JPS61129202A - 異形条の製造法 - Google Patents
異形条の製造法Info
- Publication number
- JPS61129202A JPS61129202A JP25020084A JP25020084A JPS61129202A JP S61129202 A JPS61129202 A JP S61129202A JP 25020084 A JP25020084 A JP 25020084A JP 25020084 A JP25020084 A JP 25020084A JP S61129202 A JPS61129202 A JP S61129202A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- flat
- width
- flat bar
- step part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21H—MAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
- B21H7/00—Making articles not provided for in the preceding groups, e.g. agricultural tools, dinner forks, knives, spoons
- B21H7/007—Taper rolling, e.g. leaf springs
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野）
本発明は巾方向に厚さの異なる段差部を設けた異形条の
製造法に関し、特に平条に巾方向の圧延と長手方向の圧
延を加えることにより、段差部の形状及び寸法精度の向
上を計ったものである。
製造法に関し、特に平条に巾方向の圧延と長手方向の圧
延を加えることにより、段差部の形状及び寸法精度の向
上を計ったものである。
一般に巾方向に厚さの異なる段差部を設けた異形条は、
切削法、異形溝圧延法、押出法、中実法等により作られ
ている。切削法は薄くなる部分を削り取るもので、多串
の切削屑を発生する歩留まりの悪い方法である。異形溝
圧延法は所望の断面形状とするのに、徐々に変１ヒする
溝を設けた多数の圧延ロールにより、順次圧延するもの
で、１回の圧延により複惟な形状に加工すると、加工歪
のバランスが取れず、波打ち現場を起すところから、多
数回のＤＯＩを必要とする。従って多数のロールを使用
するばかりか、徐々に変化する溝の設計が難しく、製造
コストが高くなり、電子部品のような少量多品種の製造
には適さない方法である。
切削法、異形溝圧延法、押出法、中実法等により作られ
ている。切削法は薄くなる部分を削り取るもので、多串
の切削屑を発生する歩留まりの悪い方法である。異形溝
圧延法は所望の断面形状とするのに、徐々に変１ヒする
溝を設けた多数の圧延ロールにより、順次圧延するもの
で、１回の圧延により複惟な形状に加工すると、加工歪
のバランスが取れず、波打ち現場を起すところから、多
数回のＤＯＩを必要とする。従って多数のロールを使用
するばかりか、徐々に変化する溝の設計が難しく、製造
コストが高くなり、電子部品のような少量多品種の製造
には適さない方法である。
押出方法はタイスを通してビレットを所望の断面形状に
押出加工するので、異形条を容易に製造することができ
る。しかし寸法、精度が劣るばかりか、木質的に厚肉、
短尺なものを製造する方法であり、薄肉長尺な異形条の
製造には適ざない方法である。また引抜法はダイスを通
して線条材を引（友加工することにより断面を異形条に
加工するもので、比較的容易に異形にリロエすることが
できる。しかし高加工率が取れないばかりか、ｉ 財の
加工が主であり、広巾条の加工には適さない方法である
。
押出加工するので、異形条を容易に製造することができ
る。しかし寸法、精度が劣るばかりか、木質的に厚肉、
短尺なものを製造する方法であり、薄肉長尺な異形条の
製造には適ざない方法である。また引抜法はダイスを通
して線条材を引（友加工することにより断面を異形条に
加工するもので、比較的容易に異形にリロエすることが
できる。しかし高加工率が取れないばかりか、ｉ 財の
加工が主であり、広巾条の加工には適さない方法である
。
一方線材や条材を長手方向と直角に、即ち巾方向に圧延
して通常の圧延加工では得られない素材中の数倍も大き
な巾広がりを得る方法が知られている。この方法は平型
丘を往復転勤する巾出しロールを用い、平型とロール間
の°ロール軸方向に線条材を圧入し、ロールの転勤によ
り凍条材を巾方向に圧延するものである。
して通常の圧延加工では得られない素材中の数倍も大き
な巾広がりを得る方法が知られている。この方法は平型
丘を往復転勤する巾出しロールを用い、平型とロール間
の°ロール軸方向に線条材を圧入し、ロールの転勤によ
り凍条材を巾方向に圧延するものである。
〔発明が解決しようとする問題点）
近年電子、電気機器の発達に伴ない、持に寸法精度の１
受れた長尺広巾の異形条が要求されるようになった。し
かしこのような異形条の製造には、上記製造法は何れも
適してみらず、製造できたとしても、多数回の加工動作
を必要とする和工速宴の遅い生産性の劣ることもあった
。
受れた長尺広巾の異形条が要求されるようになった。し
かしこのような異形条の製造には、上記製造法は何れも
適してみらず、製造できたとしても、多数回の加工動作
を必要とする和工速宴の遅い生産性の劣ることもあった
。
最近第３図に示すように平型（２）上を往復転動する巾
出しロール〈３）の表面軸方向に所望の凹溝（４）を設
け、平条〈１）をロール（３）の軸方向に圧入して巾方
向に圧延し、巾方向に所望の段差部（１ａ ＞を形成す
る方法が提案された。しかしながら圧延に際し、平条（
１）が横方向、即ち巾方向にゆれるため、ロール（３）
表面の凹溝と平条（１〉の段差部（１ａ）を一致させる
ことが困難で、段差部（１ａ）の角をロール（３）の凹
溝（４）の側壁（４ａ）でかじる問題があり、そのため
第４図に示すように平条（１）の段差部（１ａ）の基部
近傍にかぶり欠陥（１ｂ）を生じる欠点があった。
出しロール〈３）の表面軸方向に所望の凹溝（４）を設
け、平条〈１）をロール（３）の軸方向に圧入して巾方
向に圧延し、巾方向に所望の段差部（１ａ ＞を形成す
る方法が提案された。しかしながら圧延に際し、平条（
１）が横方向、即ち巾方向にゆれるため、ロール（３）
表面の凹溝と平条（１〉の段差部（１ａ）を一致させる
ことが困難で、段差部（１ａ）の角をロール（３）の凹
溝（４）の側壁（４ａ）でかじる問題があり、そのため
第４図に示すように平条（１）の段差部（１ａ）の基部
近傍にかぶり欠陥（１ｂ）を生じる欠点があった。
Ｃ問題点を解決するための手段〕
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、上記かぶり欠陥の
発生を防止し、寸法精度の浸れた長尺広巾の異形条を能
率よく製造することができる異形条の製造法を開発した
もので、平条の巾方向に厚さの異なる段差部を形成する
異形条の製造において、平条を表面軸方向に凹溝を設け
た巾出しロールにより巾方向に圧延し、平条の厚さの異
なる段差部を段差量の０．５〜３倍の巾のテーパー状に
加工し、これを段差部が鋭角な溝付はロールにより長手
方向に加工することを特徴とするものである。
発生を防止し、寸法精度の浸れた長尺広巾の異形条を能
率よく製造することができる異形条の製造法を開発した
もので、平条の巾方向に厚さの異なる段差部を形成する
異形条の製造において、平条を表面軸方向に凹溝を設け
た巾出しロールにより巾方向に圧延し、平条の厚さの異
なる段差部を段差量の０．５〜３倍の巾のテーパー状に
加工し、これを段差部が鋭角な溝付はロールにより長手
方向に加工することを特徴とするものである。
即ら本発明は、平型と平型上を往復転勤する巾出しロー
ルの表面軸方向凹溝を設けて、平条を巾方向に圧延し、
平条の巾方向に厚さの異なる段差部を形成するのに、第
１図（イ）、（ロ）に示すように平条（１）の段差部（
１ａ）を段差量（ｒｌ ）の０．５〜３倍の巾（０，５
ｄ〜３ｄ）のテーパー状に加工する。これを第２図に示
すように平ロール（５）と段左部（１ａ）を鋭角なテー
パー状とした溝付はロール（６）により長手方向に圧延
し、平条（１）の段差部（１ａ）の形状１寸法を仕上げ
るものである。
ルの表面軸方向凹溝を設けて、平条を巾方向に圧延し、
平条の巾方向に厚さの異なる段差部を形成するのに、第
１図（イ）、（ロ）に示すように平条（１）の段差部（
１ａ）を段差量（ｒｌ ）の０．５〜３倍の巾（０，５
ｄ〜３ｄ）のテーパー状に加工する。これを第２図に示
すように平ロール（５）と段左部（１ａ）を鋭角なテー
パー状とした溝付はロール（６）により長手方向に圧延
し、平条（１）の段差部（１ａ）の形状１寸法を仕上げ
るものである。
Ｃ１乍 用 〕
平条を巾出しロールにより巾方向に圧延する際、第３図
に示すように段差部（１ａ）を鋭角なテーパー状に；ｊ
ロエすると凹溝（４）の側壁（４ａ）が段差部（１ａ）
の角をかじり、第４図に示すように段差部（１ａ）の基
部近傍にかぶり欠陥（１ｂ）を生じるが、第１図（イ）
。
に示すように段差部（１ａ）を鋭角なテーパー状に；ｊ
ロエすると凹溝（４）の側壁（４ａ）が段差部（１ａ）
の角をかじり、第４図に示すように段差部（１ａ）の基
部近傍にかぶり欠陥（１ｂ）を生じるが、第１図（イ）
。
（ロ）に示すように段差部（１ａ）を段差量（ｄ ）の
０．５倍以上の巾のテーパー状とすることにより、平条
が多少巾方向に移動し、巾寸法のバラツキが生じてもか
ぶり欠陥を発生することがない。また段差部（１ａ）が
段差ｆｆ１（ｄ）の３倍を越える巾のテーパー状とする
と、巾出しロールのかじりに対しては問題ないが、次の
段差部が鋭角なテーパー状の溝付はロールによる圧延時
にｆ２差部の加工率が他の部分、特に薄肉部の加工率よ
り大きくなり、段差部の伸びが、薄肉部の伸びより大き
くなるため、テーパ一部に波打ち現象を起し、正常な圧
延加工ができなくなる。
０．５倍以上の巾のテーパー状とすることにより、平条
が多少巾方向に移動し、巾寸法のバラツキが生じてもか
ぶり欠陥を発生することがない。また段差部（１ａ）が
段差ｆｆ１（ｄ）の３倍を越える巾のテーパー状とする
と、巾出しロールのかじりに対しては問題ないが、次の
段差部が鋭角なテーパー状の溝付はロールによる圧延時
にｆ２差部の加工率が他の部分、特に薄肉部の加工率よ
り大きくなり、段差部の伸びが、薄肉部の伸びより大き
くなるため、テーパ一部に波打ち現象を起し、正常な圧
延加工ができなくなる。
（実施例）
厚さ２ｍｍ、巾６０ｍの黄銅条を段左部の巾を変えた巾
出しロールにより巾方向に圧延して、巾方向に巾の異な
る段差部を形成し、これを第２図に示す段差部が鋭角な
テーパー状の溝付はロールにより長手方向に圧延し、中
央長手方向に厚さ２ｍｍ、巾２０ｍｍの厚肉部とその左
右に厚さ０．８Ｍ、巾５０ ｍｍの薄肉部を有する異形
条とし、その仕上り状態を調べた。その結果を第１表に
示す。
出しロールにより巾方向に圧延して、巾方向に巾の異な
る段差部を形成し、これを第２図に示す段差部が鋭角な
テーパー状の溝付はロールにより長手方向に圧延し、中
央長手方向に厚さ２ｍｍ、巾２０ｍｍの厚肉部とその左
右に厚さ０．８Ｍ、巾５０ ｍｍの薄肉部を有する異形
条とし、その仕上り状態を調べた。その結果を第１表に
示す。
第１表
第１表から明らかなように、段差部を鋭角なテーパー状
とした段差巾が段差量の０．５倍未満では巾出しロール
のかじりに基つくかぶり欠陥が発生し、段差１〕が段差
量の０．５倍以上になるとかぶり発生がなくなり、仕上
り状態も極めて良好なものとなる。更に段差巾が増大し
、段差量の３倍を越えると薄肉部にひけやテーパ一部に
波打ち現象が起ることが判る。
とした段差巾が段差量の０．５倍未満では巾出しロール
のかじりに基つくかぶり欠陥が発生し、段差１〕が段差
量の０．５倍以上になるとかぶり発生がなくなり、仕上
り状態も極めて良好なものとなる。更に段差巾が増大し
、段差量の３倍を越えると薄肉部にひけやテーパ一部に
波打ち現象が起ることが判る。
〔発明の効果］
このように本発明によれば、巾方向に厚さの異なる段差
部を有する広巾長尺の異形条を精度よく、かつ高能率で
製造することができるばかりか、製造コストを低減する
ことができるなど、工業上顕著な効果を奏するものであ
る。
部を有する広巾長尺の異形条を精度よく、かつ高能率で
製造することができるばかりか、製造コストを低減する
ことができるなど、工業上顕著な効果を奏するものであ
る。
第１図（イ）、（ロ）は本発明の巾出しローラルによる
圧延状態を示すもので（イ）は段差部の巾を段差量の０
．５倍とした場合の断面図。 （ロ）は段差部の巾を段差量の３倍とした場合の断面図
、第２図は、本発明の溝付はロールによる加工の一例を
示す正面図、第３図は従来の巾出しロールによる異形条
の製造法を示す説明図、第４図は従来の巾出しロールに
より製造した異形条の欠陥発生状態を示す断面図である
。
圧延状態を示すもので（イ）は段差部の巾を段差量の０
．５倍とした場合の断面図。 （ロ）は段差部の巾を段差量の３倍とした場合の断面図
、第２図は、本発明の溝付はロールによる加工の一例を
示す正面図、第３図は従来の巾出しロールによる異形条
の製造法を示す説明図、第４図は従来の巾出しロールに
より製造した異形条の欠陥発生状態を示す断面図である
。
Claims (1)
- 平条の巾方向に厚さの異なる段差部を形成する異形条の
製造において、平条を表面軸方向に凹溝を設けた巾出し
ロールにより巾方向に圧延し、平条の厚さの異なる段差
部を段差量の０．５〜３倍の巾のテーパー状に加工し、
これを段差部が鋭角なテーパー状の溝付けロールにより
長手方向に加工することを特徴とする異形条の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25020084A JPS61129202A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 異形条の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25020084A JPS61129202A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 異形条の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61129202A true JPS61129202A (ja) | 1986-06-17 |
Family
ID=17204309
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25020084A Pending JPS61129202A (ja) | 1984-11-27 | 1984-11-27 | 異形条の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61129202A (ja) |
-
1984
- 1984-11-27 JP JP25020084A patent/JPS61129202A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0390202A (ja) | 異形断面帯板の製造方法 | |
| JP3724135B2 (ja) | 異形断面条の製造方法 | |
| JPS61129202A (ja) | 異形条の製造法 | |
| US3850019A (en) | Method of producing a metal strip including a longitudinal channel by roll-form reduction of a multi-gage strip | |
| JP2527296B2 (ja) | 角パイプの製造方法 | |
| JPH06170405A (ja) | 板曲げアングル材の冷間圧延方法 | |
| JPS60244435A (ja) | 異形条の製造法 | |
| JPH06246303A (ja) | アングル材及びチャンネル材の局部加熱式製造方法 | |
| JPH06246302A (ja) | 板曲げアングル材及びチャンネル材の製造方法 | |
| JPS61123402A (ja) | 異形平角条の製造法 | |
| JP2745432B2 (ja) | 異形断面帯板の製造方法 | |
| JP2836361B2 (ja) | 異形断面条の製造方法 | |
| JPH0679388A (ja) | 異形断面条用圧延ロール及び異形断面条の製造方法 | |
| JPS5966917A (ja) | 軸線方向に肉厚の変化する管の製造方法 | |
| JPH08155576A (ja) | 異形断面帯材の製造方法及び突条付きロール | |
| JPS60166104A (ja) | 圧延によるリボン線成形方法 | |
| JPS6049824A (ja) | 断面方形長尺物の荒地粗材鍛造方法及び鍛造型 | |
| JPH0798201B2 (ja) | Ｈ形鋼の粗圧延方法 | |
| JPH01289501A (ja) | 異形条の製造法 | |
| JPH04228202A (ja) | チャンネル材の製造方法 | |
| JPS61129201A (ja) | 異形条の製造法及び装置 | |
| JPS6219932B2 (ja) | ||
| JPH07110369B2 (ja) | 厚肉部の少なくとも一側に波状薄肉部を有する製品の製造方法 | |
| JPH06246301A (ja) | 板曲げチャンネル材の冷間圧延方法 | |
| RU2056188C1 (ru) | Способ изготовления специальных гнутых несимметричных профилей |