JPS61132557A - マグネシア焼結体 - Google Patents
マグネシア焼結体Info
- Publication number
- JPS61132557A JPS61132557A JP59250633A JP25063384A JPS61132557A JP S61132557 A JPS61132557 A JP S61132557A JP 59250633 A JP59250633 A JP 59250633A JP 25063384 A JP25063384 A JP 25063384A JP S61132557 A JPS61132557 A JP S61132557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnesia
- sintered body
- crystal
- corrosion resistance
- magnesia sintered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は優れた耐蝕性を有し、製鋼炉用耐大物、特にマ
グネシアカーボン耐火物のような転炉用耐火物の原料と
して適するマグネシア焼結体に関するものである。
グネシアカーボン耐火物のような転炉用耐火物の原料と
して適するマグネシア焼結体に関するものである。
鼠迷1日l(
最近の製鋼技術の発展はめざましいものがあり、製鋼炉
用耐大物にもこの発展に対応したものが要望されている
。すなわち、製鋼技術の進歩により製鋼炉に使用されて
いる耐火物に苛酷な条件下での耐用性が要求されている
。そのために製鋼炉用耐大物原料として、従来はとんど
使用されることのなかった電融マグネシアなどの′tX
lilIiな原料が用いられるようになった。特に転炉
用耐火物として用いられるマグネシアカーボン耐火物に
おいては電融マグネシアが多く用いられており、それに
代り得る支部な焼成マグネシアが熱望されている。
用耐大物にもこの発展に対応したものが要望されている
。すなわち、製鋼技術の進歩により製鋼炉に使用されて
いる耐火物に苛酷な条件下での耐用性が要求されている
。そのために製鋼炉用耐大物原料として、従来はとんど
使用されることのなかった電融マグネシアなどの′tX
lilIiな原料が用いられるようになった。特に転炉
用耐火物として用いられるマグネシアカーボン耐火物に
おいては電融マグネシアが多く用いられており、それに
代り得る支部な焼成マグネシアが熱望されている。
最近になって、マグネシアの原料である水酸化マグネシ
ウムにジルコニアを添加してから焼成することにj:つ
で、マグネシアの結晶成長を促進さけ、結晶径が大きく
、緻密な組織の焼成マグネシアを製造することが提案さ
れているが、更に品質の高い焼成マグネシアが必要とさ
れている。
ウムにジルコニアを添加してから焼成することにj:つ
で、マグネシアの結晶成長を促進さけ、結晶径が大きく
、緻密な組織の焼成マグネシアを製造することが提案さ
れているが、更に品質の高い焼成マグネシアが必要とさ
れている。
発明が解決しようと る問題点
本発明でいう焼結体(タリンカー)とは、一般に焼成に
より成分中の融点の低い部分が溶けて全体を固まらせ塊
状になったものを言う。この焼結体を電熱で完全に溶融
状態にしたのち、凝固させたものを電融マグネシアと言
う。ところで、電融マグネシアと異なり、焼結体では、
微量の不純物や気孔を含有することが避けられない。こ
の不純物が粒界と呼ばれるマグネシア結晶間に集中する
ために電融マグネシアに比べて耐用性が悪いと推察され
る。
より成分中の融点の低い部分が溶けて全体を固まらせ塊
状になったものを言う。この焼結体を電熱で完全に溶融
状態にしたのち、凝固させたものを電融マグネシアと言
う。ところで、電融マグネシアと異なり、焼結体では、
微量の不純物や気孔を含有することが避けられない。こ
の不純物が粒界と呼ばれるマグネシア結晶間に集中する
ために電融マグネシアに比べて耐用性が悪いと推察され
る。
マグネシア焼結体の構造をその破断面について顕微鏡で
観察するとマグネシアの小さな結晶の集合とこの結晶間
に介在する粒界よりなっている。この粒界にはSi 0
2 、(:、a Ql、7r 02 、B203のよう
な不純物が存在していることがよく知られている。この
ためにマグネシア焼結体を原料とした耐火物の耐蝕性が
劣でいた。つまり、これはスラグによりマグネシア焼結
体の侵蝕がマグネシア結晶粒子の部分よりむしろCaO
N S ! Oz、Zr 02のような不純物より成る
粒界を通じて浸蝕されることが多いためとされている。
観察するとマグネシアの小さな結晶の集合とこの結晶間
に介在する粒界よりなっている。この粒界にはSi 0
2 、(:、a Ql、7r 02 、B203のよう
な不純物が存在していることがよく知られている。この
ためにマグネシア焼結体を原料とした耐火物の耐蝕性が
劣でいた。つまり、これはスラグによりマグネシア焼結
体の侵蝕がマグネシア結晶粒子の部分よりむしろCaO
N S ! Oz、Zr 02のような不純物より成る
粒界を通じて浸蝕されることが多いためとされている。
また、原料にZr 02を添加して焼成時のマグネシア
結晶の成長を促進させた場合は3iヤzrの酸化物が結
晶粒内に点在することが知られている。しかし、この従
来技術ではSi ?Zrの酸化物がすべてのマグネシア
結晶に存在するわけではなく、また、1個のマグネシア
結晶に存在する数も2〜3か所に限られており、スラグ
に対するその耐蝕性も特に向上しているとはいえない程
度のものであった。
結晶の成長を促進させた場合は3iヤzrの酸化物が結
晶粒内に点在することが知られている。しかし、この従
来技術ではSi ?Zrの酸化物がすべてのマグネシア
結晶に存在するわけではなく、また、1個のマグネシア
結晶に存在する数も2〜3か所に限られており、スラグ
に対するその耐蝕性も特に向上しているとはいえない程
度のものであった。
本発明は製鋼炉用耐大物、特に耐蝕性に優れた転炉用耐
火物の原料に適したマグネシア焼結体を提供することを
目的とする。
火物の原料に適したマグネシア焼結体を提供することを
目的とする。
1、を解決するための
本発明は上記目的に鑑み、優れたマグネシア焼結体の開
発を鋭意研究した結果、本発明に到達したものである。
発を鋭意研究した結果、本発明に到達したものである。
すなわち本発明はマグネシア結晶粒内にそれぞれ5iO
z、CaO1zr 02.8203の濃縮した箇所が点
在するマグネシア焼結体である。
z、CaO1zr 02.8203の濃縮した箇所が点
在するマグネシア焼結体である。
本発明のマグネシア焼結体は、Ca O。
Si Oz 、Zr 02.8203(7)にウナ不’
A物の一部が粒内に点在するためにスラグに対する耐蝕
性がいちぢるしく向上した。これは不純物の一部が結晶
粒内に閉じこめられた結果、粒界に存在する不純物の量
が減少し、粒界が狭くなったり更に、結晶粒が互にダイ
レクトボンドを形成し、粒界の不純物が不連続になるた
めにCaO1Sio2、zro2、B2O3のようなの
不純物を通してスラグが侵蝕してくる現象が妨げられる
ためであると推定される。
A物の一部が粒内に点在するためにスラグに対する耐蝕
性がいちぢるしく向上した。これは不純物の一部が結晶
粒内に閉じこめられた結果、粒界に存在する不純物の量
が減少し、粒界が狭くなったり更に、結晶粒が互にダイ
レクトボンドを形成し、粒界の不純物が不連続になるた
めにCaO1Sio2、zro2、B2O3のようなの
不純物を通してスラグが侵蝕してくる現象が妨げられる
ためであると推定される。
また、60μm以上の平均結晶粒径を持つマグネシア結
晶内に3i Qzの濃縮部分が5か所以上存在する程度
に結晶が大きくなっているとスラグによる侵蝕が妨げら
れ、100μ1以上の平均結晶径を持つマグネシアの粘
体で、St 02の濃縮部分が結晶内に15か所以上存
在するものは更に著しい耐蝕性を示すものである。
晶内に3i Qzの濃縮部分が5か所以上存在する程度
に結晶が大きくなっているとスラグによる侵蝕が妨げら
れ、100μ1以上の平均結晶径を持つマグネシアの粘
体で、St 02の濃縮部分が結晶内に15か所以上存
在するものは更に著しい耐蝕性を示すものである。
上記結晶径とSi Ozの濃縮部分の数の関係を式で示
すと下記のように表わせる。
すと下記のように表わせる。
すなわち、60um以上の結晶径をもち、その結晶径を
84mで表わすとき、 X−INT [2(R150) 2] +38i 02
の濃縮した箇所の数が、結晶径Rμmをもつマグネシア
結晶内にX箇所以上存在しているとよい結果が得られる
。
84mで表わすとき、 X−INT [2(R150) 2] +38i 02
の濃縮した箇所の数が、結晶径Rμmをもつマグネシア
結晶内にX箇所以上存在しているとよい結果が得られる
。
このような焼結体は、Ca o、si 02、Zr O
z 、B203により表面を被覆した、粒径15μm以
上のマグネシア粉を水酸化マグネシウムまたは酸化マグ
ネシウムの微粉末原料に添加混合し、焼成することによ
り製造することができる。
z 、B203により表面を被覆した、粒径15μm以
上のマグネシア粉を水酸化マグネシウムまたは酸化マグ
ネシウムの微粉末原料に添加混合し、焼成することによ
り製造することができる。
このマグネシア焼結体の走査電子顕微鏡の写真を第1図
に示した。この図により Si Ozがマグネシア粒内に存在すると同時に粒界が
細くなり、粒界の不純物の存在が不連続になったりして
いる所も見られる。
に示した。この図により Si Ozがマグネシア粒内に存在すると同時に粒界が
細くなり、粒界の不純物の存在が不連続になったりして
いる所も見られる。
マグネシアの平均結晶径が60μm以下では、たとへS
i Ozの濃縮した箇所が粒内に5M以上あっても、こ
のクリンカーのスラブによる侵蝕は著しかった。
i Ozの濃縮した箇所が粒内に5M以上あっても、こ
のクリンカーのスラブによる侵蝕は著しかった。
また、マグネシア粒界の不純物が少ないとスラグに対す
る耐蝕性がよい、すなわち、MgOの純度は9ywt%
以上でスラグに対する耐蝕性が向上した。更に不純物の
うち、3i 02 o、ewt%以下、Al2O3、
Feze3が各々o、2wt%以下、8203o、 1
wt%以下においてスラグに対する耐蝕性が著しく向上
した。
る耐蝕性がよい、すなわち、MgOの純度は9ywt%
以上でスラグに対する耐蝕性が向上した。更に不純物の
うち、3i 02 o、ewt%以下、Al2O3、
Feze3が各々o、2wt%以下、8203o、 1
wt%以下においてスラグに対する耐蝕性が著しく向上
した。
これに対してMa097wt%以上でも、5iQzが0
.6wt%を越え、FezoコA+203各々が0.2
wむ%を越え、B2O3が0.1wt%を越えているマ
グネシア焼結体は、スラグに対する耐蝕性が結晶粒内に
3i 02、Ca olzr 02.8203が点在し
ティる本発明のマグネシア焼結体の耐蝕性に比較して著
しく劣っていた。
.6wt%を越え、FezoコA+203各々が0.2
wむ%を越え、B2O3が0.1wt%を越えているマ
グネシア焼結体は、スラグに対する耐蝕性が結晶粒内に
3i 02、Ca olzr 02.8203が点在し
ティる本発明のマグネシア焼結体の耐蝕性に比較して著
しく劣っていた。
このように、本発明における諸条件を満たすマグネシア
クリンカ−はより優れた耐蝕性を示し、耐用性を増すた
めにマグネシアカーボン耐火物の原料、更に製鋼炉用耐
大物の原料として広く使用されるのに適している。
クリンカ−はより優れた耐蝕性を示し、耐用性を増すた
めにマグネシアカーボン耐火物の原料、更に製鋼炉用耐
大物の原料として広く使用されるのに適している。
本発明のマグネシア焼結体はたとへば次の様にして得る
ことができる。すなわち、水酸化マグネシウムを600
〜1200℃で仮焼した軽焼マグネシアに、配合用マグ
ネシア、すなわち15μm以上の結晶径を持つマグネシ
ア単結晶を0.2〜20wt%均一に配合し、これを2
t/Cl112以上の圧力でアーモンド状に加圧成型し
たのち、ロータリーキルンに投入し、最高温度1800
〜2000℃で焼成することにより本発明のマグネシア
焼結体を得ることができる。
ことができる。すなわち、水酸化マグネシウムを600
〜1200℃で仮焼した軽焼マグネシアに、配合用マグ
ネシア、すなわち15μm以上の結晶径を持つマグネシ
ア単結晶を0.2〜20wt%均一に配合し、これを2
t/Cl112以上の圧力でアーモンド状に加圧成型し
たのち、ロータリーキルンに投入し、最高温度1800
〜2000℃で焼成することにより本発明のマグネシア
焼結体を得ることができる。
° マグネシア焼結体の不純物の分布を示す走査電子顕
微鏡写真は、X線マイクロアナライザー(EMX、島津
製作所製、SEM−2型)を用いて観察し、測定した。
微鏡写真は、X線マイクロアナライザー(EMX、島津
製作所製、SEM−2型)を用いて観察し、測定した。
つまり、マグネシア焼結体を樹脂に埋め込み、表面を研
磨したサンプルにカーボン蒸着を施し、加速電圧20K
Vで測定した。測定は面分析と線分析を行なった。第
1−a図、第2−a図、第3−a図は走査電子顕微鏡と
面分析の31像とから、粒内の3iの点在を示したもの
である。図面について更に説明すると、第1−a図、第
2−a図、第3−a図はマグネシアクリンカ−のSEM
写真とE M Xの3i像かられかったマグネシア結晶
とその粒界の様子を示している。
磨したサンプルにカーボン蒸着を施し、加速電圧20K
Vで測定した。測定は面分析と線分析を行なった。第
1−a図、第2−a図、第3−a図は走査電子顕微鏡と
面分析の31像とから、粒内の3iの点在を示したもの
である。図面について更に説明すると、第1−a図、第
2−a図、第3−a図はマグネシアクリンカ−のSEM
写真とE M Xの3i像かられかったマグネシア結晶
とその粒界の様子を示している。
また、第1−b図、第2−b図、第3−b図はそれぞれ
第1−a図、第2−a図、第3−a図における1から2
まで走査したときのCa、Si。
第1−a図、第2−a図、第3−a図における1から2
まで走査したときのCa、Si。
zrの線分析のチャートを示している。各々の図の中の
abc・・・の記号はチャートのabC・・・に対応し
ている。また、図中の黒い点(・)5はマグネシア結晶
粒内の81の点在を示し、チャート右端のca−o、s
1−olzr−oは、それぞれCa、3i、 zrの
零点くバックグラウンド)を示している。
abc・・・の記号はチャートのabC・・・に対応し
ている。また、図中の黒い点(・)5はマグネシア結晶
粒内の81の点在を示し、チャート右端のca−o、s
1−olzr−oは、それぞれCa、3i、 zrの
零点くバックグラウンド)を示している。
実施例
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例1
化学組成が酸化物換算でMgO&7.0wt%、ca
o 1.00wt%、St Oz O,17wt%、
A I z O30,04wt%、Fe 203 0,
04%、B 203o、oewt%、Zr 02 0.
12wt%である水酸化マグネシウムを箱型電気炉で9
50℃の温度に3時間保持して得た軽焼マグネシアに、
平均粒子径45μで丸みのあるマグネシア粒をM(I
O換算で2wt%均一に配合し、2t/C1の圧力で成
型したペレット(直径1゜ll1l11高ざ5mm )
を酸素−プロパン炉で最高2000℃に1時間保持した
。このようにして(qたマグネシア焼結体のEMXによ
る観察結果を第1−a図、第1−b図に示した。また、
このマグネシア焼結体の化学組成とマグネシアの平均結
晶径を第1表に示した。
o 1.00wt%、St Oz O,17wt%、
A I z O30,04wt%、Fe 203 0,
04%、B 203o、oewt%、Zr 02 0.
12wt%である水酸化マグネシウムを箱型電気炉で9
50℃の温度に3時間保持して得た軽焼マグネシアに、
平均粒子径45μで丸みのあるマグネシア粒をM(I
O換算で2wt%均一に配合し、2t/C1の圧力で成
型したペレット(直径1゜ll1l11高ざ5mm )
を酸素−プロパン炉で最高2000℃に1時間保持した
。このようにして(qたマグネシア焼結体のEMXによ
る観察結果を第1−a図、第1−b図に示した。また、
このマグネシア焼結体の化学組成とマグネシアの平均結
晶径を第1表に示した。
このマグネシア焼結体83wt%と鱗状黒鉛13wt%
およびバインダー4wt%からなる配合物を成型し煉瓦
をつくり、、スラグによるこの煉瓦の溶損を回転式ガス
炉を用いて試験した。
およびバインダー4wt%からなる配合物を成型し煉瓦
をつくり、、スラグによるこの煉瓦の溶損を回転式ガス
炉を用いて試験した。
スラブの化学組成はCa O52,6wt%、S i
O21B、3wt%、l:e z O331,1wt%
テアった。
O21B、3wt%、l:e z O331,1wt%
テアった。
炉温の最高温度は1150℃で、その温度に8時間維持
した。この試験後の煉瓦の溶損寸法を測定した。比較例
の値を100とした溶損指数を第2表に示す。
した。この試験後の煉瓦の溶損寸法を測定した。比較例
の値を100とした溶損指数を第2表に示す。
実施例2
化学組成が酸化物換算でM(I 0 67.1wt%C
a O1,00wt%、S! 02 0.17wt%A
+ 203 0,04wt%、Fe203 0.04
wt%、B 20 s o、oewt%である水酸化
マグネシウムを箱型電気炉で950℃の温度に3時間保
持して得た軽焼マグネシアに、平均粒粒子径45μで丸
みのあるマグネシア粉をMgO換算で2wt%均一に配
合し、2t/c1の圧力で成型したベレット(直径10
mm、高さ5IIIm)を酸素プロパン類で最高200
0℃に1時間保持した。このようにして得たマグネシア
焼結体のEMXによる観察結果を第2−a図および第2
−b図に示した。また、このマグネシア焼結体の化学組
成とマグネシアの平均結晶径を第1表に示した。
a O1,00wt%、S! 02 0.17wt%A
+ 203 0,04wt%、Fe203 0.04
wt%、B 20 s o、oewt%である水酸化
マグネシウムを箱型電気炉で950℃の温度に3時間保
持して得た軽焼マグネシアに、平均粒粒子径45μで丸
みのあるマグネシア粉をMgO換算で2wt%均一に配
合し、2t/c1の圧力で成型したベレット(直径10
mm、高さ5IIIm)を酸素プロパン類で最高200
0℃に1時間保持した。このようにして得たマグネシア
焼結体のEMXによる観察結果を第2−a図および第2
−b図に示した。また、このマグネシア焼結体の化学組
成とマグネシアの平均結晶径を第1表に示した。
このマグネシア焼結体を用い、実施例1と同じ条件で煉
瓦をつくり、同じ試験をした。
瓦をつくり、同じ試験をした。
その結果を第2表に示す。
比較例1
実施例1に用いた水酸化マグネシウムを箱型電気炉で9
50℃の温度に3時間保持して得た軽焼マグネシアを2
t/a1の圧力で成型したベレット(直径10nv、高
さ5mm)を酸素プロパン類で最高2000℃に1時間
保持した。このようにして得たマグネシア焼結体のEM
Xによる観察結果を第3−a図および第3−b図に示し
た。
50℃の温度に3時間保持して得た軽焼マグネシアを2
t/a1の圧力で成型したベレット(直径10nv、高
さ5mm)を酸素プロパン類で最高2000℃に1時間
保持した。このようにして得たマグネシア焼結体のEM
Xによる観察結果を第3−a図および第3−b図に示し
た。
このマグネシア焼結体の化学組成とマグネシアの平均結
晶径を第1表に示した。
晶径を第1表に示した。
このマグネシア焼結体を用い、実施例1と同じ条件で煉
瓦をつくり、同じ試験をした。
瓦をつくり、同じ試験をした。
その結果を第2表に示す。
第1表
SiO2の点在箇所はSEM像とEMXの81巖とを合
わせて、粒内にあるSi 02の点在箇所をかぞえて3
視野の平均値として示した。上記表の数字はひとつのマ
グネシア結晶内にある5i02の点在箇所である。
わせて、粒内にあるSi 02の点在箇所をかぞえて3
視野の平均値として示した。上記表の数字はひとつのマ
グネシア結晶内にある5i02の点在箇所である。
第2表
以上説明したように本発明のマグネシア焼結体を用いた
煉瓦はスラグに対する耐蝕性が大である。
煉瓦はスラグに対する耐蝕性が大である。
第1−a図および第2−a図は本発明のマグネシア焼結
体の結晶の拡大図、 第3−a図は比較例のマグネシア焼結体の結晶の拡大図
、 第i−b図第2−1)図および第3−b図はそれぞれ上
記第1−a図、第2−a図および第3−8図中の16よ
び2を結ぶ線に沿って走査したときのCa、Si、Zr
の線分析の各チャート・である。 3・・・マグネシア結晶、4・・・粒界、5・・・Si
Ozの点在。
体の結晶の拡大図、 第3−a図は比較例のマグネシア焼結体の結晶の拡大図
、 第i−b図第2−1)図および第3−b図はそれぞれ上
記第1−a図、第2−a図および第3−8図中の16よ
び2を結ぶ線に沿って走査したときのCa、Si、Zr
の線分析の各チャート・である。 3・・・マグネシア結晶、4・・・粒界、5・・・Si
Ozの点在。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)マグネシア結晶内にそれぞれSiO_2、CaO、
ZrO_2、B_2O_3の濃縮した箇所が点在するこ
とを特徴とするマグネシア焼結体。 2)60μm以上の結晶径をもち、SiO_2の濃縮し
た部分がいずれのマグネシア結晶内にも5箇所以上点在
する特許請求の範囲1)記載のマグネシア焼結体。 3)MgO97wt%以上、SiO_20.6wt%以
下、Al_2O_3、Fe_2O_3が各々0.2wt
%以下、B_2O_3が0.1wt%以下である特許請
求の範囲1)記載のマグネシア焼結体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59250633A JPS61132557A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | マグネシア焼結体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59250633A JPS61132557A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | マグネシア焼結体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61132557A true JPS61132557A (ja) | 1986-06-20 |
JPH0463022B2 JPH0463022B2 (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=17210754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59250633A Granted JPS61132557A (ja) | 1984-11-29 | 1984-11-29 | マグネシア焼結体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61132557A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993006057A1 (en) * | 1991-09-18 | 1993-04-01 | Krosaki Corporation | Refractory material comprising low-silica electrofused magnesia clinker and product obtained therefrom |
JP2005306652A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Nitsukatoo:Kk | 耐久性にすぐれたマグネシア焼結体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4936712A (ja) * | 1972-08-10 | 1974-04-05 | ||
JPS5026562A (ja) * | 1973-07-06 | 1975-03-19 | ||
JPS5096606A (ja) * | 1973-12-27 | 1975-07-31 | ||
JPS58104054A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-21 | 新日本化学工業株式会社 | マグネシアクリンカ− |
-
1984
- 1984-11-29 JP JP59250633A patent/JPS61132557A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4532971B2 (ja) * | 2004-04-20 | 2010-08-25 | 株式会社ニッカトー | 耐久性にすぐれたマグネシア焼結体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463022B2 (ja) | 1992-10-08 |
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