JPS6115050Y2 - - Google Patents
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- JPS6115050Y2 JPS6115050Y2 JP3835881U JP3835881U JPS6115050Y2 JP S6115050 Y2 JPS6115050 Y2 JP S6115050Y2 JP 3835881 U JP3835881 U JP 3835881U JP 3835881 U JP3835881 U JP 3835881U JP S6115050 Y2 JPS6115050 Y2 JP S6115050Y2
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
この考案は強制減衰させた防音壁構造に関する
もので、より詳細には応力−歪曲線が非直線的な
非金属高弾性体と応力−歪曲線が直線的な低弾性
体との複合弾性体と発条性金属取付部材とで構成
され、強制減衰された防音壁構造に関するもので
ある。 軌道、道路などの防音壁において、例えば防音
板、吸音材と遮音板で構成された複合防音パネル
などを支柱(例えばI形鋼)間に装着する場合、
従来一般に採用されている装着方式は支柱にボル
ト孔を穿ち、このボルト孔にボルトを貫通させて
防音板、複合防音パネルなどを装着するなど風圧
力に十分耐えるように剛直(リジツト)な固定方
式が採られている。このような剛直の固定方式の
場合には車輛などから発生している強制振動を防
音パネルなどに直接伝達して二次の固体音を発生
することはよく知られている事実である。 この考案は上記防音板、複合防音パネル(吸音
材、遮音板を含み)などの剛直固定方式によつて
構成される防音壁から発生される二次固体音を抑
制させて二次騒音の発生を防止しかつ振動を強制
減衰させることを目的として案出したものであ
る。 この考案は上記目的を達成するために、ゴム、
合成樹脂のような応力−歪曲線が直線的な低弾性
体が応力−歪曲線が非直線的な非金属高弾性体で
被包された複合弾性体を発条性金属取付部材の表
面に固着させ、このものを支柱フランジ間に介在
させて防音板、複合防音パネルなどを装着させて
防音壁を構成させた。 このように構成された防音壁は、前記複合弾性
体のもつ合成歪によつて強制減衰が的確に行なわ
れて固体音の発生が防止できるこの考案特有の効
果をもたらす。 すなわち、従来は固体音の発生抑制のためにス
プリング又はゴムがこの目的のために使用されて
いるが、せん断弾性係数(G)は、スプリングで
800000Kg/cm2、ゴムで10Kg/cm2と両者はその値が
はなはだしく異なつており、しかも応力−歪曲線
が何れも直線をなしている。ところがカーボン繊
維、ガラス繊維のせん断弾性係数は300000Kg/cm2
であつて、応力−歪は復帰に遅応答特性を示し、
非直線形を画く特性を示す。そこで、このような
高弾性体とゴムのような直線形を有する低弾性体
の二種類の特性のものを複合させると非直線に合
成される。かかる非直線形を有する非金属のこれ
ら高弾性体は強制振動系の中に位相づれを引起し
て強制から開放される。即ち自由空気層を構成し
て制振効果をもたらす。その結果、二次固体音の
発生を防止し優れた防音効果を示すことができ
る。 応力−歪曲線が非直線的な非金属の高弾性体の
うちカーボン繊維には炭素質と黒鉛質とがある
が、第1表に黒鉛質の単繊維の特性を例示する。 第1表 黒鉛質単繊維特性値 カサ比重 1.9 引張り強さ 100Kg/mm2 圧縮強さ 400Kg/mm2 弾性率 10000Kg/mm2 固有抵抗 1×10-3Ω−cm このカーボン繊維から造形体を作るには、合成
樹脂(例えばフルオロカーボン樹脂)液を含浸
し、圧縮成形(例えば成形圧450Kg/cm2)するこ
とによつて作られる。得られる造形体の設計上の
許容応力は歪み(例えば伸び30%)の割合及び形
状係数に左右されるがゴムの許容面圧(10Kg/
cm2)の10倍以上の応力に耐えられる。その望まし
い形状は角形、鋸歯形及び筒形、角柱状などの
板・型物などの形態で使用される。 ガラス繊維造成体の場合は、引張り強さにおい
てはカーボン繊維のものとほとんど遜色がない
が、伸びは10%劣る。 また、上記非金属高弾性材のクロス又は平板を
もつてゴム、合成樹脂の板・型物を被包すること
によつて、歪が拘束されかつ見掛の弾性係数が高
められた複合弾性体が作られる。この複合弾性体
を用いて防音板又は複合防音パネルなどを支柱に
装着させる手段としては発条力を発揮させる構造
をもつ金属取付部材の背面に接着剤によつて固着
させて、防音板又は複合防音パネルなどと支柱の
一側フランジ部との間に当該取付部材を打込んで
装着させる手法又はその取付部材のバネ反力をボ
ルト類の締付力の加減によつて装着する手法が採
られる。これら手法は添付図第1図の構成及びそ
の説明で理解されるであろう。 次に既述せる遅応答特性について述べる。 第2表に円板(7.5cm2、厚さ8mm)と鋸歯形弾
性体(底辺10mm、高さ8mm三角形)の遅応答特性
の実験結果の一例を示す。 第2表について次の事項を付言する。 ゴム、スプリングは圧縮曲線と復元曲線とは応
力−歪曲図において一致してあらわれるが、カー
ボン繊維のように若干の塑性度をもつた高弾性体
は遅応答特性をもつており、復元の過程で10秒間
復元変位させ、変位を一定時間停止(放置時間と
して表中に示す)さして後、1mm/minの変位速
度に追い付けない分が応力増加(表中に示す)を
きたすものであつて、この例を表中に示した。
もので、より詳細には応力−歪曲線が非直線的な
非金属高弾性体と応力−歪曲線が直線的な低弾性
体との複合弾性体と発条性金属取付部材とで構成
され、強制減衰された防音壁構造に関するもので
ある。 軌道、道路などの防音壁において、例えば防音
板、吸音材と遮音板で構成された複合防音パネル
などを支柱(例えばI形鋼)間に装着する場合、
従来一般に採用されている装着方式は支柱にボル
ト孔を穿ち、このボルト孔にボルトを貫通させて
防音板、複合防音パネルなどを装着するなど風圧
力に十分耐えるように剛直(リジツト)な固定方
式が採られている。このような剛直の固定方式の
場合には車輛などから発生している強制振動を防
音パネルなどに直接伝達して二次の固体音を発生
することはよく知られている事実である。 この考案は上記防音板、複合防音パネル(吸音
材、遮音板を含み)などの剛直固定方式によつて
構成される防音壁から発生される二次固体音を抑
制させて二次騒音の発生を防止しかつ振動を強制
減衰させることを目的として案出したものであ
る。 この考案は上記目的を達成するために、ゴム、
合成樹脂のような応力−歪曲線が直線的な低弾性
体が応力−歪曲線が非直線的な非金属高弾性体で
被包された複合弾性体を発条性金属取付部材の表
面に固着させ、このものを支柱フランジ間に介在
させて防音板、複合防音パネルなどを装着させて
防音壁を構成させた。 このように構成された防音壁は、前記複合弾性
体のもつ合成歪によつて強制減衰が的確に行なわ
れて固体音の発生が防止できるこの考案特有の効
果をもたらす。 すなわち、従来は固体音の発生抑制のためにス
プリング又はゴムがこの目的のために使用されて
いるが、せん断弾性係数(G)は、スプリングで
800000Kg/cm2、ゴムで10Kg/cm2と両者はその値が
はなはだしく異なつており、しかも応力−歪曲線
が何れも直線をなしている。ところがカーボン繊
維、ガラス繊維のせん断弾性係数は300000Kg/cm2
であつて、応力−歪は復帰に遅応答特性を示し、
非直線形を画く特性を示す。そこで、このような
高弾性体とゴムのような直線形を有する低弾性体
の二種類の特性のものを複合させると非直線に合
成される。かかる非直線形を有する非金属のこれ
ら高弾性体は強制振動系の中に位相づれを引起し
て強制から開放される。即ち自由空気層を構成し
て制振効果をもたらす。その結果、二次固体音の
発生を防止し優れた防音効果を示すことができ
る。 応力−歪曲線が非直線的な非金属の高弾性体の
うちカーボン繊維には炭素質と黒鉛質とがある
が、第1表に黒鉛質の単繊維の特性を例示する。 第1表 黒鉛質単繊維特性値 カサ比重 1.9 引張り強さ 100Kg/mm2 圧縮強さ 400Kg/mm2 弾性率 10000Kg/mm2 固有抵抗 1×10-3Ω−cm このカーボン繊維から造形体を作るには、合成
樹脂(例えばフルオロカーボン樹脂)液を含浸
し、圧縮成形(例えば成形圧450Kg/cm2)するこ
とによつて作られる。得られる造形体の設計上の
許容応力は歪み(例えば伸び30%)の割合及び形
状係数に左右されるがゴムの許容面圧(10Kg/
cm2)の10倍以上の応力に耐えられる。その望まし
い形状は角形、鋸歯形及び筒形、角柱状などの
板・型物などの形態で使用される。 ガラス繊維造成体の場合は、引張り強さにおい
てはカーボン繊維のものとほとんど遜色がない
が、伸びは10%劣る。 また、上記非金属高弾性材のクロス又は平板を
もつてゴム、合成樹脂の板・型物を被包すること
によつて、歪が拘束されかつ見掛の弾性係数が高
められた複合弾性体が作られる。この複合弾性体
を用いて防音板又は複合防音パネルなどを支柱に
装着させる手段としては発条力を発揮させる構造
をもつ金属取付部材の背面に接着剤によつて固着
させて、防音板又は複合防音パネルなどと支柱の
一側フランジ部との間に当該取付部材を打込んで
装着させる手法又はその取付部材のバネ反力をボ
ルト類の締付力の加減によつて装着する手法が採
られる。これら手法は添付図第1図の構成及びそ
の説明で理解されるであろう。 次に既述せる遅応答特性について述べる。 第2表に円板(7.5cm2、厚さ8mm)と鋸歯形弾
性体(底辺10mm、高さ8mm三角形)の遅応答特性
の実験結果の一例を示す。 第2表について次の事項を付言する。 ゴム、スプリングは圧縮曲線と復元曲線とは応
力−歪曲図において一致してあらわれるが、カー
ボン繊維のように若干の塑性度をもつた高弾性体
は遅応答特性をもつており、復元の過程で10秒間
復元変位させ、変位を一定時間停止(放置時間と
して表中に示す)さして後、1mm/minの変位速
度に追い付けない分が応力増加(表中に示す)を
きたすものであつて、この例を表中に示した。
【表】
また、発泡ウレタンのような弾性合成樹脂やゴ
ムを上記高弾性体を包んで発条性取付金属部材表
面に接着拘束することによつて、応力−歪曲線が
合成されて非直線化されて振動減衰効果の選定が
容易となる。 なお、実開昭53−112934号公報には、応力−歪
曲線が非直線的な非金属高弾性体としての高弾性
繊維を基材とする断面三角形状のブロツクを二個
以上互いに頂・底辺を逆形にして断面蟻溝型箱体
内に配列嵌装し、該ブロツク上面部に当板を押圧
可能に覆設してなる制振連結ジヨイントを支柱と
防音パネルとの連結部位間に装着させて締付ボル
トにて前記ブロツクの接蝕部で弾性力を保持する
ような締付力で両部材を連結させることが示され
ている。したがつて、前記ブロツクのもつ弾性力
と形成される鋸歯状の断面をもつ容積変化及び摩
擦力とによつて強制伝達されてくる振動波に位相
づれを起させて振動波を強制減衰させている。 しかるに、この考案は既述せるように、応力−
歪曲線が直線的な低弾性体が応力−歪曲線が非直
線的な非金属高弾性体で被包された複合弾性体の
もつ合成歪と発条性金属取付部材の発条力と三つ
の相異なる弾性特性の選択組合せによつて、応力
−歪曲線が合成されて非直線化させて振動減衰さ
せる。その結果、二次固体音の発生を防止すると
ともに、前記取付部材の打ち込みによつて、その
弾性力により狭い間隙でしかも少ない面積内にお
いても防音パネルを支柱間に発条力を利用させて
最大風圧力に耐えるに十分な強度で連結させるこ
とができる。 次に、この考案の構成ならびに作用効果を添付
図を参照しながら具体的に述べる。 横断面図で示される第1図において、ゴム製弾
性体1のせん断弾性係数(例えば9Kg/cm2)を高
めるためにカーボン繊維クロス2で該ゴム製弾性
体を被包して構成された複合弾性体Aを、発条金
属板を直角続いて水平更に内方に斜めに折曲続い
て斜昇に折曲して成形された取付部材3の水平部
位面部に接着剤(例えばエポキシ樹脂)4によつ
て接着させて、支柱5のフランジ5a,5a′間に
長尺のゴムパツキング(緩衝ゴム)6と複合弾性
体Aとで防音板7を挾んで取付部材3を打ち込む
ことによつて弾性力をもちしかも堅固に防音板を
保持させた防音壁が構成される。このように構成
することにより狭い面積内で取付部材3の発条力
によつて十分な強度をもたせて防音板を支柱に装
着することができる。 実用上においては、取付部材3が風圧力300
Kg/m2で平方米当り2個使用するとしてバネ反力
150Kg以上の荷重条件のものが打込されて嵌挿さ
れる。 この考案で特定された複合弾性体と発条性金属
部材を用いて防音壁や防音扉を構成すると二次固
体音の発生を的確に防止することができる優れた
効果を奏する。
ムを上記高弾性体を包んで発条性取付金属部材表
面に接着拘束することによつて、応力−歪曲線が
合成されて非直線化されて振動減衰効果の選定が
容易となる。 なお、実開昭53−112934号公報には、応力−歪
曲線が非直線的な非金属高弾性体としての高弾性
繊維を基材とする断面三角形状のブロツクを二個
以上互いに頂・底辺を逆形にして断面蟻溝型箱体
内に配列嵌装し、該ブロツク上面部に当板を押圧
可能に覆設してなる制振連結ジヨイントを支柱と
防音パネルとの連結部位間に装着させて締付ボル
トにて前記ブロツクの接蝕部で弾性力を保持する
ような締付力で両部材を連結させることが示され
ている。したがつて、前記ブロツクのもつ弾性力
と形成される鋸歯状の断面をもつ容積変化及び摩
擦力とによつて強制伝達されてくる振動波に位相
づれを起させて振動波を強制減衰させている。 しかるに、この考案は既述せるように、応力−
歪曲線が直線的な低弾性体が応力−歪曲線が非直
線的な非金属高弾性体で被包された複合弾性体の
もつ合成歪と発条性金属取付部材の発条力と三つ
の相異なる弾性特性の選択組合せによつて、応力
−歪曲線が合成されて非直線化させて振動減衰さ
せる。その結果、二次固体音の発生を防止すると
ともに、前記取付部材の打ち込みによつて、その
弾性力により狭い間隙でしかも少ない面積内にお
いても防音パネルを支柱間に発条力を利用させて
最大風圧力に耐えるに十分な強度で連結させるこ
とができる。 次に、この考案の構成ならびに作用効果を添付
図を参照しながら具体的に述べる。 横断面図で示される第1図において、ゴム製弾
性体1のせん断弾性係数(例えば9Kg/cm2)を高
めるためにカーボン繊維クロス2で該ゴム製弾性
体を被包して構成された複合弾性体Aを、発条金
属板を直角続いて水平更に内方に斜めに折曲続い
て斜昇に折曲して成形された取付部材3の水平部
位面部に接着剤(例えばエポキシ樹脂)4によつ
て接着させて、支柱5のフランジ5a,5a′間に
長尺のゴムパツキング(緩衝ゴム)6と複合弾性
体Aとで防音板7を挾んで取付部材3を打ち込む
ことによつて弾性力をもちしかも堅固に防音板を
保持させた防音壁が構成される。このように構成
することにより狭い面積内で取付部材3の発条力
によつて十分な強度をもたせて防音板を支柱に装
着することができる。 実用上においては、取付部材3が風圧力300
Kg/m2で平方米当り2個使用するとしてバネ反力
150Kg以上の荷重条件のものが打込されて嵌挿さ
れる。 この考案で特定された複合弾性体と発条性金属
部材を用いて防音壁や防音扉を構成すると二次固
体音の発生を的確に防止することができる優れた
効果を奏する。
図面は本考案の実施例を示すものにして、第1
図はその横断面図である。 符号の説明、1……低弾性体、2……非金属高
弾性体、3……発条性金属取付部材、4……接着
剤、5……支柱、5a,5a′……支柱フランジ
部、7……防音板・防音パネル、6……ゴムパツ
キング、A……複合弾性体。
図はその横断面図である。 符号の説明、1……低弾性体、2……非金属高
弾性体、3……発条性金属取付部材、4……接着
剤、5……支柱、5a,5a′……支柱フランジ
部、7……防音板・防音パネル、6……ゴムパツ
キング、A……複合弾性体。
Claims (1)
- ゴム、合成樹脂のような応力−歪曲線が直線的
な低弾性体が応力−歪曲線が非直線的な非金属高
弾性体で被包された複合弾性体を発条性金属取付
部材の表面に固着させて防音板又は防音パネルを
支柱に装着させてなる強制減衰された防音壁構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3835881U JPS6115050Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3835881U JPS6115050Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57151415U JPS57151415U (ja) | 1982-09-22 |
JPS6115050Y2 true JPS6115050Y2 (ja) | 1986-05-10 |
Family
ID=29835518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3835881U Expired JPS6115050Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115050Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6377388B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-08-22 | 日鐵住金建材株式会社 | 防音壁の施工方法 |
-
1981
- 1981-03-20 JP JP3835881U patent/JPS6115050Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57151415U (ja) | 1982-09-22 |
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