JPS61131750A - 芳香性室内清浄剤 - Google Patents

芳香性室内清浄剤

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JPS61131750A
JPS61131750A JP59253426A JP25342684A JPS61131750A JP S61131750 A JPS61131750 A JP S61131750A JP 59253426 A JP59253426 A JP 59253426A JP 25342684 A JP25342684 A JP 25342684A JP S61131750 A JPS61131750 A JP S61131750A
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propolis
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aromatic
room
cleaner
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田中 弓夫
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SHIYANSON KESHOHIN HONPO KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、殺菌性に優れた芳香性室内清浄剤に関するも
のである。
一般に、室内の空気中には黄色ブドウ球菌、大腸菌等の
一般細菌やカビ等が存在している。カビは一般細菌に比
べて重いため、天井、壁等から落下し易く、また一般細
菌はコロニーを作ると落下し易く、ホコリや水蒸気等に
付着して落下する。
通常、健康な成人であれば抵抗力が強いので、このよう
な空中浮遊菌を吸い込んでも何ら問題とはならないが、
乳幼児、゛病人、老人等の抵抗力の弱い人は空中浮遊菌
に注意しなければならない。
ところで、近年、健康維持の一つとして森林浴が注目さ
れている。これは、植物から発散するフィトンチッド成
分により殺菌された清潔な空気を吸うことで体内が浄化
されることにあると言われている。
フィトンチッドとは、植物から放出される殺菌作用、殺
虫作用、他の植物の生長阻害作用等を有する物質で、最
近では、植物起原のものだけでなく、昆虫等の動物から
の物質を含めた広い範囲での生物相互間に作用する化学
物質を意味するようになっている。また、大気中を浮遊
する揮発性物質のみならず、不揮発性物質も含めた幅広
い物゛質群を示し、アルカロイド類、7ラデノイド類、
テルペン類、イオウ化合物等が挙げられている。
本発明者は、このような自然のもつ殺菌作用に着目し、
室内にフィトンチッドを充満させれば、案内の空中浮遊
細菌等を簡単に殺菌することができ、室内に居ながらに
して森林浴の効用を得ることができることに着眼した。
本発明者は、このような森林浴のメカニズムを解明して
いく過程において、フィトンチッドの一つとしてプロポ
リスが存在することを見い出したことを本発明創成の起
点とした。
プロポリスとは、蜜蜂が木の芽や樹皮等から集める(特
にポプラの芽や松の樹皮等から好んで集める)芳香性の
樹脂で、蜂膠とか蜂ヤニとか称せられる黒褐色不定形で
やや硬い物質である。
プロポリスの成分は、産地2時季等により差はあるが、
平均的には樹脂およびパルサム55チ。
蜜ろう30%、エーテル油101花粉5%である。
そしてプロポリスは、古来から殺菌用、止血用等の外用
薬として用いられていた他、内服薬としても使用され、
大腸カタル、結膜炎、扁桃腺炎。
リューマチ、風邪等に効果があるとされている。
また、東欧、ソ連、チェコ、ルーマニア、デンマーク等
では健康維持のためにチューインガムのようにして食し
ておシ、近年北欧、米国等ではノドの炎症を抑える経口
薬や、胃潰瘍の治療薬として使用されている。
本発明者は、このように人体に有益なプロポリスを加熱
揮散させることによって、室内に居ながらにして森林浴
の効用を得ることができる本発明をなすに至ったもので
ある。
すなわち、本発明は、プロポリスの抽出液又は抽出物を
有効成分とし、加熱揮散法により使用される芳香性室内
清浄剤にある。
以下本発明について詳述する。
7’oポリス原体は、上記の如く蜜蜂により植物から収
集されたヤニ状の物質で、かき取υ器にLシ巣箱からか
き取シ採取される。採取されたfロポリス原体と直接熱
すると、ロクが焼けるような異臭がする。そこで、以下
に述べるようにしてプロポリスの抽出物を取り出すこと
で、かかる異臭の問題を解決するようにしている。
すなわち、第1図の70−チャートに示すように、プロ
ポリス原体を常温にて約10重量倍程度の親水性溶媒と
混合し、約24時間浸漬放置した後濾過し、さらに戸液
とエバポレータにより40℃で溶媒を蒸散せしめて濃縮
し、プロポリスの1次抽出物を得る。
プロポリスの1次抽出物は、プロポリス原体の産地等に
より差はあるが、収量が約35チ(W/W)で、溶媒は
殆んど含まれず(1%以下)酸価7゜〜90.屈折率約
1.602 (25℃)、チッソ量0.08%である。
そして、プロポリスの1次抽出物の性状は茶褐色水あめ
状(ペースト状)で、パルサム調の甘い芳香を有してい
る。
親水性溶媒としては、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、イングロビルアルコール、アセトンが挙げられる
また、fロポリスの1次抽出物を第2図の70−チャー
トに示すように、四塩化炭素と混合し、60℃に加熱振
蕩した後常温まで冷却して濾過し、F液を濃縮してプロ
ポリスの2次抽出物を得るようにしてもよい。
プロポリスの2次抽出物は黄色ワセリン状で、融点42
〜44℃、酸価約70.屈折率1.5720(25℃)
、チッ素量0.02%で強い芳香を有している。
本発明は、上記したプロポリスの1次抽出物又は2次抽
出物を芳香性室内清浄剤の有効成分とし、加熱揮散法に
より室内にプロポリスを蒸散させる。
上記加熱揮散法とは、プロポリスの抽出物を加熱して蒸
発させることを言う。
芳香性室内清浄剤の使用態様は、特に限定されるもので
はなく、プロポリスの抽出物を含浸性に優れた紙、例え
ば7紙に含浸させ、加熱器により加熱するようにして用
いることができる。そして、抽出物の含浸量は、室内容
積、加熱時間、加熱温度等によって差はあるが、一般的
な日本家屋の部屋が6畳〜12畳程度であることを考慮
すれば、0.2〜1.0gが適当で、6畳の部屋の場合
、実質効果は0,3gで5時間以上に及ぶ。また、加熱
温度は、50℃〜200℃がプロポリスの蒸散に好まし
く、200℃を越えるとプロポリスが焦げ、50℃以下
ではプロポリスの蒸散性が悪い。
芳香性室内清浄剤の他の使用態様としては、プロポリス
の抽出物を直接加熱してもよく、また以下に述べるよう
にしたものを加熱してもよい。
(イ)布2.fラス繊維、セルロース、樹脂繊維を束ね
たものにプロポリスの抽出物を含浸させる。
(ロ)樹脂粉末、セルロース粉末、金属粉末、ガラス粉
末、陶土粉末、植物粉末をケーキ状に固めたものにプロ
ポリスの抽出物を含浸させる。
(ハ)樹脂をスポンジ状に化工したもの、海綿。
コルク、軽石等の多孔質物質にプロポリスの抽出物を含
浸させる。
に)ゼラチン、マンナン、寒天、ポリアクリル酸類等の
ダル化剤にプロポリスの抽出物を配合してrル化させた
もの。
(ホ)花びらを乾燥させた、所謂ポプリにプロポリスの
抽出物を含浸させる。
(へ) パラフィンワックス、アクリル樹脂、シリコン
樹脂等の高融点物質にプロポリスの抽出物を混合する。
また、清浄剤の加熱に使用される加熱器としては、清浄
剤の使用態様により異なるが、コイルに通電するヒータ
ー形式、半導体に通電する形式、鉄板を加熱する形式等
が適宜使用される。
次に本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
〔実施例−1〕 日本産(岐阜養蜂株式会社製)のプロポリス20gを9
9チエチルアルコールに浸漬し密封して24時間静置し
た後、固形物を戸去して185gのP液を得た。さらに
このν液を40℃で減圧濃縮装置(東京理化器株式会社
製:エノRポレータN−Zを)にてエチルアルコールを
留去し、約7gのプロポリスの抽出物を得た。得られた
プロポリスの抽出物0.3.9を、0.3gのエチルア
ルコールで溶かし液状とし、これを25X35X3.3
mの濾過板(東洋戸紙社製:NA−10)に含浸させた
ものを芳香性室内清浄剤とした。
〔実施例−2〕 実施例−1で得たプロポリスの抽出物5gに四塩化炭素
20gを加えて60℃に加熱し、分液ロ−−トにて混合
振蕩する。冷却後下層を分取しFiする。戸液を実施例
で使用したエフ9ポレータにより常温(25℃)で四塩
化炭素を留去させ1.7gの黄色ワセリン状のプロポリ
スの2次抽出物を得た。そしてこのプロポリスの2次抽
出物0.31を0、3 gのエチルエーテルに溶かし、
実施例−1で使用した濾過板と同じ濾過板に含浸させた
ものを芳香性室内清浄剤とした〇 〔実施例−3〕 実施例−1で得たプロポリの抽出物2gを99%エチル
アルコール8yに溶かし、90gのジクロル・ゾフルオ
ルメタン(70ン12)と共に噴射缶に充填したものを
芳香性室内清浄剤とし、温風ヒータ吹出し口に向けて数
秒間噴射して、加熱ガスを拡散させるようにした。
〔実施例−4〕 実施例−2で得たプロポリスの2次抽出物0.5g11
0.9のエチルエーテルに溶かし、蚊取線香10gに均
一に含浸させ、風乾してエチルエーテルを揮散させたも
のを芳香性室内清浄剤とし、蚊取線香に火を付けて加熱
した。
〔実施例−5〕殺菌作用の評価 人の出入りがなく、また空気の移動が少ない締切った6
畳間に、直径8.7 cmの普通寒天培地を入れたシャ
ーレを3ケ所に置き、1時間シャーレの蓋を開けて落下
菌を捕集し、その後シャーレの蓋と閉じて検体とした。
そして、上記実施例−1の芳香性室内清浄剤を加熱器に
より170℃で1時間加熱してプロポリスを室内に揮散
させた。その後、さらに清浄剤を揮散させ、同様にシャ
ーレにて1時間落下菌を捕集して検体とした。これら検
体を32℃の恒温槽にて48時間培養し、一般細菌の数
を調べ、さらにその後22℃の恒温槽で7日間培養して
カビの数を、調べた。
結果を第1表に示す。
第  1  表 第1表に示すように、人間および空気の移動の少ない部
屋では、落下菌が少ないが、殺菌作用がおることが確認
された。
〔実施例−6〕殺菌作用の評価 人の出入シの激しい約10F?+2の部屋を締切って無
人状態とした條件に変えた他、実施例−1の芳香性室内
清浄剤を用いて上記実施例−5と同様の条件で加熱揮散
させた。評価は、まず1時間経過後の一般細菌およびカ
ビの数を調べ、さらにその後、空調用送風ファンを運転
して室内の空気を対流させ、1時間毎に4回、一般細菌
およびカビの数を同様にして調べた。また、別の日に同
じ部屋で芳香性室内清浄剤を加熱揮散させないで同様の
実験を行い、一般細菌およびカビの数を調べた。
結果を第2表に示す。
第2表に示すように、芳香性室内清浄剤を使用すると、
一般細菌およびカビが殺菌されることが確認でき、室内
の空気が対流している場合は、特に殺菌作用が高いこと
が認められた。
また、実施例−2,3,4の各芳香性室内清浄剤につい
ても同様の実験を行ない、得られた結果は実施例−1の
ものと同様の殺菌作用があることが確認できた。
【図面の簡単な説明】
第1図はプロポリスの1次抽出物の抽出手順の一例を示
すフローチャート、第2図はプロポリスの2次抽出物の
抽出手順の一例を示すフローチャートである。 第1図 第2図 □つL

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プロポリスの抽出物を有効成分とし、加熱揮散法により
    使用される芳香性室内清浄剤。
JP59253426A 1984-11-30 1984-11-30 芳香性室内清浄剤 Granted JPS61131750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59253426A JPS61131750A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 芳香性室内清浄剤

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JP59253426A JPS61131750A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 芳香性室内清浄剤

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JPS61131750A true JPS61131750A (ja) 1986-06-19
JPH0463706B2 JPH0463706B2 (ja) 1992-10-12

Family

ID=17251228

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59253426A Granted JPS61131750A (ja) 1984-11-30 1984-11-30 芳香性室内清浄剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016534826A (ja) * 2013-08-23 2016-11-10 アメリカン フェルト アンド フィルター カンパニー 芳香性ウエハー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016534826A (ja) * 2013-08-23 2016-11-10 アメリカン フェルト アンド フィルター カンパニー 芳香性ウエハー

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JPH0463706B2 (ja) 1992-10-12

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