JPH08229391A - 湿潤空気から水素及び/又は一酸化炭素を除去するための触媒 - Google Patents
湿潤空気から水素及び/又は一酸化炭素を除去するための触媒Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湿潤空気から水素及び/又は一酸化炭素を除
去するための触媒 【解決手段】 場合により既に、アルカリ塩溶液で前含
浸されている担体に、白金族金属含有溶液を含浸させ、
この含浸された担体を乾燥させ、これを、還元剤の90
℃の熱溶液中での処理により白金族金属を還元させ、処
理された担体を洗い、かつこうして得られた触媒を、一
定重量まで再び乾燥させることにより得ることを特徴と
する、多孔性無機担体上に、触媒活性成分として少なく
とも1種の白金族金属を、完成触媒の全重量に対して
0.05〜5重量%の量で含有する触媒。
去するための触媒 【解決手段】 場合により既に、アルカリ塩溶液で前含
浸されている担体に、白金族金属含有溶液を含浸させ、
この含浸された担体を乾燥させ、これを、還元剤の90
℃の熱溶液中での処理により白金族金属を還元させ、処
理された担体を洗い、かつこうして得られた触媒を、一
定重量まで再び乾燥させることにより得ることを特徴と
する、多孔性無機担体上に、触媒活性成分として少なく
とも1種の白金族金属を、完成触媒の全重量に対して
0.05〜5重量%の量で含有する触媒。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿潤空気から水素
及び/又は一酸化炭素を除去するための触媒に関する。
本発明は、例えば電子工学工業のために高純度の窒素を
得取する際に、又は地下道の排気から一酸化炭素を除去
する際に使用する。高純度の窒素を得取する場合には、
水素及び一酸化炭素の除去に、冷却蒸留による空気の窒
素及び酸素への分離が続く。
及び/又は一酸化炭素を除去するための触媒に関する。
本発明は、例えば電子工学工業のために高純度の窒素を
得取する際に、又は地下道の排気から一酸化炭素を除去
する際に使用する。高純度の窒素を得取する場合には、
水素及び一酸化炭素の除去に、冷却蒸留による空気の窒
素及び酸素への分離が続く。
【0002】
【従来の技術】フランス特許出願第2690357号明
細書は、触媒活性成分として、無機担体上に、銅、白
金、パラジウム、オスミウム、イリジウム、ルテニウ
ム、レニウム及びロジウムの群から選択された少なくと
も1種の金属を含有する触媒の使用下に、高純度の窒素
を得るために、空気から水素及び一酸化炭素を除去する
方法を記載している。触媒に接して、水素及び一酸化炭
素は、空気の酸素により酸化され、水及び二酸化酸素に
なる。無機担体材料としては、非晶質酸化アルミニウム
又は疎水性鉱物、例えば疎水性ゼオライト、疎水性二酸
化ケイ素、α−酸化アルミニウム又は酸化物セラミッ
ク、例えば二酸化ジルコニウムを使用する。晶質酸化ア
ルミニウムを、560〜950℃の温度でか焼すること
により得られる非晶質酸化アルミニウムを使用するのが
有利である。触媒活性成分を、か焼された担体上に含浸
させることにより施与する。含浸の後に、このように得
られた触媒前駆体を、再び、500℃で、空気中でか焼
し、かつ最後に、水素10%及び窒素90%からなる気
体流中で還元する。
細書は、触媒活性成分として、無機担体上に、銅、白
金、パラジウム、オスミウム、イリジウム、ルテニウ
ム、レニウム及びロジウムの群から選択された少なくと
も1種の金属を含有する触媒の使用下に、高純度の窒素
を得るために、空気から水素及び一酸化炭素を除去する
方法を記載している。触媒に接して、水素及び一酸化炭
素は、空気の酸素により酸化され、水及び二酸化酸素に
なる。無機担体材料としては、非晶質酸化アルミニウム
又は疎水性鉱物、例えば疎水性ゼオライト、疎水性二酸
化ケイ素、α−酸化アルミニウム又は酸化物セラミッ
ク、例えば二酸化ジルコニウムを使用する。晶質酸化ア
ルミニウムを、560〜950℃の温度でか焼すること
により得られる非晶質酸化アルミニウムを使用するのが
有利である。触媒活性成分を、か焼された担体上に含浸
させることにより施与する。含浸の後に、このように得
られた触媒前駆体を、再び、500℃で、空気中でか焼
し、かつ最後に、水素10%及び窒素90%からなる気
体流中で還元する。
【0003】フランス特許公開明細書によると、記載の
方法を用いると、10ppb、有利に5ppb未満の精
製された空気中の水素及び一酸化炭素の残留含有率が得
られる。
方法を用いると、10ppb、有利に5ppb未満の精
製された空気中の水素及び一酸化炭素の残留含有率が得
られる。
【0004】空気のための公知の精製法の問題は、空気
の湿度による使用触媒の失活化である。フランス特許明
細書は、確かに、この問題の解決を述べているが、その
際、いくつかの使用例では、使用空気の湿度に関する記
載がない。
の湿度による使用触媒の失活化である。フランス特許明
細書は、確かに、この問題の解決を述べているが、その
際、いくつかの使用例では、使用空気の湿度に関する記
載がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、殊に、湿潤空気中で、その触媒活性の改善された長
期安定性を有する、空気を精製するための触媒を提供す
ることであった。
は、殊に、湿潤空気中で、その触媒活性の改善された長
期安定性を有する、空気を精製するための触媒を提供す
ることであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、多孔性無機
担体上に、触媒活性成分として、少なくとも1種の白金
族金属を、完成触媒の全重量に対して0.05〜5重量
%の量で含有する、湿潤空気から水素及び/又は一酸化
炭素を除去するための触媒により解決される。この触媒
は、担体に、白金族金属含有溶液を含浸させ、この含浸
された担体を高めた温度で乾燥させ、乾燥させた担体
を、還元剤の90℃までの熱い塩基性溶液中で処理する
ことにより白金族金属を還元させ、処理された担体を塩
素不含になるまで洗い、かつこうして得られた触媒を、
一定重量まで、高めた温度で再び乾燥させることにより
得られる。
担体上に、触媒活性成分として、少なくとも1種の白金
族金属を、完成触媒の全重量に対して0.05〜5重量
%の量で含有する、湿潤空気から水素及び/又は一酸化
炭素を除去するための触媒により解決される。この触媒
は、担体に、白金族金属含有溶液を含浸させ、この含浸
された担体を高めた温度で乾燥させ、乾燥させた担体
を、還元剤の90℃までの熱い塩基性溶液中で処理する
ことにより白金族金属を還元させ、処理された担体を塩
素不含になるまで洗い、かつこうして得られた触媒を、
一定重量まで、高めた温度で再び乾燥させることにより
得られる。
【0007】多孔性無機担体は、1cm3/gまでの細
孔容積を有し、かつ少なくとも5m2/gの比表面積
(DIN66132により測定)を有するべきである。
特に好適な材料は、α−酸化アルミニウム、γ−酸化ア
ルミニウム、ケイ酸アルミニウム、ゼオライト、ケイ酸
及び種々に変性した酸化チタンである。担体材料は、様
々に成形されていてよい。例えば、2〜4mmの直径を
有する球形担体を使用することができるが、任意の形の
押出し物又は蜂の巣状体(wabenfoermige Koerper)も使
用することができる。球−又は錠剤形体を使用するのが
有利である。
孔容積を有し、かつ少なくとも5m2/gの比表面積
(DIN66132により測定)を有するべきである。
特に好適な材料は、α−酸化アルミニウム、γ−酸化ア
ルミニウム、ケイ酸アルミニウム、ゼオライト、ケイ酸
及び種々に変性した酸化チタンである。担体材料は、様
々に成形されていてよい。例えば、2〜4mmの直径を
有する球形担体を使用することができるが、任意の形の
押出し物又は蜂の巣状体(wabenfoermige Koerper)も使
用することができる。球−又は錠剤形体を使用するのが
有利である。
【0008】詳細には、該触媒の製造を、次のように行
う:触媒担体を、場合によりアルカリ塩溶液で前含浸さ
せ、かつ引き続き乾燥させる。この前含浸は、一定の貴
金属分布、例えば殻状分布に調節すべき場合には、重要
な工程である。
う:触媒担体を、場合によりアルカリ塩溶液で前含浸さ
せ、かつ引き続き乾燥させる。この前含浸は、一定の貴
金属分布、例えば殻状分布に調節すべき場合には、重要
な工程である。
【0009】前含浸の後に、次いで、担体に、含浸ドラ
ム中で、白金族金属含有溶液を含浸させる。その際、白
金族金属の溶解性前駆体を、予め装入された触媒担体の
細孔容積に相応する溶剤容量中に溶かし、かつ触媒担体
上に分布させる、いわゆる細孔容積−含浸法を使用する
のが有利である。これにより、溶液の全量が、多孔性担
体に吸収されることが保証される。このことは、触媒担
体の白金族金属での負荷量の正確な調節を可能にする。
白金族金属の前駆体の水溶液を使用するのが有利であ
る。白金族金属の前駆体としては、塩化物、しかし有利
には塩化物不含の塩、例えば硝酸塩及びその他の塩を使
用する。
ム中で、白金族金属含有溶液を含浸させる。その際、白
金族金属の溶解性前駆体を、予め装入された触媒担体の
細孔容積に相応する溶剤容量中に溶かし、かつ触媒担体
上に分布させる、いわゆる細孔容積−含浸法を使用する
のが有利である。これにより、溶液の全量が、多孔性担
体に吸収されることが保証される。このことは、触媒担
体の白金族金属での負荷量の正確な調節を可能にする。
白金族金属の前駆体の水溶液を使用するのが有利であ
る。白金族金属の前駆体としては、塩化物、しかし有利
には塩化物不含の塩、例えば硝酸塩及びその他の塩を使
用する。
【0010】白金族金属−溶液が完全に多孔性担体物質
に吸収された後に、含浸された担体物質を、120℃
で、含浸ドラム中で、空気流中で回転させながら乾燥さ
せる。
に吸収された後に、含浸された担体物質を、120℃
で、含浸ドラム中で、空気流中で回転させながら乾燥さ
せる。
【0011】含浸され、かつ乾燥された触媒担体を、引
き続き、90℃までの熱い還元溶液中に入れる。この溶
液は、還元剤として、ギ酸ナトリウム及び/又は水酸化
ヒドラジニウムを含有する。しかし、その他の還元剤、
例えばギ酸及びホウ水素化ナトリウムを使用することも
できる。同様に、水素又はエチレンを有する気相中で、
200℃までの穏やかな条件下での還元も可能である。
き続き、90℃までの熱い還元溶液中に入れる。この溶
液は、還元剤として、ギ酸ナトリウム及び/又は水酸化
ヒドラジニウムを含有する。しかし、その他の還元剤、
例えばギ酸及びホウ水素化ナトリウムを使用することも
できる。同様に、水素又はエチレンを有する気相中で、
200℃までの穏やかな条件下での還元も可能である。
【0012】水性還元の場合には、還元溶液の還元能
を、そのpH−値をアルカリ液により変化させることに
より調節することができる。9を上回る還元溶液のpH
−値が、有利であることが判明している。約45分間の
後に、このように還元された触媒を濾別し、かつ水で洗
う。塩化物含有貴金属塩を使用する場合には、洗浄水中
に塩化物が、硝酸銀−溶液を用いてもはや検出されなく
なるまで、水で洗う。こうして得られた触媒を、約12
0℃で、一定重量まで空気中で乾燥させる。
を、そのpH−値をアルカリ液により変化させることに
より調節することができる。9を上回る還元溶液のpH
−値が、有利であることが判明している。約45分間の
後に、このように還元された触媒を濾別し、かつ水で洗
う。塩化物含有貴金属塩を使用する場合には、洗浄水中
に塩化物が、硝酸銀−溶液を用いてもはや検出されなく
なるまで、水で洗う。こうして得られた触媒を、約12
0℃で、一定重量まで空気中で乾燥させる。
【0013】本発明の触媒は、付加的に助触媒として、
なお10重量%までのCer及び2重量%までのジルコ
ンを含有することができる。これらの成分を、白金族金
属の施与の前に、担体に溶解性のCer−及びジルコン
塩の水溶液を担体中に含浸させることにより担体に施与
する。
なお10重量%までのCer及び2重量%までのジルコ
ンを含有することができる。これらの成分を、白金族金
属の施与の前に、担体に溶解性のCer−及びジルコン
塩の水溶液を担体中に含浸させることにより担体に施与
する。
【0014】本発明の触媒のためのもう1つの有利な触
媒活性成分は、触媒の全重量に対して10重量%までの
量の金である。金は、溶解性金化合物の水溶液を用い
て、白金族金属と同時に、又は白金族金属に対して任意
の順序で、担体中に含浸させることにより施与すること
ができる。金に付加的に、更なる成分として銀を、触媒
に施与することができ、その際、金及び/又は銀の全量
は、全重量の10重量%までであってよい。銀を、硝酸
銀溶液を用いて施与するのが有利である。
媒活性成分は、触媒の全重量に対して10重量%までの
量の金である。金は、溶解性金化合物の水溶液を用い
て、白金族金属と同時に、又は白金族金属に対して任意
の順序で、担体中に含浸させることにより施与すること
ができる。金に付加的に、更なる成分として銀を、触媒
に施与することができ、その際、金及び/又は銀の全量
は、全重量の10重量%までであってよい。銀を、硝酸
銀溶液を用いて施与するのが有利である。
【0015】本発明の触媒の製造を、次で種々の製造例
により詳述する。
により詳述する。
【0016】次の例中で、α−酸化アルミニウム及び酸
化チタンと並んで、3種の異なる品質のγ−酸化アルミ
ニウムを使用する。これらの担体材料の特性を、次の第
1表に挙げる。
化チタンと並んで、3種の異なる品質のγ−酸化アルミ
ニウムを使用する。これらの担体材料の特性を、次の第
1表に挙げる。
【0017】
【表1】
【0018】例1 α−Al2O3上のパラジウム触媒1000gを製造し
た。
た。
【0019】担体材料995gに、含浸ドラム中で、パ
ラジウム−含有溶液400mlを含浸させた。この貴金
属−溶液を、20%塩化パラジウム溶液25g(パラジ
ウム5gに相応)を、完全脱塩水(VE−水)で希釈す
ることにより製造した。この溶液のpH−値を、10%
炭酸ナトリウム−溶液で値6に調節した。
ラジウム−含有溶液400mlを含浸させた。この貴金
属−溶液を、20%塩化パラジウム溶液25g(パラジ
ウム5gに相応)を、完全脱塩水(VE−水)で希釈す
ることにより製造した。この溶液のpH−値を、10%
炭酸ナトリウム−溶液で値6に調節した。
【0020】貴金属−溶液を、完全に多孔性担体材料に
吸収させた後に、これを120℃で含浸ドラム中、空気
流中で乾燥させた。
吸収させた後に、これを120℃で含浸ドラム中、空気
流中で乾燥させた。
【0021】酸化アルミニウム担体材料上の塩化パラジ
ウムを、引き続き還元させた。還元溶液は、ギ酸ナトリ
ウム19g、水酸化ナトリウム3.6g及び25%水酸
化ヒドラジニウム−溶液3mlの水溶液4lからなっ
た。この溶液を、45分間の還元時間の間、80℃の温
度に保持した。還元された触媒を濾別し、かつ濾液中に
塩化物が、硝酸銀−溶液によりもはや検出されなくなる
まで、完全脱塩水で洗った。
ウムを、引き続き還元させた。還元溶液は、ギ酸ナトリ
ウム19g、水酸化ナトリウム3.6g及び25%水酸
化ヒドラジニウム−溶液3mlの水溶液4lからなっ
た。この溶液を、45分間の還元時間の間、80℃の温
度に保持した。還元された触媒を濾別し、かつ濾液中に
塩化物が、硝酸銀−溶液によりもはや検出されなくなる
まで、完全脱塩水で洗った。
【0022】洗われた触媒を、120℃で、一定重量ま
で空気中で乾燥させた。乾燥触媒は、本質的に均一に触
媒粒子上に分布しているパラジウム0.5重量%を含有
した。
で空気中で乾燥させた。乾燥触媒は、本質的に均一に触
媒粒子上に分布しているパラジウム0.5重量%を含有
した。
【0023】例2 γ−Al2O3 I上のパラジウム触媒1000gを、例
1の記載と同様に製造した。例1中で使用されたα−A
l2O3に比べてより高いγ−Al2O3 Iの細孔容積
の故に、貴金属−溶液を、420mlの容量までVE−
水で希釈した。
1の記載と同様に製造した。例1中で使用されたα−A
l2O3に比べてより高いγ−Al2O3 Iの細孔容積
の故に、貴金属−溶液を、420mlの容量までVE−
水で希釈した。
【0024】生じた乾燥された触媒は、厚さ約0.3m
mの表面殻状物に渡り、分布しているパラジウム0.5
重量%を含有した。
mの表面殻状物に渡り、分布しているパラジウム0.5
重量%を含有した。
【0025】例3 γ−Al2O3 III上のパラジウム触媒1000g
を、前記の例と同様に製造した。例2と異なり、パラジ
ウム前駆体として、塩化パラジウムではなく、硝酸パラ
ジウムを使用した。含浸のために使用された貴金属−溶
液は、20%硝酸パラジウム−溶液25g(パラジウム
5gに相応)を含有した。この溶液の容量を、γ−Al
2O3 Iとは異なる細孔容積の故に、460mlまで希
釈した。
を、前記の例と同様に製造した。例2と異なり、パラジ
ウム前駆体として、塩化パラジウムではなく、硝酸パラ
ジウムを使用した。含浸のために使用された貴金属−溶
液は、20%硝酸パラジウム−溶液25g(パラジウム
5gに相応)を含有した。この溶液の容量を、γ−Al
2O3 Iとは異なる細孔容積の故に、460mlまで希
釈した。
【0026】この場合、塩素含分に関する洗浄水の検査
は必要ない。
は必要ない。
【0027】例4 例3中と同様に、触媒の全重量に対して1重量%のパラ
ジウム含有率を有するγ−Al2O3 III上のパラジ
ウム触媒1000gを製造した。貴金属−含有率の倍加
のために、460mlの含浸溶液は、20重量%硝酸パ
ラジウム−溶液50g(パラジウム10gに相応)を含
有した。還元溶液中に含有される水酸化ナトリウム、ギ
酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウムの量を、同様に
倍加させた。
ジウム含有率を有するγ−Al2O3 III上のパラジ
ウム触媒1000gを製造した。貴金属−含有率の倍加
のために、460mlの含浸溶液は、20重量%硝酸パ
ラジウム−溶液50g(パラジウム10gに相応)を含
有した。還元溶液中に含有される水酸化ナトリウム、ギ
酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウムの量を、同様に
倍加させた。
【0028】例5 例3中と同様に、触媒の全重量に対して2重量%のパラ
ジウム含有率を有するγ−Al2O3 III上のパラジ
ウム触媒1000gを製造した。このために、460m
lの含浸溶液は、20%硝酸パラジウム−溶液100g
(パラジウム20gに相応)を含有した。還元溶液中の
水酸化ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジ
ニウムの量も、例1に対して4倍にした。
ジウム含有率を有するγ−Al2O3 III上のパラジ
ウム触媒1000gを製造した。このために、460m
lの含浸溶液は、20%硝酸パラジウム−溶液100g
(パラジウム20gに相応)を含有した。還元溶液中の
水酸化ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジ
ニウムの量も、例1に対して4倍にした。
【0029】例6 Cerで促進されるパラジウム触媒を製造するために、
まず、γ−Al2O3II 1000gに、含浸ドラム中
で、Cer7.02重量%を酢酸Cerとして含有する
溶液810mlを含浸させた。
まず、γ−Al2O3II 1000gに、含浸ドラム中
で、Cer7.02重量%を酢酸Cerとして含有する
溶液810mlを含浸させた。
【0030】溶液を、完全に担体材料が吸収した後に、
この球状物を120℃で、含浸ドラム中で、空気流中で
回転させながら、乾燥させた。乾燥させた材料を、65
0℃で3時間か焼した。
この球状物を120℃で、含浸ドラム中で、空気流中で
回転させながら、乾燥させた。乾燥させた材料を、65
0℃で3時間か焼した。
【0031】次いで、含浸され、かつか焼された酸化ア
ルミニウム球状物995gに、パラジウム−含有溶液6
80mlを含浸させた。この貴金属−溶液は、20%硝
酸パラジウム−溶液25g(Pd5gに相応)を含有し
た。
ルミニウム球状物995gに、パラジウム−含有溶液6
80mlを含浸させた。この貴金属−溶液は、20%硝
酸パラジウム−溶液25g(Pd5gに相応)を含有し
た。
【0032】触媒の乾燥、還元及び洗浄を例3中の記載
と同様に行った。
と同様に行った。
【0033】完成触媒は、パラジウム0.5重量%及び
Cer2.83重量%含有した。
Cer2.83重量%含有した。
【0034】例7 パラジウム、金及びCerをγ−Al2O3 II上に含
有する触媒1000gを製造した。
有する触媒1000gを製造した。
【0035】担体中へのCer−成分の取り込みを、例
6と同様に行った。その後、この前含浸された触媒担体
990gに、含浸ドラム中で、パラジウム/金−含有溶
液680mlを含浸させた。この溶液は、20%硝酸パ
ラジウム−溶液25g(パラジウム5gに相応)並びに
テトラクロロ金(III)酸水和物10g(金5gに相
応)を含有した。
6と同様に行った。その後、この前含浸された触媒担体
990gに、含浸ドラム中で、パラジウム/金−含有溶
液680mlを含浸させた。この溶液は、20%硝酸パ
ラジウム−溶液25g(パラジウム5gに相応)並びに
テトラクロロ金(III)酸水和物10g(金5gに相
応)を含有した。
【0036】貴金属−溶液を、完全に多孔性担体材料が
吸収した後に、含浸された酸化アルミニウムを、120
℃で、含浸−ドラム中、空気流中で乾燥させた。貴金属
−化合物の還元のために、含浸され、かつ乾燥された担
体材料を、水酸化ナトリウム9g、ギ酸ナトリウム4
7.5g及び25%水酸化ヒドラジニウム7.5mlを
含有する80℃に保持された溶液4l中に添加した。触
媒の更なる処理を、例1中と同様に行った。
吸収した後に、含浸された酸化アルミニウムを、120
℃で、含浸−ドラム中、空気流中で乾燥させた。貴金属
−化合物の還元のために、含浸され、かつ乾燥された担
体材料を、水酸化ナトリウム9g、ギ酸ナトリウム4
7.5g及び25%水酸化ヒドラジニウム7.5mlを
含有する80℃に保持された溶液4l中に添加した。触
媒の更なる処理を、例1中と同様に行った。
【0037】完成触媒は、パラジウム0.5重量%、金
0.5重量%及びCer2.82重量%を含有した。
0.5重量%及びCer2.82重量%を含有した。
【0038】例8 0.25重量%のパラジウム含有率を有するTiO2 I
上のパラジウム−触媒1000gを製造した。
上のパラジウム−触媒1000gを製造した。
【0039】TiO2 I997.5gに、含浸−ドラム
中で、10%炭酸ナトリウム−溶液320mlを含浸さ
せ、かつ120℃で乾燥させた。この後、予め装入され
たこの球状物に、パラジウム−含有溶液320mlを含
浸させた。この溶液は、20%硝酸パラジウム−溶液1
2.5g(パラジウム2.5gに相応)を含有した。
中で、10%炭酸ナトリウム−溶液320mlを含浸さ
せ、かつ120℃で乾燥させた。この後、予め装入され
たこの球状物に、パラジウム−含有溶液320mlを含
浸させた。この溶液は、20%硝酸パラジウム−溶液1
2.5g(パラジウム2.5gに相応)を含有した。
【0040】この触媒の乾燥、還元、洗浄及び更なる乾
燥を、例1中と同様に行い、その際、還元の際に、半減
されたパラジウム含有率に相応して、還元溶液中の水酸
化ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウ
ムの量を、相応に半減させた。
燥を、例1中と同様に行い、その際、還元の際に、半減
されたパラジウム含有率に相応して、還元溶液中の水酸
化ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウ
ムの量を、相応に半減させた。
【0041】例9 0.5重量%のパラジウム含有率を有するTiO2 I上
のパラジウム−触媒1000gを製造した。
のパラジウム−触媒1000gを製造した。
【0042】酸化チタン担体の炭酸ナトリウムによる前
含浸を、例8中と同様に行った。同様に、パラジウム−
含有溶液での含浸を行ったが、但し、含浸溶液の硝酸パ
ラジウム濃度を、2倍に変えた。
含浸を、例8中と同様に行った。同様に、パラジウム−
含有溶液での含浸を行ったが、但し、含浸溶液の硝酸パ
ラジウム濃度を、2倍に変えた。
【0043】触媒の更なる調製を、既に例1中の記載と
同様に行った。
同様に行った。
【0044】乾燥された触媒は、触媒の全重量に対して
0.5重量%のパラジウムを含有した。
0.5重量%のパラジウムを含有した。
【0045】例10 パラジウム1重量%を有するTiO2 I上のパラジウム
−触媒1000gを製造した。この触媒の調製を、例9
と同様に行い、その際、使用添TiO2 II上のパラジ
ウム/金−触媒1000gを、例11と同様に、2倍量
の加剤の硝酸パラジウム、水酸化ナトリウム、ギ酸ナト
リウム及び水酸化ヒドラジニウムの量を、触媒のパラジ
ウムでの所望の負荷に合わせた。
−触媒1000gを製造した。この触媒の調製を、例9
と同様に行い、その際、使用添TiO2 II上のパラジ
ウム/金−触媒1000gを、例11と同様に、2倍量
の加剤の硝酸パラジウム、水酸化ナトリウム、ギ酸ナト
リウム及び水酸化ヒドラジニウムの量を、触媒のパラジ
ウムでの所望の負荷に合わせた。
【0046】例11 パラジウム0.25重量%及び金0.25重量%を有す
るTiO2 I上のパラジウム/金−触媒1000gを製
造した。この触媒の製造を、例7と同様に行った。しか
し、担体に、Cerを含浸させなかったが、例8に従
い、10%炭酸ナトリウム−溶液を透浸させた。パラジ
ウム及び金の前駆体として、再び硝酸パラジウム及びテ
トラクロロ金(III)酸水和物を使用した。硝酸パラ
ジウム、テトラクロロ金(III)酸水和物並びに水酸
化ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウ
ムの使用量を、例7に比べて半減させた。
るTiO2 I上のパラジウム/金−触媒1000gを製
造した。この触媒の製造を、例7と同様に行った。しか
し、担体に、Cerを含浸させなかったが、例8に従
い、10%炭酸ナトリウム−溶液を透浸させた。パラジ
ウム及び金の前駆体として、再び硝酸パラジウム及びテ
トラクロロ金(III)酸水和物を使用した。硝酸パラ
ジウム、テトラクロロ金(III)酸水和物並びに水酸
化ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウ
ムの使用量を、例7に比べて半減させた。
【0047】例12 Pd0.5重量%及びAu0.5重量%を有する硝酸パ
ラジウム、テトラクロロ金(III)酸水和物、水酸化
ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウム
を用いて製造した。例11中で使用されたTiO2 Iに
比べてTiO2IIのより高い細孔容量の故に、炭酸ナ
トリウム−溶液及び貴金属−溶液340mlで処理し
た。
ラジウム、テトラクロロ金(III)酸水和物、水酸化
ナトリウム、ギ酸ナトリウム及び水酸化ヒドラジニウム
を用いて製造した。例11中で使用されたTiO2 Iに
比べてTiO2IIのより高い細孔容量の故に、炭酸ナ
トリウム−溶液及び貴金属−溶液340mlで処理し
た。
【0048】次の第2表に、例中で製造された触媒の組
成をまとめた。
成をまとめた。
【0049】
【表2】
【0050】例13 パラジウム0.5重量%及び銀5重量%を有するTiO
2 III上のパラジウム/銀−触媒1000gを製造し
た。
2 III上のパラジウム/銀−触媒1000gを製造し
た。
【0051】TiO2 III945gに、含浸ドラム中
で、1%炭酸ナトリウム−溶液340mlを含浸させ、
かつ120℃で乾燥させた。その後、予め挿入された押
出物の含浸を、パラジウム/銀−含有溶液370mlで
行った。この溶液は、19.78%硝酸パラジウム−溶
液25.28g(パラジウム5gに相応)並びに硝酸銀
78.75g(銀50gに相応)を含有した。含浸され
た担体を105℃で乾燥させ、かつ含有される貴金属を
水素/窒素流中、150℃で3時間還元させた。このよ
うに得られた触媒を、濾液の導電度値が、洗浄水の導電
度値に一致するまで、完全脱塩水で洗浄し、かつ引き続
き120℃で、空気中で、一定重量まで乾燥させた。完
成触媒は、乾燥の後に、パラジウム0.5重量%及び銀
5重量%含有した。貴金属は、成形体の表面に0.3m
mの浸透深さまで富化していた。
で、1%炭酸ナトリウム−溶液340mlを含浸させ、
かつ120℃で乾燥させた。その後、予め挿入された押
出物の含浸を、パラジウム/銀−含有溶液370mlで
行った。この溶液は、19.78%硝酸パラジウム−溶
液25.28g(パラジウム5gに相応)並びに硝酸銀
78.75g(銀50gに相応)を含有した。含浸され
た担体を105℃で乾燥させ、かつ含有される貴金属を
水素/窒素流中、150℃で3時間還元させた。このよ
うに得られた触媒を、濾液の導電度値が、洗浄水の導電
度値に一致するまで、完全脱塩水で洗浄し、かつ引き続
き120℃で、空気中で、一定重量まで乾燥させた。完
成触媒は、乾燥の後に、パラジウム0.5重量%及び銀
5重量%含有した。貴金属は、成形体の表面に0.3m
mの浸透深さまで富化していた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/63 B01D 53/36 104Z 23/66 B01J 23/56 M (72)発明者 ラルフ ハウスマン ドイツ連邦共和国 ヴェッヒタースバッハ フェストプラッツシュトラーセ 5
Claims (4)
- 【請求項1】 場合により既に、アルカリ塩溶液で前含
浸された担体に、白金族金属含有溶液を含浸させ、この
含浸された担体を乾燥させ、乾燥させた担体を、還元剤
の90℃までの熱い溶液中で処理することにより白金族
金属を還元させ、処理された担体を洗い、かつこうして
得られた触媒を、一定重量まで再び乾燥させることによ
り得られることを特徴とする、多孔性無機担体上に触媒
活性成分として、少なくとも1種の白金族金属を、完成
触媒の全重量に対して0.05〜5重量%の量で含有す
る、湿潤空気から水素及び/又は一酸化炭素を除去する
ための触媒。 - 【請求項2】 担体材料として、酸化アルミニウム、酸
化チタン、ケイ酸アルミニウム、ゼオライト又はケイ酸
を、かつ白金族金属として、パラジウムを使用し、その
際、パラジウムは、触媒の全重量に対して5重量%まで
の量で存在する、請求項1に記載の触媒。 - 【請求項3】 完成触媒が、15重量%までのCerを
含有するように、担体に、パラジウムの施与前にCer
−含有溶液を含浸させ、かつ乾燥させる、請求項2に記
載の触媒。 - 【請求項4】 完成触媒が、10重量%までの金及び/
又は銀を含有するように、担体に付加的に、金含有及び
場合により銀含有溶液を、白金族金属と同時に、又は任
意の順序で含浸させる、請求項1から3のいずれかに記
載の触媒。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19502266.1 | 1995-01-25 | ||
DE19502266 | 1995-01-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08229391A true JPH08229391A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=7752302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8011133A Pending JPH08229391A (ja) | 1995-01-25 | 1996-01-25 | 湿潤空気から水素及び/又は一酸化炭素を除去するための触媒 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0723811A1 (ja) |
JP (1) | JPH08229391A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1104281C (zh) * | 1997-12-12 | 2003-04-02 | 国际人造丝公司 | 含有钯、金、铜和某些第四种金属的醋酸乙烯酯催化剂 |
JP2014144408A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 一酸化炭素酸化触媒及びその製造方法並びにガス中の一酸化炭素の除去方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19535402A1 (de) * | 1995-09-23 | 1997-03-27 | Basf Ag | Palladium-haltiger Trägerkatalysator zur selektiven katalytischen Hydrierung von Acetylen in Kohlenwasserstoffströmen |
DE19755023C2 (de) * | 1997-12-11 | 2000-03-09 | Celanese Chem Europe Gmbh | Katalysator und Verfahren zur Herstellung von Vinylacetat |
US6156283A (en) | 1998-03-23 | 2000-12-05 | Engelhard Corporation | Hydrophobic catalytic materials and method of forming the same |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4417089A (en) * | 1982-09-01 | 1983-11-22 | Phillips Petroleum Company | Hydroisomerization |
FR2619391B1 (fr) * | 1987-08-14 | 1990-01-12 | Eurecat Europ Retrait Catalys | Procede de reduction d'un catalyseur de raffinage avant sa mise en oeuvre |
ES2098387T3 (es) * | 1992-03-30 | 1997-05-01 | Union Carbide Chem Plastic | Procedimiento para producir un catalizador para la produccion de alcanoatos de alquenilo. |
FR2690357B1 (fr) * | 1992-04-24 | 1994-09-16 | Air Liquide | Procédé d'épuration d'air. |
-
1996
- 1996-01-20 EP EP96100815A patent/EP0723811A1/de not_active Withdrawn
- 1996-01-25 JP JP8011133A patent/JPH08229391A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1104281C (zh) * | 1997-12-12 | 2003-04-02 | 国际人造丝公司 | 含有钯、金、铜和某些第四种金属的醋酸乙烯酯催化剂 |
JP2014144408A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 一酸化炭素酸化触媒及びその製造方法並びにガス中の一酸化炭素の除去方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0723811A1 (de) | 1996-07-31 |
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