JPS61139180A - 倍走査変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、標準の複合カラー映像信号の走査線数を２倍
に変換してより高品質の画像が得られるようにする倍走
査変換装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の倍走査変換装置は第２図に示すように構成されて
いる。図において、チェーナ０力からｖＩＦ回路四を通
じて得られた複合カラー映像信号が倍走査変換回路（２
）に供給されて水平走査線数が２倍の映像信号に変換さ
れる。この変換された映像信号が輝度（イ）信号処理回
路０４、クロマ（０倍号処理回路（ホ）及び同期分離回
路−に供給され、分離回路（至）からの水平周波数が２
倍の同期信号が処理回路（ハ）（ハ）に供給されて、そ
れぞれ輝度信号及び色差信号が取出される。これらの輝
度信号及び色差信号がマド°リク゛′ス回路（２）に供
給されて三原色信号（ＲＧＢ）が形成され、それぞれ受
像管（ハ）の電子銃に供給される。また分離回路四から
の周波数が２倍（２ｆｉ）の水平同期信号及び標準周波
数（ｆｖ）の垂直同期信号がそれぞれ水平偏向回路−及
び垂直偏向回路（７）を通じて受像管（至）の偏向ヨー
クに供給される。

これによって水平走査線が２倍にされた画像の表示が行
われる。ところがこの装置において、複合カラー映像信
号を倍走査変換しているためにクロマ信号の副搬送波が
不連続になり、従来のクロマ信号処理回路を用いること
ができず、副搬送波の連続性を得るための特別な回路等
が必要になる。

また副搬送波の周波数が変更されるために再生用発振器
の周波数も変更する必要がある。

さらに、外部のマイクロコンビエータ等の出力　−を重
畳表示（スーパーインポーズ）するためＫは、三原色信
号での選択混合を行うことになるが、上述の装置では三
原色信号が倍走査変換されて得られるのでマイクロコン
ピュータ等の出力信号も倍走査変換しなければならず、
このための特別な構成や、特別なマイクロコンピュータ
を用いる必要が生じてしまう。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の装置は上述のように構成されていた。このため全
体の構成が複雑になったシ、重畳表示が困難であるなど
の問題点がめった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、複合カラー映像信号を標準の走査周波数で処
理する輝度クロマ信号処理部（３）　（４）及び同期信
号処理部（５）を有し、上記輝度クロマ信号処理部（３
）　（４）からの輝度・色差信号または三原色信号と外
部からの信号とを選択混合する選択混合処理部（９）が
設けられ、この選択混合処理部（９）からの信号を、上
記同期信号処理部（７）からの標準の同期信号を基準と
して駆動される倍走査変換処理部（７）に供給するよう
にした倍走査変換装置である。

〔作用〕

この装置によれば、倍走査変換を行う以前に輝度クロマ
信号処理を行うので回路は従来のものをそのまま用いる
ことができ、倍走査変換前の輝度・色差信号または三原
色信号で外部からの信号との選択混合を行うことができ
るので重畳表示を容易に行うことができる。さらに輝度
・色差信号または三原色信号で倍走査変換を行うので複
合カラー映像信号のガラー標準方弐によらず倍走査変換
処理回路を汎用化することができる。

〔実施例〕

第１図において、チューナ（１）からＶＩＰ回路り２）
を通じて得られた複合カラー映像信号が輝度（イ）信号
処理回路（３）、クロマ（Ｃ）信号処理回路（４）に供
給されると共に、スイッチ（５）に供給され、外部入力
端子（６）からの外部の同期信号Ｓと切換られて同期分
離回路（７）に供給される。そしてこの分離回路（７）
からの同期信号が処理回路（３）　（４）に供給されて
、・それぞれ輝度信号及び色差信号が取出される。

これらの輝度信号及、び色差信号がマ）　ＩＪクス回路
（８）に供給されて三原色信号（ＲＧＢ）が形成される
。

これらの信号がスイッチ回路（９）に供給され、外部入
力端子（６）からの三原色信号（Ｒ／Ｇ／Ｂ／）と、制
御信号Ｙｓ、Ｙｍ　　に応じて選択混合される。このス
イッチ回路（９）からの信号が倍走査変換回路（ト）に
供給される。

さらに分離回路（７）からの標準の周波数（ｆＨｌｆｖ
）の同期信号が変換回路αｌ供給され、この同期信号を
基準にして、三原色信号のそれぞれについて水平走査線
数を２倍にする変換が行われる。これらの変換された信
号がそれぞれ受像管へρの電子銃に供給される、また変
換回路α１からの周波数が２倍（２ｆｉ）の水平同期信
号が水平偏向回路ｆｉ３を通じて受像管α埠の水平偏向
ヨークに供給される。さらに分離回路（７）からの標準
周波数（ｆｖ）の垂直同期信号が垂直偏向回路（至）を
通じて受像管αめの垂直偏向ヨークに供給される。

従ってこの装置にシいて、処理回路（３）　（４）　、
ヤトリクス回路（８）で形成された三原色信号（ＲＧＢ
）が倍走査変換され、２倍の周波数の水平偏向によって
受信管（ロ）に表示される。また外部のマイクロコンピ
ュータ等からの同期信号Ｓ及び三原色信号（Ｒ／Ｇ／Ｂ
／）がスイッチ回路（５）及び（９）で切換ら九て同期
分離回路（７）及び倍走査・変換回路（ト）Ｋ供給され
ることによシ、外部からの三原色信号が倍走査変換され
て受像管α力に表示される。さらに外部からの三原色信
号がスイッチ回路（９）で制御信号Ｙｉ＋Ｙｍにて選択
混合され、この後倍走査変換されて受像管α力にて重畳
表示される。

そしてこの場合に、上述の装置によれば、倍走査変換を
行う以前に輝度クロマ信号処理を行うので回路は従来の
ものをそのまま用いることができ、倍走査変換前の輝度
・色差信号または三原色信号で外部からの信号との選択
混合を行うことができるので重畳表示を容易に行うこと
ができる。さらに輝度・色差信号または三原色信号で倍
走査変換を行うので複合カラー映像信号のカラー標準方
式によらず倍走査変換処理回路を汎用化することができ
る。

なお上述の装置で、倍走査変換回路（６）は、ラインメ
モリ、フィールドメモリ、フレームメモリを用いたいず
れの形式のものにおいても適用できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、倍走査変換を行う以前に輝度クロマ信
号処理を行うので回路は従来のものをその−ｉｔ用いる
ことができ、倍走査変換前の輝度・色差信号または三原
色信号で外部からの信号との選択混合を行うことができ
るので重畳表示を容易に行うことができる。さらに輝度
・色差信号または三原色信号で倍走査変換を行うので複
合カラー映像信号のカラー標準方式によらず倍走査変換
処理回路を汎用化することができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例の構成図、第２図は従来の装置の
構成図である。 （３）は輝度信号処理回路、（４）はクロマ信号処理回
路、（６）は外部入力端子、（７）は同期分離回路、（
８）はマ）　ＩＪクス回路、（９）はスイッチ回路、α
Ｑは倍走査変換回路である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複合カラー映像信号を標準の走査周波数で処理する輝度
   クロマ信号処理部及び同期信号処理部を有し、上記輝度
   クロマ信号処理部からの輝度・色差信号または三原色信
   号と外部からの信号とを選択混合する選択混合処理部が
   設けられ、この選択混合処理部からの信号を、上記同期
   信号処理部からの標準の同期信号を基準として駆動され
   る倍走査変換処理部に供給するようにした倍走査変換装
   置。