JPS61144340A - 積層物 - Google Patents

積層物

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JPS61144340A
JPS61144340A JP26789184A JP26789184A JPS61144340A JP S61144340 A JPS61144340 A JP S61144340A JP 26789184 A JP26789184 A JP 26789184A JP 26789184 A JP26789184 A JP 26789184A JP S61144340 A JPS61144340 A JP S61144340A
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禎城 青柳
鈴木 征利
忠 井上
塚越 邦夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はポリオレフィン系樹脂シートと金属板とからな
る積層物に関し、特に、特定のポリオレフィン樹脂組成
物シートと金属板とからなる難燃性に優れた積層物に関
する。
〔従来の技術〕
合成樹脂シートを2枚の金属板の間に積層して、金属/
合成樹脂/金属の構造を有してなる積層物は、全体とし
て合成樹脂に近い軽量性を有し、表面は金属としての特
長を有し讐芯材とする樹脂単独の成形物より遥かに優れ
た曲げ加工性等の機械的性質や耐熱性を有している。該
積層物は自動車部品や建材等の各種用途に広く用いられ
、用途に応じた種々の性能が必要とされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
か\る積層物に限らず各種の素材は一般に建材等各種用
途に用いる際、より高度に難燃性である程用途が広がる
ので、より一層の難燃化が常に切望されるところである
。金属/合成樹脂/金属積層物の場合は表面が金属で葎
われているために、樹脂単体に比べると相当良好な難燃
性を有している。しかしながら通常積層物の端面には芯
材樹脂が露出しているため、樹脂が炎にさらされた場合
はこの樹脂に着火し、更に溶融樹脂が滴下して炎が拡大
してゆくことが見出された。この様な一種偶発的な欠点
を改良するためには芯材となる樹脂に難燃性を付与する
必要がある。
この様な積層物の芯材樹脂の難燃化としてはポリオレフ
ィン等の樹脂に無機充填剤を多量に配合することにより
、発熱量を下げると同時に黒煙の発生を抑え、溶融滴下
を防止し、樹脂に難燃性を付与する方法が講じられてき
た。
難燃性を付与するために、配合混練する無機充填剤とし
ては、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、炭醒マグネ
シウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、タル
ク等の無機充填剤や水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム等の結晶水を有する無機水和物が知られている。
しかしながら、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、ケ
イ酸カルシウム、タルク等の無機充填剤は極めて多量に
必要であシ、具体的には、ポリオレフィン樹脂100!
景部に対して、≠00重量部以上も配合しないと十分な
効果は得られない。また、水酸化マグネシウムや水酸化
アルミニウムは、燃焼時の加熱により脱水分解する際に
吸熱効果があるため発熱量を下げ溶融滴下を防止するの
にある程度の効果を有している。しかしながら火災等の
高温の炎に際され九りする様な高度の難燃性を要求され
る場合には極めて多量の、例えば、ポリオレフィン樹脂
100重量部に対して、300重を部も配合しなければ
溶融滴下を防止することはできず、十分な効果を付与す
ることができない。
この、様に多量の無機充填剤を配合混練する樹脂組成物
はまずコンパウンドのペレット化が極めて困難となり実
用的でなくなシ、成形品とする場合に成形機やダイス内
の流動性低下をきたし成形困難となる。また、成形品は
脆くなシ、ポリオレフィンのもつ可撓性が失なわれて比
重が大きくなり重くなるという弊害が出てくる。
このような樹脂を用いた金属/樹脂/金属積層物は難燃
性は良好となるが、曲げ加工性が著しく劣り、曲げると
表面の金属が割れるという別の欠点を招来する。また、
樹脂の比重が大きいので軽量性という積層物特有の性質
も失われる。
本発明者らは、無機充填剤の中でも、水酸化アルミニウ
ムや水酸化マグネシウムの様な結晶水を有するものが確
かに燃焼熱の低下をもたらし樹脂の難燃化にある程度の
効果を発揮しているが、なお、溶融滴下防止には十分で
ないことの原因について解明したところ、第1の原因と
して結晶水の脱水分解が狭い温龍範囲で生じる、すなわ
ち、水酸化アルミニウムでは200℃〜300℃、水酸
化マグネシウムでは300℃〜≠OO℃の範囲で急激に
脱水分解が生じるため、水分による発泡が起こり樹脂組
成物の自己保持性が失われること、第2の原因として、
充填剤の形状が単純な粒状であり、からみ合いがなく溶
l!ii!I滴化防止には効果的でないことが判明した
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、これらの知見に基づき、比較的少ない配
合量でポリオレフィン樹脂の燃焼時の発熱量低下、溶融
滴下の防止及び保形性の付与を効率的に行なえ、かつ成
形加工時に発泡を起こしたり流動性が悪化するなどの問
題点が解消された無機充填剤を求めるべく種々検討した
結果、特定の組成と形状を有するケイ酸カルシウム系化
合物が充填物として優れており、該ケイ酸カルシウム系
化合物をポリオレフィン樹脂に配合混練した樹脂組成物
シートの両面に金属を積層することによって、優れfc
a燃性と曲げ加工性を同時に満足する積層物が得られる
ことを知得して本発明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は、ポリオレフィン樹脂ioo
重量部に対し、板状結晶及び/又はアスペクト比が3以
上の針状結晶を30重ft%以上含み、前記板状結晶及
び/又は針状結晶が凝集した二次凝集体からなる粉粒体
であって、嵩比重が0.j以下である珪酸カルシウム水
和物/Q〜ioo重量部を含有するポリオレフィン樹脂
組成物シートの両面に金属板を積層してなることを特徴
とする積層物に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に使用するポリオレフィン樹脂とは、エチレン、
プロピレン、ブチレン等のα−オレフィンの単独重合体
、該α−オレフィンと他のα−オレフィンとの共重合体
、ブロック共重合体あるいはこれらの混合物等が挙げら
れ、特にポリエチレンを主成分とするポリオレフィンが
好ましく用いられる。
ケイ酸カルシウム水和物とは、その組成がSiO2,C
!5LO、H,Oから構成され、結晶水を少なくともz
 mot%以上含有するもののことであり、例えば、ゾ
ノトライト(4CaO+5io2H20) 。
トバモライト(jcao /:5i02 jH20)等
が挙げられる。
本発明に使用するケイ酸カルシウム水和物の粉粒体は、
結晶水を含んだ針状結晶、あるいは板状結晶の一次粒子
が、相互に凝集して極めて嵩高い構造をした二次凝集体
である。具体的には、板状結晶及び/又はアスペクト比
(長さ/巾)が3以上の針状結晶を30重tS以上、好
ましくは50重量%以上含み、この板状結晶及び/又は
針状結晶が凝集した嵩高い二次凝集体からなる粉粒体で
あり、該粉粒体の嵩比重は(7,j以下、好ましくは0
.3以下である。このような粉粒体の例として、ケイ酸
カルシウム水和物粉粒体を構成する凝集体の粒子構造を
示す写真(rooo倍)を第1図〜第3図に示す。ここ
で、第1図は針状結晶からなる凝集体、第2図は板状結
晶からなる凝集体、第3図は針状結晶及び板状結晶から
なる凝集体それぞれの例である。
なお、針状結晶、板状結晶の含有量は、対象とする二次
凝集体からなる粉粒体をアセトン中に入れて、振動を加
え凝集体を解きほぐして一次粒子(針状結晶又は板状結
晶)に分散させたのち、アセトンを除き、顕微鏡にて観
察して視野内でアスペクト比3以上のものをカウントし
算出したものである。
上記のような特定の二次凝集体からなる粉粒体はケイ酸
カルシウム保温材の切削粉又は粉砕したものから得るこ
とができる。例えば、けい酸原料と石灰原料とを常圧化
で反応して膨潤したゲル状物をつくった後成形し、オー
トクレーブ処理によシ水熱硬化反応により結晶化して硬
化せしめてから乾燥すると微細な結晶の集合した低密度
の成形体ができるため、しかるのち、これを粉砕すると
前述の如き二次凝集体からなる粉粒体が得られる。ある
いは、けい酸原料、石灰原料と水を混合し、オートクレ
ーブ中でゾノトライト結晶のスラリーを生成した後、補
強繊維等を混合して成形し、乾燥して作った針状結晶の
凝集した低密度の成形体を粉砕することによって結晶水
を含有し、アスペクト比3以上の針状結晶を30%以上
含む微細な結晶の凝集した嵩高い粉粒体を得ることがで
きる。熱論、使用する珪酸カルシウム水和物は、前述の
板状結晶、針状結晶の特定比率及び特定比重を充足する
ものであれば、その製造方法はこれらの方法に限定され
るものではない。
これらのケイ酸カルシウム水和物の粉粒体をポリオレフ
ィン樹脂100重量部に対して10〜100重景部、好
重量くは2O−rO重量部配合混練することによりポリ
オレフィン樹脂組成物を得ることができる。ケイ酸カル
シウム水和物の量は少なすぎると難燃性付与効果が不充
分であり、多すぎると樹脂組成物の流動性が低下し、成
形性が悪くなる。また、樹脂の剛性、硬さ等を適当に変
えるために他の無機充填剤をさらに配合してもさしつか
えない。
本発明に使用する樹脂組成物を製造する方法としては、
一般に用いる高速ミキサーロール、バンバリーミキサ−
、スクリュー押出機等の混線機を用いて加熱溶融状態で
混練する方法を適用することができる。なお、配合、混
練に際し、酸化防止剤、紫外線吸収剤などの安定剤、滑
剤、帯電防止剤、顔料、カーボンブラックなどの各種添
加剤を必要に応じて配合することができる。
本発明に使用する金属としては、主として厚さ0.0 
/〜/fiの箔又は薄板であり、好ましくけ0./〜0
.jtty、の厚さである。金属としては、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、鋼、無すず錯、ステンレス鋼、
すずメッキ鋼、亜鉛引き鋼などが用いられ、これらの金
属は、表面処理したものでもよい。芯材樹脂の両面に貼
る金属は同一金属でも異なる金属でもよくその厚さも同
じでも異なってもよい。
芯材とする樹脂組成物は金属に直接又は強固な接着を必
要とする場合にはそれらの間に中間接着剤層として例え
ば接着性ポリオレフィン樹脂を介して、接着積層させう
る。あるいは接着性ポリオレフィンを難燃性樹脂組成物
に配合しても良い。
接着積層は芯材樹脂組成物のシートの両面に金属板を重
ねて又は、接着剤層のフィルムを芯材シートと金属板の
間に介在されて重ねてから、熱プレスによシ加熱圧着す
ることによシ得ることができる。 − 別の方法としては、一対の対向して逆回転する積層用ロ
ールからなるニップに連続的に供給される金属シートの
間に、押出Tダイシート成形機より押出した芯材樹脂組
成物のシートを導びくことによって製造される。この場
合は、樹脂組成物のシートと金属シートとを接着するに
十分な熱と圧が必要であり、必要な熱は積層用ロールの
加熱、又は芯材シートの溶融押出の熱により又はこれら
の両方により達成される。
中間接着剤層を使う場合、最初に金属シートに付着させ
ても、おるいは、芯材樹脂シートに付層させても、また
、金属シートと芯材樹脂シートに同時に付着させてもよ
い。
本発明では、金属/樹脂/金属積層物の製造に用いられ
る方法は制限されず、押出コーティング、押出ラミネー
ション、フィルムラミネーション技術、又はこれらの組
合せなど公知の方法が本発明の積層物の製造に用いられ
うる。しかし、中間接着剤及び芯材樹脂組成物が少なく
ともその軟化点に等しい温度に、該樹脂が強く接着しう
る時間、加熱され、又樹脂と金属が密に接触するように
加圧されることが、いずれの方法においても要求される
樹脂層の接着力を増大せしめるにも種々の方法を採用し
て良いが、好ましくは接着性ポリオレフィン樹脂を使用
することであシ、か\る接着性ポリオレフィン樹脂とし
ては、変性ポリオレフィンあるいは接着性ポリマーを配
合したポリオレフィンのいづれをも使うことができる。
なお、変性ポリオレフィンとは、ポリオレフィンを不飽
和カルボン酸もしくはその無水物またはこれらの誘導体
で変性したものである。変性は公知の方法に従い、通常
これらの化合物をポリオレフィンに混合ないしグラフト
させるか又はかくして得た変性ポリオレフィンの酸基又
は酸無水物基を更にその誘導体に変化させることによシ
行なわれる。また、変性はかくして得た変性ポリオレフ
ィンを更に未変性のポリオレフィンに混合することによ
っても行ない得る。
このような変性ポリオレフィンの製造に用いられるポリ
オレフィンとしては、低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
−7−ブテン、ポ!J−4’−、7’チルー/−ペンテ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−/−ブ
テン共重合体、プロピレン−7−ブテン共重合体および
これらの混合物などがあげられる。また、これらのポリ
オレフィンに混合ないしグラフトさせる不飽和カルボン
酸またはその無水物としては、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、シトラコン酸、無水
シトラコン酸、イタコン酸、無水イタコン酸などが挙げ
られ、さらに不飽和カルボン酸またはその無水物の誘導
体としては、例えばモノエポキシ化合物と上記敢とのエ
ステル化物、分子内にこれら酸と反応し得る基を有する
重合体と酸の反応性成物などが挙げられる。
変性ポリオレフィン中のこのような変性剤の量は、0,
07〜3(重量)%が好ましい。通常好んで用いられる
ものは、ポリオレフィンに無水マレイン酸f300〜3
000 ppmグラフトさせて得られる変性ポリオレフ
ィンである。
変性ポリオレフィンには、従来一般的に用いられている
着色剤、安定剤、その他の添加物、充填剤を更に配合し
てもよいことはいうまでもない。
また、接着性ポリマーを配合したポリオレフィンとは末
端に少くとも1個の活性水素を有し、主鎖の1.0%以
上が飽和した炭化水素ポリマーに不飽和ポリカルボン酸
もしくはその誘導体及びモノエポキシ化合物もしくはそ
の誘導体を反応させたポリマーをポリオレフィンに配合
して々る接着性ポリオレフィン樹脂(例えば特公昭!1
3−40/コ号公報参照)である。
本発明で使用する接着性ポリオレフィン樹脂は上述の如
く二つのタイプがあるが、いずれも通常のポリオレフィ
ンと全く同様の成形加工が可能である。したがって、押
出コーティング、押出ラミネーション、あるいはフィル
ムラミネーション技術のいずれもが適用できるものであ
る。
〔発明の効果〕
以上の本発明の積層物は、無機充填剤の配合量が少ない
にも拘らず極めて優れた難燃効果を有し、軽量でかつ同
時に常温においても十分な曲げ加工性を持った工業的に
極めて有用なものである。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例/ 低密度ポリエチレン(三菱化成■製、ツバチック−L+
 ?100 ) 700$J部に対して、ケイ酸カルシ
ウム(日本ケイカル■製、ケイカルエースの切削粉でゾ
ノトライト構造アスペクト比3以上の針状結晶70重量
−以上からなる二次凝集体の粉粒体、嵩比重0.04)
をjO重量部配合し、バンバリーミキサ−にて230℃
の温度で10分間混練し、取シ出し冷却したのち粉砕し
て難燃性樹脂組成物のペレットを得た。
次に470℃に設定した熱プレスにて、該ペレットより
厚みへ!簡のシートを成形し、ついで、厚みO,コsm
のアルミニウム板の間に該シートをはさみ、熱プレスに
て溶融接着し、アルミニウム/難燃性樹脂組成物/アル
ミニウムのサンドインチ型積層板を成形した。この積層
板を半径JOmで20度曲げ加工したがアルミニウム板
の割れは発生しなかった。
この積層板からjcllI巾X2ocm長の板を2枚切
出し、長手方向に水平にセットした上バーの上に置いて
、下面よりガスバーナーで10分間燃焼し、そのときの
下面への着火時間、上面への着火時間及び溶融滴下開始
時間を測定した。
結果を表1に示す。
下面及び上面への着火時間は、遅くなっておシ、また着
火後の燃焼状態は炎が小さく、極めてゆっくりとした燃
え方であった。70分後にガスバーナーを消した後の残
炎時間はt秒であった。さらに溶融滴下は全くみられな
かった。
実施例コ ケイ酸カルシウムとしてニチアス■製保温材の切削粉(
トバモライト構造、板状結晶!O重量係以上からなる二
次凝集体の粉粒体、賞比重O0/)を用いた以外は実施
例/と同様にして、樹脂組成物を作成し、同様の燃焼試
験を実施した。結果は表1に示すように、極めて良好で
あった。
比較例1 ケイ酸カルシウムとして結晶水を含まないワラストナイ
ト構造、粒状体、嵩比重i、oのものを用いた以外は実
施例1と同様にして樹脂組成物を作成し、同様の燃焼試
験を行なった。結果は表1に示す様に、下面、上面へ着
火が早く、また溶融滴下が起こシ、燃焼の炎も大きく、
難燃効果が殆ど認められなかった。
比較例λ〜弘 ケイ酸カルシウムのかわりに炭酸カルシウム、水酸化ア
ルミニウム、水酸化マグネシウムを使用した以外、実施
例1と同様に行なった結果を表/に示す。
実施例3 ケイ酸カルシウムとして朝日石綿工業■製の保温材の切
削粉(ゾノトライト構造アスペクト比3以上の針状結晶
と板状結晶からなる二次凝集体の粉粒体、嵩比重o、i
 << )を用いた以外は実施例/と同様にして、樹脂
組成物を作成し、同様の燃焼試験を実施した。結果は表
/に示すように極めて良好であった。
実施例≠ 線状低密度ポリエチレン(三菱化成工業(rlil製、
ツバチック−tr  EX−20)100重量部に対し
て、実施例1と同じケイ酸カルシウムをio。
1?r部をへンシュルミキサーにて配合し、スクリュー
径301MIの二軸混練押出機にて混練押出し離燃性樹
脂組成物のペレットを作成した。次いで、Tダイシート
成形機にて、i、srrrmのシートを成形した。シー
ト成形に際しては特に問題点はなかった。このシートを
用いて実施例/と同様にして積層板を作成し、同様の燃
焼試験を実施した。結果を表/に示すが、極めて良好な
難燃性能であった。
実施例! 実施例コと同じケイカルを使用し、配合量を/、を重′
jic部とした以外は実施例≠と同様の試験を行なった
。結果を表1に示すが、良好な難燃性能であった。
比較例j ケイ酸カルシウムの配合量を5重量部にした以外は実施
例会と全く同様にして、難燃性能を比較した。結果を表
/に示す。
て、実施例≠と同様にして二軸混練押出機にて難燃性樹
脂組成物のペレットを作成した。ついで該ペレットを用
いて、Tダイシート成形機により/、j#厚みのシート
を押出成形しようとしたが、流動性が極めて悪く、成形
出来なかった。
比較例7 脚状低密度ポリエチレンioo重量部と水酸化マグネシ
ウム31777重量部を用いて、実施例1と同様に積層
板を作成した。
燃焼試験を実施したところ、表1に示す様に、離燃性能
は良好であった。しかしながら、実施例1と同様に半径
30−で20度曲げ加工したところアルミニウム板に割
れが発生した。
実施例t ケイ酸カルシウムの配合量を50重量部とした以外は実
施例弘と同様にして厚み/、jWrmの難燃性樹脂組成
物のシートを成形した。次に、厚み0.26WMIのア
ルミニウム板の間に接着性ポリエチレン樹脂のフィルム
(三菱化成工業■製ツバチックAP≠20Lr、厚みS
Oμ)を介在させて、難燃性樹脂組成物のシートをはさ
み、熱プレスにて溶融接着し、アルミニウム/接着性ポ
リオレフィン樹脂/難燃性樹脂組成物/接着性ポリオレ
フィン樹脂/アルミニウムの構造をした積層板を成形し
た。この積層板を半径30tenでり0度曲げ加工した
がアルミニウム板の割れは発生しなかった。また、実施
例/と同様の燃焼試験を実施した結果は、表1に示すよ
うに極めて良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に使用するケイ酸カルシウム水
和物を構成する凝集体の粒子構造の例を示す写真(so
oo倍)であり、第1図は針状結晶の例、第2図は板状
結晶の例、第3図は針状結晶及び板状結晶の例を示した
ものである。 出 願 人  三菱化成工業株式会社 代 理 人  弁理士 長谷用   −ほか7名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオレフィン樹脂100重量部に対し、板状結
    晶及び/又はアスペクト比が3以上の針状結晶を30重
    量%以上含み、前記板状結晶及び/又は針状結晶が凝集
    した二次凝集体からなる粉粒体であつて、嵩比重が0.
    5以下である珪酸カルシウム水和物10〜100重量部
    を含有するポリオレフィン樹脂組成物シートの両面に金
    属板を積層してなることを特徴とする積層物。
  2. (2)上記積層物が、ポリオレフィン樹脂組成物シート
    と金属板の間に接着性ポリオレフィン樹脂を介在させて
    積層してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の積層物。
JP26789184A 1984-11-27 1984-12-19 積層物 Granted JPS61144340A (ja)

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JP26789184A JPS61144340A (ja) 1984-12-19 1984-12-19 積層物
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JPS61144340A true JPS61144340A (ja) 1986-07-02
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