JPS6114949B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6114949B2
JPS6114949B2 JP11818678A JP11818678A JPS6114949B2 JP S6114949 B2 JPS6114949 B2 JP S6114949B2 JP 11818678 A JP11818678 A JP 11818678A JP 11818678 A JP11818678 A JP 11818678A JP S6114949 B2 JPS6114949 B2 JP S6114949B2
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JP
Japan
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ink
platen
spiral
hammer
protrusion
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Expired
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JP11818678A
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English (en)
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JPS5544835A (en
Inventor
Toshio Kurihara
Nagao Mizutani
Tsutomu Yasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP11818678A priority Critical patent/JPS5544835A/ja
Priority to US06/077,263 priority patent/US4263847A/en
Publication of JPS5544835A publication Critical patent/JPS5544835A/ja
Publication of JPS6114949B2 publication Critical patent/JPS6114949B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
    • B41J2/495Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes by selective printing from a rotating helical member

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ処理装置に於けるプリンタの改
良に関し、特に外周面に螺旋状の突起を形成した
円筒形プラテンと、該プラテンの螺旋状突起と略
直交した直線状突起を持つハンマとを有し前記プ
ラテンの軸方向に複数個配置されたハンマとの間
に記録媒体を介在させ、前記プラテンの回転と関
連させて用紙を送りながら前記ハンマを選択的に
駆動してプラテンを衝打することにより、グラフ
イツクあるいは文字・記号等のプリントを行う所
謂クロスポイント式ドツトプリンタに関するもの
である。
従来、ドツトプリンタは小型、廉価に多くの文
字および記号を記録媒体上にプリントできるプリ
ンタとして普及して来ており、インパクトタイプ
とノンインパクトタイプとに大別できるが双方と
も左あるいは右から順次プリントを行う所謂シリ
アル方式が多い。然るにシリアル方式はヘツドを
移動させながらプリントするのでプリントの幅が
比較的大きい場合には、単位長さ当りの価格が低
廉であるが、プリントの幅が小さくなるに従い高
価となる。上述の如き理由により、使用活字種が
多くプリントの幅が少ないプリンタとしてパラレ
ル方式のドツトプリンタが好都合である。一方、
プレーンペーパにプリントができる・複数枚の複
写ができる・プリントが鮮明である等の利点によ
りインパクトタイプが多く製品化されているが、
その多くはインクを含浸させた布製リボンあるい
はインクを塗布したマイラーテープ等のインクリ
ボンを介在させて衝打することによりプリントす
る。プリント方式が大勢占めている。然るにイン
クリボンによるインキング方式ではインクリボン
を駆動する機構が複雑になる上、布製のインクリ
ボンの場合にはプリント部に布目が出ることによ
り鮮明度が損われる上、インクの含有量が少な
く、頻繁に交換しなければならない等の不都合な
面があり、またインクリボンの交換が煩わしい
上、手が汚れる等の扱いにくい点があつた。上述
の如き欠点を回避するために、現在スポンジ状の
ローラにインクを含浸させた所謂インクローラを
用いてインクを転写することによりプリントを行
うインキング方式が見られるが、これは小型フオ
ント式ラインプリンタに多く、他のプリンタには
あまり使用されていない。この理由として、活字
あるいはプリントエレメントに転移されたインク
は、記録媒体がそれらに触れるだけで記録媒体に
転写されてしまい記録媒体は不慮に汚れることが
あり、これを避けることが機構上困難であつたか
らである。またそのほかに複数色のインクによつ
てプリントする場合、先に使用したインクを活字
あるいはプリントエレメントから完全に除去しな
いと異る色のインクが混合されてしまう不都合が
あり、これを避けることも機構上困難であつた。
斯る点に鑑み本発明の目的とするところは、小
型・廉価であり、グラフイツクあるいは多くの種
類の文字・記号等を記録媒体上に鮮明にプリント
すると共に、取扱いの容易なプリンタを得ること
にある。
上記目的を達成するための本発明の要旨とする
ところは、外周面に螺旋状突起を持ち、該螺旋状
突起のピツチ間に通常は該螺旋状突起より大き
く、該螺旋状突起の外径付近まで変位可能な隔離
部材を持つ円筒形のプラテンと、該プラテンの螺
旋状突起と略直交した直線状突起を持つハンマ
と、前記プラテンの螺旋状突起に塗布するための
インクを保有するインクローラと、前記プラテン
と前記ハンマとの間に記録媒体を走行可能に保持
する記録媒体送り手段とよりなり、前記記録媒体
の位置および前記プラテンの回転位置と協働して
前記ハンマを選択的に駆動し、プラテンを衝打す
ることによりプリントを行うように構成すること
にある。
以下本発明の構成を第1ないし第4の実施例に
就き図面に基いて説明する。第1図は、第1実施
例の主要構成の概略を示す斜視図、第2図は第1
実施例のプラテンの構成を示す断面図、第3図は
第1実施例のプラテンとハンマとの相互作用関係
を示し判り易くするためのセパレートラバーを省
略した説明図、第4図は第1実施例のハンマの支
持および駆動の構造を示す側面図、第5図は第2
実施例のインクローラの構造を示す断面図、第6
図は第3実施例のインクローラからプラテンへの
インク転移の構造を示す説明図でaは相異なる色
のインクを含浸した2個のインクローラからプラ
テンへのインク転移の構造を示す側面図bは同構
造の展開配置図である。第7図は第4実施例のイ
ンクローラからプラテンへのインク転移の構造を
示す説明図で、プラテンとインクローラの関係位
置を示す正面図である。
先づ第1図を用いて第1実施例の構造を説明す
る。1はモータで図示しない枠体に固着され、通
電により回転するモータ軸1aを持つている。な
お該モータ1に通電するためのリード線・駆動回
路および制御回路等に関する図および説明は省略
する。2はモータプーリで、外周に歯を持ち前記
モータ軸1aに固着されている。3はプラテン軸
で図示しない枠体に回転可能に軸支されている。
4はプラテン軸プーリで、外周に歯と持ち前記プ
ラテン軸3に固着されている。5はシンクロベル
トで、前記モータプーリ2と、プラテン軸プーリ
4との間にかけられ、前記モータ1の動力即ちモ
ータ軸1aの回転運動をプラテン軸3に伝達すべ
く設けられている。6はプラテンで、前記プラテ
ン軸3に固着され、外周に螺旋状突起6aが形成
され、また第2図に示す如く前記螺旋状突起6a
の各ピツチ間には、記録媒体である印字用紙33
が前記螺旋状突起6aに接触することを妨げるた
めの隔離部材であるセパレートラバー6bが固着
されている。該セパレートラバー6bは弾力性の
ある例えばゴム・スポンジの如き材質で形成さ
れ、外径は前螺旋状突起6aの外径より僅かに突
出している。尚本実施例ではスポンジ状の材質で
形成したが、ばね性を持つた金属あるいはプラス
チツク等で形成することも可能である。7はプラ
テン歯車で、前記プラテン軸3に固着され、外周
には歯形が形成されている。8はインクローラ軸
で、図示しない枠体に回転可能に軸支されてい
る。9はインクローラで、前記インクローラ軸7
に固着され、ゴム様材質で非独立性気泡を持つ所
謂スポンジ状に形成され、気泡中にインクを含有
している。また、直径は前記プラテン6と略等し
く、前記プラテン6の外周に形成された螺旋状突
起6aと同ピツチで、逆方向螺旋をなす螺旋状突
起9aが外周に形成されている。10はインクロ
ーラ歯車で、前記転写ローラ軸8に固着され、外
周には歯形が形成されている。該インクローラ歯
車10は前記プラテン歯車7と歯数が略等しく、
前記プラテン歯車7と噛合い、前記螺旋状突起6
aと前記螺旋状突起9aが常に接触しながら回転
するように構成されている。14は第1ウオーム
で、前記プラテン軸3に固着されている。15は
連結軸で、図示しない枠体に回転可能に軸支され
ている。16は第1ウオームホイールで、前記連
結軸14に固着され、外周に歯形が形成され前記
第1ウオーム14と噛合い、前記プラテン軸3が
矢印Aの方向に回転すると連結軸15が矢印Bの
方向に回転するように構成されている。17は第
2ウオームで、前記連結軸15に固着されてい
る。18は図示しない記録媒体送り手段の軸であ
るフイードローラ軸で、図示しない枠体に回転可
能に軸支されている。19は第2ウオームホイー
ルで、前記フイードローラ軸18に固着され、外
周に歯形が形成され前記第2ウオーム17と噛合
い、前記連結軸15が矢印Bの方向に回転すると
前記フイードローラ軸18が矢印Cの方向に回転
するように構成されている。20は第1タイミン
グデイスクで、前記フイードローラ軸18に固着
され、等角度間隔に10個の長穴20aが形成され
ている。21は第1タイミングセンサで、図示し
ない枠体に取付けられ、前記長穴20aの通過箇
所を貫通する光束を発射する発光素子と、長穴2
0aを貫通した光束を受光し電気的信号に変換す
る受光素子とを内蔵している。22は第2タイミ
ングデイスクで、前記プラテン軸3に固着され、
等角度間隔に21個の長穴22aが形成されてい
る。23は第2タイミングセンサで、図示しない
枠体に取付けられ、前記長穴22aの通過箇所を
貫通する光束を発射する発光素子と長穴22aを
貫通した光束を受光し電気信号に変換する受光素
子とを内蔵している。なお前記第1タイミングセ
ンサ21と、前記第2タイミングセンサ23とに
夫々通電および信号の伝達処理を行うためのリー
ド線、駆動回路、信号処理回路等に関する図およ
び説明は省略する。24は第3タイミングデイス
クで、前記プラテン軸3に固着され、1個の長穴
24aが形成されている。25は第3タイミング
センサで、図示しない枠体に取付けられ、前記長
穴24aの通過箇所を貫通する光束を発射する発
光素子と、長穴24aを貫通した光束を受光し電
気的信号に変換する受光素子とを内蔵している。
26はハンマ本体で第4図に示す如く内部にハン
マ駆動コイル26aを持つており、プラテン6の
螺旋状突起6aのピツチと等しいピツチで複数配
置されている。27はハンマヘツドで、前記ハン
マ本体26の先端に夫々固着され第3図に示す如
く、プラテン6の軸方向に対して僅かに傾いてい
る。28はハンマ支え板ばねで第4図に示す如
く、弾性材よりなり1端を枠体31に固着され他
端を夫々前記ハンマ本体26に固着され、2個の
該ハンマ支え板ばねで1個の前記ハンマ本体26
を前後左右のいずれの方向にも傾くことなくプラ
テン6に対して前後動可能に支え、且つ、前記ハ
ンマ本体26の後端を枠体31に取付けられたハ
ンマストツパ32の停止片32aに圧接させてい
る。29は第1永久磁石で、前記ハンマ本体26
の上方に近接して、図示しない枠体に固着配設さ
れ、該ハンマ本体26の運動方向に平行して磁極
が配置されている。30は第2永久磁石で前記ハ
ンマ本体26の下方に近接して、図示しない枠体
に固着配設され、前記第1永久磁石29に相対し
て夫々逆の磁極が配設されている。次に第5図を
用いて、第2実施例のインクローラの構造を説明
する。尚下記説明以外の構造は第1実施例と同様
である。109は第2実施例のインクローラで、
第1実施例と同様にスポンジ状に形成され、内部
にインクを含有しているインク保有部109d
と、該インク保有部109dの外周に螺旋状イン
ク転写条109aと、螺旋状インク転写条109
aの各ピツチ間を覆つている薄膜よりなる隔離部
材109bとにより構成され、インクローラ軸1
08に固着されている。次に第6図を用いて、2
色プリントを行いうる第3実施例の構造を説明す
る。尚下記説明以外の構造は第1実施例と同様で
ある。106はプラテンで、前記第1実施例のプ
ラテンと略同様の構造であるが、第1螺旋状突起
106aと第2螺旋状突起106cの2条となつ
て形成されている。また第3図と同様セパレート
ラバを省略して示してある。109は第1インク
ローラで、前記インクローラ9と同様の構造であ
るが螺旋状突起109aは、前記プラテン106
の螺旋状突起106aと同ピツチで逆方向螺旋を
なし、常に接触しながら回転するように構成され
ている。209は第2インクローラで、前記第1
インクローラ109と同様の構造であり、螺旋状
突起209aは前記プラテン106の螺旋状突起
106cと同ピツチで逆方向螺旋をなし、常に接
触しながら回転するように構成されている。第7
図を用いて、2色プリントを行いうる第4実施例
の構造を説明する。尚下記以外の構造は第3実施
例と同様である。プラテン106は前述した第3
実施例と同様であり、第1螺旋状突起106aと
第2螺旋状突起106cの2条となつて形成され
ている。尚、第3図と同様セパレートラバを省略
して示してある。309はインクローラで、前述
した第3実施例のインクローラ109,209と
略同様スポンジにより形成され、内部に黒色のイ
ンクを含有している第1インク保有部309d
と、内部に赤色のインクを含有している第2イン
ク保有部309eと、外周には、前記第1インク
保有部とつながり黒色のインクを外部に転写可能
な螺旋状インク転写条である第1螺旋状突起30
9aと、該第1螺旋状突起309aのピツチの中
間に、前記第2インク保有部309eとつながり
赤色のインクを外部に転写可能な螺旋状インク転
写条である第2螺旋状突起309cとにより形成
されている。前記第1螺旋状突起309aと前記
第2螺旋状突起309cは、前記プラテン106
の第1螺旋状突起106aと第2螺旋状突起10
6cとに夫々接触しながら回転するように構成さ
れている。またハンマヘツド25は第3図と同様
にして配置されている。
次に前記第1実施例の構造におけるラインプリ
ンタとして働く場合の作用を夫々図面に基いて説
明する。第1図において、起動指令によりモータ
1のモータ軸1aが回転すると、摸ータプーリ
2、シンクロベルト5、プラテン軸プーリ4を介
してプラテン軸3は矢印Aの方向に回転する。従
つてプラテン6、プラテン歯車7、第1ウオーム
14、第2タイミングデイスク22も共に回転す
る。上記プラテン歯車7の回転によりインクロー
ラ歯車10を介してインクローラ9は、前記プラ
テン6と同周速度で回転し、螺旋状突起9aは前
記プラテン6の螺旋状突起6aと常に接しながら
転動する。該接触圧によつてインクローラ12か
らにじみ出したインクは前記プラテン6の螺旋状
突起6aに順次付着する。此処において前述の如
く印字用紙33はプラテン6に近接しているが、
螺旋状突起6aよりもセパレートラバー6bの方
が突出しているので螺旋状突起6aに付着してい
るインクは印字用紙33に付着することはない。
一方、第1ウオーム14の回転により第1ウオー
ムホイール16、連結軸15、第2ウオーム1
7、第2ウオームホイール19を介してフイード
ローラ軸18は矢印Cの方向へ、前記プラテン6
の110回転に対し1回転の割合で回転する。該フ
イードローラ軸18の回転に伴い印字用紙33は
上方へ移動する。また前記フイードローラ軸18
の回転に伴い第1タイミングデイスク20が回転
し、前記フイードローラ軸18が36゜回転するご
とに第1タイミングセンサ21は1個のタイミン
グ信号を出し、前記プラテン6の回転に伴い第2
タイミングデイスク22と第3タイミングデイス
ク24が回転し、前記プラテン6が120/7゜回
転するごとに第2タイミングセンサ23は1個の
タイミング信号を出し、前記プラテン6が1回転
するごとに1個のタイミング信号を出す。斯かる
状態において印字データおよび印字指令により、
第1タイミングセンサ21のタイミング信号と第
2タイミングセンサ23のタイミング信号のタイ
ミングを用いて印字を行う。即ちプリンタに印字
指令信号が入ると、図示しない制御回路は、第1
タイミングセンサ21と、第3タイミングセンサ
25のタイミング信号により印字用紙33上の印
字行の位置を定め、プラテン6の螺旋状突起6a
とハンマヘツド27とのクロスポイントが印字デ
ータを印字するに適した位置に到達したことを第
2タイミングセンサ23のタイミング信号により
感知すると、該当するハンマ本体26のハンマ駆
動コイル26aに駆動パルスを与える。駆動パル
スを与えられたハンマ本体26は夫々ハンマ支え
板ばね28の力に抗してプラテン6に向つて飛翔
しハンマヘツド27は印字用紙33を介しセパレ
ートラバー6bを撓ませてプラテン6の螺旋状突
起6aを衝打し、そのクロスポイントに該螺旋状
突起6aに付着していたインクは、印字用紙33
にクロスポイントの形に転写される。斯くして、
1個のハンマヘツド25で横5ドツト、縦7ドツ
トの文字あるいは記号3桁の印字を行い、1行の
印字データが印字用紙33に印字され、然る後印
字用紙33上の次の印字位置に到達したことが第
1タイミングセンサ21と第3タイミングセンサ
25のタイミング信号によつて感知されると、上
記と同様にして1行の印字を行い、以下同様にし
て順次各行の印字を行う。尚上述した実施例にお
いては常にフイードローラ軸が一定速度で回転し
ているので、ハンマヘツド27はプラテン6の軸
線に対して僅かに傾いているが、印字用紙の送り
が1ドツトラインの印字終下ごとに行われるなら
ばハンマヘツド27はプラテン6の軸線の方向と
平行となる。
次に第3実施例の構造におけるラインプリンタ
として働く場合の作用を第6図に基いて説明す
る。第1実施例と同様にしてプラテン106が回
転しそれに従つて第1インクローラ109、第2
インクローラ209、は夫々回転する。従つて第
1インクローラ109に含浸されている黒色のイ
ンクは、プラテン106の螺旋状突起106aに
転写され、一方第2インクローラ209に含浸さ
れている赤色のインクは、プラテン106の螺旋
状突起106cに転写される。此処において例え
ばハンマヘツド25aが駆動されると、印字用紙
33を介して螺旋状突起106aを衝打し、印字
用紙33上のクロスポイントに黒色のインクを転
写する。またハンマヘツド25bが駆動される
と、印字用紙33を介して螺旋状突起106cを
衝打し、印字用紙33上のクロスポイントに赤色
のインクを転写する。上記原理に基いて、ある印
字を全て黒で印字する場合は、ハンマヘツド27
aの包括範囲に螺旋状突起106aがある時に衝
打し、螺旋状突起106cがある時には衝打しな
いように制御し、他の全てのハンマヘツド27も
同様に制御することにより印字を実行できる。上
記と同様にしてある印字を全て赤で印字する場合
は、各ハンマヘツド27の包括範囲に螺旋状突起
106cがある時にのみ衝打することによつて印
字を実行することができる。尚第3実施例では2
個のインクローラを用いて2色の印字が可能であ
るが、プラテンの螺旋状突起を更に多条とし、イ
ンクローラをそれに対応させて増すことにより、
更に多色印字が可能となる。また、第4実施例で
は、2色のインクを、2条の螺旋状インク転写条
に含有させることにより、プラテン106の第1
螺旋状突起106aに黒インクを、第2螺旋状突
起に赤インクを転写できる。従つて第4実施例に
より前述の第3実施例と同様2色印字ができる。
また以上の説明は本実施例がラインプリンタとし
て働く場合に作用について述べたが、プラテンの
螺旋状突起とハンマヘツドのクロスポイントが存
在し得る幅にわたつて、縦方向は所定のピツチで
切れ目なくドツトをプリントすることができるの
でグラフイツクプリントが可能である。尚この場
合、各ドツトを数種の色を選択してプリントする
ことも可能である。以上の説明で明らかなよう
に、本発明によればインクローラを用いたドツト
マトリクスプリンタを構成することができ、これ
によりインク保有寿命が永く、インキング保守が
容易である。印打エネルギが小さいので、消費電
力が小さく印字音が小さい。という効果がある。
また、複数種の色を用いて任意の位置にドツトの
印打が可能であるので、ラインプリンタとして用
いるほか各種グラフイツク出力機器として有用で
ある。これにより3原色を用いて天然色グラフイ
ツクをプリントアウトすることも可能である。上
述する効果のほか、更に部品数が少なく可動部品
も少ないので、小型・廉価となり、信頼性が高く
耐久性に優れたプリンタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の主要構成の概略を示す斜
視図、第2図は第1実施例のプラテンの構造を示
す断面図、第3図は第1実施例のプラテンとハン
マとの相互作用関係を示し判り易くするためセパ
レートラバーを省略した説明図、第4図は第1実
施例のハンマの支持および駆動の構造を示す側面
図、第5図は第2実施例のインクローラの構造を
示す断面図、第6図は第3実施例のインクローラ
からプラテンへのインク転移の構造を示しa図は
相異なる色のインクを含浸した2個のインクロー
ラからプラテンへのインク転移の構造を示す側面
図、b図は同構造の展開配置図である。第7図は
第4実施例のインクローラからプラテンへのイン
ク転移の構造を示し、プラテンとインクローラの
関係位置を示す正面図である。 6,106……プラテン、26……ハンマ本
体、27……ハンマヘツド、9,109,209
……インクローラ、33……印字用紙、6b……
隔離部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周面に螺旋状突起を持つ円筒形のプラテン
    と、該プラテンの螺旋状突起と略直交した直線状
    突起を持つハンマと、前記プラテンの螺旋状突起
    に供給するためのインクを保有しインクを螺旋状
    突起に転移するインクローラと、前記プラテンと
    前記ハンマとの間に記録媒体を走行可能に保持す
    る記録媒体送り手段とよりなり、前記記録媒体の
    位置および前記プラテンの回転位置に関連して前
    記ハンマを選択的に駆動し、プラテンを衝打する
    ことによりプリントを行うクロスポイント式ドツ
    トプリンタにおいて、前記螺旋状突起のピツチ間
    に通常は該螺旋状突起より僅かに高く、該螺旋状
    突起より僅かに低い位置まで変位可能な弾性材よ
    りなる隔離部材を持つことを特徴とするクロスポ
    イント式ドツトプリンタ。 2 インクローラの外周面に螺旋状インク転写条
    が形成され、該螺旋状インク転写条のピツチ間が
    薄膜によつて覆われ、内部に前記螺旋状インク転
    写条にインクを補給するためのインク保有部を備
    えたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のクロスポイント式ドツトプリンタ。 3 インクローラの外周面に突起状をなす螺旋状
    インク転写条が形成され、該螺旋状インク転写条
    にインクを補給するためのインク保有部を備えた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のク
    ロスポイント式ドツトプリンタ。 4 プラテンの外周に1条の螺旋状突起を形成
    し、且つ該プラテンの突起に接触するインクロー
    ラの螺旋状インク転写条を1条に形成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のクロスポ
    イント式ドツトプリンタ。 5 プラテンの外周に複数条の螺旋状突起を形成
    すると共に、該プラテンの複数条の突起のそれぞ
    れに接触するようにインクローラの外周に複数条
    の螺旋状インク転写条を形成し、該インクローラ
    の内部には前記転写条にそれぞれインクを補給す
    るための互に独立したインク保有部を有し、該そ
    れぞれのインク保有部に互に相異なる色のインク
    を含滲している特許請求の範囲第1項記載のクロ
    スポイント式ドツトプリンタ。
JP11818678A 1978-09-20 1978-09-26 Cross point type dod printer Granted JPS5544835A (en)

Priority Applications (2)

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JPS58199167A (ja) * 1982-05-14 1983-11-19 Citizen Watch Co Ltd クロスポイント式ドツトプリンタ
JPS6099673U (ja) * 1982-12-28 1985-07-06 木村新株式会社 家具用錠前操作装置
JPS61154970A (ja) * 1984-12-28 1986-07-14 Showa Seiki Kk インク塗布式多色プリンタ

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