JPS61138108A - ロ−ルプロフイ−ル測定方法および装置 - Google Patents
ロ−ルプロフイ−ル測定方法および装置Info
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- JPS61138108A JPS61138108A JP26008784A JP26008784A JPS61138108A JP S61138108 A JPS61138108 A JP S61138108A JP 26008784 A JP26008784 A JP 26008784A JP 26008784 A JP26008784 A JP 26008784A JP S61138108 A JPS61138108 A JP S61138108A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B17/00—Measuring arrangements characterised by the use of infrasonic, sonic or ultrasonic vibrations
- G01B17/06—Measuring arrangements characterised by the use of infrasonic, sonic or ultrasonic vibrations for measuring contours or curvatures
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B38/00—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product
- B21B38/12—Methods or devices for measuring, detecting or monitoring specially adapted for metal-rolling mills, e.g. position detection, inspection of the product for measuring roll camber
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、金属材料の圧延工程等に用いられるロールプ
ロフィール測定方法および装置に関する。
ロフィール測定方法および装置に関する。
[従来の技術〕
従来、鉄鋼等の圧延工程等において、ロール形状′5・
□を測定する方法としては、ロール軸方向に平行となる
ようにロール表面に沿って架台を配置し、該′架台に1
つないし複数の距離計を取付け、距離計とロール表面と
の距離を測定して、ロールのプロフィールを求めようと
する方法が知られている。距離計としては、特開昭58
−92807で述べられているような差動トランス式、
渦流式、容量式、特開昭58−52450で述べられて
いるようなウォータマイクロ式等が用いられている。
□を測定する方法としては、ロール軸方向に平行となる
ようにロール表面に沿って架台を配置し、該′架台に1
つないし複数の距離計を取付け、距離計とロール表面と
の距離を測定して、ロールのプロフィールを求めようと
する方法が知られている。距離計としては、特開昭58
−92807で述べられているような差動トランス式、
渦流式、容量式、特開昭58−52450で述べられて
いるようなウォータマイクロ式等が用いられている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、ミルハウジングにロールを組込んだまま
、オンラインでロール形状を必要測定精度の10ルで測
定しようとする場合には、上記各距離計によるロールプ
ロフィール測定方法には種々の問題を生ずる。即ち、差
動トランス等の接触式センサーは、ロール高速回転及び
振動に対する追従性、接触部の摩耗の問題がある。ウォ
ータマイクロ式では高圧ロールクーラントの存在に基づ
く圧力変動が測定精度に問題を与え、また。
、オンラインでロール形状を必要測定精度の10ルで測
定しようとする場合には、上記各距離計によるロールプ
ロフィール測定方法には種々の問題を生ずる。即ち、差
動トランス等の接触式センサーは、ロール高速回転及び
振動に対する追従性、接触部の摩耗の問題がある。ウォ
ータマイクロ式では高圧ロールクーラントの存在に基づ
く圧力変動が測定精度に問題を与え、また。
ロールの高速回転に対する追従性等に問題がある。また
、渦流式では、熱間″圧延等でロール表面に黒皮が生成
する場合、測定精度に問題がある。
、渦流式では、熱間″圧延等でロール表面に黒皮が生成
する場合、測定精度に問題がある。
また、ロールプロフィールのオンライン測定では、上記
のような距離計の問題以外に、測定の基準となる架台の
寸法精度、特にその真直度を強振動かつ高温下で変形さ
せることなく高精度に保つ必要があり、その実現は極め
て困難である。この点に関しては、特開昭58−928
07 、特開昭58−92808に見られるような方法
が提案されているが、これらの方法はレーザ光を使うた
め光路のための空間を確保する必要があること、光軸が
強振動、高温下で変化しないように、光源、ミラー等に
対策を構する必要があり、また装置のコンパクト化が困
難でミルハウジング内の狭い場所に用いるには困難があ
る。すなわち、このような諸問題が存在するため、オン
ラインでのロールプロフィール測定技術はまだ確立され
ていないのが現状である。
のような距離計の問題以外に、測定の基準となる架台の
寸法精度、特にその真直度を強振動かつ高温下で変形さ
せることなく高精度に保つ必要があり、その実現は極め
て困難である。この点に関しては、特開昭58−928
07 、特開昭58−92808に見られるような方法
が提案されているが、これらの方法はレーザ光を使うた
め光路のための空間を確保する必要があること、光軸が
強振動、高温下で変化しないように、光源、ミラー等に
対策を構する必要があり、また装置のコンパクト化が困
難でミルハウジング内の狭い場所に用いるには困難があ
る。すなわち、このような諸問題が存在するため、オン
ラインでのロールプロフィール測定技術はまだ確立され
ていないのが現状である。
本発明は、オンラインにおいて、ロールプロフィールを
高精度に測定可能とすることを目的する。
高精度に測定可能とすることを目的する。
[問題点を解決するための手段]
本発明の第1に係るロールプロフィール測定方法は、基
準架台の基準面におけるロール軸に平行な方向に沿う複
数位置に固定された水柱構造の各宅超音波距離計によっ
て、ロール表面までの距離を測定するとともに、各主超
音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方向に関し
て相対変位することのない状態に係合された水柱構造の
各副超音波距離計によって、基準架台のロール軸に平行
な方向に沿って張り設けられている基準ワイヤまでの距
離を測定し、各副超音波距離計の距離出力とロール軸方
向位置との対応関係から基準架台の変位に基づく基準面
の位置を補正する状態下で、各主超音波距離計の距離出
力とロール軸方向位置との対応関係から基準面とロール
表面とのロール軸方向における距離変化分布を測定する
ようにしたものである。
準架台の基準面におけるロール軸に平行な方向に沿う複
数位置に固定された水柱構造の各宅超音波距離計によっ
て、ロール表面までの距離を測定するとともに、各主超
音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方向に関し
て相対変位することのない状態に係合された水柱構造の
各副超音波距離計によって、基準架台のロール軸に平行
な方向に沿って張り設けられている基準ワイヤまでの距
離を測定し、各副超音波距離計の距離出力とロール軸方
向位置との対応関係から基準架台の変位に基づく基準面
の位置を補正する状態下で、各主超音波距離計の距離出
力とロール軸方向位置との対応関係から基準面とロール
表面とのロール軸方向における距離変化分布を測定する
ようにしたものである。
また、本発明のm2に係るロールプロフィール測定装置
は、ロール軸に平行な基準面を備える基準架台と、基準
架台のロール軸に平行な方向に沿って張り設けられる基
準ワイヤと、基準架台の基準面におけるロール軸に平行
な方向に沿う複数位置に固定され、それぞれロール表面
までの距離を測定する水柱構造の各主超音波距離計と、
各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方向
に関して相対変位することのなし1状態に結合され、そ
れぞれ基準ワイヤまでの距離を測定する水柱構造の各副
超音波距離計と、上記各超音波距離計の距離出力を走査
するスキャナと、スキャナによって走査された各超音波
距離計の距離出力を得て、各副超音波距離計の距離出力
とロール軸方向位置との対応関係から基準架台の変位に
基づく基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波距
離計の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から井
僧面とロール表面とのロール軸方向における距離変化分
布を演算する演算装置と、演算装置の演算結果をロール
プロフィールとして表示する表示装置とを有してなるよ
うにしたものである。
は、ロール軸に平行な基準面を備える基準架台と、基準
架台のロール軸に平行な方向に沿って張り設けられる基
準ワイヤと、基準架台の基準面におけるロール軸に平行
な方向に沿う複数位置に固定され、それぞれロール表面
までの距離を測定する水柱構造の各主超音波距離計と、
各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方向
に関して相対変位することのなし1状態に結合され、そ
れぞれ基準ワイヤまでの距離を測定する水柱構造の各副
超音波距離計と、上記各超音波距離計の距離出力を走査
するスキャナと、スキャナによって走査された各超音波
距離計の距離出力を得て、各副超音波距離計の距離出力
とロール軸方向位置との対応関係から基準架台の変位に
基づく基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波距
離計の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から井
僧面とロール表面とのロール軸方向における距離変化分
布を演算する演算装置と、演算装置の演算結果をロール
プロフィールとして表示する表示装置とを有してなるよ
うにしたものである。
[作 用]
本発明によれば、水柱構造の超音波距離計を用いること
により、悪環境下にあるロールプロフィールを無接触か
つ高い追従性の下で高精度に測定可能である。また、コ
ンパクトな構成により、距離計が設置される架台の変形
に基づく測定誤差を補正することが可能となる。したが
って、本発明によれば、オンラインにおいて、ロールプ
ロフィールを高精度にiJ4定することが可能となる。
により、悪環境下にあるロールプロフィールを無接触か
つ高い追従性の下で高精度に測定可能である。また、コ
ンパクトな構成により、距離計が設置される架台の変形
に基づく測定誤差を補正することが可能となる。したが
って、本発明によれば、オンラインにおいて、ロールプ
ロフィールを高精度にiJ4定することが可能となる。
〔実施例]
第1図は本発明の一実施例に係るロールプロフィール測
定装置lOを示す測定系統図、第2図は第1図の要部を
拡大して示す模式図である。
定装置lOを示す測定系統図、第2図は第1図の要部を
拡大して示す模式図である。
第1図に″おいて、ロール11は左右一対のロールチョ
ック12に支持されている0両ロールチョンクI2には
、基準架台13の両端部が固定されている。基準架台1
3は、ロール11に対向する部分にロール軸に平行な基
準面14を備えている。なお、基準架台13は、鋼管等
の中空体からなり、ロール軸に平行な方向に延びる水充
填室15を備えている。
ック12に支持されている0両ロールチョンクI2には
、基準架台13の両端部が固定されている。基準架台1
3は、ロール11に対向する部分にロール軸に平行な基
準面14を備えている。なお、基準架台13は、鋼管等
の中空体からなり、ロール軸に平行な方向に延びる水充
填室15を備えている。
基準架台13の両端部には、基準ワイヤ16の両端部が
結合され、基準ワイヤ16は、水充填室15の内部にお
いて、ロール軸に平行な方向に沿って張り設けられてい
る。基準ワイヤ16の一端は、バネ17を介して基準架
台13の一端部に結合され、これにより、基準ワイヤ1
6を一定の張力で真直状に張り設けることを可能として
いる。なお、基準ワイヤ16の張力は、大きい程その真
直度の保持状態が良いが、現実的には1例えば直径1
mmのピアノ線では30〜40Kgが適当であり、この
場合に、実験によれば、張力が10%変化してもその真
直度の変化は51411/m以内である。
結合され、基準ワイヤ16は、水充填室15の内部にお
いて、ロール軸に平行な方向に沿って張り設けられてい
る。基準ワイヤ16の一端は、バネ17を介して基準架
台13の一端部に結合され、これにより、基準ワイヤ1
6を一定の張力で真直状に張り設けることを可能として
いる。なお、基準ワイヤ16の張力は、大きい程その真
直度の保持状態が良いが、現実的には1例えば直径1
mmのピアノ線では30〜40Kgが適当であり、この
場合に、実験によれば、張力が10%変化してもその真
直度の変化は51411/m以内である。
基準架台13の基準面14には、そのロール軸に平行に
沿う複数位置に複数の水柱構造の主超音波距離計18(
18A〜18E)が固定されている、各主超音波距離計
18は、基準面14からロール11の表面までの距離を
測定可能としている。19(19A〜19E)は、主超
音波距離計18の距離検出回路である。
沿う複数位置に複数の水柱構造の主超音波距離計18(
18A〜18E)が固定されている、各主超音波距離計
18は、基準面14からロール11の表面までの距離を
測定可能としている。19(19A〜19E)は、主超
音波距離計18の距離検出回路である。
基準架台13の水充填室15内に位置する各主超音波距
離計L8の背面側には各副超音波距離計20(20A〜
20E)が固定されている。各副超音波距離計20は、
各主超音波距離計18のそれぞれとロール軸に直交する
方向に関して相対変位することない状態下で、基準面1
4から基準ワイヤ16までの距離を測定可能としている
。21(21A〜21E)は、副超音波距離計20の距
離検出回路である。ここで、基準ワイヤ16は基準面1
4が基準架台13の変形によって曲り等の変位を生じて
も一定の真直度を保つので、各副超音波距離計20の距
離出力によって基準面14の真直度を補正することが可
能となる。
離計L8の背面側には各副超音波距離計20(20A〜
20E)が固定されている。各副超音波距離計20は、
各主超音波距離計18のそれぞれとロール軸に直交する
方向に関して相対変位することない状態下で、基準面1
4から基準ワイヤ16までの距離を測定可能としている
。21(21A〜21E)は、副超音波距離計20の距
離検出回路である。ここで、基準ワイヤ16は基準面1
4が基準架台13の変形によって曲り等の変位を生じて
も一定の真直度を保つので、各副超音波距離計20の距
離出力によって基準面14の真直度を補正することが可
能となる。
上記基準架台13の水充填室15には、水供給部22内
の水がポンプ23.流量計24を介して圧送可能とされ
、この水は、各主超音波距離計18の送信、受信する超
音波を伝播可能とする水ジェツトを形成可能とするとと
もに、各副超音波距離計20の送信、受信する超音波を
伝播可能としている。なお、この水は、基準架台13の
冷却、基準ワイヤ16の振動減衰にも寄与する。
の水がポンプ23.流量計24を介して圧送可能とされ
、この水は、各主超音波距離計18の送信、受信する超
音波を伝播可能とする水ジェツトを形成可能とするとと
もに、各副超音波距離計20の送信、受信する超音波を
伝播可能としている。なお、この水は、基準架台13の
冷却、基準ワイヤ16の振動減衰にも寄与する。
すなわち、前記主超音波距離計18は、ロール軸方向に
おける基準面14とロール11の表面との距離分布を測
定し、前記副超音波距離計20はロール軸方向における
基準面14と常に一定の真直度を保つ基準ワイヤ16と
の距離分布を測定する。したがって、各副超音波距離計
20の距離出力によって基準面14の真直度を補正する
状態下で、各主超音波距離計18の距離出力に基づく。
おける基準面14とロール11の表面との距離分布を測
定し、前記副超音波距離計20はロール軸方向における
基準面14と常に一定の真直度を保つ基準ワイヤ16と
の距離分布を測定する。したがって、各副超音波距離計
20の距離出力によって基準面14の真直度を補正する
状態下で、各主超音波距離計18の距離出力に基づく。
基準面14とロール11の表面とのロール軸方向におけ
る距離変形分布を演算すれば、基準架台13に変形を生
じても、プロフィールを正確に測定することが可能とな
る。
る距離変形分布を演算すれば、基準架台13に変形を生
じても、プロフィールを正確に測定することが可能とな
る。
そこで、この実施例においては、各主超音波距離計18
、副超音波距離計20の距離出力を演算処理するため、
上記各超音波距離計18.20の距離出力を走査するス
キャナ25と、スキャナ25によって走査された各超音
波距離計18゜20の距離出力を得て、各副超音波距離
計20の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から
基準架台13の変位に基づく基準面14の位置を補正す
る状態下で、各主超音波距離計18の距離出力とロール
軸方向位置との対応関係から基準面14とロール11の
表面とのロール軸方向における距離変化分布を演算する
演算装置26と、演算装置26の演算結果をロールプロ
フィールとして表示する表示袋M27を備えている。
、副超音波距離計20の距離出力を演算処理するため、
上記各超音波距離計18.20の距離出力を走査するス
キャナ25と、スキャナ25によって走査された各超音
波距離計18゜20の距離出力を得て、各副超音波距離
計20の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から
基準架台13の変位に基づく基準面14の位置を補正す
る状態下で、各主超音波距離計18の距離出力とロール
軸方向位置との対応関係から基準面14とロール11の
表面とのロール軸方向における距離変化分布を演算する
演算装置26と、演算装置26の演算結果をロールプロ
フィールとして表示する表示袋M27を備えている。
次に、上記実施例によるロールプロフィールの測定手順
について、各5個の主超音波距離計18及び副超音波距
離計20を用いる場合について説明する。まず、各超音
波距離計18.20t−固定配置してなる基準架台13
をロールチョック12に取付け、ポンプ23の作動によ
って基準架台13の水充填室15に水を供給し、各超音
波距離計18.20のノズルを通して各超音波距離計1
8.20とそれらの被測定体としてのロールエ1の表面
もしくは基準ワイヤ16との間に水柱を形成する。次に
、各超音波距離計18.20の作動により、それぞれ所
定の周期例えば、in秒でそれらの測定距離を出力する
。演算装置26は、スキャナ25を制御し、まず各主超
音波距離計18の5つの距離出力を取゛込み、つぎに各
副超音波距離計20の5つの距離出力を取込む、さらに
、演算装置26は、第3図に示すように、各主超音波距
離計18の距離出力をPL、P2・・・P5とし、各副
超音波距離計20の距離出力をSl。
について、各5個の主超音波距離計18及び副超音波距
離計20を用いる場合について説明する。まず、各超音
波距離計18.20t−固定配置してなる基準架台13
をロールチョック12に取付け、ポンプ23の作動によ
って基準架台13の水充填室15に水を供給し、各超音
波距離計18.20のノズルを通して各超音波距離計1
8.20とそれらの被測定体としてのロールエ1の表面
もしくは基準ワイヤ16との間に水柱を形成する。次に
、各超音波距離計18.20の作動により、それぞれ所
定の周期例えば、in秒でそれらの測定距離を出力する
。演算装置26は、スキャナ25を制御し、まず各主超
音波距離計18の5つの距離出力を取゛込み、つぎに各
副超音波距離計20の5つの距離出力を取込む、さらに
、演算装置26は、第3図に示すように、各主超音波距
離計18の距離出力をPL、P2・・・P5とし、各副
超音波距離計20の距離出力をSl。
S2・・・S5とし、基準ワイヤ16のX軸からの距離
をWl、W2・・・W5とし、 zi−pi+si+wi (i = 1 、2・・・5
) −(1)の演算を行ない、演算結果Ziによっ
て基準架台13の変形に影響されないロール11(7)
真のプロフィールを得る。ここで、Wiは、あらかじめ
プr:!フィールのわかっているロールについて測定し
、決定しておく。なお、演算装置26の演算結果は、表
示装置27に表示される。
をWl、W2・・・W5とし、 zi−pi+si+wi (i = 1 、2・・・5
) −(1)の演算を行ない、演算結果Ziによっ
て基準架台13の変形に影響されないロール11(7)
真のプロフィールを得る。ここで、Wiは、あらかじめ
プr:!フィールのわかっているロールについて測定し
、決定しておく。なお、演算装置26の演算結果は、表
示装置27に表示される。
次に、上記実施例の具体的実施結果に基づいて説明する
。第4図(A)はマイクロメータを用いて、ロールのプ
ロフィールを測定した実測値と本発明方法によって測定
した結果を示したもので、本発明方法による測定結果は
実測値と良く一致している。これに対し、第4図(B)
は基準架台に20Kgの重りを下げて故意に基準架台を
曲げた場合の測定例を示したものであり、各主超音波距
離計の距離出力Piは基準架台の曲り(約1oott、
)のため真のロールのプロフィールが得られていない、
しかしながら、各副超音波距離計20の距離出力Siに
より、基準架台の曲りが検出されており、このSiで補
正したプロフィールZiは実測値と良く一致しており、
本発明方法の実用性が確認された。すなわち、上記実施
例により、基準ワイヤを&準にして、各超音波距離計が
設置されている基準架台の真直度をリアルタイムまたは
それに近い状態でモニタして補正することにより、基準
架台の熱反り等に基づく真直度の変化による影響を受け
ることなく、オンラインでロールプロフィールを高精度
に測定可能となる。また、基準架台の中空部に水柱形成
のための水を供給することから、基M架台の中空部に基
準ワイヤを張り設けた真直度の測定において、超音波距
離計を用い、非接触で真直度を測定することが可能とな
る。また、上記水により基準ワイヤの振動の減衰を早め
、かつ基準架台及び超音波距離計の冷却も同時に行なう
ことが可能である。このことは、装置のコンパクト化を
可能とじ、基準架台の熱反りを極力抑える効果にもつな
がり、ロールプロフィールのオンライン測定をより高精
度で行うことを可能とする。
。第4図(A)はマイクロメータを用いて、ロールのプ
ロフィールを測定した実測値と本発明方法によって測定
した結果を示したもので、本発明方法による測定結果は
実測値と良く一致している。これに対し、第4図(B)
は基準架台に20Kgの重りを下げて故意に基準架台を
曲げた場合の測定例を示したものであり、各主超音波距
離計の距離出力Piは基準架台の曲り(約1oott、
)のため真のロールのプロフィールが得られていない、
しかしながら、各副超音波距離計20の距離出力Siに
より、基準架台の曲りが検出されており、このSiで補
正したプロフィールZiは実測値と良く一致しており、
本発明方法の実用性が確認された。すなわち、上記実施
例により、基準ワイヤを&準にして、各超音波距離計が
設置されている基準架台の真直度をリアルタイムまたは
それに近い状態でモニタして補正することにより、基準
架台の熱反り等に基づく真直度の変化による影響を受け
ることなく、オンラインでロールプロフィールを高精度
に測定可能となる。また、基準架台の中空部に水柱形成
のための水を供給することから、基M架台の中空部に基
準ワイヤを張り設けた真直度の測定において、超音波距
離計を用い、非接触で真直度を測定することが可能とな
る。また、上記水により基準ワイヤの振動の減衰を早め
、かつ基準架台及び超音波距離計の冷却も同時に行なう
ことが可能である。このことは、装置のコンパクト化を
可能とじ、基準架台の熱反りを極力抑える効果にもつな
がり、ロールプロフィールのオンライン測定をより高精
度で行うことを可能とする。
したがって、上記実施例によれば、以下の効果を有する
。即ち、鉄鋼業の圧延工程においてロールの縦断面形状
(プロフィール)は、圧延製品の形状寸法に密接に関係
する。上記実施例によれば悪環境下でロールプロフィー
ルをオンラインで信頼性高く、かつ高精度で測定するこ
とが可能となる。したがって、圧延中に、ロールの温度
上昇による熱膨張を検出することが可能となり、この大
きさに応じて適切な制御、例えばロールベンディングの
変更等を行なえば、従来より形状、プロフィールが格役
に優れた圧延製品を得ることが可能となる。また、圧延
中にロールの摩耗情況を検出可能となり、ロールの組換
え時期の最適決定等、ロール管理を的確に行なうことが
可能となる。さらに、オンラインにおけるロール研削と
組合せて、何時でも、どのサイズでも圧延できるロール
チャンスフリー圧延の実現も可能となる。
。即ち、鉄鋼業の圧延工程においてロールの縦断面形状
(プロフィール)は、圧延製品の形状寸法に密接に関係
する。上記実施例によれば悪環境下でロールプロフィー
ルをオンラインで信頼性高く、かつ高精度で測定するこ
とが可能となる。したがって、圧延中に、ロールの温度
上昇による熱膨張を検出することが可能となり、この大
きさに応じて適切な制御、例えばロールベンディングの
変更等を行なえば、従来より形状、プロフィールが格役
に優れた圧延製品を得ることが可能となる。また、圧延
中にロールの摩耗情況を検出可能となり、ロールの組換
え時期の最適決定等、ロール管理を的確に行なうことが
可能となる。さらに、オンラインにおけるロール研削と
組合せて、何時でも、どのサイズでも圧延できるロール
チャンスフリー圧延の実現も可能となる。
なお、上記実施例は、基準架台13を中空構造とし、そ
の水充填室15内に基準ワイヤ16を張り設ける場合に
ついて説゛明した。しかしながら、本発明においては、
基準架台が中空体から成るものでなく、また水充填室を
備えることを必ずしも必要としない、この場合には、各
超音波距離計18.20の水柱形成用の水は、水供給管
路によって供給される。
の水充填室15内に基準ワイヤ16を張り設ける場合に
ついて説゛明した。しかしながら、本発明においては、
基準架台が中空体から成るものでなく、また水充填室を
備えることを必ずしも必要としない、この場合には、各
超音波距離計18.20の水柱形成用の水は、水供給管
路によって供給される。
次に、上記各超音波距離計18.20に用いて好適な超
音波距離計の一例としての、超音波距離計30について
詳細に説明する。超音波距離計30は、第5図および第
6図に示すように、超音波探触子ヘッド31を有してい
る。探触子ヘッド31は、水ジェツトを噴出可能とする
ノズル32を備えるとともに、水ジエツト内を移動する
超音波の送信、受信を行う振動子33を備え、振動子3
3と被測定体34(ロール11の表面もしくは基準ワイ
ヤ16)との間の超゛音波の伝播時間を測定して、被測
定体までの距$diを測定可能としている。超音波距離
計30は、ノズル32の内部における中間位置に、入射
超音波パルスエネルギーの一部を反射し、他の一部を通
過させる基准反射体35を備えている。基準反射体35
は、金属性薄板等に超音波のビーム直径よりわずかに小
ざな孔゛を開口されてなり、振動子33から一定の□距
離dOに固定されている。それにより、振動子33から
発せられた超音波の一部はこの反射体35で反射されて
振動子33に戻り第7図に示す波形aの反射パルスPo
として観察され、振動子33より発せられる超音波の他
の一部は反射体35の孔を通過して被測定体34に達し
、そこで反射して:辰動子33に戻り波形aの反射パル
スpi として観測される。なお、第7図に示す波形a
のパルスPaは励振パルスである。
音波距離計の一例としての、超音波距離計30について
詳細に説明する。超音波距離計30は、第5図および第
6図に示すように、超音波探触子ヘッド31を有してい
る。探触子ヘッド31は、水ジェツトを噴出可能とする
ノズル32を備えるとともに、水ジエツト内を移動する
超音波の送信、受信を行う振動子33を備え、振動子3
3と被測定体34(ロール11の表面もしくは基準ワイ
ヤ16)との間の超゛音波の伝播時間を測定して、被測
定体までの距$diを測定可能としている。超音波距離
計30は、ノズル32の内部における中間位置に、入射
超音波パルスエネルギーの一部を反射し、他の一部を通
過させる基准反射体35を備えている。基準反射体35
は、金属性薄板等に超音波のビーム直径よりわずかに小
ざな孔゛を開口されてなり、振動子33から一定の□距
離dOに固定されている。それにより、振動子33から
発せられた超音波の一部はこの反射体35で反射されて
振動子33に戻り第7図に示す波形aの反射パルスPo
として観察され、振動子33より発せられる超音波の他
の一部は反射体35の孔を通過して被測定体34に達し
、そこで反射して:辰動子33に戻り波形aの反射パル
スpi として観測される。なお、第7図に示す波形a
のパルスPaは励振パルスである。
ここで、超音波距離計30は、主パルス発生器36と、
主パルス発生器36に同期して振動子33を励振するパ
ルサ37と、励振パルスPaおよび反射パルスPO,P
lを受信増巾するレシーバ38とを備えている。また、
超音波距離計30は、主パルス発生器36のパルスから
一定の遅延の後に、基準反射体35からの反射パルスP
Oのレシーバ38への到達時間の近傍で第7図に波形す
で示すようなある巾を持ったパルスpbを発生し、反射
パルスPOを有効とし1反射パルスP1を無効とする遅
延パルス発生器39を備えている。また、超音波距離計
30は、主パルス発生器36のパルスから一定の遅延の
後に、被測定体34からの反射パルスPIのレシーバ3
8への到達時間の近傍で第7図に波形Cで示すようなあ
る[41を持ったパルスPcを発生し、反射パルスP1
を有効とし、反射パノンスPOを無効とする遅延パルス
発生器40を備えている。また1Mi音波距離計30は
、波形aと波形すの積を取ることによってパルス列dを
作成するミキサ41を備えるとともに、波形&と波形C
の積を取ることによってパルス列eを作成するミ午す4
2を備えている。また 超音波距離計30は、ミキサ4
1の出力パルスに基づいてクロックパルス発生器43の
発生パルス数を計数し、励橡パルスPaと反射パルスP
Oとの時間間隔10を測定するパルスカウンタ44を備
えている。また、距離測定装置10は、ミキサ42の出
力パルスに基づいてクロックパルス発生器43の発生パ
ルス数を計数し、励振パルスPaと反射パルスPIどの
時間間隔t1を測定するパルスカウンタ45を備えてい
る。また、超音波距離計30は演算処理器46を備えて
いる。
主パルス発生器36に同期して振動子33を励振するパ
ルサ37と、励振パルスPaおよび反射パルスPO,P
lを受信増巾するレシーバ38とを備えている。また、
超音波距離計30は、主パルス発生器36のパルスから
一定の遅延の後に、基準反射体35からの反射パルスP
Oのレシーバ38への到達時間の近傍で第7図に波形す
で示すようなある巾を持ったパルスpbを発生し、反射
パルスPOを有効とし1反射パルスP1を無効とする遅
延パルス発生器39を備えている。また、超音波距離計
30は、主パルス発生器36のパルスから一定の遅延の
後に、被測定体34からの反射パルスPIのレシーバ3
8への到達時間の近傍で第7図に波形Cで示すようなあ
る[41を持ったパルスPcを発生し、反射パルスP1
を有効とし、反射パノンスPOを無効とする遅延パルス
発生器40を備えている。また1Mi音波距離計30は
、波形aと波形すの積を取ることによってパルス列dを
作成するミキサ41を備えるとともに、波形&と波形C
の積を取ることによってパルス列eを作成するミ午す4
2を備えている。また 超音波距離計30は、ミキサ4
1の出力パルスに基づいてクロックパルス発生器43の
発生パルス数を計数し、励橡パルスPaと反射パルスP
Oとの時間間隔10を測定するパルスカウンタ44を備
えている。また、距離測定装置10は、ミキサ42の出
力パルスに基づいてクロックパルス発生器43の発生パ
ルス数を計数し、励振パルスPaと反射パルスPIどの
時間間隔t1を測定するパルスカウンタ45を備えてい
る。また、超音波距離計30は演算処理器46を備えて
いる。
vt算処理器46は、L記時間間隔toおよび振動子3
3と基準反射体35とが成す距#dOから、その時の水
中の音速Cを下記(2)式によって算出する。
3と基準反射体35とが成す距#dOから、その時の水
中の音速Cを下記(2)式によって算出する。
C= dO/ (tO−Δ) ・・・(2)また
、演算処理器46は、下記(3)式に示すように、時間
間隔t1に上記音速Cを乗じて、振動子33と被測定体
34とが成す距gIdを演算し、出力可能としてい・る
。
、演算処理器46は、下記(3)式に示すように、時間
間隔t1に上記音速Cを乗じて、振動子33と被測定体
34とが成す距gIdを演算し、出力可能としてい・る
。
di=(tl−Δ)XC・・・(3)
なお、上記Δは、超音波が水中以外の部分および電気パ
ルスがケーブル等を伝わる無駄時間であり1測定系によ
って定まる一定値である。
ルスがケーブル等を伝わる無駄時間であり1測定系によ
って定まる一定値である。
なお、上記超音波距離計30において、主パルス発生器
36は立上り′j!4渡時間20n秒程度の鋭いパルス
を発生させる。また、振動子33の振動周波数はIOM
)12程度である。また、クロックパルスはl G)1
2のものを使用可能である。また、演算処理器46はマ
イクロプロセッサを使用可能である。
36は立上り′j!4渡時間20n秒程度の鋭いパルス
を発生させる。また、振動子33の振動周波数はIOM
)12程度である。また、クロックパルスはl G)1
2のものを使用可能である。また、演算処理器46はマ
イクロプロセッサを使用可能である。
次に、上記超音波距離計30による測定手順について説
明する。この超音波距離計30において、レシーバ38
の出力波形は第7図の波形aに示すようになり、前述の
ように、Paは励振パルス、POは基準反射体35から
の反射パルス、Plは被測定体34からの反射パルスで
ある。遅延パルス発生器39は、波形すに示すように、
反射パルスPOを含む位置に主パルス発生器36のパル
スに同期して遅延パルスPbを発生する。遅延パルス発
生器40は、同様にして、波形Cに示すように、反射パ
ルスP1を含む位置に遅延パルスPcを発生する。ミキ
サ41は波形aと波形すの積を取り、パルス列dを作り
、同様にして、ミキサ42は波形aと波形Cからパルス
列eを作る。パルスカウンタ44は、パルス列dにより
ゲートが開閉され、クロックパルス発生器43のパルス
をカウントすることにより、時間間隔EOを計測する。
明する。この超音波距離計30において、レシーバ38
の出力波形は第7図の波形aに示すようになり、前述の
ように、Paは励振パルス、POは基準反射体35から
の反射パルス、Plは被測定体34からの反射パルスで
ある。遅延パルス発生器39は、波形すに示すように、
反射パルスPOを含む位置に主パルス発生器36のパル
スに同期して遅延パルスPbを発生する。遅延パルス発
生器40は、同様にして、波形Cに示すように、反射パ
ルスP1を含む位置に遅延パルスPcを発生する。ミキ
サ41は波形aと波形すの積を取り、パルス列dを作り
、同様にして、ミキサ42は波形aと波形Cからパルス
列eを作る。パルスカウンタ44は、パルス列dにより
ゲートが開閉され、クロックパルス発生器43のパルス
をカウントすることにより、時間間隔EOを計測する。
同様にして、パルスカウンタ44による計測時と同時刻
もしくは短い時間差の間にパルスカウンタ45が時間間
隔tlを計測する。演算処理器46は、上記パルスカウ
ンタ44.45の計数結果に基づき、前記(2)式およ
び(3)式により、距離dlを演算し、出力する。
もしくは短い時間差の間にパルスカウンタ45が時間間
隔tlを計測する。演算処理器46は、上記パルスカウ
ンタ44.45の計数結果に基づき、前記(2)式およ
び(3)式により、距離dlを演算し、出力する。
上記超音波距離計30による測定系においては、I 0
82以上のクロックパルスの周波数を使うので、水の音
速が1,500m/秒であるから、変位測定の分解能は
lpm以上に向とすることが可能である。また、(2)
式および(3)式の音速Cは、測定位置における水の音
速であり、リアルタイムで測定位置における音速を計り
、水温による音速変化の補正を行うことになる。
82以上のクロックパルスの周波数を使うので、水の音
速が1,500m/秒であるから、変位測定の分解能は
lpm以上に向とすることが可能である。また、(2)
式および(3)式の音速Cは、測定位置における水の音
速であり、リアルタイムで測定位置における音速を計り
、水温による音速変化の補正を行うことになる。
したがって、上記超音波距離計30を用いた距雑測定に
よれば、水温の変化、温度勾配に起因する測定誤差を完
全に排除することが可能となり、かつ1gm以上の高分
解能で距離の測定を行うことが可能となる。
よれば、水温の変化、温度勾配に起因する測定誤差を完
全に排除することが可能となり、かつ1gm以上の高分
解能で距離の測定を行うことが可能となる。
なお、上記第6図は1時間間隔10,2の測定を同時も
しくは短い時間差の内に行う場合について説明した。し
かしながら、水温の変化がゆるやかな場合には、第8図
に示す変形例におけるように、リレー51を用いて、時
間間隔10.2の測定を交互に行うことも可能である。
しくは短い時間差の内に行う場合について説明した。し
かしながら、水温の変化がゆるやかな場合には、第8図
に示す変形例におけるように、リレー51を用いて、時
間間隔10.2の測定を交互に行うことも可能である。
この場合は、ミキサ、パルスカウンタをそれぞれ一台に
削減可能である。
削減可能である。
第9図は上記超音波距離計30による距#測定結果を示
す線図であり、ロール表面を50ルのステップで変位さ
せた時の出力を示している。この第9図によれば、±2
p程度の良好な測定が可能となることが認められる。
す線図であり、ロール表面を50ルのステップで変位さ
せた時の出力を示している。この第9図によれば、±2
p程度の良好な測定が可能となることが認められる。
また、第10図は6水の温度を5℃〜45℃変化させた
時の出力変化を示す線図である。この第10図によれば
、音速の補正を行わない場合には±1,000 jL程
度の誤差が生ずるのに対し、上記超音波距離計30にお
いては、5ルm以内の誤差で収まることが認められる。
時の出力変化を示す線図である。この第10図によれば
、音速の補正を行わない場合には±1,000 jL程
度の誤差が生ずるのに対し、上記超音波距離計30にお
いては、5ルm以内の誤差で収まることが認められる。
すなわち、従来の超音波距離計の精度が±50gである
のに対し、超音波距離計30によれば、その測定精度が
±5用以内となり、従来に比して10倍以上の精度向上
が認められる。
のに対し、超音波距離計30によれば、その測定精度が
±5用以内となり、従来に比して10倍以上の精度向上
が認められる。
[発明の効果]
以上のように、本発明の第1に係るロールプロフィール
測定方法は、基準架台の基準面におけるa−ル軸に平行
な方向に沿う複数位置に固定された水柱構造の各主超音
波距離計によって、ロール表面までの距離を測定すると
ともに、各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交
する方向に関して相対変位することのない状態に係合さ
れた水柱構造の各副超音波距離計によって、基準架台の
ロール軸に平行な方向に沿って張り設けられている基準
ワイヤまでの距離を測定し、各副超音波距離計の距離出
力とロール軸方向位置との対応関係から基準架台の変位
に基づく基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波
距離計の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から
基準面とロール表面とのロール軸方向における距離変化
分布を測定するようにしたものである。
測定方法は、基準架台の基準面におけるa−ル軸に平行
な方向に沿う複数位置に固定された水柱構造の各主超音
波距離計によって、ロール表面までの距離を測定すると
ともに、各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交
する方向に関して相対変位することのない状態に係合さ
れた水柱構造の各副超音波距離計によって、基準架台の
ロール軸に平行な方向に沿って張り設けられている基準
ワイヤまでの距離を測定し、各副超音波距離計の距離出
力とロール軸方向位置との対応関係から基準架台の変位
に基づく基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波
距離計の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から
基準面とロール表面とのロール軸方向における距離変化
分布を測定するようにしたものである。
また、本発明のS2に係るロールプロフィール測定装置
は、ロール軸に平行な基準面を備える基準架台と、基準
架台のロール軸に平行な方向に沿って張り設けられる基
準ワイヤと、基準架台の基準面におけるロール軸に平行
な方向に沿う複数位置に固定され、それぞれロール表面
までの距離を測定する水柱構造の各主超音波距離計と、
各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方向
に関して相対変位することのない状態に結合され、それ
ぞれ基準ワイヤまでの距離を測定する水柱構造の各副超
音波距離計と、上記各超音波距離計の距離出力を走査す
るスキャナと、スキャナによって走査された各超音波距
離計の距離出力を得て、各副超音波距離計の距離出力と
ロール軸方向位置との゛対応関係から基準架台の変位に
基づく基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波距
離計の距離出力とロール軸方向゛位置との対応関係から
基準面とロール表面とのロール軸方向における距離変化
分布を演算する演算装置と、演算装置の演算結果をロー
ルプロフィールとして表示する表示装置とを有してなる
ようにしたものである。
は、ロール軸に平行な基準面を備える基準架台と、基準
架台のロール軸に平行な方向に沿って張り設けられる基
準ワイヤと、基準架台の基準面におけるロール軸に平行
な方向に沿う複数位置に固定され、それぞれロール表面
までの距離を測定する水柱構造の各主超音波距離計と、
各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方向
に関して相対変位することのない状態に結合され、それ
ぞれ基準ワイヤまでの距離を測定する水柱構造の各副超
音波距離計と、上記各超音波距離計の距離出力を走査す
るスキャナと、スキャナによって走査された各超音波距
離計の距離出力を得て、各副超音波距離計の距離出力と
ロール軸方向位置との゛対応関係から基準架台の変位に
基づく基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波距
離計の距離出力とロール軸方向゛位置との対応関係から
基準面とロール表面とのロール軸方向における距離変化
分布を演算する演算装置と、演算装置の演算結果をロー
ルプロフィールとして表示する表示装置とを有してなる
ようにしたものである。
したがって、オンラインにおいてロールプロフィールを
高精度に測定することが可能となる。
高精度に測定することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例に係るロールプロフィール測
定装置を示す測定系統図、@2図は第1図の要部を拡大
して示す模式図、第3図は演算装置によるデータ処理方
法を説明する模式図、第4図(A)、(B)は本発明に
よるロールプロフィールの測定結果を示す線図、第5図
は本発明の実施に用いられる超音波距離計の一例を示す
断面図、第6図は第5図の距離計め距離検出回路を示す
ブロック図 第7図は第6図の距離検出回路における波
形図 第8図は第6因の距離検出回路の変形例を示すブ
ロック図、第9図は第5図の超音波距離計による測定結
果を示す線図、第10図は第5図の超音波距離計におけ
る音速補正の効果を示す線図である。 】0・・・ロールプロフィール11 定装R111・・
・ロール、 13・・・基準架台。 14・・・基準面、 】5・・・水充填室、1
6・・・基準ワイヤ、 18・・・主超音波距離
計。 19・・・距離検出回路、 20・・・副超音波距離
計、21・・・距離検出回路、 25・・・スキャナ
。 26・・・演算装置、 27・・・表示装置、30
・・・超音波距離計。 31・・・超音波探触子へ・ンド、 32・・・ノズル、 33・・・振動子、34
・・・被測定体、 35・・・基準反射体、36
・・・主パルス発生器、37・・・パルサ、38・・・
レシーバ。 39.40・・・チェンバルス発生器、44、“45・
・・パルスカウンタ 46・・・演算処理泰。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第2図 第4図 第5図 水 第7図 第8図
定装置を示す測定系統図、@2図は第1図の要部を拡大
して示す模式図、第3図は演算装置によるデータ処理方
法を説明する模式図、第4図(A)、(B)は本発明に
よるロールプロフィールの測定結果を示す線図、第5図
は本発明の実施に用いられる超音波距離計の一例を示す
断面図、第6図は第5図の距離計め距離検出回路を示す
ブロック図 第7図は第6図の距離検出回路における波
形図 第8図は第6因の距離検出回路の変形例を示すブ
ロック図、第9図は第5図の超音波距離計による測定結
果を示す線図、第10図は第5図の超音波距離計におけ
る音速補正の効果を示す線図である。 】0・・・ロールプロフィール11 定装R111・・
・ロール、 13・・・基準架台。 14・・・基準面、 】5・・・水充填室、1
6・・・基準ワイヤ、 18・・・主超音波距離
計。 19・・・距離検出回路、 20・・・副超音波距離
計、21・・・距離検出回路、 25・・・スキャナ
。 26・・・演算装置、 27・・・表示装置、30
・・・超音波距離計。 31・・・超音波探触子へ・ンド、 32・・・ノズル、 33・・・振動子、34
・・・被測定体、 35・・・基準反射体、36
・・・主パルス発生器、37・・・パルサ、38・・・
レシーバ。 39.40・・・チェンバルス発生器、44、“45・
・・パルスカウンタ 46・・・演算処理泰。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第2図 第4図 第5図 水 第7図 第8図
Claims (5)
- (1)基準架台の基準面におけるロール軸に平行な方向
に沿う複数位置に固定された水柱構造の各主超音波距離
計によって、ロール表面までの距離を測定するとともに
、各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方
向に関して相対変位することのない状態に係合された水
柱構造の各副超音波距離計によって、基準架台のロール
軸に平行な方向に沿って張り設けられている基準ワイヤ
までの距離を測定し、各副超音波距離計の距離出力とロ
ール軸方向位置との対応関係から基準架台の変位に基づ
く基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波距離計
の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から基準面
とロール表面とのロール軸方向における距離変化分布を
測定するロールプロフィール測定方法。 - (2)前記主超音波距離計と副超音波距離計が、それぞ
れ、水柱構造の超音波探触子ヘッドの内部に振動子を設
けるとともに、該振動子と被測定体との間の一定位置に
入射超音波パルスエネルギの一部を反射し、他の一部を
通過させる基準反射体を設け、励振パルスと基準反射体
による反射パルスの間の時間間隔t0、および励振パル
スと被測定体からの反射パルスの間の時間間隔t1を測
定し、上記時間間隔t0および振動子と基準反射体とが
成す距離d0からその時の水中の音速Cを算出して、上
記時間間隔t1にその音速Cを乗じて、振動子と被測定
体との間の距離を演算する特許請求の範囲第1項に記載
ロールプロフィール測定方法。 - (3)ロール軸に平行な基準面を備える基準架台と、基
準架台のロール軸に平行な方向に沿って張り設けられる
基準ワイヤと、基準架台の基準面におけるロール軸に平
行な方向に沿う複数位置に固定され、それぞれロール表
面までの距離を測定する水柱構造の各主超音波距離計と
、各主超音波距離計のそれぞれとロール軸に直交する方
向に関して相対変位することのない状態に結合され、そ
れぞれ基準ワイヤまでの距離を測定する水柱構造の各副
超音波距離計と、上記各超音波距離計の距離出力を走査
するスキャナと、スキャナによって走査された各超音波
距離計の距離出力を得て、各副超音波距離計の距離出力
とロール軸方向位置との対応関係から基準架台の変位に
基づく基準面の位置を補正する状態下で、各主超音波距
離計の距離出力とロール軸方向位置との対応関係から基
準面とロール表面とのロール軸方向における距離変化分
布を演算する演算装置と、演算装置の演算結果をロール
プロフィールとして表示する表示装置とを有してなるロ
ールプロフィール測定装置。 - (4)前記基準架台が、ロール軸に平行な方向に延びる
水充填室を備え、基準ワイヤおよび各副超音波距離計を
上記水充填室に配設してなる特許請求の範囲第3項に記
載のロールプロフィール測定装置。 - (5)前記主超音波距離計と副超音波距離計が、それぞ
れ水柱を形成する水ノズルの途中に基準反射体を設けた
水柱構造の超音波探触子ヘッドと、主パルス発生器と、
主パルス発生器に同期して超音波探触子の振動子を励振
するパルサと、励振パルスおよび反射パルスを受信増巾
するレシーバと、主パルス発生器のパルスから一定時間
の遅延の後にノズル途中の基準反射体、および被測定体
からの各反射パルスの到達時間近傍で、ある巾を持った
パルスを発生し、各反射パルスを有効、無効にする遅延
パルス発生器と、励振パルスとノズル途中の基準反射体
および被測定体からの各反射パルスの時間間隔t0、t
1を測定するパルスカウンタと、上記時間間隔t0およ
び振動子と基準反射体とが成す距離d0からその時の水
中の音速Cを算出し、上記時間間隔t1にその音速Cを
乗じて、振動子と被測定体との距離を演算する演算処理
器とを有してなる特許請求の範囲第3項に記載のロール
プロフィール測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26008784A JPS61138108A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | ロ−ルプロフイ−ル測定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26008784A JPS61138108A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | ロ−ルプロフイ−ル測定方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138108A true JPS61138108A (ja) | 1986-06-25 |
JPH0317283B2 JPH0317283B2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=17343117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26008784A Granted JPS61138108A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | ロ−ルプロフイ−ル測定方法および装置 |
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JP (1) | JPS61138108A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0221785A2 (en) * | 1985-10-21 | 1987-05-13 | Kawasaki Steel Corporation | Ultra-sonic distance sensor and monitoring of surface profile utilizing ultra-sonic distance sensor |
JPS62134509A (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-17 | Hitachi Ltd | 自動音速補正式超音波寸法測定装置 |
JPH02223814A (ja) * | 1989-02-23 | 1990-09-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ロールプロフィール測定方法 |
EP0727787A2 (en) * | 1995-02-14 | 1996-08-21 | Siemens Power Corporation | Nuclear fuel assembly bow and twist measurement apparatus |
JP2007232528A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 超音波検査装置 |
WO2022163244A1 (ja) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | 三菱重工業株式会社 | 固体燃料粉砕装置及び発電プラント、並びにローラ摩耗量監視方法 |
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1984
- 1984-12-11 JP JP26008784A patent/JPS61138108A/ja active Granted
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US4976149A (en) * | 1985-10-21 | 1990-12-11 | Kawasaki Steel Corporation | Ultrasonic distance sensor and monitoring of surface profile utilizing ultrasonic distance sensor |
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WO2022163244A1 (ja) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | 三菱重工業株式会社 | 固体燃料粉砕装置及び発電プラント、並びにローラ摩耗量監視方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0317283B2 (ja) | 1991-03-07 |
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