JPS61133246A - タイヤトレツド用ゴム組成物 - Google Patents
タイヤトレツド用ゴム組成物Info
- Publication number
- JPS61133246A JPS61133246A JP25375384A JP25375384A JPS61133246A JP S61133246 A JPS61133246 A JP S61133246A JP 25375384 A JP25375384 A JP 25375384A JP 25375384 A JP25375384 A JP 25375384A JP S61133246 A JPS61133246 A JP S61133246A
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- JP
- Japan
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- rubber
- resistance
- rubber composition
- natural rubber
- butadiene rubber
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は転勤抵抗が低く、湿潤路面での摩擦抵抗(ウェ
ットスキッド)を損なうことなく、氷上摩擦抵抗(アイ
ススキッド)を大幅に改良したタイヤトレッド用ゴム組
成物に関する。
ットスキッド)を損なうことなく、氷上摩擦抵抗(アイ
ススキッド)を大幅に改良したタイヤトレッド用ゴム組
成物に関する。
〈従来技術〉
近年自動車の低燃費性の要求と、走行安全性の要求から
、タイヤトレッド用ゴムとして、転勤抵抗が小さく湿潤
路面での摩擦抵抗(ウェットスキッド抵抗)の大きいゴ
ム材料が強く望まれるようになってきた、しかしこれら
特性は二律背反の特性であり、これら両特性をともに満
足させることは非常に困難であった。
、タイヤトレッド用ゴムとして、転勤抵抗が小さく湿潤
路面での摩擦抵抗(ウェットスキッド抵抗)の大きいゴ
ム材料が強く望まれるようになってきた、しかしこれら
特性は二律背反の特性であり、これら両特性をともに満
足させることは非常に困難であった。
そこで、従来は、この二律背反の問題を解決するため、
湿潤路面の摩擦抵抗(ウェットスキッド抵抗)の優れた
スチレン−ブタジェンゴムを主体として、転勤抵抗性の
優れた天然ゴムやブタジェンゴム等を配合して、転勤抵
抗性の改善を図っているが、かかる方法では何れか一方
の特性を犠牲にすることは避けられなかった。
湿潤路面の摩擦抵抗(ウェットスキッド抵抗)の優れた
スチレン−ブタジェンゴムを主体として、転勤抵抗性の
優れた天然ゴムやブタジェンゴム等を配合して、転勤抵
抗性の改善を図っているが、かかる方法では何れか一方
の特性を犠牲にすることは避けられなかった。
しかし、その後、従来湿潤路面での摩擦抵抗性が悪いと
され、多量配合され得なかったブタジェンゴムがポリマ
ー構造面から改良され、このブタジェンゴムを用いるこ
とで、湿潤路面の摩擦抵抗性の最も優れたスチレン−ブ
タジェンゴム配合と同等程度の性能を維持し、且つ、タ
イヤ転勤抵抗を大幅に低減したタイヤ用ゴム組成物が発
表されている。(特開昭56−127851号、同56
−127652号、同55−104343号1回56−
106937号等)この様なゴム組成物は近年の低燃費
タイヤ用のトレッドゴム組成物としては好適であった。
され、多量配合され得なかったブタジェンゴムがポリマ
ー構造面から改良され、このブタジェンゴムを用いるこ
とで、湿潤路面の摩擦抵抗性の最も優れたスチレン−ブ
タジェンゴム配合と同等程度の性能を維持し、且つ、タ
イヤ転勤抵抗を大幅に低減したタイヤ用ゴム組成物が発
表されている。(特開昭56−127851号、同56
−127652号、同55−104343号1回56−
106937号等)この様なゴム組成物は近年の低燃費
タイヤ用のトレッドゴム組成物としては好適であった。
しかし、最近の自動車技術の進歩は著しく、四輪駆動型
の乗用車の普及に伴ない、自動車タイヤに対する要求も
、従来の低燃費性とウェットスキッド抵抗性に加えるに
、水上摩擦抵抗(アイススキッド抵抗)や雪上摩擦抵抗
が非常に重要な特性となってきた。即ち最近のタイヤの
中には、温暖地域で通常使用する低燃費タイヤと、寒冷
な積雪地域で通常使用するスノータイヤの両性能を兼ね
備えた全天候型の所謂オールシーズンタイヤが要求され
出した。
の乗用車の普及に伴ない、自動車タイヤに対する要求も
、従来の低燃費性とウェットスキッド抵抗性に加えるに
、水上摩擦抵抗(アイススキッド抵抗)や雪上摩擦抵抗
が非常に重要な特性となってきた。即ち最近のタイヤの
中には、温暖地域で通常使用する低燃費タイヤと、寒冷
な積雪地域で通常使用するスノータイヤの両性能を兼ね
備えた全天候型の所謂オールシーズンタイヤが要求され
出した。
雪上摩擦抵抗はトレッドパターンで改良することが可能
であるが、氷上摩擦抵抗は、ゴム材料の粘弾性的な特性
に大きく影響されることが知られている0以上のような
理由から、最新のトレッドゴム材料は転勤抵抗性、ウェ
ットスキッド抵抗に加えるに、氷上摩擦抵抗が重要な特
性となってきた。
であるが、氷上摩擦抵抗は、ゴム材料の粘弾性的な特性
に大きく影響されることが知られている0以上のような
理由から、最新のトレッドゴム材料は転勤抵抗性、ウェ
ットスキッド抵抗に加えるに、氷上摩擦抵抗が重要な特
性となってきた。
従来のスチレン−ブタジェンゴムに低温特性の良いブタ
ジェンゴムを配合する系は、重速した様に、転勤抵抗性
は改善されるが、ウェー/ )スキッド抵抗が恵化して
しまう、また、最近着目されている高ビニルブタジェン
ゴムはこれらの三特性を満足するのに有効なゴムである
が、従来のスチレン−ブタジェンゴムとのブレンド系で
は、アイススキット4N、抗が悪く、最新のオールシー
ズンタイヤ用ゴム材料としては実用に供せるレベルに達
していない。
ジェンゴムを配合する系は、重速した様に、転勤抵抗性
は改善されるが、ウェー/ )スキッド抵抗が恵化して
しまう、また、最近着目されている高ビニルブタジェン
ゴムはこれらの三特性を満足するのに有効なゴムである
が、従来のスチレン−ブタジェンゴムとのブレンド系で
は、アイススキット4N、抗が悪く、最新のオールシー
ズンタイヤ用ゴム材料としては実用に供せるレベルに達
していない。
〈発明の目的〉
本発明の目的は、特定の高ビニルブタジェンゴム又は俄
質高ビニルブタジェンゴムと、特定の天然ゴム、あるい
は合成インプレンゴムを配合することで、従来のゴム配
合技術では達成し得なかった転勤抵抗が小さく、ウェッ
トスキッド抵抗とアイススキッド抵抗が共に優れ、特に
オールシーズン用として利用されるタイヤ用トレッドゴ
ム組成物を提供するものである。
質高ビニルブタジェンゴムと、特定の天然ゴム、あるい
は合成インプレンゴムを配合することで、従来のゴム配
合技術では達成し得なかった転勤抵抗が小さく、ウェッ
トスキッド抵抗とアイススキッド抵抗が共に優れ、特に
オールシーズン用として利用されるタイヤ用トレッドゴ
ム組成物を提供するものである。
〈発明の具体的構成〉
本発明は、1.2ビニル結合を60%以上有するゲタジ
エンゴム、又は、下記一般式 (式中、R,およびR2は水素又は置換基を表し、mお
よびnは正の整数を表す) で示される原子団の少なくとも1個を炭素−炭素結合で
、分子鎖に結合させ、l、2ビニル結合を60%以上有
する改質されたブタジェンゴムを30〜7Oit量部と
天然ゴム又は合成インプレンゴムを70〜30重量部か
らなるブレンドゴムとカーボンブラックを配合してなる
ことを特徴とするタイヤトレッド用ゴム組成物である。
エンゴム、又は、下記一般式 (式中、R,およびR2は水素又は置換基を表し、mお
よびnは正の整数を表す) で示される原子団の少なくとも1個を炭素−炭素結合で
、分子鎖に結合させ、l、2ビニル結合を60%以上有
する改質されたブタジェンゴムを30〜7Oit量部と
天然ゴム又は合成インプレンゴムを70〜30重量部か
らなるブレンドゴムとカーボンブラックを配合してなる
ことを特徴とするタイヤトレッド用ゴム組成物である。
さらに、前記天然ゴムのムーニー粘度(ML1ヤa
100℃)が65〜85の範囲にあり、可塑度残留指数
が60以上であることが好ましい。
100℃)が65〜85の範囲にあり、可塑度残留指数
が60以上であることが好ましい。
また、前記カーボンブラックのよう素吸着量が70〜1
10mg/g、窒素比表面積が70〜l L Orn’
/g−C’、 DBP吸油量が90〜140d/loo
g、比着色力が90〜120の範囲にあることが良い。
10mg/g、窒素比表面積が70〜l L Orn’
/g−C’、 DBP吸油量が90〜140d/loo
g、比着色力が90〜120の範囲にあることが良い。
本発明に用いられる高ビニルブタジェンゴムはそのミク
ロ構造中、1,2ビニル結合を少なくとも60%以上、
好ましくは70%以上有していることが必要である。l
、2ビニル結合が60%未満では、ウェットスキット抵
抗とアイススキッド抵抗の改善が望めない、尚、本発明
に使用されるiiI記高ヒニルブタジエンゴムは、米国
特許第3301840号に記載されている方法、すなわ
ち、1.3−ブタジェンをヘンイン、ンクロヘキサンの
ような炭化水素溶媒中で、有機リチウム化合物を重合触
媒として 1.2−結合単位調整剤としてエーテル、ア
ミンなどの極性化合物の共存下で、−80〜150℃の
温度範囲で重合して得られる。
ロ構造中、1,2ビニル結合を少なくとも60%以上、
好ましくは70%以上有していることが必要である。l
、2ビニル結合が60%未満では、ウェットスキット抵
抗とアイススキッド抵抗の改善が望めない、尚、本発明
に使用されるiiI記高ヒニルブタジエンゴムは、米国
特許第3301840号に記載されている方法、すなわ
ち、1.3−ブタジェンをヘンイン、ンクロヘキサンの
ような炭化水素溶媒中で、有機リチウム化合物を重合触
媒として 1.2−結合単位調整剤としてエーテル、ア
ミンなどの極性化合物の共存下で、−80〜150℃の
温度範囲で重合して得られる。
ゴム組成物中の1.2ビニル結合単位の含量は構造同定
で通常用いられる赤外分光分析法によって決定する(
L、Hampton、Anal!tical Chew
、 21923頁1949等)。
で通常用いられる赤外分光分析法によって決定する(
L、Hampton、Anal!tical Chew
、 21923頁1949等)。
改質されたブタジェンゴム、すなわち改質高ビニルブタ
ジェンゴムは特開昭59−117514号で開示されて
いる方法で、製造することができる。即ち、上記の重合
条件で1.3−ブタジェンを重合し、重合反応が完了し
た後、下記構造式の(ただし、(1)式中R,およびR
2は水素又は置換基を表し、mおよびnは正の整数を表
す)ベンゾフェノン誘導体をこのブタジェンゴム溶液に
添加することで製造される。
ジェンゴムは特開昭59−117514号で開示されて
いる方法で、製造することができる。即ち、上記の重合
条件で1.3−ブタジェンを重合し、重合反応が完了し
た後、下記構造式の(ただし、(1)式中R,およびR
2は水素又は置換基を表し、mおよびnは正の整数を表
す)ベンゾフェノン誘導体をこのブタジェンゴム溶液に
添加することで製造される。
置換基R1およびR2は同じであっても異っていても良
い炭素数1〜5個のアルキル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、アミ7基、アルキルアミノ基、ハロゲン基
、水素等である。とくに極性基を有するものが好ましく
、アミノ基、アルキルアミノ基を有するベンゾフェノン
が好ましい。
い炭素数1〜5個のアルキル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、アミ7基、アルキルアミノ基、ハロゲン基
、水素等である。とくに極性基を有するものが好ましく
、アミノ基、アルキルアミノ基を有するベンゾフェノン
が好ましい。
以上の高ビニルブタジェンゴム又は改質高ビニルブタジ
ェンゴムとブレンドする天然ゴムは、そ
、の配合割合が30〜70!i量部の場合に、ウ
ェットスキット抵抗を損なうことなくアイススキット抵
抗を改善する。30rft、1部より少ない場合には、
アイススキット抵抗の改善効果が小さい、また、70@
嬌部を超えるとフイスス%−、ド抵抗は向とするが、ウ
ェットスキット抵抗が悪化してしまう。
ェンゴムとブレンドする天然ゴムは、そ
、の配合割合が30〜70!i量部の場合に、ウ
ェットスキット抵抗を損なうことなくアイススキット抵
抗を改善する。30rft、1部より少ない場合には、
アイススキット抵抗の改善効果が小さい、また、70@
嬌部を超えるとフイスス%−、ド抵抗は向とするが、ウ
ェットスキット抵抗が悪化してしまう。
また、1.2ビニル結合が60%未満では、天然ゴム又
は合成インプレンゴムとブレンドした場合に、ウェット
スキッド抵抗が低い、従って。
は合成インプレンゴムとブレンドした場合に、ウェット
スキッド抵抗が低い、従って。
1.2ビニル結合が60%以上あることが必要である。
また、高ビニル又は改質高ビニルブタジェンゴムにブレ
ンドする天然ゴムはムーニー粘度が65〜85の間にあ
ることが好ましく、65未満では破壊特性、特に引張り
強さが低くなる。また。
ンドする天然ゴムはムーニー粘度が65〜85の間にあ
ることが好ましく、65未満では破壊特性、特に引張り
強さが低くなる。また。
85を超えると高ビニルブタジェンゴムとのブレンド性
が悪くなるため、やはり引張り強さが低くなってしまう
、さらに、可塑度残留指数(PR工)が60以上である
ことが必要であり、60未満だと老化物性が悪化し問題
である。
が悪くなるため、やはり引張り強さが低くなってしまう
、さらに、可塑度残留指数(PR工)が60以上である
ことが必要であり、60未満だと老化物性が悪化し問題
である。
使用スるカーボンブラックはよう素吸着量が70〜11
0■g/g、窒素比表面積が同じ(70〜1lOrn’
/g、DBP吸油量が90〜140d/long、比着
色力が90〜120の間にあるファーネスブラックが必
要である。これらのカーボンブラック特性が規定範囲よ
り小さい場合には、転勤抵抗性は良好であるが、耐摩耗
性が悪く実用に供せるレベルではない、また規定範囲を
越える場合には、混合加工性が悪く、問題となるばかり
でなく1反発弾性が低下してしまい、即ち、転勤抵抗が
悪化してしまう。
0■g/g、窒素比表面積が同じ(70〜1lOrn’
/g、DBP吸油量が90〜140d/long、比着
色力が90〜120の間にあるファーネスブラックが必
要である。これらのカーボンブラック特性が規定範囲よ
り小さい場合には、転勤抵抗性は良好であるが、耐摩耗
性が悪く実用に供せるレベルではない、また規定範囲を
越える場合には、混合加工性が悪く、問題となるばかり
でなく1反発弾性が低下してしまい、即ち、転勤抵抗が
悪化してしまう。
ゴム組成物中へのカーボンブラックの配合量は、ゴム1
00重量部に対して40〜70重量部がよい、その理由
は、カーボンブラックの配合量が40i量部未満では、
耐摩耗性が悪くなると同時に、ダイスウェルが大きくな
り押出性が悪くなり、また70ffi量部をこえると、
耐摩耗性は良くなるものの1反発弾性が小さくなり、発
熱が大きくなるためである。
00重量部に対して40〜70重量部がよい、その理由
は、カーボンブラックの配合量が40i量部未満では、
耐摩耗性が悪くなると同時に、ダイスウェルが大きくな
り押出性が悪くなり、また70ffi量部をこえると、
耐摩耗性は良くなるものの1反発弾性が小さくなり、発
熱が大きくなるためである。
更に、本発明のゴム組成物は1通常のゴム工業で用いら
れる配合剤である加硫剤、促進剤、加硫助剤、老化防止
剤、オイル等を含んでいてもかまわない。
れる配合剤である加硫剤、促進剤、加硫助剤、老化防止
剤、オイル等を含んでいてもかまわない。
〈実施例〉
次に、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明す
る。なお、本発明において、スチレン−ブタジェン共重
合体の構造同定は赤外分光法により測定した。また、天
然ゴムのPRIは5RIS3103、ムーニー粘度は、
ISOR289゜カーボンブラックの特性値については
、 N 2 SAがASTM 03037.DBP吸
油量と比着色力がJIS K6221の方法に従って
それぞれ測定を行った(比着色力はIRB#3対比で
ある)。
る。なお、本発明において、スチレン−ブタジェン共重
合体の構造同定は赤外分光法により測定した。また、天
然ゴムのPRIは5RIS3103、ムーニー粘度は、
ISOR289゜カーボンブラックの特性値については
、 N 2 SAがASTM 03037.DBP吸
油量と比着色力がJIS K6221の方法に従って
それぞれ測定を行った(比着色力はIRB#3対比で
ある)。
また、各特性値の評価方法およびデーターの見方は以下
の通りである。
の通りである。
(ウェットスキッド抵抗性) ブリティッシュポータプ
ルスキッドテスターによる測定で行ない、路面は、セー
フティーウオーク(3M社製)を使用し1M留水にて湿
潤させ25℃雰囲気中で測定した。5BR1502を1
00とじた時の指数表示を表わす。
ルスキッドテスターによる測定で行ない、路面は、セー
フティーウオーク(3M社製)を使用し1M留水にて湿
潤させ25℃雰囲気中で測定した。5BR1502を1
00とじた時の指数表示を表わす。
(アイススキッド抵抗) ブリティッシュポータプルス
キットテスターを用い、−8℃の条件にて測定を行った
。蒸留水を用い厚さ2■■の平滑な氷結路面を作成し測
定した。5BR1502を100とした時の指数で表わ
す。
キットテスターを用い、−8℃の条件にて測定を行った
。蒸留水を用い厚さ2■■の平滑な氷結路面を作成し測
定した。5BR1502を100とした時の指数で表わ
す。
(破壊強度) JIS K8301に準じた。
実施例1
第1表に示す配合処方のうち促進剤CBSと硫黄以外の
ゴムと配合剤を実験室用のB型バンバリーミキサ−で混
線後、8インチロールミルで促進剤CBSと硫黄を加え
ゴム組成物を得た0次いで、この組成物をプレスで、1
60℃で20分間加硫して試験用サンプルを作製し、引
張り特性。
ゴムと配合剤を実験室用のB型バンバリーミキサ−で混
線後、8インチロールミルで促進剤CBSと硫黄を加え
ゴム組成物を得た0次いで、この組成物をプレスで、1
60℃で20分間加硫して試験用サンプルを作製し、引
張り特性。
反発弾性、ウェットスキッド抵抗、アイススキッド抵抗
を測定しその結果を第1表、第2表に示した。
を測定しその結果を第1表、第2表に示した。
実施例2
実施例1の天然ゴムを6種類変更し、実施例1と同様な
混練方法、加硫方法でサンプルを作製し、加硫物の引張
り特性と老化特性を測定し、表3に示した。
混練方法、加硫方法でサンプルを作製し、加硫物の引張
り特性と老化特性を測定し、表3に示した。
実施例3
実施例1のカーボンブラックN339の代りに、HAF
、SAF 、FEFを用いて、加硫物の物性を測定し
た結果を第4表に示す。
、SAF 、FEFを用いて、加硫物の物性を測定し
た結果を第4表に示す。
山N1pol I 502
・2+N1pol l 220 (1、2ビニル結合
=1%)・Jジエン35(1,2ビニル結合=12%)
・4)4+l、2ビニル結合51%(試作品)・g+
1.2ビニル結合=71% +611 、2ビニル結合=71% 変性剤としては本文式中R,R2がエチルアミノ&、n
=m=1のペンゾフェノンヲ使用■T T R20(M
L + + 4 100 = 78PRI=81) ill N−シクロへキンルー2−ヘンジチアジルスル
フェンアミド (口1JIsK6301 q0JIsK6301 サンプル温度60℃にて測定 (ゆブリティッシュポータプルスキッドテスターを用い
て、濡れたセフティ−ウオーク路面で測2、.5BRx
5o2をlooとし−cWttjt表示・])ブブリテ
ィッシュポータプルスキッドテスタを用い、−8°Cの
表面平滑な水上で測定、5BR1502を100として
指数表示。
=1%)・Jジエン35(1,2ビニル結合=12%)
・4)4+l、2ビニル結合51%(試作品)・g+
1.2ビニル結合=71% +611 、2ビニル結合=71% 変性剤としては本文式中R,R2がエチルアミノ&、n
=m=1のペンゾフェノンヲ使用■T T R20(M
L + + 4 100 = 78PRI=81) ill N−シクロへキンルー2−ヘンジチアジルスル
フェンアミド (口1JIsK6301 q0JIsK6301 サンプル温度60℃にて測定 (ゆブリティッシュポータプルスキッドテスターを用い
て、濡れたセフティ−ウオーク路面で測2、.5BRx
5o2をlooとし−cWttjt表示・])ブブリテ
ィッシュポータプルスキッドテスタを用い、−8°Cの
表面平滑な水上で測定、5BR1502を100として
指数表示。
注(DジーストKH
■ジーストN
(コ)ジースト9
■ジーストS。
(すJIS K6221に従って測定(比着色力はI
RB#3対比) ■ASTMD−3037により測定 ■ASTMD−2228により測定 実施例1を100とし、指数が高い方が摩耗量が少ない
ことを示し、耐摩耗性を良いことを示す。
RB#3対比) ■ASTMD−3037により測定 ■ASTMD−2228により測定 実施例1を100とし、指数が高い方が摩耗量が少ない
ことを示し、耐摩耗性を良いことを示す。
実施例1,2.3の結果を示す表1〜表3によれば1本
発明の効果が明らかである。
発明の効果が明らかである。
すなわち1表1から、単味ポリマーでは、天然ゴム(比
較例12)はアイススキッド抵抗は良好であるが、ウェ
ットスキッドが劣る。高ビニルブタジェンゴム(比較例
10)は逆にウェー/ )スキッド抵抗は良好であるが
、アイススキッド抵抗が極端に悪い。
較例12)はアイススキッド抵抗は良好であるが、ウェ
ットスキッドが劣る。高ビニルブタジェンゴム(比較例
10)は逆にウェー/ )スキッド抵抗は良好であるが
、アイススキッド抵抗が極端に悪い。
本発明例1〜5は比較例6〜18と比較すれば明らかな
ように、天然ゴムに高ビニルブタジェンゴムをブレンド
することで、高ビニルブタジェンゴムのウェットスキッ
ド抵抗レベルに近い値を維持しながら、アイススキッド
抵抗が大幅に改良される。この現象は、他の比較例から
分るように。
ように、天然ゴムに高ビニルブタジェンゴムをブレンド
することで、高ビニルブタジェンゴムのウェットスキッ
ド抵抗レベルに近い値を維持しながら、アイススキッド
抵抗が大幅に改良される。この現象は、他の比較例から
分るように。
天然ゴムに高シスブタジェンゴムをブレンド(比較例1
8)しても、また、SBRに高ビニルブタジェンゴムを
ブレンド(比較例14)しても現われない、これは高ビ
ニルブタジェンゴムと天然ゴムブレンドの系(本発明)
に特異な現象である。
8)しても、また、SBRに高ビニルブタジェンゴムを
ブレンド(比較例14)しても現われない、これは高ビ
ニルブタジェンゴムと天然ゴムブレンドの系(本発明)
に特異な現象である。
また本発明サンプル1〜5は5BR1502と同等以上
の反発弾性を示し、転勤抵抗性も優れている。
の反発弾性を示し、転勤抵抗性も優れている。
表2によれば、/を発明サンプル1,19.20は比較
例に比し、高い初期引張り強さと老化後の保持率を示す
、天然ゴムのムーニー粘度が高過ぎる(比較例23)と
、たとえ、天然ゴムが高品位品でもブレンド性が悪く引
張り強さが出ない、また、可塑度残留指数(PRI)の
低い天然ゴムをブレンドする(比較例22.24)と、
老化後の物性低下が大きく、実際のタイヤへの適用は難
しい。
例に比し、高い初期引張り強さと老化後の保持率を示す
、天然ゴムのムーニー粘度が高過ぎる(比較例23)と
、たとえ、天然ゴムが高品位品でもブレンド性が悪く引
張り強さが出ない、また、可塑度残留指数(PRI)の
低い天然ゴムをブレンドする(比較例22.24)と、
老化後の物性低下が大きく、実際のタイヤへの適用は難
しい。
表3によれば、カーボンブラックN339とHAFは反
発弾性が高く(本発明Nol、25)、低燃費タイヤト
レッド用に好適である。一方、比較例に示す5AF(比
較例26)は耐摩耗性はN339よりも良好であるが、
反発弾性がN339′よりも7ポイントも低く、本発明
用のカーポンプラックとしては不適である。また、比較
例のFEF(比較例27)は反発弾性はN339よりも
9ポイントも高く転勤抵抗性は良好であるが、耐摩耗性
がN339の60%程度にまで低下し、実用に併せるレ
ベルに達していない。
発弾性が高く(本発明Nol、25)、低燃費タイヤト
レッド用に好適である。一方、比較例に示す5AF(比
較例26)は耐摩耗性はN339よりも良好であるが、
反発弾性がN339′よりも7ポイントも低く、本発明
用のカーポンプラックとしては不適である。また、比較
例のFEF(比較例27)は反発弾性はN339よりも
9ポイントも高く転勤抵抗性は良好であるが、耐摩耗性
がN339の60%程度にまで低下し、実用に併せるレ
ベルに達していない。
〈発明の効果〉
以上の構成から成る本発明のタイヤトレッド用ゴム組成
物は、低発熱で、即ち、転勤抵抗が小さり、、其つ、ウ
ェットスキッド抵抗が優れ耐摩耗性も良好で、更にアイ
ススキッド抵抗が改良され。
物は、低発熱で、即ち、転勤抵抗が小さり、、其つ、ウ
ェットスキッド抵抗が優れ耐摩耗性も良好で、更にアイ
ススキッド抵抗が改良され。
タイヤ製造時の混線工程の変動も少なく、これら性能が
安定して得られるタイヤトレッド用ゴム組成物であり、
とくにオールシーズン用タイヤトレッドゴム材料として
好適に利用される。
安定して得られるタイヤトレッド用ゴム組成物であり、
とくにオールシーズン用タイヤトレッドゴム材料として
好適に利用される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)1,2ビニル結合を60%以上有するブタジエンゴ
ム、又は、下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2は水素又は置換基を表し、
mおよびnは正の整数を表す) で示される原子団の少なくとも1個を炭素−炭素結合で
、分子鎖に結合させ、1,2ビニル結合を60%以上有
する改質されたブタジエンゴムを30〜70重量部と天
然ゴム又は合成イソプレンゴムを70〜30重量部から
なるブレンドゴムとカーボンブラックを配合してなるこ
とを特徴とするタイヤトレッド用ゴム組成物。 2)前記天然ゴムのムーニー粘度(ML_1_+_41
00℃)が65〜85の範囲にあり、可塑度残留指数(
PRI)が60以上である特許請求の範囲第1項に記載
のタイヤトレッド用ゴム組成物。 3)前記カーボンブラックは、そのよう素吸着量が70
〜110mg/g、窒素比表面積(N_2SA)が70
〜110m^2/gで、ジブチルフタレート吸油量(D
BP吸油量)が90〜140ml/100g、比着色力
(Tint)が90〜120の範囲にあることを特徴と
する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のタイヤト
レッド用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25375384A JPS61133246A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25375384A JPS61133246A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133246A true JPS61133246A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17255661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25375384A Pending JPS61133246A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61133246A (ja) |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25375384A patent/JPS61133246A/ja active Pending
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