JPS61134923A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS61134923A
JPS61134923A JP25621484A JP25621484A JPS61134923A JP S61134923 A JPS61134923 A JP S61134923A JP 25621484 A JP25621484 A JP 25621484A JP 25621484 A JP25621484 A JP 25621484A JP S61134923 A JPS61134923 A JP S61134923A
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JP
Japan
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conductive layer
conductive
layer
magnetic
ethylene oxide
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Pending
Application number
JP25621484A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yasui
安井 正昭
Tsuyoshi Nishiguchi
西口 強志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気記録媒体に関し、さらに詳しくは磁性層
の表面電気抵抗が小さくかつ表面平滑性が良好で電磁変
換特性に優れた磁気記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
磁気記録媒体の磁性層は、通常、磁性粉末、結合剤成分
、有機溶剤およびその他の必要成分からなる磁性塗料を
ポリエステルフィルムなどの基体上に塗布、乾燥してつ
くられる。ところが、このようにしてつくられる磁性層
は表面電気抵抗が高いため帯電しやすく、放電時にノイ
ズを発生したり塵埃が付着してドロップアウトの原因に
なったりする。
そこで、その対策として、磁性層中にカーボンブラック
などの導電性粉末を含有させたり(特公昭58−316
54号)、あるいは基体と磁性層との間に導電性粉末を
均一に分散させた導電体層を設ける(特開昭50−10
4003号)などして、磁性層の表面電気抵抗を低減す
ることが行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、磁性層中にカーボンブランクなどの導電性粉
末を含有させると、非磁性のカーボンブランク等の磁性
層中に占める割合が増加し、磁性粉末の充填密度が低下
するため、出力が低下したり、ノイズが増大した。すし
、また、基体と磁性層との間に導電体層を設ける方法で
は、カーボンブラックなどの導電性粉末を、多量導電体
層に含有させな、ければ磁性層の表面電気抵抗を充分に
小さくすることができず、この導電体層に使用されるカ
ーボンブラックなどの導電性粉末は嵩高くてしかも導電
体層を構成する結合剤樹脂に対する分散性が悪いため、
このカーボンブランクなどの導電性粉末を多量に含有さ
せた導電体層の表面平滑性が悪くなり、これが導電体層
上に形成される磁性層に影響を及ぼして磁性層の表面平
滑性を悪くし、出力の低下やノイズの増大を招来して、
電磁変換特性が劣化するという難点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、かかる現状に鑑み、種々検討を行った結果
なされたもので、導電性粉末を含む導電体層中に、エチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイドブロック共重合
体を含有させることによって、導電体層中に含まれる導
電性粉末の分散性を改善し、導電体層の表面平滑性を良
好にして磁性層の表面平滑性を充分に向上させ、出力低
下やノイズの増大を良好に抑制して電磁変換特性を充分
に向上させたものである。
この発明において、導電体層に使用されるエチレンオキ
サイド−プロピレンオキサイドブロック共重合体は、と
もに親水性のオキサイド部分を有するエチレンオキサイ
ドとプロピレンオキサイドとのブロック共重合体で、比
較的親水性のエチレンオキサイド部分と比較的親油性の
プロピレンオキサイド部分とを有しているため、比較的
親水性のエチレンオキサイド部分が、導電体層中に含ま
れるカーボンブランクなどの導電性粉末表面に良、好に
被着するとともに、比較的親油性のプロピレンオキサイ
ド部分が結合剤樹脂によくなじみ、結合剤樹脂と非常に
よく相溶する。従って、このエチレンオキサイド−プロ
ピレンオキサイドブロック共重合体が導電体層中に含有
されると、カーボンブラックなどの導電性粉末の結合剤
樹脂中における分散性が充分に改善され、導電体層の表
面平滑性が良好になる。その結果、導電体Jit上に形
成される磁性層の表面平滑性も良好になり、電磁変換特
性が充分に向上される。
このようなエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド
ブロック共重合体としては、エチレンオキサイドとプロ
ピレンオキサイドとの配合割合が、前者対後者のモル%
比にして20対80〜60対40の範囲内にあるものが
好ましく使用され、具体例としては、たとえば、エチレ
ンオキサイド対プロピレンオキサイドのモル%比が40
対60のエチレンオキサイド−プロピレンオキサイドブ
ロック共重合体などが挙げられ、市販品の具体例として
は、たとえば、IC1社製、ソルスパーズ20000等
が挙げられる。
このよ、うなエチレンオキサイド−プロピレンオキサイ
ドブロック共重合体を含有する導電体層は、通常、これ
らのエチレンオキサイド−プロピレンオキサイドブロッ
ク共重合体を、導電性粉末、結合剤樹脂および有機溶剤
等とともに混合分散して導電体層用塗料を関製し、これ
をポリエステルフィルムなどの基体上に塗布し、乾燥し
て形成される。このようにして形成される導電体層中で
のエチレンオキサイド−プロピレンオキサイドブロック
共重合体の含有量は、導電体層中の導電性粉末に対して
0.5〜20重量%の範囲内で含をさせるのが好ましく
、少なすぎると所期の効果が得られず、多すぎると他の
結合剤樹脂に対し可塑性が大となり、導電体層の強度が
著しく低下する。またこのような導電体層の厚さは0.
1μより薄くすると所期の効果が得られ難く、3μより
厚くすると磁性層を内側にしたカールが発生し易いため
、0.1〜3μの範囲内にするのが好ましく、0.5〜
2μの範囲内の厚みにするのがより好ましい。
このような導電体層に使用される導電性粉末としては、
たとえば、カーボンブラック、グラファイト、銀粉、ニ
ッケル粉およびこれらの混合粉末などが好適なものとし
て使用され、必要に応じて、硫酸バリウム、弁柄、炭酸
カルシウム、酸化亜鉛等の非磁性無機質微粉末が1種以
上併用される。これら、導電性粉末および非磁性無機質
微粉末は、導電体層の表面平滑性が良好となるように、
平均粒子径が0.02〜2μの範囲内のものが好ましく
使用される。使用量は、導電性粉末の種類によって異な
るが、導電体層の全固形成分との合計量に対して重量比
で、20〜80重量%の範囲内で使用するのが好ましく
、少なすぎると磁性層の表面電気抵抗を充分に小さくす
ることができず、多すぎると導電体層の基体に対する接
着性が低下する。
また使用される結合剤樹脂としては、塩化ビニル−酢酸
ビニル系共重合体、ポリビニルブチラール樹脂、繊維素
系樹脂、ポリウレタン系樹脂、イソシアネート化合物、
エポキシ樹脂、フェノール系樹脂、放射線硬化型樹脂等
など従来一般に使用されるものがいずれも好適なものと
して使用され、有機溶剤としては、メチルイソブチルケ
トン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トルエ
ン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジメチルホルム
アミドなど従来一般に使用される有機溶剤がいずれも単
独で、或いは二種以上混合して使用される。
導電体層上の磁性層の形成は、r−Fe203粉末、F
e3O4粉末、Co含有1−Fe2Q3粉末、Co含有
Fe3O4粉末、Fe粉末、C。
粉末、Fe−Ni粉末およびバリウムフェライトなどの
従来公知の各種磁性粉末を結合剤樹脂および有機溶剤等
とともに混合分散して調製した磁性塗料を、基体上に形
成した導電体層上に塗布、乾燥するなどの方法で形成さ
れる他、Co、Ni、Fe、、Go−Ni合金、Go−
C,r合金、Co−P s Co  N iPなどの強
磁性材を、真空蒸着、イオンブレーティング、スパッタ
リング、メッキ等の手段によって導電体層上に被着する
などの方法でも形成される。
〔作用〕
以上のように、エチレンオキサイド−プロピレンオキサ
イドプロ・ツク共重合体を導電体層中に含有させると、
導電体層中に含まれる導電性粉末の分散性が改善されて
、導電体層の表面平滑性が良好となり、この導電体層上
に形成される磁性層の表面平滑性も良好になるため、出
力低下やノイズの増大が効果的に抑制され、磁性層の表
面電気抵抗が小さくて電磁変換特性に優れた磁気記録媒
体が得られる。
〔実施例〕
次に、この発明の実施例について説明する。
実施例1 ラーベン1255 (コロンビヤ ioo 重量sンカ
ーボン社製、カーポンプ ラック) ソルスパーズ20000 (IC3〃 ■社製、エチレンオキサイド ープロピレンオキサイドプロ ツク共重合体) エスレフクA(種水化学工業社 5o〃製、塩化ビニル
−酢酸ビニル 一ビニルアルコール共重合体) バンデックスT−5250(大 35μ日本インキ化学
工業社製、ウ レタンエラストマー) シクロへキサノン       400〃トルエン  
         400〃の組成物をサンドミルで2
時間混合分散した後、これにさらにコロネートし (日
本ポリウレタン工業社製、三官能性低分子量イソシアネ
ート化合物)を15重量部添加し、0.5時間混合分散
して導電体層用塗料を調製した。この導電体層用塗料を
厚さ13μのポリエステルフィルム上に乾燥厚が約1.
0μとなるように塗布、乾燥し、さらに60℃で48時
間キュアーした後、この導電体層上に、下記組成の磁性
塗料を乾燥厚が約2.5μとなるように塗布、乾燥し、
鏡面処理を行って磁性層を形成した。しかる後、これを
所定の巾に裁断して磁気テープをつくった。
磁性塗料 α−Fe磁性粉末       100重量部エスレ・
、ツクA           10.6 ”バンデン
クスT−52508,2〃 コロネートL           4.7  〃Al
2O3粉末        4  〃ミリスチン酸  
         2  〃ステアリン酸−n−ブチル
   1  〃シクロヘキサノン       95〃
トルエン           95〃実施例2 実施例1における導電体層用塗料の組成において、ソル
スバーズ20000の使用量を3重量部から6重量部に
変更した以外は、実施例1と同様にして、導電体層を形
成し、ビデオテープをつくった。
実施例3 実施例1における導電体層用塗料の組成において、ソル
スパーズ20000の使用量を3重量部から10重量部
に変更した以外は、実施例1と同様にして導電体層を形
成し、ビデオテープをつくった。
実施例4 実施例1における導電体層用塗料の組成において、ソル
スパーズ20000の使用量を3重量部から15重量部
に変更した以外は、実施例1と同様にして導電体層を形
成し、ビデオテープをつくった。
実施例5 実施例2において、導電体層用塗料を下記の組成の導電
体層用塗料に変更し、この導電体層用塗料を乾燥厚が約
1μとなるように塗布、乾燥し、電子線照射装置を用い
て、加速電圧165KV、全照射線量8Mradで電子
線を照射し、硬化して導電体層を形成し、キュアーを省
いた以外は、実施例2と同様にして導電体層を形成し、
ビデオテープをつくった。
導電体層用塗料 ラーベン1255       100重量部ソルスパ
ーズ20000     3  〃エスレックA   
      50 〃DPHA (日本火薬社製、ジペ
 50〃ンタエリスリトールヘキサア クリレートとジペンタエリス リトールペンタアクリレート の1対1の混合物) シクロヘキサノン       400〃トルエン  
        400〃実施例6 実施例2における磁性塗料の組成において、α−Fe磁
性粉末に代えてCo含含有−Fe203粉末を同量使用
した以外は、実施例2と同様にして、導電体層および磁
性層を形成し、ビデオテープをつくった。
比較例1 実施例1における導電体層用塗料の組成において、ソル
スパーズ20000を省いた以外は実施例1と同様にし
て導電体層を形成し、ビデオテープをつ(った。
比較例2 実施例6における導電体層用塗料の組成において、ソル
スパーズ20000を省いた以外は実施例1と同様にし
て導電体層を形成し、とデオテープをつくった。
各実施例および各比較例で得られた各磁気テープについ
て、導電体層および磁性層の表面電気抵抗、および表面
粗さを測定し、RF出力、クロマ出力、ビデオS/N、
カラーS/N等のビデオ特性を測定した。導電体層およ
び磁性層の表面粗さは、触針式表面粗度計(東京精密社
製サーフコム)を用い、カットオフ0.08mm、トラ
バース長さ8mm、トラバース速度0.06mm/se
cで、導電体層および磁性層の中心線平均粗さを算出し
て0、測定した。
下表はその結果である。
〔発明の効果〕
上表から明らかなように、この発明で得られた磁気テー
プ(実施例1〜6)は、従来の磁気テープ(比較例1〜
2)に比べて、導電体層および磁性層の表面電気抵抗が
同等で、導電体層の表面粗さおよび磁性層の表面粗さが
小さく、さらにRF小出力クロマ出力、ビデオS/N、
カラーS/N等のビデオ特性がいずれも高く、このこと
がらこの発明によって得られる磁気記録媒体は、導電体
層中における導電性粉末の分散性が改善された結果、導
電体層および磁性層の表面平滑性が良好で1、表面電気
抵抗を劣化させることなく電磁変換特性が向上されてい
ることがわかる。
特許出願人  日立マクセル株式会社 1%−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基体と磁性層との間に、導電性粉末とエチレンオキ
    サイド−プロピレンオキサイドブロック共重合体とを含
    む導電体層を設けたことを特徴とする磁気記録媒体
JP25621484A 1984-12-03 1984-12-03 磁気記録媒体 Pending JPS61134923A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25621484A JPS61134923A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 磁気記録媒体

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JP25621484A JPS61134923A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 磁気記録媒体

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JPS61134923A true JPS61134923A (ja) 1986-06-23

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ID=17289510

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JP25621484A Pending JPS61134923A (ja) 1984-12-03 1984-12-03 磁気記録媒体

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