JPS61133607A - 電子機構部品の密閉方法 - Google Patents
電子機構部品の密閉方法Info
- Publication number
- JPS61133607A JPS61133607A JP59256325A JP25632584A JPS61133607A JP S61133607 A JPS61133607 A JP S61133607A JP 59256325 A JP59256325 A JP 59256325A JP 25632584 A JP25632584 A JP 25632584A JP S61133607 A JPS61133607 A JP S61133607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing
- electronic mechanical
- mechanical component
- base material
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Adjustable Resistors (AREA)
- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1、発明の名称
産業上の利用分野
本発明はプリント回路基板に半田浸漬法により実装可能
なディップ電子機構部品、特に半固定ボリューム、トリ
マーコンデンサ等の製造に関するものである。
なディップ電子機構部品、特に半固定ボリューム、トリ
マーコンデンサ等の製造に関するものである。
従来の技術
近年電子機器セットの小形化と価格合理化の対応として
、小形チップ部品を電気回路プリント基板上に面実装す
ることが常套手段とされてきている。昨今、この傾向に
更に拍車がかかり、より高密度な実装を目的としてチッ
プ部品の電気回路プリント基板上の両面実装が行わ4t
ている。
、小形チップ部品を電気回路プリント基板上に面実装す
ることが常套手段とされてきている。昨今、この傾向に
更に拍車がかかり、より高密度な実装を目的としてチッ
プ部品の電気回路プリント基板上の両面実装が行わ4t
ている。
ところが、従来のチップ部品は半田浸漬にはなじまない
構造であり、この点の改善を図る為に、接着剤の転写に
よる電子機構部品の密閉方法が用いられる。特に、接着
剤としてシリコンエラストマーを使用する方法が、半田
浸漬に対する耐熱性及び熱膨張収縮に対する接着剤と外
装ケース材の層間剥離の出現を防止できる点で最も有力
である。しかし、シリコンエラストマーを接着剤として
使用する場合、剥離基材として、ポリエステルフィルム
にシリコン離型剤を塗布したものや、紙基材にシリコン
離型剤を塗布したものを使用するが、この場合シリコン
エラストマーの粘着性により剥離基材からの剥離に際し
て困難なものが発生する問題がある。
構造であり、この点の改善を図る為に、接着剤の転写に
よる電子機構部品の密閉方法が用いられる。特に、接着
剤としてシリコンエラストマーを使用する方法が、半田
浸漬に対する耐熱性及び熱膨張収縮に対する接着剤と外
装ケース材の層間剥離の出現を防止できる点で最も有力
である。しかし、シリコンエラストマーを接着剤として
使用する場合、剥離基材として、ポリエステルフィルム
にシリコン離型剤を塗布したものや、紙基材にシリコン
離型剤を塗布したものを使用するが、この場合シリコン
エラストマーの粘着性により剥離基材からの剥離に際し
て困難なものが発生する問題がある。
本発明は上記のようなシリコンエラストマー接着剤に対
して、より確実な剥離性を有する剥離基材を使用するこ
とにより、転写形成した被膜層で密閉された電子機構部
品を容易に製造することを・可能にしようとするもので
ある。
して、より確実な剥離性を有する剥離基材を使用するこ
とにより、転写形成した被膜層で密閉された電子機構部
品を容易に製造することを・可能にしようとするもので
ある。
(2)発明の構成
問題点を解決するための手段
本発明は、離型性の極めて良好な、OH基を含まないプ
ラスチックス剥離基材上に均一に接着剤をパターン塗布
して接着剤層とし、ウェット状態のまま、この接着剤層
と電子機構部品の密閉を要する面とを接合する手段と、
その状態で接着剤を硬化させ、均一なフィルムを密着形
成させた後。
ラスチックス剥離基材上に均一に接着剤をパターン塗布
して接着剤層とし、ウェット状態のまま、この接着剤層
と電子機構部品の密閉を要する面とを接合する手段と、
その状態で接着剤を硬化させ、均一なフィルムを密着形
成させた後。
この接着剤層と電子機構部品とを一体にしたもの
□を剥離基材から剥離する手段とにより、転写により
形成した被膜層で電子機構部品を密閉する方法である。
□を剥離基材から剥離する手段とにより、転写により
形成した被膜層で電子機構部品を密閉する方法である。
作 用
剥離基材としそ、離型性の極めて良好なOH基を含まな
いプラスチックスを用いたので、被膜層と電子機構部品
の密閉を要する面とを接合した後、剥離基材からの剥離
を容易にできるようになった。被膜層は接着剤を剥離基
材上にパターン塗布して形成されるので、必要とするパ
ターンの転写による形成が容易で精密に行なうことがで
きる。
いプラスチックスを用いたので、被膜層と電子機構部品
の密閉を要する面とを接合した後、剥離基材からの剥離
を容易にできるようになった。被膜層は接着剤を剥離基
材上にパターン塗布して形成されるので、必要とするパ
ターンの転写による形成が容易で精密に行なうことがで
きる。
実施例
第1図は接着剤を転写により形成して、電子機構部品を
密閉する方法の実施例で、(a)は接着剤塗布工程を示
し、スクリーン印刷工法により接着剤をパターン塗布し
た。この第1図(a)で、1はスキージ、2は接着剤で
あり1本実施例では1芝シリコン製のUV硬化型のシリ
コンエラストマーを使用し、45w/cm −180w
/c+sのUVランプを使用し、5〜20秒間UV照射
し硬化させた。
密閉する方法の実施例で、(a)は接着剤塗布工程を示
し、スクリーン印刷工法により接着剤をパターン塗布し
た。この第1図(a)で、1はスキージ、2は接着剤で
あり1本実施例では1芝シリコン製のUV硬化型のシリ
コンエラストマーを使用し、45w/cm −180w
/c+sのUVランプを使用し、5〜20秒間UV照射
し硬化させた。
また、3はスクリーンマスクで、200メツシユのステ
ンレスステンシルを使用した。4は剥離基材で、フッ素
フィルム、低密度ポリエチレンフィルム、等のOH基を
含まない高分子フィルムを使用した。又、テフロン板や
ポリエチレン板を使用することができる。
ンレスステンシルを使用した。4は剥離基材で、フッ素
フィルム、低密度ポリエチレンフィルム、等のOH基を
含まない高分子フィルムを使用した。又、テフロン板や
ポリエチレン板を使用することができる。
第1図(b)は、(a)によって剥離基材上に接着剤を
転写によってパターン印刷した状態を示す。
転写によってパターン印刷した状態を示す。
次に、第2図(C)のように電子機構部品5としての半
固定ボリュームの密閉する面を下にして接着剤2層の上
に乗せて接合する手段と、この接着剤層をUV照射によ
って硬化させ被膜層10とする手段、及び第2図(d)
のように剥離基材4から、密閉した被膜層10とチップ
半固定ボリュームとが一体となったものを基材から剥離
する手段とを用い、第2図(e)のような密閉構造、す
なわち、第3図の断面図に示す密閉型チップ半固定ボリ
ュームを完成した。
固定ボリュームの密閉する面を下にして接着剤2層の上
に乗せて接合する手段と、この接着剤層をUV照射によ
って硬化させ被膜層10とする手段、及び第2図(d)
のように剥離基材4から、密閉した被膜層10とチップ
半固定ボリュームとが一体となったものを基材から剥離
する手段とを用い、第2図(e)のような密閉構造、す
なわち、第3図の断面図に示す密閉型チップ半固定ボリ
ュームを完成した。
上記のように本発明方法では、剥離基材としてOH基を
含まない高分子フィルムを用いたので。
含まない高分子フィルムを用いたので。
シリコンエラストマー接着剤のように粘着性があっても
、(d)工程によける剥離が容易に行なわれるようにな
った。
、(d)工程によける剥離が容易に行なわれるようにな
った。
尚、電子機構部品5としての半固定ボリュームは、あら
かじめ、第2図、第3図に示すようにセラミック基板抵
抗体6と軸11、端子12をインサートモールドし、軸
11にツマミ7と刷子8とを圧入しカシメ止めして構成
されている。
かじめ、第2図、第3図に示すようにセラミック基板抵
抗体6と軸11、端子12をインサートモールドし、軸
11にツマミ7と刷子8とを圧入しカシメ止めして構成
されている。
(3)発明の効果
本発明は密閉方法を用いることにより、電子機構部品の
密閉した被膜層と剥離基材の剥離性がよく、又容易にパ
ターン塗布ができる製造方法を実現することができた。
密閉した被膜層と剥離基材の剥離性がよく、又容易にパ
ターン塗布ができる製造方法を実現することができた。
そして、この後の工程としての半田浸漬に対しても耐熱
性及び熱膨張や収縮にも強く、信頼性の高いディップタ
イプの電子機構部品を提供することが可能となった。従
ってVTRデツキ、VTRカメラ、カラーTV等映像電
子機器セットをはじめとする民生機器や、一般産業用電
子機器の小形化を実現しうる高密度実装品を半田浸漬法
により高速処理することができる等、本発明方法は産業
上極めて有用である。
性及び熱膨張や収縮にも強く、信頼性の高いディップタ
イプの電子機構部品を提供することが可能となった。従
ってVTRデツキ、VTRカメラ、カラーTV等映像電
子機器セットをはじめとする民生機器や、一般産業用電
子機器の小形化を実現しうる高密度実装品を半田浸漬法
により高速処理することができる等、本発明方法は産業
上極めて有用である。
第1図(a)〜(e)は本発明の密閉方法の工程を示す
図、第2図は本発明で構成されるディップチップ半固定
ボリュームの分解図、第3図は同完成品の縦断面図であ
る。 2・・・接着剤 4・・・剥離基材 代理人 弁理士 大 島 −分 節1図 第2図 第3図
図、第2図は本発明で構成されるディップチップ半固定
ボリュームの分解図、第3図は同完成品の縦断面図であ
る。 2・・・接着剤 4・・・剥離基材 代理人 弁理士 大 島 −分 節1図 第2図 第3図
Claims (9)
- (1)剥離基材上にパターン塗布した接着剤層の面に、
電子機構部品の密閉を必要とする面を接合する手段と、
前記接着剤層を硬化させて被膜層とする手段と、この被
膜層と電子機構部品とを一体にしたものを剥離基材から
剥離する手段とを用い、転写により形成した被膜層で密
閉された電子機構部品とし、前記剥離基材としてOH基
を含まないプラスチックスを使用することを特徴とする
電子機構部品の密閉方法。 - (2)接着剤として、UV硬化型のシリコンエラストマ
ーを使用する特許請求の範囲第1項記載の電子機構部品
の密閉方法。 - (3)接着剤として、45w/cm〜160w/cmの
UVランプを使用し、5〜20秒照射することにより硬
化するものを用いた特許請求の範囲第1項記載の電子機
構部品の密閉方法。 - (4)OH基を含まない剥離基材として、フッ素フィル
ムを使用する特許請求の範囲第1項記載の電子機構部品
の密閉方法。 - (5)OH基を含まない剥離基材として、ポリエチレン
フィルムを使用する特許請求の範囲第1項記載の電子機
構部品の密閉方法。 - (6)剥離基材として、テフロン板を使用する特許請求
の範囲第1項記載の電子機構部品の密閉方法。 - (7)剥離基材として、ポリエチレン板をする特許請求
の範囲第1項記載の電子機構部品の密閉方法。 - (8)密閉された電子機構部品が半固定ボリュームであ
る特許請求の範囲第1項記載の電子機構部品の密閉方法
。 - (9)密閉された電子機構部品がトリマーコンデンサで
ある特許請求の範囲第1項記載の電子機構部品の密閉方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59256325A JPS61133607A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 電子機構部品の密閉方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59256325A JPS61133607A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 電子機構部品の密閉方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133607A true JPS61133607A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17291099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59256325A Pending JPS61133607A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 電子機構部品の密閉方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61133607A (ja) |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP59256325A patent/JPS61133607A/ja active Pending
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