JPS61148109A - 複合修復材 - Google Patents
複合修復材Info
- Publication number
- JPS61148109A JPS61148109A JP59270664A JP27066484A JPS61148109A JP S61148109 A JPS61148109 A JP S61148109A JP 59270664 A JP59270664 A JP 59270664A JP 27066484 A JP27066484 A JP 27066484A JP S61148109 A JPS61148109 A JP S61148109A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filler
- particles
- composite
- restorative material
- composite restorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特定した少なくとも大小二種類の平均粒径な
有する混合粒子を充填材として用いることを特徴とする
複合修復材に関する。
有する混合粒子を充填材として用いることを特徴とする
複合修復材に関する。
複合修復材は、例えば歯科分野全般に亘って使用され、
口腔内で治療しようとする歯牙に充填あるいは塗布後、
重合させるもの、あるいは口腔外で適当な形態を付与し
、重合させた後、歯牙に接着または合着させるものなど
がある。
口腔内で治療しようとする歯牙に充填あるいは塗布後、
重合させるもの、あるいは口腔外で適当な形態を付与し
、重合させた後、歯牙に接着または合着させるものなど
がある。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕歯科用
に使用する複合修復材は、その使用上の特殊性から通常
の複合材料と異なり、液状の重合性単量体と無機材料を
主成分とする充填材とのペースト状混合物の形でユーザ
ーに渡り、口腔内あるいは口腔外での医師による諸操作
の過程で重合硬化した後、通常の硬い複合材料となるも
のである。従って、このような複合修復材料に要求され
る性能は、ペースト状混合物に要求される性能と重合硬
化後の硬い材料に要求される性能に区別されている。す
なわち、前者はペーストを練り合わせたり充填したり歯
の形に形成したりする操作性能にかかわる性質であり、
後者は通常の材料に要求される圧縮強度、引張強度など
の機械的、物理的諸性質である。
に使用する複合修復材は、その使用上の特殊性から通常
の複合材料と異なり、液状の重合性単量体と無機材料を
主成分とする充填材とのペースト状混合物の形でユーザ
ーに渡り、口腔内あるいは口腔外での医師による諸操作
の過程で重合硬化した後、通常の硬い複合材料となるも
のである。従って、このような複合修復材料に要求され
る性能は、ペースト状混合物に要求される性能と重合硬
化後の硬い材料に要求される性能に区別されている。す
なわち、前者はペーストを練り合わせたり充填したり歯
の形に形成したりする操作性能にかかわる性質であり、
後者は通常の材料に要求される圧縮強度、引張強度など
の機械的、物理的諸性質である。
このような複合修復材料に要求される諸性能を高めるた
めに、これまでに重合性単量体の化学構造、あるいは充
填材の材質1粒径。
めに、これまでに重合性単量体の化学構造、あるいは充
填材の材質1粒径。
形状等の点で多くの工夫、改善がなされてきた。例えば
、重合性単量体では、7クリレ一ト化合物やメタクリレ
ート化合物、充填材の材質としては、無機酸化物、樹脂
や複合樹脂、粒径については大小の充填材を組み合わせ
る方法等がある。また、形状についても繊維状。
、重合性単量体では、7クリレ一ト化合物やメタクリレ
ート化合物、充填材の材質としては、無機酸化物、樹脂
や複合樹脂、粒径については大小の充填材を組み合わせ
る方法等がある。また、形状についても繊維状。
球状、棒状、不定形などが検討され、従来の重合性単量
体単独の材料に比べてより優れた諸性能の材料が得られ
るよ5になっている。
体単独の材料に比べてより優れた諸性能の材料が得られ
るよ5になっている。
しかしながら、一方では、A科用に使用される複合修復
材料は従来のような単なる5食窩洞の充填修復というよ
うな単純な使われ方から、最近では、例えば抜髄後の歯
根部の空隙を埋めると同時に、失われた薗冠部の形態を
回復するために用いられる等、従来、金属材料が用いら
れていたような部位の修復に応用する試みがなされてい
る。
材料は従来のような単なる5食窩洞の充填修復というよ
うな単純な使われ方から、最近では、例えば抜髄後の歯
根部の空隙を埋めると同時に、失われた薗冠部の形態を
回復するために用いられる等、従来、金属材料が用いら
れていたような部位の修復に応用する試みがなされてい
る。
このような特殊な用途に応用される場合には、従来の複
合修復材料に要求された性能に加えて更に新たな性能が
要求される。例えば上記した抜髄後の支台築造用に用い
る場合には、次のような点で特に優れた性能の複合修復
材料が望まれている。
合修復材料に要求された性能に加えて更に新たな性能が
要求される。例えば上記した抜髄後の支台築造用に用い
る場合には、次のような点で特に優れた性能の複合修復
材料が望まれている。
まず、硬化前のペースト状複合修復材の段階では、第1
1C修復材を抜髄後の歯髄腔に充填する際に腔内に容易
に填入できることは勿論のこと、さらに歯髄腔壁に無数
に存在する微細な象牙細管の内部にまですみやかにゆき
わたる流動性を有することが重要である。第2に、失わ
れた菌冠部の形態を回復する機能を果すために、形態付
与を容易にする適度なペーストの硬さが流動性に加えて
要求される。
1C修復材を抜髄後の歯髄腔に充填する際に腔内に容易
に填入できることは勿論のこと、さらに歯髄腔壁に無数
に存在する微細な象牙細管の内部にまですみやかにゆき
わたる流動性を有することが重要である。第2に、失わ
れた菌冠部の形態を回復する機能を果すために、形態付
与を容易にする適度なペーストの硬さが流動性に加えて
要求される。
次に、このように充填と形成を終えたペーストは重合硬
化反応によって口腔内の諸々の力に耐える硬い複合修復
材となるわけであるが、この際に最も重要なことは重合
硬化に伴5体積の収縮である。すなわち、硬化時におけ
る体積の収縮の程度(以下、重合収縮率と呼ぶ)が小さ
いもの程、歯質と複合修復材料の界面におけるひずみや
間隙が小さく、密着性、密封性に優れた修復材料と言え
る。
化反応によって口腔内の諸々の力に耐える硬い複合修復
材となるわけであるが、この際に最も重要なことは重合
硬化に伴5体積の収縮である。すなわち、硬化時におけ
る体積の収縮の程度(以下、重合収縮率と呼ぶ)が小さ
いもの程、歯質と複合修復材料の界面におけるひずみや
間隙が小さく、密着性、密封性に優れた修復材料と言え
る。
さらに、重合硬化した複合修復材はまわりを象牙組織や
金属材料に覆われた状態で、口腔内の苛酷な条件下にさ
らされることになるが、この際最もj11!な性質は複
合修復材の熱的性質である。すなわち、修復材料の熱膨
張係数がまかりの象牙組織や金属材料のそれらに近い根
、界面の局所的応力が少なく、優れた修復拐料と言える
。
金属材料に覆われた状態で、口腔内の苛酷な条件下にさ
らされることになるが、この際最もj11!な性質は複
合修復材の熱的性質である。すなわち、修復材料の熱膨
張係数がまかりの象牙組織や金属材料のそれらに近い根
、界面の局所的応力が少なく、優れた修復拐料と言える
。
以上のような複合修復拐の硬化に伴5体積の収縮率や硬
化後の熱膨張係数は、複合修復材の構成成分の一つであ
る重合性単量体体の種類にも関係するが、その程度は小
さく、大部分は他の一つの構成成分である無機充填材の
含有率に大きく依存する。すなわち、無機充填材の含有
率が高い程、重合収縮率は小さく熱膨張係数も小さくな
る。
化後の熱膨張係数は、複合修復材の構成成分の一つであ
る重合性単量体体の種類にも関係するが、その程度は小
さく、大部分は他の一つの構成成分である無機充填材の
含有率に大きく依存する。すなわち、無機充填材の含有
率が高い程、重合収縮率は小さく熱膨張係数も小さくな
る。
以上のようK、できるだけ無機充填材の含有率が高く、
しかもその状態で歯髄腔内はもとより腔内壁にある象牙
細管の内部までゆきわたる流動性と形態付与を容易にす
る適度な硬さを同時に有するペースト状の複合修復材を
得るために、特に充填材の大きさ1粒径分布、形状など
について従来より稽々検討されてきたが、未だ解決され
るに至っていない。
しかもその状態で歯髄腔内はもとより腔内壁にある象牙
細管の内部までゆきわたる流動性と形態付与を容易にす
る適度な硬さを同時に有するペースト状の複合修復材を
得るために、特に充填材の大きさ1粒径分布、形状など
について従来より稽々検討されてきたが、未だ解決され
るに至っていない。
例えば、特公@44−19388号では、1〜100μ
mの大きさの無機小球を充填材に用いることが提案され
ているが、このような1μm以上の比較的大きな粒径の
充填材のみを用いる方法では充填材の含有率を高めるこ
とはできるが、同時に、流動性が低下し、細部へのすみ
やかな充填が不十分となる。またドイツ特許公開公報筒
2.403.211号では0.7μm以下の充填材を使
用することが提案されているが、この場合には、流動性
は改善されるが形態の付与が困難である。さらに、特開
昭57−120506号公報では、0.5μmよりも小
さく好ましくは0,1μm以下の充填材を10〜55%
と0.5〜80μmの充填材とを混合して用いることが
提案されている。しかしながら、本公報に具体的に使用
されているおよそ0.02μm程度の超微粒子を使用し
た場合には、歯髄腔内全体では高い充填材含有率が達成
されるが、象牙細管のような微細な局所空隙内において
は混合充填材中大きな粒径の充填材は歯髄腔内に残り、
超微粒子部分と重合性単量体からなる無機充填材含量の
低い複合修復材のみが進入する。
mの大きさの無機小球を充填材に用いることが提案され
ているが、このような1μm以上の比較的大きな粒径の
充填材のみを用いる方法では充填材の含有率を高めるこ
とはできるが、同時に、流動性が低下し、細部へのすみ
やかな充填が不十分となる。またドイツ特許公開公報筒
2.403.211号では0.7μm以下の充填材を使
用することが提案されているが、この場合には、流動性
は改善されるが形態の付与が困難である。さらに、特開
昭57−120506号公報では、0.5μmよりも小
さく好ましくは0,1μm以下の充填材を10〜55%
と0.5〜80μmの充填材とを混合して用いることが
提案されている。しかしながら、本公報に具体的に使用
されているおよそ0.02μm程度の超微粒子を使用し
た場合には、歯髄腔内全体では高い充填材含有率が達成
されるが、象牙細管のような微細な局所空隙内において
は混合充填材中大きな粒径の充填材は歯髄腔内に残り、
超微粒子部分と重合性単量体からなる無機充填材含量の
低い複合修復材のみが進入する。
象牙細管のような局所空隙内における複合修復材中の充
填材含有率(以下、細部充填材含有率と称す)は、歯質
組織と硬化複合修復材との界面の密封性、密着性に関係
する重要な因子となる。すなわち、細部充填材含有率が
低下すると局所空隙内における複合修復材の重合硬化に
伴う体積の収縮が増大し、その結果歯質との間にひずみ
や空隙が生じ、界面の密封性、密着性が低下する。
填材含有率(以下、細部充填材含有率と称す)は、歯質
組織と硬化複合修復材との界面の密封性、密着性に関係
する重要な因子となる。すなわち、細部充填材含有率が
低下すると局所空隙内における複合修復材の重合硬化に
伴う体積の収縮が増大し、その結果歯質との間にひずみ
や空隙が生じ、界面の密封性、密着性が低下する。
このよ5な理由から、上記公報に提案された方法では界
面における密封性、密着性が十分とは言えず、さらに、
細部充填材含有率を高める方法が望まれている。
面における密封性、密着性が十分とは言えず、さらに、
細部充填材含有率を高める方法が望まれている。
以上述べたような歯科用複合修復材に望まれる問題を解
決するために、本発明者らは複合修復材の構成成分の一
つである充填材に特に注目し、その形状や粒径分布につ
いて鋭意研究した結果、充填材として特定した少なくと
も大小2種類の平均粒径を有する混合粒子111、6:
IcJ、′・″1708有1゛1 1しかも
歯髄腔壁の細管内部にも十分ゆきわたる流動性を持ち、
細管内部に進入した部分の細部充填材含有率が高く、歯
質密着性や密封性の優れた、しかも歯冠部の形態を形成
するに十分な硬さをも同時に有するペースト状の複合修
復材を完成し、ここに提案するに至った。
決するために、本発明者らは複合修復材の構成成分の一
つである充填材に特に注目し、その形状や粒径分布につ
いて鋭意研究した結果、充填材として特定した少なくと
も大小2種類の平均粒径を有する混合粒子111、6:
IcJ、′・″1708有1゛1 1しかも
歯髄腔壁の細管内部にも十分ゆきわたる流動性を持ち、
細管内部に進入した部分の細部充填材含有率が高く、歯
質密着性や密封性の優れた、しかも歯冠部の形態を形成
するに十分な硬さをも同時に有するペースト状の複合修
復材を完成し、ここに提案するに至った。
すなわち、本発明は重合性単量体、充填材及び重合開始
剤を含む歯科用複合修復材において、充填材として、 (1) 平均粒径が1.0〜100μmである粒子(
A)5〜95重量%と (b) 平均粒径が0.1〜1.0μmでありかつ標
準偏差値が1.30以下である粒子(B) 9 s〜5
重量% とからなる充填材を用いることを特徴とする歯科用複合
修復材である。
剤を含む歯科用複合修復材において、充填材として、 (1) 平均粒径が1.0〜100μmである粒子(
A)5〜95重量%と (b) 平均粒径が0.1〜1.0μmでありかつ標
準偏差値が1.30以下である粒子(B) 9 s〜5
重量% とからなる充填材を用いることを特徴とする歯科用複合
修復材である。
本発明で用いる重合性単量体は特に限定されず、例えば
歯科用複合修復材として使用される公知のものが使用で
きる。一般に好適に使用される重合性単量体を例示すれ
ば、種々のアクリル酸化合物、メタクリル酸化合物。
歯科用複合修復材として使用される公知のものが使用で
きる。一般に好適に使用される重合性単量体を例示すれ
ば、種々のアクリル酸化合物、メタクリル酸化合物。
アクリル酸エステル化合物、メタクリル酸エステル化合
物、ウレタン系化合物、スチレン系化合物等歯科用とし
て使用可能な重合性化合物が限定されずに用いることが
できる。更に具体的K、上記化合物を例示すると、2.
2−ビス〔4(2−ヒドロキシ−3−メタクリルtキシ
フクポキシ)フェニル)プロパン。
物、ウレタン系化合物、スチレン系化合物等歯科用とし
て使用可能な重合性化合物が限定されずに用いることが
できる。更に具体的K、上記化合物を例示すると、2.
2−ビス〔4(2−ヒドロキシ−3−メタクリルtキシ
フクポキシ)フェニル)プロパン。
メチルメタクリレート、ビスメタクリ冒エトキシフェニ
ルプロパン、トリエチレンクリフールジメタクリレート
、ジエチレングリコールジメタクリレート、テトラメチ
ロールトリアクリレート、テトラメチロールトリアクリ
レート、テトラメチロールメタントリメタクリレート、
トリメチツールエタントリメタクリレート、及び下記構
造式で示されるウレタン系化合物等がある1、 CH2=C−C−0−CH,−門CH,−0−C−C=
CH。
ルプロパン、トリエチレンクリフールジメタクリレート
、ジエチレングリコールジメタクリレート、テトラメチ
ロールトリアクリレート、テトラメチロールトリアクリ
レート、テトラメチロールメタントリメタクリレート、
トリメチツールエタントリメタクリレート、及び下記構
造式で示されるウレタン系化合物等がある1、 CH2=C−C−0−CH,−門CH,−0−C−C=
CH。
O
H
床
ただし、上記式中、R,、R,、R,及びR2が好適で
ある。
ある。
本発明で用いる重合開始剤は特に限定されず公知のもの
が使用できる。一般に重合開始剤は複合修復材の重合手
段によって異なる。
が使用できる。一般に重合開始剤は複合修復材の重合手
段によって異なる。
この重合手段には、紫外線、可視光線0等の光エネルギ
ーによるもの、過酸化物と促進剤との反応によるもの、
加熱または加温によるもの等があり、必要に応じその重
合手段を選ぶことができる。例えば光エネルギーによる
場合には1重合開始剤として例えばα−ジケトン化合物
、第3級アミン化合物、具体的にはカンファーキノンと
N、N−ジメチル−P−トルイジンを、過酸化物と促進
剤との反応によるものの場合には、有機過酸化物と第3
級アミン化合物、具体的には過酸化ベンゾイルとN、N
−ジェタノール−P−)ルイジンを、加熱による場合に
は、過酸化ベンゾイルまたはアゾイソブチロニトリル(
AIBN)等を用いると好適である。
ーによるもの、過酸化物と促進剤との反応によるもの、
加熱または加温によるもの等があり、必要に応じその重
合手段を選ぶことができる。例えば光エネルギーによる
場合には1重合開始剤として例えばα−ジケトン化合物
、第3級アミン化合物、具体的にはカンファーキノンと
N、N−ジメチル−P−トルイジンを、過酸化物と促進
剤との反応によるものの場合には、有機過酸化物と第3
級アミン化合物、具体的には過酸化ベンゾイルとN、N
−ジェタノール−P−)ルイジンを、加熱による場合に
は、過酸化ベンゾイルまたはアゾイソブチロニトリル(
AIBN)等を用いると好適である。
本発明の最大の特徴は、本発明の複合修復材に使用する
充填材にある。すなわち、本発明で使用する充填材は、 (1) 平均粒径が1.0〜100μmである粒子(
A)と (b) 平均粒径が0.1〜1.0μmであり、標準
偏差値が1,30以下である粒子(B)の少なくとも二
種類の充填材を組み合わせることが重要な手段である。
充填材にある。すなわち、本発明で使用する充填材は、 (1) 平均粒径が1.0〜100μmである粒子(
A)と (b) 平均粒径が0.1〜1.0μmであり、標準
偏差値が1,30以下である粒子(B)の少なくとも二
種類の充填材を組み合わせることが重要な手段である。
上記粒子(A)と粒子(B)とはそれぞれ各単独では歯
科用充填材として使用されることが知られ℃いる。また
前記した如く前記粒子(A)と粒子径がおよそ0.02
μm程度の超微粒子とを混合した充填材も知られている
。しかしながら、このような公知の充填材にあっては後
述する本発明の効果を期待することはできない。また大
きさの異なる充填材を組み合わせて使用する技術思想は
あっても、本発明を示唆するものではない。
科用充填材として使用されることが知られ℃いる。また
前記した如く前記粒子(A)と粒子径がおよそ0.02
μm程度の超微粒子とを混合した充填材も知られている
。しかしながら、このような公知の充填材にあっては後
述する本発明の効果を期待することはできない。また大
きさの異なる充填材を組み合わせて使用する技術思想は
あっても、本発明を示唆するものではない。
すなわち、前記粒子(A)のみを充填材として使用する
場合は、象牙細管のような2〜3μm以下の細部にまで
該充填材を挿入させることはできす、充填材使用の目的
を十分に達成できない。また前記特開昭57−1205
06号公報に提案されているように、0.5μm〜80
μmの粗大な粒子と0.1μm以下の超微粒子のものを
組み合わせて用いるときは、前記粒子(A)また−粒子
(B)を各単独で使用する場合に比べると得られる複合
修復材の性状は改善されるが、本発明者等の研究によれ
ば後述する測定方法によって得られる細部充填材含有率
は60%を越えることはなく、界面の密着性、密封性に
関して十分な結果が得られない。
場合は、象牙細管のような2〜3μm以下の細部にまで
該充填材を挿入させることはできす、充填材使用の目的
を十分に達成できない。また前記特開昭57−1205
06号公報に提案されているように、0.5μm〜80
μmの粗大な粒子と0.1μm以下の超微粒子のものを
組み合わせて用いるときは、前記粒子(A)また−粒子
(B)を各単独で使用する場合に比べると得られる複合
修復材の性状は改善されるが、本発明者等の研究によれ
ば後述する測定方法によって得られる細部充填材含有率
は60%を越えることはなく、界面の密着性、密封性に
関して十分な結果が得られない。
一方、本発明における前記粒子(A)と粒子CB)とを
前記混合比の範囲内で混合するときは、細部充填材含有
率を70%あるいはそれ以上にまでも高めることができ
る。このように細部充填材含有率を著しく高くすること
ができる理由は明確ではないが、前記粒子(R)゛ の
標準偏差1[が1.30を越えるようなブーードな粒度
分布のものになると、修復材全体の充填材の含有率を高
めることができないばかりでなく細部充填材含有率も6
0%以上にすることができないことから推測して、該標
準偏差値が、粒子径を異にする二種以上の粒子からなる
充填材を用いる除の該充填材の含有量及び細部充填材含
有率を高めるのに重大な作用を呈するものと考えている
。従って、本発明にあっては、前記粒子(B)の平均粒
径が01〜lOμmであることと同時にその粒子の標準
偏差値が1.30以下であることが重要な要件である。
前記混合比の範囲内で混合するときは、細部充填材含有
率を70%あるいはそれ以上にまでも高めることができ
る。このように細部充填材含有率を著しく高くすること
ができる理由は明確ではないが、前記粒子(R)゛ の
標準偏差1[が1.30を越えるようなブーードな粒度
分布のものになると、修復材全体の充填材の含有率を高
めることができないばかりでなく細部充填材含有率も6
0%以上にすることができないことから推測して、該標
準偏差値が、粒子径を異にする二種以上の粒子からなる
充填材を用いる除の該充填材の含有量及び細部充填材含
有率を高めるのに重大な作用を呈するものと考えている
。従って、本発明にあっては、前記粒子(B)の平均粒
径が01〜lOμmであることと同時にその粒子の標準
偏差値が1.30以下であることが重要な要件である。
以下更に詳しく本発明で用いる充填材について説明する
。
。
本発明で用いる前記の大きな粒径の粒子(A)は平均粒
径が1.0〜100μmの範囲にあることが必要である
。該粒子(A)の平均粒径が100μmより大きいと、
複合修復材を練和するとき抵抗感があり、練和は良好で
な(・し逆に1.0μmより小さいと細部充填材含有率
を高くすることができな−・。また粒子(A)の比表面
積は特に限定されるものではないが、一般には80rr
l/I以下のものが好ましい。
径が1.0〜100μmの範囲にあることが必要である
。該粒子(A)の平均粒径が100μmより大きいと、
複合修復材を練和するとき抵抗感があり、練和は良好で
な(・し逆に1.0μmより小さいと細部充填材含有率
を高くすることができな−・。また粒子(A)の比表面
積は特に限定されるものではないが、一般には80rr
l/I以下のものが好ましい。
該比表面積は小さい程練和が良好となるので最も好まし
くほこの比表面積は5ml/、F以下のものを用いるの
が好ましい。該粒子(A)の材質は特に限定的ではなく
、一般に公知のものが使用でき、例えば、α−石英、ジ
ルコニア、la!1!バリウム、アルミナ、シリカガラ
ス等の無機化合物が好適である。更に該粒子(A)の形
状は球形状及び非球形状(不定形、繊維形)から選択さ
れるが、球形状粒子あるいは非球形状粒子と球形状粒子
とを組み合わせた粒子が好適である。一般に球形状粒子
の球形の程度は平均均斉度値で示されるが、本発明の上
記球形状粒子は平均均斉度値が0.66以上1.0以下
のものを用いると好適である。
くほこの比表面積は5ml/、F以下のものを用いるの
が好ましい。該粒子(A)の材質は特に限定的ではなく
、一般に公知のものが使用でき、例えば、α−石英、ジ
ルコニア、la!1!バリウム、アルミナ、シリカガラ
ス等の無機化合物が好適である。更に該粒子(A)の形
状は球形状及び非球形状(不定形、繊維形)から選択さ
れるが、球形状粒子あるいは非球形状粒子と球形状粒子
とを組み合わせた粒子が好適である。一般に球形状粒子
の球形の程度は平均均斉度値で示されるが、本発明の上
記球形状粒子は平均均斉度値が0.66以上1.0以下
のものを用いると好適である。
また本発明で用いる粒子(B)は、前記の如く、充填材
の含有率を高め、複合材の細部への充填性を増すため平
均粒径が0.1〜1.0μmKあり、粒径が良く揃って
いることが重要である。該粒子(B)の平均粒径が0.
1μmより小さい粒子を用いた場合、複合修復材の流動
性が良い条件では、充填材の含有率が低くなり、細部充
填材含有率も高くすることができない。また該粒子(B
)の粒径が1.0μmより大きくなると細部充填材含有
率が十分でなく本発明の目的を達し得ない。
1粒径が揃っていること、つまり粒
径分布が狭いことは一般に該粒子の標準偏差値で表わさ
れるが、本発明で使用する粒子(B)の標準偏差値は1
.30以下であることが必要で、特に1.20以下のも
のが好ましい。該粒子(B)の形状は特に限定されず、
非球形状あるいは球形状のいずれも使用できるが、%に
球形状の粒子の方がより好まし℃・。
の含有率を高め、複合材の細部への充填性を増すため平
均粒径が0.1〜1.0μmKあり、粒径が良く揃って
いることが重要である。該粒子(B)の平均粒径が0.
1μmより小さい粒子を用いた場合、複合修復材の流動
性が良い条件では、充填材の含有率が低くなり、細部充
填材含有率も高くすることができない。また該粒子(B
)の粒径が1.0μmより大きくなると細部充填材含有
率が十分でなく本発明の目的を達し得ない。
1粒径が揃っていること、つまり粒
径分布が狭いことは一般に該粒子の標準偏差値で表わさ
れるが、本発明で使用する粒子(B)の標準偏差値は1
.30以下であることが必要で、特に1.20以下のも
のが好ましい。該粒子(B)の形状は特に限定されず、
非球形状あるいは球形状のいずれも使用できるが、%に
球形状の粒子の方がより好まし℃・。
本発明における充填材の構成成分である粒子(A)と粒
子(B)との量は、粒子(A)が5〜95重景%量論子
(B)が95〜5重量%の範囲となるように選ぶのが好
適である。また粒子(A)と粒子(B)の組み合わせに
さらに平均粒径が0.1μm以下の超微粒子の充填材を
添加することも、本発明の効果を阻害しない限り可能で
ある。その添加量は、他の構成成分の差異によって異な
るが、一般には用いる充填材の全量に対して20重量論
以下とするのが好ましい。
子(B)との量は、粒子(A)が5〜95重景%量論子
(B)が95〜5重量%の範囲となるように選ぶのが好
適である。また粒子(A)と粒子(B)の組み合わせに
さらに平均粒径が0.1μm以下の超微粒子の充填材を
添加することも、本発明の効果を阻害しない限り可能で
ある。その添加量は、他の構成成分の差異によって異な
るが、一般には用いる充填材の全量に対して20重量論
以下とするのが好ましい。
本発明で用いる充填材の構成の最も好ましい態様を例示
すれば、前記粒子(A)が球形状と非球形状の混合物で
、粒子(B)が球形状である態様である。この場合、粒
子(A)中に含まれる非球形状の粒子(C)の粒子径は
特に限定されるものではないが、一般には1.0〜70
μmの範囲のものから選ぶのが好適である。
すれば、前記粒子(A)が球形状と非球形状の混合物で
、粒子(B)が球形状である態様である。この場合、粒
子(A)中に含まれる非球形状の粒子(C)の粒子径は
特に限定されるものではないが、一般には1.0〜70
μmの範囲のものから選ぶのが好適である。
また上記粒子(A)と粒子(B)との組成比は前記範囲
から選べばよいが、これらの粒子(A)と粒子(B)と
を併せた球形状物と非球形状物粒子(C)との組成比は
上記3成分からなる充填材中に非球形状物粒子(C)が
20〜80重量%となるように選べば好適である。%に
上記非球形状の粒子(C)を混合した充填材は、充填操
作における外力(圧接による力)が歯髄腔の内部まで均
等に伝わり、その結果細部充填材含有率をあげることが
できる。また、築盛後の形態付与時に形状安定性のよい
複合修復材とすることかできる利点がある。
から選べばよいが、これらの粒子(A)と粒子(B)と
を併せた球形状物と非球形状物粒子(C)との組成比は
上記3成分からなる充填材中に非球形状物粒子(C)が
20〜80重量%となるように選べば好適である。%に
上記非球形状の粒子(C)を混合した充填材は、充填操
作における外力(圧接による力)が歯髄腔の内部まで均
等に伝わり、その結果細部充填材含有率をあげることが
できる。また、築盛後の形態付与時に形状安定性のよい
複合修復材とすることかできる利点がある。
本発明の複合修復材は前記重合性単量体。
充填材及び重合開始剤の他に、一般に使用される添加剤
例えば顔料1重合禁止剤1分散剤等を添加することは、
必要に応じて適宜実施できる。
例えば顔料1重合禁止剤1分散剤等を添加することは、
必要に応じて適宜実施できる。
本発明によって得られる複合修復材は、歯科分野に使用
したとき充填材含有率を80重量%以上まで高めること
ができるので、重合硬化時の体積収縮率が少なく、また
硬化後における熱膨張係数も著しく小さく、さらに機械
的強度にも優れた性能を有する。特にこのよ5に801
1量%以上にも達する高い充填材含有率にもかかわらず
1本発明による修復材は、歯髄腔内の細部にまでゆきわ
たる流動性を失うことがなく、また、細部に充填された
修復材中の充填材含有率も高く、歯質との密着性に優れ
、さらに、歯冠部等の形態付与をする際の操作性も保持
されるという、従来の歯科用複合材料にみられない優れ
た性能を有するものであり、その効果は顕著である。
したとき充填材含有率を80重量%以上まで高めること
ができるので、重合硬化時の体積収縮率が少なく、また
硬化後における熱膨張係数も著しく小さく、さらに機械
的強度にも優れた性能を有する。特にこのよ5に801
1量%以上にも達する高い充填材含有率にもかかわらず
1本発明による修復材は、歯髄腔内の細部にまでゆきわ
たる流動性を失うことがなく、また、細部に充填された
修復材中の充填材含有率も高く、歯質との密着性に優れ
、さらに、歯冠部等の形態付与をする際の操作性も保持
されるという、従来の歯科用複合材料にみられない優れ
た性能を有するものであり、その効果は顕著である。
以下、実施例によりさらに詳しく本発明の詳細な説明す
るが1本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお、本文中並びに実施例中に示した材料の性状に
関する諸量の定義及びそれらの測定方法については次の
とおりである。
るが1本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。なお、本文中並びに実施例中に示した材料の性状に
関する諸量の定義及びそれらの測定方法については次の
とおりである。
(1) 粒子径及び粒子径分布の標準偏差値粉体の走
査塵あるいは透過型電子顕微鏡写真を撮り、その写真の
単位視野内に観察される粒子の数(n)、及び粒子径(
直径X1 )を求め、次式により算出される。
査塵あるいは透過型電子顕微鏡写真を撮り、その写真の
単位視野内に観察される粒子の数(n)、及び粒子径(
直径X1 )を求め、次式により算出される。
(2)粒子の平均均斉度値
粉体の走査塵電子顕微鏡写真を撮り、その写真の単位視
野内に観察される、粒子の数(n)。
野内に観察される、粒子の数(n)。
粒子の最大幅を長径(L)、この長径に直交する方向で
の最大幅を短径(B)として、n。
の最大幅を短径(B)として、n。
L、Bを求め、次式により算出される。
(3) 比表面積
柴田化学器機工業株式会社、迅速表面積測定装置5A−
1000を用いた。測定原理はBET法である。
1000を用いた。測定原理はBET法である。
(4)圧縮強度
ペースト状複合修復材を37℃で30分間重合させた後
、37℃、水中24時間浸漬したものを試験片とした。
、37℃、水中24時間浸漬したものを試験片とした。
その大きさ、形状は直径4 mm 、高さ105mの円
柱状のものである。
柱状のものである。
この試験片を試験機(東洋ボードウィン製。
UTM−5T)に装着し、クロスへッドスビード10s
n/mで圧縮強度を測定した。
n/mで圧縮強度を測定した。
(5)引張強度
ペースト状複合修復材を37℃で30分間重合させた後
、37℃、水中24時間浸漬したものを試験片とした。
、37℃、水中24時間浸漬したものを試験片とした。
その大きさ、形状は直径6朋、高さ6關の円柱状のもの
である。
である。
この試験片を試験機(東洋ボードウィン製。
UTM−57)に装着し、クロスヘッドスピード10m
/mで引張強度を測定した。
/mで引張強度を測定した。
(6) 曲げ強度
ペースト状複合修復材を37℃で30分間重合させた後
、37℃の水中に24時間浸漬したものを試験片とした
。その大きさ、形状は、2X2X25m1mlの角柱状
のものである。
、37℃の水中に24時間浸漬したものを試験片とした
。その大きさ、形状は、2X2X25m1mlの角柱状
のものである。
曲げ試験は、支点間距離29mmの曲げ試験装置を東洋
ボードウィン製、UTM−5Tに装着して行い、クロス
ヘッドスピード9.511+ /闇とした。
ボードウィン製、UTM−5Tに装着して行い、クロス
ヘッドスピード9.511+ /闇とした。
(7) 表面硬度
ペースト状複合修復材を37℃で30分間1合させた後
、37℃、水中24時間浸漬したものを試験片とした。
、37℃、水中24時間浸漬したものを試験片とした。
その大きさ、形状は2.5X10X10JIllの板状
のものである。測定はミクロプリネル硬さ試験を用いた
。
のものである。測定はミクロプリネル硬さ試験を用いた
。
(8)熱膨張係数
ペースト状複合修復材を37℃で24時間硬化させたも
のを試験片とした。その大きさ。
のを試験片とした。その大きさ。
形状は、圧縮試験に用いたものと同じである。
測定は、理学電機社製のThsrmoflexを用い、
20℃〜50℃の間の線膨張率によって求めた。
20℃〜50℃の間の線膨張率によって求めた。
(9)吸水率
ペースト状の複合修復材を37℃で30分間重合させた
後、研磨紙(日本切紙、 1000番)で表面を研磨し
た後、37℃の無水硫酸マグネシウムデシケータ中VC
4N、量になるまで保存した。その後、37℃の水中に
浸漬し、24時間後の重量を測定した。増加重量(mg
)を浸漬前の試験片の表面積(cffl)で除した値を
吸水率とする。この試験片の大きさ、形状は、1.0X
10X10soiの板状である。
後、研磨紙(日本切紙、 1000番)で表面を研磨し
た後、37℃の無水硫酸マグネシウムデシケータ中VC
4N、量になるまで保存した。その後、37℃の水中に
浸漬し、24時間後の重量を測定した。増加重量(mg
)を浸漬前の試験片の表面積(cffl)で除した値を
吸水率とする。この試験片の大きさ、形状は、1.0X
10X10soiの板状である。
a[l ペースト流動量
内径5朋、長さ20朋で、出口径が1翼冨の/ラスチッ
クシリンジに約0.2 dのペースト状複合修復材を填
人し、ピストンをシリンダーに約3朋押し込み、ストッ
パーでピストンを固定してから、ピストンに700Il
の荷重をかけ、ダイヤルゲージを取り付けた。ここで用
いたピストンは、外径5fi、長さ79mmのプラスチ
ック製、ただし、複合材に接する部分はゴム製であった
。ストッパーを外してから10秒後のピストンの移動距
離をダイヤルゲージで測定し、その長さをペースト流動
量として表わした。移動距離が大きい程、流れ易く粘度
の低い複合修復材であることを示す0 +Ill 圧接充填率 内径41m、長さ12 m 、出口径111のプラスチ
ック製シリンターと、外径4 m 、長さ70關のプラ
スチック製ピストンを用いた。ただり、 i:x、 )
yll!”t’! 11111’ficp+。Q40
゜o11回状の溝を縦に4本つげ、ピストンの横断面が
十字形になるようにした。23℃の室内で、シリンダー
にペースト状複合修復材を気泡が入らないように満杯ま
で充填した、その後、ピストンを毎秒1露の速度で押し
、シリンダーの出口より流出したペースト状複合修復材
の長さを測定した。この操作を5回繰り返し、その流出
長さの平均値をLllmlとし、圧接充填率を次式によ
り算出した。
クシリンジに約0.2 dのペースト状複合修復材を填
人し、ピストンをシリンダーに約3朋押し込み、ストッ
パーでピストンを固定してから、ピストンに700Il
の荷重をかけ、ダイヤルゲージを取り付けた。ここで用
いたピストンは、外径5fi、長さ79mmのプラスチ
ック製、ただし、複合材に接する部分はゴム製であった
。ストッパーを外してから10秒後のピストンの移動距
離をダイヤルゲージで測定し、その長さをペースト流動
量として表わした。移動距離が大きい程、流れ易く粘度
の低い複合修復材であることを示す0 +Ill 圧接充填率 内径41m、長さ12 m 、出口径111のプラスチ
ック製シリンターと、外径4 m 、長さ70關のプラ
スチック製ピストンを用いた。ただり、 i:x、 )
yll!”t’! 11111’ficp+。Q40
゜o11回状の溝を縦に4本つげ、ピストンの横断面が
十字形になるようにした。23℃の室内で、シリンダー
にペースト状複合修復材を気泡が入らないように満杯ま
で充填した、その後、ピストンを毎秒1露の速度で押し
、シリンダーの出口より流出したペースト状複合修復材
の長さを測定した。この操作を5回繰り返し、その流出
長さの平均値をLllmlとし、圧接充填率を次式によ
り算出した。
圧接充填率=−X 100 (%)
形態の付与が困難で圧接しにくい複合修復材は、ピスト
ンの溝より流出し易く、シリンダーの出口に流出してく
る複合修復材の景が少なくなり、圧接充填率が低くなる
。
ンの溝より流出し易く、シリンダーの出口に流出してく
る複合修復材の景が少なくなり、圧接充填率が低くなる
。
aZ 細部充填材含有率
新鮮生歯の歯根側から約5顛のところを切断し歯髄を抜
いた。その歯髄腔を35%のすルトリン酸水溶液で30
秒間エツチングしてから水洗し、超音波洗浄器で10分
間水洗した。さらに、メタノールで洗った後エアブp−
で乾燥した。このように処理した5本の生歯に、歯根側
からペースト状複合修復材を歯科修復材充填用シリノジ
で充填し、さらに3顛の厚さに盛り上げた後、ポリプロ
ピレンフィルム(厚さ50μm)でカバーした。このカ
バーの上から5 Kpの荷重を1分間かけた後37℃で
12時間重合させた。これを12N塩酸水溶液中に25
℃で7日間放置して、歯質部分を完全に溶解除去するこ
とKより硬化複合修復材のみを回収し、水洗後、さらに
象牙細管に相当する細い繊維状の部分と歯髄腔に相当す
る部分とに選別した。この中、細い繊維状の部分をさら
にメタノールで洗浄し、風乾後、減圧下に12時間乾燥
した。このよ5KL、て得られた繊維状の硬化体を熱天
秤(島津社製、DT−30)を用いて、700℃におけ
る重量減少率から硬化体中に含まれる無機充填材の含有
率を百分率として算出し、細部充填材含有率とした。
いた。その歯髄腔を35%のすルトリン酸水溶液で30
秒間エツチングしてから水洗し、超音波洗浄器で10分
間水洗した。さらに、メタノールで洗った後エアブp−
で乾燥した。このように処理した5本の生歯に、歯根側
からペースト状複合修復材を歯科修復材充填用シリノジ
で充填し、さらに3顛の厚さに盛り上げた後、ポリプロ
ピレンフィルム(厚さ50μm)でカバーした。このカ
バーの上から5 Kpの荷重を1分間かけた後37℃で
12時間重合させた。これを12N塩酸水溶液中に25
℃で7日間放置して、歯質部分を完全に溶解除去するこ
とKより硬化複合修復材のみを回収し、水洗後、さらに
象牙細管に相当する細い繊維状の部分と歯髄腔に相当す
る部分とに選別した。この中、細い繊維状の部分をさら
にメタノールで洗浄し、風乾後、減圧下に12時間乾燥
した。このよ5KL、て得られた繊維状の硬化体を熱天
秤(島津社製、DT−30)を用いて、700℃におけ
る重量減少率から硬化体中に含まれる無機充填材の含有
率を百分率として算出し、細部充填材含有率とした。
α3 重合収縮率
1端の内径が2龍、他の1端の内径が1.5朋で、長さ
が24.000闘のパイレックスガラス管K、離型剤と
してシリコンオイルを塗布しよく拭き取った。23°C
の室内で練和した複合修復材をこのガラス管に一杯にま
で充填し、37℃の恒温室に3時間保存した。3時間稜
、23℃の室内で室温まで冷却した後複合修復材を取り
出し、その長さをマイクロメーターで測定した。この長
さとガラス管の長さとの差を、ガラス管の長さで除した
値を100倍したものを重合収縮率とした。
が24.000闘のパイレックスガラス管K、離型剤と
してシリコンオイルを塗布しよく拭き取った。23°C
の室内で練和した複合修復材をこのガラス管に一杯にま
で充填し、37℃の恒温室に3時間保存した。3時間稜
、23℃の室内で室温まで冷却した後複合修復材を取り
出し、その長さをマイクロメーターで測定した。この長
さとガラス管の長さとの差を、ガラス管の長さで除した
値を100倍したものを重合収縮率とした。
実施例 1
東芝パpテイー二社製のガラスピーズ、平均粒径18μ
m、平均均斉度0.95を1重量%のγ−メタク110
キシプロピルトリメトキシシランで表面処理した。これ
を表面処理充填材(A−1)とする。100〜150メ
ツシユのα−石英を摂動ボールミルで粉砕し、粒子径範
囲1〜40μm 、平均粒子径9μmの非球形状(粉砕
)粉末を得た。これを(A−1)と同様にして表面処理
したものを表面処理充填材(A−2)とする。
m、平均均斉度0.95を1重量%のγ−メタク110
キシプロピルトリメトキシシランで表面処理した。これ
を表面処理充填材(A−1)とする。100〜150メ
ツシユのα−石英を摂動ボールミルで粉砕し、粒子径範
囲1〜40μm 、平均粒子径9μmの非球形状(粉砕
)粉末を得た。これを(A−1)と同様にして表面処理
したものを表面処理充填材(A−2)とする。
エチルシリケート(日本フルコート社製)350I!を
メタノール2. Ot K溶かした溶液をA液とする。
メタノール2. Ot K溶かした溶液をA液とする。
28%のアンモニア水0.9tとメタノール3.6tの
混合溶液をB液とする。
混合溶液をB液とする。
A液とB液は20℃に保ち、B液を羽根付撹拌棒な取り
付けた攪拌機で攪拌しながら、A液をBfiK毎分7−
の速度で滴下した。滴下量が増えるに従い、B液は白色
となった。この白色溶液をロータリーエバポレーターK
かけ、溶媒を除去し、白色粉末を得た。この粉末を10
00℃で1時間焼成したものは、粒子径範囲0.21〜
0.35μm 、平均粒子径0.25μ扉、標準偏差値
1.08及び粒子の平均均斉度値0.99の球形状粉末
であった。この粉末を5重量%のγ−メタクリーキシプ
ロピルメトキシシランで表面処理したものを、表面処理
充填材(B−1)とする。
付けた攪拌機で攪拌しながら、A液をBfiK毎分7−
の速度で滴下した。滴下量が増えるに従い、B液は白色
となった。この白色溶液をロータリーエバポレーターK
かけ、溶媒を除去し、白色粉末を得た。この粉末を10
00℃で1時間焼成したものは、粒子径範囲0.21〜
0.35μm 、平均粒子径0.25μ扉、標準偏差値
1.08及び粒子の平均均斉度値0.99の球形状粉末
であった。この粉末を5重量%のγ−メタクリーキシプ
ロピルメトキシシランで表面処理したものを、表面処理
充填材(B−1)とする。
トリエチレングリコールジメタクリレート(以下、TE
iGDMAと言う)40重量部と2.2−ビス〔P−(
γ−メタクリpキシーP−ヒトaキシフロボキシ)フェ
ニル〕フロパン(以下、Big −G M Aと言う)
60重量部を混合し、2部分に分割した。その後、一方
にはN、N−ジェタノール−P−)ルイジン1.5重量
部を、他の部分には過酸化ベンゾイル1.8重量部を混
合した。それぞれをペース)A用。
iGDMAと言う)40重量部と2.2−ビス〔P−(
γ−メタクリpキシーP−ヒトaキシフロボキシ)フェ
ニル〕フロパン(以下、Big −G M Aと言う)
60重量部を混合し、2部分に分割した。その後、一方
にはN、N−ジェタノール−P−)ルイジン1.5重量
部を、他の部分には過酸化ベンゾイル1.8重量部を混
合した。それぞれをペース)A用。
ペーストB用重合性単量体とする。
充填材の40重量部を(A−1)、40重量部を(A−
2)、及び20重量部を(B−1)とする充填材に、ペ
ース)A用重合性単景体またはペース)B用重合性単量
体を配合し、アルミナ乳鉢で充分練和することKよりそ
れぞれペース)Aまたはペース)B複合修復材を得た。
2)、及び20重量部を(B−1)とする充填材に、ペ
ース)A用重合性単景体またはペース)B用重合性単量
体を配合し、アルミナ乳鉢で充分練和することKよりそ
れぞれペース)Aまたはペース)B複合修復材を得た。
この際、複合修復材のシラン処理充填材の含有量は86
.2重量%で、ペーストの粘度は操作上適正であった。
.2重量%で、ペーストの粘度は操作上適正であった。
この複合修復材のペースト流動量は1.7m。
圧接充填率93.3%、細部充填材含有率72%1重合
収縮率0.17%であった。
収縮率0.17%であった。
上記のペース)Aとペース)Bを等置数り30秒間室温
で練和し硬化させたものKついて物性を測定した結果、
熱膨張係数18.2pPffl /”C、吸水率0.1
9 mW/cd 、表面硬度7G、0.圧縮強度a 7
7 oKp/cp1.引張強度6 a 4 Kp/cd
、曲げ強度125 oKp/crIlであった。
で練和し硬化させたものKついて物性を測定した結果、
熱膨張係数18.2pPffl /”C、吸水率0.1
9 mW/cd 、表面硬度7G、0.圧縮強度a 7
7 oKp/cp1.引張強度6 a 4 Kp/cd
、曲げ強度125 oKp/crIlであった。
実施例 2〜7
豊田の方法(日本歯科材料器機学会雑誌36(11、7
8(1979) ) K基づき、水ガラス水溶液を、非
イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノ
オレア−トとポリオキシエチレンンルビタンモノステ7
レート)とベンゼンの混合溶媒に加えてエマルジョンを
調製し、エマルジョンを塩化バリウム水溶液に攪拌しな
がら加えて、微球状ケイ酸バリウムの白色粉末を得た。
8(1979) ) K基づき、水ガラス水溶液を、非
イオン界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタンモノ
オレア−トとポリオキシエチレンンルビタンモノステ7
レート)とベンゼンの混合溶媒に加えてエマルジョンを
調製し、エマルジョンを塩化バリウム水溶液に攪拌しな
がら加えて、微球状ケイ酸バリウムの白色粉末を得た。
この白色粉末を水洗し、バリウムを完全に除去してから
1000℃で1時間焼成した粉末は、粒子径範囲1.0
〜10μm、平均粒子径5μ扉、平均均斉度値0,96
の非晶質シリカであった。この粒子を実施例1の(A−
1)と同様にして表面処理したものを(A−3)とする
。
1000℃で1時間焼成した粉末は、粒子径範囲1.0
〜10μm、平均粒子径5μ扉、平均均斉度値0,96
の非晶質シリカであった。この粒子を実施例1の(A−
1)と同様にして表面処理したものを(A−3)とする
。
250メツシユのα−石英を振動ボールミルで粉砕し、
粒子径範囲0.7〜0.9μm、平均粒子径0.77μ
mの非球形状粉末を得た。
粒子径範囲0.7〜0.9μm、平均粒子径0.77μ
mの非球形状粉末を得た。
これを実施例1の(B−1)と同様にして表面処理した
ものを(B−2)とする。
ものを(B−2)とする。
超微粒子シリカ(エアロジル社製、エルジル13G)、
BIT比表面130m/J’で平均粒子径的16μmを
r−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン10重
量%で表面処理したものを(B−3)とする。
BIT比表面130m/J’で平均粒子径的16μmを
r−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン10重
量%で表面処理したものを(B−3)とする。
実施例10表面処理充填材(A−1)、(A−2)及び
/または(B−1)と重合性単量体及び/または(A−
3) 、 (B−2)及び/または(B−3)を用い、
実施例1と同様な方法でペーストを調製し、ペースト流
動量、圧接充填率及び細部充填材含有率を測定した。さ
らに、硬化させた複合修復材の物性を測定し、その結果
をまとめて表−1に示す。
/または(B−1)と重合性単量体及び/または(A−
3) 、 (B−2)及び/または(B−3)を用い、
実施例1と同様な方法でペーストを調製し、ペースト流
動量、圧接充填率及び細部充填材含有率を測定した。さ
らに、硬化させた複合修復材の物性を測定し、その結果
をまとめて表−1に示す。
比較例 1〜5
実施例1記載の(B−1)の製造法において、A液の滴
下速度を毎分501とした以外は全て(B−1)の製造
法と同様の方法で、粒子径範囲0.25〜0.91μm
、平均粒子径0.39μm、標準偏差値1.76、及び
粒子の平均均斉度値0.85の球形状粉末を得た。その
後、5]i量%のr−メタクリロキシプロピルメトキシ
シランで表面処理した。これを表面処理充填材(B−4
)とする。
下速度を毎分501とした以外は全て(B−1)の製造
法と同様の方法で、粒子径範囲0.25〜0.91μm
、平均粒子径0.39μm、標準偏差値1.76、及び
粒子の平均均斉度値0.85の球形状粉末を得た。その
後、5]i量%のr−メタクリロキシプロピルメトキシ
シランで表面処理した。これを表面処理充填材(B−4
)とする。
表面処理充填材(A−1) 、 (A−2) 。
(A−3) 、 (B−1) 、 (B−3)及び/ま
たは(B−4)を用い、実施例1と同様の方法でペース
トを調製し、ペースト流動量。
たは(B−4)を用い、実施例1と同様の方法でペース
トを調製し、ペースト流動量。
圧接充填率及び細部充填材含有率を測定した。
さらに、硬化させた複合修復材の物性を測定した結果を
まとめて表−2に示す。 1 “手
続補正書 昭和60年 1月230 特許庁長官 志 賀 学 殿 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 山口県徳山市御影町1番1号へ、補iF、
命令の日付 自 発5、補正により増加する発明
の数 な しく3.補正の対象 明細書の「発明
の詳細な説明」の橢7、補正の内容 (1)明細書第5頁6行目、「体積の」を削除する。
まとめて表−2に示す。 1 “手
続補正書 昭和60年 1月230 特許庁長官 志 賀 学 殿 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 山口県徳山市御影町1番1号へ、補iF、
命令の日付 自 発5、補正により増加する発明
の数 な しく3.補正の対象 明細書の「発明
の詳細な説明」の橢7、補正の内容 (1)明細書第5頁6行目、「体積の」を削除する。
(2)同第5頁下から6行目、「まかりの」をrま(3
)同第10頁10〜11行目、「テトラメチロールトリ
アクリレート」をrブトラメチロールメチルトリアクリ
レート、4に訂正する。
)同第10頁10〜11行目、「テトラメチロールトリ
アクリレート」をrブトラメチロールメチルトリアクリ
レート、4に訂正する。
(4)同第10頁11〜12行目、「テトラメチロール
トリアクリレート」をrテトラメチロールメチルテトラ
アクリレートAに訂正する。
トリアクリレート」をrテトラメチロールメチルテトラ
アクリレートAに訂正する。
(5)同第19頁4行目、「使用したとき」の次ぎにr
後述する実施例に示すように1を挿入する。
後述する実施例に示すように1を挿入する。
(6)同第19頁5行目、「まで」をr例えば95重量
%までも、曙を挿入する。
%までも、曙を挿入する。
(7)同第19頁9行目、「以1−」と「にも」との間
にr95@量%Aを挿入する。
にr95@量%Aを挿入する。
以上
手続補正書
昭和60年9月X日
Claims (3)
- (1)重合性単量体、充填材及び重合開始剤を含む複合
修復材において、充填材として、 (1)平均粒径が1.0〜100μmである粒子(A)
5〜95重量%と (b)平均粒径が0.1〜1.0μmであり、かつ標準
偏差値が1.30以下である粒子(B)95〜5重量% とからなる充填材を用いることを特徴とする複合修復材
。 - (2)粒子(A)及び粒子(B)が共にほぼ球形状であ
る特許請求の範囲(1)記載の複合修復材。 - (3)粒子(B)の標準偏差値が1.20以下である特
許請求の範囲(1)記載の複合修復材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59270664A JPS61148109A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 複合修復材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59270664A JPS61148109A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 複合修復材 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5032259A Division JPH0755883B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 複合修復材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148109A true JPS61148109A (ja) | 1986-07-05 |
JPH0314282B2 JPH0314282B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=17489230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59270664A Granted JPS61148109A (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 | 複合修復材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61148109A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61171404A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-02 | Tokuyama Soda Co Ltd | 複合修復材 |
JPH02132102A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-05-21 | Tokuyama Soda Co Ltd | 硬化性組成物 |
JPH04247006A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-09-03 | Ivoclar Ag | 重合可能な歯科用材料 |
JPH08231330A (ja) * | 1994-12-23 | 1996-09-10 | Heraeus Kulzer Gmbh | 重合性歯科材料 |
US6620861B1 (en) | 1999-11-17 | 2003-09-16 | Kabushiki Kaisha Shofu | Dental fillers |
JP2005170813A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Tokuyama Corp | 歯科用硬化性組成物 |
JP4917692B1 (ja) * | 2011-07-29 | 2012-04-18 | 株式会社松風 | 切削装置用の歯科用組成物 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044696A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-22 | ||
JPS5298391A (en) * | 1976-02-09 | 1977-08-18 | Minnesota Mining & Mfg | Dental repair composition |
JPS57120506A (en) * | 1980-12-03 | 1982-07-27 | Ici Ltd | Liquid dental composition, manufacture and manufacturing package |
JPS57169410A (en) * | 1981-03-24 | 1982-10-19 | Blendax Werke Schneider Co | Dental repairment material and filler therefor |
JPS58152804A (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-10 | Tokuyama Soda Co Ltd | 複合組成物 |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP59270664A patent/JPS61148109A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044696A (ja) * | 1973-08-07 | 1975-04-22 | ||
JPS5298391A (en) * | 1976-02-09 | 1977-08-18 | Minnesota Mining & Mfg | Dental repair composition |
JPS57120506A (en) * | 1980-12-03 | 1982-07-27 | Ici Ltd | Liquid dental composition, manufacture and manufacturing package |
JPS57169410A (en) * | 1981-03-24 | 1982-10-19 | Blendax Werke Schneider Co | Dental repairment material and filler therefor |
JPS58152804A (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-10 | Tokuyama Soda Co Ltd | 複合組成物 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61171404A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-02 | Tokuyama Soda Co Ltd | 複合修復材 |
JPH0528683B2 (ja) * | 1985-01-25 | 1993-04-27 | Tokuyama Soda Kk | |
JPH02132102A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-05-21 | Tokuyama Soda Co Ltd | 硬化性組成物 |
JPH04247006A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-09-03 | Ivoclar Ag | 重合可能な歯科用材料 |
JPH08231330A (ja) * | 1994-12-23 | 1996-09-10 | Heraeus Kulzer Gmbh | 重合性歯科材料 |
US6620861B1 (en) | 1999-11-17 | 2003-09-16 | Kabushiki Kaisha Shofu | Dental fillers |
JP2005170813A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Tokuyama Corp | 歯科用硬化性組成物 |
JP4917692B1 (ja) * | 2011-07-29 | 2012-04-18 | 株式会社松風 | 切削装置用の歯科用組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314282B2 (ja) | 1991-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Han et al. | Evaluation of physical properties and surface degradation of self-adhesive resin cements | |
EP0588878B1 (en) | Universal water-based medical and dental cement | |
AU720490B2 (en) | Improvements in or relating to polymerisable cement compositions | |
WO2002005752A1 (fr) | Materiau photopolymerisable pour protheses dentaires | |
DE19848886A1 (de) | Lichtpolymerisierbares Einkomponenten-Dentalmaterial | |
JPS5962510A (ja) | 歯科用永久修復材料 | |
Azillah et al. | Long-term flexural strength of three direct aesthetic restorative materials | |
US4500657A (en) | Dental restorative compositions having improved mechanical properties and hydrolytic stability | |
Behl et al. | Physical and mechanical characterisation of flowable dental composites reinforced with short aspect ratio micro-sized S-Glass fibres | |
US6306927B1 (en) | Dental composite restorative material and method of restoring a tooth | |
Bhatia et al. | Comparative evaluation of a bioactive restorative material with resin modified glass ionomer for calcium-ion release and shear bond strength to dentin of primary teeth-an in vitro study | |
Cohen et al. | The effects of eugenol and epoxy-resin on the strength of a hybrid composite resin | |
JPS61148109A (ja) | 複合修復材 | |
JP2005511527A (ja) | 歯科用複合修復材料 | |
JPS61171404A (ja) | 複合修復材 | |
Keyf et al. | The weight change of various light-cured restorative materials stored in water | |
JP4798680B2 (ja) | 歯科用硬化性組成物 | |
US7001932B2 (en) | Dental composite restorative material and method of restoring a tooth | |
JPH0755883B2 (ja) | 複合修復材 | |
Uğurlu | How Do the Surface Coating and One‑Year Water Aging Affect the Properties of Fluoride‑Releasing Restorative Materials? | |
JPS6011505A (ja) | 重合用の複合組成物 | |
Asma | EFFECT OF INSERTION TECHNIQUES ON THE SHEAR BOND STRENGTH OF LOW-SHRINKAGE (Silorane) COMPOSITE RE-STORATIVE MATERIALS | |
US20240238167A1 (en) | Monomer mixture for producing a dental material | |
Serino et al. | Nanoindentation to assess the effect of water uptake on different nanofilled resins-based composite mechanical properties | |
Monomers | RECENT ADVANCES AND MODIFICATIONS OF DENTAL RESTORATIVE MATERIALS-A REVIEW |