JPS61147681A

JPS61147681A - 記録再生素子の間欠移送機構の制御方式

Info

Publication number: JPS61147681A
Application number: JP59269817A
Authority: JP
Inventors: Shigeru Kawase; 茂川瀬
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1984-12-21
Filing date: 1984-12-21
Publication date: 1986-07-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、例えば、テレビジ１ン映像信号（以下、テレ
ビジョンをＴＶと略記する）の駒撮り記録に好適に使用
されるような記録再生素子の間欠移送機構の制御方式に
関する。

（従来の技術）ＴＶ倍信号駒撮り記録に当っては、回転記録媒体の１回
転毎の記録跡中に、記録の対象とされるテレビジョン映
像信号が、それの垂直走査期間の整数倍の所定の長さづ
つ記録されるようになされるが、ＴＶ映像信号の駒撮−
り記録において回転記録媒体上に形成されるべき記録跡
の形態としては１回転記録媒体の相次ぐ回転に伴って回
転記録媒体上に描かれる記録跡が連続的な状態のもので
あるよりも、回転記録媒体の各１回転毎の記録跡が、そ
れぞれ独立した閉じた円状のものとなされていた方が、
回転記録媒体に記録されているＴＶ倍信号静止画像とし
て再生するような場合に有利である。

ところで１回転記録媒体の各１回転毎の記録跡を、それ
ぞれ独立した閉じた円状のものとするた、めには、記録
素子を記録跡と略々直交する方向に間欠的に歩進させる
ことが必要とされるのであり、従来、記録素子を間欠的
に歩進させるための間欠歩道機構としては、駆動源とし
てパルスモータやロータリーソレノイドあるいはりニア
モータなどを用いたものが採用されていたが、駆動源と
してパルスモータを用いたものでは、駆動に大きな電力
が必要とされる他、歩進動作に際してハンチングが生じ
、また、動作時に大きな機械的雑音が発、生するなどの
問題点があり、その価格も高価で賑ったから、例えば、
小型な撮像録画袋！！（電子式カメラ）のような小型軽
量な装置の間欠歩進機構としては採用することができな
い。

また、ロータリソレノイドやりニアモータなどについて
も、パルスモータについて既述した問題点と略々同様な
問題点があるために、電子式カメラのような小型軽量な
ことが要求される装置の間欠歩進機構における駆動源と
しては不適当である。

特に、高密度記録再生を行なう場合の記録跡間隔はミク
ロンオーダとされるが、前記したパルスモータ、ロータ
リソレノイドやりニアモータなどを用いた間欠歩進機構
では、歩進動作で生じるハンチング、繰返し誤差のある
機構においてはバックラッシュによる記録再生素子の停
止位置誤差の発生によって、ミクロンオーダでの位置決
めは困難である。

前記の点を改善するために１本出願人会社では先に１回
転記録媒体の１回転毎の記録跡中に、記録の対象とされ
るＴＶ映像信号が、それの垂直走査期間の整数倍の所定
の長さづつ記録され得るような所定の回転数で駆動回転
される回転記録媒体における記録跡の延長方向に対して
、略々直交する方向に記録再生素子を間欠的に歩進させ
るようにするために、直流モータと、直流モータの回転
位−相を検出する回転位相検出器と、直流モータの回転
速度を減速する減速機構と、減速機構の出力軸の回転運
動を直進運動に変換する機構などを備えている記録再生
素子の間欠移送機構の制御方式として、ＴＶ映像信号の
記録モードが駒撮り記録モードとなるように操作されて
、回転記録媒体にＴＶ映像信号の駒撮り記録が行なわれ
るときに、前記した駒撮り記録期間の前または後の何れ
か一方もしくは双方の時点において、記録素子が前記の
間欠歩進機構により急速に所定の間隔づつ間欠的に歩進
されるようになされ、また、前記の間欠歩進動作時にお
ける記録素子の停止位置が、前記した直流モータのモー
タ軸の回転位相を示す信号を用いて行なわれる直流モー
タの回転状態の制御によって規制されるようにしたもの
を提案（特開昭５８−１７３９８４号公報参照）してお
り、それの実施によって一応の成果を挙げ得ている。

（発明が解決しようとしている問題点）しかし、前記し
た既提案のものは基本的には直流モータの回転位相制御
が開ループで行なわれているために、繰返し誤差のある
機構におけるバックラッシュによる記録再生素子の位置
決め誤差及び位置決め精度の点で不充分であり、それの
対策が要望された。

（問題点を解決するための手段）本発明は１回転記録媒体の１回転毎の記録跡中に、記録
の対象とされるＴＶ映像信号が、それの垂直走査期間の
整数倍の所定の長さづつ記録され得るような所定の回転
数で駆動回転される回転記録媒体における記録跡の延長
方向に対して、略々直交する方向に記録再生素子を間欠
的に歩進させるようにするために、移送用モータと、移
送用モータの回転位相を検出する回転位相検出器と、移
送用モータの回転速度を減速する減速機構と、減速機構
の出力軸の回転運動を直進運動に変換する機構などを備
えている記録再生素子の間欠移送機構の制御方式であっ
て、初期値がプリセットされているプログラマブルカウ
ンタに回転位相検出器からの出力パルスを与え、前記の
プログラマブルカウンタからのデジタル信号出力値をデ
ジタルアナログ変換してアナログ信号の形態による位置
情報を得る手段と、前記したアナログ信号の形態による
位置情報に基づいて、それぞれの位置毎の速度の基準信
号を発生させる手段と１回転位相検出器からの出力パル
スに基づいて回転速度情報信号を発生させる手段と、前
記した速度の基準信号と回転速度情報信号とを比較し、
その比較結果によって移送用モータの回転速度を制御す
るようにした記録再生素子の間欠移送機構の制御方式を
提供するものである。

（実施例）以下、添付図面を参照して本発明の記録再生素子の間欠
移送機構の制御方式の具体的な内容を詳細に説明する。

第１図は本発明の記録再生素子の間欠移送機構の新御方
式の一実施例のブロック図であるが、この第１図示の実
施例においては、回転記録媒体として円筒状の磁気記録
媒体ＭＣを使用し、また、記録再生素子としては磁気ヘ
ッドＨを用いて、磁気記録再生方式によりＴＶ映像信号
の記録再生が行なわれるようにした場合の構成例を示し
ているが、本発明の実施に当って、回転記録媒体として
円盤状のものを使用したり、記録再生方式として磁気記
録再生方式以外のものが使用されてもよいことは勿論で
ある。

第１図において、　ＳＧは記録の対象にされているＴＶ
映像信号源であり、ＴＶ映像信号源ＳＧで発生されたＴ
Ｖ映像信号は記録信号ゲートＲＧを介して録再切換スイ
ッチ５ｖｒｐの固定接点Ｒに供給されている。

したがって、録再切換スイッチ５Ｖｒｐの可動接点ａが
固定接点Ｒ側に切換えられている状態において記録信号
ゲートＲＧが開けば、ＴＶ映像信号源ＳＧのＴＶ映像信
号は記録再生素子（以下、磁気ヘッドと記載されること
もある）Ｈに与えられ、磁気ヘッドＨによって回転記録
媒体ＭＣに記録される。

また、前記の録再切換スイッチ５ｖｒｐの可動接点ａが
固定接点Ｐ側に切換えられた場合には、磁気ヘッドＨで
再生されたＴＶ映像信号が再生糸ＰＢＡに供給され、再
生糸ＰＢＡにおいて所要の信号処理が行なわれてからモ
ニタ受像機ＭＴＶに与えられて。

画像の再現が行なわれる。

前記した録再切換スイッチ５Ｗｒｐにおける可動接点ａ
の切換え動作は、操作部ＯＰで設定された動作モードに
応じて制御回路ＣＣＴで発生された切換制御信号によっ
て行なわれる。　ＴＶ映像信号源ＳＧはどのような構成
形態のものであってもよいが、記録装置が例えば小型な
電子式カメラのようなものであった場合には、固体撮像
素子ケ用いたカラー映像信号の発生装置として構成され
ており、それから出力されて記録の対象とされる信号は
、それの信号形態が、例えば、低域変換搬送色信号と輝
度信号の被変調周波数変調波°とが周波数多重化されて
いるようなものとされるのがよい。

前記のＴＶ映像信号源ＳＧからは、装置の動作の基準と
なる同期信号が制御回路ＣＣＴに与えられているが、Ｔ
Ｖ信号の信号源ＳＧとしては、それの内部にトラッキン
グ制御用のトラッキング参照信号の発生器を備えておき
、回転記録媒体ＭＣからの信号の再生時に磁気ヘッドＨ
がトラッキング制御の下に記録跡を正しく追跡できるよ
うな記録跡パターンとなるように、トラッキング制御用
の参照信号を回転記録媒体肛に記録することは望ましい
実施の態様である。

操作部ＯＰには記録あるいは記録、再生の各種の動作態
様を指示するための操作スイッチが設けられており、前
記の操作スイッチの操作に応じて制御回路ＣＣＴでは、
装置の各構成部分に対してそれぞれ所要の制御信号を与
えて、装置の各構成部分が所定の動作を行なうことがで
きるようにする。

制御回路ＣＣＴとしては、例えばマイクロコンピュータ
を含んで構成されているものを使用することができる。

第１図において操作部ＯＰに示すＳｌ、　５２は、それ
ぞれ操作スイッチであり、以下の説明において操作スイ
ッチＳ１は、連続的な駒撮り動作を行なうようにする場
合に操作されるスイッチであり、また、操作スイッチＳ
２は、単発的な駒撮り動作を行なうようにする場合に操
作されるスイッチである。

回転記録媒体肢は、駆動用モータＮｄによって所定の回
転数で駆動回転されるが、回転記録媒体ＭＣの回転数（
駆動用モータＭｄの回転数）は、回転記録媒体ＭＣに記
録されるべきＴＶ映像信号の垂直走査周期に対して特定
な関係を有するものとなるように、駆動用モータサーボ
回路ＭＳＴによって自動制御される。

すなわち、駆動用モータサーボ回路ＭＳＴは、駆動用モ
ータ旧の回転軸ｌの回転位相を示すパルス発生器ＰＧか
らの出力パルスと、制御回路ＣＣＴから供給される垂直
同期パルスとの位相比較を行なって、駆動モータＭｄに
よって駆動回転される回転記録媒体肢が記録の対象とさ
れているＴＶ映像信号における予め定められている数の
垂直走査期間と対応するＴＶ映像信号を、それの１円周
中に正しい記録位相で記録できるような回転数及び回転
位相で回転されるように自動制御を行なうのである。

第１図中に示されている前記したパルス発生器、ＰＧは
、駆動モータ旧の回転軸１と一体的に回転する円板２と
、前記の円板２に固着された永久磁石、３と、コイル４
とによって構成されている。

回転記録媒体肢は、それに記録されるべきＴＶ映像信号
の垂直走査周期が１／６０秒の場合に、例えば回転記録
媒体ＭＣの１回転毎に１垂直走査周期のＴＶ映像信号が
記録されるようになされるときには毎分３６００回転で
回転され、また５例えば１回転記録媒体ＭＣの１回転毎
に２垂直走査周期のＴＶ映像信号が記録されるようにす
るときは、毎分１８００回転で回転される。また１回転
記録媒体は、それの特定な母線上（円盤の場合には、特
定な掻上）にＴＶ映像信号における垂直帰線消去期間が
記録されるように、それの回転位相が制御されるのであ
る。

駆動用モータＭｄによって所定の回転数及び回転位相で
駆動回転される回転記録媒体ＭＣに対して記録用信号の
記録のために用いられる磁気ヘッドＨが、記録時に移送
機構により回転記録媒体ＭＣの記録面上の特定な直線径
路に沿って連続的に移送された場合には、回転記録媒体
ＭＣ上には磁気ヘッドＨによりらせん状の連続的な記録
跡が形成されるのであるが、本発明の記録再生素子の間
欠移送機構の制御方式のように、移送機構により磁気ヘ
ッドＨが間欠的に移送される場合の回転記録媒体ＭＣ上
には、閉じた円状の記録跡が間欠的に形成されるのであ
る。

第１図において、にｆは移送用モータであり、この移送
用モータＭｆとしては、制御により正転と逆転とが行な
われるようなモータ、例えば直流モータが使用される。

移送用モータＮｆのモータ軸（回転軸）５は減速機構Ｓ
ＲＡにおける入力軸に結合されていてそれに動力を与え
るとともに、回転位相検出器（回転型エンコーダ）ＰＳ
Ａの回転円板６をも駆動する。

前記した回転位相検出器ＰＳＡは、移送用モータＭｆの
モータ軸５に固着された回転円板６と、光源７と受光素
子８とによって構成されており、受光素子８には、回転
円板６に設けられている透孔のパターンと対応した電気
信号が発生する。

減速機構ＳＲＡの出力軸には送りねじ９が固着されてい
て、この送りねじ９は移送用モータＭｆの回転速度が減
速機構ＳＲＡによって減速された回転速度で回転する。

前記の送りねじ９には移送体１０に設けたねじ孔１０ａ
が螺合されており、また、移送体１０に設けられている
孔１０ｂには案内棒１１が挿入されている。それで、移
送用モータＭｆが回転すれば、移送体１０は案内棒１１
に案内されて送りねじ９によって移送されることになる
。移送体１０にはアクチュエータ１２が固着されており
、また、アクチュエータ１２にはカンチレバー１３を介
して磁気ヘッドＨが固着されている。

前記した回転位相検出！！＃（回転型エンコーダ）ＰＳ
Ａからの出力パルスは、プログラマブルカウンタＰＧＣ
と周波数電圧変換器ＦＶＣとに供給されている。前記し
たプログラマブルカウンタＰＧＣには初期値がプリセッ
トされていて、制御回路ＣＣＴからプログラマブルカウ
ンタＰＧＣにリセットパルスが供給されたときに、プロ
グラマブルカウンタＰＧＣの計数値はそれにプリセット
されていた初期値に戻される。

回転位相検出器ＰＳＡ′の出力パルスがプログラマブル
カウンタＰＧＣに供給、されると、プログラマブルカウ
ンタＰＧＣの計数値は、回転位相検出器ＰＳＡの出力パ
ルスによってカウントダウンされて行く。

そして、プログラマブルカウンタＰＧＣの計数値は。

デジタルアナログ変換器ＤＡＣによりアナログ信号に変
換されてから、速度基準信号の発生回路ｖｓｃに供給さ
れることにより、速度基準信号の発生回路ＶＳＣでは、
プログラマブルカウンタＰＧＣの計数値と対応するアナ
ログ信号で示される位置情報に基づいて、それぞれの位
置毎の速度の基準信号を発生し、それを比較器ＣＯＭＰ
に与える。

また１回転位相検出器ＰＳＡの出力パルスが供給されて
いる周波数電圧変換器ＦＶＣでは、回転位相検出器ＰＳ
Ａの出力パルスの繰返し周波数に応じた電圧（回転速度
情報信号）を発生して、それを比較器ＣＯＭＰに供給す
る。

前記した比較ｌＩｃＯＭＰの出力信号は、切換スイッチ
Ｓｖにおける固定接点すに供給されている。前記の切換
スイッチの固定接点Ｃは接地されており、また、可動接
点ａはバッファ増幅器ＢＡの入力側に接続されている。

そしてバッファ増幅器Ｂ＾の出力信号は、移送用モータ
Ｍｆに対して駆動用電力として供給されている。前記し
た切換スイッチＳｗの可動接点ａは、制御回路ＣＣＴか
ら供給されている切換制御信号によって切換制御される
。

前記のように構成されている本発明の記録再生素子の間
欠移送機構の制御方式において、装置に動作用の電力が
供給されている状態で移送機構が停止しているモードに
されている場合には、制御回路ＣＣＴの制御の下に動作
する駆動用モータサーボ回路ＭＳＴによって駆動される
駆動用モータＭｄは、回転記録媒体にＣに記録すべきＴ
Ｖ映像信号の垂直走査周期に対して特定な関係を有する
如き回転数で回転記録媒体ＭＣを駆動回転させる。

一方、前記のように移送機構が停止しているモードにお
いては移送用モータＭｆは停止しており。

また、切換スイッチＳｖはそれの可動接点ａが固定接点
Ｃに接触した状態になされ、さらに、プログラマブルカ
ウンタＰＧＣはリセットされた状態で、それの計数値が
プリセットされた初期値の状態になされている。

この状態において移送用モータＭｆは停止しているため
に回転位相検出器ＰＳＡからの出力パルスは無り、シた
がってプログラマブルカウンタＰＧＣの計数値はそれが
リセットされた状態の初期値（最大の計数値）に保持さ
れており、また周波数電圧変換器ＦＶＣの出力電圧は零
の状態となされている。

それで、移送機構が停止しているモードにおいてプログ
ラマブルカウンタＰＧＣの計数値がＡＤ変換器ＡＤＣに
よってＡＤ変換された状態のアナログ信号の大きさは、
第２図の（ｂ）の時刻ｔｏ以前の期間におけるアナログ
信号の大きさ、及び、第２図の（ｂ）の時刻ｔ２〜ｔ３
までの期間におけるアナログ信号のように最大の値にな
っており、それに基づいて速度基準信号の発生回路ｖＳ
Ｃから発生される第２図の（ｃ）に示されている速度基
準信号の大きさも、第２図の（ｃ）の時刻ｔｏ以前の期
間、及び第３図の（ｃ）の時刻ｔ２〜ｔ３までの期間の
ように最大の値になっているが、一方１周波数電圧変換
ｌ　ＦＶＣの出力電圧は零の状態になっているから、比
較器ＣＯＭＰの出力側には移送用モータ訂を最大速度で
回転させることができるような最大の誤差信号が出力さ
れていることになる。

しかし、移送機構が停止しているモードにおいては切換
スイッチＳｖの可動接点ａが固定接点す側に切換えられ
ている状態になされていて、この状態では比較器ＣＯＭ
Ｐからの出力信号がバッファ増幅器ＢＡを介して移送用
モータ肘に供給されることはないから、移送用モータＭ
ｆは停止の状態を続けているのである。

さて、装置の使用者が連続駒撮りモードで装置を使用す
るべく時刻ｔｏに操作部ＯＰにおける操作スイッチＳｌ
　を操作すると、操作部ＯＰから線１４を介して制御回
路ＣＣＴに与えられた情報信号に基づいて、制御回路Ｃ
ＣＴからは線１５を通して切換制御信号が切換スイッチ
Ｓｖに供給されて、切換スイッチＳＷの可動接点＆が時
刻ｔｏに固定接点Ｃ側から固定接点す側に切換えられる
。

それにより、前記のように比較器ＣＯＭＰの出力側に現
われていた誤差信号が、バッファ増幅器ＢＡで増幅され
た後に移送用モータＭｆに供給される。移送用モータＭ
ｆが回転を開始すると、周波数変換器ＦＶＣから出力信
号が発生されて、移送用モータＩ’ｌｆは周波数変換器
ＦＶＣからの出力信号と速度基準信号の発生回路ｖＳＣ
から発生される第２図の（Ｃ）に示されている速度基準
信号とが一致するような回転速度で駆動回転される。第
２図の（ｄ）は移動用モータに供給される駆動電流を示
しており、また。

第２図の（ｅ）は回転位相検出器ＰＳＡからの出力パル
ス波形を模式的に図示説明した図である。

速度基準信号の発生回路ＶＳＣから発生される第２図の
（ｃ）に示されている速度基準信号は、既述のようにプ
ログラマブルカウンタＰＧＣの計数値をへ〇変換器ＡＤ
ＣによってＡＤ変換して得たアナログ信号に基づいて作
られるものであるが、それはＡＤ変換器ＡＤＣの出力と
して得られる第２図の（ｂ）に示されているアナログ信
号における主として高い電圧部分と低い電圧部分とにつ
いて、速度基準信号の発生回路ｖＳＣで波形整形するこ
とにより得られる。

すなわち、速度基準信号の発生回路ｖＳＣで発生される
第２図の（ｅ）に示されている速度基準信号は、ＡＤ変
換器ＡＤＣの出力として得られる第２図の（ｂ）に示さ
れているアナログ信号における高い電圧部分を振幅制限
するとともに、それの低い電圧部分を極く低い一定の電
圧に保持させたような時間軸上の変化態様を示すような
ものとして波形整形することによって得ることができる
。

それで１時刻ｔｏに既述のように操作部ＯＰにおける操
作スイッチＳ１を操作すると１時刻ｔｏから移送用モー
タＭｆがＬ転を開始するが、それの回転数の変化の態様
は、第２図の（ｄ）に例示されている移送用モータ肘に
供給される駆動用電流の変化の態様と同様なものになる
。すなわち、移送用モータＭｆは時刻ｔｏに回転数０の
状態から急速に最大回転数の状態にまで回転数が増大し
た後に。

時刻ｔ１までの期間に次第に回転数が低下して行き、時
刻ｔ１に所定の極く小さな回転数に達した後は、磁気ヘ
ッドＨが所定の距離だけ移送した状態に対応するプログ
ラマブルカウンタＰＧＣの所定の計数値（例えば、α）
に達するまでそのままの速度で回転されるようにし、プ
ログラマブルカウンタＰＧＣの計数値が前記した所定の
計数値αになった場合に、線１６を介してプログラマブ
ルカウンタＰＧＣから制御回路ＣＣＴに対して目標位置
到達信号を与える。

それにより制御回路ＣＣＴでは切換スイッチＳｖの可動
接点ａを固定接点す側から固定接点Ｃ側に切換えるため
の切換制御信号を時刻ｔ２に切換スイッチＳｖに供給し
、時刻ｔ２に前記した切換スイッチＳＷの可動接点ａを
固定接点す側から固定接点Ｃ側に切換える。移送用モー
タにｆに対する駆動用電流の供給が、第２図の（ｄ）に
示されているように時刻ｔ２に遮断された後における移
送用モータ肘の回転は、第２図の（ｅ）における時刻ｔ
２以降の例示波形のように、回転位相検出器ＰＳ＾から
１個乃至数個だけの極く少い個数の出力パルスが出力さ
れる程度に極めて僅かな回転を行なっただけの時刻ｔ３
に完全に停止した状態になされるが、このように移送用
モータＭｆを停止させるための駆動電流の遮断の時点ｔ
２から、移送用モータＭｆの回転が完全に停止する時刻
ｔ３までの時間が極めて短くできるのは、移送用モータ
Ｍｆを停止させるための駆動電流の遮断を、移送用モー
タＭｆの回転数が極めて低い状態において行なわれるよ
うになされているからである。

移送用モータＭｆの回転が完全に停止した時点ｔ３の直
後の時点ｔ４に、制御回路ＣＣＴから記録信号ゲートＲ
Ｇにゲート信号が供−給されて記録信号ゲートが開き、
ＴＶ映像信号源ＳＧで発生されたＴＶ映像信号が記録信
号ゲートＲＧと録再切換スイッチ５Ｗｒｐの固定接点Ｒ
と可動接点ａとを介して、磁気ヘッドＨに供給されるこ
とにより、ＴＶ映像信号源ＳＧで発生されたＴＶ映像信
号の所定数のフィールド期間の信号が第２図の（ａ）に
示されている時刻ｔ４から時刻ｔ５の期間に回転記録媒
体ＭＣに記録される。

前記のようにして、時刻ｔ５にＴＶ映像信号源ＳＧで発
生されたＴＶ映像信号の所定数のフィールド期間の信号
が記録され終ると、制御回路ＣＣＴでは線１５を介して
切換スイッチＳｖに対して再び切換制御信号が供給され
て、切換スイッチＳｖの可動接点ａが時刻ｔ５に固定接
点Ｃ側から固定接点す側に切換えられることにより、移
送用モータ肘は既述した時刻ｔｏから時刻ｔ５までの動
作と同様な動作を繰返えして行なう。

今、説明している例は、既述のように操作部ＯＰにおけ
る操作スイッチＳ１を操作して、装置が連続駒撮りモー
ドになされている場合であって、この場合には、時刻ｔ
ｏから時刻ｔ５までの既述した動作が連続して繰返して
行なわれるのである。

また、操作部ＯＰにおける操作スイッチＳ２が操作され
ていて、装置が単発的な駒撮り動作を行なうようになさ
れている場合には、時刻ｔｏから時刻ｔ５までの既述し
たような一連の動作が終了しても、制御回路ＣＣＴから
切換スイッチＳｗに対して切換制御信号が供給されるこ
とはなく、次に操作部ＯＰにおける操作スイッチＳ２が
操作されるまで、切換スイッチＳＶの可動接点ａは、固
定接点Ｃ側に切換えられている状態のままになされるの
である。

（効果）以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の記録再生素子の間欠移送機構の制御方式は、回転記
録媒体の１回転毎の記録跡中に。

記録の対象とされるテレビジョン映像信号が、それの垂
直走査期間の整数倍の所定の長さづつ記録され得るよう
な所定の回転数で駆動回転される回転記録媒体における
記録跡の延長方向に対して、略々直交する方向に記録再
生素子を間欠的に歩進させるようにするために、移送用
モータと、移送用モータの回転位相を検出する回転位相
検出器と。

移送用モータの回転速度を減速する減速機構と、減速機
構の出力軸の回転運動を直進運動に変換する機構などを
備えている記録再生素子の間欠移送機構の制御方式であ
って、初期値がプリセットされているプログラマブルカ
ウンタに回転位相検出器からの出力パルスを与え、前記
のプログラマブルカウンタからのデジタル信号出力値を
デジタルアナログ変換してアナログ信号の形態による位
置情報を得る手段と、前記したアナログ信号の形態によ
る位置情報に基づいて、それぞれの位置毎の速度の基準
信号を発生させる手段と、回転位相検出器からの出力パ
ルスに基づいて回転速度情報信号を発生させる手段と、
前記した速度の基準信号と回転速度情報信号とを比較し
、その比較結果によって移送用モータの回転速度を制御
するようにしたものであるから、本発明の記録再生素子
の間欠移送機構の制御方式は、プログラマブルカウンタ
ＰＧＣにプリセットしておく数値に応じて、回転記録媒
体における記録跡の間隔を自由に設定することができ、
また、プログラマブルカウンタからのデジタル信号出力
値をＡＤ変換してアナログ信号の形態による位置情報を
得て、それに基づきそれぞれの位置毎の速度の基準信号
を発生させ、それと回転位相検出器からの出力パルスに
基づいて発生させたアナログ量の回転速度情報信号とを
比較するというように、大部分の構成がアナログ回路に
よって構成されているから、装置の構成が簡単であり、
さらに、移送用モータに対する駆動が移送の開始時に回
転数Ｏの状態から急速に最大回転数の状態にまで回転数
を増大させた後に、次第に回転数を低下させて行き、所
定の極く小さな回転数に達した後は、磁気ヘッドＨが所
定の距離だけ移送した状態に対応するプログラマブルカ
ウンタＰＧＣの所定の計数値に達するまではそのままの
極く低い回転速度で回転されるようにし、移送用モータ
Ｍｆを停止させるための駆動電流の遮断を、移送用モー
タＮｆの回転数が極めて低い状態において行なわれるよ
うにしているために、記録再生素子の移送距離を自動制
御動作の下に極めて精密に制御でき、さらにまた、記録
再生素子の移送動作を高速に行なうことができることは
勿論のこと、繰返し誤差のある機構を使用してもバック
ラッシュによる停止位置のずれを殆んど生じさせること
がないなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の記録再生素子の間欠移送機構の制御方
式の一実施例のブロック図、第２図は説明用のタイムチ
ャートである。肛・・・回転記録媒体、Ｈ・・・記録再生素子（磁気ヘ
ッド）、ＳＧ・・・記録の対象にされているＴＶ映像信
号源、ＲＧ・・・記録信号ゲート、　Ｓｗｒｐ・・・録
再切換スイッチ、ＰＢＡ・・・再生系ＰＢＡ、　ＭＴＶ
・・・モニタ受像機ＭＴＶ、ＯＰ・・・操作部、ＣＣＴ
・・・制御回路ＣＣＴ、　Ｓｌ、　５２・・・操作スイ
ッチ、Ｍｄ・・・駆動用モータ、ＭＳＴ・・・駆動用モ
ータサーボ回路、ＰＧ・・・パルス発生器、■・・・駆
動モータＭｄの回転軸、２・・・円板、３・・・永久磁
石、４・・・コイル。Ｍｆ・・・移送用モータ、５・・・移送用モータＭｆの
モータ軸（回転軸）ＳＲＡ・・・減速機構、ＰＳＡ・・
・回転位相検出器（回転型エンコーダ）、６・・・回転
円板、７・・・光源、８・・・受光素子、９・・・送り
ねじ、１０・・・移送体、１０ａ・・・ねじ孔、１０ｂ
・・・孔、１１・・・案内棒、１２・・・アクチュエー
タ、ＰＧＣ・・・プログラマブルカウンタ。ＦＶＣ・・・周波数電圧変換器、ＶＳＣ・・・速度基準
信号の発生回路、ＣＯＭＰ・・・比較器、Ｓｖ・・・切
換スイッチ。ＢＡ・・・バッファ増幅器。

Claims

【特許請求の範囲】

回転記録媒体の１回転毎の記録跡中に、記録の対象とさ
れるテレビジョン映像信号が、それの垂直走査期間の整
数倍の所定の長さづつ記録され得るような所定の回転数
で駆動回転される回転記録媒体における記録跡の延長方
向に対して、略々直交する方向に記録再生素子を間欠的
に歩進させるようにするために、移送用モータと、移送
用モータの回転位相を検出する回転位相検出器と、移送
用モータの回転速度を減速する減速機構と、減速機構の
出力軸の回転運動を直進運動に変換する機構などを備え
ている記録再生素子の間欠移送機構の制御方式であって
、初期値がプリセットされているプログラマブルカウン
タに回転位相検出器からの出力パルスを与え、前記のプ
ログラマブルカウンタからのデジタル信号出力値をデジ
タルアナログ変換してアナログ信号の形態による位置情
報を得る手段と、前記したアナログ信号の形態による位
置情報に基づいて、それぞれの位置毎の速度の基準信号
を発生させる手段と、回転位相検出器からの出力パルス
に基づいて回転速度情報信号を発生させる手段と、前記
した速度の基準信号と回転速度情報信号とを比較し、そ
の比較結果によって移送用モータの回転速度を制御する
ようにした記録再生素子の間欠移送機構の制御方式