JPS61149465A - 極軟質銅材の製造法 - Google Patents

極軟質銅材の製造法

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JPS61149465A
JPS61149465A JP27261284A JP27261284A JPS61149465A JP S61149465 A JPS61149465 A JP S61149465A JP 27261284 A JP27261284 A JP 27261284A JP 27261284 A JP27261284 A JP 27261284A JP S61149465 A JPS61149465 A JP S61149465A
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JP
Japan
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copper
copper material
rare earth
earth elements
high purity
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JP27261284A
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Masaki Morikawa
正樹 森川
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Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特にビッカース硬さく Hv )で50以
下のきわめて低い硬さを有する極軟質銅材の製造法に関
するものである。
〔従来の妖術〕
従来、一般に、半導体装置としてトランジスタやIC,
さらにLSIなどが知られているが、この中で、例えば
rcom造法の1つとして、(〜まず、リード素材とし
て板厚=0.1〜0.3露を有する条材全用意し。
(ロ)上記リード素材よシブレス打抜き加工により製造
せんとするICの形状に過分したリードフレームを形成
し、 (C)ついで、上記リードフレームの所定個所に高純度
SiあるいFiGeなどの半導体素子を、紹ペーストな
どの導電性樹脂を用いて加熱接看するか、るるいは予め
上記半導体素子およびリード素材の片面にメッキしてお
いたAu 、 hg 、 Ni *あるいはこれらの合
金層を介してはんだ付けし、 回上記半導体累子と上記リードフレームとに渡ってAu
線によるワイヤボンディング(結線)ヲ施し、 (e)引続いて、上記半導体素子、結線、および半導体
素子が取付けられた部分のリードフレームを、これらを
保護する目的で、プラスチックで封止し。
(f)最終的に、上記リードフレームにおける相互に連
なる部分を切除してリード材全形成する、以上(a)〜
(f)の主要工程からなる方法が知られており、上記の
ように、この方法全台めて、通常ボンディングワイヤと
してAuIw(金線)が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように半導体装置の製造には、ボンディングワイヤ
としてAuIIIが便用されているが、これを安価なC
u&に代替することができれば、それだけコスト低減′
t−はかることができるという観点から、ボンディング
ワイヤとして、比較的硬さの低い高桃度銅材を使用する
試みがなされている。
しかし、上記の高純度銅材は、再電解や再再電解などに
よって、その純度’i 99.999%(以下5Nで示
す)以上としても、さらにこれに加えて20〜30回の
帯域溶融法による精製処理を抛しても、その硬さは、十
分に焼鈍を行なつfc状態でHv:  約52〜55に
示し、Hvで約42i示すAuはど軟質とはならないも
のである。この結果、ワイヤボンディング時に、ワイヤ
先端に形成されたボールによって、例えばSi半導体素
子表面に形成されたA4合金の配線皮膜が破損され易く
なることかう、AuJはど高速でボールボンディングを
行なうことはできず、かなりの低速でしかポールボンデ
ィングを行なうことができないのが現状である。
〔問題点t−解決するための手段〕
そこで、本発明者は、上述のような観点から、例えば半
導体装置の製造に際して、ボンディングワイヤとして用
い次場合に高速でのポールボンディングが可能な極軟質
の銅材を製造すべく研究を行なった結果、高純度鋼に希
土類元素のうちの1種または2種以上を合金成分として
重量比で0.1〜100p、p−mの量含有させたもの
からなる銅素材に、帯域溶融法による′n製処理t−m
すと、前記高純度鋼中に含有して軟質化を阻止してい友
王として硫黄が希土類元素と結甘し、この結果の希土類
元素の硫化物は前記の帯域溶融法によるn製時に容易に
除去されることから1例えば半導体装置のボンディング
ワイヤとして用いた場合に、高速でのポールボンディン
グを可能とするHv:50以下のきわめて軟質な銅材が
得られるようになるという知見を得たのである。
この発明は上記知見にもとづいてなされたものであり、
かつ銅素材における希土類元素の含有量を0.1〜10
0p、p、m、と限定したのは、その含有量が0.1 
p、 p、 m、未満では所望の軟質化をはかることが
できず、一方100 p、 p、m、i越えて含有させ
ると帯域溶融法による精製後にも合金成分として残存す
るようになって硬さ向上の要因となり、この結果所望の
Hv:50以下の極軟質銅材を得ることは困難となると
いう理由によるものである。
〔実施例〕
つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に説明す
る。
まず、純度:5Nt−有し、かつS : 5 p、pm
、t−含有する再電解鋼からなる高純度銅を真空溶解炉
にて浴製し、これに合金成分として希土類元素のうちの
1種または2種以上をそれぞれ第1表に示される童含脅
させ、断l:10■ ×長さ:25−第1表 の寸法をもったインゴットに鋳造してこの発明にかかる
銅素材を調製した。
なお、帯域溶融法による精製処理を施す前の硬さを測定
する目的で、前記銅素材のゾーンメルト開始部から硬さ
測定用試片を採取し友。
ついで、上記銅素材に対して、それぞれ真空中で5回の
ゾーンメルト精mtmし、同じくゾーンメルト開始部か
ら硬さ測定用試片を採取することに工っで本発明法1〜
14を実施した。
つぎに、この結果得られた試片に、温[:600℃に3
0分間保持の条件で焼鈍’t−mL、さらに引続いて試
片採取時の切断研摩歪による加工硬化の影Vを除くため
に硝酸による十分な酸洗エツチングを施した状態で、ビ
ッカース硬さく Hv )を測定した。
また、比較の目的で、上記の再電解銅、お工びこれに再
度のt′p#を抛すことによって得られた再再電解鋼に
ついて、同一の条件にてゾーンメルト精製前後のビッカ
ース硬さを測定することによって比較法1.2を行なっ
た。これらの測定結果を第1表に示した。
〔発明の効果〕
第1表に示される結果から、本発明法1〜14によれば
、いずれもHv:50以下のきわめて低い硬さを有する
極軟質銅材が得られるのに対して、比較法1,2で見ら
れるように、銅素材が希土類元素を含有しない場合には
所望の軟質化がはかれないことが明らかでおる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高純度銅に希土類元素のうちの1種または2種以上を重
    量比で0.1〜100p.p.m.含有させたものから
    なる銅素材を用意し、 ついで、上記銅素材に対して帯域溶融法による精製処理
    を施すことを特徴とする極軟質銅材の製造法。
JP27261284A 1984-12-24 1984-12-24 極軟質銅材の製造法 Granted JPS61149465A (ja)

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JPS61149465A true JPS61149465A (ja) 1986-07-08
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6451135B1 (en) * 1997-06-02 2002-09-17 Japan Energy Corporation High-purity copper sputtering targets and thin films

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6451135B1 (en) * 1997-06-02 2002-09-17 Japan Energy Corporation High-purity copper sputtering targets and thin films

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