JPS61129239A - 加撚ケ−ブル連続製造法 - Google Patents

加撚ケ−ブル連続製造法

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JPS61129239A
JPS61129239A JP25038184A JP25038184A JPS61129239A JP S61129239 A JPS61129239 A JP S61129239A JP 25038184 A JP25038184 A JP 25038184A JP 25038184 A JP25038184 A JP 25038184A JP S61129239 A JPS61129239 A JP S61129239A
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drum
twisted
strand
wire
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JP25038184A
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Junichi Inoue
純一 井上
Hideo Okamura
岡村 秀夫
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/026Doubling winders, i.e. for winding two or more parallel yarns on a bobbin, e.g. in preparation for twisting or weaving

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンクリート構造物のプレストレス導入用
PC鋼材、吊橋用ケーブル、海洋構造物用係留部材等と
して使用される低撚数の加撚ケーブルの連続製造法に関
するものである。
〔従来技術〕
加撚ケーブルの構造について説明すると、第7図に示す
ように、等しい径の多数の素線3が集合されて稠密状態
の断面を保ちなから、同一のピッチPで一方向に撚られ
ている構造を有する。すなわちケーブル中心から各素線
の中心までの距離りに応じて、各素線の中心線がケーブ
ル中心線となす角度すなわち撚シ角θが異なり、その撚
9角は最外層素線7で最大であると共に中心素線8でゼ
ロになる。したがって素線長さは最外層素線7で最も長
くなりまた中心素線8で最も短かくなる。
近年、多゛数のケーブルを集合して低撚数の加撚を施し
た加撚ケーブルの寸法および強度は増大する傾向になっ
ておシ、例えば吊橋ケーブルの場合、4[us[]o〜
i、ooom 、破断強度H2,000〜6・000ト
ンという大規模のものが使用されることがある。そして
前記加撚ケーブルの撚シのピッチは、ケーブルの軸方向
の引張強度特性が低下せずかつドラムに対し支障なく巻
取ることができるように設定されるので、通常の撚りロ
ープと比較してかなり大きく、通常、最外層素線とケー
ブル中心線とのなす角すなわち撚り角は約6〜50であ
り、この程度の撚り角の場合は、撚りピッチがケーブル
径の約35〜50倍に相当する。
一方、前記低撚数の加撚ケーブルの製造方法を犬、別す
ると、下記の2つの方法がある。
まず第1の方法は、通常の撚りロープの場合と同様に、
素線を巻付けたボビンを有する多数の素線繰出機から素
−線を繰り出すと共に、各素線繰出機をケーブル中心線
の周りに回転させることによって撚シ合わせる方法であ
る。この方法によると、長尺の加撚ケーブルを連続的に
製造できるという利点を有するが、破断強度の大きい加
撚ケーブル?製造する場合は、素線数および素線径が増
大するので、大重量の多数の素線繰出機をケーブル中心
線の周りに回転させる必要があり、そのため大規模な装
置を必要とするという問題がある。
また第2の方法は、吊橋ケーブルの平行線ストランドの
場合と同様に、まず全素線を平行状態で束ねた平行線ケ
ーブル全製作し、次いでその平行線ケーブルの一端部を
固定した状態で、その平行線ケーブルを他端部に向かっ
て順次ケーブル中心線の周りに回転させることにより、
ケーブルに撚り全導入する方法である。この方法による
と、大径の加撚ケーブルを製造する場合でも、大規模な
撚線装置を使用することなく製造できるという利点を有
するが、平行線ケーブルに撚シを導入する際に、ケーブ
ルの固定端を除くケーブル全体を全て同時に回転させる
必要があり、そのため平行線ケーブルを予め直線状態に
伸長するに足シる長大なスペースを必要とし、かつケー
ブルの回転を人力により行なう場合でも、また機械力に
より行なう場合でも、ケーブルが大重量でかっ長尺であ
るので作業能率が極めて悪く、そのため工期が長くなる
という問題があった。
第2の方法の場合、平行線ケーブルが巻取られている側
のドラムあるいは撚られたケーブルを巻取る巻取側のド
ラムをケーブル中心線の周りに回転させることが考えら
れるが、長大ケーブルの場合は、1個のケーブル巻付ド
ラムの重量が約50〜100トンにもなるので、装置が
巨大になるという問題がある。
以上の理由により、従来、長尺で大径の加撚ケーブルを
製造する場合は、多大なコストと期間を要し、また製造
能力の限界から加撚ケーブルを分割して製造、使用する
ことも多ヵ・った。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決した加撚ケーブルの
連続製造方法を提供することを目的とするものである。
この発明は、多数の素線繰出機1のポビン2から繰シ出
される多数の素線3を素線長調整装置4における多数の
透孔に通すことによりその素線長調整装置4におけるケ
ーブル中心側の素線長よりもケーブル外周側の素線長を
漸次長くし、続いてその素線長調整装置4を通過した各
素線3からなる平行線ケーブル5をドラム6に巻取り、
次にそのドラム6を固定した状態で、平行線ケーブル5
の端部を保持して回転させることなくドラム軸線の方向
に引き出すことにより、平行線ケーブル5に撚りを付与
して加撚ケーブル18を構成し、次いでその加撚ケーブ
ル18を巻取ドラム17に巻取ること全特徴とする加撚
ケーブル連続製造法全第1発明とし、製造される加撚ケ
ーブルの撚りピッチと同じピッチでかつその加撚ケーブ
ルの撚り方向と逆方向の捻れを付与した素線5を多数の
素線繰出機1のボビン2から繰り出して素線長調型装置
4に通すことにより、その素線長調型装置4におけるケ
ーブル中心側の素線長よりもケーブル外周側の素線長を
漸次長くし、続いてその素線長調型装置4を通過した各
素線6からなる平行線ケーブル5金ドラム6に巻取シ、
次にそのドラム6を固定した状態で、平行線ケーブル5
の端部を保持して回転させることなくドラム軸線の方向
に引き出すことにより、平行線ケーブル5に撚りを付与
して加撚ケーブル18を構成し、次いでその加撚ケーブ
ル18t−巻取ドラム17に巻取ることを特徴とする加
撚ケーブル連続製造法を第2発明とするものである。
〔実施例〕
次にこの発明全図示の例によって詳細に説明する。
この発明を実施して加撚ケーブル金製造する場合は、ま
ず第1図に示すように、多数の素線繰出機1のボビン2
から繰り出された多数の素線6r素線長調整装置4に導
く。この素線長調型装置4は、加撚ケーブルを構成する
各素線の長さが各素線の撚り角の大小によって異なるの
で、各素線5を平行にして束ねる前に各層の素線長調整
板る装置である。
第1図に示した素線長調型装置4について説明すると、
素線数と同数の素線通過用透孔を有する数個の素線長調
整板9が間隔をおいて配置され、かつ各素線長調整板9
における素線通過用透孔の間隔は、端部の素線長調整板
9における透孔間隔よりも中央側の素線長調整板9にお
ける透孔間隔が大きくなるように設定され、したがって
、両端の素線長調整板9間の素線長調整置間りにおいて
、ケーブル中心の素線長よりもケーブル外層側の素線長
が漸次長くなるように素線束がふくらみ変形される。
前記素線長調整置間りにおける各素線の軌跡長の差はそ
の累線長調整区間りの長さに等しい長さの加撚ケーブル
における各素線の長さの差に等しく設定され、かつ素線
長調整置間りの長さは、加撚ケーブルの撚りピッチの整
数倍あるいは整数分の1倍にするのが好ましい。
前記素線長調型装置4から各素線6全平行状態で引出し
て、平行線ケーブル5を構成していくと共に、その平行
線ケーブル5を、素線長調整置間りの長さの整数倍のピ
ッチごとに集束用バンドテープ1)全巻付けて平行線ケ
ーブル5の断面を拘束しなから、所要長さの加撚ケーブ
ルよりもやや長い平行線ケーブル5をドラム6に巻取る
この場合、平行線ケーブル5には意識的に何等ひねb’
を加えないが、ある範囲のピッチで集束用バンドテープ
1)により拘束するので、そのバンドテープ1)間で平
行線ケーブル5の断面が多少形部れするか、平行線ケー
ブル5は左右交互に若干のひねり、蛇行を繰返しなから
ドラム6に巻取られていく。
次にドラム6から平行線ケーブル5を引出しなから行な
う加撚工程全第2図ないし第5図によって説明する。
平行線ケーブル5を巻取ったドラム6を、回転しないよ
うに適当な手段により固定し、かつ截頭円錐形のガイド
部材12をドラム軸線13上に配置して適当な支持部材
に固定し、ドラム6から引出した平行線ケーブル5の各
素線をガイド部材12の小径端部に回転自在に取付けら
れている回転素線ガイド板14における素線通過孔15
に挿通し、さらにその回転素線ガイド板14を通過した
平行線ケーブル5の端部にクランプ全連結し、平行線ケ
ーブル5の端部を回転させることなくドラム軸線13の
方向に牽引移動して、平行線ケーブル5を支承ローラ1
6により支承しなから巻取ドラム17に向かって引出し
ていく。
平行線ケーブル5の端部が巻取ドラム17に到達したと
き、その端部をクランプにより巻取ドラム17に固定し
、次いで巻取ドラム17を回転して第5図に示すように
平行線ケーブル5を巻取ドラム17に巻俄っていぐ。
前述のように、ドラム6から平行線ケーブル5をドラム
軸線16の周りに回転させることなくドラム軸線13に
沿って引出していくと、引出された平行線ケー・プル5
にはドラム6上での巻取周長π等しいピッチで撚りが加
えられるので、巻取ドラム17には加撚されたケーブル
が巻取られていく。
前述のように平行線ケーブル5全ドラム6からドラム軸
線16方向に引出すことにより、その平行線ケーブル5
に撚り全加えて巻取ドラム17に巻取る場合、平行線ケ
ーブル5VC予め巻付けられているバンドテープ1)が
ガイド部材12に接近したときそのバンドテープ1)を
取外し、回転素線ガイド板14を通過した加撚ケーブル
1Bに、再び集束用バンドテープ19全適当ピンチで巻
付けるかまたは防食用テープ全巻付ける。
この発明?実施して加撚ケーブル?製造する場合、素線
径が大きい場合あるいは素線数が少なくてケーブル径が
小さい場合、所定ピッチの撚りを加えるためKfl、ド
ラム6の胴径が素線径の約600倍よりも小さくなり、
素線に塑性歪が発生することがある。このような場合は
、韮ず素線径の約300倍以上のドラム胴径例えば所定
の撚りピッチの2倍長に相当する胴径のドラムに巻取る
その際に、素線長の調整のみは最終的な所定の撚りピッ
チに相当する分の全量を平行線ケーブルの製作時に完了
しておく。
その後、平行線ケーブル全回転することなくドラム軸線
方向に引き出すと、ケーブルには所定の撚りピンチの2
倍の長さのピッチ?有する撚りが加えられるが、そのま
ま巻取ドラム17に巻取る。
その巻取ドラム17の胴径を前記ドラム6の胴径と同じ
にすれば、前記巻取ドラム17からドラム軸線方向に引
出せば所定のピッチの撚り金有する加撚ケーブルが得ら
れる。
このように、太い素線径おるいは小径のケーブルの場合
にも、前述のように複数回2通常2〜6回のドラム軸線
方向引き出し作業全行なうことンこより、素線に塑性歪
を加えることなく所定撚数の加撚ケーブル全製造するこ
とができる。
またこのようにドラム軸線方向引き出し作業を複数回行
なう場合は他の利点もめるので、これについて説明する
いま2回のドラム軸線方向引き出し作業で、ケーブルに
所定のピンチの撚り全導入する場合について考えると、
第1のドラムからそのドラムの軸線方向に引き出された
ケーブルに導入される撚りのピッチば、そのドラムに巻
付けられる時の周長に等しいため、引き出されたケーブ
ルの先頭付近でピッチが長く、終端付近でピッチが短か
く、その平均が所定ピッチの2倍になっている。
第1のドラムから引き出して1回の加撚を行なった加撚
ケーブルを第2のドラムに巻き替えたのち、そのドラム
から同様にしてドラム軸線方向にケーブル断面き出すと
、今度は、ケーブルの先頭と終端が第1回目の引き出し
の場合と逆になるので、第2のドラムからドラム軸線方
向に引き出されるケーブルに導入される撚りのピッチは
、ケーブルの先頭から終端までほぼ均等な所定のピッチ
になる。
したがって、1回のドラム軸線方向引き出し作業で、所
定ピッチの撚りを導入し得るケーブルの場合でも、ケー
ブル長が長い場合には、2回に分けて所定のピッチの撚
りを導入することも有効である。
次にドラム軸線方向の引き出しによって撚り?加えたケ
ーブルの最終巻取りについて説明する。
加撚ケーブルにおける最外層素線の撚り角が3゜〜5°
程度である場合は、その加撚ケーブルを、ケーブル径の
18〜20倍のドラム胴径全有する巻取ドラム17に容
易に巻取ることができる。その際、ケーブル断面の形部
れは、扁平率((長径−短径〕/原径xioo)で10
%以下であり、通常の撚りロープの場合と全く同様に整
列巻きすることができる。この場合も、素線に塑性歪が
発生しないように、ドラム胴径を素線径の約300倍以
上に設定する必要がある。
次にドラム6の胴径の決定方法について説明する。
まず最小許容ドラム胴径?素線径の約300倍にするこ
とによって、素線に塑性変形が生じないようにする。例
えば素線径5fiの場合はドラムの胴径が1.5 m 
、素線径6朋の場合はドラム胴径が0.9 mになる。
また最終的には平行線ケーブル全ドラム6から引出して
加撚する工程全考慮してドラム胴径を決定する。
ドラム6の胴径を決定する場合、予め定められた加撚ケ
ーブルの撚りピッチを円周率πで徐した長さをもってド
ラム6の胴径の目安とする。例えば加撚ケーブルの径が
15owでその撚りピンチが7.5rrLであるとする
と、ドラム6の胴径の目安は約2.5mである。
長尺ケーブルの場合、平行線ケーブル5がドラム6に巻
取られていく過程で多層巻きになることが多いため、ド
ラム6上での平行線ケーブル5の巻取径が変化する。し
かし、この発明において重要なことは、ドラム6からの
引き出し時点においてはケーブル全長に最終的に加えら
れる撚回転数と等しい数の撚りが加えられることであっ
て、ケーブル全長にわたって撚りのピッチか一定である
必要はない。すなわち、多層巻取時の平均ケーフル巻取
径が前記目安値に一致するようにドラム6の胴径を決定
すればよい。したがって、ドラム6の胴径は前記目安値
よりも小さくなることが多く、また巻取中や巻取時の平
行線ケーブル5の断面の、形崩れ1等全考慮して胴径を
決定することになる。
次にこの発明−全実施した加撚ケーブルの製造例につい
て説明する。
製造例1 線径7篩の鋼線からなる円形断面の42)本の素aを束
ねて使用し、外径155fi、単位重量127 kq/
rrL+最外層素線の撚り角約3.50.撚りピンチ3
m、公称破断力2,591 )ン、ケーブル全長500
mの断面円形の加撚ケーブルを製造する場合について説
明する。
ます線径7順の鋼線からなる素線3を巻いたボビン2を
有する42)個の素線繰出機1?設置し、各ボビン2か
ら素線6金繰り出し、各素線6を素線長調壁装置4にお
ける1)枚の素線長調整板9に挿通したのち、各素線6
の先端全集合してこれに引張兼先端拘束用治具?取付け
た。
前記各素線長調整板9には、ケーブル断面の素線配列と
相似形の配列でかつ素線3の線径より若干大きい径(約
8間)の素線通過用透孔が42)個設けられている。ま
た各透孔間の間隔は累線長調整装置4のん口および出口
の素線長調整板9において最も小さく、素線長調壁装置
4の中央部の素線長調整板9において最も大きくなって
いる。
これは素m3が素線長調整板間りにおける1)枚の素線
長調整板9を通過する際に全素線6の長さを調整し、最
終的に加撚ケーブルが製造された際に、各素線3に長さ
の過不足が生じないようにするためである。
この製造例の場合、最も長い最外層素゛紗と最も短い中
心素線との長さの差ΔLは、撚り1ピッチ当り であるので、1ピツチの撚りの区間8rrLにおける素
線の軌跡長に14.9IIIIIの差が生じるように各
素線長調整板9における透孔間隔全設定する。
また撚り角が前記最外層素線の撚り角65°と異なるそ
の他の素線の場合も、そhら素線の撚り角をθとすると
、中心素線とそれら素線との軌跡長の差Δtは撚り1ピ
ツチ区間8mあたり次式により計算することができる。
この結果、素線長調整装置4金通過するケーブル全体の
外観形状は、ちょうちん状になる。この製造例において
は、このちょうちん状区間の長さを加撚ケーブルの撚り
ピンチに等しい長さすなわち8mに設定し、素線長調整
板9 k 80 oT!間隔で1)枚設置する。
前記素線長調壁装置4の前方に素線集束整形装置(図示
を省略した)が設けられ、その素線集束整形装置により
、素線長調壁装置4を通過した各素線が撚りピンチと同
一間隔ごとにクランプされて、素線間に隙間が生じない
ように集束整形されると共に、集束用バンドチーブ1)
が巻付けられ、ケーブル全長にわたって、この作業が繰
り返し行なわれ、平行線ケーブルの終端には金に4製ク
ランプが取付けられる。
次に、平均のケーブルの巻取径が所定の撚りピッチを円
周率πで除した長さになるようにドラムの胴径を決定す
るので、この製造例においては撚りピッチが8rn″′
cおるからドラム径りはD=8÷3.14 = 2.5
 mが目標の平均ケーブル巻取径である。
実際に、ケーブル断面のドラム上での形崩れ量を推定し
て、胴径を2.1 fi 、巻取胴幅’i 4.7 f
fiにして巻取ったところ、巻取り厚みが約40mとな
り、ケーブルの平均巻取径は2.1 + 0.4 = 
2−5 mであることを確認した。
次にこのドラムをドラムとと撚線機の設置しであるライ
ン上にセットした。このドラムから約20m離れたとこ
ろまで、ケーブルをドラムから−tのドラム軸線の方向
にひき出した。その際、その先端が回転しないように、
天地マークをつけて目視した。
この時、ケーブルに自然に撚りが生じており、その撚り
のピンチがほぼ加撚ケーブルの撚りのピッチに等しいこ
と全確認した。
次に先端金具を加撚ケーブルの先端に回転しないように
固定したのち、その先端金具から1rrL離れた位置に
おいてケーブルに2個目の金具全取付け、次いで先端−
金具を−たん取外して、そこから集束板を6枚挿入した
のち、再び先端金具を取付け、その先端金具を回転しな
いように固定し、次いで2個目の金具を取外した。
次にこの状態で前記集束板6枚を使用し、2ピッチ分の
長さ2X8ff!=16ff!にわたって、集束板を撚
りに沿って回転させなからしごく要領で後方へ移動して
いくことにより、ケーブルにb[定のピッチ8属t−均
等に導入した。
2ピッチ16−1区間への撚の導入が終了した時点で、
16rrLの位置を拘束金具により固定して撚りが緩ま
ないようにしたのち、ケーブル先端の引張金具を最終的
な巻取ドラムから繰シ出されている余巻きロープの先端
に結び付け、ドラムに16mだけ巻取った。この作業を
31回繰り返してケーブル全長500ffLを最終的に
巻取ることができた。最終的なドラムの胴径はケーブル
径の20倍すなわち3.1mとした。
製造例2 線径7端の鋼線からなる円形断面の55本の素線を束ね
て使用し、外径57馴、単位重量16.6に9/nL、
最外層素線の撚り角3.50.撚りピンチ2.9m、公
称破断力668トン、ケーブル全長1000mの断面円
形の加撚ケーブルを製造する場合について説明する。
この加撚ケーブルはケーブル径が小さいので、3回に分
けて撚!llヲ加えた。
まず第1のドラムへの巻取り時に所定の6倍である8、
7 mのピッチに見合ったひねりを加えるには、ドラム
へのケーブル巻取径の平均ヲ8.7÷π= 2.8 f
iにする必要があった。
素線長の調整は、最外層素線と中心素線の間で2.9 
rnあたり、 となり、第1のドラムへの平行線ケーブルの巻取り時に
予めその全量を調整した。
さて、ケーブル断面のドラム上での形崩れ量を推定して
、胴径2.6 fi 、巻取り胴中を2.5 ffLに
して巻取ったところ、巻取り厚みが約20crnとなり
、ケーブルの平均巻取り径は2.6 + 0.2 = 
2.8 rrLであること全確認した。
この第1のドラムから、ドラム軸線方向にケーブルを回
転させることなく引き出し、撚りピッチ約s、s mの
ひねりが生じたことを確認しなから、胴径2.6 m 
、巻取り巾2.5 mの第2のドラムに巻取った。
次に同様にして、このケーブルを第2のドラムのドラム
軸線方向に引き出したところ、ピッチ約5.8 nLの
ひねりが生じたのを確認しなから、胴径2.6 m 、
巻取り胴中2.5rrLの前記第1のドラムに再び巻取
った。
この第1のドラムの前方に、そのドラムのドラム軸線上
において回転素線ガイド板14を有するガイド部材12
を設置し、第1のドラムから引き出されたケーブル先端
から全素線を前記回転素線ガイド板14に挿通し、回転
素線ガイド板14の回転速度と最終ドラムの巻取速度を
調整して、ケーブル全長にわたって撚シビツチを一定に
した。
このケーブルは最終的に胴径2.2 rnのドラムに巻
取シ巾2.4 m 、 4層巻きで巻取ることができた
前記実施例の方法によって製造された加撚ケーブルにお
いては、加撚ケーブルの撚りによって、各素線自身に捻
れが発生しており、そのため引張強度特性2発生トルク
、巻取り展開性の点から、捻れ量の低減あるいは除去が
必要になることもある。
前記第2発明は、加撚ケーブルを製造する際の各素線自
身の捻れ全低減あるいは除去する方法である。
すなわち、第2発明の場合は、ボビン2から繰り出され
る素線6に、予め加撚ケーブルの撚りピッチと同じピッ
チで、かつ加撚ケーブルとして撚られる際に加えられる
素線自身の捻れ回転と逆方向に捻れを加えておくが、そ
の他の構成は第1実施例の場合と同様である。
前述のように加撚ケーブルとして撚られる腺に加えられ
る素線の捻れと逆方向の捻れ金有する素線をボビン2か
ら繰り出していく場合の具体的な手段としては、第6図
に示すように、ボビン2の直径りを、加撚−ケーブルの
撚りピッチをπで除した長さに設定し、素線3をボビン
2の軸線方向に繰り出していく方法を採用してもよく、
あるいはこの方法あるいはその他の方法によって予め捻
れを加えた素線を巻取って、そのボビンを第1図に示す
ボビン2として使用する手段全採用してもよい。
またこの場合、素線1本ごとに捻りを加える代わりに、
複数本例えば3本ごとに予め撚り合わせることによって
、捻り金加えておいて、この複数撚り合わせた素線束全
第1図に示すボビ/2から繰り出してもよい。なお撚9
合わせ方向および撚りピッチについては、素線1本ごと
に捻れを加える場合と全く同様である。
〔発明の効果〕
この発明によれば、多数の素線繰出機1のボビン2から
繰り出された多数の素!3に集束して平行線ケーブル5
としてドラム6に巻取り、次にそのドラム6を固定した
状態で、平行線ケーブル5の端部を保持して回転させる
ことなくドラム軸線の方向に引き出すことにより、平行
線ケーブル5に撚り全付与するので、従来のように多数
の素線繰出機をケーブル中心線の周りに回転させる必要
はなく、簡単な手段によって加撚ケーブルを連続“して
容易に製造することができ、かつ多数の素線繰出機1の
ボビン2から繰り出される多数の素線3を素線長調整装
置4に通すことによりその素線長調整装置4におけるケ
ーブル中心側の素線長よりもケーブル外周側の素線長を
漸次長くし、続いてその素線長調整装置4を通過した各
素線6からなる平行線ケーブル5をドラム6に巻取るの
で、ケーブル端部における各素線3の端部が揃っている
加撚ケーブルを容易に製造することができ、さらに前記
ドラム6からドラム軸線13方向に引き出されて加撚さ
れた加撚ケーブル18全巻取ドラム17に巻取ることに
より、平行線ケーブルをその全長にわたって直線状に伸
長して加撚する場合に比べて、加撚ケーブル製造場所が
著しく短かくて済み、しかも多数の素線繰出機をケーブ
ル中心線の周りに回転させる必要はなく、そのため比較
的短かい場所において、和尚長尺でかつ大径の加撚ケー
ブルを容易に製造することができ、また製造される加撚
ケーブルの撚りピッチと同じピッチでかつその加撚ケー
ブルの撚り方向と逆方向の捻れを付与した素線3を多数
の素線繰出機1のボビン2から繰り出し、続いて前述の
ようにして加撚ケーブルを製造することにより、加撚ケ
ーブルを製造する際の各素線の捻れ全低減あるいは除去
することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の実施例を示すものであ
って、第1図は平行線ケーブルを製造している状態を示
す概略図、第2図はドラムから平行線クープルをドラム
l1)]線方向に引き出して加撚している状態?示す斜
視図、第3スはドラム軸線方向に引き出して加撚したケ
ーブル全巻取ドラムに巻取っている状態?示す斜視図、
第4図は回転素線ガイド板を有するガイド部材を示す縦
断側面ス、第5図は回転素線ガイド板の正面圀である。 第6図はボビンから捻られた素線金繰り出す手段の一例
金示す斜視図である。第7因は加撚ケーブルの一部全示
す概略斜視図である。 図において、1は素線繰出機、2はボビン、6は素線、
4は素線長調整装置、5は平行線ケーブル、6はドラム
、9は素線長調整板、1)は集束用バンドテープ、12
はガイド部材、16はドラム軸線、14は回転素線ガイ
ド板、17は巻取ドラム、18は加撚ケーブル、19は
集束用バンドテープ、Lは素線長調整板間である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多数の素線繰出機1のボビン2から繰り出される
    多数の素線3を素線長調整装置4における多数の透孔に
    通すことによりその素線長調整装置4におけるケーブル
    中心側の素線長よりもケーブル外周側の素線長を漸次長
    くし、続いてその素線長調整装置4を通過した各素線3
    からなる平行線ケーブル5をドラム6に巻取り、次にそ
    のドラム6を固定した状態で、平行線ケーブル5の端部
    を保持して回転させることなくドラム軸線の方向に引き
    出すことにより、平行線ケーブル5に撚りを付与して加
    撚ケーブル18を構成し、次いでその加撚ケーブル18
    を巻取ドラム17に巻取ることを特徴とする加撚ケーブ
    ル連続製造法。
  2. (2)製造される加撚ケーブルの撚りピッチと同じピッ
    チでかつその加撚ケーブルの撚り方向と逆方向の捻れを
    付与した素線3を多数の素線繰出機1のボビン2から繰
    り出して素線長調整装置4に通すことにより、その素線
    長調整装置4におけるケーブル中心側の素線長よりもケ
    ーブル外周側の素線長を漸次長くし、続いてその素線長
    調整装置4を通過した各素線3からなる平行線ケーブル
    5をドラム6に巻取り、次にそのドラム6を固定した状
    態で、平行線ケーブル5の端部を保持して回転させるこ
    となくドラム軸線の方向に引き出すことにより、平行線
    ケーブル5に撚りを付与して加撚ケーブル18を構成し
    、次いでその加撚ケーブル18を巻取ドラム17に巻取
    ることを特徴とする加撚ケーブル連続製造法。
JP25038184A 1984-11-29 1984-11-29 加撚ケ−ブル連続製造法 Pending JPS61129239A (ja)

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