JPS5919113Y2 - 二重窓装置 - Google Patents
二重窓装置Info
- Publication number
- JPS5919113Y2 JPS5919113Y2 JP18496279U JP18496279U JPS5919113Y2 JP S5919113 Y2 JPS5919113 Y2 JP S5919113Y2 JP 18496279 U JP18496279 U JP 18496279U JP 18496279 U JP18496279 U JP 18496279U JP S5919113 Y2 JPS5919113 Y2 JP S5919113Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- glass window
- rail groove
- coated
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、二重窓装置に関するもので、その要旨は、可
視光線を透過し、赤外線を反射する選択透過膜４をコー
ティングしたコーティングガラス窓１と熱線吸収ガラス
窓２とを同一寸法とし、窓枠３に屋外側レール溝７ａと
室内側レール溝７ｂとを設け、コーティングガラス窓１
と熱線吸収ガラス窓２とを夫々窓枠３の屋外側レール溝
７ａと室内側レール溝７ｂとのいずれか一方に着脱自在
に嵌めてコーティングガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２
とを一組として二重ガラス窓Ａを構成し、コーティング
ガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２とを内外に入れ換えら
れるようにして成る二重窓装置にある。
視光線を透過し、赤外線を反射する選択透過膜４をコー
ティングしたコーティングガラス窓１と熱線吸収ガラス
窓２とを同一寸法とし、窓枠３に屋外側レール溝７ａと
室内側レール溝７ｂとを設け、コーティングガラス窓１
と熱線吸収ガラス窓２とを夫々窓枠３の屋外側レール溝
７ａと室内側レール溝７ｂとのいずれか一方に着脱自在
に嵌めてコーティングガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２
とを一組として二重ガラス窓Ａを構成し、コーティング
ガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２とを内外に入れ換えら
れるようにして成る二重窓装置にある。
従来、この種の窓に使用される一対の透視板は共に窓用
の普通板ガラスが用いられているが、次のような問題点
を有している。
の普通板ガラスが用いられているが、次のような問題点
を有している。
すなわち冬期の日中に日射を取り入れる意味からは窓用
板ガラスは有利ではあるが、夏の冷房剤においては窓用
板ガラスは太陽光に対する吸収率が低い、すなわち透過
率が高い故に窓を通過するエネルギーが多量であり、こ
のため冷房負荷が大きいという問題を有し、また冬期夜
間における放射冷却を有効に阻止できるものではなく、
暖房負荷が大きいという欠点があった。
板ガラスは有利ではあるが、夏の冷房剤においては窓用
板ガラスは太陽光に対する吸収率が低い、すなわち透過
率が高い故に窓を通過するエネルギーが多量であり、こ
のため冷房負荷が大きいという問題を有し、また冬期夜
間における放射冷却を有効に阻止できるものではなく、
暖房負荷が大きいという欠点があった。
本考案は上述の点に鑑み案出したものであってその目的
とするところは、太陽放射及び室内側から屋外側への熱
ロスを制御して冷暖房負荷を軽減することのできる二重
窓装置を提供するにある。
とするところは、太陽放射及び室内側から屋外側への熱
ロスを制御して冷暖房負荷を軽減することのできる二重
窓装置を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に基づき詳述する。
コーティングガラス１ａは、可視光を透過し、赤外線を
反射する選択透過膜４、例えば酸化スズＳｎＯ２や酸化
インジウムＩｎ２Ｏ３の蒸着による薄膜を普通板ガラス
６に付加したものであって、コーティングガラス１ａの
外周にはガラス枠５を配設してコーティングガラス窓１
を形成しである。
反射する選択透過膜４、例えば酸化スズＳｎＯ２や酸化
インジウムＩｎ２Ｏ３の蒸着による薄膜を普通板ガラス
６に付加したものであって、コーティングガラス１ａの
外周にはガラス枠５を配設してコーティングガラス窓１
を形成しである。
普通板ガラス６の吸収率α２は０．４以下、好ましくは
０．１５以下である。
０．１５以下である。
一方熱線吸収ガラス２ａは吸収率α１が０．４以上、好
ましくは０．４〜０．７程度のものであり、熱線吸収ガ
ラス２ａの周囲にはガラス枠５を配設してあって熱線吸
収ガラス窓２を形成してある。
ましくは０．４〜０．７程度のものであり、熱線吸収ガ
ラス２ａの周囲にはガラス枠５を配設してあって熱線吸
収ガラス窓２を形成してある。
次にコーティングガラス１ａと熱線吸収ガラス２ａの透
過率、反射率等の表を描記する。
過率、反射率等の表を描記する。
窓枠３の上框３ａの下面と下框３ｂの上面とには長手方
向にレール溝７を２条１組として凹設してあり、それぞ
れを屋外側レール溝７ａ、７ａ及び室内側レール溝７ｂ
、７ｂとする。
向にレール溝７を２条１組として凹設してあり、それぞ
れを屋外側レール溝７ａ、７ａ及び室内側レール溝７ｂ
、７ｂとする。
しかして夏場にあっては屋外側レール溝７ ａ 、７
ａ内に熱線吸収ガラス窓２，２を摺動自在に配設し、室
内側レール溝７ｂ、７ｂ内にコーティングガラス窓１，
１を摺動自在に配設する。
ａ内に熱線吸収ガラス窓２，２を摺動自在に配設し、室
内側レール溝７ｂ、７ｂ内にコーティングガラス窓１，
１を摺動自在に配設する。
室内側イを冷房する場合は、第２図のようにコーティン
グガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２を一組とし、コーテ
ィングガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２との間に中空層
８を設けて窓を閉じる。
グガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２を一組とし、コーテ
ィングガラス窓１と熱線吸収ガラス窓２との間に中空層
８を設けて窓を閉じる。
この場合の光の挙動状態を第３図に示すと共に冷房時の
流入日射量Ｉｓｉ 、Ｉｓｉ’と冷房負荷削減率θ８を
（１）乃至（３）式で示す。
流入日射量Ｉｓｉ 、Ｉｓｉ’と冷房負荷削減率θ８を
（１）乃至（３）式で示す。
次に冬場にあっては屋外側レール溝７ ａ 、７ ａ内
にコーティングガラス窓１，１を摺動自在に配設し、屋
内側レール溝７ｂ、７ｂ内に熱線吸収ガラス窓２，２を
摺動自在に配設し、夏場に対して屋外側口と室内側イと
を入れ替えて窓を閉じる。
にコーティングガラス窓１，１を摺動自在に配設し、屋
内側レール溝７ｂ、７ｂ内に熱線吸収ガラス窓２，２を
摺動自在に配設し、夏場に対して屋外側口と室内側イと
を入れ替えて窓を閉じる。
この場合の光の挙動状態を第４図に示すと共に暖房時の
流入日射量Ｉｗｉと暖房負荷寄与率θ訛を（４）式で示
す。
流入日射量Ｉｗｉと暖房負荷寄与率θ訛を（４）式で示
す。
このように、本発明にあってはコーティング窓と熱線吸
収ガラス窓とを一組として二重ガラスとしであるので、
防音効果に優れており、しがも可視光線を透過し、赤外
線を反射する選択透過膜をコ−テイングしたコーティン
グガラス窓と熱線吸収ガラス窓とを屋外側と室内側とに
互いに入れ替え自在に窓枠に配設しであるので、夏場に
あっては屋外側に熱線吸収ガラス窓を、室内側にコーテ
ィングガラス窓をそれぞれ配設し、冬場には逆に屋外側
にコーティングガラス窓が、室内側に熱線吸収ガラス窓
が来るように互いに入れ替えることができ、それぞれの
季節において最大の冷房負荷削減率及び暖房負荷寄与率
が得られるようにしてあり、エネルギの省力化を実現し
得るという利点がある。
収ガラス窓とを一組として二重ガラスとしであるので、
防音効果に優れており、しがも可視光線を透過し、赤外
線を反射する選択透過膜をコ−テイングしたコーティン
グガラス窓と熱線吸収ガラス窓とを屋外側と室内側とに
互いに入れ替え自在に窓枠に配設しであるので、夏場に
あっては屋外側に熱線吸収ガラス窓を、室内側にコーテ
ィングガラス窓をそれぞれ配設し、冬場には逆に屋外側
にコーティングガラス窓が、室内側に熱線吸収ガラス窓
が来るように互いに入れ替えることができ、それぞれの
季節において最大の冷房負荷削減率及び暖房負荷寄与率
が得られるようにしてあり、エネルギの省力化を実現し
得るという利点がある。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は同上の二
重窓を閉じた場合の横断面図、第３図は同上の夏期にお
ける二重窓と光の挙動状態を示す説明図、第４図は同上
の冬期における二重窓と光の挙動状態を示す説明図で、
１はコーティングガラス窓、２は熱線吸収ガラス窓、３
は窓枠、７ａは屋外側レール溝、７ｂは室内側レール溝
、Ａは二重ガラス窓、イは屋外、口は室内である。
重窓を閉じた場合の横断面図、第３図は同上の夏期にお
ける二重窓と光の挙動状態を示す説明図、第４図は同上
の冬期における二重窓と光の挙動状態を示す説明図で、
１はコーティングガラス窓、２は熱線吸収ガラス窓、３
は窓枠、７ａは屋外側レール溝、７ｂは室内側レール溝
、Ａは二重ガラス窓、イは屋外、口は室内である。
Claims (1)
- 可視光線を透過し、赤外線を反射する選択透過膜をコー
ティングしたコーティングガラス窓と熱線吸収ガラス窓
とを同一寸法とし、窓枠に屋外側レール溝と室内側レー
ル溝とを設け、コーティングガラス窓と熱線吸収ガラス
窓とを夫々窓枠の屋外側レール溝と室内側レール溝との
いずれか一方に着脱自在に嵌めてコーティングガラス窓
と熱線吸収ガラス窓とを一組として二重ガラス窓を構威
し、コーティングガラス窓と熱線吸収ガラス窓とを内外
に入れ換えられるようにして戊る二重窓装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18496279U JPS5919113Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 二重窓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18496279U JPS5919113Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 二重窓装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56100977U JPS56100977U (ja) | 1981-08-08 |
| JPS5919113Y2 true JPS5919113Y2 (ja) | 1984-06-01 |
Family
ID=29695169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18496279U Expired JPS5919113Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 | 二重窓装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919113Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013204279A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Ａｇｃ−Ｌｉｘｉｌウィンドウテクノロジー株式会社 | 二重窓構造体 |
| JP7118016B2 (ja) * | 2018-03-02 | 2022-08-15 | 大阪瓦斯株式会社 | 放射冷却装置 |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18496279U patent/JPS5919113Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56100977U (ja) | 1981-08-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Ye et al. | The route to a perfect window | |
| US9341015B2 (en) | Energy-efficient film | |
| US4081934A (en) | Seasonably adjustable window | |
| DE2836542A1 (de) | Wandelement mit einem zwischen zwei transparenten scheiben befindlichen sonnenkollektor | |
| CN102650189A (zh) | 保温型遮阳节能装置 | |
| EP0121800A1 (de) | Sonnenkollektor mit einer auf der Aussenseite befestigten Schicht | |
| CN107724935A (zh) | 一种带有百叶帘的低传热窗玻璃 | |
| HUT76589A (en) | Outer wall element for buildings, in particular wainscot panel for the breastwork area of the wall of a building | |
| JPS5919113Y2 (ja) | 二重窓装置 | |
| CN108798378B (zh) | 一种可翻转双向闭合门窗 | |
| CN216517596U (zh) | 一种太阳能光伏中空玻璃 | |
| DE3017179A1 (de) | Waermeschutzelement | |
| JPS6243113Y2 (ja) | ||
| CN210918731U (zh) | 一种带相变材料的双夹层玻璃窗 | |
| CN207598166U (zh) | 一种带有百叶帘的低传热窗玻璃 | |
| EP0922829A2 (en) | Reversible ventilated glazing system | |
| JPS5812857B2 (ja) | トウメイダンネツシ−ト | |
| CN203947975U (zh) | 一种遮阳low-e中空玻璃 | |
| JPH0524791Y2 (ja) | ||
| JPH0331839Y2 (ja) | ||
| FR2438802A1 (fr) | Capteurs solaires pour baies vitrees fixes ou mobiles ainsi que pour pose en survitrage sur huisseries existantes | |
| CN211195205U (zh) | 一种用于中空玻璃的节能膜层结构 | |
| JPH05179868A (ja) | 二重窓 | |
| CN216526593U (zh) | 一种节能保温的温致变色玻璃 | |
| CN221217671U (zh) | 一种建筑隔热膜 |