JPS61128831A - スピニングリ−ルの釣糸張力検出装置 - Google Patents
スピニングリ−ルの釣糸張力検出装置Info
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- JPS61128831A JPS61128831A JP24833084A JP24833084A JPS61128831A JP S61128831 A JPS61128831 A JP S61128831A JP 24833084 A JP24833084 A JP 24833084A JP 24833084 A JP24833084 A JP 24833084A JP S61128831 A JPS61128831 A JP S61128831A
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- fishing line
- spool
- tension
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- flyer
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)発明の技術分野
本発明は、スピニングリールの釣糸張力検出装置に関し
、特にファイティング時における釣糸の張力を容易に検
知表示できるようにするものである。
、特にファイティング時における釣糸の張力を容易に検
知表示できるようにするものである。
(ロ)従来技術と問題点
スピニングリールは、一般にスプールと、ノλンドルの
回転操作により回転され釣糸をスプールに巻き付けるピ
ンクアップベイルと、スプールの支持軸に取り付けたド
ラグ装置等から構成されている。又、上記ドラグ装置は
、魚の強い引きや激しい反転などにより釣糸に大きな張
力が作用したとき、その引張力に応じてスプールを釣糸
繰り出し方向に強制回転させ、釣糸を繰り出すことによ
って釣糸が切断されるのを防止するものであり、そのド
ラグの強さは、使用する釣糸の太さや予想される対象魚
の引きの強さに応じてドラグ装置のノブ又はホイールを
締め及び緩め方向に回すことで調節できるようにな?で
いる。このような、スピニングリールとしては特公昭5
27876号公報等に示すものがある。
回転操作により回転され釣糸をスプールに巻き付けるピ
ンクアップベイルと、スプールの支持軸に取り付けたド
ラグ装置等から構成されている。又、上記ドラグ装置は
、魚の強い引きや激しい反転などにより釣糸に大きな張
力が作用したとき、その引張力に応じてスプールを釣糸
繰り出し方向に強制回転させ、釣糸を繰り出すことによ
って釣糸が切断されるのを防止するものであり、そのド
ラグの強さは、使用する釣糸の太さや予想される対象魚
の引きの強さに応じてドラグ装置のノブ又はホイールを
締め及び緩め方向に回すことで調節できるようにな?で
いる。このような、スピニングリールとしては特公昭5
27876号公報等に示すものがある。
しかし、上記のような従来のスピニングリールには、フ
ァイティン、グ時の釣糸張力を検出表示する手段がない
ため、実際にどの程度の張力が釣糸に作用しているのか
判明せず、ドラグ装置のコントロールノブに形成した強
さを表す目盛によって判断しているのが現状である。従
って、釣糸の太さ及び対象魚の引きに見合ったドラグ設
定が困難であるとともに正確なドラグ設定ができず、し
かもドラグ強さに過不足が生じて糸切れ防止のためのド
ラグ装置の機能が充分に発揮できなくなるほか、魚の僅
かな引きに対しても釣糸が繰り出されてしまう問題があ
った。
ァイティン、グ時の釣糸張力を検出表示する手段がない
ため、実際にどの程度の張力が釣糸に作用しているのか
判明せず、ドラグ装置のコントロールノブに形成した強
さを表す目盛によって判断しているのが現状である。従
って、釣糸の太さ及び対象魚の引きに見合ったドラグ設
定が困難であるとともに正確なドラグ設定ができず、し
かもドラグ強さに過不足が生じて糸切れ防止のためのド
ラグ装置の機能が充分に発揮できなくなるほか、魚の僅
かな引きに対しても釣糸が繰り出されてしまう問題があ
った。
(ハ)発明の目的
本発明は上記のような従来の問題を解決するためになさ
れたもので、ファイティング時の釣糸にかかる張力を検
知表示できるようにし、これにより使用釣糸に対する許
容張力範囲へのドラグ設定を容易かつ正確になし得るよ
うにしたスピニングリールの釣糸張力検出装置を提供す
ることを目的とする。
れたもので、ファイティング時の釣糸にかかる張力を検
知表示できるようにし、これにより使用釣糸に対する許
容張力範囲へのドラグ設定を容易かつ正確になし得るよ
うにしたスピニングリールの釣糸張力検出装置を提供す
ることを目的とする。
仁)発明の構成
本発明にかかるスピニングリールの釣糸張力検出装置は
、ハンドル操作により回転されるフライヤ及びこのフラ
イヤの回転によりそのベイルを介して釣糸が巻き付けら
れるスプールと、このスプールがドラグ装置を介して結
合されるとともに軸方向にスライド可能に支持されたス
プール軸と、このスプール軸を上記フライヤの回転に同
期して軸方向にオシレーテイングする作動駒を有するス
ピニングリールにおいて、上記オシレーテイング用作動
駒と衝合する圧力センサを設け、上記釣糸の引っ張り時
上記スプールに生ずるトルクを上記スプール軸を介して
上記作動駒に伝達し、この作動駒で上記圧力センサを押
圧したとき発生する電圧を糸張力として表示器に加え表
示するようにしたものである。
、ハンドル操作により回転されるフライヤ及びこのフラ
イヤの回転によりそのベイルを介して釣糸が巻き付けら
れるスプールと、このスプールがドラグ装置を介して結
合されるとともに軸方向にスライド可能に支持されたス
プール軸と、このスプール軸を上記フライヤの回転に同
期して軸方向にオシレーテイングする作動駒を有するス
ピニングリールにおいて、上記オシレーテイング用作動
駒と衝合する圧力センサを設け、上記釣糸の引っ張り時
上記スプールに生ずるトルクを上記スプール軸を介して
上記作動駒に伝達し、この作動駒で上記圧力センサを押
圧したとき発生する電圧を糸張力として表示器に加え表
示するようにしたものである。
0〉発明の実施例
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第1図乃至第3図は本発明にかかる釣糸張力検出装置を
備えたスピニングリールの一例を示すもので、1は釣竿
への取付脚2を備えたリールボディであり、このリール
ボディ1の前端壁3には中空のフライヤ軸4が直角に貫
通され、このフライヤ軸4は軸受5によって前端壁3に
回転可能に軸着されているとともに、フライヤ軸4のリ
ールボディ1内突出端にはピニオン6が一体に設けられ
ており、そしてフライヤ軸4のリールボディ1外突出部
には、ベイル7を有するフライヤ8が一体にかつ同心に
固着され、さらにフライ+8のボス部と上記軸受5間の
フライヤ軸4にはフライヤ逆転止め用のラチ“エツト歯
車9及びクリック音発生用の工事10が一体に固着され
ている。1工はこれらフライヤ8及びラチェット歯車9
.クリック音発生用の工事10をフライヤ軸4に一体に
締付は固定するためのナンドである。
備えたスピニングリールの一例を示すもので、1は釣竿
への取付脚2を備えたリールボディであり、このリール
ボディ1の前端壁3には中空のフライヤ軸4が直角に貫
通され、このフライヤ軸4は軸受5によって前端壁3に
回転可能に軸着されているとともに、フライヤ軸4のリ
ールボディ1内突出端にはピニオン6が一体に設けられ
ており、そしてフライヤ軸4のリールボディ1外突出部
には、ベイル7を有するフライヤ8が一体にかつ同心に
固着され、さらにフライ+8のボス部と上記軸受5間の
フライヤ軸4にはフライヤ逆転止め用のラチ“エツト歯
車9及びクリック音発生用の工事10が一体に固着され
ている。1工はこれらフライヤ8及びラチェット歯車9
.クリック音発生用の工事10をフライヤ軸4に一体に
締付は固定するためのナンドである。
12は上記中輌あ7.イヤ軸4(7)軸穴4a内、。
その軸方向にスライド可能に貫通支持されたスプール軸
で、このスプール軸重2の前方突出部にはスプール13
がスプール軸12の軸回り方向に回転できるよう取り付
けられている。14は、スプール13に巻回された釣糸
、15はスプール13に巻かれている釣糸をどの程度の
力で引っ張ると釣糸14が繰り出し得るかを調節するド
ラグ装置で、スプール13の前端側にスプール軸12と
同心に形成した円筒状の凹部13aに収容されスプール
エ3と相対回転できないよう結合する第1のワッシャ1
5aと、スプール軸12と相対回転できないよう結合さ
れた複数の第2のワッシャ15bと、この第1及び第2
のワッシャ15a、155間及び第2のワッシャと凹部
13aの底面間にそれぞれ介在された嫌数の摩擦板15
cと、スプ」ル軸I2の先端部に形成したねじ部12a
に螺合され、かつ上記ワッシャ15a、15’b及び摩
擦板15 ’cを締め付けることで釣糸14の引き出し
力、即ちドラグカを調節するノブ15dとから構成され
ている。又、上記スプール13の内側端面に近接するス
プール軸12の部分にはスプール受部材16が固着され
ており、このスプール受部材16とスプール13の内側
端面間には上記ノブ15dによって締め付けられたスプ
ニル受部材16とスプール13とを摩擦結合するための
摩擦板17が介在されている。
で、このスプール軸重2の前方突出部にはスプール13
がスプール軸12の軸回り方向に回転できるよう取り付
けられている。14は、スプール13に巻回された釣糸
、15はスプール13に巻かれている釣糸をどの程度の
力で引っ張ると釣糸14が繰り出し得るかを調節するド
ラグ装置で、スプール13の前端側にスプール軸12と
同心に形成した円筒状の凹部13aに収容されスプール
エ3と相対回転できないよう結合する第1のワッシャ1
5aと、スプール軸12と相対回転できないよう結合さ
れた複数の第2のワッシャ15bと、この第1及び第2
のワッシャ15a、155間及び第2のワッシャと凹部
13aの底面間にそれぞれ介在された嫌数の摩擦板15
cと、スプ」ル軸I2の先端部に形成したねじ部12a
に螺合され、かつ上記ワッシャ15a、15’b及び摩
擦板15 ’cを締め付けることで釣糸14の引き出し
力、即ちドラグカを調節するノブ15dとから構成され
ている。又、上記スプール13の内側端面に近接するス
プール軸12の部分にはスプール受部材16が固着され
ており、このスプール受部材16とスプール13の内側
端面間には上記ノブ15dによって締め付けられたスプ
ニル受部材16とスプール13とを摩擦結合するための
摩擦板17が介在されている。
18は上記リールボディ1内に配置され上記ビニオン6
と噛合するドライブギアで、このドライブギア18はリ
ールボディ1に上記スプール軸12と直角な方向に軸着
した駆動軸19に取り付けられ、そして上記駆動軸19
のリールボディ1外突出端には糸巻取り操作用のハンド
ル20が取り付けられている。また、21は上記スプー
ル軸12のリールボディ1内突出端に固着したオシレー
テイング用の作動駒で、この作動駒21は上下方向にガ
イド溝21aを有し、このガイド溝21aにはオシレー
テイング用の歯車22に突設したピン22aが係合され
ており、そして上記オシレーテイング用歯車22はリー
ルボディ1内に回転可能に支持され、上記駆動軸19に
一体に取り付けた歯車23に噛合されている。従って、
ハンドル20を糸巻取り方向に回転操作すれば、フライ
ヤ8が回転すると同時に、歯車23を介してオシレーテ
イング用歯車22に伝達され、その回転につれてスプー
ル軸12をスプール13と一体に軸方向に所定のストロ
ークでトラバースし、釣糸14をスプール13に平均に
巻くようになる。
と噛合するドライブギアで、このドライブギア18はリ
ールボディ1に上記スプール軸12と直角な方向に軸着
した駆動軸19に取り付けられ、そして上記駆動軸19
のリールボディ1外突出端には糸巻取り操作用のハンド
ル20が取り付けられている。また、21は上記スプー
ル軸12のリールボディ1内突出端に固着したオシレー
テイング用の作動駒で、この作動駒21は上下方向にガ
イド溝21aを有し、このガイド溝21aにはオシレー
テイング用の歯車22に突設したピン22aが係合され
ており、そして上記オシレーテイング用歯車22はリー
ルボディ1内に回転可能に支持され、上記駆動軸19に
一体に取り付けた歯車23に噛合されている。従って、
ハンドル20を糸巻取り方向に回転操作すれば、フライ
ヤ8が回転すると同時に、歯車23を介してオシレーテ
イング用歯車22に伝達され、その回転につれてスプー
ル軸12をスプール13と一体に軸方向に所定のストロ
ークでトラバースし、釣糸14をスプール13に平均に
巻くようになる。
24は上記オシレーテイング用作動駒21にその上方へ
突出して設けた押圧7−ムで、この押圧アーム24の先
端は糸張力検出用の圧カセツテ25と衝合するようにな
っている。上記圧カセツテ25はストレインゲージ、圧
電素子あるいは感圧ダイオード等から構成されるもので
、リールボディIに装着した表示器26の下部に固着さ
れ、そしてオシレーテイング用作動駒21の移動量に対
応した長さを有している。なお、圧力センサ25と衝合
する抑圧アーム24の先端は摩擦抵抗が生じないように
転がり接触などの手段が講じられている。
突出して設けた押圧7−ムで、この押圧アーム24の先
端は糸張力検出用の圧カセツテ25と衝合するようにな
っている。上記圧カセツテ25はストレインゲージ、圧
電素子あるいは感圧ダイオード等から構成されるもので
、リールボディIに装着した表示器26の下部に固着さ
れ、そしてオシレーテイング用作動駒21の移動量に対
応した長さを有している。なお、圧力センサ25と衝合
する抑圧アーム24の先端は摩擦抵抗が生じないように
転がり接触などの手段が講じられている。
第4図は上記表示器26の内部構成を表すブロック図を
示すもので、圧力センサ25で発生する電圧をディジク
ル量に変換するA7D変換回路27と、このA7D変換
回路27からの出力信号に基づいて釣糸14の張力を算
出する演算回路28と、この演算回路28からの演算出
力をアナログ量に変換するD−A変換回路29と、この
D−A変換回路29からの出力信号により動作される表
示駆動回路30と、この表示駆動回路30により駆動さ
れるディジタル表示部31とから構成され、そして表示
器26の表示パネル面には、電源スィッチ32及び表示
部31に表示された内容をリセットするりセットスイッ
チ33が設けられている。
示すもので、圧力センサ25で発生する電圧をディジク
ル量に変換するA7D変換回路27と、このA7D変換
回路27からの出力信号に基づいて釣糸14の張力を算
出する演算回路28と、この演算回路28からの演算出
力をアナログ量に変換するD−A変換回路29と、この
D−A変換回路29からの出力信号により動作される表
示駆動回路30と、この表示駆動回路30により駆動さ
れるディジタル表示部31とから構成され、そして表示
器26の表示パネル面には、電源スィッチ32及び表示
部31に表示された内容をリセットするりセットスイッ
チ33が設けられている。
第F図において、34はリールボディlに設けた逆止め
及びその開放を行なう逆止めレバーで、このレバー34
を操作することによって、上記ラチェット歯車9に対し
爪部材35を係合又は開放できるようになっている。
及びその開放を行なう逆止めレバーで、このレバー34
を操作することによって、上記ラチェット歯車9に対し
爪部材35を係合又は開放できるようになっている。
次に、上記のように構成された本発明装置の動作につい
て説明する。
て説明する。
魚釣に際しては、まず、ドラグ装置15のノブ15dを
操作してドラグの強さを使用釣糸の太さ及び対象魚に応
じて予め所定の目盛位置にセットしておく。次に、表示
器26の電源スィッチ32をオンし、表示器26を張力
測定可能状態にセットする。このとき、逆止めレバー3
4を操作して爪部材35をラチェット歯車9に噛合させ
1.逆回転1、即ちフライヤ8の釣糸繰出し方向の回転
を拘束しておく。
操作してドラグの強さを使用釣糸の太さ及び対象魚に応
じて予め所定の目盛位置にセットしておく。次に、表示
器26の電源スィッチ32をオンし、表示器26を張力
測定可能状態にセットする。このとき、逆止めレバー3
4を操作して爪部材35をラチェット歯車9に噛合させ
1.逆回転1、即ちフライヤ8の釣糸繰出し方向の回転
を拘束しておく。
かかる状態において、釣糸14を手によって第1図の矢
印A方向に引っ張れば1.フライヤ8の糸繰出し方向の
回転が拘束され、しかもドラグ装置15のドラグカを受
けているため、スプール13には第1図の矢印B方向に
トルクが発生する。このトルクはドラグ装置15からス
プール軸12を経てオシレーテイング用作動駒21に伝
達され、これにより押圧アーム24を第2図の矢印C方
向に回動して、その先端を圧力センサ25に押、し付け
る。これに伴い圧力センサ25には釣糸14の引張力に
応じた電圧が発生し、この発生電圧はA−D変換回路2
7によりディジタル量に変換され、演算回路28に取り
込まれる。演算回路2日ではその演算周期に従、て糸、
張力演算を実行する、。又、上記演算出力はD7.A変
換回路29によりアナログ量に変換され、駆動回路30
に出力するとともに、これを動作することにより表示部
31を駆動して、表示部31に糸張力をディジタル表示
する。
印A方向に引っ張れば1.フライヤ8の糸繰出し方向の
回転が拘束され、しかもドラグ装置15のドラグカを受
けているため、スプール13には第1図の矢印B方向に
トルクが発生する。このトルクはドラグ装置15からス
プール軸12を経てオシレーテイング用作動駒21に伝
達され、これにより押圧アーム24を第2図の矢印C方
向に回動して、その先端を圧力センサ25に押、し付け
る。これに伴い圧力センサ25には釣糸14の引張力に
応じた電圧が発生し、この発生電圧はA−D変換回路2
7によりディジタル量に変換され、演算回路28に取り
込まれる。演算回路2日ではその演算周期に従、て糸、
張力演算を実行する、。又、上記演算出力はD7.A変
換回路29によりアナログ量に変換され、駆動回路30
に出力するとともに、これを動作することにより表示部
31を駆動して、表示部31に糸張力をディジタル表示
する。
又、釣糸14をスプール13から引き出し得る状態、即
ちドラグ装置15の摩擦板部分がスリツプするまで釣糸
14に張力をかければ、そのときの糸張力は同様にして
表示部31にディジタル表示されることになる。
ちドラグ装置15の摩擦板部分がスリツプするまで釣糸
14に張力をかければ、そのときの糸張力は同様にして
表示部31にディジタル表示されることになる。
従って、釣糸14の太さ及び対象魚が決定されれば、表
示部31の表示数値を見ながら使用釣糸が負担し得る許
容範囲内において、ドラグの強さを最適値に正確にかつ
容易に設定することが可能になる。 ・ 又、上記の説明では、ドラグカの設定を前辺って行なう
場合について述べたが、仕掛けにかかった魚とのファイ
ティング中でも行なうことができる。この場合は、仕掛
けにかかった魚の動きに合わせながらハンドル20を糸
巻取り方向に回転する。
示部31の表示数値を見ながら使用釣糸が負担し得る許
容範囲内において、ドラグの強さを最適値に正確にかつ
容易に設定することが可能になる。 ・ 又、上記の説明では、ドラグカの設定を前辺って行なう
場合について述べたが、仕掛けにかかった魚とのファイ
ティング中でも行なうことができる。この場合は、仕掛
けにかかった魚の動きに合わせながらハンドル20を糸
巻取り方向に回転する。
このとき、糸張力がドラゲスリップ状態でなければ、ハ
ンドル20の回転はドライブギア18゜ピニオン6及び
フライヤ軸4を介してフライヤ8に伝達され、これによ
りフライヤ8及びベイル7が回転することで釣糸14を
スプール13の外周に巻き付ける。これと同時にハンド
ル操作に伴う駆動軸19の回転は歯車23を介してオシ
レーテイング用歯車22に伝達され、この歯車22が回
転することでスプールI3を作動駒21によりスプール
軸12と一体に軸方向に往復運動させ、釣糸14をスプ
ール13に均一に巻き付けるようにする。
ンドル20の回転はドライブギア18゜ピニオン6及び
フライヤ軸4を介してフライヤ8に伝達され、これによ
りフライヤ8及びベイル7が回転することで釣糸14を
スプール13の外周に巻き付ける。これと同時にハンド
ル操作に伴う駆動軸19の回転は歯車23を介してオシ
レーテイング用歯車22に伝達され、この歯車22が回
転することでスプールI3を作動駒21によりスプール
軸12と一体に軸方向に往復運動させ、釣糸14をスプ
ール13に均一に巻き付けるようにする。
一方、上記ファイティング時に魚の急激な引き、あるい
は反転などにより釣糸14が強く引っ張られ、あるいは
ハンドル操作による巻取りを停止した場合には、魚の引
きによって生じる張力がスプール13に作用し、これに
応じてスプール13及びドラグ装置15で結合されたス
プール軸12に第1図の矢印Bで示すトルクが発生する
。このトルクは押圧アーム24を介して圧力センサ25
に作用し、その圧力をピックアップして上記と同様に演
算回路28で糸張力に変換し、これを表示部31にディ
ジタル表示させる。よって、表示部31の表示内容を見
ることにより魚の引き具合を知ることができるとともに
、ドラグの強さが適正値に設定されているか否かも判断
できる。
は反転などにより釣糸14が強く引っ張られ、あるいは
ハンドル操作による巻取りを停止した場合には、魚の引
きによって生じる張力がスプール13に作用し、これに
応じてスプール13及びドラグ装置15で結合されたス
プール軸12に第1図の矢印Bで示すトルクが発生する
。このトルクは押圧アーム24を介して圧力センサ25
に作用し、その圧力をピックアップして上記と同様に演
算回路28で糸張力に変換し、これを表示部31にディ
ジタル表示させる。よって、表示部31の表示内容を見
ることにより魚の引き具合を知ることができるとともに
、ドラグの強さが適正値に設定されているか否かも判断
できる。
第5図及び第6図は本発明における糸張力表示装置の他
の実施例を示すものである。
の実施例を示すものである。
この第5図において、40は表示器であり、この表示器
40の前面パネルにはディジタル表示部41、糸張力表
示モードと張力警告モードに切り換えるモードスイッチ
42及びセントスイッチ43が設けられている ′ 第6図は上記表示器40の内部構成を示すブロック図で
あって、圧力センサ25からの発生電圧をディジタル量
に変換するA−D変換回路44と、このA”D変換回路
44からの出力信号を糸張力データに演算するとともに
上記モードスイッチ42からのモード指令により糸張力
表示モード及び張力警告モードにする演算制御部45と
、この演算制御部4εに接続されたディジタル表示部4
1及びブザー、発光素子から成る警告表示器46とから
構成されている。
40の前面パネルにはディジタル表示部41、糸張力表
示モードと張力警告モードに切り換えるモードスイッチ
42及びセントスイッチ43が設けられている ′ 第6図は上記表示器40の内部構成を示すブロック図で
あって、圧力センサ25からの発生電圧をディジタル量
に変換するA−D変換回路44と、このA”D変換回路
44からの出力信号を糸張力データに演算するとともに
上記モードスイッチ42からのモード指令により糸張力
表示モード及び張力警告モードにする演算制御部45と
、この演算制御部4εに接続されたディジタル表示部4
1及びブザー、発光素子から成る警告表示器46とから
構成されている。
、上記のように構成された糸張力表示装置tこおいて、
まずモードスイッチ42を1回押して、演算制御部45
を糸張力表示モードにセットする。
まずモードスイッチ42を1回押して、演算制御部45
を糸張力表示モードにセットする。
次に、模擬的又は実際的に釣糸に張力を負荷して、その
時スプール13に作用するトルクを押圧アーム24を介
して圧力センサ25に作用させ、圧力センサ25に発生
する電圧をA−D変換回路44によりディジタル量に変
換し、演算制御部45に出力する。この演算制御部45
では圧力センサ25の出力信号を糸張力データに変換し
、これを表示部41に出力することで糸推力をディジタ
ル表示する。
時スプール13に作用するトルクを押圧アーム24を介
して圧力センサ25に作用させ、圧力センサ25に発生
する電圧をA−D変換回路44によりディジタル量に変
換し、演算制御部45に出力する。この演算制御部45
では圧力センサ25の出力信号を糸張力データに変換し
、これを表示部41に出力することで糸推力をディジタ
ル表示する。
この時、表示内容が釣糸の太さ及び対象魚に対応した所
定のドラグ強さに相当するものである場合は、セントス
イッチ43を押して表示内容をセットし、これを使用釣
糸の最大許容張力とする。
定のドラグ強さに相当するものである場合は、セントス
イッチ43を押して表示内容をセットし、これを使用釣
糸の最大許容張力とする。
そして、モードスイッチ42をさらに押して演算制御部
を張力警告モードにセントする。
を張力警告モードにセントする。
従って、実際の魚釣に・際し、仕掛げにかかったA
魚の引きによる糸張力が上記セント内容以上になると、
演算制御部45は警告表示器46に指令を送出し、これ
を駆動することによって糸張力が許容張力を越えている
ことを光、あるいは音によって釣人に警告することにな
る。
演算制御部45は警告表示器46に指令を送出し、これ
を駆動することによって糸張力が許容張力を越えている
ことを光、あるいは音によって釣人に警告することにな
る。
即ち、この実施例にあっては、張力を各自の仕掛け、使
用竿等に合わせて設定しておけば、糸切れ及び魚信など
の・警告に利用できる。
用竿等に合わせて設定しておけば、糸切れ及び魚信など
の・警告に利用できる。
第7図は本発明における張力表示装置のさらに他の実施
例を示すものである。
例を示すものである。
この第7図の実施例にあっては、糸張力を段階的に表示
する複数個のLE、D、等からなる発光素子501〜5
05を表示器51の表示パネル面に設け、そして上記発
光素子50.〜505の近傍には、例えばハリスの糸号
数に対応する文字を形成したものである。
する複数個のLE、D、等からなる発光素子501〜5
05を表示器51の表示パネル面に設け、そして上記発
光素子50.〜505の近傍には、例えばハリスの糸号
数に対応する文字を形成したものである。
この実施例にあうては、ハリスの糸号数に合わせたドラ
グ設定が可能であるとともに、ファイティング中の魚の
引き具合を判明し、これに対応し易くなるほか、釣糸に
かかる張力レベルを表現できる。
グ設定が可能であるとともに、ファイティング中の魚の
引き具合を判明し、これに対応し易くなるほか、釣糸に
かかる張力レベルを表現できる。
又、上記実施例において、発光素子に加えてブザーを鳴
動させるようにしても良い。
動させるようにしても良い。
上述の各実施例では表示装置をリールボディに装着する
ものについて述べたが、これに限らず、表示装置をリー
ルボディから分離したものであっても良いほか、表示手
段もディジタルあるいはランプ表示に限らず、メータ表
示方式のものでも良い。
ものについて述べたが、これに限らず、表示装置をリー
ルボディから分離したものであっても良いほか、表示手
段もディジタルあるいはランプ表示に限らず、メータ表
示方式のものでも良い。
(へ)発明の詳細
な説明した通り本発明によれば、ドラゲスリップするス
プールを介してスプール軸に加わるトルクを、スプール
軸に取り付けたオシレーテイング用作動駒により圧力セ
ンサに伝え、この圧力センサでピックアップされた圧力
を基に糸張力信号に変換して表示器に表示するようにし
たので、ファイティング時に釣糸にかかる張力を知るこ
とができるとともに、使用釣糸に対する許容張力範囲へ
のドラグ設定が容易、かつ正確に行なうことができる。
プールを介してスプール軸に加わるトルクを、スプール
軸に取り付けたオシレーテイング用作動駒により圧力セ
ンサに伝え、この圧力センサでピックアップされた圧力
を基に糸張力信号に変換して表示器に表示するようにし
たので、ファイティング時に釣糸にかかる張力を知るこ
とができるとともに、使用釣糸に対する許容張力範囲へ
のドラグ設定が容易、かつ正確に行なうことができる。
第1図は本発明にかかる糸張力検出装置を備えたスピニ
ングリールの一例を示す断面図、第2図は第1図の■−
■線に沿う断面図、第3図はその表示器の平面図、第4
図は第1図の表示器の内部構成を示すブロック図、第5
図は本発明の表示器の他の実施例を示す平面図、第6図
はその内部構成を示すブロック図、第7図は本発明の表
示器のさらに他の実施例を示す平面図である。 1・・・リールボディ、4・・・フライヤ軸、6・・・
ピニオン、7・・・ベイル、8・・・フライヤ、12・
・・スプール軸、13・・・スプール、14・・・釣糸
、15・・・ドラグ装置、18・・・ドライブギア、2
0・・・ハンドル、21・・・オシレーテイング用作動
駒、22・・・オシレーテイング用歯車、24・・・押
圧アー 、ム、25・・・圧力センサ、26・・
・表示器。
ングリールの一例を示す断面図、第2図は第1図の■−
■線に沿う断面図、第3図はその表示器の平面図、第4
図は第1図の表示器の内部構成を示すブロック図、第5
図は本発明の表示器の他の実施例を示す平面図、第6図
はその内部構成を示すブロック図、第7図は本発明の表
示器のさらに他の実施例を示す平面図である。 1・・・リールボディ、4・・・フライヤ軸、6・・・
ピニオン、7・・・ベイル、8・・・フライヤ、12・
・・スプール軸、13・・・スプール、14・・・釣糸
、15・・・ドラグ装置、18・・・ドライブギア、2
0・・・ハンドル、21・・・オシレーテイング用作動
駒、22・・・オシレーテイング用歯車、24・・・押
圧アー 、ム、25・・・圧力センサ、26・・
・表示器。
Claims (1)
- ハンドル操作により回転されるフライヤ及びこのフライ
ヤの回転によりそのベイルを介して釣糸が巻き付けられ
るスプールと、このスプールがドラグ装置を介して結合
されるとともに軸方向にスライド可能に支持されたスプ
ール軸と、このスプール軸を上記フライヤの回転に同期
して軸方向にオシレーティングする作動駒を有するスピ
ニングリールにおいて、上記オシレーティング用作動駒
と衝合する圧力センサを設け、上記釣糸の引っ張り時上
記スプールに生ずるトルクを上記スプール軸を介して上
記作動駒に伝達し、この作動駒で上記圧力センサを押圧
したとき発生する電圧を糸張力として表示器に加え表示
するようにしたことを特徴とするスピニングリールの釣
糸張力検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24833084A JPS61128831A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | スピニングリ−ルの釣糸張力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24833084A JPS61128831A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | スピニングリ−ルの釣糸張力検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61128831A true JPS61128831A (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=17176475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24833084A Pending JPS61128831A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | スピニングリ−ルの釣糸張力検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61128831A (ja) |
-
1984
- 1984-11-24 JP JP24833084A patent/JPS61128831A/ja active Pending
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