JPS61148435A - 露出制御装置 - Google Patents

露出制御装置

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JPS61148435A
JPS61148435A JP27125984A JP27125984A JPS61148435A JP S61148435 A JPS61148435 A JP S61148435A JP 27125984 A JP27125984 A JP 27125984A JP 27125984 A JP27125984 A JP 27125984A JP S61148435 A JPS61148435 A JP S61148435A
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photometry
exposure
switch
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JP27125984A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Harada
義仁 原田
Masayoshi Kiuchi
木内 正佳
Ryuichi Kobayashi
竜一 小林
Masaharu Kawamura
正春 川村
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は露出制御装置、特に測光情報に基づく露出値に
補正値情報を入力できる露出制御装置に関する。
(従来技術) カメラの露出制御装置において、測光情報に基づき演算
された露出値を、意図的に露出補正して変化性のある撮
影を行なうことが一般的に知られている。
この露出値の補正操作は、補正ダイヤルの回転操作によ
るや夛方や、アップ、ダウンの押し釦スィッチの操作に
よるやや方が知られている。
しかしながら、従来の上記露出補正は、撮影者が意識し
て初期のゼロ補正状態に操作をし直さないと、露出補正
状態が継続してしまい、撮影の失敗を生じてしまうこと
があった。
例えば、前撮影駒にて被写体の逆光補正として、平均測
光による演算露出値を補正した場合に、その補正を次駒
撮影時までにクリアーしとかないと、後々の撮影Kまで
補正がかかつて、撮影の失敗をしてしまうことがあった
又、例えば、1駒の撮影に際して多点スポット測光を行
ない、その測光での平均値にて演算露出値を求める、い
わゆるマルチスポット測光において、演算された露出値
を見て撮影者が意図的に補正した場合にて、その後にさ
らに多点スポット測光を行ない、被写体のある領域を適
正露出にするようにしても、演算される露出値は該補正
が加わった値となり、撮影意図に反した写真が撮れてし
まうことがあった。
(発明の概略) 本発明は上記従来の問題を解決する為釦なされたもので
あシ、撮影者が意図しない露出補正がなされない露出制
御装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為に、第10図に示すよう
に演算された露出値を露出値補正手段てで補正した際に
、その補正情報を、測光動作スイッチの測光開始操作時
もしくは測光動作スイッチの非測光操作が所定時間継続
した時に、クリアーする補正情報クリアー手段を設けた
露出制御装置を特徴とする。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る露出制御装置を有するカメラの全
体回路を示すブロック図である。図において1.2.3
は測光値を出力する測光回路を構成する素子で、1は測
光アンプ、2は測光センサー、3は対数圧縮ダイオード
である。
2の測光センサーは比較的狭い範囲からの光を受光する
スポットセンサーで、ファインダー視野の中央部のスゲ
リットプリズム径に対応するぐらいの感度領域を有して
いる。被写体の輝度は1.2.3で構成される測光回路
によってTTL開放測光され測光出力Bvo (Bvo
け開放測光による輝度のアペックス値を表わす。)を送
出し加算回路6の入力に伝える 4はフィルム感度ISO情報を出力するフィルム感度情
報形成回路であり、アペックス値・の〜を出力し、加算
回路6の他の入力に伝える。
5はアペックス値でのレンズの開放絞り値AVOを出力
する開放絞多信号回路であり、加算回路6の他入力に伝
えると同時に差分回路13の負入力にも該Avoが伝え
られる。
6の加算回路においては上記各回路からの信号が加算さ
れBVO+8V+AVO=Bv+5v=EVのアペック
ス演算が行なわれ、該演算値が7のA/D変換器にてA
D変換された上で8のマイクロコンピュータ−(以下μ
COMと称す。)の入力ボートPAに伝達される。
9、10.11は情報設定回路を示し、9はシャッター
秒時値(Tvセット値)を設定するTV上セツト路、1
0は絞り値(AVセット値)を設定するだめのAV上セ
ツト路、11は(例えばTV優先、Av ’fl 先、
プログラムモード)等の゛撮影モード情報を設定するモ
ードセット回路で、各回路はμCOMの入力ポートPB
、PC,FDに接続されている。尚各回路は設定情報を
デジタル値として設定する。8のμCOMは入力ボート
としてPA、PB。
PClPD、PH9PLを有し出力ボートとしてPE+
、PF。
PG、 P、 、 PKを有すると共にタイマー1とタ
イマー2を独立に内蔵してお夛、これらのタイマーは所
定の時間がセットされるとダウンカウント(計時)を開
始しセット時間からの残時間)を読み出すことが出来る
12はD/人変換器でμCOMのPBボートより出力さ
れるAv値をアナログ量に変換し、差分回路13の正入
力に入力し、該差分回路13にて前記開放絞夛値AVo
値からの差、即ち絞シ制御段数を示すアペックス値での
・」・Vを算出させる。
14は絞り制御回路で該絞シ制御回路は、μC0M8の
Pkポートよシ出力されるトリガー信号に応答して不図
示の絞シ制御部材を始動するためのスタートマグネット
15に通電し、差分回路13からの温y値分だけ開放絞
シから絞夛を絞シ込んだ後ストップマグネット16に通
電して絞り制御部材の動作を停止させる。
17は実時間伸長回路でμC0M8のPEボートより出
力されるアペックス値のTV値をシャッター開放時間に
変換する回路であり、18のシャッター制御回路に変換
値を出力する。シャッター制御回路18はμCOMのP
Eボートより出力されるトリガー信号に応答して作動し
絞り制御回路14による絞り制御時間経過後に先幕マグ
ネット19に通電しシャッター先幕を走行させ、又実時
間制御回路17からのシャッター開放時間径情報に基づ
き計時を行ない、該時間経過後に後幕マグネットに通電
してシャッター後幕を走行させ露光を終了させる。μC
0M8のPEボートにはAE系メカ、フィルム巻上げ等
の一連のメカニカルなチャージユニットがチャージ完了
状態にあるときオンになるスイッチ28が接続されてい
る。該スイッチ28は巻上げ完了でオン、後幕走行完了
でオフになる。μC0M8のPHポートには22〜26
1での5つのスイッチが接続されており、上記22はシ
ャッターボタンの第1操作にてオンとなり測光動作を開
始させるためのスイッチで、該スイッチ22がオンの限
り所謂AHロック状態となる。また、該スイツ″チ22
がオンがオフに移行した後も上記タイマー2でセットさ
れる時間の間は測光動作を保持状態にしている。スイッ
チ23はマルチスポット測光による平均値露出制御や、
スポット測光値に対する露出補正を行なうために使用す
る測光記憶スイッチである。スイッチ24はレリーズボ
タンの第2操作でオンとなシカメラの露出制御シーケン
スをスタートさせるためのトリガースイッチであり、上
記スイッチ22と24は第2図示の如く、スイッチ22
と24の間にグランド切片をはさみ、かつ絶縁保持部材
29にて保持されスイッチ24がオンの時にはスイッチ
22もオンとなる構成となっている。スイッチ25.2
6は各々ハイライトコントロール。
シャドウコントロールを行なうためのスイッチで、測光
値をもとに演算された露出値に対して露出補正を加える
ためのスイッチである。
27は第2の表示器であり、該表示器はμC0M8のP
Jボートに接続され、μC0M8より送られる’rv値
、AV値を表示する。
21は第1の表示器であり、第3図に示すように測光値
を示す21bの表示器アレイと212のスケールから構
成され、測光値(Ev値)と制御露出値を表わすEv値
(TV+AV値)の差を相対的に表示する。またスケー
ル21aにはポジフィルムのH−D曲、%1i(B−D
曲線)におけるリニアリティのある領域、すなわち再現
域を示すマーク21Cが設けられると共にネガカラーの
再現域を示すマーク21dも設けられている。
これらマークによってハイライト、シャドウコントロー
ルが、表示をみながら撮影者の意のままに微調すること
が可能となる。
次いで、第1図に示した本発明の露出制御装置を備えだ
カメラの動作を第5図示のフローチャートを用いて説明
する。まず、第5図示の70−チャートに示される本実
施例の全体的なシーケンスを説明する前に第5図示の7
0−チャートに示される各サブルーチンによる制御動作
について説明する。
尚、第5図示のフローチャートはμC0M8の几OMに
内蔵されたマイクロプログラムにて実行されると共にプ
ログラムはステップ(1)から順次実行されるものとす
る。
(測光ルーチン)このルーチンはステップ(41)〜(
43) K示されでいる。
該測光ルーチンにおけるステップ(42)はAD変換器
7の出力を検知するステップであり、これKてこの時点
のAD変換器7の出力(アペックス値のEv値)をメモ
リーEVXに入力し、その時点の輝度値を検知しステッ
プ(43)にてメインルーチンに戻る。
即ち、このルーチンでは該ルーチンが実行された時点で
の測光値をメモ!J −Bvxに入力するだめのもので
ある。
(演算ルーチン)該ルーチンはステップ(44)〜(4
8)に示されている。このルーチンのステップ(45)
では最新の測光ルーチンにて得られメモU −Evxに
記憶されている輝度を表わすアペックス値(Ev値)を
メモリーEVXIV)に入力する0尚メモリーEVX(
V)はEVX(1)からEVX(t) 1での任意のメ
モリーのうち、ポインターNの値にて指定されるメモリ
ーである。
又ポインターは後述の如く測光記憶スイッチ23が押下
され測光記憶スイッチ23の押下にて測光ルーチンが実
行されるととに順次インクリメントされるので初回の測
光ルーチンにて得られたEv値はメモ’J −EVX(
1)に記憶され、以後スイッチ23の押下による測光ル
ーチンが実行されるととに得られたEv値は順次メモリ
ーEVX(2) 〜EVX(t) K記憶されることK
なる。
このステップ(45)KてEv値がポインターNにて指
定されるメモリーに入力された後ステップ(46)が実
行される。このステップ(46)はメモリーEVX(1
)〜”VX(M)に入力されているEv値の総和を求め
るステップであり、これにスイッチ23がオンとなるご
とに検知されたEv値の総和が求められる。次のステッ
プ(47)はステップ(46)で求められたEv値の総
和(80M)をボイ補正量ΔEVを引いて制御露出値E
Vを算出するだめのステップである。
上述の如くポインターNはスイッチ23が押下されオン
するたびに即ち、測光ルーチンがなされるたびにインク
リメントされるので、上記UM ステップ(47) icおける]「はスイッチ23がオ
ンとなるたびに検知された測光値の平均値を表わし、上
記制御露出値は該平均値が補正量ΔE■を引いた値とな
る。
この様にして制御露出値が求められた後にステップ(4
8)にてメインルーチンに戻る。
(TV * Av表示ルーチン) このサブルーチンはステップ(49)から(59)まで
に示されている。このルーチンではまずステップ(50
)が実行される。ステップ(50)の命令はモードセッ
ト回路11の状態をμC0M8のP。
ポートから読み取り設定モードの検知を行なう命令であ
る。本実施例ではモードセット回路は不図示のモードセ
レクターに連動する2つのスイッチから成シ、シャッタ
ー優先が選択された時にはスイッチが共にオンとなり、
絞り優・先が選択された時には一方のスイッチがオン、
他方のスイッチがオフとなり、又プログラムモードが選
択された時には共にオフとなる様構成されている。
上記ステップ(50)では、この2つのスイッチ状態の
検知にて設定モード判別がなされる。
ステップ(50)のモード判別の結果設定モードがシャ
ッター優先であると判別がなされた時にはステップ(5
1)へ移行する。ステップ(51)では、TV上セツト
路にC設定されたアペックス値のシャッター秒時値(T
v値)をPEポートを介してμC0M8に入力する。
この後ステップ(54)にて前述の演算ルーチンにて求
められた制御露出値(Ev値)と上記設定Tv値とのア
ペックス演算Ay−Bv−TVがなされ絞り値(AV値
)が算出される。
上記Tv値及びAV値はステップ(56)にてμC0M
8のPJボートを介して第2の表示器27に伝わシTV
値及びAV値の表示がなされる。該第2の表示器27は
例えば第7図の如く構成されており1秒時記号及び絞シ
値記号が附された表示パネルを上記Tv値及びAV値に
基づいて選択されるLEDにて指示する様構成される。
尚この表示器としては7セグメント表示のものを用いて
も良いことはもちろんである。
この様にしてステップ(56) KでTV、AV値表示
がなされた後ステップ(57) 、 (58)が実行さ
れその後メインルーチンに戻る。このステップ(57)
は上記AV値をμC0M8のPEポートから出力し、D
/A変換器12に伝え、AV値をアナログに変換するた
めの命令であシ、又ステップ(58)は上記Tv値をμ
C0M8のPEポートを介して実時間伸長回路17に伝
えるための命令であり、上記TV。
Av値表示後Av値をDA変換及びTv値の実時間伸長
回路への伝達がなされる。
上記動作はシャッター優先時の場合であるが、絞り優先
時はステップ(50)にて絞り優先が選ばれるのでステ
ップ(51)に代わりステップ(52)が実行される。
このステップ(52)ではAv上セツト路10からのプ
リセット絞り値情報がμC0M8のPcポートを介して
取り入れられ、次のステップ(55)にて制御露出値E
Vとの演算(Tv=Ev−Av)がなされシャッター秒
時値(Tv値)の算出がなされる。
この後上述のステップ(56)〜(59)が実行され、
この場合もTv値及びAV値が表示されると共にAv値
がD/A変換され、又Tv値が実時間伸長回路へ伝えら
れる。
又、更にプログラムモードが設定されている場合にはス
テップ(50)に次いでステップ(53)が実行される
。ステップ(53)では制御露出値Evに基づいて、R
OMに記載されているAVテーブプルから所定のAV値
を選択することにてAV値を求める。
この後前述のステップ(55)〜(58)が実行され、
Tv値の算出、AV、TV値表示等が実行されステップ
(59)にてメインルーチンに戻る。
(Ev表示ルーチン) このサブルーチンはステップ(60)〜(83)に示さ
れている。このEv表示ルーチンではまずステップ(6
1)が実行される。このステップ(61)ではメモリー
MEM(Ev)をクリアーし、このメモリーMEM(E
v)の内容をμc0M8のPcポートから送出する。上
記の如くメモリーMEM(EV)はクリアーされている
ので、PGボートから出力される信号は全ビットゼロで
あり、これにて第1表示器21のLED表示器アレイ2
1bは全て非点灯となる。
この後ステップ(62)にてポインターNの値がポイン
ターN0LDの値と一致するか否かの判別がなされる。
このステップ(62)での判別結果としてN=N()L
Dの時はステップ(63)へ移行しループカウンターK
を1にセットする。この後ステップ(64)が実行され
る。このステップは上記メモリーEvX(t) −EV
X(/!、)のうちカウンターにのセット値にて指定さ
れるメモリーの内容と制御露出値E■との差DIFEv
を求める命令である。
上記の如くカウンターにの値は1であり、メモリーFi
VX(1)が指定され、メモリーEVX(1)、の内容
と制御露出値Evとの差が求められる。
この後ステップ(65)にて上記ステップ(64)Kで
求められたDIFEyK対応するメモリーMEM(Bv
)の所定の1ピツトをセットし該メモリーMEM (E
y )の内容をμC0M8のPGボートを介して表示器
21へ伝え、MEM(Ev)のセットピットに応じた表
示器21のLED表示アレイが選択的に点灯する。
次ぎのステップ(66)ではカウンターにの内容がイン
クリメントされに=2となりステップ(67)にてこの
カウンターにの値とポインターNの値との大小比較がな
されK)Nの時にはステップ(68)へ移行しに≦Nの
時には再度ステップ(64)へ移行し、K)Nとなるま
でステップ(64)〜(67)が実行される。
よってポインターNの値が1の時にはステップ(64)
 〜(67)は1回のみ行なわれメモリーEVX(1)
の内容と制御露出値Evとの差が表示器21にて表示さ
れる。尚ポインターNの値が1であり、かつ補正量ΔE
vがゼロの場合は後述の如くメモリーEVX(1)の内
容と制御露出値Evとが同一であるので、上記動作にて
LED表示アレイ21bのうちスケール0を指示するL
EDが点灯することになる。又、ポインターNの値が1
であり、か  。
つ補正量ΔEVがゼロでない場合は上記演算ルーチンに
て求められた制御露出値EVは測光ルーチンで求められ
メモ!j −Evx(1)に記憶されている測光値BV
XとはEV = EVX−ΔEV なる関係があるため
、ステップ(64)で求められる差DIFEVがEVX
 −EVX +ΔEV=ΔEvとなるので、該ΔEVに
応じたIJD表示プレイ21bが点灯する。よって、上
記設定した補正量ΔEvが+1段である場合には表示器
21におけるスケール+1を指示するLEDが点灯する
ことにある。又、ポインターNの値が1ではない時即ち
、後述の如く複数回測光記憶スイッチ23が押下され、
メモ’) −Evx(g〜EVX(t)までにそれぞれ
測光ルーチンにて得られたスイッチ23の押下時の測光
値が記憶されている場合には、初回のステップ(64)
〜(66) tでの命令にてメモ!J  EVX(t)
の測光値と制、御露出値Evとの差に応じた表示アレイ
のLEDが点灯し次回のステップ(64)〜(66)ま
での命令にてメモ!J −BVX(2)の測光値と制御
露出値Evとの差に応じた表示アレイLEDが点灯し、
以後K)Nとなるまで順次メモリーEVX(3)〜Bv
x(z)の測光値と制御露出値EVとの差に応じた表示
アレイLEDが点灯して行くこととなる。
上記表示動作を更に具体的に説明する。
例えば、以前に複数回(例えば2回)測光ルーチンが実
行されておシ、1回目の測光値EvxがEV=7であり
、2回目の測光値FivxがEv=11であったとする
。この場合にはメモリーEVX(1)には上記Ev=7
が又、メモリーEVX(2)にはEv=11が記憶され
ている。
又、この時上記演算ルーチンにより得られる制御露出値
EvとしてはN=2である丸めステツΔEvとなる。
ここで補正量ΔEvが例えばEV=+iに設定されてい
るとすると上記演算にて得られる制御露出値Evは■−
1=8よって初回のステップ(64)〜(66)にて得
られる差DIFE■はEVX(1) −Ev=7−−8
=−1となり、次回のステップ(64)〜(66)にて
得られる差DIF EvはEVX(2)−EV=11−
8=3となる。よって、表示器21にて初めに1回目の
測光値と上記制御露出値との差分DIFEv=−1に基
づきスケール21aの−1を指示するLEDが点灯し、
該LEDの点灯が保持された状態で次いで2回目の測光
値と上記制御露出値との差分DIFEv=3に基づきス
ケール21aの3を指示するLEDが点灯する。よって
、この表示動作にて各回の測光値の制御露出値に対する
相対的な位置関係が指示されることと、なる。
以上の如くして表示器21にて表示動作が行なわれた後
ステップ(68)へ移行しメモリーΔEV□LDの内容
を上記補正量△EV K一致させ次のステップ(69)
にてメインルーチンに戻る。
以上の動作はポインターNとポインターN0LDの値が
一致している場合の動作であるが、ポインターNとポイ
ンターN0LDの値が異なる場合の動作について説明す
る。
尚、ポインターNとポインターN0LDの値はEv表示
ルーチンの前に新たな測光動作が行なわれた時に不一致
となるものである。この場合にはステップ(62)に次
いでステップ(70)が実なる演算を行なう。後述の如
くポインターN0LDの値は測光動作の行なわれた回数
よシ1少ない値となっているため、新たな測光動作前に
何回測光動作が行なわれたかを表わしている。
よって、上記8 UMOLDは新たな測光(A回目の測
光)が行なわれる以前までの各測光動作にて得られメモ
リーEVX (1)〜EVX(人−1)&C記憶されて
いる各回の測光値の総和を表わすこととなる0までの測
光値の総和をそれまでの測光回数で割つた値であるため
、新たな測光が行なわれる直前までの測光値の平均値を
表わし、又ΔEVOLDはそれまでの補正量を表わして
いるため、上記EVOLDは結局、新たな測光が行なわ
れる以前の制御露出値、即ちA−1回までの測光による
制御露出値を示すものである。
この様にしてBVOLDが求められた後ステップ(72
)にて新たな測光が行なわれた際の制御露出値、即A回
目までの測光により決定される制御露出値EvとA−1
回目までの測光による制御露出値BVOLDとの大小判
別が行なわれる。この判別結果にてEV =EVOLD
と判別された時にはステップ(83)へ移行、ポインタ
ーN0LDの直とポインターNの値を一致させた上で再
びステップ(60) K戻る。よって、再びステップ(
60)からのEv表示ルーチンが実行されるがこの場合
ポインターNとN0LDの値は一致しているため、上記
のステップ(61)〜(69)までが実行される。尚今
回のステップ(61)〜(69)までの表示動作では、
測光回数が上記の如くA回目となっているので、A−1
回目までの各測光値と制御露出値との差分表示を行なっ
た後に新たな測光値、即ちA回目の測光値と制御露出値
の差分表示がLED表示アレイにて追加的に実行される
ことKなる。
又、上記ステップ(72)KてEV>EVOLD と判
別された時にはステップ(73)へ移行スる。ステップ
(73)では所定量5TEP = 0.1を設定しステ
ップ(75)にて表示器21ICよる表示をオフとした
後ステップ(76)へ移行する。
ステップ(76)〜ステップ(80)までの70−は上
述のステップ(63)〜(67)と同様のフローであり
、上述のステップ(63)〜(69) K述べた表示動
作がなされる。尚、ステップ(76)〜(80) にお
いて求められる差分DIFEvはDIF”V = BV
X(k)−BVOLJ)であるため、測光動作がA回行
なわれるとすると、1回目からA回目の測光動作にて得
られた各回の測光値BVXとA−1回目までの制御露出
値EVOLDとの差分が表示器21にて順次表示される
こととなる。
即ち、例えば測光動作が3回行われ、1回目の測光値が
BV=7.2回目の測光値がEV=11.3回目の測光
値がEV=18であり、2回目までの制御露出値EVO
LDがEV=8であったとすると、まず1回目の測光値
とEVOLDとの差EV=1が第4図T、におけるaの
如く表示スケール21Cが表示され次いで2回目の測光
値とEVOLDとの差gy=−+−aがT1におけるb
の如く表示され、更に3回目の測光値とBVOLDとの
差EV=+10がTIKおけるCの如く表示されること
となる。
この様にして前回(A−1回目までの)制御露出値と今
回までの各回の測光値(1回目からA回目までの)との
相対表示が行なわれた後ステップは(81)へ移行し上
記所定量5TEP= 0.1がBVOLD K対して加
算され、EVOLDがEV=0.1だけ更新され次のス
テップ(82)にて該更新されたEVOLDが今回(1
回目からA回目)までの制御露出値EVと一致している
かの判別がなされ、該判別の結果EVOLD ” Ey
となっていない時には再び上記ステップ(75)へ移行
し上述の各回の測光値と前回の制御露出値EVOLI)
との差表示、即ち相対表示がなされる。尚今回の制御露
出値EVOLDは前回の表示の際の制御露出値BVOI
J)に対、して+0.1されているので、2回目のステ
ップ(75)〜(80)までの70−による上記相対表
示動作は0.1段シフトされるので、第4図T2の各a
 −Cの如く各回の測光値が相対的表示に表示される。
以後、EVOLDがEvとなるまで、EVOLDをo、
 i段づつ更新し各回の測光値の相対的表示が0.1段
づつシフトされながら実行される。
該表示動作を更に具体的に説明する。
上述の如く、3回測光動作がなされ1回目の測光値がE
V=7.2回目の測光値がEV=11.3回目の測光値
がFiV=18であ妙、2回目までの測光による制御露
出値”VOLDがEV=8であった場合、3回目までの
測光による制御露出値EVd上述の演算ルーチンにて求
められる如く7+IN±−2となる。
よって、本来1回目から3回目までの各測光値と3回目
までの測光による制御露出値EV=12との差が表示器
21にて第4図Tnの如く相対表示されれば制御露出値
と各回の測光値との関係が視認し得ることとなる。しか
しながら、2回目までの各測光値と2回目までの制御露
出値との相対表示(差分表示)は第4図のToに示され
る通シ、1回目の相対を表わす表示aと2回目の相対を
表わす表示すのみであり、この状態から直接今回の相対
表示状態(第4図のTn)へ移行したのでは、 a、b
、cのうちどの表示が何回目、測光による表示点である
かの判別が難かしくなる。
そこで、本発明では上述の如く、前回までの制御露出値
”VOLDと今回までの測光値との相対表示を行なった
上で、順次各側光値の相対表示をシフトしながら現在の
制御露出値EVに対する表示状態へ移行させたものであ
る。
即ち、2回目までの各測光値と2回目までの制御露出値
との相対表示状態(第4図のTo)から第4図のTlの
如く、3回目までの各測光値と2回目までの制御露出値
との相対表示を行なった上で、T3〜Tnに示す如く各
測光値の相対値を0.1段づつ順次シフトさせ表示し3
回目までの各測光値と3回目までの制御露出値との相対
表示状態(第4図Tn)への各測光値の相対値(a〜C
)の変位を明示したものである。
以上の如くして各測光値の変位表示が終了すると変位表
示の過程でEvoLnが0.1段づつシフトするためB
VOLD ” gVとなっているので、ステップ(82
)にてgVO’LD = Eyと判別されステップ(8
3)K移行しポインターN0LDの内容がポインターN
の内容と一致させられ、再びステップ(60)を移行す
る。よってステップ(60)以後のステップが再度実行
されるのであるが今回はN”N0LDとなっているため
、ステップ(60)〜(69)が実行され再び今回の制
御露出値と今回までの各測光値の相対表示がなされステ
ップ(69)にてメインルーチンへ移行する。
尚、各測光値の変位を示す表示動作はステップ(72)
 KてEV>EVOLDと判別された場合であるかs 
Bv>EvoLnと判別された場合はステップ(73)
に代わってステップ(74)が実行され、上記所定量5
TEPが−0,1に設定される。よって、この場合はB
VOLDが−0,1段づつシフトされることKな’) 
、Ev<Jvo、t、Dの場合も上述の動作と同様にし
て各測光値の変位状態順次が表示されることとなること
はもちろんである。
くシーケンスルーチン〉 このサブルーチンはステップ(84)から(88)に示
すれている。ステップ(85)は第1図示のスイッチ2
8の状態をμC0M8のPLボートから入力して判別す
る。該スイッチ28はフィルム給送、シャッター等のメ
カニカルチャージ系がチャージ完了状態にある時オンと
表るスイッチであシ、該スイッチ28がオフの時にはス
テップ(88)へ移行しステップを(1)へ戻ス。  
   ・又、上記スイッチ28がオンの時にはステップ
(86)へ移行する。このステップ(86)はμC0M
8のPkボートからトリガー信号(第8図(a)のa)
を送出し絞9制御回路14に伝える。絞シ制御回路14
は第8図中)の如く構成されており、上記トリガー信号
に応答してトランジスター30がオンとなりスタートマ
グネット15が作動する。これにより不図示の絞り制御
部材が作動し絞り決定部材を始動させる。絞り決定部材
の変位は、これに連動する櫛歯パターン31−1と接片
31−2にて検知され、変位量に応じたパルスが#c8
図(a)のCの如く発′生ずる。又ダウンカウンタ−は
上記トリガー信号aに応答してカウント可能状態となり
、上記パルスに同期したダウンカウントを行なう。
又、AD変換器33は差分回路13からの指数絞り値Δ
Avをデジタル値に変換し、このデジタル値がダウンカ
ウンター32にプリセットされているので、上記ダウン
カウントにてΔAvに相応するデジタル値が減算され絞
りが上記ΔAv分開放から絞シ込まれた状態となると、
カウンター32の出力Qからキャリー信号(第8図(a
)のd)が送出される。このためアンドゲート34は第
8図(a)のeの如く出力を発生しトランジスター35
をオンとなし、ストップマグネット16を作動させ絞り
決定部材の変位を停止させることにて絞シ開口の制御を
終了する。
一方、上記μC0M8のPkポートからのトリガー信号
はシャッター制御回路18に伝わる。該シャッター制御
回路は第9図(b)に示される如く構成されており、上
記トリガー信号(第9図(a)のa)K応答してワンシ
ョット回路40が作動し第9図(a)のfのワンショッ
トパルスを送出する。このパルスの時間は上記絞シ制御
回路による絞り制御に必要な最長時間に相応したものと
なっているため、絞り制御終了後にアンドゲート41は
s9図(a)のhK示す出力を発生しトランジスター4
2をオンとなす。トランジスター42のオンにてシャッ
ター先幕マグネット19が作動し、シャッター先幕が走
行して露光が開始される。
一方、実時間伸長回路としてのデータセレクター17に
はμC0M8のPFボートからTV値が入力されており
、このTV値に基づいてバイナリ−カウンター43の所
定の出力端を選択している。
又、上記アンドゲート41の出力はカウンター43の制
御端子に入力しており、該カウンター43はゲート41
からの出力に応答して力、ラント状態となりパルス発生
器からの基準クロックパルスのカウントを開始し、TV
値に基づいて決定される所定数のパルスをカウントした
後上記選択出力端から出力を発生し、この出力をアンド
ゲート45に伝える。よってゲート45は第9図(a)
 gの如く出力を発生してトランジスター46をオンと
なし、後幕マグネット20を作動させシャッター後幕を
走行させ露光を終了させる。
以上の如くして露光制御が終了するとシャッター後幕が
走行した状態となるのでメカニカルチャージ系がディス
チャージ状態となるため、スイッチ28がオフとなる。
よってステップ(87)によるスイッチ28の状態検知
動作にて上記スイッチ28のオフが確認された時にステ
ップは(88)へ移行しステップ(1)へ復帰するとと
にてメインルーチンに戻る。
次いで、本発明の露出制御装置の全体的な動作をメイン
ルーチンにそって説明する。
図示の電源スィッチが投入されるとμCOMが作動状態
となり、内蔵プログラムが始動しステップ(1)から順
次実行される。該プログラムのステップ(1)はPUC
(パワーアップクリアー)命令であり、この命令にてま
ずμC0M8の内蔵のレジスター等がイニシャライズさ
れる。このステップ(2)に移行しμC0M8に内蔵さ
れるマルチスポット測光が何点記憶されているかを示す
ポインタN1NoLDをイニシャライズすると共にハイ
ライト・シャドウコントロールの露出補正量ΔEv 、
ΔBVOI、Dが設定されるレジスターをイニシャライ
ズする。次いでステップ(3)へ移行し表示器214C
Poボートを介して表示オフの信号を送り表示器21を
イニシャライズし表示器21による表示をオフ状態とな
す。この後ステップ(4)へ移行しPMボートのスイッ
チ22の状態検知がなされ、スイッチ22がオンのとき
はAHロック処理を行なうためにステップ(2o)ジャ
ンプし、又オフのときは次のステップ(5)へ移る。ス
テップ(5)ではPRボートに接続さ、れるスイッチ2
3の状態検知がなされ、オフのときは再度ステップ(1
)のPUCへ戻る。スイッチ23がオンのときはマルチ
スポット測光の処理のためにステップ(6)へ移る。
以上のステップ(1)〜(5)にてμC0M8の各レジ
スター等のイニシャライズ動作及びスイッチ22.23
の状態検知がスイッチ22.23のいずれかがオンとな
るまで繰り返えし実行される。
上記スイッチ22はレリーズボタンの第1操作にてオン
となるスイッチであると共にスイッチ23はマルチスポ
ット測光等のための測光記憶スイッチであるためレリー
ズボタン及び測光記憶ボタンが押下されない限り上記の
ステップが繰り返えされる。
今、マルチスポット測光を行なうためにカメラ外装上に
設けられた押ボタンスイッチを操作部とする測光記憶ボ
タンが押下されスイッチ23がオンとなったとする。こ
の状態では、上記ステップ(5)Kてスイッチ23のオ
ン検知がなされるため、ステップは(1)へ戻らず(6
)へ移行する。
このステップ(6)は露出補正量ΔEvをゼロにイニシ
ャライズするためのもので、まず補正量ΔEvがゼロと
なる。この後ステップは(7)へ移行スる。
このステップ(7)はステップ(41)〜(43)に示
される測光ルーチンを読み出すためのものであり、上述
のステップ(41)〜(43)の測光ルーチ、ンが実行
され測光値をメモ9−gvxK入力する。
この様にして測光ルーチンが実行された後プログラムは
ステップ(8)へ移行し、ステップ(8)に【上記ステ
ップ(44)〜(48)の演算ルーチンが読み出される
上述の如く演算ルーチンでは測光ルーチンにて求められ
たメモリーEvxの測光値をポインターNKて指定され
るメモ9−Evx(へ)K入力すると共にメモリー B
vx (1)〜EVx(Nlまでの測光値の算術平均を
求め、かつこの平均値から補正量ΔBvを引いて制御露
出値Evを求める。上記の如く初回の測光スイッチ23
のオン時に2おけるlインターNの値は1であり、かつ
ΔEvはステップ(6)にてOに設定されているので、
この場合には上記測光ルーチンにて求められた測光値そ
のものが制御露出値となる。
この後ステップ(9)へ移行し上記のTv、Aマ表示ル
ーチンが実行され、該ルーチンにて選択モードに応じて
上記制御露出値に基づいたTv値又はAv値もしくはA
y及びTv値が決定され、表示器27にて決定されたT
V値及びAV値の表示がなされると共に該AV値がDA
変換器12に送出され、更にTv値が実時間伸長回路1
7へ送出される。
次いでステップ(10)にて前述のBy表示ルーチンが
実行される。今、上記の如くポインターN、N0LDの
値は1に設定されているため、該F、v表示ルーチンで
はステップ(60)から(69)までが1回行なわれた
後にメインルーチンに戻る。
又、上記の如く制御露出値Evと測光ルーチンにて得ら
れメモIJ −Bvx(1)に入力されている測光値と
が一致しているので、ステップ(64)で求められるD
IF  Evがゼロとなり上記Ev表示ルーチンによる
表示器21での表示状態は第3図のスケール21aの0
を指示するLEDが点灯することとなる。
この後ステップは(11)へ移行しμCOMに内蔵すれ
るタイマー1をセットする。該タイマー1はセットと同
時に計時を開始する。又、ステツビ(11)でタイマー
1のセットが行なわれるとステップは(12)へ移行し
スイッチ25の状態検知がなされる。該スイッチ25は
ハイライトコント四−ルのための補正スイッチであり、
不図示のハイライトボタンの押下にてオンとなっており
、上記スイッチ25の状態検知にてスイッチ250オン
、即ちハイライトコントロールが選択されている時には
ステップ(13)へ移行する。
X?77’(13)はΔE v = ΔE v + 0
.1なる演算を行なう補正量ΔEvに対してEマ値で0
.1段分加算し、補正量ΔE’l t−0,1段増加さ
せるためのステップであり、これにて補正量Δgvが0
,1段増加される。
今、上述の如く補正量Δgvはゼロにセットさ、れてい
たので、このステップにて補正量が0.1に設定された
事となり再びステップ(8)へ移行し補正量ΔEv=0
.1としてステップ(8)〜(10)までの動作が実行
される。
このため、今回のステップ(8)〜(10)にて求めら
れる制御露出値Evは測光ルーチンにて得られメモリー
Evx(1)に入力されている測光値から0.1引いた
値、即ち、前回の制御露出値に対して0.1段シフトダ
ウンした値となり、この0.1段シフトダウンした制御
露出値に基づ<Av、’rv値の表示が表示器27にて
行なわれる。
又、ステップ(64)で求められるDIFBvはメそリ
ーBVx(1)の測光値をBvsとすると上記の制御露
出値Byが0.1段シフトされており、By=Bvx−
0,1となっているのでDIFBv=Evt −Evt
 +0.1=oL1となる。よって表示器21にてスケ
ール0.1を指示するI、EDが点灯し測光値に対して
制御露出値は0.1段アンダーとなっている事を表示す
る。以後、スイッチ25がオンに保持されている限り、
ステップ(8)〜(13)が繰り返えし実行され、表示
器21のスケール21CKおける指標に対して順次0.
2゜0、3の如く0.1段づつ指示指標を増大させなが
ら、測光値に対する制御露出値の関係が指示される。。
よって例えば被写体が真白いものであり、その時の測光
値がEV=7であった場合、Bv==7を制御露出値と
して撮影を行なうと、被写体を真白な状態で写真の忠実
に再現し得ないが、この場合上述の如くスイッチ25を
オンとなし測光値に対する制御露出値をスケースを見な
がら順次シフトして行き例えばスチールの指標+2.5
を指示するIEDが点灯した際にスイッチ25をオフと
することにて制御露出値をEV=7からBY=4.5に
設定することが出来真白な被写体を忠実に再現可能する
ことが出来る。尚、スケール21aにはポジスライドフ
ィルムに対する再現域を示すマーク21cが設けられて
いるので、上記制御露出値の補正に際して再現域の関係
を確認しながら補正動作を行なうことが出、来るもので
ある。又、スイッチ25がオンとなっていない場合や、
ハイライトコントロールボタンの押下を中止しスイッチ
25をオンからオフへ移行した場合にはステップ(12
)にてスイッチ25のオフが検知され、ステップは(1
4)へ移行する。このステップ(14)はスイッチ26
の状態を検知するためのステップであると共にスイッチ
26はシャドーコントロールボタンの押下にてオンとな
るスイッチであるため、シャドウコントロールを行なう
ために該ボタンが押下されているとステップ(14)に
てステップ(15)へ移行する。このステップ(15)
は補正量ΔEvを0.1段減少させるためのステップで
あり、ΔEvが0.1段減少させられ再びステップ(8
)に移行しスイッチ26がオンの限りステップ(8)〜
(12) 、 (14) 、 (15)が繰り返えし実
行される。よって、スイッチ26がオンの場合には、上
記スイッチ25がオンの時とは逆に測光値に対する制御
露出値が順次0.1段づつ増加し、これが表示器21の
スケールにて指示されることとなる。
又、シャドウコントロールボタンが押下すれていない場
合や、該ボタンの押下が解除された場合にはスイッチ2
6はオフ状態となるので、ステップ(14)の判別の結
果ステップは(16)へ移行する。このステップ(16
)はシャッターボタンの第2操作にてオンとなるスイッ
チ24の状態を検知するためのステップであり、シャッ
ターボタンが第2操作までなされている時には前述のス
テップ(84)へ移行し、制御露出値に基づく露光制御
がなされる。
又、シャッターボタンの第2操作がなされていない#に
はステップ(17)へ移行し上記タイマーlが所定時間
の計時を終了したか否かの検知がなされ、ステップ(1
1)にてタイマー1がセットされてから所定時間(数分
)ハイライトコントロール及ヒシャドウコントQ −A
/メタン、更にはシャッターボタンのjI2操作がなさ
れない時には再びステップ(1)へ移行する。
よって、測光記憶ボタンが1回押下されてから所定時間
ボタン操作がなされない時には、上記の測光値等はキャ
ンセルされる。又、ステップ(1)へ移行すると上記の
如くステップ(5)まで繰り返えし実行されるので、表
示器21による表示もオフとなるので、測光記憶ボタン
を1回押下した状態のままにしておいても、表示器21
による表示がオフし無駄な電力消費が防止されることに
なる。
又、上記ステップ(17)にて上記タイマー1の所定時
間の計時が終了していないことが検知された時にはステ
ップ(18)へ移行しスイッチ23が再び押下されたか
否かの検知がなされる。
該ステップ(18)の実際のプログラムとしては第6図
に示されており、まずアキュムレーターにPHボートの
状態を読み込みこの状態と2とのアンドを取る。上記ス
イッチ23は!!1図示の如<、PHボートの第2ビツ
トの情報であり、スイッチ23がオンの時には該第2ビ
ツトが“0′″、逆にスイッチ23がオフの時には該第
2ビツトが“1′″となっているのでこの第2ビツトが
“I′″か“0″かをアキュムレーダに入力されたPH
ボートの状態と2(第2ビツトのみ“1′″の信号)と
のアンドを取ることにて検知される。このアンドの結果
としてアンドが取られた時には第2ビツトが“1′″に
設定されておりスイッチ23がオフであるとの判別がな
され、逆にアンドが取れない時にはスイッチ23がオン
であると判別される。
今、スイッチ23がオフであるとすると、メモ+J −
SWMOLD  の情報がOに設定された後、再びステ
ップ(12)へ移行する。
よって、測光記憶ボタンが押下されない限りステップは
(12)〜(18)又は(8)〜(18)を繰り返えし
実行し、上述の動作を行なう。
又、上記検知の結果スイッチ23がオンであると判別さ
れた時にはメモ!J−8WMOI、Dの設定値が0であ
るか否かの検知がなされる。、メモ’J−8WMOLD
は上記ステップ(2)にて初期状態では2にセットされ
ているため、スイッチ23がステップ(5)以後オン状
態に保持され続けて5いる時にはメモリーSWMOLD
の2セツトが検知されステップ(12)へ移行する。又
、ステップ(5)以後−たんスイッチ23をオフとする
と、上記の如くメモリー8 W M OL Dに0がセ
ットされるため、ステップ(5)以後スイッチ23がオ
フとなり、再びオンとなった時には、メモリーS W 
M OL nの0セツトが検知され、次いでメモリーS
 W M OL nに2がセットされた後ステップ(1
9)へ移行する。
即ち、第6図のプログラムにて測光記憶ボタンが押下さ
れ続けている場合と−たん押下が解除された後、再度押
下された場合との判別を行ない再度押下された時にのみ
ステップ(19)へ移行する様なしている。
今、測光記憶ボタンが再度押下されたとすると、上記の
如くステップ(19)が実行され、ポインターNの値が
インクリメントされた後、再びステップ(6)へ移行す
る。よって再度ステップ(6)〜(1B)までが実行さ
れることとなる。
即ち、今2回目の測光記憶ボタンの押下がなされたとす
ると、ステップ(7) 、 (8)にて2回目の測光値
がメモ+J −Evx (2)に記憶され、2回目まで
の測光による制御露出値Ev、即ち2回目までの測光値
の平均値が求められ、ステップ(10)にてEv表示ル
ーチンが読み出される。
尚、測光記憶ボタンが押下された時にはポインターNの
値は上記の如くインクリメントされておす、N=NOI
、Dとはなっていないので、Ev表示ルーチンではステ
ップ(70)〜(83)が実行された後、ステップ(6
0)〜(69)が実行されその後、メインルーチンに戻
ることとなる。
従って、上記の如く、前回(1回目)までの制御露出値
と各回(2回目)の測光値との差がまず表示され、以後
、0.1段シフトされた制御露出値と各回の測光値との
差が表示される。
以上の如くして測光記憶ボタンが押下されるごとに各回
の測光値と今回までの制御露出値との差が0.1段づつ
シフトされながら表示されることとなるので、マルチ測
光を行なっても、制御露出値と各回の測光値との関係が
叫確に確認することが出来る。
又、ステップ(11)のタイマー1は上記測光記憶ボタ
ン(測光スイッチ23)が再度押下されると、その度、
初期状態から所定時間(数分)のカウントをはじ′める
。したがって、該測光記憶ボタンが該タイマー1の所定
時間内に押下される限りにおいては、上記マルチ測光が
複数回可能となる。一方、このタイマー1の所定時間が
経過するまで、上記測光記憶ボタンの押下げがない時に
はステップ(1)へ移行し、上記ハイライトコントロー
ル又はシャドウコントロールボタンにより記憶された補
正量ΔEvはクリアーされることになる。
以上の動作は測光記憶ボタンを押下した場合の説明であ
るが、測光記憶ボタンを押下することなしにレリーズボ
タンの押下を行なった場合について説明する。この場合
はステップ(4)にてレリーズボタンの第1操作にてオ
ンとなるスイッチ22の状態が検知されるので、ステッ
プは(4)から(20)へ移行する。
このステップ(20)〜(29)までは上記ステップ(
7)〜(16)までと同一であるため、レリーズボタン
の第1操作がなされた時点での測光値に基づく制御露出
値が求められる。又、この時シャドウコントロールやハ
イライトコントロールのためにスイッチ25.26が操
作された場合には、測光値と上記コントロールのための
補正による制御露出値との差が表示器21にて表示され
、又、上記スイッチ25.26が操作されていなければ
表示器21により、スケール21aのゼロ指標を指示す
るLEDが点灯する。
又、更に設定優先モードに応じて上記制御露出値に基づ
(Tv及びAv値が求められこれが表示器27にて表示
される。
この様にして上記各表示がなされている時にレリーズボ
タンの第2操作がなされるとステップ(29)にてスイ
ッチ24のオンが検知、されシーケンスサブルーチンが
実行され、該ルーチンにて制御露出値に基づく前述の露
出制御がなされる。
又、ステップ(30)では、スイッチ22の状態検知が
なされており、スイッチ22がオンの限り上記ステップ
(25)〜(29)が繰り返えし実行されるため、レリ
ーズボタンの第1操作がなされた以後、第1操作のまま
保持される時には上記レリーズボタンの第1操作時点で
の測光値に基づく制御露出値による上記表示動作が行な
われ続けることとなる。
又、レリーズボタンの第1操作後、レリーズボタンの第
2操作を行なうことなしに該操作が解除された場合には
、ステップ(30)にてスイッチ22がオフとなったこ
との検知がなされステップは(31)へ移行し、タイマ
ー2がセットされ、更にステップ(32) 、 (33
)にてポインターN、N0LD、補正祉ΔEV 、 Δ
EVOLDがクリアーされ表示器21による表示がオフ
となされる。この後、ステップ(34)〜(40)が実
行され、レリーズボタン及び測光記憶ボタンが操作され
ず、又、レリーズボタンの操作解除後、上記タイマー2
により規制される計時が経過していない時には測光ルー
チン、演算ルーチン、Tv、Av表示ルーチンが繰り返
えし、実行されリアルタイムての測光値に基づ(Tv、
Av値の表示がなされるので、この間にTv又はA/V
値等の設定や優先モードの変更等を行な′うことが出来
る。
又、ステップ(34)〜(40)が繰り返えし実行され
ている時にレリーズボタン操作や測光記憶ボタン操作又
は上記タイマー2の計時が終了した時にはステップは(
1)へ移行し以後ステップ(1)からプログラムが再度
実行されることとなる。
(発明の効果) 以上のように本発明は、測光情報に基づいて演算された
露出値を露出値補正手段(実施例での第6図にて、ステ
ップ(12)〜(15)、もしくはステップ(25)〜
(28) )にて補正した際に、その補正情報を、測光
動作スイッチの測光開始操作時(同第6図にて、ステッ
プ(1))もしくは測光動作スイッチの非測光操作が所
定時間継続した時(同第6図にて、ステップ(17)1
、もしくはステップ(40) )に、クリアーする補正
情報クリアー手段(同第6図にて、ステップ(2))を
設けたちの゛で、撮影者が意図しない露出補正、例えば
前回の測光による露出演算値をキャンセルして、新たな
測光を行なう場合にて、前回の露出補正を自動的にクリ
アーして、その撮影意図による正確な露出値が求められ
る露出制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る表示装置を有するカメラの回路を
示す回路図、第2図は第1図示のスイッチ22.24の
構成を示す構成図、第3図は本発明に係る表示装置の表
示器を示す構成図、第4図は本発明に係る表示装置によ
る表示状態を示す表示状態説明図、第5図は本発明の表
示装置の動作を説明するための70−チャートを示す説
明図、第6図は第5図示のフローチャートの一部の具体
的な例を示す説明図、第7区は第1図示の表示器27の
一実施例を示す回路図、第8図(a) 、 (b)は第
1図示の絞り制御回路の動作を説明するための説明図及
び絞り制御回路の具体的構成を示す回路図、第9図(a
) 、 (b)は第1図示のシャッター制御回路の動作
を説明するための説明図及びシャッター制御回路の具体
的構成を示す回路図、第10図は本発明の構成を示す機
能ブロック図である。 特許出願人  キャノン株式会社 ?1α 21b (7のへ;fLjMF 弔7図 第8図((1) 第q図(0) 第q図(b) l・

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測光動作スイッチの操作に応じて被写体の輝度を
    測光する測光回路と、該測光回路にて測光された測光値
    に基づき露出値を演算する演算手段と、該演算手段にて
    求められた露出値に補正値情報を入力する露出値補正手
    段と、前記測光動作スイッチの測光開始操作時に前記露
    出値補正手段の補正値情報をクリアーする補正情報クリ
    アー手段と、を設けた露出制御装置。
  2. (2)測光動作スイッチの操作に応じて被写体の輝度を
    測光する測光回路と、該測光回路にて測光された測光値
    に基づき露出値を演算する演算手段と、該演算手段にて
    求められた露出値に補正値情報を入力する露出値補正手
    段と、前記測光動作スイッチの非測光操作時間をタイマ
    ー手段にて計測し、所定時間の該非測光状態を検出した
    際に、前記露出値補正手段の補正値情報をクリアーする
    補正情報クリアー手段と、を設けた露出制御装置。
JP27125984A 1984-11-21 1984-12-21 露出制御装置 Pending JPS61148435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63303329A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 Nikon Corp カメラの撮影モ−ド切換装置

Cited By (1)

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JPS63303329A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 Nikon Corp カメラの撮影モ−ド切換装置

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