JPS62207660A - ハンデイプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は乎９ｊｊ走査によって印字を行うハンディプリ
ンタに関する。

［従来の技術］ 手動走査によって印字を行うプリンタはモータ等の駆動
源を有する通常のシリアルプリンタと比較して構造が簡
単で小型化し易く、また封筒やラベル等様々な媒体に直
接印字できるという特長を有している。このうち感熱方
式は漢字やグラフィック記号等を高品質で印字すること
が可能であり、この従来例として特開昭５９−２２０３
８４号が挙げられる。

［本発明が解決しようとする問題点］ しかし、感熱方式を用いた場合、印字ヘラｌ’と記録媒
体の印字面とが充分に接していないと印字のかすれやむ
ら等を生じやすく、前述の従来技術では印字ヘッドの近
傍で記録媒体に接触する位置に速度検出用のローラがあ
るため、手動で走査した場合、力のかかり具合によって
は印字ヘッドが記録媒体の印字面に充分に接しなくなる
恐れがあるという問題点を有する。

本発明はこのような問題点を解決するもので、その目的
とするところは、印字ヘッドが記録媒体の印字面に充分
に接するようになり、手すＪで走査しても印字のかすれ
やむら等を生じにくいハンディプリンタを提供すること
にイｆる。

［問題点を解決するための手段］ 本発明のハンディプリンタは、一方が本体内に固定され
たばね等に接続され、もう一方が自由端になるように構
成された紐状あるいは平板状のコードとを有し、該コー
ドの自由端を固定させ、手動により本体を移動させて印
字を行うことを特徴とする。

［作用］ 本発明の上記の構成によると、前記コードを記録媒体の
印字面に接しない位置に設け、前記コードと本体との相
対移動によって位置あるいは速度検出装置を作動させて
印字ヘッドの移ｖＪｊｉを検出すれば、記録媒体の印字
面に接する位置に前記位置あるいは速度検出装置を設け
なくて済むため、印字面に接するのはヘッド部だけとな
り、この結果印字のかすれやむら等を抑えることができ
る。

［実施例］ 第１図（ｂ）は、本発明の一実施例を説明するための正
面断面図であり、同図（ａ）は同図（ｂ）のＡ−Ｎ断面
図である。ただし第１図においては主要部のみ図示した
。

図において、リボン送り出しローラ１に巻かれである熱
転写リボン２は、リボンガイドローラ３にガイドされて
サーマルヘッド４と記録媒体５との間に導かれたのち、
後述する伝達ローラ６の回転力を利用して巻取りローラ
フに巻取られるようになっている。また、本体８に固定
されたばね９にはコード１０の片端が接続されて巻かれ
ており、コードガイドローラ１１及び伝達ローラ６に案
内されて本体８の外にもう片方の自由端が導かれている
。そして、コード１０の自由端を固定して本体８を第１
図（ｂ）の矢印１方向に移動させることにより伝達ロー
ラ６は回転し、この回転力は図示しないギア等の伝達装
置によって位置検出装置として機能する光学式ロータリ
ーエンコーダ１２及び巻取りローラ７に伝達されるよう
になっている。光学式ロータリーエンコーダ１２からは
本体８の移動に応じて矩形波が出力されるようになって
おり、本実施例においては本体８が０．１４１ｍｍ（１
／１８０インチ）動くごとに、出力される矩形波のレベ
ルが変化するように調整されている。またサーマルヘッ
ド４としては２４素子の発熱体を縦１列に並べたものを
使用している。以上のことから、本体８をサーマルヘッ
ド４が記録媒体５に圧接されるように移動し、光学式ロ
ータリーエンコーダ１２からの信号に応じてサーマルヘ
ッド４を適切に駆動することによって文字、記号等を印
字することが可能である。

次に印字の制御について第２図及び第３図に基いて説明
する。

第２図は本発明のハンディプリンタの制御部のブロック
図であって、光学式ロータリーエンコーダ１２の出力信
号は印字タイミング信号として外部装置１３に送られ、
また外部袋￥１．１３からはヘッド駆動信号、クロック
、印字データの３種の信号がヘッド駆動回路１４に送ら
れるようになっている。また、図示しない電源線が外部
装置１３から本体８に送られており、これら各種の線は
第４図に示した接続ケーブル１５を通して外部装置１３
とをつながりている。

第３図は印字のタイミング及び印字データの転送を説明
するためのタイミングチャートであって、（ａ）〜（ｄ
）はそれぞれ第２図の■〜■各点の信号波形を示してい
る。印字のタイミングは光学式ロータリーエンコーダ１
２からの出力信号である位置検出信号（ａ）の立ち上が
り及び立ち下がりを用いて行っており、これに応じて外
部装置１３からヘッド駆動信号（ｂ）が送られてくる。

この信号が′Ｈ′。

レベルの時、前記サーマルヘッドに通電され印字が行な
われるようになっていて、１回の動作で１列分（縦１列
２４ドツト）の印字が行なわれ何回かの動作（通常の漢
字の場合２４回）によって１文字が形成される。

第３図に示した部分拡大図は印字データの転送の一例を
説明するものであって、印字データ（ｄ）はクロック（
Ｃ）に同期してシリアル方式で送られてくる。本実施例
においては前述のサーマルヘッドの素子数に対応して、
区間ｃｋ内に２４パルスのクロックが存在し、送られて
来た印字データは、第２図に示すヘッド駆動回路１４で
サーマルヘッド４が所望の動作をするように並び変えら
れるようになっている。

次に、本発明のハンディプリンタで実際に印字を行う場
合の操作例を説明する。

第４図は実際の印字操作の例を示す斜視図であって、オ
ペレータは前述のコードの自由端を指で押えて固定し、
本体８を図の矢印■方向に記録媒体５に接するように移
動させることによって、前述のように外部装置１３から
印字信号が送られてくるため記録媒体５上に印字が行な
われる。この場合、記録媒体５の印字面に接するのは印
字ヘッド部のみのため手動で走査しても印字のかすれや
むら等は生じにくい。そして、−打付の印字が終了し、
押えていたコード１０の自由端を離せば、第１図に示し
たばね９によってコード１０が巻き取られる。従って、
この動作をｎ回繰り返すことによってｎ行分の印字を行
うことができる。なお、コー１−１０の自由端は該コー
ドの他の部分に比べて幅を広くした方がオペレータにと
って操作し易い。また、印字開始位置をオペレータに認
δムじゃすくするため、コード１０に印字の開始を示す
マーク等を設けた方がよい。

本実施例においては、印字方式として感熱方式のものを
用いたがこれに限られたわけでなく、例えばワイヤート
ッド方式、活字輪方式等を用いてもよい。

また本実施例においては、移動量検出装置として光学式
のロータリーエンコーダを用いたがこれに限られたわけ
゛でなく、例えば磁気エンコーダを用いてもよい。

さらに本実施例においては、印字信号を生成する制御部
を外部装置１３に設けたが、これを本体８内に組み込ん
でもよい。

［発明の効果］ 以上述べたように、本発明のハンディプリンタによれば
、一方が本体内に固定されたばね等に接続され、もう一
方が自由端になるように構成された紐状あるいは平板状
のコードを記録媒体の印字面に接しない位置に設け、前
記コードと本体との相対移動によって位置あるいは速度
検出装置を作動させて印字ヘッドの移動量を検出すれば
、記録媒体の印字面に接する位置に前記位置あるいは速
度検出装置を設けなくて済むため、印字面に接するのは
ヘッド部だけとなり、この結果印字のがすれやむら等を
抑えることができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例を示す要部断
面図。 第２図は制御部のブロック図。 第３図（Ａ）の（ａ）、（ｂ）は本発明の印字制御方法
を説明するためのタイミングチャート。第３図（Ｂ）の
（ａ）〜（ｄ）はその部分拡大図。 第４図は本発明のハンディプリンタの操作例を示す斜視
図。 以上 ６：イｔす１０−ラ　　　　　１２；光軸ぐ式０−フリ
ーニジコータ“４浮マＨＡフド　４へｙｌ”Ｅ１勤回＃
　　　８・、本体第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字ヘッドと、該印字ヘッドの移動量を検出する手段と
   、一方が本体内に固定されたばね等に接続され、もう一
   方が自由端になるように構成された紐状あるいは平板状
   のコードとを有し、該コードの自由端を固定させ、手動
   により本体を移動させて印字を行うことを特徴とするハ
   ンディプリンタ。