JPS6115059Y2 - - Google Patents

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JPS6115059Y2
JPS6115059Y2 JP15569181U JP15569181U JPS6115059Y2 JP S6115059 Y2 JPS6115059 Y2 JP S6115059Y2 JP 15569181 U JP15569181 U JP 15569181U JP 15569181 U JP15569181 U JP 15569181U JP S6115059 Y2 JPS6115059 Y2 JP S6115059Y2
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JP
Japan
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boiler
water
pump
water tank
temperature
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JP15569181U
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JPS5863215U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、駐車場などの特定個所の積雪を雨水
を利用した自動循環方式で地下水を使用せずに燃
料も電流も無駄にせず、すべて効率良く消雪せし
め得る自動循環消雪装置に係るものにして、添付
図面を参照にしてその構成を詳述すると次の通り
である。
沈砂槽1、油分離槽2、除塵槽3などから成る
沈砂部と除塵部を有する受水槽aと、2台以上の
ボイラー用ポンプP1,P2…を設置した貯水槽b
と、散水用ポンプ4を設置した給湯槽cとを地下
に埋設する。
この受水槽a、貯水槽b、給湯槽cの天上壁部
5上にボイラー室dを設けて2台以上のボイラー
B1,B2…を設置する。
ボイラー用ポンプP1とボイラーB1を、ボイラ
ー用ポンプP2とボイラーB2を送水パイプ6で接
続する。
夫々のボイラーB1,B2の送湯パイプ6を給湯
槽c内のミキシングパイプ8に接続せしめる。
散水用ポンプ4に接続した散水送湯パイプ7を
所定箇所に施設した散水装置9に接続せしめる。
消雪水や雨水の集水装置10の集水パイプ11
を受水槽aに連通せしめ、集水装置10に排水装
置12を設ける。
受水槽aに設けたセンサー13をボイラー制御
盤14に接続する。
降雪検知器15を散水制御盤16に接続する。
降雪検知器15により降雪を確認した時散水用
ポンプ4を運転せしめると同時にボイラー制御回
路17が入り、センサー13により受水槽a温度
が基準温度T1の3℃を下廻るとボイラーB1とボ
イラー用ポンプP1が作動し、それより0.5℃〜1
℃程度低い設定温度T2を下廻るとボイラーB2
ボイラー用ポンプP2が作動し、受水槽a温度が設
定温度T2を上廻るとボイラーB2とボイラー用ポ
ンプP2を停止せしめる。
基準温度T1を上廻るとボイラーB1とボイラー
用ポンプP1を停止せしめる。
降雪検知器15が降雪停止を確認したとき散水
用ポンプ4を停止せしめ、ボイラー制御回路を
OFFにする。
尚図面はボイラーB1,B2,B3を3台、ボイラ
ー用ポンプP1,P2,P3を3台設置し、基準温度
T1を3℃、設定温度T2を2.5℃、設定温度T3を2
℃に設定し、消雪を降雪量を小中大に区分してボ
イラー制御を行なうようにした場合を示したもの
である。
図中符号18,18′,18″は移槽口、19は
スクリーン、20は点検口、21は煙突、22,
22′は水量制御バルブ、23は量水計、24は
中継枡、25は側溝である。
本考案は上述のように構成したから雪が降り出
して降雪検知器15がそれを確認すると散水制御
盤18が働いて散水用ポンプ4を作動し、給湯槽
cと貯水槽bの水を例えば駐車場に敷設された散
水装置9から一せいに路面に散水し、消雪作用を
開始する。
同時にボイラー制御盤14の回路を入れてボイ
ラー作動の準備体勢に入る。
この散水及び消雪水は集水装置10により集水
され一部は集水パイプ11により受水槽aに戻さ
れるが、消雪による過剰水はオーバーフローせし
めて排水装置12を介して公共下水の方へ排水す
る。
このようにして散水を開始するが、センサー1
3により受水槽aの温度が基準温度T1の3℃を
下廻つたことを確認するとボイラーB1とボイラ
ー用ポンプP1が作動し、貯水槽bの水を汲み上
げ、ボイラーB1で加熱し、熱湯を給湯槽cに送
り、ミキシングパイプ8より噴射して給湯槽cの
水を4℃〜8℃程度に上昇せしめる。
このようにして少し湯が混入された水が散水さ
れ、それだけ消雪効果を良好にする。
降雪が激しく消雪効果が低下すると受水槽aの
温度は降下する。
そして設定温度T2になるとボイラーB2とボイ
ラー用ポンプP2が作動し、給湯槽cへの注湯量を
増やし、冷え込んだ水にボイラー2台分の湯をミ
キシングし、散水温度を下げずにむしろ上げて消
水効果を大にする。
降雪量が低下すれば当然消雪力の方がオーバー
するから受水槽aの温度が元に戻り、設定温度
T2を上廻ることになる。
その時は、ボイラーB2とボイラー用ポンプP2
が停止し、ボイラーB1とボイラー用ポンプP1
が作動する。
その結果再び受水槽aの温度が設定温度T2
り下ればまたボイラーB2とボイラー用ポンプP2
が作動する。
若し基準温度T1である3℃を上廻ればボイラ
ーB1とボイラー用ポンプP1も停止し、給湯なし
の散水に切り変える。
降雪検知器15が降雪が止んだことを確認すれ
ば散水用ポンプ4の作動が停止し、消雪を終わ
り、このとき各ボイラーの制御回路がOFFとな
る。
本考案はこのように受水槽aの基準温度T1
例えば3℃に設定し、センサー13が有効に確認
し得る0.5〜1℃程度の差の設定温度T2を設定す
れば受水槽aの温度の変化に応じてボイラーの作
動台数を電気自動的に選択することになり、集水
温度が0℃近くに低下し、雪がとけずにシヤーベ
ツト状になつて排水不能になることをさけ、必ず
その前に、適量の湯を注入した前より温度の高い
水を散水して常に消雪を良好確実にし、且つ集水
温度が上げればその上がり具合に応じて順々に一
台ずつボイラーの作動を停止し、燃料や電気料を
無駄にせずに経済的に消雪し得ることになる等秀
れた自動循環消雪装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の斜面図、第2図は駐車場の説
明図である。 a……受水槽、b……貯水槽、c……給湯槽、
d……ボイラー室、B1,B2,B3……ボイラー、
P1,P2,P3……ボイラー用ポンプ、T1……基準
温度、T2,T3……設定温度、1……沈砂槽、2
……油分離槽、3……除塵槽、4……散水用ポン
プ、5……天上壁部、6……送水パイプ、6′…
…送湯パイプ、7……散水送湯パイプ、8……ミ
キシングパイプ、9……散水装置、10……集水
装置、11……集水パイプ、12……排水装置、
13……センサー、14……ボイラー制御盤、1
5……降雪検知器、16……散水制御盤、17…
…ボイラー制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 沈砂部や除塵部を有する受水槽aと、2台以
    上のボイラー用ポンプP1,P2…を設置した貯水
    槽bと、散水用ポンプを設置した給湯槽cとを
    地下に埋設し、この受水槽a、貯水槽b、給湯
    槽cの天上壁部上にボイラー室dを設けて2台
    以上のボイラーB1,B2…を設置し、ボイラー
    用ポンプP1とボイラーB1を、ボイラー用ポン
    プP2とボイラーB2を送水パイプで接続し、
    夫々のボイラーB1,B2の送湯パイプを給湯槽
    c内に導入し、散水用ポンプに接続した散水送
    湯パイプを所定箇所に施設した散水装置に接続
    せしめ、消雪水や雨水の集水装置の集水パイプ
    を受水槽aに連通せしめ、集水装置に排水装置
    を設け、受水槽aに設けたセンサーをボイラー
    制御盤に接続し、降雪検知器を散水制御盤に接
    続し、降雪検知器により降雪を確認した時散水
    用ポンプを運転せしめると同時にボイラー制御
    回路が入るように構成し、センサーにより受水
    槽a温度が基準温度T1を下廻るとボイラーB1
    とボイラー用ポンプP1が作動し、前記基準温度
    T1より僅かに低い設定温度T2を下廻るとボイ
    ラーB2とボイラー用ポンプP2が作動し、受水
    槽a温度が設定温度T2を上廻るとボイラーB2
    とボイラー用ポンプP2が停止し、基準温度T1
    を上廻るとボイラーB1とボイラー用ポンプP1
    が停止するように構成し、降雪検知器が降雪停
    止を確認したとき散水用ポンプを停止するよう
    に構成したことを特徴とする自動循環消雪装
    置。 2 基準温度T1を3℃、設定温度T2を2℃に設
    定した実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    動循環消雪装置。
JP15569181U 1981-10-20 1981-10-20 自動循環消雪装置 Granted JPS5863215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15569181U JPS5863215U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 自動循環消雪装置

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JP15569181U JPS5863215U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 自動循環消雪装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5863215U JPS5863215U (ja) 1983-04-28
JPS6115059Y2 true JPS6115059Y2 (ja) 1986-05-10

Family

ID=29948262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15569181U Granted JPS5863215U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 自動循環消雪装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4547319B2 (ja) * 2005-08-31 2010-09-22 工藤 裕次 螺子型ノズル、およびそれを用いた流体散布器ならびに消雪装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5863215U (ja) 1983-04-28

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