JPS6114347A - 床 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、浴室回りの床に関するものである。

〔背景技術〕

従来、浴室回りの床は第８図に示すように構成されてい
る。図において、５１は布基礎であり、周囲が布基礎５
１で囲まれた正方形（１基準幅をＰとすると４ＰＸ４Ｐ
）の内部には、２Ｐｘ４Ｐの床パネル５４と、同じ＜２
ＰＸ４Ｐの浴室用床パネル５３とが設置されている。浴
室用床パネル５３の、パネル枠５６は２ＰＸ４Ｐの大き
さを有しており、表面板５５が一部切欠いてありバスタ
ブ挿入開口部５２となっている。また、浴室用床パネル
５３および床パネル５４は、それぞれのパネル枠５６の
４隅を布基礎５１に固定した土台金物（図示せず）へポ
ルト５７にて締め付は固定しである。浴室用床パネル５
５には、浴室広さやハスタブの位置の違いによって、第
９図ないし第１１図に示す１１種類の浴室用床パネル５
３が準備されている。第９図（Ａ）〜（Ｅ）は、２ＰＸ
４Ｐの各種の浴室用床パネル５３を示す。第１０図は２
ＰＸ３Ｐの浴室用床パネル５３を示す。第１１図は２Ｐ
ｘ２Ｐの浴室用床パネル５３を示す。各図において、５
２はバスタブ挿入開口部である。

このように、バスタブ挿入用開口の大きさや方向が種々
異なり、かつ全体の大きさが異なる多種類の浴室用床パ
ネルを準備しなくてはならないため、製造能率が悪く、
在庫管理に不便であり、また部材費のコストが高いとい
う問題があった。また、バスタブ挿入用開口の周囲にパ
ネル枠を設けたのは、基礎への固定の都合のためである
が、このように挿入用開口の周囲にパネル枠が必要なた
め、部材使用量が多くなるという問題があった。

〔発明の目的〕

この発明の目的は、小数種の床パネルで多種の浴室床を
構築でき、かつ使用部材の節減が図れる床を提供するこ
とである。

〔発明の開示〕

この発明の床は、寸法の異なる一対の床パネルを隙間を
介して平行に隣り合せて配置し、断面Ｔ形のスペーサの
下部を前記隙間に介装し上部を一対の床パネルの隣り合
うパネル枠上に載置して、さらに前記パネル枠およびス
ペーサにボルトを貫通して固定するものである。

この発明の一実施例を第１図ないし第７図に基づいて説
明する。図において、ｌは支持材となる布基礎であり、
１辺が４Ｐの布基礎１で囲まれた正方形の内部には、２
ＰＸ４Ｐの第１の床パネル２と２　Ｐ　Ｘ　２．５　Ｐ
の第２の床パネル３とが設置されている。床パネル２は
、４Ｐの１辺と２Ｐの２辺を布基礎１へ接合しである。

床パネル３は、２Ｐの１辺と２．５Ｐの１辺を布基礎１
へ接合し、２．５Ｐの１辺を床パネル２の４Ｐの１辺へ
隙間７を介して平行に隣り合せである。４はバスタブ挿
入の開口部であり、２　Ｐ　Ｘ　１．５　Ｐの広さを有
している。

各床パネル２．３の布基礎１への接合は、各コーナ部に
おいてボルト締めにて行なわれている。コーナ部５にお
いては、第２図に示すように略Ｓ形の土台金物８を布基
礎１上にボルト９で固定して、ボルト（図示せず）を土
台金物８のボルト挿通孔１０からパネル枠１２に設けら
れたボルト挿通孔１１へ貫通して、パネル枠１２の内面
に溶接したナツト（図示せず）へ螺合して固定する。ま
た、床パネル２と３の隣り合う部分６においては、第３
図に示すようにＬ形の土台金物１５を布基礎１　　　　
　　　へ上にボルト１４で固定する。そして、土台金物
１５のボルト挿通孔１６からパネル枠１２のボルト挿通
孔１８へ、また土台金物１５のボルト挿通孔１７からパ
ネル枠１３のボルト挿通孔１９へそれぞれボルト（図示
せず）を貫通して、パネル枠１２゜１３の内面に溶接し
たナンド（図示せず）へ螺合して固定する。このように
して、床パネル２の４隅と、床パネル３の３隅の布幕１
１への固定は行なわれる。しかし、残り°の床パネル３
のＡ部分（第１図参照）においては、宙に浮いているの
で床パネル２へ固定する。この様子を第４図ないし第７
図に示す。第４図は、第１図におけるＡ部分の拡大図で
ある。床パネル３のコーナ部において表面板２３が切欠
いである。そして床パネル２と３の間の隙間７に第５図
に示すスペーサ３０を介装する。スペーサ３０は、下部
が縦部材３２で上部が横部材３１となる断面Ｔ形をして
おり、縦部材３２にはボルト挿通孔３３が設けられてい
る。

そして、ボルト挿通孔３３が床パネル２から３方向へ延
びるようにして隙間７にスペーサ３０の縦部材３２を介
装し、横部材３１をパネル枠１２ａと１３ａの上に載せ
て仮置きする。なお、ボルト挿通孔３３に対応してパネ
ル枠１２ａと１３ａにボルト挿通孔（図示せず）が設け
られており、さらにパネル枠１２ａの内面にはナツト３
４が溶接されている。そして、床パネル３の表面板２３
を切り欠いた切欠き部４０から作業者がボルト３５を各
ボルト挿通孔へ貫通させ、ナツト３４に螺合して締め付
ける。最後に、切欠き部４０に表面板２３′を覆せて蓋
をする。

このように構成された床では、第１の床パネル２より寸
法の小さい第２の床パネル３をスペーサ３０を介して床
パネル２へ接合し、床パネル２で支持することができる
。そのため、床パネル３のパネル枠をバスタブ挿入用開
口４の周囲に設けて布基礎１の大きさに合わせる必要が
なくなる。よって、バスタブ挿入用開口４の周囲にパネ
ル枠が不用な分だけ、部材使用量が節減される。また、
床パネル２．３にはバスタブ挿入用開口を設けず、２枚
の床パネル２，３を組合せてバスタブ挿入開口となる部
分を形成するので、小数種の矩形の床パネル３で多数種
のバスタブ挿入用の開口部４を形成することが可能とな
り、浴室広さやバスタブの位置の違いに対応することが
できる。したがって、床パネル３の部材の種類が少なく
てすみ、部材共通化によるコストダウンが図れる。

〔発明の効果〕

この発明によれば、部材の種類が少なくてすみ、材料費
がコストダウンできるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の部分平面図、第２図はそ
の部分拡大斜視図、第３図も同じくその部分拡大斜視図
、第４図はそのＡ部拡大平面図、第５図はスペーサの拡
大斜視図、第６図および第７図は第４図のＢ−Ｂ断面図
、第８図は従来例の部分平面図、第９図ないし第１１図
は浴室用床パネルの平面図である。 ■・・・布基礎（支持材）、２・・・（第１の）床パネ
ル、３・・・（第２の）床パネル、７・・・隙間、３０
・・・スペーサ、３５・・・ボルト 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 矩形の第１床パネルと、この第１床パネルの１辺へこの
   １辺より長さの短かい１辺を隙間を介して平行に隣り合
   せた第２床パネルと、下部の縦部材が前記隙間に介装さ
   れ上部の横部材が前記第１床パネルと前記第２床パネル
   の隣り合う一対の枠上に載置され縦部材に第１床パネル
   から第２床パネル方向へ開通したボルト挿通孔を有した
   断面Ｔ形のスペーサと、前記一対の枠と前記スペーサの
   前記ボルト挿通孔へ挿通して締め付けられるボルトとを
   備えた床。