JPS61133795A

JPS61133795A - 撮像・再生方法及び撮像・再生装置

Info

Publication number: JPS61133795A
Application number: JP59254239A
Authority: JP
Inventors: Teruo Hieda; 輝夫稗田; Kazuhiro Imaizumi; 和宏今泉
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1984-12-03
Filing date: 1984-12-03
Publication date: 1986-06-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕この発明は正しい色温度を再現する為の撮像装置・再生
装置、及びこれらを使用する撮像・再生方法に関するも
のである。

〔従来技術〕

従来の撮像・再生システムは、最低限のシステムとして
テレビカメラ、テレビモニタにより構成されている。各
要素間の信号の受は渡しは、標準テレビジョン信号、例
えばＮＴＳＣ，ＰＡＬ、ＳＥＣＡＭ等に規格化されてい
る。標準テレビジョン信ｔにおいて、ホワイトバランス
は重要な要素の一つである。ここにいうホワイトバラン
スとは、反射率の高い分光特性の平坦な被写体（肉眼に
白く見える被写体）を撮影した場合、テレビ信号のＲ，
Ｇ、Ｂ成分を１：１：１（クロマ信号成分が０）にする
ことである。

このように構成された従来の撮像・再生システムにおい
ては、被写体を照明する光源の種類の如何に拘わらず、
同一の被写体を撮像した場合に出力されるテレビ信号は
同一となる。そして、このテレビ信号が、テレビモニタ
により再生される時には、テレビモニタに固有のＲ，Ｇ
、Ｂの比によって写し出される。したがって、肉眼に白
く感じられる被写体を撮影した場合、いつも同じ白に写
し出される。

もちろん、このように白い被写体がいつも同じ白に写し
出されるということは長所でもあるが、短所ともなる。

撮影している場所の雰囲気がそこなわれるからである。

すなわち、照明する光源による被写体の色の微妙な変化
、例えば電球で照らされたものは、あたたかい感じにな
り、曇天の時には冷たい感じに見えるが、これらが表現
されない、という短所がある。

また、従来のシステムにおいては、単にホワイトバラン
スを取らずに撮影した画像を再生しても画像全体が赤っ
ぽくなったり、青っぽくなったりして不自然な色再現と
なってしまうという欠点もある。

〔目　的〕

この発明は、このような従来の欠点を除去しようとする
もので、撮影時の光源の色温度を再生時の照明として再
現し、従来得られなかった自然の色を再現できる撮像Ｏ
再生方法及び撮像装置、再生装置の提供を目的とする。

〔実施例〕

第１図はこの発明の実施例を示す図である。

図中、Ａは録画システム、Ｂは再生システムである。１
は被写体を撮影する撮像装置としてのテレビカメラ、２
はテレビカメラ１より出力されるテレビ信号及び色温度
信号を記録するＶＴＲ，，３はテープに記録されたテレ
ビ信号及び色温度信号を再生するＶＴＲ，，４は再生画
像を写し出すテレビモニタで３，４により再生手段が構
成される。５は色温度信号を照明光源駆動信号に変換す
る光源駆動装置、６はテレビモニタを視聴する部屋又は
テレビモニタの背景等の周囲を照明する照明手段として
の光源である。

このような構成となっているので、テレビカメラ１では
、テレビ信号の他に被写体を照明する光源の色温度を検
出し、これを色温度信号として出力する。また、撮像信
号処理回路では、従来のホワイトバランスは行なわず、
被写体のＲ，Ｇ、Ｂ成分がそのままの比でテレビ信号出
力に表われる。

ＶＴＲ１２において、テレビカメラ１よりのテレビ信号
を従来の方式で記録するとともに、テレビカメラ１より
の色温度信号を記録する。

ＶＴＲ２３においては、テープに記録されているテレビ
信号及び色温度信号を再生し、テレビ信号をテレビモニ
タ４上に写し出し、又色温度信号を光臨駆動装置５に送
る。

光源駆動装置５においては、入力された色温度信号をＲ
，Ｇ、Ｂの比に変換し、照明光源を駆動するのに必要な
電力に増幅する。照明光源６は光源駆動装置の出力によ
り、光源が点灯され、テレビカメラ１で撮影した被写体
の照明光源の色温度を再現する。

つぎに、上記テレビカメラ１と光源駆動装置５の実施例
を説明する。

第２図はテレビカメラ１の実施例である。図中、１０１
は撮像レンズ、１０２は撮像管、１０３はププリアンプ
、１０４はローパスフィルタ（ＬＰＦ）、１０５は輝度
系（至）プロセス回路、１０６はバンドパスフィルタ（
ＲＰＦ）、１０７は色糸（Ｑプロセス回路、１０８はエ
ンコーダ、１０９は赤色透過（Ｒ）フィルタ、１１０は
青色透過（Ｂ）フィルタ、１１１゜１１２はフォトダイ
オード（ＰＤ）、１１３，１１４はログ（対数）アンプ
、１１５は減算器、１１６はＡ／Ｄ変換器、１１７はパ
ラレルデータをシリアルデータに変換するシフトレジス
タ、１１８は加算器である。

この上うなＷｔとなっているので、被写体よりの光は、
レンズ１０１を通して撮像管１０２により光電変換され
、プリアンプ１０３により増幅される。プリアンプ１０
３の出力はローパスフィルタ（ＬＰＦ）１０４により輝
度信号として得られ、又バンドパスフィルタ（ＢＰＦ）
１０６により色信号として得られる。輝度信号は輝度系
（７）プロセス回路１０５により処理され、色信号は色
糸（Ｑプロセス回路１０７により処理され、それぞれエ
ンコーダ１０８に入る。エンコーダ１０８では、色信号
の平衡変調、バースト加算、同期加算によりテレビ信号
を出力する。

一方、被写体及び被写体付近の光は、赤色透過（■フィ
ルタ１０９及び青色透過（Ｂ）フィルタ１１０を通して
フォトダイオード（ＰＤ）１１１．１１２に入り、光電
変換される。その出力は、それぞれログアンプ１１３，
１１４により対数圧縮され、減算器１１５により減算さ
れ、ｋ（Ｂ／Ｒ）が出力される。この出力はＡ、　／　
Ｄ変換されて２進化され、シフトレジスタ１１７により
直列化され、加算器１１８によりテレビ信号と加算され
て出力される０色系（Ｃ’！プロセス回路１０７では、
利得可変（ホワイトバランスコントロール）は行なわス
、被写体像に含まれるＲ、Ｇ、Ｂの成分の比をそのまま
出力する。

また、赤色透過（Ｒ）フィルタ１０９、青色透過（Ｂ）
フィルタ１１０より減算器１１５に至る系は、被写体及
び被写体付近の光のＲ成分及びＢ成分の比を検出して、
被写体を照明する照明光源の色温度に対応する色温度出
力を得る。これは黒体放射の法則により、照明光源中の
Ｒ，Ｇ、Ｂ１１１ｉ分の比は発光体の温度のみ依存する
と考えられるので、Ｒ成分とＢ成分の比のみによっても
、Ｒ，Ｇ、Ｂの成分の比が表わされると考えられるから
である。

このようにして得られた色温度出力は、Ａ／Ｄ変換器１
１６で２進数に変換されて後、シフトレジスタ１１７の
動作をタイミングチャートで示したものである。

図中、（ａ）はテレビ信号のフィールド同期部分、（ｂ
）　ｄシフトレジスタ１１７のロードパルス、（Ｃ）ハ
シフトレジスタ１１７のシフトパルス、（ｄ）ハテレビ
信号に色温度データを加算した出力である。このシフト
レジスタ１１７ではＶブランキング期間の終り近くの数
Ｈ区間を利用して水平同期パルスに同期して、まずロー
ドパルス（ｂ）が発生し、Ａ／Ｄ変換器１１６の出力デ
ータをシフトレジスタ１１７にロードし、その後、シフ
トパルス（Ｃ）により順次出力する。このようにして得
られた信号は加算器１１８によりテレビ信号に加算され
、（ｄ）のような信号を得る。このデータを再生時に照
明光源の色温度として再現することになる。

録画用のＶＴＲ，２及び再生用のＶＴＲ，３は、テレビ
カメラ１を、上記実施例のように、色温度データを映像
信号に多重するよう構成すれば、従来と同一の構成をそ
のまま利用できる。

第４図は光源駆動装置５の実施例を示したものである。

図中、２０１は人力テレビ信号中の同期信号を分離し、
各部で必要なパルスを作る同期分［ａｌ路、２０２はシ
リアルデータをパラレルデータに変換するシフトレジス
タ、２０３，２０４及び２０６は入力データをラッチす
るラッチ１．ラッチ２及びラッチ３．２０５は２つのデ
ータの一致を検出する一致検出器、２０７は２進データ
をアナログ信号に変換するＤ　／　Ａ変換器、２０８は
反転アンプ、２０９，２１０，２１１は光源駆動回路１
゜２．３．２１２はレベル設定用ボリウム、２１３は入
力信号をデジタルレベルに変換するレベル変換器、２１
４は色温度データ検出回路である。

このような構成において、入力されたテレビ信号は、一
方が同期分離回路２０１に入ると同時に、他方がレベル
変換器２１３により２値化され、シフトレジスタ２０２
によりシリアルデータに変換さレル。シフトレジスタ２
０２のデータは、ラッチ＋２０３及びランチ２２０４に
異なるタイミングでラッチされ、一致検出器２０５で一
致検出されると、誤差がないものとしてラッチ３２０６
でラッチされ、Ｄ／Ａ変換器２０７によりアナログ信号
に変換される。Ｄ／に変換器２０７の出力は、一方では
、反転アンプ２０８により反転されて光源駆動回路１２
０９によりＲ光源を点灯する。他方では、そのまま光源
駆動回路３２１１によりＢ光源を点灯する。

このように、テレビ信号中に多重化されている色温度デ
ータによってテレビモニタ４を視聴する部屋の照明の色
温度は制御されることになる。

第５図は光源駆動装置の他の実施例を示したものである
。

図中、３０１はスイッチ、３０２．３０３は利得制御ア
ンプ、３０４はテレビ信号をＲ，Ｇ、Ｂ信号に変換する
デコーダ、３０５〜３０８は電源である。第１図及び第
２図と同一部分には同符号が付しである。

このような構成になっているから、まず、スイッチ３０
１がＡ側の時は、入力されたテレビ信号はデコーダ３０
４によりＲ，Ｇ、Ｂ信号に変換され、Ｒ及びＢ信号は利
得制御アンプ３０２．３０３に入力される。利得制御ア
ンプ３０２，３０３には、色温度データ検出回路２１４
により検出されたＲ制御信号及びＢ制御信号が加わつＣ
いる。

つまり、テレビ信号中の色温度データによりホワイトバ
ランスが行なわれた後、テレビモニタ４に映し出される
。一方、照明光源は、電源３０７゜３０８による一定電
圧により駆動され、一定の色温度の照明を行なう。

また、スイッチ３０１がＢ側に接続されている時は、利
得制御アンプ３０２，３０３の制御端子には電源３０５
，３０６による一定電圧が加わっており、ホワイトバラ
ンスは行なわれず、入力されたテレビ信号がそのままテ
レビモニタ４に映し出される。また、照明は前記実施例
と同様の動作により、テレビ信号の色温度データにより
色温度が再現される。

前記実施例においては、テレビカメラ１ではホワイトバ
ランスを行なわず、色温度データのみを送出するよう構
成したが、つぎのように構成してもよい。

すなわち、テレビカメラ１でホワイトバランスを行ない
、同時に色温度データを送出し、視聴側では、従来通り
の再生を行なう場合には、入力された画像をそのまま再
生し、色温度の再現を行う場合には、再生画像の色温度
の再現と同時に、照明光源の色温度再現を行う構成とし
てもよい。

また、光源の色温度再現にはＲ，Ｇ、Ｂの電球を用いて
構成したが、色温度変換フィルタを用いる構成、又は単
一の電球の印加電圧を変化させることにより発光温度を
変える構成、あるいは、それらの組合せ等によっても構
成できる。

〔効　果〕

以上説明したように、この発明九よれば、撮影時の光源
の色温度を再生時の照明として再現し、従来得られなか
った自然な色の再現を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である撮像−再生装置を用い
たシステムの構成図、第２図は第１図におけるテレビカ
メラの実施例のブロック図、第３図は第２図におけるシ
フトレジスタの作用の説明図、第４図は第１図における
光源駆動装置の実施例のブロック図、第５図光源駆動装
置の他の実施　−例のブロック図である。１・・・・・・・・・テレビカメラ２・・・・・・−・・録画用のＶＴＲ。３・・・・・・・・・再生用のＶＴＲ。４・・・・・・・・・テレビモニタ５・・・・・・・・・光源駆動装置６・・・・・・−・・照明光源

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被写体の照明光源の色温度を検出し、これを色温
度信号として映像信号と共に記録し、再生時に画像と同
時に再生された前記色温度信号に応じた色温度で再生画
像を照明する撮像、再生方法。
（２）被写体の照明光源の色温度を検出し、これを色温
度信号として出力する撮像装置。
（３）入力映像信号を再生する再生手段と、前記入力映
像信号に付随する色温度信号に応じた色温度で再生画像
を照明する照明手段と、を有する再生装置。