JPS6112687Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112687Y2 JPS6112687Y2 JP8445380U JP8445380U JPS6112687Y2 JP S6112687 Y2 JPS6112687 Y2 JP S6112687Y2 JP 8445380 U JP8445380 U JP 8445380U JP 8445380 U JP8445380 U JP 8445380U JP S6112687 Y2 JPS6112687 Y2 JP S6112687Y2
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- fin
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- Expired
Links
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Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、放熱器、とくにトランジスタ、サ
イリスタ等の半導体素子のような発熱体を取付け
て、半導体素子の熱を放熱する放熱器に関する。
イリスタ等の半導体素子のような発熱体を取付け
て、半導体素子の熱を放熱する放熱器に関する。
この種の放熱器としては、放熱フインを含み全
体が押出型材製のものが主流である。これは容易
に製作できる反面、押出用金型に所定の強度を保
証するためには、押出孔の関係上、フインの高さ
を一定限度より高くできず、かつ各フインどうし
の間隔も一定限度より狭くできない。したがつ
て、フイン全体を合わせて所要の有効放熱面積を
得ようとすれば、放熱器が大型化する。加えて、
押出成形の技術上、フインの肉厚も一定限度より
薄くすることができないので、放熱器の重量が重
くならざるを得ない。しかも押出型材製放熱器で
は放熱効率に限度があるため、放熱すべき発熱体
の数が多くなると、放熱器の数を増やさなければ
ならない。すると発熱体のリード線の長さが長く
なり、音響機器の場合、これが原因で音の歪みや
雑音が発生することがある。
体が押出型材製のものが主流である。これは容易
に製作できる反面、押出用金型に所定の強度を保
証するためには、押出孔の関係上、フインの高さ
を一定限度より高くできず、かつ各フインどうし
の間隔も一定限度より狭くできない。したがつ
て、フイン全体を合わせて所要の有効放熱面積を
得ようとすれば、放熱器が大型化する。加えて、
押出成形の技術上、フインの肉厚も一定限度より
薄くすることができないので、放熱器の重量が重
くならざるを得ない。しかも押出型材製放熱器で
は放熱効率に限度があるため、放熱すべき発熱体
の数が多くなると、放熱器の数を増やさなければ
ならない。すると発熱体のリード線の長さが長く
なり、音響機器の場合、これが原因で音の歪みや
雑音が発生することがある。
この考案は、上記実情に鑑みてなされたもので
あつて、小型軽量でかつ放熱効果の優れた放熱器
を提供することを目的とする。
あつて、小型軽量でかつ放熱効果の優れた放熱器
を提供することを目的とする。
この明細書において、左右とは第2図に向つて
いうものとする。
いうものとする。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
放熱器1は、全体がアルミニウム製であつて、
左右に長くかつ垂直な板状のフイン具備部2と、
フイン具備部2の下縁に一体に設けられた水平な
板状の発熱体取付部3とよりなる。フイン具備部
2の両面に多数の削り起こし状放熱フイン4が一
体に形成されている。フイン具備部2には、その
ほぼ全体に中空部10が設けられ、この中空部1
0内にフレオン、水等のヒートパイプ用作動流体
が封入されて中空部10がヒートパイプ部とされ
ている。中空部10は、フイン具備部2内を左右
方向に貫通した横断面縦長長方形の孔の両端を蓋
7によつて閉塞することにより形成されている。
中空部10内の高さの中央部には、中空部10を
上下に仕切る水平隔壁6が一体に設けられ、左右
方向に伸びる上下2つの作動流体通路5が形成さ
れている。隔壁6の左右両端部は切除されて両通
路5が左右両端部で相互に連通させられている。
蓋7は溶接等により固着されている。また蓋7に
は、通路5内にヒートパイプ用作動流体を挿入す
るための導入口8が設けられている。導入口8
は、ヒートパイプ用作動流体を中空部10内に挿
入した後、かしめ、溶接等により密封せられる。
左右に長くかつ垂直な板状のフイン具備部2と、
フイン具備部2の下縁に一体に設けられた水平な
板状の発熱体取付部3とよりなる。フイン具備部
2の両面に多数の削り起こし状放熱フイン4が一
体に形成されている。フイン具備部2には、その
ほぼ全体に中空部10が設けられ、この中空部1
0内にフレオン、水等のヒートパイプ用作動流体
が封入されて中空部10がヒートパイプ部とされ
ている。中空部10は、フイン具備部2内を左右
方向に貫通した横断面縦長長方形の孔の両端を蓋
7によつて閉塞することにより形成されている。
中空部10内の高さの中央部には、中空部10を
上下に仕切る水平隔壁6が一体に設けられ、左右
方向に伸びる上下2つの作動流体通路5が形成さ
れている。隔壁6の左右両端部は切除されて両通
路5が左右両端部で相互に連通させられている。
蓋7は溶接等により固着されている。また蓋7に
は、通路5内にヒートパイプ用作動流体を挿入す
るための導入口8が設けられている。導入口8
は、ヒートパイプ用作動流体を中空部10内に挿
入した後、かしめ、溶接等により密封せられる。
このような放熱器1において、トランジスタ等
の半導体素子9は、複数個発熱体取付部3に取付
けられる。半導体素子9から発生する熱は、取付
部3を経てフイン具備部2に伝わる。すると、下
側の通路5内に滞留するヒートパイプ用作動流体
は加熱されて気化し、隔壁6両端部の切欠きを経
て、第2図に矢印Aで示すように上側の通路5に
至る。ここでガス状作動液の有する熱はフイン具
備部2を経て放熱フイン4に伝わり、ここから放
熱される。ガス状作動液は再度液化し、中空部1
0の内面にそつて重力により下側の通路5に環流
する。上記のような過程を繰返して半導体素子9
の有する熱がフイン4から放熱される。こうし
て、中空部10が重力式のループ状ヒートパイプ
として作動し放熱が達成される。
の半導体素子9は、複数個発熱体取付部3に取付
けられる。半導体素子9から発生する熱は、取付
部3を経てフイン具備部2に伝わる。すると、下
側の通路5内に滞留するヒートパイプ用作動流体
は加熱されて気化し、隔壁6両端部の切欠きを経
て、第2図に矢印Aで示すように上側の通路5に
至る。ここでガス状作動液の有する熱はフイン具
備部2を経て放熱フイン4に伝わり、ここから放
熱される。ガス状作動液は再度液化し、中空部1
0の内面にそつて重力により下側の通路5に環流
する。上記のような過程を繰返して半導体素子9
の有する熱がフイン4から放熱される。こうし
て、中空部10が重力式のループ状ヒートパイプ
として作動し放熱が達成される。
上記実施例においては、フイン具備部2の両面
にフイン4が形成されているが、フイン4はフイ
ン具備部2の少なくとも片面に設けられていれば
よい。
にフイン4が形成されているが、フイン4はフイ
ン具備部2の少なくとも片面に設けられていれば
よい。
また、上下両通路5の内部にインナーフインを
設けてもよい。さらに、上部通路5内には必要に
応じてウイツクを装着してもよい。
設けてもよい。さらに、上部通路5内には必要に
応じてウイツクを装着してもよい。
以上のようにこの考案の放熱器1は、発熱体取
付部3と、発熱体取付部3に連なつて上方に伸び
るフイン具備部2とよりなり、かつ両者が金属に
より一体に形成され、フイン具備部2に中空部1
0が設けられるとともにこの中にヒートパイプ用
作動流体が封入されているので、放熱効率は高く
なる。また、中空部10内にこれを上下に2以上
の作動流体通路5に仕切る隔壁6が一体に設けら
れ、各作動流体通路5が左右両端で連通させられ
ているので、中空部10が、ウイツク式に比べて
熱輸送効率の優れた重力式ヒートパイプとして働
く。そして、取付部3に発熱体を取付けた場合、
作動流体は下側の通路5で蒸発し、上側の通路5
で凝縮し、さらに重力により下側の通路5に環流
するという動きを繰返して、発熱体から発生した
熱を上側の通路に運んで放熱するので、放熱効率
が優れたものにある。しかも、フイン具備部2の
少なくとも片面に多数に削り起こし状放熱フイン
4が一体に設けられているので、フインを含み全
体がアルミニウム押出型材製のものと比べてフイ
ン4の高さを高くすることができるとともに、各
放熱フイン4どうしの間隔を小さくして放熱フイ
ン4の数を多くすることが可能となり、有効放熱
面積が大きくなつて、放熱器の小型軽量化を図る
ことができる。したがつて放熱器1を小型軽量化
することができ、この放熱器1を用いるべき場所
に合わせて形状を任意に変更することができる。
また、発熱体取付部3に複数の半導体素子等の発
熱体を取付けることができ、特に音響機器に用い
た場合には半導体素子等のリード線の長さを短く
することができるので、ノイズ、音の歪み等の発
生を防止することができる。
付部3と、発熱体取付部3に連なつて上方に伸び
るフイン具備部2とよりなり、かつ両者が金属に
より一体に形成され、フイン具備部2に中空部1
0が設けられるとともにこの中にヒートパイプ用
作動流体が封入されているので、放熱効率は高く
なる。また、中空部10内にこれを上下に2以上
の作動流体通路5に仕切る隔壁6が一体に設けら
れ、各作動流体通路5が左右両端で連通させられ
ているので、中空部10が、ウイツク式に比べて
熱輸送効率の優れた重力式ヒートパイプとして働
く。そして、取付部3に発熱体を取付けた場合、
作動流体は下側の通路5で蒸発し、上側の通路5
で凝縮し、さらに重力により下側の通路5に環流
するという動きを繰返して、発熱体から発生した
熱を上側の通路に運んで放熱するので、放熱効率
が優れたものにある。しかも、フイン具備部2の
少なくとも片面に多数に削り起こし状放熱フイン
4が一体に設けられているので、フインを含み全
体がアルミニウム押出型材製のものと比べてフイ
ン4の高さを高くすることができるとともに、各
放熱フイン4どうしの間隔を小さくして放熱フイ
ン4の数を多くすることが可能となり、有効放熱
面積が大きくなつて、放熱器の小型軽量化を図る
ことができる。したがつて放熱器1を小型軽量化
することができ、この放熱器1を用いるべき場所
に合わせて形状を任意に変更することができる。
また、発熱体取付部3に複数の半導体素子等の発
熱体を取付けることができ、特に音響機器に用い
た場合には半導体素子等のリード線の長さを短く
することができるので、ノイズ、音の歪み等の発
生を防止することができる。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は蓋を
はずした状態を示す斜視図、第2図はフイン具備
部の垂直縦断面図である。 1……放熱器、2……フイン具備部、3……発
熱体取付部、4……放熱フイン、5……作動流体
通路、6……隔壁、10……中空部。
はずした状態を示す斜視図、第2図はフイン具備
部の垂直縦断面図である。 1……放熱器、2……フイン具備部、3……発
熱体取付部、4……放熱フイン、5……作動流体
通路、6……隔壁、10……中空部。
Claims (1)
- 発熱体取付部3と、発熱体取付部3に連なつて
上方に伸びるフイル具備部2とよりなり、かつ両
者が金属により一体に形成され、フイン具備部2
に中空部10が設けられるとともにこの中にヒー
トパイプ用作動流体が封入され、中空部10内に
これを上下に2以上の作動流体通路5に仕切る隔
壁6が一体に設けられ、各作動流体通路5が左右
両端で連通させられ、フイン具備部2の少なくと
も片面に多数の削り起こし状放熱イン4が設けら
れている放熱器。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8445380U JPS6112687Y2 (ja) | 1980-06-16 | 1980-06-16 | |
US06/273,087 US4449578A (en) | 1980-06-16 | 1981-06-12 | Device for releasing heat |
DE3123602A DE3123602C2 (de) | 1980-06-16 | 1981-06-13 | Kühlkörper für wärmeerzeugende Elemente |
KR1019810002183A KR830006652A (ko) | 1980-06-16 | 1981-06-16 | 방 열 기 |
US06/580,756 US4588023A (en) | 1980-06-16 | 1984-02-17 | Device for releasing heat |
KR2019840008755U KR840002198Y1 (ko) | 1980-06-16 | 1984-09-05 | 방 열 기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8445380U JPS6112687Y2 (ja) | 1980-06-16 | 1980-06-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS578749U JPS578749U (ja) | 1982-01-18 |
JPS6112687Y2 true JPS6112687Y2 (ja) | 1986-04-19 |
Family
ID=29446744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8445380U Expired JPS6112687Y2 (ja) | 1980-06-16 | 1980-06-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6112687Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58138346U (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-17 | 昭和アルミニウム株式会社 | 放熱器 |
-
1980
- 1980-06-16 JP JP8445380U patent/JPS6112687Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS578749U (ja) | 1982-01-18 |
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