2 (ja) * | 1984-11-19 | 1990-04-06 |
-
1981
- 1981-05-18 JP JP7169181U patent/JPS6115246Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57184247U (ja) | 1982-11-22 |
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