JPS61131939A - 蓄積交換システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、専用線網を用いたファクシミリ等の蓄積交換
システムに関し、特に蓄積交換局と交換機のみの交換局
との組合せによる蓄積交換システムに関する。

〔発明の技術的背景〕

一般に専用線網を用いたファクシミリ等の蓄積交換シス
テムでは、第３図に示すように全局に蓄積装置を設置し
た構成が考えられる。この場合、加入端末機１が加入回
転網の交換機３および専用線網Ａを介して、加入端末機
７と通信を行なうには、加入端末機１から発呼すること
により加入端末機１を加入線２を介して蓄積交換局４の
交換機４ａに接続し、加入端末機１からの伝送データを
蓄積交換局４の蓄積装置５に蓄積し、その後モード変換
することにより専用線網Ａを介する受信側加入端末機７
との通信が可能となる。しかし、交換局への蓄積装置５
の設置は、通信量に応じて決めるべきものであり、全局
に蓄積装置５を設置するのは、非常に不経済である。

そこで、実際には第４図に示すように、蓄積交換局４と
交換局６との組合せにより専用線網Ｂが構成され、第５
図に示されるシーケンスに従って動作を行う。

このような蓄積交換システムの場合、交換局８に加入線
２および加入回線網の交換機３を介して接続された加入
端末機１が、例えばＭＰ（多周波）信号を送出するブツ
シュボタン方式の電話機１ａであれば、まず電話機１ａ
の受話器をとり上げると、発呼により加入回線網の交換
機３から応答信号かえられる。次に送信者が所定のダイ
ヤルを押すと、加入回線網の交換機３は交換局６を呼び
出し、同時に呼び出し音を受話器に送信する。呼び出さ
れた交換局６は、所定の中継線を選出し、最寄りの蓄積
装置５を有する蓄積交換局４に発呼を行なう。この発呼
に対し蓄積交換局４の交換機４ａからは、応答信号が電
話機１ａに送信されるので、送信者がダイヤルを押すと
、ＭＦ傷信号よる二次ダイヤルにより、蓄積交換局４の
交換機４ａは発呼し、蓄積装置５の所定の通信制御装置
５ａを選出する。この発呼に対し通信制御装置５ａが応
答し、応答信号が電話機１ａに送信される。そこで送信
者が相手方ファクシミリ装置の番号に応じてダイヤル操
作をすると、三次ダイヤルの信号が通信制御装置５８に
送出され、通信制御装置５ａはこれを所定形態の符号に
変換する。この通信制御装置５ａＫは蓄積装置５のディ
スク５ｂが接続されており、上記変換された符号をディ
スクに記憶せしめるとともＶＣｔ話機１ａに識別信号を
送出する。この識別信号の音を聞いた送信者は電話機１
ａをファクシミリ装ｇＬ１ｂに切換える。するとこのフ
ァクシミリ装置１ｂから画信号が伝送され、この画信号
では通信制御装置５ａを介してディスク５ｂに入力蓄積
される。そしてファクシミリ装置１ｂからの終了信号が
ディスク５ｂに送出されると、画信号の蓄積は終了し、
その後蓄積装置５から相手先ファクシミリ装置に画信号
の送出が行なわれる。

〔背景技術の問題点〕

ところが、蓄積装置を有しない上記交換局に接続された
加入端末機が、パルス信号を送出するダイヤルパルス方
式の電話機であると、二次ダイヤルが不可能なため、上
記交換局までの接続しかできない。

〔発明の目的〕

本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、ダイヤル
パルス方式の電話機でも、蓄積装置を有しない交換局５
から専用線網へデータの送出ができる蓄積交換システム
を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、蓄積装置を有しない交換局を専用の中継線に
より所定の蓄積交換局の蓄積装置に直結し、加入端末機
から交換局を介して専用線網に通信できるようＫしたこ
とを特徴とする。

〔発明の実施例〕

本発明の実施・例を第１図乃至第２図において説明する
。

第１図は本発明の機能ブロック図であり、第３図および
第４図の従来例と同様の装置を示す符号は同一符号とす
る。また第２図は、本発明の詳細な説明するためのシー
ケンス図である。

第１図において、本発明は交換局６の交換機６ａと蓄積
装置５のディスク５ｂとの間に専用通信制御装＃５Ｃを
設けて、これらを専用中継線１ｏで接続している。この
専用通信制御装置５ｃは通信制御装＃５ａからダイヤル
信号の受信および符号変換の機能を取り去ったものと等
価である。

このような蓄積交換システムの場合、交換局６に加入線
２、交換機３を介して接続される加入端末機１が、パル
ス信号を送出するダイヤルパルス方式の電話機１ｃであ
れば、まず電話機１ｃの受話器をとり上げると、発呼に
より加入口ａｍの交換機３から応答信号がえられる。次
に送信者が所定のダイヤルを回すと、前記交換器３は交
換局６を呼び出し、同時に呼び出し音を受話器に送信す
る。呼び出された交換局６の交換機６ａは、所定の蓄積
交換局４の交換機４ａ、蓄積装置５に配線されている複
数の中継線の中から専用中継線１ｏの端子を選出し、加
入線２の端子と接続する。呼び出された交換局６は発呼
し蓄積装＃５の専用通信制御装置５Ｃと接続される。こ
の専用通信制御装置５Ｃには、蓄積装置５のディスク５
ｂが接続されており、前記専用通信制御装置５ｃから電
話機ＩＣに識別信号が送出されると、送信者は電話機１
Ｃをファクシミリ族ｇ１ｂに切換える。するとこのファ
クシミリ装置１ｂから画信号が伝送され、この画信号は
専用通信制御装置５Ｃを介してディスク５ｂに入力され
蓄積される。そしてファクシミリ装置１ｂから終了信号
が専用通信制個装ｆ１５ｃに送出されると、専用通信制
御装置５Ｃは回線断の制御を行ない、通信は終了する。

蓄積装置５のディスク５ｂに蓄積された画の情報は、自
局内ファクシミリ装置又は他の局への送出制御が自動的
に行なわれてその大部分がディスク５ｂから消去される
。一方、送出できなかった分は、定期的又はディスク５
ｂの現蓄積量が所定前となった時点で、又はオペレータ
が操作することによって図示しない付属ファクシミリ装
置に出力される。上記加入端末機からの画情報もこうし
て付属ファクシミリ装置に出力される。したがって、オ
ペレータがその記録出力を見てそこに記載された宛先を
知り、その宛先にあらためて送信するようにすればよい
。このように、本実施例であればオペレータの介在は要
するものの、加入端末機Ａ）らも蓄積装置にアクセスす
ることができ、システムの価値を一層高めることができ
る。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明は交換局と蓄積交換局の蓄積装置
とを専用中継線により接続したので、ダイヤルパルス方
式の電話機を有する加入端末機でも専用線網の蓄積交換
システムに容易にアクセス出来るようになり、システム
の価値を一層高めることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す機能ブロック図、第２図
は本発明の詳細な説明するためのシーケンス図、第３図
および第４図は従来の蓄積交換システムを示すブロック
図、第５図は従来の蓄積交換システムの動作を説明する
ためのシーケンス図、である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報の蓄積を行なう蓄積装置および交換機からなる蓄積
   交換局と、交換機のみからなる交換局とを有し、情報の
   通信を行なう蓄積交換システムであつて、前記交換局を
   専用の中継線により所定の蓄積交換局の蓄積装置に接続
   し、加入端末機からの発呼を交換局で受信し前記蓄積交
   換局を介して通信を行なうことを特徴とする蓄積交換シ
   ステム。