JPS611357A - 乾燥てんぷらの製造法 - Google Patents

乾燥てんぷらの製造法

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JPS611357A
JPS611357A JP59121595A JP12159584A JPS611357A JP S611357 A JPS611357 A JP S611357A JP 59121595 A JP59121595 A JP 59121595A JP 12159584 A JP12159584 A JP 12159584A JP S611357 A JPS611357 A JP S611357A
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JP
Japan
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tempura
less
oil
tenpura
dried
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JP59121595A
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English (en)
Inventor
Akiji Kotani
明司 小谷
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Amano Jitsugyo Co Ltd
Original Assignee
Amano Jitsugyo Co Ltd
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (姻業上の利用分野 に 本発明は乾燥14ぶらの製造法に関する。よシ詳しく言
えばインスタント食品の具材として利用17うる、湯戻
り性の良い乾燥天ぷらの製造法に関するものであり、そ
の産業上の利用分野は、食品製造業、就中乾燥食品製造
の分野である。
(ロ)従来の技術 本発明の目的でちる湯戻り性の良好な天ぷらの製造法と
しては、熱風乾燥法、凍結乾燥法、マイクロ波乾燥法等
があげられる。
(A)熱風乾燥法は最も簡単で設備費も安価で済む方法
であるが天ぷらを乾燥する方法としては好ましくない。
なぜなら天ぷらでは衣がかかっているので相当に厚いも
のとなること。次に衣、具材が油脂により覆われていて
内部よりの水分蒸発が遅いこと、第三に熱風を長時間吹
きつけることにより油脂劣化を促進するためである。周
知のようにインスタント食品の場合にはンエルフライフ
が3〜6ケ月に及び、しかも常温流通させられるので初
期の油脂の少しの劣化でも後に強度の酸化を起す原因と
なりうろことが知られている。
(B)凍結乾燥法はイノスタンド食品の具材を製造する
方法としてはほぼ万能の乾燥法であり、天ぷら類も通常
の凍結乾燥法によシ湯戻シ件の良い乾燥体とすることが
できる。
しかしながら、この方法の欠点として、乾燥に長時間を
要することと、一台の装置で限られた量しか処理しえな
い(通常棚面積によって処理量は限定されてしまう)こ
とから乾燥費が犬きくなり採算に合う乾燥品を製造する
ことは不可能であった。(本発明者の知りつる限りにお
いて未だ商品化の例を見聞していない。) (C)マイクロ波加熱による乾燥てんぷらの製造につい
ては例えば特公昭54−28458−qに記載がある。
この明細書によればマイクロ波加熱の急激な水分の蒸発
I膨張による天ぷらの形くづれを防止するだめに天ぷら
の全水分を20%以下、衣部の水分を15チ以下にまで
蒸発させた後にマイクロ波乾燥に付することか記載され
ている。しかしながらマイクロ波乾燥の装置は高価であ
り、かつマイクロ波乾燥法には放電、高周波電波の漏出
等の好ましくない現象が起り易いこと、および本乾燥の
前に予備乾燥工程に付さなければならないこと、さらに
は当該出願明細書の実施例では本発明の目的とする水分
率5φ以下の製品が得られていない等の問題点がある。
本発明者はこれらの技術上の問題点をふまえた一ヒで(
A)簡便な操作でインスタント食品の具材として用いう
る油脂劣化のない水分率5チ以下の湯戻り性の良好な乾
燥天ぷらを製造すること、([3)さらに乾燥時間も短
くてすみ、設備的にもさ程高価な投資を必要としない操
作で安価に乾燥天ぷらを製造すること。
等を企図し、不発・明に到達した。
(2)発明の構成 (イ)問題点を解決するだめの手段 本発明は前記のような乾燥天ぷらを製造する方法として
減圧フライ法を採用する。本発明は次のようにして実施
される。
(A)具材と衣剤とを混合して天ぷら種を作る工程本発
明はいわゆるかき揚げ天ぷらを製造するために特に有利
に適用しうる。具材としては、(a)野菜類、すなわち
キャベツ、人参、ごぼう、かぼちゃ、玉ねぎ、ピーマン
、三葉、せり等。(これらは適宜、乱切り、千切り、ス
ライス等し、2て水分蒸発が容易な形に整形される。) (1))水産小動物類、例えばアミ、小エビ、片口イワ
シの稚魚等。(また、イカ、タコ等でも厚さ2〜3mm
以下程度にスライスすれば使用しうる。)等を例示しう
る。これらの具材を通常の配合にて小麦粉を主体とする
衣剤と混合する。衣剤には小麦粉の他に卵白、植物たん
ばく、食塩、調味料、抗酸化剤(例えばビタミンC、ニ
リンルピン酸(塩)、フィチン酸く塩)、F、DTA、
(塩)等)、界面活性剤(ショ糖脂肪酸エステル、レシ
チン、モノグリセライド等を適宜混合しても良い。
(B)成形 このようにして調合された揚げ種は通常型に入れて成形
される。天ぷらの大きさはその用途により(例え?−p
ぶらうどん、天ぷらどんぶり、ヘーブの浮き身等)適当
に調整される。ただし厚みは余り厚くなると乾燥時間が
長くなり、湯戻し時間も長くなるので10 mm以下程
度が好ましい。
(C)油ちょう 油ちょうは通常の天ぷらの製造法に準じて170〜18
0・C程度のやや高めの油温で全体が均一に固化する程
度に行なわれる。
(D)減圧フライ かくして成J1を固化されたてんぷらは何ら予備乾燥す
ることなく熱時、あるいは冷時減圧フライに付される。
減圧フライは20〜60Torr1110 ’C〜14
0 ’Cの初期条ヂト開始し、ある程度乾燥が進行した
段階では20TOrr以下、95℃以下の末期条件で行
なわれる。通常数十分程度以)゛で含水率5%以Fとす
ることができる。
(]8つ脱油 通常減圧フライ終了後減圧空間中に数分間保持す程度の
熱風ふん囲気下で軽く遠心分離することにより油分20
チ以下にすることができる。
(ロ)作用 本発明の骨子である減圧フライ工程においてフライ条件
を限定したのは次のような理由からである。
一般の減圧フライにおいては初期条件として60−11
.0Torr 、 90〜115℃程度が一般的である
。(例えば特開昭57−226汎、同52−3848号
)が本発明においては加〜60Torr  のやや強い
減圧度と110・〜140 ’Cのやや高い油温を設定
する。この理由はフライ初期にある程度激しく水分を蒸
発させることにより衣および具材のポーラス度を増し、
湯戻り性を良好にする必要があるか匂である。しかし、
余りに激しくフライを開始すれば衣がその蒸気圧に耐え
切れず崩壊、ないし響が現れる。天ぷらにおいては一般
の野菜や果実のフライドチップスを製造するのとは異な
り、具材のまわりに水分蒸発を妨げる衣がとり囲んでい
るので点が下って乾燥が容易に進行するということと、
油温か余りに高いと力、変、変色が起り易いという配慮
による。
(ハ)実施例 実施例1 人参を3111厚、3 Cm長の千切りとし、玉ネギは
巾1cm程度のたて切りとする。薄力粉490 g1卵
白130g1水400 g 1食塩9g5HVP粉末製
剤2g、グルタミン酸ソーダ2g、  dX−トコフェ
ロール0.5g、クエン酸0.1gを混合して衣剤とす
る。人参100g、玉ネギ500 g 、衣剤700 
gを混合し、直径85mm、最大厚み10mm程度に型
に入れて成形する。型に入れたまま 170〜175℃
のパーム油にて2分程度フライして固化させる。次いで
このようにして作られた天ぷう100枚ラステンレスバ
スケットに入れ初温130℃1初圧50Torr〜60
Torrの条件下にて減圧フライする。10分後に油槽
を水冷して油温を95・Cとする。減圧度をシシ 5〜1.0Tor程度に保持し、お分間でフライを終了
する。減圧空間中へバスケットを引き上げて2分間保持
して油切りした。減圧を破って取り出せば水分3.0チ
、油分38.5 %の乾燥天プラを得た。このものを遠
心分離機中に投入し、金網にて遠心分離機のバスケット
面に密着させた形で固定し、110’Cの熱風を吹きこ
みつつゆるく回転(60H2下最大+50o rpm 
 有効半径350 mn+のものをインバーターを用い
て30 Hz  として入力し、1分間回転させた。)
させる。水分率4.5チ、含油率1s、6%であった。
このものを95℃の熱湯にて3分間浸1すれば略完全に
復元する。
実施例2 ごほうを厚さ3關、長さ4 Cm程度の千切りとし1ボ
イル後水切りする。このもの 180 gに2ogO薄
カ粉をまぶし、次いで実施例1の衣剤145 gを加え
て混和する。所望によシ衣剤に対し0.1 %のンヨ糖
脂難いようである。実施例1のようにフライして天ぷら
とし、初温125°c1初圧20 Torr  1終圧
10 Torr 1終温90 ’Cにて27分間減圧フ
ライして脱水する。実施例1のようにして熱風下に軽く
遠心分離し、含水率4.5チ、含油率15・4チの乾燥
天ぷらを得た。このものは95℃の熱水に3分間浸環す
ればほぼ完全に復元した参考例1 実施例1の野菜天を初圧10 Torr %初温135
°c 、終圧10 Torr N終温90 ’Cにて2
0分減圧フライ脱水したが一部に崩壊が見られた。
参考例2 実施例1において減圧フライの終温を100℃ψ之すれ
ば玉ネギに力、変が見られた。
参考例3 実施例2において初圧70 Torr s初温110 
’Cとして残余は同様の条件下にて脱水、脱油した乾燥
天ぷらを得だ。このものは95℃5分の湯戻し条件でも
ややごぼうに堅さが残った。
(3)発明の効果 (イ)簡便な操作で、かつ危険な作業要因なく乾燥天ぷ
らを製造しうる。また予備的な乾燥操作は不要である。
C口)乾燥工程に要する時間は短く、加工費が安価に済
む。
(ハ)得られる乾燥天ぷらはインスタント食品の具材と
して要求される、 こと。(減圧フライ法では油温か低いだめに油脂の酸化
、局所加熱による劣化のおそれはほとんどないO) という諸条件を満足している。
に49以上、全体として乾燥食品の有用な具材を提供す
るものである。
2、発明の名称  劾?’C/υぶらσ=24”:3、
補正をりる石 事イ′4どの関係  fi訂出出願 人4代理人 6、補正により増加−4る発明の数 07、補正の対象
  明細111

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)野菜、水産小動物等を小麦粉を主体として調製さ
    れる衣剤と混合し、通常の方法にてフライして天ぷらと
    なし、次いでこのものを初圧20〜60Torr、初温
    110℃以上、140℃以下、終圧20Torr以下、
    終温95℃以下の条件にて水分率5%以下にまで減圧フ
    ライすることを特徴とする乾燥てんぷらの製造法。
  2. (2)減圧フライ終了後90℃〜150℃の熱風ふん囲
    気下に遠心分離して脱油することを特徴とする特許請求
    の範囲(1)の乾燥天ぷらの製造法。
JP59121595A 1984-06-12 1984-06-12 乾燥てんぷらの製造法 Pending JPS611357A (ja)

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JP59121595A JPS611357A (ja) 1984-06-12 1984-06-12 乾燥てんぷらの製造法

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JP59121595A JPS611357A (ja) 1984-06-12 1984-06-12 乾燥てんぷらの製造法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01317358A (ja) * 1988-06-15 1989-12-22 Manyoo Shokuhin:Kk てんぷら、フライ等の製造方法
JP6113343B1 (ja) * 2016-09-01 2017-04-12 株式会社いとふ 麩菓子の製造方法
JP2018057295A (ja) * 2016-10-03 2018-04-12 ヱスビー食品株式会社 唐辛子からなる乾燥食品の製造方法
JP2019050790A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 株式会社あじかん ごぼうチップスおよびその製造方法

Cited By (5)

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