JPS6113477Y2 - - Google Patents

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JPS6113477Y2
JPS6113477Y2 JP17263282U JP17263282U JPS6113477Y2 JP S6113477 Y2 JPS6113477 Y2 JP S6113477Y2 JP 17263282 U JP17263282 U JP 17263282U JP 17263282 U JP17263282 U JP 17263282U JP S6113477 Y2 JPS6113477 Y2 JP S6113477Y2
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tape
disk
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cutting
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JP17263282U
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JPS5978346U (ja
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープの自動切断装置、詳しくはテー
プを所定の長さに自動的に切断するテープの自動
切断装置に関する。
作業時に、例えば電線の端部留め、トランス製
作中にコイルの仮留めをする等、作業中に粘着テ
ープの小片を使用することが頻繁にあり、テープ
を所定の長さに自動的に切断する装置の製品化が
望まれていた。しかし製品化されたものは需要者
の希望に完全に応えるには不十分であつた。例え
ば、従来のものとして第1図に示す自動切断装置
100を説明する。自動切断装置100は、本体
101と、この本体101側部から水平に延びる
アーム102と、本体101及びアーム102の
間に設けられる移動自在の送りアーム103と、
この送りアーム103に取付けられた刃104
と、本体101の上部に回転自在に設けられたタ
ーンテーブル105とから構成されている。又、
アーム102の先端部には、テープ106が取付
けられるようになつている。この自動切断装置1
00によつてテープ106を所定長さに切断する
には、まずテープ106の先端を引き出し、刃1
04の間を挿通させて、テープの先端部をターン
テーブル105に張り付ける。この状態に於て、
本体101に内蔵されたモータを作動させると、
送りアーム103が斜上方に、つまりターンテー
ブル105側へと移動する。そして送りアーム1
03が所定の位置に移動した時に、送りアーム1
03に取付けられた刃104が作動しテープ10
6を切断する。切断されたテープ106はその先
端がターンテーブル105に張り付けられてい
て、ターンテーブル105と共に移動するように
なつている。又刃104は、テープ106を切断
した後は速やかに最初の状態つまりアーム102
の先端側へと移動する。そして再びテープ106
を切断するわけであるが、刃104の内側には、
挾持部107が形成され、この挾持部107が送
りアーム103の移動と共にテープ106を挾持
しながらターンテーブル105側へ移動させ、こ
のテープ106の移動によつてテープ106の先
端をターンテーブル105に接触させ張り付け
る。ここで再びテープ106は第1図に示したよ
うに、その先端がターンテーブル105に張り付
けられた状態となり、後は所定の位置で刃104
がテープ106を切断するようになつている。こ
のように従来例である自動切断装置100は、本
体101内に内蔵されたモータによつて、送りア
ーム103刃104、挾持部107、及びターン
テーブル105を作動させている。これらの各部
材は、それぞれ異つた動きをするように設定され
ている為、モーの単一な動きをカムやギヤー等を
用いてそれぞれ異つた動きとしなければならず、
構成が複雑なものとなつていた。従つて各部材の
耐久力にも限度があり、故障し易い装置であつ
た。更に刃104はテープ106を挾むように切
断する為、テープ自体が可撓性を有し、かつ裏面
には粘着剤が塗布されている為、その切断は容易
でなく、テープ106が完全に切断されずにター
ンテーブル105が移動してしまう等の不都合も
あつた。又、切断されたテープはターンテーブル
105に張り付けられるため、この張り付けられ
る部分よりも短いテープを切断することは不可能
であり、テープ長さの狭い小片を得ることは無理
であつた。
本考案は前記従来の事情に鑑みなされたもので
あつて、テープの切断を確実に、又その切断寸法
も自在に行なうことができ、かつ切断後のテープ
の取扱いが簡単なテープの自動切断装置を提供す
ることを目的とする。
以下図示の実施例によつて本考案を説明する。
第2図に本考案の一実施例であるテープの自動
切断装置10の斜視図を示す。自動切断装置10
は、基台1を中心に配設されているが、基台1の
形状としてはどんなものであつても良い。基台1
は、後方が切断しようとするテープ2の取付部と
なつていて、直立した両側の壁11・11′に形
成された溝12・12′に、テープ2が取付けら
れるボピン13の横軸が回転自在に挿入されるよ
うになつている。ボビン13は、第3図に示すよ
うに、テープ2の内孔に取付けられるものであつ
て、切断しようとするテープの内孔の大きさによ
つてボビン13の外径も変化できるように数種類
準備されている。又基台1の前方には、後方の壁
11・11′と同様な壁14・14′が形成され、
この壁14・14′間に大円板3及び小円板4が
回転自在に取付けられている。大円板3及び小円
板4は、比較的厚みのある金属、又は樹脂製の円
板であり、大円板3の厚みがテープ2の幅より小
さく、かつ大円板3と小円板4とを合せた厚みが
テープ2の幅よりも大きくなるように設定されて
いる。小円板4は、その回転軸が大円板3の回転
軸と平行になるように設けられ、小円板4の側面
円が大円板3の側面円に内接する位置に取付けら
れている。又、大円板3には、壁14′の外側に
設けられたモータ31の回転軸が直接、あるいは
間接的に取付けられ、モータ31の作動により回
転させられる。更に、基台1下部の大円板3とテ
ープ2との間には、水平に延びる軸15が形成さ
れ、テープ2の先端を引き出し、軸15の下部に
テープ2の表面を当接させテープ2の先端を大円
板3の周囲に張り付けるようになつている。つま
りテープ2の先端は、軸15を介することによつ
て大円板3に下方から張り付けられるわけであ
る。尚テープ2が張り付けられた大円板3及び小
円板4は、常にテープ2を巻き取るような方向に
回転するよう、一方が回転自在であり、他方は回
転しないような構成となつている。又大円板3及
び小円板4の上端部の上方には、前面に切断刃5
が取付けられた回転円板6が設けられている。こ
の回転円板6は基台1の壁14・14′上部に固
定されたモータ61に直結され支持されている。
回転円板6は、一方向に回転するようになつてお
り、図示のものでは反時計方向に回転するように
なつている。切断刃5は、回転円板6に回動自在
に取付けられた取付板51の先端に取外し自在に
取付けられている。取付板51の切断刃5が取付
けられた端部とは逆の端部には、コイルばね等の
引張部材52が取付けられ、切断刃5の回転円板
6の回転方向へ付勢するようにしている。尚切断
刃5側の端部の側部には、回転円板6に固着され
たストツパーピン53が当接され、取付板51が
引張部材52の引張力によつて回転しないような
構成としている。このように取付けられた切断刃
5は大円板3及び小円板4の接点上に位置するよ
うに設定されることが重要である。つまり回転円
板6の回転によつて移動する切断刃5が、大円板
3及び小円板4の接点上を円板の回転軸と平行に
横切るように構成されている。更に回転円板6と
大円板3及び小円板4との間の距離はテープの厚
みか、或いは厚みよりも大きくなるように設定さ
れ、この回転円板6の端部より切断刃5がテープ
2の厚み或いは厚みより大きく突出するようにな
つている。
前記のように構成された自動切断装置10の作
用について第3図ないし第5図を参照して説明す
る。まずテープ2の先端を軸15の下部を通し大
円板3に張り付ける。そして大円板3をモータ3
1によつて回転させ、テープ2の先端を大円板3
及び小円板4と回転円板6との間を通り前方へ移
動させる(第3・4図参照)。この時大円板3の
回転移動距離は、切断刃5の設けられた個所から
テープ2の先端部までの距離が所望のテープ切片
の長さとなるような距離である。次にモータ61
を作動させ回転円板6を回転させ、回転円板6の
回転によつて切断刃5が大円板3及び小円板4上
を移動するようにする(第5図参照)。尚この
時、切断刃5は回転円板6の回転方向に付勢され
ており、大円板3及び小円板4に張り付けられた
テープ2と当接した状態を保つたまま移動する
為、テープ2は確実に切断される。テープ2の切
断が終了したならば、更にモータ31を作動させ
所定寸法テープ2が移動するようにし、再びモー
タ61を作動して回転円板6を回転させ切断刃5
によつてテープ2を切断する。このようにモータ
31とモータ61とを順次作動することによつ
て、テープ2を次々と所定寸法に切断することが
できる。そしてテープ2の切断を何度か行ない、
テープ2の先端部が大円板3前方に移動して大円
板3の下方に近づいたならば、テープ2の切断を
中止して所定寸法に切断されたテープ2を使用す
れば良い。ここで切断されたテープ2には、切断
地点に於ては大円板3及び小円板4とに張り付け
られているが、大円板3の回転と共に下方に移動
すると、小円板4が大円板3の側部に並列的に存
在しない為、上部に於て小円板4に張り付いてい
たテープ2の側部は、大円板3の上部から下部へ
と移動された時には大円板3の端部から外側へ突
出した部分となり、この突出した部分を手指で挾
んで大円板3から切断されたテープ2を引き剥が
せば良く、テープの取扱いは簡単である。
又切断するテープの長さを変化させるには、モ
ータ31の作動を制御し、モータ31によつて回
転する大円板3の回転移動距離を変化させれば良
い。尚この場合、切断刃5の回転は制御せずに一
定の回転モータ61によつて与え、一度目の切断
が終了し回転円板6が回転し、再び切断刃5が切
断の位置に来るまでの間に、モータ31を作動さ
せ大円板3の移動距離を調節すれば良い。回転円
板6の1回転の間に大円板3が十分に移動できな
い場合には、回転円板6の回転速度を遅くすれば
良い為、微調整を行なうのはモータ31側だけで
十分である。又モータ31が作動を開始するの
は、切断刃5による切断が終了した時点でなくて
はならず、切断刃5が切断を終了した時にモータ
31側へ信号を送らなくてはならないが、これは
例えば第6図に示すような構成によつて行なわれ
る。第6図は、回転円板6の簡略側面図であり、
回転円板6の裏面に突出するピン62を設け、こ
のピン62と当接することによつて通電しモータ
31側へ信号を送るリミツトスイツチ63を設け
たものである。そしてリミツトチスイツチ63が
作動するのは切断刃5の切断が終了した時点とな
るようにピン62の位置が設定されている。この
ようにモータ31或いはモータ61が制御される
ようになつているが、これらの制御機構としては
簡単なタイマーを使用する等どんなものであつて
も良く、図示は省略する。更にテープ2の切断を
回転円板6及びこれに取付けられた切断刃5によ
つて図るようにしたが、切断刃5は円運動等の回
転を行ないながら切断するものでなくても良い。
例えば単に水平方向に移動するだけでも良く、切
断を図る機構は前記実施例に限定されるものでは
ない。又その他の構成も前記実施例に限定される
ものでなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲での
変更が可能である。なお、第2図に示した装置を
市販化するには、美観、安全性の観点から全体に
カバーを取付けるとよい。例えば第7図に示すよ
うなカバー20を取付け、外部のスイツチ21に
より操作し、窓22から切断されたテープを引き
剥がす構成とすればよい。
以上説明したように本考案によれば、大円板の
側面円に小円板が内接するようにし、両者の接点
上においてテープを切断するようにしたため、テ
ープの切断が確実に行なわれ、切断後のテープの
取扱いも簡単である。つまり、テープの切断は円
板に張り付けられたテープに刃が当接することに
より行なわれ、固定された状態のテープに刃が切
り込まれる為、切断は容易に、かつ確実に行なわ
れる。又、円板に張り付けられたテープを切断す
る為、切断するテープの長さを自在とすることが
でき、つまりテープの長さをmm単位に調節するこ
とが可能で、長さを長くしたい場合には円板を大
きなものに換えればよく、非常に用途の広い装置
となつている。更に、テープは切断時には大円板
と小円板とに張り付けられているが、切断後には
大円板のみに張り付けられた状態となり、小円板
に貼着されていた部分は大円板から突出し、この
突出部分を手指で挾み、大円板からテープを引き
剥がすことが簡単にでき、切断後のテープの取扱
いが便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープの自動切断装置を示す斜
視図、第2図は本考案の一実施例を示すテープの
自動切断装置の斜視図、第3図は第2図の装置の
簡略側面図、第4図及び第5図は第2図の装置の
簡略正面図、第6図は回転円板の側面図、第7図
は第2図の装置のカバーを示す斜視図である。 3……大円板、4……小円板、5……切断刃、
10……自動切断装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転自在に設けられ、切断されるテープの幅よ
    りも小さい厚みの大円板と、 この大円板の回転軸に平行な回転軸を有し、前
    記大円板の側面円に内接する小円板と、 テープを切断する刃とを備え、 前記大円板の周囲にテープを張り付け、前記大
    円板と小円板との接点上を、前記刃が前記円板の
    軸線と平行に移動し、前記テープを切断するよう
    に構成したことを特徴とするテープの自動切断装
    置。
JP17263282U 1982-11-15 1982-11-15 テ−プの自動切断装置 Granted JPS5978346U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17263282U JPS5978346U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 テ−プの自動切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17263282U JPS5978346U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 テ−プの自動切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978346U JPS5978346U (ja) 1984-05-26
JPS6113477Y2 true JPS6113477Y2 (ja) 1986-04-25

Family

ID=30376262

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17263282U Granted JPS5978346U (ja) 1982-11-15 1982-11-15 テ−プの自動切断装置

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JPS5978346U (ja) 1984-05-26

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