JPS61138971A - 現像剤濃度の異常検出装置 - Google Patents

現像剤濃度の異常検出装置

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JPS61138971A
JPS61138971A JP26235384A JP26235384A JPS61138971A JP S61138971 A JPS61138971 A JP S61138971A JP 26235384 A JP26235384 A JP 26235384A JP 26235384 A JP26235384 A JP 26235384A JP S61138971 A JPS61138971 A JP S61138971A
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0848Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
    • G03G15/0849Detection or control means for the developer concentration
    • G03G15/0853Detection or control means for the developer concentration the concentration being measured by magnetic means

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、複写機、レーザビームプリンタ等における記
録媒体上の潜像を可視化するための現像装置にかかり、
特に現像剤のトナー濃度を検出し、現像不能等の異常を
判断し警告するための装置に関する。
〈従来技術〉 電子写真複写機、静電記録装置、レーザビームプリンタ
等は記録媒体上に画情報に応じた静電潜像を形成してお
り、この潜像を可視化するために現像装置を備えている
。即ち現像装置は、静電潜像にトナーを選択的に付着さ
せることで可視像化している。この場合、現像装置は例
えば上記トナーとキャリアとからなる2成分系の現像剤
を用いている。
上記2成分系現像剤を使用して、静電潜像を可視像化す
る場合において、上記2成分の濃度っまリキャリアとト
ナーの混合比率が適正でないと、画像濃度が薄く、見づ
らくなるか、あるいは濃過ぎて、カブリが増える等の問
題が発生する。そこで、ある一時期までは、現像装置内
にトナーを供給する供給装置にマニュアル式のトナー供
給量調整装置を付け、これを、ユーザーが、複写濃度の
変化に気付いた時点で調整する様にしていた。ところが
、トナー供給量を加減しても、現像装置内の混合比率が
急速に変化するわけではなく、応答性に問題があった。
また、それゆえ適正濃度に調整することが困難でもあっ
た。さらに、ユーザーが、−々調整のための操作を行う
ということは極めて面倒でもあった。
上記欠点を克服するため、様々な現像濃度自動制御方法
が提案されまた実施されている。この内には、キャリア
とトナーの混合比率に応じて変化する透磁率を検知して
制御するもの、あるいは異なる色に着色されたキャリア
とトナーの、その混合比率に応じて変化する色を検知し
て制御するもの、さらに、一定量のキャリアに対するト
ナー量の変化を体積変化と−で捉えることにより制御す
るもの等がある。
この内、トナー量の変化を体積変化として制御する方法
は、基準値の検知の容易さのため、使用されることが多
い。この方法を第8図により説明すると、現像装置1内
に現像剤2が攪拌ローラ4にて十分攪拌されて入れられ
ており、その高さは、濃度が一定であればほぼ一定とな
る。今、複写を行うごとにより現像剤2中のトナーを消
費するとその分だけ、体積が減り、現像剤表面位置が下
がる。この様に現像剤表面位置が基準位置よりも下がる
と、基準位置に設置されている例えばセラミック振動子
6(検知素子)と現像剤との接触がなくなることにより
、該振動子の振動が開始され、検知信号が制御回路に送
られる。この信号に基づき制御回路よりトナー供給装置
9のトナー供給ローラ8を駆動する駆動モータ(図示せ
ず)が付勢され、トナー供給が開始される。この後、再
び現像剤2の体積が増加し、基準位置にまで上昇すると
、上記振動子6の振動が停止し、トナー7の供給も停止
する。以後これらを繰り返すことにより、現像剤2の濃
度が自動的に制御される。図中3は現像ローラ、5は感
光体である。
この方法では、キャリアとトナーの攪拌が十分に為され
ること及びキャリアの量が常に一定であることを前提と
していることは明らかである。即ち、前者については、
キャリアとトナーとの混合剤はある程度までは攪拌する
に連れてその体積が減少することに起因っており、また
後者については、キャリア量が増減すれば、それと逆方
向にトナー量が増減し、基準濃度を維持できないことに
起因っている。
しかしながら、メンテナンス時の交換用現像剤が十分に
攪拌されて体積変化的に収束しているとは言えず、また
キャリアについても現像時に微量ではあるが感光体へ付
着し、何度もこれを繰り返す内にかなりの量のキャリア
が減少してしまうことから、上記方法は複写枚数の増加
に連れ、カブリを発生するという問題を抱えていた。
これに対し、キャリアとトナーの混合比率に応じて変化
する透磁率を検知して制御するものであれば、キャリア
が減少してもトナーの混合比率を一定にできる利点を有
する。その−例を第9図に示している。第9図において
第8図と同一部分は、同一符号で示している。図におい
て、現像ローラ3は非磁性体からなる円筒状のスリーブ
10内にN1極を主極とし多数極からなる磁石11を設
けており、該磁石11の主極が感光体5と対向する現像
領域に位置するように固定され、スリーブ10が矢印方
向へ回転される。これにより、スリーブ10上に付着す
る現像剤2は、現像領域へと搬送され、N1極と対向す
ること云ブラシ状に穂立ち感光体5表面を摺擦し、トナ
ーを¥IP電潜像に付着させている。上記現像剤2は現
像領域へ搬送される途中で、スリーブ10への付着量が
ドクター12にて一定量に規制される。
上述の様な構成のものにおいて、トナー濃度を検出する
ためのセンサー13は現像終了後の特にN2極と対向す
る位置に配置されている。つまりスリーブ10の回転に
より現像後の現像剤2は、N2極と対向することでブラ
シ状に穂立ち、センサー13の検出面に摺接する様に流
れる。これにより、現像剤2の透磁率を検出し、トナー
供給装置9のトナー供給ローラ8の駆動を制御すること
で、トナー濃度を一定に保っている。これであれば、現
像剤2のキャリアが減少しても、現像剤の体積変化に関
係なくトナーの混合状態にて変化する透磁率を検出して
いるため、常にトナー濃度を一定に制御できることにな
る。
以上の様に、第8図及び第9図に示すトナー濃度を検出
し制御するものにおいて、トナー供給装置9内のトナー
7がなくなれば、センサー6又は13がトナー供給のた
めの検出を行っても、トナー7が補給されなくなる。し
かし、トナーが補給きれなくとも、全現在のトナー濃度
でも十分な濃度の現像が行うことができる。つまり、セ
ンサー6又は13は、現像濃度が十分でないトナー濃度
を検出し、これによりトナー補給させたのでは、上記検
出時よりトナー補給を行い十分なトナー濃度に達するま
での間、現像不良が生じる。そのためにもセンサー6又
は13は、現像不良が生じる以前のトナー濃度を検出し
ている。従って1センサー6又は13の検出に基くトナ
ー補給がなされなくとも、それ以後も十分な画像濃度の
コピーを得ることができる。
そこで、従来ではトナー補給されない状態でトナー無を
示す警告を行うと共に複写機を作動不能か にする分、あるいはセンサー6又は13の検知後、数十
枚の決められたコピーを行った後に警告と共に複写動作
を停止させることが特公昭59−24420号公報等に
明記されている。
ところが、トナーの消費量は、複写原稿の画像及び大き
さに応じて比例するものであって、単純にコピ一枚数に
比例するものではない。即ち、複写原稿が写真等のもの
であれば、文字原稿に比ベトナー消費量が多い。そのた
め、単にコピ一枚数をカウントし、このカウント内容が
決められた枚数になれば、複写原稿によってはトナー消
費が多くなり、現像剤のキャリアが記録媒体、の感光体
側に付着する等のキャリア上りが生じる。また、トナー
消費が非常に少なく、また十分な画像濃度を得ることが
できるのに、複写動作の途中で停止するといった不都合
が生じている。
特にキャリア上がりが生じれば、感光体及びその他のプ
ロセスにおけるダメージ等が大きく、キャリア上がりを
極力防止することが望まれる。そのため、センサー6又
は】3の検出時より、相当の余裕をもってコピ一枚数を
設定すればよい。しかし、これであれば、センサー6又
は13の検知時点においてトナー供給がなれない時にト
ナー無を警告し複写機の動作を停止きせるものと実質的
に同一となる。
〈目 的〉 本発明は例えば現像剤の透磁率を検出することで、トナ
ー濃度を制御するものであって(トナー濃度を一定に保
つことを第1の目的としており、特に透磁率の検出出力
を安定化することを目的とする。
また本発明は、現像剤のトナー濃度を検出するセンサー
にて、キャリア上がりが生じないトナー濃度領域を検出
し、キャリア上がり等を防止する装置を提供するもので
ある。
〈実施例〉 第1図は本発明による現像剤の濃度制御装置の一興体例
を示す現像装置部分の断面図である。図において第9図
と同一部分は同一符号を付している。これは、トナー濃
度変化を透磁率の変化として検出するもので、基準とな
るトナー濃度の透磁率と、トナー濃度低下時の透磁率と
の比較を行いトナー補給を行う。図において、5はドラ
ム状の感光体、15は感光体に形成された静電潜像を現
像する現像装置である。現像装置15は現像槽19内に
円筒状の非磁性体スリーブ10と該スリーブ内に設けら
れ奇数極からなる磁石]1とからなる現像ローラ3を設
けている。スリーブ10は図中時計方向に回転駆動され
、磁石11は特にN1極(主極)が感光体5の現像位置
に対向すべく固定きれている。そのためスリーブスθ上
には磁石11の磁力により現像剤2が吸着され、この現
像剤2はスリーブIOの回転に従って感光体5と対向す
る現像位置へと搬送され、この搬送後に現像槽19に戻
され攪拌ローラ4にて攪拌される。スリーブ10上に吸
着された現像剤2は感光体5と対向する位置に搬送され
る途中で、ドクター12にて付着量が一定量に規制され
る。ドクター12はスリーブ】0よりXの間隔を隔てる
様に現像槽19の側板にビス止めされている。
上述の様に構成された現像装置において、現像剤2のト
ナー濃度を検出するためのセンサー2゜は、磁石11の
N2極と対向する様に配置されている。このセンサー2
0は現像槽19の上蓋18に取付けられており、磁石1
1のN2極の中心にセンサー20の中心が一致するよう
に、スリーブ10から和尚の距離を隔てて取付けられて
いる。
そして、センサー20の現像剤の搬送方向の下流側には
、現像剤の流れを規制する邪魔板17を設けている。こ
の邪魔板17は、一端が上蓋18に固定されており、セ
ンサー2oを接するようにして流れてくる一部の現像剤
2を搬送を抑制している。特に邪魔板17は、センサー
2oと対向する部分にのみ設けられており、この邪魔板
17を設けていない部分は、現像剤がそのまま撹拌ロー
ラ4へと搬送される。
第1図に示す様に構成することで、スリーブ10にて搬
送される現像剤は感光体5と対向する現像領域を通過後
、センサー20を通過することで、現像剤のトナー濃度
、つまり透磁率が検出される。
検出された透磁率が基準のトナー濃度のものより大きく
なっておれば、トナー7がトナー供給ローラ8の回転に
より現像槽19内に供給される。
ここで、センサー20を現像剤が通過する際、センサー
20の後方に対向して設けられた邪魔板17の作用にて
一部の流れが規制され、センサー20の進入側に現像剤
の溜りができる。つまり、邪魔板17を設けることで、
センサー20を流れ    ′る現像剤の量が規制され
、センサー20部分を流れる現像剤が一定量に保たれる
。この時、センサー20への進入側には、現像剤の溜り
が形成され、センサー20の周囲が現像剤で満すように
囲われる。そのため、トナー濃度を検出するための不安
定要素である第9図に示す空間14が排除され、安定し
た濃度検出が可能となり、外部磁界等の影響を受けなく
なった。
第2図は第1図に示す様に配置されたセンサー20の出
力に基くトナー濃度制御及び警告制御の一例を示すブロ
ック図である。図に示す様にセンサー20は、フェライ
トコア21に基準信号を加えるフィルし】、現像剤2の
透磁率を検出するためのフィルL2及び基準調整のため
のフィルL3を巻付けており、特にコイルL2側を検出
する現像剤2と対向させ、現像剤2とフェライトコア2
1とで閉磁路を構成している。またコイルし3側にはフ
ェライトコア2】ともう一つの閉磁路を構成するネジ状
に基準調整コア22が設けられており、該コア22にて
フィルL3に通る磁束を調整する。
コイルL2及びコイルL3は逆向きに巻付けられており
、一端が共通接続されている。そして、フィルL3の他
端は接地され、フィルL2の他端は位相検波器23の一
方の端子に接続されている。
上記コイルL1には基準信号を出力する発振器24が接
続されており、基準信号が供給されている。発振器24
の基準信号の反転信号は上記位相検波器23の他の端子
に供給されている。位相検波器23は両信号の位相差に
応じた方形波(パルス)状の信号として出力し、この出
力信号は平滑回路25に供給される。つまり現像剤2の
トナー濃度が低下すれば、透磁率が大きくなり、これに
比例してフィルL2の誘起される電圧も大きく且つ位相
もずれる。そして、はとんど変化しないフィルL3の誘
起電圧と上記コイルL2との電圧との合成信号が位置検
波器23に供給されることで、基準の信号との位相関係
が比較され、出力信号のパルス幅が大きくなる。従って
、平滑回路25てはパルス幅が広いことから高い電圧と
して次の電圧比較器26に供給する。そのため、電圧比
較器26は信号(”H”)を出力する。これにより、出
力部27にてトナー供給ローラ8を回転させるモータ等
を駆動することになる。
上記電圧比較器26より信号゛H”が出力される時のト
ナー濃度は、トナー供給装置9よりトナ−7を装置15
へ補給するためのものであって、特にこの状態であって
も現像濃度が十分であるレベルに設定される。そのため
、基準トナー濃度の現像剤2を現像槽19内に収容した
時の平滑回路25からの出力が、電圧比較器26の基準
電圧より低く且つ複写を行いトナーを補給する様なトナ
ー濃度レベルまで低下すれば高くなるように、センサー
20の基準調整コア22を調整している。
そこで、トナー濃度が低下すれば、比較器26の基準電
圧より大きくなるような信号(パルス幅)が位相検波器
23より出力され、トナー供給が基準トナー濃度に達す
るまで制御される。
第3図はセンサー20による現像剤2の透磁率(ρ)の
変化に対する出力量の変化を示すものである。
図において、現像剤2の透磁率が低下する、つまりトナ
ー濃度が高ければセンサー20に基<出力が低下し、透
磁率が高くなる、つまりトナー濃度が低くなればセンサ
ー20に基く出力が低下する。
そこで、現像剤2の透磁率ρ1は、トナー7を補給する
ため予め決められた値であって、この時の平滑回路25
を介して得られる出力電圧が、比較器26の基準電圧■
】より高くなる様に、調整コア22にて調整されている
。そして、透磁率ρ2は例えば上記ρ1より高く、これ
以上高くなれば現像不良特に現像濃度が低下しキャリア
上りが生じる手前の値である。即ち、現像剤2が基準ト
ナー濃度より低下し、透磁率がρ1以上になっても、ト
ナー供給がなされず(トナー供給装置9のトナー等がな
くなった場合、あるいはトナー供給系に故障が生じた場
合等)、複写が継続すれば透磁がρ2になる。このρ2
以上に透磁率が高くなれば、キャリア上がり等が生じる
本発明では、第3図に示す様に透磁率がρ1以上になり
、トナー7が供給されない場合、複写を継続することで
透磁率がρ2になれば、これを検出し警告信号を出力し
、これにより複写機の動作を停止させている。透磁率が
ρ2になるのを検出するために、第2図に示す様に、今
一つの第2の電圧比較器28を備えている。この電圧比
較器28は、センサー20からの検出信号である平滑回
路25からの信号を入力し、第2の基準電圧と比較を行
う。ここで、現像剤2の透磁率ρ2に対応するセンサー
20に基く出力が■2であれば、第2の基準電圧を■2
あるいはそれより少し低い電圧に設定している。従って
、第2の電圧比較器28はセンサー20に基く出力が7
2以上(あるいは等しい)になれば、H″なる信号を出
力し、これを出力部29にて警告表示を行うと共に複写
機を停止させる。
第4図は第2図の詳細を示す回路構成図である。
図において、電源電圧vDは、抵抗R1を介してツェナ
ーダイオードZDI及びコンデンサC1からなる定電圧
回路30に供給され、一定電圧として発振器24を構成
する排他的論理和回路EXIの一方の入力端子に供給さ
れている。回路EXIの発振出力はセンサー20のフィ
ルLlに及びコンデンサC3に供給されている。コイル
上1他の端子は抵抗R2及びコンデンサC2との接続部
に接続されており、抵抗R2を介して回路EXIの出力
と逆位相の発振出力信号が回路EXIのもう一方の入力
端子に供給されると共に一後述する位相検波器28の排
他的論理和回路EX8の一方の入力端子に供給されてい
る。発振器24の発振周波数はコンデンサC2,C3等
にて決められる。
センサー20の検出用フィルL2と基準トナー濃度調整
フィルL3との合成誘起電圧は、コンデンサC5を介し
て直流分がカットされて増幅用トランジスタQ】のベー
ス端子に供給されている。
トランジスタQ1のコレクタは、抵抗R3を介して定電
圧が供給され、エミッタは接地されている。
トランジスタQ1の増幅されたコレクタ出力は、波形整
形にかかる排他的論理和回路EX2を介して上述した位
相検出のための排他的論理和回路EX8の他の端子に供
給されている。つまり、回路EX8は、基準信号と透磁
率変化による検出信号との位相差に応じた幅のパルス信
号を出力する。
このパルス信号は次に抵抗R5及びコンデンサC6’か
らなる平滑回路25にて、パルス幅に応じた信号(電圧
)に変換され、電圧比較回路26であるコンパレータ3
1の正汗)の入力端子に被検出信号として加えられてい
る。
上記フンパレータ31は、負←)の入力端子に第3図で
示した現像剤2の透磁率ρ1に対応する電圧■1が基準
電圧として供給されている。そのため、フンパレータ3
1の正の入力端子側に供給されるセンサー20による被
検出信号が基準電圧v1より大きく(又は等しく)なれ
ば、コンパレータ31はその出力信号がH′となる。そ
のため、フンパレータ3】の正の入力端子に加えられる
被検出信号値は、現像剤が基準トナー濃度時に基準電圧
■1以下(又は等しい)の値になるように基準調整コア
22を調整していることは先に説明した通りである。従
って、トナー濃度が低下すれば透磁率の変化(増加)に
より検出信号の位相が基準時の位相より大きくずれ、排
他的論理和回路EX3よりパルス幅の広い信号が出力さ
れる。そして、平滑回路25は基準時の値v1より高い
電圧値に変換して、コンパレータ31の正の入力端子に
加える。これによりコンパレータ3】よりH”信号が出
力される。この信号(“Hすは、出力部27の抵抗R7
を介してトランジスタQ2のベース端子に供給され、ト
ランジスタQ2を導通常状にする。トランジスタQ2は
導通することで例えばトナー供給ローラ8を回転させる
ためのモータを駆動する。
一方、モータ等の回転により、トナー供給ローラ8が回
転され、トナー7が現像装置15に供給されることにな
る。そして、トナー濃度が増加し、現像剤2の透磁率が
ρ1より小さくなり、コン/ぐレータ31の正の入力端
子に加えられる信号が基準電圧v1より低くなれば、ト
ナー7の補給が停止される。ここで、フンパレータ31
の出力が”H″となり、トナー供給のための信号が出力
されても、トナー供給装置9内のトナーが無くなった場
合、あるいはトナー供給ローラ8が何等かの原因で回転
されない場合においては、複写が継続されればトナー濃
度が更に低下する。この様な場合、現像濃度が直ちに低
下しコピー不良が生じることはない。即ち、トナー濃度
が第3図で示す透磁率ρ1〜ρ2までの間に十分にコピ
ーが可能で他に問題は生じない。
上述の様に現像剤2のトナー濃度を適正濃度で制御でき
なくなれば、センサー20に基く出力は更に上昇し、平
滑回路25の出力は■1より更に高くなる。この出力は
更に第2の比較器28であるコンパレータ32の正←)
の入力端子に加えられている。コンパレータ32の負←
)の入力端子には、第3図で示す現像剤2の透磁率ρ2
に対応する電圧■2を基準電圧として供給されている。
そのため、フンパレータ32の正の入力端子に供給され
るセンサー20に基く被検出信号が、基準電圧■2と等
しくなれば、現像剤2による現像がこれ以上続けること
ができないとして、フンパレータ32の出力が“H”と
なる。この出力1H″により出力部29のトランジスタ
Q3が導通(ゝコレクタ出力“L”)し、警告表示を駆
動し且つ複写機の動作を停止させる。上記警告表示は、
ランプ等を点滅駆動させるか、あるいは、音等により外
部出力してもよい。従って、現像剤2のトナー濃度が例
えばρ】からρ2に達するまでの間、コピ一枚数カウン
トを行うことなく通常のコピーがなされ、現像不良又は
キャリア上がりが生じる以前に確実にその状態を検出し
、その状態を表示することができる。
以上は、トナー濃度変化に基く、透磁率を検出しトナー
補給を行いトナー濃度を一定に保つための制御回路の一
例であるが、これは単なる一例であって本発明は第4図
に示す様な回路に限定されるものではない。つまり、第
4図は透磁率を位相検出により行っているが、透磁率の
変化を、直接電圧変化として検出するようにしても良い
第5図はこの発明の実施例である現像剤濃度制御による
異常警告装置を備える複写機の要部構造図である。感光
体ドラム5の周囲に帯電器、露光レンズ、現像装置15
、転写器等が配設され、現像装置15にはトナー濃度を
検知するセンサー20及びトナー供給装置9が取りつけ
られている。
第6図は上記複写機の制御系のブロック図である。マイ
クロコンピュータ40にはバッテリ41でバックアップ
されたメモリ42、トナー濃度検知センサー20に基く
トナー濃度制御部43(第4図に示す回路)、トナー供
給装置9、警告表示H置44、後述するカウンタのリセ
ットスイッチ45が接続されている。トナー濃度検知セ
ンサー20に基く制御部43は現像装置内のトナー濃度
の濃度が基準値以上であればH″を出力(出力部27の
トランジスタQ2の出力)シ、基準値よりも低くなれば
L′を出力する。リセットスイッチ45は保守係員の点
検時に手動操作でマイクロコンピュータ40をリセット
するためのスイッチである。
第7図は上記マイクロコンピュータの制御動作を示すフ
ローチャートである。
ステップnl(以下、ステップn1を単にniと呼ぶ。
)ではトナー濃度を検出するセンサー20に基くトナー
濃度異常検出信号S2が“H”か否かがチェックされる
。この異常信号S2は第4図に示す様にフンパレータ3
2の出力を、トランジスタQ3を介して得られる出力で
あって、現像剤2のトナー濃度を示す透磁率ρ2以上に
なれば、S2はL″となる。従って、S2が”H″であ
ればn2に進み、S2が6L”になれば、異常と判断さ
れ直ちにnllに進む。
n2でハ定着器の予熱等のウオームアツプ(JOB+ 
)を行い、n3では表示動作等のスタンバイ動作(JO
B2)を行い、プリントキーが押されるまでスタンバイ
する。このときトナー供給装置9の補給動作はオフされ
ている。n4ではプリントキーが押されると、n5に進
む。n5〜n9は複写工程の動作である。n5では感光
体ドラムの回転、チャージャへの給電等の複写動作(’
JOB3)を行い、n6ではトナー濃度検知センサー3
のレベルをチェックする。n6においてチェックしたレ
ベルが1H″即ち第4図のコンパレータ31によるトラ
ンジスタQ2の出力S1が“H”ならば現像装置内のト
ナー濃度は基準値以上であると判断してnlに進み、“
L”ならば現像装置内のトナー濃度は基準値よりも低い
と判断してn8に進む。
nlではトナー供給装置9をオフして現像装置へのトナ
ー供給を停止し、一方n8ではトナー供給装置9をオン
し供給ローラ8を回転させて現像装置へのトナー供給を
行う。そしてn9で複写が終了したことを判断するまで
、n5以下の上述した動作を繰り返す。
n9で複写の終了を判断すると、010以下に進む。n
10ではnlと同様にトナー濃度異常を示する検出信号
S2がH”か否かがチェックされる。この検出信号S2
がL″であればトナー濃度が異常であるとして、nil
に移る。そしてS2がH″であれば正常であると判断さ
れ、n8のスタンバイに戻る。上記nllがこの発明の
警告手段に対応する。nIIでは複写機の外面に設置さ
れた警告表示装置をオンするとともに複写機の動作を停
止する。この状態で保守係員が点検ののちリセットスイ
ッチ45を押してnゝ11の状態を解除すれば、異常状
態を記憶した領域をクリアしてnlに戻る。
以上の構成の現像剤濃度異常の警告装置を複写機に用い
れば、トナー濃度検知センサー20や濃度制御部の異常
によって、現像装置内のトナーの濃度が基準値以下に低
下しても、トナーが補給されない場合に生じる複写画像
の低下、キャリア上がりとそれに伴う複写機への悪影響
を防止し、現像剤濃度自動制御装置の異常を利用者等に
警告することができる。
〈効 果〉 本発明の現像剤濃度の異常検出装置によれば、現像剤の
濃度を透磁率変化として検出すると共に、このための検
出センサーにてトナー供給のための制御及び現像剤の異
常となる濃度を検出し、この検出により警告表示を行う
ものであるから、トナー供給状態から現像剤の異常状態
までの間、一定紋数のコピーを行うものでなく、キャリ
ア上がり、複写機への悪影響を事前に防止できる。
また、センサーとしては透磁率を検出するものであるか
ら、従来のレベルセンサーの様に複数個のセンサーを必
要とせず、1個のセンサーで十分に対応できる。
特に従来では決められた枚数のコピー終了するまで警告
を行うことがないので、決められたコピ−の枚数が終了
してもまだトナー濃度がコピー不能状態になっていなく
とも、コピー動作が停止し、コピー動作中に停止するこ
ともあるが、本発明でほこの様な場合でもコピー動作を
継続でき、従来の不都合を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による現像剤の濃度制御にかかる現像部
の断面図、第2図は本発明にかかる現像剤の濃度制御回
路の一例を示すブロック図、第3図はトナー濃度に基く
センサー20の出力状態を示す特性図、第4図は第2図
の詳細を示す回路図、第5図は本発明の濃度制御による
異常警告装置を備えてなる複写機の要部構造図、第6図
は上記複写機の制御系のブロック図、第7図は第6図の
制御手順を示すフローチャート、第8図は従来の体積変
化による現像剤の濃度制御にかかる現像部の断面図、第
9図は従来の透磁率変化による現像剤の濃度制御にかか
る現像部の断面図である。 pT2:現像剤  3:現像ローラ  5:感光体・j
i 8V1トナー供給ローラ  9:トナー供給装置19:
現像槽  20:センサー  23二位相検波器  2
4:基準信号光S器  26:比較器  27:出力部
  28:異常比較器29:異常出力部 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)第1図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録媒体上に形成された潜像を可視化するため現像
    手段を有してなる装置において、上記現像手段のトナー
    及びキャリアからなる現像剤の濃度を検出するために現
    像剤の透磁率を検出するセンサーと、該センサーの第1
    の検出透磁率によりトナー供給を行うトナー供給手段と
    、上記第1の検出透磁率より高い第2の検出透磁率によ
    り異常状態として警告を行う手段とを備えたことを特徴
    とする現像剤濃度の異常検出装置。 2、第1の検出透磁率は現像可能な値に設定したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の現像剤濃度の異
    常検出装置。 3、第2の検出透磁率は現像不良なる以前に設定したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    現像剤濃度の異常検出装置。 4、警告を行う手段は装置本体の動作を停止させる手段
    を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の現
    像剤濃度の異常検出装置。
JP26235384A 1984-12-11 1984-12-11 現像剤濃度の異常検出装置 Granted JPS61138971A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938730A (ja) * 1972-08-24 1974-04-11
JPS5448560A (en) * 1976-12-21 1979-04-17 Fujitsu Ltd Printing concentration control system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938730A (ja) * 1972-08-24 1974-04-11
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