JPH0329363B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329363B2 JPH0329363B2 JP57163879A JP16387982A JPH0329363B2 JP H0329363 B2 JPH0329363 B2 JP H0329363B2 JP 57163879 A JP57163879 A JP 57163879A JP 16387982 A JP16387982 A JP 16387982A JP H0329363 B2 JPH0329363 B2 JP H0329363B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared reflector
- transparent body
- transparent
- heat
- lighting
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000029553 photosynthesis Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は地中蓄熱温室からなる植物育成装置に
関するものである。 〔従来の技術〕 従来、この種の装置としては、第1図に示すよ
うに一重透明体例えばガラス壁体1の内面に赤外
線反射体または選択透過体2を付着した構造から
なる壁体、または特開昭54−70941号公報に記載
され、第2図に示すように二重透明体(ガラス壁
体)1,1Aの外側壁1の内面に赤外線反射体2
を付着した構造から壁体と備えたものがある。 〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、前記一重透明体のものでは、もし赤
外線反射体2の表面上に結露を生じた場合、この
結露の赤外線吸収作用により反射効果が低減する
恐れがある。 また前記二重透明体のものでは、赤外線反射体
2の表面上に直接結露を生ずることがないので、
その結露により性能の劣化を招く恐れがないばか
りでなく、密閉空間部4が設けられているから、
断熱性能が大幅に向上する長所がある反面、高価
な赤外線反射体2を使用しているにもかかわら
ず、その機能を半分しか活用していない短所があ
る。 このような壁体を備た植物育成装置は、可視光
線の透過率を損うことなく、断熱効果を得られな
いため、大量の蓄熱を行うことができないという
問題があつた。 本発明の目的は蓄熱が可能な省エネルギ効果が
向上できる植物育成装置に用いる採光、断熱壁体
を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、透明体と赤外線反射体とからな
り、植物育成装置に用いる採光、断熱壁体におい
て、前記赤外線反射体は可視光線を透過し、前記
透明体を前記赤外線反射体の両側に密閉空間部を
形成するように設け、前記密閉空間部を形成する
前記赤外線反射体と前記透明体との間は前記密閉
空間部内の空気の対流が生じる距離を有すること
によつて達成される。 〔作用〕 上記採光、断熱壁体は、日中は植物の光合成に
必要な可視光線のみを透過させ、不要な熱線(赤
外線)は外へはじき返し、夜間は熱線の反射効果
と気密効果によつて高断熱効果が得られる。この
壁体と、吸気筒及び地中熱交換器とよつて大量の
蓄熱が可能な地中蓄熱温室となる。 〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面について説明する。
第3図に示す本発明に用いる採光、断熱壁体は、
赤外線反射体2の両側に透明体例えばガラス壁体
1,1Aをそれぞれ設けて密閉空間部4a,4b
を形成すると共に、透明体1,1A間の距離がL
に構成されている。また第4図に示す本発明に用
いる採光、断熱壁体は、適当な間隔を保つて設置
された一対の赤外線反射体2a,2bの両側に透
明体1、透明フイルタ3a,3bをそれぞれ設
け、密閉空間部4c〜4fを形成すると共に、透
明体1と透明フイルタ3aおよび透明フイルム3
a,3b間の距離がLに構成されている。 いま、室内空気と室内側透明体1,1Aとの熱
伝達抵抗をr1、室外空気と透明体(ガラス)1の
外面との熱伝達抵抗をr0、透明体1、赤外線反射
体2a,2bおよび透明フイルム3a,3bの熱
伝達抵抗をr1,r2,r3、密閉空間を挾む面間の輻
射および対流を含めた熱伝達抵抗をraとすると、
総合熱通過率Kは下記(1)式で表わされる。 K=(Σr)-1(Kcal/m2・h・℃) …(1) 通常の温室条件の下で上記r、Kを算出する
と、下記表に示すとおりである。ただし、赤外線
反射率を0.8、ガラス厚さ3mm、各透明体間の距
離を20mm、室外風速を6.7m/sとし、かつ水平
上向きの熱流の条件とする。
関するものである。 〔従来の技術〕 従来、この種の装置としては、第1図に示すよ
うに一重透明体例えばガラス壁体1の内面に赤外
線反射体または選択透過体2を付着した構造から
なる壁体、または特開昭54−70941号公報に記載
され、第2図に示すように二重透明体(ガラス壁
体)1,1Aの外側壁1の内面に赤外線反射体2
を付着した構造から壁体と備えたものがある。 〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、前記一重透明体のものでは、もし赤
外線反射体2の表面上に結露を生じた場合、この
結露の赤外線吸収作用により反射効果が低減する
恐れがある。 また前記二重透明体のものでは、赤外線反射体
2の表面上に直接結露を生ずることがないので、
その結露により性能の劣化を招く恐れがないばか
りでなく、密閉空間部4が設けられているから、
断熱性能が大幅に向上する長所がある反面、高価
な赤外線反射体2を使用しているにもかかわら
ず、その機能を半分しか活用していない短所があ
る。 このような壁体を備た植物育成装置は、可視光
線の透過率を損うことなく、断熱効果を得られな
いため、大量の蓄熱を行うことができないという
問題があつた。 本発明の目的は蓄熱が可能な省エネルギ効果が
向上できる植物育成装置に用いる採光、断熱壁体
を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、透明体と赤外線反射体とからな
り、植物育成装置に用いる採光、断熱壁体におい
て、前記赤外線反射体は可視光線を透過し、前記
透明体を前記赤外線反射体の両側に密閉空間部を
形成するように設け、前記密閉空間部を形成する
前記赤外線反射体と前記透明体との間は前記密閉
空間部内の空気の対流が生じる距離を有すること
によつて達成される。 〔作用〕 上記採光、断熱壁体は、日中は植物の光合成に
必要な可視光線のみを透過させ、不要な熱線(赤
外線)は外へはじき返し、夜間は熱線の反射効果
と気密効果によつて高断熱効果が得られる。この
壁体と、吸気筒及び地中熱交換器とよつて大量の
蓄熱が可能な地中蓄熱温室となる。 〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面について説明する。
第3図に示す本発明に用いる採光、断熱壁体は、
赤外線反射体2の両側に透明体例えばガラス壁体
1,1Aをそれぞれ設けて密閉空間部4a,4b
を形成すると共に、透明体1,1A間の距離がL
に構成されている。また第4図に示す本発明に用
いる採光、断熱壁体は、適当な間隔を保つて設置
された一対の赤外線反射体2a,2bの両側に透
明体1、透明フイルタ3a,3bをそれぞれ設
け、密閉空間部4c〜4fを形成すると共に、透
明体1と透明フイルタ3aおよび透明フイルム3
a,3b間の距離がLに構成されている。 いま、室内空気と室内側透明体1,1Aとの熱
伝達抵抗をr1、室外空気と透明体(ガラス)1の
外面との熱伝達抵抗をr0、透明体1、赤外線反射
体2a,2bおよび透明フイルム3a,3bの熱
伝達抵抗をr1,r2,r3、密閉空間を挾む面間の輻
射および対流を含めた熱伝達抵抗をraとすると、
総合熱通過率Kは下記(1)式で表わされる。 K=(Σr)-1(Kcal/m2・h・℃) …(1) 通常の温室条件の下で上記r、Kを算出する
と、下記表に示すとおりである。ただし、赤外線
反射率を0.8、ガラス厚さ3mm、各透明体間の距
離を20mm、室外風速を6.7m/sとし、かつ水平
上向きの熱流の条件とする。
本発明によれば、大量の蓄熱が可能となり、省
エネルギ化を図れる。
エネルギ化を図れる。
第1図および第2図は従来の採光・断熱壁体の
断面図、第3図、第4図および第6図は本発明に
用いる採光・断熱壁体の各実施例を示す断面図、
第5図は同実施例の密閉空間部の厚さと熱抵抗と
の関係を示す図、第7図は同実施例に使用される
中空部集合体の斜視図、第8図は温室内の上向き
光量と室外の標準光量との比率を説明する図、第
9図は温室内の温度分布の変化を説明する図、第
10図は本発明の実施例を示す中蓄熱温室の概念
図である。 1,1A……透明体、2,2a,2b……赤外
線反射体、3,3a,3b……透明フイルム、4
a,4f……密閉中間部、5……中空部材集合
体、5a……素子。
断面図、第3図、第4図および第6図は本発明に
用いる採光・断熱壁体の各実施例を示す断面図、
第5図は同実施例の密閉空間部の厚さと熱抵抗と
の関係を示す図、第7図は同実施例に使用される
中空部集合体の斜視図、第8図は温室内の上向き
光量と室外の標準光量との比率を説明する図、第
9図は温室内の温度分布の変化を説明する図、第
10図は本発明の実施例を示す中蓄熱温室の概念
図である。 1,1A……透明体、2,2a,2b……赤外
線反射体、3,3a,3b……透明フイルム、4
a,4f……密閉中間部、5……中空部材集合
体、5a……素子。
Claims (1)
- 1 透明体と赤外線反射体とからなり、植物育成
装置に用いる採光、断熱壁体において、前記赤外
線反射体は可視光線を透過し、前記透明体は前記
赤外線反射体の両側に密閉空間部を形成するよう
に設けられ、前記密閉空間部を形成する前記赤外
線反射体と前記透明体との間は前記密閉空間部内
の空気の対流が生じる距離を有していることを特
徴とする採光、断熱壁体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57163879A JPS5955129A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 採光、断熱壁体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57163879A JPS5955129A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 採光、断熱壁体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5955129A JPS5955129A (ja) | 1984-03-30 |
JPH0329363B2 true JPH0329363B2 (ja) | 1991-04-24 |
Family
ID=15782519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57163879A Granted JPS5955129A (ja) | 1982-09-22 | 1982-09-22 | 採光、断熱壁体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5955129A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0728613B2 (ja) * | 1986-06-26 | 1995-04-05 | 株式会社日立製作所 | 植物育成装置 |
JPS63133924A (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-06 | 日立冷熱株式会社 | 透明断熱壁体 |
JPH0223451U (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-16 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722045A (en) * | 1980-07-15 | 1982-02-04 | Toyo Boseki | Gardening house or gardening tunnel |
-
1982
- 1982-09-22 JP JP57163879A patent/JPS5955129A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5722045A (en) * | 1980-07-15 | 1982-02-04 | Toyo Boseki | Gardening house or gardening tunnel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5955129A (ja) | 1984-03-30 |
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