JPS61143543A - 海洋生物付着防止用銅合金 - Google Patents
海洋生物付着防止用銅合金Info
- Publication number
- JPS61143543A JPS61143543A JP59263520A JP26352084A JPS61143543A JP S61143543 A JPS61143543 A JP S61143543A JP 59263520 A JP59263520 A JP 59263520A JP 26352084 A JP26352084 A JP 26352084A JP S61143543 A JPS61143543 A JP S61143543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elution
- copper alloy
- marine life
- amount
- antisticking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B53/00—Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は海洋生物付着防止用鋼合金に関し、発電所等の
海水導入ロスクリーン、海水導入管の内外面、船舶外板
、鋼管杭外面、浮機橋、ブイ、海水ボング配管および配
管部品など海洋生物が付着し、閉塞、重量増大、海水抵
抗増加等を防止する必要のある部分に利用できる。
海水導入ロスクリーン、海水導入管の内外面、船舶外板
、鋼管杭外面、浮機橋、ブイ、海水ボング配管および配
管部品など海洋生物が付着し、閉塞、重量増大、海水抵
抗増加等を防止する必要のある部分に利用できる。
海洋生物の付着しゃすい上記の設備、装置等に対する防
汚対策としては従来鋼、鋼合金および汚染塗料などが使
用されている。
汚対策としては従来鋼、鋼合金および汚染塗料などが使
用されている。
本発明者らは数年間の海洋環境における耐食性金属材料
の耐久性試験において、銅および銅合金の防汚性が優れ
ていることを確認していたが、鋼(>99.9重量S)
では、耐食性が優れているとは言いがたく、長期間の海
水浸漬試験では、若干の貝類の付着が認められた。また
、耐エロージヨン性に難点かあつ九。
の耐久性試験において、銅および銅合金の防汚性が優れ
ていることを確認していたが、鋼(>99.9重量S)
では、耐食性が優れているとは言いがたく、長期間の海
水浸漬試験では、若干の貝類の付着が認められた。また
、耐エロージヨン性に難点かあつ九。
キュプロニッケル(90* Cu−10’J N1)f
ハ耐食性、耐エロージヨン性に優れていたが、海洋生物
の付着がやや多かった。
ハ耐食性、耐エロージヨン性に優れていたが、海洋生物
の付着がやや多かった。
海洋朱書付着防止鋼合金として特開昭57−Znニア%
以下、Fe:15%以下、Ni :L 5 fa以下の
中より選ばれた1種以上を含み残部はCuから成るCu
−Mn系合金であり、海水浸漬試験の結果、防汚性は良
好であったが、Cu、Mnの溶出がキュプロニッケルよ
りかなり多く、従って耐食性が劣つていた。
以下、Fe:15%以下、Ni :L 5 fa以下の
中より選ばれた1種以上を含み残部はCuから成るCu
−Mn系合金であり、海水浸漬試験の結果、防汚性は良
好であったが、Cu、Mnの溶出がキュプロニッケルよ
りかなり多く、従って耐食性が劣つていた。
防汚塗料については短期間で防汚性能が衰え、現在のと
ころ寿命は2年程度と言われておシ、その後は海洋生物
の付着を除去することによシ防食塗膜まで傷つき莫大な
補修費が必要となシ、また塗布時の人体への有害性が懸
念されている。更に塗膜自体が軟かいため、流木等で傷
つきやすく、剥離もしやすい欠点もある。
ころ寿命は2年程度と言われておシ、その後は海洋生物
の付着を除去することによシ防食塗膜まで傷つき莫大な
補修費が必要となシ、また塗布時の人体への有害性が懸
念されている。更に塗膜自体が軟かいため、流木等で傷
つきやすく、剥離もしやすい欠点もある。
本発明の目的は上記従来技術の問題点を解決し、防汚性
が従来のC11−Mn 系と同等で耐食性がよシ優れた
海洋生物付着防止用鋼合金を提供するにある。
が従来のC11−Mn 系と同等で耐食性がよシ優れた
海洋生物付着防止用鋼合金を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の要
旨とするところは次の如くである。
旨とするところは次の如くである。
゛すナワち、重量比に−(Ni:5〜10%、Mn:1
〜551;を含有し更にFe、Sn、Pb、Sb@中か
ら選ばれた2種以上をそれぞれ3%以下でかつ(Fe+
5n−1−pb−4−sb): 3〜8%の範囲で含み
残部がCuおよび微量の不純物から成ることを特徴とす
る海洋生物付着防止用銅合金である。
〜551;を含有し更にFe、Sn、Pb、Sb@中か
ら選ばれた2種以上をそれぞれ3%以下でかつ(Fe+
5n−1−pb−4−sb): 3〜8%の範囲で含み
残部がCuおよび微量の不純物から成ることを特徴とす
る海洋生物付着防止用銅合金である。
本発明鋼合金は、防汚性が従来のCu−Mn系と同等で
、耐食性を向上させたものである。すなわち、Niの増
量とMnの減量で耐食性を向上させ、耐食性が向上する
とCuの溶出が減少するため、適度なCu溶出を付与す
るためにFe、Sn、Pb、Sbのうちの2種以上を添
加して優れた防汚性を保持したものである。
、耐食性を向上させたものである。すなわち、Niの増
量とMnの減量で耐食性を向上させ、耐食性が向上する
とCuの溶出が減少するため、適度なCu溶出を付与す
るためにFe、Sn、Pb、Sbのうちの2種以上を添
加して優れた防汚性を保持したものである。
次に本発明の銅合金の成分限定理由について説明する。
Ni:
Niは5%以上でCu溶出をコントロールする働きがあ
シ、耐エロージヨン性向上にも効果がある。しかし10
%を越えると、耐食性が向上し、Cuの溶出が減少し、
防汚性能が劣化するので5〜10%範囲に限定した。
シ、耐エロージヨン性向上にも効果がある。しかし10
%を越えると、耐食性が向上し、Cuの溶出が減少し、
防汚性能が劣化するので5〜10%範囲に限定した。
Mn:
Mnは1%以上で防汚性に有効であるが、5%を越える
とMnの溶出が多く、耐食性が劣ってしまうので耐食性
、防汚性を考慮し1〜5%の範囲に限定し九。
とMnの溶出が多く、耐食性が劣ってしまうので耐食性
、防汚性を考慮し1〜5%の範囲に限定し九。
Fe、Sn、Pb、Sb:
Fe、Sn、Pb、SbはいずれもCuよシも自然電極
電位が卑でsb、添加量が3%を越えると、Fe。
電位が卑でsb、添加量が3%を越えると、Fe。
Sn、Pb、Sbとも溶出量が増加し、Cuの溶出量が
減少し、その結果防汚性が劣ってしまう。しかし3%以
下では適量のCuの溶出を促す効果があるので3%以下
に限定した。
減少し、その結果防汚性が劣ってしまう。しかし3%以
下では適量のCuの溶出を促す効果があるので3%以下
に限定した。
更K (Fe+5n−1−Pb−1−Sb )の2種以
上の合計が3%未満ではCuの溶出を促す効果が不十分
で防汚性が不足し、また8%を越すと、これらの溶出量
が増加しやはシ防汚性が劣るので合計量を3〜8%の範
囲に限定した。
上の合計が3%未満ではCuの溶出を促す効果が不十分
で防汚性が不足し、また8%を越すと、これらの溶出量
が増加しやはシ防汚性が劣るので合計量を3〜8%の範
囲に限定した。
第1表、第2表に示した化学組成の本発明銅合金および
比較材について1年6ケ月間海水浸漬試験と実験室溶出
試験を行った。
比較材について1年6ケ月間海水浸漬試験と実験室溶出
試験を行った。
なお比較材のキュプロニッケル、ブロンズおよび純銅は
市販品を使用し、他は50kg高周波溶解炉による°真
空溶解にて溶製し、熱間圧延した。
市販品を使用し、他は50kg高周波溶解炉による°真
空溶解にて溶製し、熱間圧延した。
海水浸漬試験は厚さ3m、幅100m、長さ150mの
試験片をり、W、L・(干潮時の潮位)よ、j760a
nの海中部に浸漬した。試験期間は5月よシ翌年9月ま
での1年6ケ月間である。その結果を同じく第1表に示
した。
試験片をり、W、L・(干潮時の潮位)よ、j760a
nの海中部に浸漬した。試験期間は5月よシ翌年9月ま
での1年6ケ月間である。その結果を同じく第1表に示
した。
第1表において防汚性は次の表示によった。すなわち、
Q印は海洋生物の付着が試験片表面の3%未満、Δ印は
3〜10%、X印は10%を越えるものである。実験室
溶出試験は海洋生物の付着を防止する各添加元素の溶出
量を求めたもので、ILの人工海水中に表面積100a
Aの試験片1枚を浸漬し、常温で1ケ月間放置し、人工
海水中に溶出した各添加元素を分析し、その結果を第2
表に示した。
Q印は海洋生物の付着が試験片表面の3%未満、Δ印は
3〜10%、X印は10%を越えるものである。実験室
溶出試験は海洋生物の付着を防止する各添加元素の溶出
量を求めたもので、ILの人工海水中に表面積100a
Aの試験片1枚を浸漬し、常温で1ケ月間放置し、人工
海水中に溶出した各添加元素を分析し、その結果を第2
表に示した。
第1表、第2表よシ防汚性、腐食量、溶出量の関係を説
明する。比較材ム4はN1の添加量が多いため耐食性が
優れCuの溶出が少なく、また比較材A5ではMnの溶
出が多く、Cuの溶出が抑制されておシ、いずれも防汚
性が劣る。比較材ムロ、7ではFeおよびSnが優先し
て溶出したため、Cuの溶出が抑制されている。
明する。比較材ム4はN1の添加量が多いため耐食性が
優れCuの溶出が少なく、また比較材A5ではMnの溶
出が多く、Cuの溶出が抑制されておシ、いずれも防汚
性が劣る。比較材ムロ、7ではFeおよびSnが優先し
て溶出したため、Cuの溶出が抑制されている。
これに対し本発明材A、Hは、Cuの溶出量が非常に安
定しており、Fe、Sn、Pb、Sbについても安定し
た溶出量を示し、実海水の腐食量は17〜2oW@/−
でキュプロニッケルよシも若干耐食性は劣るものの防汚
性はキュプロニッケルよシも優れチオ択、Fe 、Sn
、Pb 、sbo 2種以上を各3X以下ノ添加によ〕
適量cr) Cu、Mn、Fe 、Sn、Pb、Sbが
溶出し、優れた防汚性を示した。
定しており、Fe、Sn、Pb、Sbについても安定し
た溶出量を示し、実海水の腐食量は17〜2oW@/−
でキュプロニッケルよシも若干耐食性は劣るものの防汚
性はキュプロニッケルよシも優れチオ択、Fe 、Sn
、Pb 、sbo 2種以上を各3X以下ノ添加によ〕
適量cr) Cu、Mn、Fe 、Sn、Pb、Sbが
溶出し、優れた防汚性を示した。
本発明は上記実施例からも明らかな如く銅合金のNi、
Mnを限定し、更にFe、Sn、Pb、Sbを限定量添
加することによシ、次の効果をあげることができた。
Mnを限定し、更にFe、Sn、Pb、Sbを限定量添
加することによシ、次の効果をあげることができた。
(イ)防汚性能に優れ、腐食は全面腐食であシ腐食速度
は0.01〜0.021111 / Yであシ、半永久
的に使用できる。
は0.01〜0.021111 / Yであシ、半永久
的に使用できる。
(ロ)防食塗膜などく比して、保守補修の必要がない。
(/1 耐エロージヨン性に優れている。
(に)加工性に優れている。
(ホ)価格が低摩である。
上記の如〈従来のCu−Mn系もしくはCu−Ni系合
金よシも総合的に優れ九海洋生物付着防止用鋼合金を得
ることができた。
金よシも総合的に優れ九海洋生物付着防止用鋼合金を得
ることができた。
Claims (1)
- (1)重量比にてNi:5〜10%、Mn:1〜5%を
含有し更にFe、Sn、Pb、Sbの中から選ばれた2
種以上をそれぞれ3%以下でかつ(Fe+Sn+Pb+
Sb):3〜8%の範囲で含み残部がCuおよび微量の
不純物から成ることを特徴とする海洋生物付着防止用銅
合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59263520A JPS61143543A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 海洋生物付着防止用銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59263520A JPS61143543A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 海洋生物付着防止用銅合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61143543A true JPS61143543A (ja) | 1986-07-01 |
JPH0321614B2 JPH0321614B2 (ja) | 1991-03-25 |
Family
ID=17390676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59263520A Granted JPS61143543A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 海洋生物付着防止用銅合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61143543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0251823A (ja) * | 1988-03-04 | 1990-02-21 | General Electric Co (Ge) | 電球用口金 |
CN105316522A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-02-10 | 苏州龙腾万里化工科技有限公司 | 一种便于生产的铸造加工用白铜合金 |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP59263520A patent/JPS61143543A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0251823A (ja) * | 1988-03-04 | 1990-02-21 | General Electric Co (Ge) | 電球用口金 |
CN105316522A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-02-10 | 苏州龙腾万里化工科技有限公司 | 一种便于生产的铸造加工用白铜合金 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0321614B2 (ja) | 1991-03-25 |
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