JPS61131735A

JPS61131735A - 焼灼止血装置

Info

Publication number: JPS61131735A
Application number: JP59253224A
Authority: JP
Inventors: 信二八田
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1984-11-30
Filing date: 1984-11-30
Publication date: 1986-06-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、焼灼止血装置のプルーグ先端の温度制御に
関する。

〔従来の技術〕

近年、細長の挿入部を挿入することによって。

体壁側からの切開を必要としないで１体腔内の深部の診
断あるいは治療処置することのできる内視鏡が広（用い
られている。この内視鏡は観察手段の他に、処置具を挿
通できるよ５なチャンネルが設けられていて、このチャ
ンネル内を挿通し、治療操作に適した処置具で種々の治
療処置を行えるように、なっている。

ところで１体腔内の履瘍を切除したりした場合等の止血
処置をする手段として、特開昭５８−６９５５６号公報
に開示した焼灼止血装置がある。

この焼灼止血装置は、内視鏡鉗子チャンネル内を挿通可
能なプローブの先端に加熱及び冷却の応答性の良好な発
熱素子を設け、止血場所を凝固させるものである。そし
て、発熱素子は加熱及び冷却の応答性が良いため、患部
の周辺組織を壊死させるようなことはない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の技術においては、処置中に故障等Ｃよつてプルー
グ先端に設けられた発熱素子が異常高温となり、患部を
異常加熱して患部付近を損傷してしま５というような問
題点があった。この発明は、上述のような問題点に着目
してなされたもので、プルーグ先端の異常高温を防止し
て患部付近の損傷を防止することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明では、ｌＩｃ１図に示すよ５に、プρ−プ１の
先端には温度検出手段２が設けられている。

この温度検出手段２は設定値と比較する比較手段３と電
気的に接続していて、さらに制御手段４に接続している
。そして、制御手段４はプループ１の先端に設げた発熱
素子５＃’Ｃ［続している。

〔作用〕

この発明では、プローブ１の先端に設げた温度検出手段
２の信号を比較手段３であらかじめ設定した設定値と比
較し、この設定値からはずれた場合は制御回路４に信号
を送り、発熱素子５に流れる電流を制御する。

〔実施例〕

第２図、瀉３図は本発明の第１笑施例を示す図である１
、第２図は本発明を用いた焼灼止血装置１０を示す全体
図である。この焼灼止血装置１ｏは。

斜面状のパネル１１を前面に設けた本体１２と、この本
体１２の前面下部ＶｃｙＩＩ脱自在に装着される細長な
ヒータプルーグ１３及び７ツトスイツチ１４と、１ｉｌ
ｌＷｃ取付すられる送水用タンク１５とから構成されて
いる。

上記ヒータプー−プ１３は、図示しない内視鏡の鉗子チ
ャンネル内を挿通可能な側径で、そして、可撓性のブッ
ーズ部１６を経て先端部１７内に収納した発熱素子に通
電するために、プローブ部１６門には同軸グーグルが挿
通されていると共に、洗浄水を送水するための送水路が
設ゆられている。

第３図は、第１実施例の電気系の主要部の構成を示す図
である。導電性物質でできている先端部１７には発熱素
子１８と温度ヒューズエ９がそれぞれ固定されている。

そして９発熱素子１８と温度ヒユーズ１９はプラーグ部
１６内を通って、本体キ内に設けられた電流供給回路２
０に電気的に接続している。また１発熱素子１８と電流
供給回路２０との間には抵抗２２があり、この抵抗２２
の両端にかかる電圧を差動増幅器２４によって増幅して
いる。この差動増幅器２４によって増幅された信号は、
比較器２６Ｖ’（入力される。この際、可変抵抗２８に
よって設定電圧が設定されている。

比較器２６からの出力信号は、制御回路３０に送られ、
さらに制御回路３０からは電流供給回１６２０を制御す
る信号が出力される。また、制御回路３゜からの信号は
、パネル１１に設けられた異常表示用ＬＩＩＥＤ　３２
を点灯させる表示回路３４にも送られる。

次に上記構成に基づく作用を説明する。焼灼止血処置時
九電流は、電流供給回路２０から抵抗２２を通って発熱
素子１８に流れる。さらに、先端部１７を通り、温度ヒ
ユーズ１９を通り電流供給回路２０に：至る。そして、
発熱素子１８が発熱し、先端部１７を加熱することによ
って焼灼止血処置をしている。ここで、たとえば電流供
給回路２０等の故障により先端部１７が異常高温となり
、患部が異常加熱され患部付近に損傷をあたえる温度。

すなわち先端部１７に固定している温度ヒユーズ１９の
設定温度を越えてしま５と、温度ヒユーズ１９が切れて
、発熱素子１８に供給する電流を切ってしま５゜すると、抵抗２２にかかる電圧がｏｖとなることにより
、差動増幅器２４の出力もＱＶとなる。

そのため、可変抵抗２８によって設定された設定電圧を
持つ比較器２６からの信号が反転して、制御回路３０に
送られる。そして、制御回路３ｏは電流供給回路２０の
作動を止め、さらに表示回路３４に信号を送り、Ｉ、Ｅ
ｌ：Ｄ３２を点灯させる。

以上述べたよ〉に、先端部１７１Ｃ温度ヒユーズ１９を
設け、また比較器２６を設けたことにより一先端部１７
が異常高温になっても、温度ヒユーズ１９が作動して電
流供給回路２０からの電流を遮断することができる。さ
らに、比較器２６に：よって制御回路３０は、電流供給
口′路２０の作動を止め、異常表示をすることができる
。

第４図は第２実施例を示す図である。尚、笥１実施例と
同一部分には同一の符号を付し、詳細は省略する。

この実施例では、発熱素子１８０片方の端子は先端部１
７を間にして電流供給部２０に：電気的に接続し、もう
−万の端子は７オトカプラ３６のエミッタに接続してい
る。そして−７オトカプラ３６のコレクタは電流供給回
路２０と接続している。

また、先端部１７に固定した温度ヒユーズ１９の片方の
端子は接地し、も５−７３の端子はフォトカプラ３６の
カソードに接続している。フォトカプラ３６の７ノード
側は＋Ｖに接続し、さらに比較器２６に接続している。

このよ５な構放により、先端部１７が異常高温となり、
温度ヒユーズ１９の設定温度を越えると、温度ヒユーズ
１９が切れてフォトカプラ３６に電流が流れなくなり、
発熱素子１Ｂへの電流を遮断する。また、比較器２６に
＋Ｖが入力され、可変抵抗２８によって設定電圧を＋Ｖ
より小さく設定しておくことにより、比較器２６から信
号が反転して制御回路３０に入力する。そして、制御回
路３０は電流供給回路２０の作動を止め、表示回路３４
によって異常表示用のＬｇＤ３２を点灯させる。

以上述べたような構成により、先端部１７が異常高＠に
なったとしても、発熱素子１８へ電流を速断し、電流供
給回路２０の作動を止め、異常表示用のＬＥＤ３２を点
灯させることができる。

・尚−７オドカプラ３６をな（して、制御回路３０から
の信号によって電流供給回路２０の作動を止め、発熱素
子１８への電流を速断するようにしてもよい。

第５図は第３実施例を示す図である。この実施例では先
端部１７には抵抗３８が設けられている。

抵抗３８は温度によってその抵抗僅か変化するため一先
端部１７が加熱されると比較器２６の入力電圧が変化す
る。そして、ある温度での入力電圧を可変抵抗２８でス
レシュホールドとして設定する。そのため、異常加熱に
よって設定温度を越えると比較器２６からの信号が反転
し、制御回路３０へ入力される。

このように、抵抗３８を温度検出に用いたため、−産膜
定温度を越えたとしても再使用が可能となり、コスト的
に安上りとなる。

第６図は第４実施例を示す図である。この実施例では、
抵抗２２０両端の電圧な差動増幅器２４で増幅してその
出力をＡとし、先端部１７にかかる電圧な差動増幅器４
０で増幅してその出力をＢとして、それぞれ除算回路４
２に入力して先端部１７の抵抗値をもとめている。そし
て、除算回路４２の出力は、比較器２６で可変抵抗２８
ｒｃよって設定された設定電圧と比較され、その出力は
制御回路３０へ入力される。また、電流供給回路２０か
ら発熱素子１７の間には、フォトトランジスタ４４ａが
設けられ、比較器２６の出力側には発光ダイオード４４
ｂが設けられている。

先端部１７が異常高温になった場合、除算回路４２によ
って先端部１７の抵抗値をもとめており、その抵抗値は
温度によって変わるので、比較器２６への入力電圧が変
化する。そして、可変抵抗２８で設定した設定電圧と比
較して、設定温度を越えた場合は比較器２６の出力は反
転して制御回路３０に入力され−また、発光ダイオード
４４ｂが消灯し、７オトトランジスタ４４ａ＃ｃよって
、発熱素子１８への電流は遮断される。

このように、先端部１７に温度検出用の抵抗を設けない
で、先端部１７の抵抗僅をもとめることができる。

〔発明の効果〕

ブ５−プ先端部の温度検出手段からの信号を設定値と比
較し、発熱素子へ流れる電流を制御することにより、プ
ツープ先端の異常高温を検知して、患部への異常加熱を
なくし一患部付近の損傷を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を説明する図、第２図は焼灼止血装置を
示す全体図、第３図は第１笑施例を示す図０Ｍ４図は第
２実施例を示す図、第５図は第３実施例を示す図、第６
因は第４実捲例を示す図である。２：温度検出手段、３：比較手段、４：制御手段、１０
：焼灼止血装置、５．１８：発熱素子。１９：温度ヒユーズ、２０：電流供給回路、２６：比較
器、３０：制御回路、３８：抵抗。手続補正書（自発〉昭和６０年１月２３日昭和５９年特許願第２５３２２４号２、発明の名称焼灼止血装置５、補正の内容（１′）明細書第８頁第１１行目及び第１０頁第７行目
に、「また、電流供給回路からの電流値が大きい時は、
フォトカブラを用いないで、フォトカブラをはずして制
御回路３０で電流を止める様にしてもよい。」を挿入す
る。（２）図面第６図を別紙のように訂正する。第６図手続補正書く自発）昭和６０年１月２３日１、事件の表示昭和５９年特許願第２５３２２４号２、発明の名称焼灼止血装置３、補正をする者事件との関係　　　特許出願人〒１５１　　東京都渋谷区幡ケ谷２丁目４３番２号ｒ４
４ｂ　Ｊの引出線を別紙に未配するように追加する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）細長のプローブの先端に設けた発熱素子へ通電し
て加熱し、止血等の治療処置を行うための焼灼止血装置
において、上記プローブの先端に設けられた温度検出手
段と、上記温度検出手段からの信号と設定値とを比較し
て設定値からはずれた場合に信号を出力する比較手段と
、上記比較手段からの信号により発熱素子に流れる電流
を制御する制御手段とからなることを特徴とする焼灼止
血装置。
（２）上記制御手段は制御手段からの信号により警告を
する警告手段を有することを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の焼灼止血装置。