JPS6114951B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6114951B2
JPS6114951B2 JP11448478A JP11448478A JPS6114951B2 JP S6114951 B2 JPS6114951 B2 JP S6114951B2 JP 11448478 A JP11448478 A JP 11448478A JP 11448478 A JP11448478 A JP 11448478A JP S6114951 B2 JPS6114951 B2 JP S6114951B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
ink
roller
spiral
hammer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11448478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5541251A (en
Inventor
Toshio Kurihara
Nagao Mizutani
Tsutomu Yasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP11448478A priority Critical patent/JPS5541251A/ja
Priority to US06/077,263 priority patent/US4263847A/en
Publication of JPS5541251A publication Critical patent/JPS5541251A/ja
Publication of JPS6114951B2 publication Critical patent/JPS6114951B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/485Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes
    • B41J2/495Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by the process of building-up characters or image elements applicable to two or more kinds of printing or marking processes by selective printing from a rotating helical member

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデータ処理装置に於けるプリンタの改
良に関し、特に外周面に螺旋状の突起を形成した
円筒形プラテンと、該プラテンの螺旋状突起と略
直交した直線状突起を持つハンマとを有し前記プ
ラテンの軸方向に複数個配置されたハンマとの間
に記録媒体を介在させ、前記プラテンの回転と関
連させて用紙を送りながら前記ハンマを選択的に
駆動してプラテンを衝打することにより、グラフ
イツクあるいは文字、記号等のプリントを行なう
所謂クロスポイント式ドツトプリンタに関するも
のである。
従来、ドツトプリンタは小型・廉価に多くの文
字および記号を記録媒体上にプリントできるプリ
ンタとして普及して来ており、インパクトタイプ
とノンインパクトタイプとに大別できるが双方と
も左あるいは右から順次プリントを行なう所謂シ
リアル方式が多い。然るにシリアル方式はヘツド
を移動させながらプリントするのでプリントの幅
が比較的大きい場合には、単位長さ当たりの価格
が低廉であるが、プリントの幅が小さくなるに従
い高価となる。上述の如き理由により、使用活字
種が多くプリントの幅が少ないプリンタとしてパ
ラレル方式のドツトプリンタが好都合である。一
方、プレーンペーパにプリントができる・複数枚
の複写ができる・プリントが鮮明である等の利点
によりインパクトタイプが多く製品化されている
が、その多くはインクを含浸させた布製リボンあ
るいはインクを塗布したマイラーテープ等のイン
クリボンを介在させて衝打することによりプリン
トするプリント方式が大勢を占めている。然るに
インクリボンによるインキング方式ではインクリ
ボンを駆動する機構が複雑になる上、布製のイン
クリボンの場合にはプリント部に布目が出ること
により鮮明度が損われる上、インクの含有量が少
なく、頻繁に交換しなければならない等の不都合
な面があり、またインクリボンの交換が煩わしい
上、手が汚れる等の扱いにくい点があつた。上述
の如き欠点を回避するために、現在スポンジ状の
ローラにインクを含浸させた所謂インクローラを
用いてインクを転写することによりプリントを行
なうインキング方式が見られるが、これは小型フ
オント式ラインプリンタに多く、他のプリンタに
はあまり使用されていない。この理由として、活
字あるいはプリントエレメントに転移されたイン
クは、記録媒体がそれらに触れるだけで記録媒体
に転写されてしまい記録媒体は不慮に汚れること
があり、これを避けることが機構上困難であつた
からである。またそのほかに複数色のインクによ
つてプリントする場合、先に使用したインクを活
字あるいはプリントエレメントから完全に除去し
ないと異なる色のインクが混合されてしまう不都
合があり、これを避けることも機構上困難であつ
た。
斯る点に鑑み本発明の目的とするところは、小
型・廉価であり、グラフイツクあるいは多くの種
類の文字・記号等を記録媒体上に鮮明にプリント
すると共に、取扱いの容易なプリンタを得ること
にある。
上記目的を達成するための本発明の要旨とする
ところは、外周面に螺旋状突起を持ち、該螺旋状
突起のピツチ間に通常は該螺旋状突起より大き
く、該螺旋状突起の外径寸近まで変位可能な隔離
部材を持つ円筒形のプラテンと、該プラテンの螺
旋状突起と略直交した直線状突起を持つハンマ
と、前記プラテンの螺旋状突起に塗布するための
インクを保有するインクローラと、該インクロー
ラと前記プラテンとの間に、インクローラのイン
クをプラテンに転移するための転写ローラと、前
記プラテンと前記ハンマとの間に記録媒体を走行
可能に保持する記録媒体送り手段とよりなり、前
記記録媒体の位置および前記プラテンの回転位置
と協働して前記ハンマを選択的に駆動し、プラテ
ンを衝打することによりプリントを行うように構
成することにある。
以下本発明の構成を第1および第2の実施例に
就き図面に基いて説明する。第1図は、第1実施
例の主要構成の概略を示す斜視図、第2図はプラ
テンの構造を示す断面図、第3図はプラテンとハ
ンマとの相互作用関係を示し判り易くするためセ
パレートラバーを省略した説明図、第4図はハン
マの支持および駆動の構造を示す側面図、第5図
は第2実施例のインクローラからプラテンへのイ
ンク転移の構造を示す説明図でaは相異る色のイ
ンクを含浸した2個のインクローラからプラテン
へのインク転移の構造を示す側面図bは同構造の
展開配置図である。第6図は第3実施例のインク
ローラからプラテンへのインク転移の構造を示す
説明図でaは2色のインクを螺旋状に含有した1
個のインクローラからプラテンへのインク転移の
構造を展開して示した展開配置図、bは同構造の
側面図である。
4図はハンマの支持および駆動の構造を示す側
面図、第5図は第2実施例のインクローラからプ
ラテンへのインク転移の構造を示す説明図でaは
相異る色のインクを含浸した2個のインクローラ
からプラテンへのインク転移の構造を示す側面図
bは同構造の展開配置図である。
先づ第1図を用いて第1実施例の構造を説明す
る。1はモータで図示しない枠体に固着され、通
電により回転するモータ軸1aを持つている。な
お該モータ1に通電するためのリード線・駆動回
路および制御回路等に関する図および説明は省略
する。2はモータプーリで、外周に歯を持ち前記
モータ軸1aに固着されている。3はプラテン軸
で図示しない枠体に回転可能に軸支されている。
4はプラテン軸プーリで、外周に歯と持ち前記プ
ラテン軸3に固着されている。5はシンクロベル
トで、前記モータプーリ2と、プラテン軸プーリ
4との間にかけられ、前記モータ1の動力即ちモ
ータ軸1aの回転運動をプラテン軸3に伝達すべ
く設けられている。6はプラテンで、前記プラテ
ン軸3に固着され、外周に螺旋状突起6aが形成
され、また第2図に示す如く前記螺旋状突起6a
の各ピツチ間には、記録媒体である印字用紙31
が前記螺旋状突起6aに接触することを妨げるた
めの隔離部材であるセパレートラバー6bが固着
されている。該セパレートラバー6bは弾力性の
ある例えばゴム・スポンジの如き材質で形成さ
れ、外径は前記螺旋状突起6aの外径より僅かに
大きい。尚本実施例ではスポンジ状の材質で形成
したが、ばね性を持つた金属あるいはプラスチツ
ク等で形成することも可能である。7はプラテン
歯車で、前記プラテン軸3に固着され、外周には
歯形が形成されている。8は転写ローラ軸で、図
示しない枠体に回転可能に軸支されている。9は
転写ローラで、前記転写ローラ軸8に固着され、
前記プラテン6と直径が等しく、前記プラテン6
の外周に形成された螺旋状突起6aと同ピツチで
逆方向螺旋をなす螺旋状突起9aが外周に形成さ
れている。10は転写ローラ歯車で、前記転写ロ
ーラ軸8に固着され、外周には歯形が形成されて
いる。該転写ローラ歯車10は前記プラテン歯車
7と歯数が等しく、前記プラテン歯車7と噛合
い、前記螺旋状突起6aと前記螺旋状突起9aが
常に接触しながら回転するように構成されてい
る。11はインクローラ軸で、図示しない枠体に
回転可能に軸支されている。12はインクローラ
で、前記インクローラ軸11に固着されているゴ
ム様材質で非独立性気泡を持つ所謂スポンジ状に
形成され気泡中にインクを含有している。該イン
クローラ12は円筒状をなし、インクローラ軸1
1が回転してもインクローラ12の外周と、前記
転写ローラ9の螺旋状突起9aが常に接触状態を
保つように構成されている。13はインクローラ
歯車で、前記インクローラ軸11に固着され、外
周には歯形が形成されている。該インクローラ歯
車13は前記転写ローラ歯車10と噛合い、前記
インクローラ12が前記転写ローラ9の回転に従
つて回転するように構成されている。14は第1
ウオームで、前記プラテン軸3に固着されてい
る。15は連結軸で、図示しない枠体に回転可能
に軸支されている。16は第1ウオームホイール
で、前記連結軸14に固着され、外周に歯形が形
成され前記第1ウオーム14と噛合い、前記プラ
テン軸3が矢印Aの方向に回転すると連結軸15
が矢印Bの方向に回転するように構成されてい
る。17は第2ウオームで、前記連結軸15に固
着されている。18は図示しない記録媒体送り手
段の軸であるフイードローラ軸で、図示しない枠
体に回転可能に軸支されている。19は第2ウオ
ームホイールで、前記フイードローラ軸18に固
着され、外周に歯形が形成され前記第2ウオーム
17と噛合い、前記連結軸15が矢印Bの方向に
回転すると前記フイードローラ軸18が矢印Cの
方向に回転するように構成されている。20は第
1タイミングデイスクで、前記フイードローラ軸
18に固着され、等角度間隔に10個の長穴20a
が形成されている。21は第1タイミングセンサ
で、図示しない枠体に取付けられ、前記長穴20
aの通過箇所を貫通する光束を発射する発光素子
と、長穴20aを貫通した光束を受光し電気的信
号に変換する受光素子とを内蔵している。22は
第2タイミングデイスクで、前記プラテン軸3に
固着され、等角度間隔に21個の長穴22aが形成
されている。23は第2タイミングセンサで、図
示しない枠体に取付けられ、前記長穴22aの通
過箇所を貫通する光束を発射する発光素子と長穴
22aを貫通した光束を受光し電気信号に変換す
る受光素子とを内蔵している。なお前記第1タイ
ミングセンサ21と、前記第2タイミングセンサ
23とに夫々通電および信号の伝達処理を行なう
ためのリード線、駆動回路、信号処理回路等に関
する図および説明は省略する。24は第3タイミ
ングデイスクで、前記プラテン軸3に固着され、
1個の長穴24aが形成されている。25は第3
タイミングセンサで、図示しない枠体に取付けら
れ、前記長穴24aの通過箇所を貫通する光束を
発射する発光素子と、長穴24aを貫通した光束
を受光し電気的信号に変換する受光素子とを内蔵
している。26はハンマ本体で第4図に示す如く
内部にハンマ駆動コイル26aを持つており、プ
ラテン6の螺旋状突起6aのピツチと等しいピツ
チで複数配置されている。27はハンマヘツド
で、前記ハンマ本体26の先端に夫々固着され第
3図に示す如く、プラテン6の軸方向に対して僅
かに傾いている。28はハンマ支え板ばねで、第
4図に示す如く、弾性材よりなり1端を枠体31
に固着され他端を夫々前記ハンマ本体26に固着
され、2個の該ハンマ支え板ばねで1個の前記ハ
ンマ本体26を前後左右のいずれの方向にも傾く
ことなくプラテン6に対して前後動可能に支え、
且つ、前記ハンマ本体26の後端を枠体31に取
付けられたハンマストツパ32の停止片32aに
圧接させている。29は第1永久磁石で、前記ハ
ンマ本体26の上方に近接して、図示しない枠体
に固着配設され、該ハンマ本体26の運動方向に
平行して磁極が配置されている。30は第2永久
磁石で前記ハンマ本体26の下方に近接して、図
示しない枠体に固着配設され、前記第1永久磁石
29に相対して夫々逆の磁極が配置されている。
次に第5図を用いて、2色プリントを行ないう
る第2実施例の構造を説明する。尚、下記説明以
外の構造は第1実施例と同じである。106はプ
ラテンで、前記プラテンと同様の構造であるが螺
旋状突起106aと螺旋状突起106cの2条と
なつて形成されている。また、第3図と同様セパ
レートラバーを省略している。109は第1転写
ローラで、前記転写ローラ9と同様の構造である
が螺旋状突起109aは、前記プラテン106の
螺旋状突起106aと同ピツチで逆方向螺旋をな
し、常に接触しながら回転するように構成されて
いる。209は第2転写ローラで、前記第1転写
ローラ109と同様の構造であり、螺旋状突起2
09aは前記プラテン106の螺旋状突起106
cと同ピツチで逆方向螺旋をなし、常に接触しな
がら回転するように構成されている。112は第
1インクローラで、前記インクローラ12と同様
の構造であり、黒色のインクを含有しており、前
記第1転写ローラ109の螺旋状突起109aと
常に接触しながら回転するように構成されてい
る。212は第2インクローラで、前記第1イン
クローラ112と同様の構造であり赤色のインク
を含有しており、前記第2転写ローラ209の螺
旋状突起209aと常に接触しながら回転するよ
うに構成されている。またハンマヘツド25は第
3図と同様にして配置されている。
次に前記第1実施例の構造におけるラインプリ
ンタとして働く場合の作用を夫々図面に基いて説
明する。第1図において、起動指令によりモータ
1のモータ軸1aが回転すると、摸ータプーリ
2、シンクロベルト5、プラテン軸プーリ4を介
してプラテン軸3は矢印Aの方向に回転する。従
つてプラテン6、プラテン歯車7、第1ウオーム
14、第2タイミングデイスク22、第3タイミ
ングデイスク24も共に回転する。上記プラテン
歯車7の回転により転写ローラ歯車10を介して
転写ローラ9は、前記プラテン6と同周速度で回
転し、螺旋状突起9aは前記プラテン6の螺旋状
突起6aと常に接しながら転動する。上記転写ロ
ーラ歯車10の回転により、インクローラ歯車1
3を介してインクローラ12は、前記転写ローラ
9の螺旋状突起9aと常に接しながら矢印Eの方
向へ回転し、該接触圧によつてインクローラ12
からにじみ出したインクは、前記転写ローラ9の
螺旋状突起9aに順時付着する。該付着したイン
クは、更に前記プラテン6の螺旋状突起6aに順
次付着する。此処において、前述の如く印字用紙
33はプラテン6に近接しているが、螺旋状突起
6aよりもセパレートラバー6bの方が突出して
いるので、螺旋状突起6aに付着しているインク
は、印字用紙33に付着することはない。一方、
第1ウオーム14の回転により第1ウオームホイ
ール16、連結軸15、第2ウオーム17、第2
ウオームホイール19を介してフイードローラ軸
18は矢印Cの方向へ、前記プラテン6の110回
転に対し1回転の割合で回転する。該フイードロ
ーラ軸18の回転に伴い印字用紙33は上方へ移
動する。また前記フイードローラ軸18の回転に
伴い第1タイミングデイスク20が回転し、前記
フイードローラ軸18が36゜回転するごとに第1
タイミングセンサ21は1個のタイミング信号を
出し、前記プラテン6の回転に伴い第2タイミン
グデイスク22と第3タイミングデイスク24が
回転し、前記プラテン6が120/7゜回転するご
とに第2タイミングセンサ23は1個のタイミン
グ信号を出し、前記プラテン6が1回転するごと
に1個のタイミング信号を出す。斯かる状態にお
いて印字データおよび印字指令により、第1タイ
ミングセンサ21のタイミング信号と第2タイミ
ングセンサ23のタイミング信号のタイミングを
用いて印字を行なう。即ちプリンタに印字指令信
号が入ると、図示しない制御回路は、第1タイミ
ングセンサ21と、第3タイミングセンサ25の
タイミング信号により印字用紙33上の印字行の
位置を定め、プラテン6の螺旋状突起6aとハン
マヘツド27とのクロスポイントが印字データを
印字するに適した位置に到達したことを第2タイ
ミングセンサ23のタイミング信号により感知す
ると、該当するハンマ本体26のハンマ駆動コイ
ル26aに駆動パルスを与える。駆動パルスを与
えられたハンマ本体26は夫々ハンマ支え板ばね
28の力に抗してプラテン6に向つて飛翔しハン
マヘツド27は印字用紙33を介しセパレートラ
バー6bを撓ませてプラテン6の螺旋状突起6a
を衝打し、そのクロスポイントに該螺旋状突起6
aに付着していたインクは、印字用紙33にクロ
スポイントの形に転写される。斯くして、1個の
ハンマヘツド25で横5ドツト縦7ドツトの文字
あるいは記号3桁の印字を行ない、1行の印字デ
ータが印字用紙33に印字され、然る後印字用紙
33上の次の印字位置に到達したことが第1タイ
ミングセンサ21と第3タイミングセンサ25の
タイミング信号によつて感知されると、上記と同
様にして1行の印字を行ない、以下同様にして順
次各行の印字を行なう。尚上述した実施例におい
ては常にフイードローラ軸が一定速度で回転して
いるので、ハンマヘツド27はプラテン6の軸線
に対して僅かに傾いているが、印字用紙の送りが
1ドツトラインの印字終下ごとに行なわれるなら
ばハンマヘツド27はプラテン6の軸線の方向と
平行となる。
次に第2実施例の構造におけるラインプリンタ
として働く場合の作用を第5図に基いて説明す
る。第1実施例と同様にしてプラテン106が回
転し、それに従つて第1転写ローラ109、第1
インクローラ112、第2転写ローラ209、第
2インクローラ212は夫々回転する。従つて第
1インクローラ112に含浸されている黒色のイ
ンクは、第1転写ローラ109の螺旋状突起10
9aを介してプラテン106の第1螺旋状突起1
06aに転写され、一方第2インクローラ212
に含浸されている赤色のインクは、第2転写ロー
ラ209の螺旋状突起209aを介してプラテン
106の第2螺旋状突起106Cに転写される。
此処において例えばハンマヘツド25aが駆動さ
れると、印字用紙33を介して第1螺旋状突起1
06aを衝打し、印字用紙33上のクロスポイン
トに黒色のインクを転写する。またハンマヘツド
25bが駆動されると、印字用紙33を介して第
2螺旋状突起106Cを衝打し、印字用紙33上
のクロスポイントに赤色のインクを転写する。上
記原理に基いて、ある印字を全て黒で印字する場
合は、ハンマヘツド27aの包括範囲に螺旋状突
起106aがある時に衝打し、螺旋状突起106
Cがある時には衝打しないように制御し、他の全
てのハンマヘツド27も同様に制御することによ
り印字を実行できる。上記と同様にしてある印字
を全て赤で印字する場合は、各ハンマヘツド27
の包括範囲に螺旋状突起106Cがある時にのみ
衝打することによつて印字を実行することができ
る。次に第3実施例の構造におけるラインプリン
タとして働く場合の作用を第6図を用いて説明す
る。第2実施例と同様にして、プラテン106の
第1螺旋状突起106aには、インクローラ31
2の第1転部312aに含浸されている黒色のイ
ンクが、第1転写ローラ109の螺旋状突起10
9aを介して転写され、プラテン106の第2螺
旋状突起106Cにはインクローラ312の第2
転写部312bに含浸されている赤色のインク
が、第2転写ローラ209の螺旋状突起209a
を介して転写される。従つて、前述した第2実施
例と同様にして黒印字および赤印字を任意に行な
うことができる。
ヘツド27aの包括範囲に螺旋状突起106a
がある時に衝打し、螺旋状突起106Cがある時
には衝打しないように制御し、他の全てのハンマ
ヘツド27も同様に制御することにより印字を実
行できる。上記と同様にしてある印字を全て赤で
印字する場合は、各ハンマヘツド27の包括範囲
に螺旋状突起106Cがある時にのみ衝打するこ
とによつて印字を実行することができる。
尚第2実施例では2個のインクローラを用いて
2色の印字が可能であるが、プラテンの螺旋状突
起を更に多条とし、転写ローラ、インクローラを
それに対応させて増すことにより、更に多色印字
が可能となる。また以上の説明は本実施例がライ
ンプリンタとして働く場合の作用について述べた
が、プラテンの螺旋状突起とハンマヘツドのクロ
スポイントが存在し得る幅にわたつて、縦方向は
所定のピツチで切れ目なくドツトをプリントする
ことができるのでグラフイツクプリントが可能で
ある。尚この場合、各ドツトを数種の色を選択し
てプリントすることも可能である。以上の説明で
明らかなように、本発明によればインクローラを
用いたドツトマトリクスプリンタを構成すること
ができ、これによりインク保有寿命が永く、イン
キング保守が容易である。印打エネルギが小さい
ので、消費電力が小さく印字音が小さい。という
効果がある。また、複数種の色を用いて任意の位
置にドツトの印打が可能であるので、ラインプリ
ンタとして用いるほか各種グラフイツク出力機器
として有用である。これにより3原色を用いて天
然色のグラフイツクをプリントアウトすることも
可能である。上述する効果のほか、更に部品数が
少なく可動部品も少ないので、小型、廉価とな
り、信頼性が高く耐久性に優れたプリンタを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の主要構成の概略を示す斜
視図、第2図はプラテンの構造を示す断面図、第
3図はプラテンとハンマとの相互作用関係を示し
判り易くするためセパレートラバーを省略した説
明図、第4図はハンマの支持および駆動の構造を
示す側面図、第5図は第2実施例のインクローラ
からプラテンへのインク転移の構造を示すもので
a図は相異る色のインクを含浸した2個のインク
ローラからプラテンへのインク転移の構造を示す
側面図、b図は同構造の展開配置図、第6図は第
3実施例のインクローラからプラテンへのインク
転移の構造を示すものでa図は2色のインクを螺
旋状に含有した1個のインクローラからプラテン
へのインク転移の構造を示す展開配置図、b図は
同構造の側面図である。 6,106……プラテン、26……ハンマ本
体、27……ハンマヘツド、9,109,209
……転写ローラ、12,112,212,312
……インクローラ、33……印字用紙、6b……
隔離部材(セパレートラバ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周面に螺旋状突起を持つ円筒形のプラテン
    と、該プラテンの螺旋状突起と略直交した直線状
    突起を持つハンマと、前記プラテンの螺旋状突起
    に塗布するためのインクを保有するインクローラ
    と、該インクローラと前記プラテンとの間に配設
    されインクローラのインクをプラテンの螺旋状突
    起に転移するための転写ローラと、前記プラテン
    と前記ハンマとの間に記録媒体を走行可能に保持
    する記録媒体送り手段とよりなり、前記記録媒体
    の位置および前記プラテンの回転位置に関連して
    前記ハンマを選択的に駆動し、プラテンを衝打す
    ることによりプリントを行うクロスポイント式ド
    ツトプリンタにおいて、前記螺旋状突起のピツチ
    間に通常は該螺旋状突起より僅かに高く、該螺旋
    状突起より僅かに低い位置まで変位可能な弾性材
    よりなる隔離部材を持つことを特徴とするクロス
    ポイント式ドツトプリンタ。 2 プラテンの外周には1条の螺旋状突起を有す
    る特許請求の範囲第1項記載のクロスポイント式
    ドツトプリンタ。 3 プラテンの外周に複数条の螺旋状突起を形成
    すると共に、該プラテンを複数条の突起にそれぞ
    れ相異なる色のインクを供給するための複数の転
    写ローラを持ち、該転写ローラは外周に1条の螺
    旋状突起を形成し、各転写ローラはインクローラ
    に接触すると共に、前記プラテンの複数条の突起
    のうちの1条に接触するように構成されている特
    許請求の範囲第1項記載のクロスポイント式ドツ
    トプリンタ。 4 螺旋状突起を有する複数の転写ローラには
    夫々異なる色のインクを塗布するための複数のイ
    ンクローラを持つ特許請求の範囲第3項記載のク
    ロスポイント式ドツトプリンタ。 5 螺旋状突起を有する2個の転写ローラには
    夫々異なる色のインクを塗布するための、2色の
    インクを螺旋状に含有したインクローラを持つ特
    許請求の範囲第3項記載のクロスポイント式ドツ
    トプリンタ。
JP11448478A 1978-09-20 1978-09-20 Cross point system dot printer Granted JPS5541251A (en)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11448478A JPS5541251A (en) 1978-09-20 1978-09-20 Cross point system dot printer
US06/077,263 US4263847A (en) 1978-09-20 1979-09-20 Printing mechanism for dot matrix impact printers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11448478A JPS5541251A (en) 1978-09-20 1978-09-20 Cross point system dot printer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5541251A JPS5541251A (en) 1980-03-24
JPS6114951B2 true JPS6114951B2 (ja) 1986-04-21

Family

ID=14638895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11448478A Granted JPS5541251A (en) 1978-09-20 1978-09-20 Cross point system dot printer

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5541251A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58199167A (ja) * 1982-05-14 1983-11-19 Citizen Watch Co Ltd クロスポイント式ドツトプリンタ
DE3379899D1 (en) * 1983-01-06 1989-06-29 Ibm Impact printer

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5541251A (en) 1980-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4874264A (en) Selective magnetic attachment of a print head to a drive belt
JPS58192188A (ja) ペン式記録装置の駆動方法
JPH0230564A (ja) プリンタ
JPS59145166A (ja) 手持ちプリンタ
JPS6114951B2 (ja)
JPS6114949B2 (ja)
JPS6114950B2 (ja)
US5002410A (en) Printing apparatus
JPH0219795B2 (ja)
JPS60109866A (ja) 手持ちプリンタ
US4263847A (en) Printing mechanism for dot matrix impact printers
JPS6387264A (ja) ラインドツトプリンタ
JPH0822600B2 (ja) 熱転写プリンタ
JPS6148429B2 (ja)
KR900007505B1 (ko) 열전사식 프린터의 양방향 인자를 가능하게 한 리본구동 방법과 리본장치
JPH03373Y2 (ja)
JPS59115881A (ja) カラ−プリント用インクロ−ル
JPS59232881A (ja) カラ−プリンタ
JPS59214681A (ja) 多色単色切替プリンタ
JPH0367872B2 (ja)
GB2201640A (en) Recording apparatus
JPH0118393Y2 (ja)
JPH0327828Y2 (ja)
JPS62207660A (ja) ハンデイプリンタ
JPH0326147B2 (ja)