JPS61131995A - 情報信号記録円盤再生装置 - Google Patents

情報信号記録円盤再生装置

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JPS61131995A
JPS61131995A JP59253697A JP25369784A JPS61131995A JP S61131995 A JPS61131995 A JP S61131995A JP 59253697 A JP59253697 A JP 59253697A JP 25369784 A JP25369784 A JP 25369784A JP S61131995 A JPS61131995 A JP S61131995A
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JP
Japan
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signal
pixel data
digital
field
recording track
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JP59253697A
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Hiroyuki Sugiyama
博之 杉山
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報信号記録円盤再生装置に係り、特にアナロ
グ記録トラックとディジタル記録トラックとが混在して
記録形成された情報信号記録円盤のアナログ記録トラッ
クから、ビデオディスク再生時よりも高品位のカラー映
像信号と音声信号とを夫々再生する情報信号記録円盤再
生装置を提供することを目的とする。
従来の技術 従来より複合映像信号及び音声信号の如きアナログ情報
信号が周波数変調(FM)等されて同心円状又は螺旋状
トラックに例えば幾何学的形状の変化として記録されて
いる情報信号記録円盤(以下「ディスク」という)が知
られている。このディスクは記録情報が複合映像信号を
主体としているのでビデオディスクと呼称され、またそ
の記録トラックにはアナログ情報信号で搬送波を変調す
る、アナログ変調を行なって得られた被変調波信号の形
態で複合映像信号等が記録されている。なお、ビデオデ
ィスクには例えば複合映像信号の垂直帰線消去期間内の
特定期間にランダムアクセス等のためのアドレス信号が
記録されており、そのアドレス信号はコード化されたデ
ィジタル信号であるが、記録情報の主体はあくまでもア
ナログ変調された複合映像信号等であるので、このビデ
オディスクの記録トラックのようなトラックを、以下本
明細書では便宜上、「アナログ記録トラック」というも
のとする。
他方、音声信号あるいは音声信号と映像信号とが、夫々
ディジタル変調された後、時系列的に合成されて同心円
状又は螺旋状トラックに例えば幾何学的形状の変化とし
て記録されているディスクも従来より広く知られている
。このディスクは記録情報が音声信号を主体としており
、映像信号は主として静止画であって音声信号の聴取者
の想像力を助ける補助的情報としての役割を果している
にすぎないのでディジタルオーディオディスクと呼称さ
れている。このディジタルオーディオディスクの記録ト
ラックには、音声信号等の情報信号がディジタル変調さ
れてディジタル信号の形態に変換された後周波数変調等
されて記録されているく本明細書ではこのディジタルオ
ーディオディスクの記録トラックのようなトラックを、
以下便宜上「ディジタル記録トラック」というものとす
る。
ところで、上記のビデオディスクには本出願人が提案し
たように、走査針の電極とディスクとの間に形成される
静電容量の変化を検出して既記録信号を再生され、また
情報信号記録トラック(アナログ記録トラック)の両側
には互いに異なる周波数のトラッキング制御用参照信号
が記録されており、再生時にこの参照信号レベルを比較
することによってトラッキング制御を行なわれることに
より、針案内溝を不要にしたビデオディスクが知られて
いる。一方、上記のディジタルオーディオディスクの中
には、本出願人が提案したように、上記の静電容量変化
読取型ビデオディスクと同様にしてトラッキング制御用
参照信号が情報信号記録トラック(ディジタル記録トラ
ック)の両側に記録された、針案内溝のない静電容量変
化読取型ディジタルオーディオディスクがあることが知
られている。このディジタルオーディオディスクは上記
の静電容量変化読取型ビデオディスクと同様の回転数で
再生時に回転せしめられ、またトラッキング制御用参照
信号の周波数及び再生の仕方は夫々同一であり、更に静
電容量の変化を検出されることによって既記録信号を読
取られる構成である点も互いに同一である。このためビ
デオディスク再生装置によってこのディジタルオーディ
オディスクを再生した場合にも、ビデオディスク再生時
と同様に走査針は正常にトラッキング動作せしめられ、
その走査針から既記録信号をピックアップ再生すること
ができ、その再生信号をアダプタに供給することにより
原音声信号等を復調することができる。
従って、上記の本出願人の提案になる静電容量変化読取
型ビデオディスク及び静電容量変化読取型ディジタルオ
ーディオディスクは、いずれも同一の静電容量変化読取
型ビデオディスク再生装置を共用して再生することがで
き、上記のディジタルオーディオディスクとビデオディ
スクとは所謂互換再生ができるという特長がある。
しかるに、上記のディジタルオーディオディスクとビデ
オディスクとは夫々別々の互いに独立したディスクであ
り、上記の互換性は厳密な意味での互換性であるとはい
えなかった。一方、ディジタルオーディオディスクはビ
デオディスクに比し、既記録信号がディジタル信号であ
り、ディジタル信号伝送の特質から音声信号が広いダイ
ナミックレンジで極めて高忠実度に再生され、また静止
画も極めて鮮明であり、しかも当然のことながら静止画
再生画像と共に音声信号が超ハイファイで再生されると
いう利点がある。これに対して、ビデオディスクは静止
画再生時には同一トラックを繰り返し再生するために一
般には音声信号をミューティングしており、ディジタル
オーディオディスクのように静止画と音とを同時に再生
することはできないが、アナログ信号伝送であるために
、数MHz程度の帯域の情報信号を実時間で伝送するこ
とができ、情報の確度を高めるために数十kHz程度の
帯域の情報信号を伝送するようにしたディジタルオーデ
ィオディスクに比し、動画を音声信号と共に再生するこ
とができるという利点がある。従って、記録情報を最適
に再生できるようにするためには、情報内容に応じてデ
ィジタル信号とアナログ信号のいずれか一方を選択して
記録することが望ましい。
そこで、本出願人は特願昭58−83233号答にて記
録情報内容に応じてアナログ記録トラックとディジタル
記録トラックとを夫々混在して記録形成することにより
、上記のビデオディスクとディジタルオーディオディス
クの夫々の利点を最大限に発揮しえ、もって完全な意味
で互換再生し得るディスク再生装置を提案した。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記の提案になるディスク再生装置は、上記
アナログ記録トラックの再生時には従来のビデオディス
クと同様に輝度信号と搬送色信号とが夫々帯域共用多重
化されたアナログ複合カラー映像信号で周波数変調され
た被周波数変調波信号を再生するため、帯域共用多重化
による歪やビート妨害が発生し、更にNTSC方式やP
AL方式ではカラーバースト信号の位相に対する再生搬
送色信号の位相によって色相を表わしているため、再生
カラーバースト信号に位相ずれが生じた場合は色再現性
が劣化するという問題点があった。
また、アナログ記録トラックに記録される音声信号もア
ナログ信号の形態で2度周波数変調された後記録されて
いたため、ディジタルオーディオから再生される音声信
号の如き高品位の音声信号の再生ができないという問題
点があった。
そこで、本発明は輝度信号と2種の色差信号の一画素デ
ータを面順次で時系列的に合成し、かつ、7ナログ信号
に変換して得た時分割多重信号(映像信号)と、ディジ
タルオーディオディスクにおけるディジタルオーディオ
信号と同様の信号フォーマットとされた音声信号とより
なる周波数分割多重信号がアナログ記録トラックに記録
されているディスクを再生することにより、上記の問題
点を解決した情報信号記録円盤再生装置を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明になる情報信号記録円盤再生装置は、第1のディ
ジタル信号を変調して得た第1の被変調波信号が記録さ
れているディジタル記録トラックと、第2の情報信号、
すなわち映像信号と第3の被変調波信号とよりなる周波
数分割多重信号でアナログ変調して得た第2の被変調波
信号が記録されているアナログ記録トラックとが夫々混
在して記録形成されたディスクの既記録信号を再生素子
によりピックアップ再生する再生手段と、第1及び第2
の復調手段と、分離手段、検出器、スイッチング手段、
デコード手段1画素データ復調手段ディジタルメモリ、
メモリ制御手段及び再生カラー映像信号を生成出力する
手段とよりなる。
上記映像信号は1フレーム分の輝度信号を第1の標本化
周波数で標本化し、かつ、量子化して得た画素データか
ら抽出した第1及び第2フィールドの画素データを夫々
含む計1フィールド分の輝度画素データと、1フレーム
分の2種の色差信号を夫々別々に第1の標本化周波数の
1/2倍の第2の標本化周波数で標本化し、かつ、母子
化して得た2種の画素データから夫々抽出した第1及び
第2フィールドの画素データを夫々含む各々計1フィー
ルド分の第1及び第2の色差画素データとのうち、第1
フィールドの輝度画素データ、第2フィールドの輝度画
素データ、第1フィールドの第1及び第2の色差画素デ
ータ並びに第2フィールドの第1及び第2の色差画素デ
ータが、1フィールド毎に切換えられて時系列的に合成
され、かつ、ディジタル−アナログ変換して得られた信
号である。
また、前記第3の被変調波信号は、音声信号でディジタ
ル変調して得た複数チャンネルのディジタルデータがブ
ロック単位毎に時系列的に合成された第2のディジクル
信号を更に変調して得た信号である。
作用 上記第1の復調手段は、上記再生手段の再生信号を復調
して前記ディジタル記録トラック再生期間中は上記第1
のディジタル信号を出力し、前記アナログ記録トラック
再生期間中は上記周波数分割多重信号を出力する。この
周波数分割多重信号は上記各分離手段により上記映像信
号と上記第3の被変調波信号を夫々分離される。この分
離された第3の被変調波信号は上記第2の復調手段によ
り復調されて上記第2のディジタル信号とされた後上記
スイッチング手段に供給される。また、上記検出器は第
1の復調手段の出力信号から同期信号の有無を検出して
得た検出信号を上記スイッチング手段にスイッチング信
号として供給し、このスイッチング手段をして同期信号
検出時は上記第2のディジタル信号を選択出力せしめ、
周期信号非検出時は上記第1の復調手段よりの上記第1
のディジタル信号を選択出力せしめる。
前記デコード手段はこのスイッチング手段の出力信号が
少なくとも供給され、ディジタル記録トラック再生JF
J間中は前記第1の情報信号を復調出力し、アナログ記
録トラック再生期間中は前記音声信号を復調出力する。
また、前記画素データ復調手段により、上記分離手段よ
りの上記映像信号から前記輝度画素データと第1及び第
2の色差画素データとが夫々復調されて前記ディジタル
メモリに供給される。このディジタルメモリにはディジ
タル記録トラック再生期間中は上記デコード手段より取
り出された上記第1の情報信号中の画素データが供給さ
れる。更に、前記メモリ制御手段は上記ディジタルメモ
リに入力画素データを書き込ませた後、輝度画素データ
と2種の色差画素データとを夫々所定の標本化周波数で
並列に読み出して、上記再生カラー映像信号生成手段へ
出力させる。
上記ディジタルメモリに書き込まれた1フィールド分の
輝度画素データと、1フィールド分の2種の色差画素デ
ータとは、第1及び第2フィールド再生明間共に、第1
及び第2フィールドの画素データが混在し、かつ、間引
かれた画素データはその周辺の画素データで補うように
して読み出され、特にアナログ記録トラック再生期間中
は輝度画素データは前記第1の標本化周波数で読み出さ
れ、2種の色差画素データは前記第2の標本化周波数で
読み出される。この第2の標本化周波数は第1の標本化
周波数の1/2倍の周波数であるから、再生色差信号の
帯域はディジタル記録トラック再生期間中の再生色差信
号に比し広帯域となる。
また、第1フィールドの輝度画素データと第2フィール
ドの輝度画素データと第1フィールドの第1及び第2の
色差画素データと第2フィールドの第1及び第2の色差
画素データとが1フィールド期間毎に時系列的に合成さ
れて少なくともアナログ記録トラックから再生されるた
め、従来のビデオディスク再生装置の如く帯域共用多重
化されたカラー映像信号で周波数変調された被周波数変
調波信号を再生する場合に比し、色差信号と輝度信号と
を同時にピックアップ再生することはない。
また、アナログ記録トラックから再生される前記第3の
被変調波信号は、ディジタルオーディオディスクと同様
の信号フォーマットとされたディジタルオーディオ信号
を変調して得た信号であるから、アナログ記録トラック
からディジタルオーディオディスクと同等の高品位の音
声信号再生を行なうことができる。以下、本発明につい
て実施例と共に更に詳細に説明する。
実施例 第1図は本発明再生装置の一実施例のブロック系統図を
示す。入力端子51にはアナログ記録トラックとディジ
タル記録トラックとが夫々混在して記録形成されたディ
スクから、例えば静電容量変化検出読取型の再生素子に
よりピックアップ再生された再生信号が入来する。そこ
で、まず再生すべきディスクの記録情報内容(特にアナ
ログ記録トラックの記録情報内容)及び記録系について
説明する。
第5図は再生すべきディスクのアナログ記録トラックの
記録情報内容の一例を模式的に示す。同図中、ディスク
1の一回転は4フィールド期間であり、アナログ記録ト
ラックの最初の1フィールド期間F1には後述ザる計1
フィールド分の画素データのうち第1フィールドの輝度
画素データY+が時系列的に記録されており、次の1フ
ィールド期間F2には後述する計1フィールド分の色差
信号R−Yに関する色差画素データのうち第1フィール
ドの色差画素データ(RY)+ と後述する計1フィー
ルド分の色差信号8−Yに関する色差画素データのうち
第1フィールドの色差画素データ(8−Y)+ とが1
/2水平走査期間毎に交互に時系列的に合成されて記録
されている。
更に次の1フィールド期間F3には第2フィールドの上
記輝度画素データY2が時系列的に記録されており、1
回転中の最後の1フィールド期間F4には第2フィール
ドの前記色差画素データ(RY)2及び(B  Y)2
が夫々1/2水平走査期間毎に交互に時系列的に合成さ
れて記録されている。前記した輝度画素データY+ 、
Y2 。
2種の色差画素データ(R−Y)+。
(RY)’2.(B  Y)I及び(B−Y)2は輝度
信号及び2種の色差信号を夫々標本化及び量子化して得
たディジタルデータで、実際にはデイシタルーアナログ
変換された後音声信号で変調された被変調波信号に周波
数分割多重され、この周波数分割多重信号が周波数変調
され、被周波数変調波信号の形態で螺旋状又は同心円状
トラックに記録されている。
また、ディスク−回転宛の1本のアナログ記録トラック
には前記の各画素データと音声信号とが記録されている
が、そのうち輝度画素データY+。
Y2は1フレーム分の輝度信号を標本化後量子化して得
た画素データのうち1フィールド分を間引いた残りの1
フィールド分からなり、間引いた後の標本化周波数と同
じ周波数(V/4えば4.5MH7)で伝送されるのに
対し、2種の色差内索データ(R−Y)+ 、  (R
−Y)2 、  (B−Y)+ 。
(B−Y)zは夫々1フレーム分の色差信号(R−Y)
、(B−Y)を別々に標本化後量子化して得た画素デー
タのうち1フィールド分を間引いた残りの1フィールド
分からなり、間引いた後の標本化周波数の2倍の周波数
(例えば4.5MH7)で伝送される。従って、記録画
像が例えば図示の便宜上、鍵穴の如き画像であるものと
すると、第5図にFl、F3で示した各1フィールド期
間再生時に既記録信号をそのまま再生すると、第6図(
A>に示す如き輝度信号の再生画像が得られるのに対し
、第5図にF2又はF4で示した各1フィールド期間再
生時に既記録信号をそのまま再生すると、各1水平走査
期間で各1水平走査期間の色差信号(R−Y)及び(B
−Y)が交互に再生されるから、第6図(B)に示す如
く、色差信号(R−Y)、(B−Y)の各再生画像が縦
方向に2分割されたようにして得られる。
なお、前記した各画素データの伝送順序は第5図に示し
た順序に限定されるものではなく、要は第1フィールド
の輝度画素データY+、第2フィールドの輝度画素デー
タY2.第1フィールドの2種の色差画素データ(R−
Y)+及び(B−Y)+、並びに第2フィールドの2種
の色差画素データ(RY)2及び(B−Y)2が、1フ
ィールド毎に切換えられ4フィールド周期で順次時系列
的に伝送されればよい。
また、このディスク1のアナログ記録トラックには、上
記した3種の画素データの時系列的合成信号に、更に第
5図にFM (DA)で示す如(,2チヤンネルの音声
信号を夫々標本化周波数22.05k)−1zで標本化
後、量子化して得た量子化ビット数16ビツトのディジ
タルデータが、2標本点ずつ同一ブロックに配され、こ
のブロック単位で時系列的に合成されたディジタル信号
で周波数変調(FM)されたFMディジタルオーディオ
信号が周波数分割多重されて記録されている。第7図は
上記ディジタル信号の1ブロツクの信号フォーマットを
示し、1ブロツクは130ビツトがらなり、そのうち第
1チヤンネルのディジタルデータがCH−IA、0H−
IBの位置に2標本点と、第2チヤンネルのディジタル
データがCH−2A。
C)l−2Bの位置に2標本点夫々10ビットの同期信
号Sの次に時分割多重されている。また、第7図中、P
、Qは夫々16ビツトの誤り訂正符号。
CRCは23ビツトの誤り検出符号、Adrは1ビツト
のアドレスデータを夫々示す。このブじ1ツク信号は、
2.367M bpsの伝送レートで伝送される。
この第7図に示す1ブロツクのディジタル信号は、第8
図に示す既存のディジタルオーディオディスク、又はデ
ィスク1のディジタル記録トラックに記録されるディジ
タルオーディオ信号の1ブロツクと同様の信号フォーマ
ットとされている。
ここで、第8図中、Sは第7図にSで示した同期信号と
同一固定パターンの10ビツトの同期信号で、ブロック
の始まりを示す。また、CH−1゜CH−2,0H−3
及びC)(−4は夫々16ビツトのディジタル信号の配
置位置を示す。この4ワードのディジタル信号は、音声
信号や映像信号をPCMして得た標本化周波数44.1
 kH2のデータで、映像信号をPCML、て得たディ
ジタルビデオ信号の場合は、量子化ビット数は8ビツト
であるので、1ワードに2つの画素データが配置される
第8図において、P及びQは上記CH−1〜CH−4の
4チヤンネルデータのデータ誤りを訂正するための各1
6ビツトの誤り訂正符号、またCRCは23ビツトの誤
り検出符号、Adrは1ビットのアドレスデータの各配
置位置を示す。アドレスデータは例えば49ビツトで−
のアドレス信号を構成するべく、分散して記録される。
第8図に示すSから△drまでの信号130ビツトが1
ブロツクで、44.1 kl−1zの伝送周波数(5,
733M bpsの伝送レート〉で時系列的にブロック
単位で合成される。
次に再生すべきディスクの記録系について説明する。第
9図はディスクの記録系の一例のブロック系統図を示す
。同図中、VTR(11気記録再生装置)5により再生
された記録済磁気テープからの2チャンネル再生アナロ
グ情報信号(例えば音声信号と静止画映像信号)はディ
ジタルプロセッサ6に供給され、ここで標本化周波数4
4.1 kH2で標本化された後、量子化されてディジ
タルデータとされる。他方、コントローラ7の出力信号
によりVTR5と同期運転されているVTR8により再
生された記録済磁気テープからの2チヤンネルの再生ア
ナログ音声信号はディジタルプロセッサ9に供給され、
ここで標本化周波数44.1 kH7で標本化後量子化
されてディジタルオーディオデータとされた後、変調装
置10及び11に夫々供給される。変調装置10は、既
存のディジタルオーディオディスクと同様に、第8図に
示した信号フォーマットのディジタル信号を生成する。
これに対して、変調装置11は本発明により再生すべき
ディスクを記録製造するために特有の装置で、例えば第
10図に示す如き構成とされている。
第10図において、入力端子20.21にチャンネル別
に入来した、標本化周波数44.1 kH2の2チヤン
ネルのディジタルオーディオデータは、データセレクタ
22.23に供給され、ここで標本化周波数22.05
kHz  (−44,1kH2÷2)の2つのディジタ
ルオーディオデータ毎に取り出されて信号処理回路24
に供給される。信号処理回路24はデータセレクタ22
及び23よりの計4つのディジタルオーディオデータと
、マスタークロック発生回路25よりのマスタークロッ
クとが夫々供給され、ここで前記第7図に示した信号フ
ォーマットの170ツ、りの信号に変換した後、このブ
ロック単位毎に時系列的に合成したディジタル信号を生
成してFM変調器26へ出力する。ここで、信号処理回
路24は、変調装置10内の第8図に示す如き信号フォ
ーマットのディジタル信号を生成する従来より公知の信
号処理回路と基本的に同様の回路構成であり、出力する
第7図に示す信号フォーマットのディジタル信号の伝送
ビットレート及び伝送ディジタルデータが従来のディジ
タルオーディオディスクのディジタル信号のそれの1/
2である点が異なる。FM変調器26は第7図に示す信
号フォーマットのディジタル信号で4.5M HZ程度
の搬送波を周波数変調して第3の被周波数変調波信号(
第3のFM信号)を生成し、この第3のFM信号を出力
端子27を介して第9図に示す加算回路14へ出力する
第9図において、VTR12はVTR5及び8と共にコ
ン]・ローラ7よりの制御信号によって同期運転してお
り、アナログカラー映像信号が記録されている磁気テー
プを再生し、その再生系を通して標準方式(例えばNT
SC方式)の再生カラー映像信号をビデオ変調装M13
へ出力する。ビデオ変調装置13は例えば第11図に示
す如き構成とされており、入力再生カラー映像信号を狭
帯域の時系列合成カラー映像信号に変換した後、加算回
路14へ出力する。
第11図において、入力端子30に入来した■T R1
2よりの動画(静止画でもよい)に関する再生カラー映
像信号はカットオフ周波数的3MHzの低域フィルタ3
1に供給され、ここで輝度信号Yを分離−波される一方
、帯域フィルタ32に供給され、ここで搬送色信号を分
1lItF波される。輝度信号Yは△D変換器33に供
給され、また搬送色信号は復調回路34に供給され、こ
こで復調され、例えば2種の色差信号(R−Y)及び(
B−Y)が取り出される。色差信号(R−Y)及び(B
−Y)はAD変換器35及び36に各別に供給される。
一方、同期信号発生器(SSG)37よりの同期信号に
基づいてサンプリングパルス発生器38は繰り返し周波
数9MH7の第1のサンプリングパルスと、繰り返し周
波数4.5M HZの第2のサンプリングパルスとを夫
々発生し、第1のサンプリングパルスをAD変換器33
に供給すると共に、第2のり゛ンプリングパルスをAD
変換器35及び36に夫々供給する。これにより、AD
変換器33からは輝度信号を標本化周波数9MH2で標
本化後、吊子化して得た例えば吊子化ピット数8ビツト
の輝度画素データが取り出され、メモリ回路39に供給
される。一方、AD変換器35及び36からは色差信号
R−Y及びB −Y’を標本化周波数4.5M HZで
別々に標本化後、量子化して得た例えばΦ子化ビット数
8ビットの2種の色差画素データが取り出され、メモリ
回路39に夫々供給される。
メモリ回路39は同期信号発生器(SSG)37よりの
同期信号に基づいてメモリライトコントローラ40によ
り生成された書き込み制御信号により、上記の各入力画
素データを1フィールド分ずつ書き込む。この書き込み
動作について更に詳細に説明するに、説明の便宜上、1
フィールドの走査線数が4本で、1本の走査線当りの、
標本化周波数9MHzで標本化した画素の数を8個とす
ると、1フレーム分の上記輝度画素データ数は64(=
8x4x2)個となり、1フレーム分の上記色差画素デ
ータ数は標本化周波数が4.5M HZであるから、R
−Y、B−Y共に32 (=4X4X2)個となる。こ
のうち、輝度画素データは第12図(A>に斜線で示す
画素のみがメモリ回路39に書き込まれる。第12図(
A)に斜線で示した画素は、第1フィールドのライン#
1.#3゜#5.#7の奇数番目の画素と、第2フィー
ルドのライン#2.#4.#6.#8の偶数番目の画素
とよりなる計1フィールド分の画素である。従って、輝
度画素データは標本化周波数9MH2のものが1つおき
毎に間引かれて実質的に標本化周波数4.5M HZと
される。
他方、2種の色差画素データは夫々第12図(B)に斜
線で示した画素のみがメモリ回路39に書き込まれる。
第12図(B)に斜線を付して示した画素は、第1フィ
ールドのライン#1.#3、#5.#7の奇数番目の画
素と、第2フィールドのライン#2.#4.#6.#8
の偶数番目の画素とよりなる計1フィールド分の画素で
ある。
従って、第1の色差画素データと第2の色差画素データ
とはいずれも、標本化周波数4.5M1−1zのものが
1つおき毎に間引かれて実質的に標本化周波数2.25
MHzとされる。
このようにして、メモリ回路3つには第1及び第2フィ
ールドの各画素データからなる計1フィールド分ずつの
輝度画素データと2種の色差画素データとが夫々書き込
まれる。次に、メモリ回路39は5SG37よりの同期
信号に基づいてメモリリードコントローラ41により生
成された読み出し制御信号により、上記の書き込まれた
各画素データが読み出される。この読み出し動作につい
て更に詳細に説明するに、まず最初の1フィールド期間
では第13図(A)に斜線で示す位置の第1フィールド
の輝度画素データY1が標本化周波数4.5M HZで
シリアルに読み出された後、次の1フィールド期間で第
13図(B)に斜線で示す位置の第1フィールドの2種
の色差画素データ(R−Y)+、  (B  Y)+が
夫々標本化周波数4.5M HZでシリアルに読み出さ
れる。ここで、色差画素データは実質的に標本化周波数
2.25 MH2で書き込まれているから、2倍の速度
で読み出されることにより、第1フィールドの色差画素
  −データは1/2フィールドで読み出されることに
なる。従って、上記1フィールド期間の各水平走査期間
(H)において、前半のH/2期間では色差信号R−Y
に関する第1の色差画素データのうち第1フィールドの
画素データ(R−Y)+が読み出され、後半のH/2期
間では色差信号B−Yに関する第2の色差画素データの
うち第1フィールドの画素データ(B−Y)+が読み出
されることが繰り返される。
そして3番目の1フィールド期間では第13図(C)に
斜線で示した位置の第2フィールドの輝度画素データY
2が標本化周波数4.5M HZでシリアルに読み出さ
れ、4番目の1フィールド期間では第13図(D)に斜
線で示した位置の第2フィールドの第1及び第2の色差
画素データ(R−Y)2.(B−Y)2が夫々標本化周
波数4.5M HZでH/2期間毎に交互にシリアルに
読み出される。
このようにして、メモリ回路3つからシリアルに読み出
された輝度画素データ及び2種の色差画素データはDA
変換器42に供給され、ここでディジタル−アナログ変
換された後映像信号処理回路43に供給される。映像信
号処理回路43はDA変換器42よりの実質3MHzの
伝送帯域のアナログ輝度信号とアナログ色差信号R−Y
及びB−Yの時分割多重信号が供給され、プリエンファ
シスや同期信号の付加等の所定の信号処理を施した後出
力端子44を介して第5図に示した加算回路14へ供給
する。なお、アナログ輝度信号とアナログ色差信号とは
、夫々水平、垂直の各帰線消去期間を除いた映像期間の
画像情報のみからなる。
再び第9図に戻って説明するに、加算回路14はビデオ
変調装置13より取り出された、第14図(A)に示す
約3MH2の帯域の輝度信号と、第14図(B)に示す
約3MHzの帯域の色差信号R−Y及びB−Yとよりな
る時分割多重信号が一方の入力端子に供給され、かつ、
変調装置11より取り出された第14図(C)に示す周
波数スペクトラムの前記第3のFM信号が他方の入力端
子に供給され、これらの入力信号を加算合成して第14
図(D)に示す周波数スペクトラムの周波数分割多重信
号を生成し、この信号をスイッチ回路15に供給する。
なお、第14図(D)中、丁はビデオ変調装置13の出
力時分割多重信号の周波数スペクトラムを示し、■は前
記第3のFM信号の周波数スペクトラムを示し、4.5
M HZを中心とする搬送波偏移周波数帯域を有する。
スイッチ回路15はコントローラ7よりのスイッチング
信号に基づいて、変調装置10よりの第8図に示した従
来のディジタルオーディオディスクと同様の(相似の)
信号フォーマットのディジタル信号及び加算回路14よ
りのアナログ周波数分割多重信号のいずれか一方を選択
出力し、FM変調器16へ供給する。FM変調器16は
スイッチ回路15よりのディジタル信号又はアナログ周
波数分割多重信号で所定周波数の搬送波を周波数変調し
、これにより第14図(E)に実線■で示す如く、搬送
波偏移帯域幅が約8,3M HZ〜9.5MH2程度の
被周波数変調波信号を生成して出力端子17を介してレ
ーザー光を用いた公知のカッティング記録装置(図示せ
ず)へ出力する。なお、第14図(E)中、破線で示し
た「ρl〜fp 3は後述する参照信号fp+〜rp 
3の周波数スペクトラムを示す。ここで、第14図(E
)に■で示す周波数スペクトラムの被周波数変調波信号
のうち、変調信号が変調装置10よりのディジタル信号
であるときは第1のFM信号とし、変調信号が前記周波
数分割多重信号であるときは第2のFM信号というもの
とする。
上記のカッティング記録装置は公知であるので図示を省
略して簡単に説明するに、上記の第1又は第2のFM信
号とその所定期間に重畳された第3の参照信号rp 3
とよりなる信号が第1の入力信号として供給されると共
に、バースト波として発生された互いに異なる低周波数
の第1及び第2の参照信号rp I及びfPzが、円盤
状記録原盤の1回転期間(ここでは4フィールド期間)
毎に交互に切換えられて交互配置とされた参照信号fp
 I又はrp 2が第2の入力信号として供給される。
なお、第3の参照信号fP3は第1及び第2の参照信号
fP l及びfPzの切換位置に関連して、原盤の1回
転期間周期で発生される。記録装置はこれらの2人力信
号を第1.第2の被変調レーザー光に変換し、円盤状記
録原盤上の感光剤に1/2トラックピッチ程度互いに離
間して同時に集束せしめる。この記録原盤を公知の現像
工程を通して、更にこれより公知の製型工程により電極
機能を持ち、かつ、針案内溝の形成されていない第15
図に示す如きトラックパターンを有するディスク50が
製作される。
第15図において、ディスク50は螺旋状のトラックT
に映像信号、音声信号、アドレス信号よりなる情報信号
が被周波数変調波信号(第1のFM信号、第2のFM信
号)とされてその情報内容に応じてビットを断続的に形
成されて記録されている。第15図に実線で承り−1本
の連続7る螺旋状トラックTのうちディスク50の各回
転弁に相当するトラックをj+、  j2.  t3.
・・・として示す。各トラックは平坦面に情報信号のビ
ットを形成されてなり、針案内溝は形成されていない。
−のトラックにつき、1水平走査期間(1H)毎に、前
記第2のFM信号が記録されているアナログ記録トラッ
クに対してはその記録水平帰線消去期間相当位置に、そ
の長手方向上両側に夫々第1の参照信号fP Iのビッ
ト、第2の参照信号fρ2のビットを形成されている。
そして、相隣るトラックの中心線間の中間位置には上記
参照信号fP1.fP2のビットのうちいずれか一方の
みが形成されており、しかも−のトラックに対し参照信
号rP、、fρ2が記録される側はトラック毎に入れか
わる。即ち第11図中、参照信号fP Iのトラックは
破線で、参照信号[p2のトラックは一点鎖線で示しで
ある。
Vl、  V2+  V3+・・・は各フィールドの垂
直同期信号の位置を示す。また、各トラックtl、t2
゜t3 、・・・の始端位置、即ち参照信号fP I 
とfP 2とが切り換わる位置vI +  v5 、■
9 + ”’には第3の参照信号fP 3が例えば約3
H期間記録されている。
またディスク50はその1回転期間が映像信号の4フィ
ールド期間に等しく、アナログ記録トラックの垂直帰線
消去期間が第15図にa、b、c及びdに示す範囲内の
トラックE+、  j2.  j3゜t4に記録されて
いる。
また、ディスク50のアナログ記録トラックの各4個所
の垂直帰線消去期間記録部分a−dには、3種のアドレ
ス信号が夫々時系列的に記録されている。
更にディスク50のディジタル記録トラック[5,i6
.jy、・・・も上記螺旋状トラックT上に形成されて
いるが、第8図に示す信号フォーマットの一ブロックの
信号が時系列的に合成された後前記第1のFM信号とさ
れて記録されており、垂直帰線消去期間記録部分a−d
は存在しない。
しかし、ディジタル記録トラック ts、t6゜[7、
・・・には上記の参照信号fρ3はアナログ記録トラッ
ク(1+〜j4)の参照信号fP3とディスク50の半
径方向上に整列して記録されており、またその両側には
参照信号fP1.fP2が同様に1H周期で記録されて
いる。すなわち、参照信号fp l〜rp 3に関して
は、アナログ記録トラックとディジタル記録トラックと
の区別なく、ディスク50上常に一定周期で記録されて
いることになる。
かかるアナログ記録トラックとディジタル記録トラック
とが夫々混在して記録形成されているディスク及びその
再生装置は、本出願人が先に特願昭58−83232号
〜特願昭58−83235号にて提案している。しかし
、本発明で再生すべきディスクは、上記のアナログ記録
トラックに、第5図に模式的に示した如く、映像信号が
狭帯域で記録され、かつ、2チヤンネルのディジタルオ
ーディオ信号がディジタルオーディオディスクの記録信
号フォーマットと同様の第7図に示す信号フォーマット
で記録されている点に特徴を有する。
次に本発明になるディスク再生装置について第1図に戻
って説明する。前記参照信号rp I及びtρ2は再生
信号から弁別再生された後包絡線検波され、それらの検
波出力が差動増幅されてトラッキング誤差信号に変換さ
れた後更にトラッキングコイルに印加され、それにより
センサ(走査針)が常にトラックT上を走査するように
トラッキング制御する。また上記の再生信号は第1図に
示す入力端子51を介してFM復調器52に供給され、
ここでFMI調される。従って、アナログ記録トラック
再生期間中は、FM復調器52からは第14図(D)に
示す如き周波数スペクトラムの周波数分割多重信号が復
調されて取り出される。FM復調器52の出力信号は帯
域フィルタ53.低域フィルタ54及び55に夫々供給
される。
帯域フィルタ53は再生周波数分割多重信号中から第1
4図(D)に■で示す周波数スペクトラムの第3のFM
信号を分離P波してFM復調器56に供給し、ここでF
M復調させる。これにより、FM復調器56から取り出
された第7図に示した信号フォーマットのディジタル信
号は、低域フィルタ57により不要周波数成分を除去さ
れた後クロック再生回路58に供給される。クロック再
生回路58は入力ディジタル信号がセルフクロック可能
な変調方式で変調されたPCM信号であるから、その立
上り及び立下りエツジに位相同期したクロック信号を再
生し、その再生クロック信号をスイッチ回路59に供給
する。一方、低域フィルタ54はカットオフ周波数が6
MH7程度で、ディジタル記録トラック再生期間中にF
M復調器52から取り出される第8図に示す如き信号フ
ォーマットのディジタル信号を分111P波してクロッ
ク再生回路60に供給し、ここでそのクロック成分を分
離抽出せしめた後スイッチ回路59へ供給する。
また、低域フィルタ55は低域フィルタ57と同様にカ
ットオフ周波数が3MH2程度で、アナログ記録トラッ
ク再生期間中にFM復調器52から取り出される前記周
波数分割多重信号中から第14図(D>に■で示した周
波数スペクトラムの時分割多重信号(映像信号)を分離
−波して同期分離回路62及びAD変換器63に夫々供
給する。
従って、同期分離回路62はアナログ記録トラック再生
期間中は同期信号を分離出力してサンプルクロック発生
回路64に供給してサンプルクロックを発生せしめる一
方、トラック種別検出器67に供給する。AD変換器6
3は上記サンプルクロックに基づいて、アナログ記録ト
ラック再生期間中のみ、前記時分割多重信号をアナログ
−ディジタル変換して標本化周波数4.5M HZの3
種(Y。
R−Y及びB−Y)の画素データを得た後ディジタルビ
デオメモリ65に供給する。サンプルクロックと同期信
号とはコントローラ66にも供給される。
またトラック種別検出器67はアナログ記録トラック再
生期間中は上記の如く同期分離回路62より同期信号が
供給されるのに対し、ディジタル記録トラック再生期間
中は、低域フィルタ55により分離されるディジタル信
号成分中にはもともと水平、垂直の各同期信号は存在し
ていないので、同期分離回路62より同期信号が供給さ
れることはない。従って、トラック種別検出器67は同
期信号が一定周期で入来するときはアナログ記録トラッ
ク再生期間であるものと検出して例えばハイレベルの信
号を発生し、他方、同期信号が全く入来しないときには
ディジタル記録トラック再生期間であるものと検出して
例えばローレベルの信号を発生する。トラック種別検出
器67の出力検出信号は、スイッチ回路59,61、デ
コーダ68及び可変分周器70に夫々供給される。これ
により、まずディジタル記録トラック再生期間中はクロ
ック再生回路60よりの再生クロック信号がスイッチ回
路59を通してデコーダ68に供給され、かつ、低域フ
ィルタ54よりの第4図に示した信号フォーマットのデ
ィジタル信号がスイッチ回路61を通してデコーダ68
に供給されると共に、可変分周器70の゛分周比が「1
」に切換えられてマスタークロック発生回路69の出力
マスタークロック信号がそのままの周波数で可変分周器
70を通してデコーダ68に供給される。
マスタークロック発生回路69の出力マスタークロック
信号の繰り返し周波数&J 、ディジタル記録トラック
のディジタル信号の伝送周波数44.1k)12の例え
ば140倍の周波数である6、174MHzに選定され
ている。これにより、デコーダ68において、従来より
公知のディジタルオーディオディスク再生装置内のデコ
ーダと同一の動作が行なわれ、デコーダ68は第8図に
示す信号フォーマットのディジタル信号中の4チヤンネ
ルのディジタルデータをもとのディジタルデータに戻し
、出力端子71.72へ第1.第2チヤンネルのディジ
タルオーディオ信号を夫々出力する一方、静止画に関す
るディジタルビデオ信号をディジタルビデオメモリ65
に供給する。ディジタルビデオメモリ65はコントロー
ラ66の出力制御信号に基づいて公知の吉き込み及び読
み出し動作を行なって、1フレーム分の画素データをD
A変換器73を通してNTSCエンコーダ74へ出力す
る。
NTSCエンコーダ74は入力映像信号に同期信号やカ
ラーバースト信号を付加すると共に、2種の色差信号を
NTSC方式に準随した搬送色信号に生成した後、NT
SC方式に準拠した再生カラー映像信号を生成して出力
端子75へ出力する。
次にアナログ記録トラック再生llI]間の動作につき
説明するに、このときはクツロク再生回路58よりの再
生クロック信号がスイッチ回路59を通してデコーダ6
8に供給され、かつ、低域フィルタ57よりの第3図に
示した信号フォーマットのディジタル信号がスイッチ回
路61を通してデコーダ68に供給されると共に、可変
分周器70の分周比が「1/2」に切換えられる。従っ
て、マスタークロック発生回路69の出力マスタークロ
ック信号は、1/2分周され、アナログ記録トラックの
ディジタル信号の伝送周波数22.05kHZの140
倍の周波数である3、087 (= 6.174/ 2
 )MHzとされた後デコーダ68に供給される。
これにより、デコーダ68はディジタル記録トラック再
生時と同様に、第7図に示す信号フォーマット中の2チ
ヤンネルのディジタルデータをもとの第1及び第2チヤ
ンネルのディジタルオーディオ信号に変換した後出力端
子71.72へ夫々出力する。しかし、デコーダ68は
第7図に示す信号フォーマットの入力ディジタル信号中
には前記した如く静止画データは含まれていないから、
ディジタルビデオメモリ65には信号を何も出力しない
他方、このアナログ記録トラック再生期間中は前記した
如く、AD変換器63より標本化周波数4.5M HZ
の3種の画素データが第5図に模式的に示した記録順序
と同様の順序で1フィールド毎に切換えられて時系列的
に取り出され、ディジタルビデオメモリ65に供給され
る。またAD変換器63の出力画素データは第13図(
A)〜(D)に斜線で示した各位置の画素データで、複
合映像信号中の複合同期信号やカラーバースト信号を除
いた映像期間の信号に関する。
ディジタルビデオメモリ65はコントローラ66によっ
て生成された書き込み/読み出し制御パルスとラッチパ
ルスとが夫々供給され、ディスク50の1回転当り再生
された輝度画素データと2種の色差画素データとを夫々
専用のフィールドメモリに書き込む。すなわち、メモリ
65は3個のフィールドメモリと複数のラッチドライバ
とからなり、前記第1図にY+ 、Y2で示した輝度画
素データ、すなわち第12図(A)に斜線で示した位置
の画素データが第1のフィールドメモリに書き込まれる
。また第1図に(R−Y)+。
(R−Y)2で示した第1の色差画素データ、すなわち
第12図CB)に斜線で示した位置の色差画素データは
第2のフィールドメモリに書き込まれ、更に第1図に(
B−Y)+ 、(B−Y)2で示した第2の色差画素デ
ータ、すなわち第12図(8)に斜線で示した位置の色
差画素データは第3のフィニルトメモリに書き込まれる
次にメモリ65はコントローラ66よりの読み出し制御
信号によって、輝度画素データを第1の端子を介してD
A変換器73へ9 M Hzでシリアルに読み出し、ま
たこれと同時に第1.第2の色差画素データを第2.第
3の端子を介してDA変換器73へ4.5M HZでシ
リアルに読み出す。ここで、蓄積画素データは第1フィ
ールドと第2フィールドの各画素データ半分ずつからな
る計1フィールド分であり、これを2フィールド続けて
同じ順序で読み出すと、垂直解像度の劣化が大となるの
で、本出願人が先に特開昭59−63014号その他に
より提案した如く、第1フィールド再生期間は第12図
(A)及び(B)に夫々斜線を付した位置(第2図に黒
丸で示した位置)に本来表示されるべき画素データを、
第2図に実線で示す如き順序で所謂千鳥状に読み出し、
第2フィールド再生期間は第2図に黒丸で示した位置に
本来表示されるべき画素データを、同図に破線で示す順
序で所謂千鳥状に読み出し、この読み出した画素データ
をDA変換器73に供給する。
これにより、第12図(A)及び(B)更には第3図に
空白部分で示した伝送されない画素データは、両図に斜
線部分で示した伝送される画素データのうち、第3図に
示す如く画面内で1行上の(すなわち異なるフィールド
の1ライン上の)の画素データ、又は1行下の画素デー
タであるものとして表示されるから、再生画面は第4図
に示す如く、黒丸で示した伝送された本来の画素データ
が斜線で示す如く、1行下(又は1行上)の画素におい
ても表示される画面となる。リーなわら、上記の提案に
なる再生装置によれば第4図からもわかるように第1フ
ィールドと第2フィールドのいずれの再生期間において
も、各一本のライン上に第1フィールドの画素データと
第2フィールドの画素データとが夫々交互に配列表示さ
れ、かつ、その配列画素データの組合わけが両フィール
ド再生明間で異なるように表示されるので、フィールド
画像は見掛は主垂直分解能の低下を軽減される。
また隣接ライン間の画素の相関は強いのが通常であるか
ら、折り返し歪みは周波数が高い方に分散され、折り返
し歪みにより再生画像に現われるノイズを視覚1或る程
度軽減することができる。
しかも、DA変換器73に供給される2種の色差画素デ
ータは、いずれも標本化周波数が実質的に2倍の4.5
M HZで読み出されるから、再生帯域が従来に比し広
帯域となる。
DA変換器73により夫々ディジタル−アナログ変換さ
れて取り出された再生輝度信号、2種の再生色差信号R
−Y及びB−Yは夫々エンコーダ74に同時に供給され
、ここでコントローラ66よりの複合同期信号及びカラ
ーバースト信号を付加され、かつ、NTSGテレビジョ
ン方式に準拠した複合カラー映像信号に変換された後出
力端子75を介してモニタ表示装置(図示せず)へ出力
される。
なお、もともと伝送されていない1フィールド分の画素
データは、画面上その周囲に位置する複数の画素データ
を適当に重み付けした後加算合成したデータを用いるよ
うにしてもよいことは勿論である。また、他の変調方式
で音声信号を変調してもよい。更にディスク1.50は
等角速度方式のものについて説明したが、等線速度方式
のものでもよい。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、夫々第1及び第2のフィ
ールドの画素データを含む計1フィールド分の輝度画素
データ、2種の色差画素データがシリアルにアナログ記
録トラックに記録されたディスクを再生するので、帯域
共用多重化されたカラー映像信号が記録されている従来
のビデオディスクで生じることがあった、輝度信号と2
種の色差信号との間でのビートや歪は全く生ずることは
なく、S/Nを大幅に改善することができ、これにより
高品位のカラー映像信号を再生することができ、更にカ
ラーバースト信号は記録されておらず、再生装置側で発
生して付加するようにしているから、記録再生過程で生
ずることのある再生カラーバースト信号の位相ずれによ
る色再現の劣化を防止することができ、またアナログ記
録トラックにはディジタルオーディオ信号が所定のフォ
ーマットで記録されているので、ディジタルオーディオ
ディスクと同等の高品位の音声信号の再生を行なうこと
ができ、またデコード手段及びディジタルメモリは、従
来のディジタルオーディオディスク再生時にも共用する
ことがrき、よって回路構成を複π【にすることなく安
価に構成することができ、更に、従来のディジタルオー
ディオディスクも再生することでことができる等の特長
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明再生装置の一実施例を示すブロック系統
図、第2図は第1図図示ブロック系統中のディジタルビ
デオメモリに記憶されている画素データの本来の画面内
での位置と読み出し順序とを夫々示す図、第3図及び第
4図は夫々再生装置において非伝送画素データを画面上
下の伝送画素データで代用して表示することを説明する
図、第5図は本発明装置で再生をするべき情報信号記録
円盤の記録情報内容の一例を模式的に示す図、第6図は
第5図図示円盤の1フィールド期間の記録映像信号をそ
のまま再生したときの再生画像の一例を示す図、第7図
は円盤のアナログ記録トラックに記録されるディジタル
オーディオ信号の信号フォーマットの一例を示す図、第
8図は円盤のディジタル記録トラックに記録されるディ
ジタル信号の信号フォーマットの一例を示す図、第9図
は円盤の記録系の要部の一例を示すブロック系統図、第
10図及び第11図は夫々第9図図示ブロック系統中の
各要部の一例のブロック系統図、第12図は第11図図
ホブロック系統中のメモリ回路に蓄積される画素データ
を説明する図、第13図は第11図図ホブロック系統中
のメモリ回路から1フィールド期間毎に読み出される画
素データを説明する図、第14図は第9図図示ブロック
系統中の各部の信号の周波数スペクトラムの一例を示す
図、第15図は本発明装置で再生するべき円盤のトラッ
クパターンの一例を示す図である。 1.50・・・情報信号記録円盤(ディスク)、10.
11・・・変調装置、13・・・ビデオ変調装置、16
.26・・・FM変調器、33.35.36・・・AD
変換器、39・・・メモリ回路、42.73・・・OA
変換器、44・・・映像信号出力端子、51・・・再生
信号入力端子、52.56・・・FM復調器、53・・
・帯域フィルタ、54.55.57・・・低域フィルタ
、58.60・・・クロック再生回路、59.61・・
・スイッチ回路、62・・・同期分離回路、63・−・
AD変換器、64・・・サンプルクロック発生回路、6
5・・・ディジタルビデオメモリ、66・・・コントロ
ーラ、67・・・トラック梯別検出器、68・・・デコ
ーダ、69・・・マスタークロック発生回路、70・・
・可変分周器、71.72・・・ディジタルオーディオ
信号出力端子、74・・・NTSCエンコーダ、75・
・・再生カラー映像信号出力端子。 特許出願人 日本ビクター株式会社 第43図 4SMH45M82         45M+−12
4,5M1−12第14図 帥旬IJ(MHz) υ ″」夷罠(MHz)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の情報信号でディジタル変調して得た複数チ
    ャンネルのディジタルデータがブロック単位毎に時系列
    的に合成された第1のディジタル信号を更に変調して得
    た第1の被変調波信号が記録されているディジタル記録
    トラックと、第2の情報信号でアナログ変調して得た第
    2の被変調波信号が記録されているアナログ記録トラッ
    クとが夫々混在して記録形成された情報信号記録円盤を
    再生する装置であつて、1フレーム分の輝度信号を第1
    の標本化周波数で標本化し、かつ、量子化して得た画素
    データから抽出した第1及び第2フィールドの画素デー
    タを夫々含む計1フィールド分の輝度画素データと、1
    フレーム分の2種の色差信号を夫々別々に該第1の標本
    化周波数の1/2倍の第2の標本化周波数で標本化し、
    かつ、量子化して得た2種の画素データから夫々抽出し
    た第1及び第2フィールドの画素データを夫々含む各々
    計1フィールド分の第1及び第2の色差画素データとの
    うち、第1フィールドの該輝度画素データ、第2フィー
    ルドの該輝度画素データ、第1フィールドの該第1及び
    第2の色差画素データ並びに第2フィールドの該第1及
    び第2の色差画素データが、1フィールド毎に切換えら
    れて時系列的に合成され、かつ、ディジタル−アナログ
    変換して得られた映像信号と、音声信号でディジタル変
    調して得た複数チャンネルのディジタルデータがブロッ
    ク単位毎に時系列的に合成された第2のディジタル信号
    を更に変調して得た第3の被変調波信号とよりなる周波
    数分割多重信号が前記第2の情報信号として前記アナロ
    グ記録トラックに記録された情報信号記録円盤の既記録
    信号を再生素子によりピックアップ再生する再生手段と
    、該再生手段の再生信号を復調して前記ディジタル記録
    トラック再生期間中は前記第1のディジタル信号を出力
    し、前記アナログ記録トラック再生期間中は該周波数分
    割多重信号を出力する第1の復調手段と、該第1の復調
    手段よりの該周波数分割多重信号から該映像信号と該第
    3の被変調波信号を夫々分離する分離手段と、該分離手
    段よりの該第3の被変調波信号を復調する第2の復調手
    段と、該第1の復調手段の出力信号から同期信号の有無
    を検出する検出器と、該第1の復調手段よりの前記第1
    のディジタル信号と該第2の復調手段よりの前記第2の
    ディジタル信号とが供給され、該検出器の出力信号に基
    づいて上記同期信号検出時は該第2のディジタル信号を
    選択出力し、上記周期信号非検出時は該第1のディジタ
    ル信号を選択出力するスイッチング手段と、該スイッチ
    ング手段の出力信号が少なくとも供給され、前記ディジ
    タル記録トラック再生期間中は前記第1の情報信号を復
    調出力し、前記アナログ記録トラック再生期間中は前記
    音声信号を復調出力するデコード手段と、該分離手段よ
    りの該映像信号から前記輝度画素データと第1及び第2
    の色差画素データを夫々得る画素データ復調手段と、該
    画素データ復調手段よりの各画素データ又は該デコード
    手段よりの該第1の情報信号中の画素データが供給され
    るディジタルメモリと、該ディジタルメモリに入力画素
    データを書き込ませた後、輝度画素データと2種の色差
    画素データとを夫々所定の標本化周波数で並列に読み出
    すメモリ制御手段と、該ディジタルメモリから読み出さ
    れた各画素データから所望テレビジョン方式に準拠した
    再生カラー映像信号を生成して出力する手段とよりなる
    ことを特徴とする情報信号記録円盤再生装置。
  2. (2)該メモリ制御手段は、該ディジタルメモリに該画
    素データ復調手段よりの各1フィールド分の画素データ
    を書き込ませた後、記録時に間引かれている画素データ
    は書き込まれた周辺の蓄積画素データで補いつつ蓄積画
    素データの読み出しを行なうと共に、該輝度画素データ
    は該第1の標本化周波数で、かつ、該第1及び第2の色
    差画素データは該第2の標本化周波数で夫々並列に読み
    出すことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報
    信号記録円盤再生装置。
JP59253697A 1984-11-30 1984-11-30 情報信号記録円盤再生装置 Pending JPS61131995A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293360A (ja) * 1988-05-20 1989-11-27 Dainippon Printing Co Ltd 音声情報入力機能を備えた静電カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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