JPS61146346A - 一酸化炭素酸化用触媒の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、酸化アルミニウムからなる担体を有する一酸
化炭素酸化用触媒の製法に関する。

従来の技術 この稲の触媒は、空気浄化剤として空気フィルター中で
使用され、アメリカン・ンサエテイ・オブ・メカニカル
・エンジニアーズ（Ａｍｅ−ｒｉｃａｎ　５ｏｃｉｅｔ
ｙ　ｏｆ　Ｍｅｃｈａｎｉｃａｌ　Ｅｎｇｉ−ｎｅｅｒ
ｓ　）のＡＳＭＥ刊行物７７−　ＥＮＡＳ　−２８から
既に公知である。これを以後、ｐｔ−触媒と称する。

ここで、担体上の白金金属はｃｏと空中酸素との反応を
接触する。この特性は、ＣＯ−フィルター用のフィルタ
ー材料としての造粒された白金金属含有担体上で使用さ
れる。同様に、ＣＯ−フィルター用の空気浄化剤として
公知のホプカライ）　（Ｈｏｐｋａｌ　ｉｔ）は、空中
水分の影響下にその作用を失なうが、Ｐｔ−触媒を有す
るフィルター材料は実質的に空中水分に対して安定であ
る。しかしながら高い湿度及び・一時的な高いＣＯ−濃
度でも一定の効率損失（この補償のためには多量のフィ
ルター材料を見込まねばならない）が明らかになった。

従って、高い経費及び場所的要求以外に、例えば呼吸保
護フィルター中での使用時には、担体の重量負荷もかか
る。

西Ｐイツ特許出願公告第２２１４０５６号明細書から、
ニトロ化合物の還元に使用可能な触媒及びその製法は公
知である。このために、酸化アルミニウム担体上にノぐ
ラジウム及び・ζナジウムを特定の重量部で施与する。

担体酸化アルミニウムは、この際少なくとも２０％まで
スぜネルに変えられている。

この種の触媒は、呼吸空気中の有毒物質殊に一酸化炭素
を酸化するために接触するのには好適ではないことは明
らかである。酸化アルミニウム中の高いスピネル分はこ
れを妨げる。スピネル分の低下も効果をもたらさない。

それというのも、空中水分により制限され、呼気中に現
われうる高い二酸化炭素分により、公知の触媒では、そ
のスピネル分を完全に零まで低下したとしても、　酸化
炭素を必要な程度に接触しないからである。

発明が解決しようとする問題点 本発明は、前記種類の触媒の製造法を、高い空中水分及
びｃｏ−濃度でも効率低下をさけ、これに伴ない小さく
かつ容易なフィルター充填が可能となる触媒を得るよう
に、改良することを課題としている。

問題点を解決する手段 この課題は、高純度の酸化アルミニウム（純度９９チ以
上）よりなる担体を、白金１重量％を有する含浸用バナ
ジウム酸アンモニウム水溶液で含浸し、含浸された担体
を真空中で乾燥させ、バナジウム酸アンモニウムを五酸
化バナジウムに変換するために約２００℃で加熱し、そ
の後、パラジウム０．５重量％を有する含浸用塩化パラ
ジウムの水溶液で含浸し、引続き乾燥させ、著るしく稀
釈されたヒドラジン溶液で処理し、塩化ノぐラジウムを
還元し、とドラ・ノン溶液を排除し、２重含浸された担
体を水で洗浄することにより解決される。

本発明により得られる利点は、殊に、Ｐｔ−触媒が・セ
ナジウム化合物例えば酸化能力が高い湿度でも悪影響さ
れない酸化物又は・ζナジウム酸塩物質を含有すること
にある。これにより、Ｐｔ−触媒の著るしい効率低下が
さけられる。

担体上の白金金属の使用により得られる乾燥状態での接
触的Ｃ〇−酸化の可能性は、バナジウム含浸によっては
阻害されない。二重含浸の間に、屡々、１つの特性が他
の特性によって損傷をうけるが、ここでは白金金属含浸
及びバナジウム含浸は妨害しない。これと反対に、双方
の含浸により、乾燥状態でも、湿った状態でも、高いＣ
Ｏ−濃度の出現に対する安定化が得られる。

酸化バナジウムとは、酸化バナジウム（ｒＶ）及び酸化
バナジウム（ｍ）と並んで、特に五酸化バナジウムが特
に強力な酸化促進特性に基ずき好適である。相応して、
バナジウム酸塩とは、バナジウム酸塩（Ｖ）に該当する
が、バナジウム酸塩（ＩＶ）も好適である。

公知の担体としては、α−酸化アルミニウムが、その湿
気調節作用に基づき特に好適である。

これにより、空気浄化剤は、常に、最大効率を生じる中
程度の湿気の範囲に保持される。

本発明によるｐｔ−触媒は、次のようにして形成される
： 活性炭、活性アルミナ、シリカゲル又はゼオライトから
の造粒された多孔性担体は、バナジウム化合物例えば五
酸化バナジウム、酸化バナジウム（■）、酸化バナジウ
ム（■）、バナジウム酸（Ｖ）アルカリ、バナジウム酸
（ＩＶ）アルカリ土類金属バナジウム酸塩の層を有し、
その上に白金、パラジウム、ロジウム又はルテニウムが
存在する。白金金属は、元素、酸化物又は塩例えば塩化
物として、第１含没することができる。担体の湿気含分
に応じて、白金金属は種々の形で作用が異なる。担体が
非常に乾燥していると、白金金属元素は特に有効である
。

担体の中程度の湿度では、白金金属酸化物の一定分は、
その作用が高まるが、高い湿度では、白金金属塩化物の
添加が有利に作用する。従２て、実際の使用時には、す
べての３種の形の白金金属を担体上に保持することが試
みられる。

更に、特別なガス分離効率を得るために、バナジウム化
合物に付加的に、なお、他の金属酸化物例えば酸化亜鉛
又は金属塩例えば塩化物又はクロム酸塩を担体上に施与
するのが好適でありうる。

実施例 本発明による空気浄化剤の形成及び製造を次の例で説明
する： 担体としてのα−酸化アルミニウ云に、パナを ジウム酸アンモニウムの水溶液を含浸させると、担体上
にバナジウム１重量％が存在する。この含浸された担体
を真空中で乾燥させ、次いで２００°Ｃに加熱すると、
バナジン酸アンモニウムが五酸化バナジウムに変わる。

次いで、この五酸化バナジウム含有担体に塩化パラジウ
ムの水溶液で含浸すると、担体上にパラジウム０．５重
量％が存在する。含浸された担体を乾燥させ、次いで著
るしく稀釈されたヒドラジン溶液で処理する。担体上に
存在する塩化パラジウムの還元の後に、ヒドラジン溶液
を注ぎ、この二重含浸された担体を水で洗浄する。その
後、フィルター材料を乾燥させる。仕上げられたフィル
ター材料は、乾燥状態でも８０チの相対湿度での平衡状
態でも２６°Ｃで、かつＣＯ数ｒｎｌ／空気ｒＩＬ３の
低濃度でも、ＣＯｌ、０％及び１．５％の高濃度におけ
ると同様にＣｏに対する優れた酸化作用を有する。

手続補正書（自５＆） 昭和６１年３　月３　日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、酸化アルミニウムからの担体を有する一酸化炭素酸
   化用触媒を製造するために、高純度のα−酸化アルミニ
   ウム（純度９９％以上）よりなる担体を、白金１重量％
   を有する含浸用バナジウム酸アンモニウム水溶液で含浸
   させ、この含浸された担体を真空中で乾燥させ、バナジ
   ウム酸アンモニウムを五酸化バナジウムに変えるために
   約２００℃で加熱し、その後、パラジウム０．５重量％
   を有する含浸用塩化パラジウム水溶液で含浸し、引続き
   、乾燥させ、著るしく稀釈されたヒドラジン溶液で処理
   し、塩化パラジウムを還元し、ヒドラジン溶液を取除き
   、二重含浸された担体を水で洗浄することを特徴とする
   、一酸化炭素酸化用触媒の製法。