JPS61130592A

JPS61130592A - 可動式ル−バ−

Info

Publication number: JPS61130592A
Application number: JP25099084A
Authority: JP
Inventors: 力　貞幸; 福嶋　孝之; 松島　善弘
Original assignee: Toko Shutter KK; Toppan Shoji Co Ltd
Current assignee: Toppan Cosmo Inc; Toko Shutter KK
Priority date: 1984-11-27
Filing date: 1984-11-27
Publication date: 1986-06-18
Also published as: JPH031477B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、建物の外壁、間仕切り壁等に設けた開口部に
設置して用いられる可動式ルーパーに関する。

（従来の技術）左右の縦枠間に、上下方向複数段に配したスリガラス等
の透光性板材よりなる羽根板を水平軸芯周りで揺動自在
に枢着し、部屋内からの操作により各羽根板が同時に揺
動するように羽根板同士をリンクにて連動・連結した可
動式ルーバーは既に公知であり、幾つか商品化されてい
る。

しかし、これらの従来品においては、各羽根板を同方向
に傾斜させた開き状態において、上下に隣接する羽根板
間に水平方向に透視可能な隙間が生じ、これらの隙間か
ら部屋内を覗かれる虞れがあり、グライバゾー確保の面
で難があった。尚、各羽根板の上下幅を各羽根板の揺動
支点間隔よりも極端に大きく設定することにより、ルー
バーを開にしたとき、上Ｆの羽根板同士が前方水平方向
から見て互いにラップするように構成することも不可能
ではないが５この場合には、ルーパー４１じたとき、上
下の羽根板が重なり合って全体としての表面形状が段差
のある非常に見苦しいものとなるのである。

また、各羽根板を割ったり、取り外して住宅に侵入する
といった盗難事件も報告されており、防犯上問題となっ
ている。

（発明が解決しようとする問題点）上記の現状に鑑み、本発明は、閉じ状態において、羽根
板群全体の表面形状を段差のない平坦なものとし、開き
状態においては、上下の羽根板間に水平方向に透視可能
な隙間が生じないようにするといった相反する２つの要
求を満足させることができ、しかも、ｏＴｖＪ式ルーパ
ル−パ一対策としても有効な機構の可動式ルーバーを提
供するものである。

（問題点を解決するための手段）上記の目的を達成するために１本発明は、左右の縦枠間
に、上下複数段に配した羽根板夫々を、各羽根板の上下
幅中央近傍部に位置する水平枢支軸々芯周りで略垂直な
姿勢と傾斜した姿勢とくわたって揺動自在に枢着し、各
羽根板の上下一側縁には各羽根板よりも幅狭の補助羽根
板を、前記水平枢支軸々芯と平行な一対の枢支軸部が設
けられた関節片を介して、折りたたみ自在に枢支連結し
、各補助羽根板の自由端側部分の側面とこれに対向する
前記縦枠とをＬ字状リンクで枢支連結すると共に、各り
字状リンクの屈曲部同士を上下方向のリンクで枢支連結
し、当該リンクの上下動作により、各羽根板が略垂直姿
勢で且つ各補助羽根板が折りたたまれた閉じ状態と、各
羽根板が傾斜姿勢ある０（実施例）以下、本発明の実施列を図面に基づいて説明する。

第１図は可動式ルーバーＡを建物の外壁Ｗに形成された
通気兼採光用の窓に取シ付けた状態を例示している。第
２図は可動式ルーバーＡの概略正面図である。第３図及
び第４図は要部の縦断側面図、第５図は要部の横断平面
図、第６図（イ）、（ロ）。

（ハ）は作用図である。

図において、ｌａ、ｌｌ）はチャンネル状を呈する左右
の縦枠であり、それらの上端部間及び下端部間にはチャ
ンネル状を呈する上下の横枠２ａ　ｌ　２１）が連結さ
れているっ左右の縦枠１ａｒ　１ｂ間には、上下複数段
に配した羽根板３・・・夫々を、各羽根板３・・・の上
下幅中央近傍部に位置する水平枢支軸４・・・の軸芯Ｐ
、・・・周りで略垂直な姿勢と傾斜した姿勢とにわたっ
て揺動自在に枢着しである。各羽根板３・・・の上側縁
には、上下幅が羽根板３の約騒とされた補助羽根板５・
・・を、断面が略十字状で前記軸芯Ｐ１・・・と平行な
一対の枢支軸部５ａ、５ｂが設けられた関節片６・・・
を介して、折りたたみ自在に枢支連結しである。

さらに詳しく説明すると、前記羽根板３及び補助羽根板
５は、いずれも、横長矩形状に組まれだアルミ等の硬質
材料よりなるサツシ３ａ　、　５ａとそれらに嵌め込ま
れたステンドグラス、スリガラス、網入りスリガラス等
の透光性板材３ｂ＋　５ｂとによって構成され、前記関
節片６はサツシ３ａ　、　５ａと同じくアルミ等の硬質
材料にて構成されている。そして、前記水平枢支軸４・
・・は、第５図に示すように、縦枠１ａの外側方から縦
枠ｌａの軸孔に挿通し、先端側のねじ部分を各羽根板３
・・・Ｋおける左右の縦サツシにねじ込むことＫよって
、各羽根板３・・・を揺動自在に支持している。７・・
・はナイロン等の低摩擦性材料よシなるスリーブである
っ尚、第５図では左側のみ図示したが右側も同じ枢支構
造である。

前記関節片６における一方の枢支軸部６ａは羽根板３に
おける上側の横サツシの溝に回転自在に嵌入され、他方
の枢支軸部６ｂは補助羽根板５における一方の横サツシ
の溝に回転自在に嵌入されている。

尚、各羽根板３・・・における下側の横サツシにも夫々
溝ａ・・・が形成されている。従って、これらの溝ａ・
・・に、第３図に仮想線で示す如く、ゴムパツキンｂ・
・・を嵌着し、関節片６・・・の立上り部伊がこのゴム
パツキンｂに圧接して、上下の羽根板３・・・間をシー
ルすべく構成することができる。

各補助羽根板５・・・の自由端側部分の左右両側面とこ
れに対向する縦枠１ａ　、　ｌｂとは、Ｌ字状リン、り
８・・・で枢支連結され、左右−開方（又は両側方）に
位置するＬ字状リンク訃・・の屈曲部同士は上下方向の
リンク９で枢支連結されている。Ｐ２．　Ｐ３はＬ字状
リンク８両端の枢支軸芯である。Ｐ、はＬ字状リンク８
屈曲部とリンク９との枢支軸芯である。

そして、リンク９の上下動作くより、第６図（イ）。

（→、０つに示す如く、各羽根板３・・・が略垂直姿勢
で且つ各補助羽根板５・・・が折シたたまれた、つまり
、各羽根板３裏面側に２つ折り状に重ね合わされた閉じ
状態と、各羽根板３・・・が傾斜姿勢で且つ各補助羽根
板５・・・が各羽根板３・・・の延長線上に展開された
開き状態とに切＃）換えるべく構成されている。

ｌＯはリンク９の操作摘み、１１はリンク９と弾性嵌合
することにより、開き状態に保持する弾性挟着具であり
、上の横枠２ａ背面に固着されている。１２は最下段の
羽根板３と下の横枠２ｂとの隙間を目隠しする遮閉板で
あり、横枠２ｂ上に一体的に突設されている。１３ａ、
１３ｋ）はストッパー、１４は窓サツシ、１５は額縁、
１６は内装仕上げ材である。１７・・・は補助羽根板５
・・・と左右のＬ字状リンク８・・・と全連結するため
のロッドである。第６図中のＯは中心線を示す。

尚、上記実施例では、補助羽根板５・・・の左右両側面
と左右縦枠１ａ　、　Ｉｂとを夫々Ｌ字状リンク８・・
・で枢支連結したが、左右−側方においてのみ枢支連結
してもよい。また、縦枠ｌａ、ｌｂ及び横枠２ａ。

２ｂを窓サツシ１４と別体に製作して、これを窓サツシ
１４に嵌め込みビス止めしているが、両者を一体化し、
縦枠ｔａ　＋　ｔｂ及び横枠２ａ　ｌ　Ｚｂ自体を窓サ
ツシにして実施することも可能である。図示しないが、
上記の可動式ルーバーは上下及び内外を逆にして用い得
るものである。

（効果）以上の通シ、本発明による可動式ルーバーは、左右の縦
枠間に、上下複数段に配した羽根板夫々を、各羽根板の
上下幅中央近傍部に位置する水平枢支軸々芯用りで略垂
直な姿勢と傾斜した姿勢とにわたって揺動自在に枢着し
であるが、各羽根板の上下一側縁には、各羽根板よりも
幅狭の補助羽根板を、一対の枢支軸部を有する関節片を
介して折りたたみ自在に枢支連結し、各補助羽根板の自
由端側部分の側面と縦枠をＬ字状リンクで枢支連結し、
各り字状リンクの屈曲部同士を上下方向のリンクで枢支
連結し、当該リンクの上下動作により、各羽根板が略垂
直姿勢で且つ各補助羽根板が折りたたまれた閉じ状態と
、各羽根板が傾斜姿勢で且つ各補助羽根板が各羽根板の
延長線上に展開された開き状態とに切り換えるべく構成
したので、閉じ状態において１羽根板金体の表面を段差
のない平坦な形状にしながらも、開き状態においては。

上下に通気間隔を隔てて位置する羽根板と補助羽根板と
を水平方向視においてラップさせることができ、他人に
部屋内を覗かれないよう例することができる。

また、上述した実施列のように、羽根板及び補助羽根板
をサツシとそれに嵌め込まれた透光性板材とから構成す
れば、透光性板材を割られても、サツシがあるため、部
屋内に侵入できず、珠に、水平枢支軸を縦枠の外側方か
ら縦枠に挿通して羽根板の縦サツシを支持するように構
成すれば、外部から水平枢支軸を抜き取られる虞れがな
く、可動式ルーバーの防犯対策として非常に有効である
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は可動式ルーバー
の設置状態における概略縦断側面図、第２図は可動式ル
ーバーの概略正面図、第３図及び第４図は要部の縦断側
面図、第５図は要部の横断平面図、第６図０）、（→、
←うは作用図であるっＡ・・・可動式ルーバー、！Ｌ、
ｌｋ）・・・縦枠、３・・・羽根板、３ａ、５ａ・・−
サツシ、３ｂ　、　５１）・−・透光性板材、４・・・
水平枢支軸、５・・・補助羽根板、６・・・関節片、錦
。６ｂ・・・枢支軸部、８・・・Ｌ字状リンク、９・・・
リンク。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）左右の縦枠間に、上下複数段に配した羽根板夫々
を、各羽根板の上下幅中央近傍部に位置する水平枢支軸
々芯周りで略垂直な姿勢と傾斜した姿勢とにわたって揺
動自在に枢着し、各羽根板の上下一側縁には各羽根板よ
りも幅狭の補助羽根板を、前記水平枢支軸々芯と平行な
一対の枢支軸部が設けられた関節片を介して、折りたた
み自在に枢支連結し、各補助羽根板の自由端側部分の側
面とこれに対向する前記縦枠とをＬ字状リンクで枢支連
結すると共に、各Ｌ字状リンクの屈曲部同士を上下方向
のリンクで枢支連結し、当該リンクの上下動作により、
各羽根板が略垂直姿勢で且つ各補助羽根板が折りたたま
れた閉じ状態と、各羽根板が傾斜姿勢で且つ各補助羽根
板が各羽根板の延長線上に展開されて、通風採光可能で
あると共にプライバシーを保つ目隠しとなる開き状態と
に切り換えるべく構成してあることを特徴とする可動ル
ーバー。
（２）前記羽根板及び補助羽根板をサッシとそれに嵌め
込まれた透光性板材とから構成し、各羽根板における左
右の縦サッシを前記縦枠の外側方から縦枠に挿通された
水平枢支軸で支持させたことを特徴とする特許請求の範
囲第（１）項に記載の可動式ルーバー。