JPS6113897Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6113897Y2 JPS6113897Y2 JP1980110878U JP11087880U JPS6113897Y2 JP S6113897 Y2 JPS6113897 Y2 JP S6113897Y2 JP 1980110878 U JP1980110878 U JP 1980110878U JP 11087880 U JP11087880 U JP 11087880U JP S6113897 Y2 JPS6113897 Y2 JP S6113897Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- main body
- space
- refrigerator
- walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 8
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 2
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内容積の有効利用のために断熱壁に
高い断熱性を持たせた例えば冷蔵庫等の断熱箱に
関するものである。
高い断熱性を持たせた例えば冷蔵庫等の断熱箱に
関するものである。
第１図は従来の冷蔵庫における断熱箱を示す断
面図で、図において１は冷蔵庫本体、２はその正
面開閉扉、３は上記本体の形成用外壁、４は同じ
く本体形成用内壁、５は上記扉形成用外壁、６は
同じく扉形成用内壁、７は圧縮機、８は上記本体
ならびに扉の内外壁間に充填されたガラスウール
あるいは発泡ウレタン樹脂等の断熱材を示す。
面図で、図において１は冷蔵庫本体、２はその正
面開閉扉、３は上記本体の形成用外壁、４は同じ
く本体形成用内壁、５は上記扉形成用外壁、６は
同じく扉形成用内壁、７は圧縮機、８は上記本体
ならびに扉の内外壁間に充填されたガラスウール
あるいは発泡ウレタン樹脂等の断熱材を示す。
上記構成になる従来の冷蔵庫では断熱効果を上
げるためには断熱材の厚さを厚くしなければなら
ないが、断熱材の厚さを厚くすると冷蔵庫の庫内
容積がそれだけ減るという欠点を伴うものであつ
た。
げるためには断熱材の厚さを厚くしなければなら
ないが、断熱材の厚さを厚くすると冷蔵庫の庫内
容積がそれだけ減るという欠点を伴うものであつ
た。
この考案は上記の点を考慮し、本体ならびに扉
の断熱壁に特に高い断熱性能を持たせてその分だ
け例えば庫内容積の有効利用を計るようにしたも
ので、以下この考案の断熱箱を使用した冷蔵庫の
一実施例について説明する。
の断熱壁に特に高い断熱性能を持たせてその分だ
け例えば庫内容積の有効利用を計るようにしたも
ので、以下この考案の断熱箱を使用した冷蔵庫の
一実施例について説明する。
すなわち第２図は本案断熱箱を使用した冷蔵庫
の断熱構造を示す断面図であり、また第３図は第
２図中のＡ部を示す当該部の拡大断面図である
が、図中１〜７で示す個所は上記従来のそれと同
一構成になつている。また第３図中の９は内部に
真空空間部１０を形成した大・小径のガラス球で
本体の内壁４と外壁３との間に形成した真空空間
１１内に図のように充填されている。１２は上記
内壁４と外壁３の対向内側壁に設けた低輻射の熱
の反射膜である。
の断熱構造を示す断面図であり、また第３図は第
２図中のＡ部を示す当該部の拡大断面図である
が、図中１〜７で示す個所は上記従来のそれと同
一構成になつている。また第３図中の９は内部に
真空空間部１０を形成した大・小径のガラス球で
本体の内壁４と外壁３との間に形成した真空空間
１１内に図のように充填されている。１２は上記
内壁４と外壁３の対向内側壁に設けた低輻射の熱
の反射膜である。
以上は本体１の断熱壁について説明したが、必
要によつてはこの本体の正面開閉扉も同様にその
外壁５と内壁６の両壁間に第３図の場合と同様に
真空空間１１を形成するとともに、この空間に内
部に真空空間部１０を形成した多数の大小径の肉
薄のガラス球９を第３図同様に充填することによ
り、同様の断熱壁を形成し内・外壁間およびガラ
ス球内部での対流による熱伝達がなく、また内外
壁間に充填された大小球多数のガラス球それぞれ
は何れも点接触となるので上記本体１の場合と同
様に熱抵抗が大となり、高い断熱性能を得るよう
にすることができると共に、さらに外壁５と内壁
６との対向内側壁には本体同様に反射膜１２をそ
れぞれ設けて当該内・外壁間での輻射による熱伝
達も上記本体の場合と同様に小さく押えられるも
のである。
要によつてはこの本体の正面開閉扉も同様にその
外壁５と内壁６の両壁間に第３図の場合と同様に
真空空間１１を形成するとともに、この空間に内
部に真空空間部１０を形成した多数の大小径の肉
薄のガラス球９を第３図同様に充填することによ
り、同様の断熱壁を形成し内・外壁間およびガラ
ス球内部での対流による熱伝達がなく、また内外
壁間に充填された大小球多数のガラス球それぞれ
は何れも点接触となるので上記本体１の場合と同
様に熱抵抗が大となり、高い断熱性能を得るよう
にすることができると共に、さらに外壁５と内壁
６との対向内側壁には本体同様に反射膜１２をそ
れぞれ設けて当該内・外壁間での輻射による熱伝
達も上記本体の場合と同様に小さく押えられるも
のである。
この考案の断熱箱は以上のように対向内側壁に
反射膜を設けた内・外壁間に真空空間を形成する
と共に、この空間に大小径多数のガラスからなる
真空球体を互に点接触するよう充填し断絶した多
数の小空間を形成するようにしたので断熱効果が
非常によくなりこれらによる断熱壁を従来のもの
よりきわめて薄くでき、これにより箱体としての
内部空間の活用度の高い断熱箱を提供できるもの
である。
反射膜を設けた内・外壁間に真空空間を形成する
と共に、この空間に大小径多数のガラスからなる
真空球体を互に点接触するよう充填し断絶した多
数の小空間を形成するようにしたので断熱効果が
非常によくなりこれらによる断熱壁を従来のもの
よりきわめて薄くでき、これにより箱体としての
内部空間の活用度の高い断熱箱を提供できるもの
である。
第１図は従来の冷蔵庫における断熱箱を示す断
面図、第２図はこの考案の断熱箱を使用した冷蔵
庫を示す断面図、第３図は第２図のＡ部の拡大断
面図である。なお図中４，３は断熱箱形成用の内
外壁、９は真空空間１１内に充填された真空球
体、１２は反射膜を示す。その他図中同一符号は
同一または相当部分を示すものとする。
面図、第２図はこの考案の断熱箱を使用した冷蔵
庫を示す断面図、第３図は第２図のＡ部の拡大断
面図である。なお図中４，３は断熱箱形成用の内
外壁、９は真空空間１１内に充填された真空球
体、１２は反射膜を示す。その他図中同一符号は
同一または相当部分を示すものとする。
Claims (1)
- 内、外壁４，３の対向内側壁に反射膜１２をそ
れぞれ形成して、それらの間に真空空間１１を形
成すると共に、この空間にガラスからなる真空球
体９を互に点接触するよう充填し断絶した多数の
小空間を形成するようにしたことを特徴とする断
熱箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980110878U JPS6113897Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980110878U JPS6113897Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733984U JPS5733984U (ja) | 1982-02-23 |
| JPS6113897Y2 true JPS6113897Y2 (ja) | 1986-04-30 |
Family
ID=29472005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980110878U Expired JPS6113897Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6113897Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-05 JP JP1980110878U patent/JPS6113897Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733984U (ja) | 1982-02-23 |
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