JPS61124964A - 結着性樹脂の製造方法 - Google Patents

結着性樹脂の製造方法

Info

Publication number
JPS61124964A
JPS61124964A JP59247633A JP24763384A JPS61124964A JP S61124964 A JPS61124964 A JP S61124964A JP 59247633 A JP59247633 A JP 59247633A JP 24763384 A JP24763384 A JP 24763384A JP S61124964 A JPS61124964 A JP S61124964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
component
fixing
parts
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59247633A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0316022B2 (ja
Inventor
Kuniyasu Kawabe
邦康 河辺
Tokuhiro Hayashi
林 徳広
Shinichiro Yasuda
安田 晋一朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP59247633A priority Critical patent/JPS61124964A/ja
Priority to DE8585308476T priority patent/DE3570446D1/de
Priority to EP85308476A priority patent/EP0186307B1/en
Publication of JPS61124964A publication Critical patent/JPS61124964A/ja
Priority to US07/204,953 priority patent/US5154999A/en
Publication of JPH0316022B2 publication Critical patent/JPH0316022B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F212/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
    • C08F212/02Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
    • C08F212/04Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08702Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/08706Polymers of alkenyl-aromatic compounds
    • G03G9/08708Copolymers of styrene
    • G03G9/08711Copolymers of styrene with esters of acrylic or methacrylic acid
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/087Binders for toner particles
    • G03G9/08702Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • G03G9/08726Polymers of unsaturated acids or derivatives thereof
    • G03G9/08733Polymers of unsaturated polycarboxylic acids

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、結着性樹脂の製造方法に関し、更に詳しくは
用途としてたとえば電子写真、静電配分、静電印刷など
における静電荷像を現像する為の現像剤組成物のバイン
ダーに適した樹脂の製造方法に関するものである。
〔従来の技術及び問題点〕
従来電子写真法としては、米国特許第2297691号
、第2557809号明細書等に記載されている如く、
光導電性絶縁層を一様に帯電させ、次いでその層を露光
せしめ、その露光された部分上の電荷を消散させる事に
よって電気的な潜像を形成し、更に該潜像にトナーと呼
ばれる着色された電荷をもった微粉末を付着せしめる事
によって可視化させ(現像工程〕、得られた可視像を転
写紙等の転写材に転写せしめた後(転写工程)、加熱、
圧力或いはその他適当な定着法によって永久定着せしめ
る(定着工程〕工程からなる。
この様にトナーは単に現像工程のみならず、転写工程、
定着工程の各工程に於て要求される機能t−備えていな
ければならない。
一般にトナーは現像装置内で機械的動作中に受ける剪断
力、衝撃力による機械的な摩擦力を受け、数千枚乃至数
万枚コピーする間に劣化する。この様なトナーの劣化を
防ぐには機械的な摩擦力に耐えうる分子量の大きな強靭
な樹脂を用いれば良いが、これらの樹脂は一般に軟化点
が高く、非接触定着方式であるオーブン定着、赤外線に
よるラジアント定着では熱効率が悪い為に定着が充分に
行なわれず、又、接触定着方式で熱効率が良い為、広く
用いられているヒートローラ一定着方式に於ても、充分
に定着させる為ヒートローラーの温度を高くする必要が
生じ、定着装置の劣化、紙のカール、消費エネルギーの
増大等の弊害を招くばかりでなく、この様な樹脂を使用
すると微粉化してトナーを製造する際、製造効率が著し
く低下する。その為、バインダー樹脂(結着性樹脂〕の
重合度、更には軟化点も余り高いものは用いる事ができ
ない。
一方ヒートロー2一定着方式は加熱ローラー表面と被定
着シートのトナー像面が圧接触する為、熱効率が著しく
良く、低速から高速に至るまで広く使用されているが、
加熱ローラー面とトナー像面が接触する際、トナーが加
熱ローラー表面に付着して後続の転写紙等に転写される
、所謂オフセット現像が生じ易い。この現象を防止する
為、加熱ローラー表面を弗素系樹脂等の離型性の優れた
材料で茄工するが、更にW熱ローラー表面にシリコーン
オイル等の離型剤を塗布してオフセット現象を完全に防
止している。
しかしながら、シリコーンオイル等を塗布する方式は、
定着装置が大きくなりコスト高となるばかりでなく複雑
になる為トラブルの原因にもなり易く好ましいものでは
ない。
又特公昭55−6895号、特開昭56−98202号
公報に記載の如く、バインダー樹脂の分子量分布幅を広
くする事によりオフセット現象を改良する方法もあるが
、樹脂の重合度が高くなり定着温度も高くする必要がお
る。
更に改良された方法として、特公昭57−493号、特
開昭50−44856号、特開昭57−57555号公
報記載の如く、樹脂を非対称化、架橋化せしめる事によ
ってオフセット現象を改善する方法があるが定着点は改
善されていない。
一般に、最低定着温度は冷間オフセットと熱間オフセッ
トの間におる為、使用可能温度領域は、最低定着温度と
熱間オフセットとの間となり、最低定着温度をできるだ
け下げる事、最低熱間ホットオフセット温度をできるだ
け上げる事により使用定着温度を下げる事ができると共
に使用可能温度領域を広げる事ができ、省エネルギー化
、高速定着化、紙のカールを防ぐ事ができる。又両面コ
ピーがトラブルなくできる為複写機のインテリジェント
化、定着装置の温度コントロールの精度、許容幅の緩和
等数々の利点がある。
その為、常に定着性、耐オフセット性の良い樹脂、トナ
ーが望まれている。
一般に樹脂としてはポリエステル系樹脂とスチレン系樹
脂とがよく用いられており、経済的にはスチレン系樹脂
を用いたいところでおるがスチレン系樹脂は本質的に最
低定着温度が高く、樹脂組成、ワックス類の添茄による
改良にも自ずと限界がおった。
本発明はこれらの要求を満たす為になされたものであり
、その目的はヒートローラ一定着方式に於てオフセット
防止液を塗布する事なくオフセットが防止され、かつよ
り低い定着温度で定着できる現像剤用結着性樹脂を提供
する事にある。
本発明の他の目的は、ヒートローラ一定着方式に於てオ
フセット防止剤を添加する事なくオフセットが防止され
、かつより低い定着温度で定着できる現像剤用結着性樹
脂を提供する事にある。
本発明の他の目的は、流動性が良く、ブロッキングの生
じないかつ寿命の長い(劣化し難い)現像剤用結着性樹
脂−を提供する事にある。
本発明の他の目的は、現像剤製造時に混線性、粉砕性の
良い現像剤用結着性樹脂を提供する事にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は上記の目的を達成するため鋭意研究の結果
本発明に到達した。
即ち本発明は(イ)スチレン及び/もしくはスチレン誘
導体と、(ロ)メタクリル酸、アクリル酸およびこれら
のエステルから選ばれる1以上の単量体とを重合するに
際し、(ハ)炭素原子数が7〜40の2価以上のカルボ
ン酸を反応せしめ、(ロ)の成分が少なくとも一種類の
ヒドロキシル基もしくはエポキシ基を有するアクリル酸
もしくはメタクリル酸のエステルを(ハ)の成分に対し
等モル以上含有するものであり、且つ、(−1の成分の
含量が単量体全量に対し0.05〜10重量%であるこ
とtl−%命とする結着性樹脂の製造方法に係るもので
ある。
本発明において、電子写真トナー用という点からして、
(ハ)の化合物が下記一般式で表わされる酸又はその酸
無水物又はその低級アルキルエステルであることが好ま
しい。
(式中Rは炭素原子数5以上の側鎖?:1個以上有する
炭素原子数5〜30のアルキル基、アルキレン基、アル
ケニレン基、又はアルケニル基を表わし、nは0又は1
の整数である〕さらに、電子写真トナー用樹脂の用途か
らすると、物性値として、好ましいものは高化式フロー
テスター軟化点が100〜160℃でありガラス転移温
度が\50℃以上のものである。
本発明において、(/→の成分は、重合前に(ロ)の成
分と反応させておいてもよいし、又、(イ)の成分と(
ロ)の成分の重合後に反応させてもよいし、重合中に反
応させてもよい。
本発明において重合反応は主として一般公知のビニル重
合が進行し、その際、過酸化物又はアゾ化合物などの重
合開始剤が用いられ、適宜使用するモノマーや開始剤等
にあわせて、反応条件が選択される。
本発明における(イ)のスチレンもしくはスチレン誘導
体としては例えばスチレン、0−メチルスチレン、m−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチ
レン、p−エチルスチレン、2.4−ジメチルスチレン
、p−n−ブチルスチレン、  p −5ort−7”
チルスチレン、p−n−へキシルスチレン、p−n−オ
クチルスチレン、p−n−ノニルスチレン% p−n−
デシルスチレンs p−n−ドデシルスチレン、p−メ
トキシスチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルス
チレン、5.4−ジクロルスチレンその他を挙げること
ができる。
(口1のメタクリル酸、アクリル酸もしくはそのエステ
ルとしては、例えばアクリル酸、アクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル1ln−プロピル、アクリル
酸インプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イ
ンブチル、アクリル酸zert−ブチル、アクリル酸ア
ミル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸インオク
チル、アクリル酸インオクチル、アクリル酸デシル、ア
クリル酸ラウリル、アクリルr!!I2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸メトキシエチル
、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロ
キシプロピル、アクリル酸グリシジル、アクリル酸2−
クロルエチル、アクリル酸フェニル、α−クロルアクリ
ル酸メチル、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリ
ル酸イングロビル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリ
ル酸インブチル、メタクリル@5ort−ブチル、メタ
クリル酸アミル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタク
リル酸n−オクチル、メタクリル酸インオクチル、メタ
クリル酸デシル、メタクリルmラウリル、メタクリル酸
2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタク
リル酸メトキシエチル、メタクリルW!2−ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル
戯グリシジル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジ
゛メチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエ
チルその他を挙げることができる。
←1で示される化合物はマレイン酸等2価の不飽和カル
ボン酸と不飽和炭化水素の反応、もしくはその後の水素
添加反応等、公知方法により容易に得られる。(ハ)の
内2価の成分としては、例えば4ノブテニルコハク酸、
n−ドグセニルコハク酸、インドデセニルコハクiW%
  n−オクテニルコハク酸、インオクテニルコハク酸
、インブチルコハク酸、n−ドデシルコハク酸、インド
デシルコハク酸、n−オクチルコハク酸、インオクチル
コハク酸、及びそれらの酸無水物又は低級アルキルエス
テルその他が挙げられる。
4価の成分としては。
(1)4−ネオペンチリゾニル−1,2,6,7−ヘキ
サンテトラカルボン酸 (2)4−ネオペンチル−1,2,6,7−ヘプテン(
4)−テトラカルボン酸 (3)5−メチル−4−ヘプテニル−1,2,5,6−
ヘキサンテトラカルボン酸 (4)5−メチル−3−へブチル−5−メチル−1,2
,6,7−ヘプテン(4)−テトラカルボン酸(5)5
−ノニル−4−メチリゾニル−1,2,5,6−ヘキサ
ンテトラカルボン酸 (6)5−デシリブ二/L/−1,2,5,(S−ヘキ
サンテトラカルボン酸 (7)5−ノニル−1,2,6,7−へブチ7 f41
−テトラカルボン酸 (8)5−デセニル−t、2,5.6−ヘキサンテトラ
カルボン酸 (9)5−ブチル−5−エチレニル−1,2,5,4−
ヘキサンテトラカルボン酸 翰 5−メチル−4−ブチリゾニル−1,2,6,7−
へブタンテトラカルボン酸 all  5−メfAt−4−フf、+1/−1,2,
6,7−ヘプテン(4)−テトラカルボン酸 υ 5−メチル−5−オクチル−1,2,6,7−ヘプ
テン(4)−テトラカルボン酸 等が挙げられる。これらの化合物の構造式を以下に示す
。尚、便宜上すべて酸無水物の形で示した。
本発明に係る結着性樹脂を構成する成分の内ピ】スチレ
ンもしくはスチレン誘導体は樹脂の主骨格を形成し、(
口1(メタノアクリル酸もしくはそのエステルは樹脂の
軟化点等の熱特性の調節、電荷の決定及び帯電量を調節
し、(ハ)の化合物は定着温度を下げ、耐オフセット性
を向上させる成分となる。共重合体成分中の(ハ)の成
分が0.05重量%未満では、定着性を改良することが
できず、又、10重量%を越えるとトナーとしての貯蔵
安定性が低下する。
又、本発明の樹脂の高化式70−テスター軟化点は10
0〜160’Cが好ましく、低すぎると耐オフセット性
が不充分であり、高すぎると定着性が不充分となる。
本発明の結着性樹脂t−製造する方法は、周知の付刃重
合反応により行なわれる。
本発明の結着性樹脂とともに用いて現像剤とする際に用
いられる着色剤としては、カーボンブラック、アセチレ
ンブラック、フタロシアニンブルー、パーマネントブラ
ウンFG、ブリリアントファーストスカーレット、ピグ
メントグリーンB、ローダミン−Bベース、ノルベント
レッド49、ノルベントレッド146、ノルペントブル
ー55等及びそれらの混合物等を挙げる事ができ、通常
、結着性樹脂100!f部に対し1〜15重量部程度が
使用される。
本発明に係る結着性樹脂を用いて磁性トナーとする場合
、磁性体としては、フェライト、マグネタイト等強磁性
を示す元素Xt−含む合金あるいは化合物を挙げる事が
でき、該磁性体は平均粒径0゜1〜1μの微粉末の形で
結着性樹脂中に40〜70重量%の量を分散せしめて用
いる事ができる。
トナー中に含有される公知の特性改良剤として電荷制御
剤、オフセット防止剤、流動化剤その他があるが、本発
明樹脂はそれ自体において良好な特性を有している為、
トナー調製時にこれら特性改良剤の添塀が不要となり、
或いは添即する場合においても少量でよい。
〔実施例〕
以下に発明の実施例について述べるが、本発明はこれら
の例に限定されるものではない。尚、実施例に示す組成
割合はすべて重量部で表わすものである。
実施例1 攪拌装置、窒素導入管、温度計、還流用冷却管及び滴下
ロートを備えた反応器にキシレン500部、インドデシ
ルコハク酸27部、及びアクリル@2−ヒドロキシエチ
ル11.5部を仕込み、温度を80℃に調節し、同温度
にて窒素気流下、1時間攪拌する。窒素気流下にてスチ
レン820部、7/IJル酸2−エチルヘキシル150
部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル11.5部及び過
酸化ベンゾイル10部の混合液を4時間かけて滴下重合
する。滴下終了後10時間同温度にて熟成後、210’
Cまで徐々に昇温させながら2111Hg  まで減圧
し、キシレンを留去し溶融した樹脂をステンレススチー
ルバット中へ取り出し、放冷、粉砕し、粉末状の樹脂(
高化式フローテスター軟化点125.2℃、7g60.
3℃)t−得た。この軟化点は高化式フローテスター(
島津製作所製)を用いて1閤3 の試料を昇温速度6℃
/分で側熱しながら、プランジャーにより20 kp/
cII42ノ荷N ’e 4え、直径1騙、長さ1鵡の
ノズルを押し出すようにし、これにより当該フローテス
ターのプランジャー降下量一温度曲線を描き、そのS字
曲線の高さをhとするどきh/2に対応する温度を軟化
点としたものである。
該樹脂95部及びカーボンブラック(キャボット社競り
一ガル400R)7部をボールミルで混合後、ハンマー
ミルで粗粉砕し、さらにジェットミルで微粉砕し分級後
、平均粒径15.5μのトナーを得た。得られたトナー
をキャリアー鉄粉(日本鉄粉社製; EFV  200
1500)と混合し、ブローオフ測定機にて帯!童を測
定すると一19μQ/lでおった。
該トナー91.9t−キャリアー鉄粉1209Jと混合
し現像剤を調製し、市販の電子写真複写機(感光体はア
モルファスセレン、定着ローラーは直径が60鵬、回転
速度は255m!1/秒、定着装置中のヒートローラ一
温度全可変にしオイル塗布装置を除去したもの〕にて画
像出しを行なったところ、地汚れ、にじみ、黒ベタ部の
抜は等のない鮮明な画像が得られた。
定着温度を140℃〜220℃にコントロールし画像の
定着性、オフセット性を評価したところ、145Cにて
充分に定着し、ホットオフセットは発生しなかった。5
万枚まで画像出しを行なったところ地かぶり、黒ベタ部
の抜けは認められず鮮明な画像が得られた。
ここでの最低定着温度とは底面が15謬×7.511I
の砂消しゴムに5009の荷重を載せ、定着機を通して
定着された画像の上f、5往復こすり、こする前後でマ
クベス社の反射濃度計にて光学反射密度を測定し、以下
の定義による定着率が70%を越える際の定着ローラー
の温度をいう。
実施例2 実施例1の反応器にキシレン500部、3−デセニル−
1,2,5,6−ヘキサンテトラカルボン1!i!20
部、及びメタクリルi!!!2−ヒドロキシエチル6部
を仕込み、温度′t−80℃に調節し、同温度にて窒素
気流下、1時間攪拌する窒素気流下にてα−メチルスチ
レン890部、アクリル酸ブチル74部、メタクリル酸
2−ヒドロキシエチル10部及び過酸化ラウロイル15
部の混合液を4時間かけて滴下重合する。滴下終了後、
同温度にて10時間熟成後210″Cまで徐々に昇温さ
せながら2mHg  まで減圧し、キシレンを留去し溶
融した樹脂をステンレススチールバット中へ取り出し、
放冷、粉砕し、粉末状樹脂(高化式フローテスター軟化
点121.0℃、1g61.2℃)f、得た。
該樹脂95部及びカーボンブラック(キャボット社製す
−ガル400R)1部をボールミルにて混合後、混線、
粉砕、分級し、平均粒径15.3μのトナーを得た。得
られたトナーの帯電量は一21μc / /lであった
該トナー91.lilをキャリアー鉄粉1209gと混
合し現像剤を調製し実施例1と同じ評価機にて画像出し
を行なったところ地汚れ、にじみ、黒ベタ部の抜けのな
い鮮明な画像が得られた。
定着装置の定着温度をコントロールし画像の定着性、オ
フセット性全評価したところ150℃にて定着し、ホッ
トオフセットは発生しなかつた。5万枚まで画像出しを
行なったところ地かぶり、黒ベタ部の抜けは認められず
鮮明な画像が得られた。
実施例5 実施例1の反応器で、キシレン500部、インドデセニ
ルコハク酸50部、メタクリル酸グリシジル15部、ス
チレン780部、メタクリル酸メチル55部、アクリル
酸ブチル140部及びα、αI−アゾビスジメチルヮレ
ロニトリル20@t−用いて、実施例1と同様の操作に
て、粉末状の樹脂(高化式フローテスター軟化点126
.4℃ Tg (55,1℃)fc得た。
該樹脂93部及びカーボンブラック(キャボット社製す
−ガル400R)7部をボールミルにて混合後、混線、
粉砕、分級し、平均粒径12.9μのトナーを得た。得
られたトナーの帯電量は一18μ0/!iでめった。
該トナー911fキヤリアー鉄粉1209Iiと混合し
、現像剤を調製し、実施例1と同じ評価機にて画像出し
を行なったところ地汚れ、にじみ、黒ベタ部の抜けのな
い鮮明な画像が得られた。定着装置の定着温度をコント
ロールし、画像の定着性、オフセット性を評価したとこ
ろ、146℃にて定着し、ホットオフセットは発生しな
かった。5万枚まで画像出しを行なったところ、地かぶ
り、黒ベタ部の抜けは認められず鮮明な画像が得られた
実施例4 実施例1の反応器で、キシレン500部、オクチルコノ
)り酸40部、スチレン820部、メタクリル酸ジメチ
ルアミンエチル20部、メタクリル酸グリシジル20部
、メタクリル酸ラウリル100部及びα、αI−アゾビ
スインブチロニトリル15部を用いて、実施例1と同様
の操作にて、粉末状の樹脂(高化式フローテスター軟化
点124.5℃、7g60.5℃〕を得た。
該樹脂95部及びカーボンブラック(キャボット社製す
−ガル400R)7部をボールミルにて混合後、混線、
粉砕、分級し、平均粒径15.0μのトナーを得た。得
られたトナーの帯電量は+20μc/I!であった。
該トナー91.?をキャリア鉄粉1209.!i+と混
合し現像剤f、調製し、市販の電子写真複写機(感光体
は有機光導体、定着ローラーは直径が60路、回転速度
は255FII/秒、定着装置中のヒートローラ一温度
全可変にし、オイル塗布長Rを除去したもの)にて画像
出しを行なったところ、地汚れ、にじみ、黒ベタ部の抜
は等のない鮮明な画像が得られた。定着装置の定着温度
をコントロールし、画像の定着性、オフセット性を評価
したところ、149℃にて定着し、ホットオフセットは
発生しなかった6 5万枚まで画像出しを行なったとこ
ろ、地かぶり、黒ベタ部の抜けは認められず鮮明な画像
が得られた。
比較例1 実施例1の反応器を用いて80℃、500部のキシレン
中にスチレン830部、アクリル酸2−エチルヘキシル
170部及び過酸化ベンゾイル15部の混合液t−4時
間かけて滴下後、同温度にて10時間熟成させた。その
後実施例1の方法でキシレンを留去し、抜出し粉砕後、
粉末状樹脂(高化式フローテスター軟化点150.5℃
、TE01.0℃)を得た。該樹脂を用いて実施例1と
全く同じ操作によりトナー(帯電量は一18μc/Iで
おった)t−作り、現像剤全調製し、実施例1と同じ評
価機を用いて画像出しを行なったところ地汚れ、にじみ
、黒ベタ部の抜けのない鮮明な画像が得られた。定着装
置の定着温度f、140℃〜220℃にコントロールし
画像の定着性、オフセット性を評価したところ、175
℃にて定着したが140〜220℃まで全ての温度でオ
フセットが発生した。
比較例2 実施例1の反応器を用いて80℃、500部のキシレン
中にスチレン850部、アクリル酸n−ブチル140部
、ジビニルベンゼン15部及び過酸化ラウロイル15部
の混合液を4時間かけ滴下し、同温度にて、10時間熟
成後、実施例1の方法でキシレンを留去し、抜出し粉砕
後、粉末状樹脂(高化式フローテスター軟化点151.
0℃、rg 62.2℃〕を得た。該樹脂を用いて実施
例1と全く同じ操作によりトナー(帯電量は−18,5
μo/9であった)を作り現像剤を調製し、実施例1と
同じ評価機を用いて画像出しを行なったところ地汚れ、
にじみ、黒ペタ部の抜けのない鮮明な画像が得られた。
定着装置の定着温度をコントロールし画像の定着性、オ
フセット性を評価したところ、140℃から220℃ま
でホットオフセットは発生しなかったが、定着温度は1
95℃でおった。
出願人代理人 古 谷    馨 手続主甫正書1発) 昭和60年11月18日 1、事件の表示 特願昭59−247633号 2、発明の名称 結着性樹脂の製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (091)花王石鹸株式会社 4、代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(イ)スチレン及び/もしくはスチレン誘導体と、
    (ロ)メタクリル酸、アクリル酸およびこれらのエステ
    ルから選ばれる1以上の単量体とを重合するに際し、(
    ハ)炭素原子数が7〜40.0の2価以上のカルボン酸
    を反応せしめ、(ロ)の成分が少なくとも一種類のヒド
    ロキシル基もしくはエポキシ基を有するアクリル酸もし
    くはメタクリル酸のエステルを(ハ)の成分に対し等モ
    ル以上含有するものであり、且つ、(ハ)の成分の含量
    が単量体全量に対し0.05〜10重量%であることを
    特徴とする結着性樹脂の製造方法。 2、(ハ)の成分が下記の一般式で表わされる酸もしく
    はその酸無水物もしくはその低級アルキルエステルであ
    る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは炭素原子数3以上の側鎖を1個以上有する炭
    素原子数5〜30のアルキル基、アルキレン基、アルケ
    ニレン基、又はアルケニル基を表わし、nは0又は1の
    整数である)3、樹脂の高化式フローテスターによる軟
    化温度が100〜160℃であり、ガラス転移温度が5
    0℃以上である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP59247633A 1984-11-22 1984-11-22 結着性樹脂の製造方法 Granted JPS61124964A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59247633A JPS61124964A (ja) 1984-11-22 1984-11-22 結着性樹脂の製造方法
DE8585308476T DE3570446D1 (en) 1984-11-22 1985-11-21 Resin binder for toner composition
EP85308476A EP0186307B1 (en) 1984-11-22 1985-11-21 Resin binder for toner composition
US07/204,953 US5154999A (en) 1984-11-22 1988-06-09 Resin binder for toner composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59247633A JPS61124964A (ja) 1984-11-22 1984-11-22 結着性樹脂の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61124964A true JPS61124964A (ja) 1986-06-12
JPH0316022B2 JPH0316022B2 (ja) 1991-03-04

Family

ID=17166404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59247633A Granted JPS61124964A (ja) 1984-11-22 1984-11-22 結着性樹脂の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61124964A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5396839A (en) * 1977-02-04 1978-08-24 Mitsui Toatsu Chemicals Resin composition for toner for electrophotography
JPS5512903A (en) * 1978-07-03 1980-01-29 Mitsui Toatsu Chem Inc Toner binder for electro photography
JPS59166965A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Hitachi Chem Co Ltd 静電荷像現像用トナ−

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5396839A (en) * 1977-02-04 1978-08-24 Mitsui Toatsu Chemicals Resin composition for toner for electrophotography
JPS5512903A (en) * 1978-07-03 1980-01-29 Mitsui Toatsu Chem Inc Toner binder for electro photography
JPS59166965A (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 Hitachi Chem Co Ltd 静電荷像現像用トナ−

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0316022B2 (ja) 1991-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63217362A (ja) 塩基性有機酸金属錯体を含有する静電潜像現像トナ−
JPH08320593A (ja) 結着樹脂、及びこれを含有する静電荷像現像用トナー
JPH0125057B2 (ja)
JPH11352720A (ja) トナー
JPS61215557A (ja) 電子写真用現像剤組成物
JP3210701B2 (ja) トナー用樹脂
JPH0516587B2 (ja)
US5154999A (en) Resin binder for toner composition
JPS61124964A (ja) 結着性樹脂の製造方法
JP2697953B2 (ja) トナー用樹脂組成物及びトナー
JP3210176B2 (ja) 結着樹脂の製造方法
JPS62195681A (ja) 電子写真用現像剤組成物
JPH0259988B2 (ja)
JP3635140B2 (ja) 電子写真用トナー
JPH0544667B2 (ja)
JPH056563B2 (ja)
JPS59148067A (ja) 静電荷像現像用トナ−
JP2890270B2 (ja) 加熱定着性トナー
JPS6368851A (ja) 電子写真用現像剤組成物
JPS61124965A (ja) 電子写真用現像剤組成物
JPS62195682A (ja) 電子写真用現像剤組成物
JPS61124959A (ja) 電子写真用現像剤
JP3581496B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JPS61124960A (ja) 結着性樹脂の製造方法
JPH0719074B2 (ja) 静電荷像を現像する為の現像用樹脂組成物