JPS61124667A - 複合不織布及びその製造方法 - Google Patents

複合不織布及びその製造方法

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JPS61124667A
JPS61124667A JP59247471A JP24747184A JPS61124667A JP S61124667 A JPS61124667 A JP S61124667A JP 59247471 A JP59247471 A JP 59247471A JP 24747184 A JP24747184 A JP 24747184A JP S61124667 A JPS61124667 A JP S61124667A
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JP
Japan
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web
binder
nonwoven fabric
composite nonwoven
fibers
Prior art date
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Application number
JP59247471A
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English (en)
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秀夫 田村
奥野 嘉己
正 宮崎
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Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 1“発明は薄葉紙とウェブとを一体化した複合不織布と
その製造方法に関する。
(従来技術及びその1MJ題点) 従来、薄葉紙を表向に有する複合不織布は、不織布を形
成した後、不織布もしくは薄葉紙の全面に結合剤を塗布
し、両者を貼り合せることにより製造していた。しかし
、この方法では不織布の製造工程と、不織布と薄葉紙と
を貼り合せる工程の少な(とも2工程が必要で、簡便に
製造することができず、しかも得られる複合不織布は風
合が硬く柔軟性や伸縮性の乏しいものであった。このた
め結合剤を全面にではな(部分的に付与するなどといっ
た改良が試みられたが、風合や柔軟性は向上するものの
強度が不足し、不織布と薄葉紙との剥離が生じ易く、ま
た伸縮性には依然問題があった。
(発明の目的) 本発明は上記従来技術の欠点を解消すべくなされたもの
であり、風合のソフトさと強度とを同時に横足し、しか
も伸縮性のある複合不織布を簡便な製造方法によって得
ることを目的とする。
(発明の構成及び作用) 本発明は潜在巻縮性繊維を含むウェブに架橋性結合剤を
部分的に付与し、その1番こ薄葉紙を積層し、これを加
熱加圧して該結合剤をウェブとf4葉紙と【こ押し込む
と共に緻密化させた後、該潜在巻縮性繊維の巻縮を発現
させることによりウェブを収縮させ、かつ該架橋性結合
剤を架橋させることを特徴とする複合不織布の製造方法
、及びこれにより得られる複合不織布に関する。
すなわち、本発明ではウェブと薄葉紙との積層物が架橋
性結合剤により部分的に結合されており、しかもその架
橋性結合剤は熱と圧力の作用により積層物中に押し込ま
れて緻密化された後、熱処理により架橋されている。こ
のため結合部分は小さな範囲しか占めないにもかかわら
ず、3次元的に繊維間を強固に結合しており、一方、非
)+11合部分は広い範囲を占め嵩高かを保っている。
従って、本発明の複合不織布は風合がソフトでありなが
ら優れた強度rWする。
また、本発明では架橋性結合剤でウェブと薄葉紙とを部
分的番こ固定して結合部を形成した後に熱処理により潜
在巻縮性繊維の巻縮を発現させてウェブを収縮させてい
るので、ウェブに伸縮性が生じるだけでなり、−合部間
の距離よりその間の4葉紙の長さの方が長くなって、1
IIfa紙は湾曲した状態になっている。従って、張力
が加わった場合、MI葉紙はこの長さの分だけ余分に伸
びることができるから、複合不織布全体として伸縮性を
呈する。Cよ、本発明ではこれらの製造が連続した工程
でできるので、生産性も優れている。
本発明に使用する潜在巻縮性繊維は加熱により巻縮数が
増加するものであればよ(、例えば熱挙動の異なるi成
分以上のポリマーからなる複合繊維や、強撚状態で熱セ
ットを施した後より低い温度で開撚処理を行うことによ
り熱履歴  ′を与えた繊維や、エツジクリンプトヤー
ン(擦過加工糸)のような−維の片側の分子配列を乱す
ことにより潜在巻縮性を付与した繊維などが使用される
。複合不織布が良好な伸縮性を得るた詰ヨよウェブ中に
潜在巻縮性繊維が少な(とも30重量%含まれている方
がよ(、好ましくは50重量%以上含まれている方がよ
い。
上記潜在巻縮性繊維とともにウェブを構成する繊維には
ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維、レーヨン等の
再生繊維、綿等の天然繊維のいずれでも使用できるが、
特に耐摩耗性や回復弾性の点で合成繊維が好ましい。な
お、ウェブは公知の乾式ウェブ製造装置を用いて、滅綿
嵐 法、エアレイ法などにより形成されるが、樹脂からつ(
る直接紡糸装置を用いてスパンボンド法により形成して
もよい。また、ウェブの繊維間は予じめニードリング処
理により絡合しておいてもよいし、予じめ熱ロールに通
して圧縮し厚みを薄くしておいてもよい。
架橋性結合剤(以下、単に「結合剤」という)としては
自己架橋型アクリル酸エステルや、自己架4u型エチレ
/l’l−ビ系共重合体や、自己架橋型のSBR,NB
R等の合成ゴムが好ましく、架橋剤を併用するタイプの
ものであってもよい。
ウェブに結合剤を部分的に付与するには、上記のエマル
ジッンやラテックスをペースト状にして三角形、四角形
2円などの所定の形状を適宜に分布させたパターンを有
するロータリースクリンプリント機などで塗布すればよ
い。このときの結合剤の塗布凹槓はウェブ菌種の3〜4
0%であればよく、強度、風合の点ではとぐに5〜30
%が好ましい。塗布した結合剤はまず約80℃の低温の
乾燥機で架橋反応が起らないように5分間程度乾燥して
水分を除去するのが好ましい。ただし、と(に付与する
結合剤のパターンを均一にしたい場合には、結合剤のエ
マルジッーンのペーストをロータリースクリーンプリン
ト機により離型性ゴムシート又は離型性ドラムなどの上
゛4と一旦塗布し、場合により水分などを蒸発させた後
、ウェブ表面に転写する方法が好ましい。つまり転写す
ることにより結合剤のパターンが拡張せず、鮮明で均一
なパターントナルノで、直接塗布したものに比べて得う
れる複合不織布は風合が柔らか(、パターンのにじみ、
泣き等の現象が起らないという優れた効果を示すのであ
る。
このようにウェブに結合剤を塗布した後1.ウエブの結
合剤を付与した側に薄葉紙を積層する。
NllJ紙は目付5〜401/’のものが使用される。
目付が517 srより少ないと強度や隠蔽性は出す、
また40I/−を越すと得られる複合不織布の風合が硬
くなる。とくに好ましい薄葉紙の目付は10〜30t/
−である。
次に、加熱那圧により結合剤をウェブと薄葉紙の双方に
押し込むと共に緻密化させてウェブと薄葉紙とを一体化
する。この“場合、スチールロールとコツトンロールか
らなるカレンダー機などにより温[120〜180℃、
線圧60坤/1以下の条件でカレンダー処理すればよい
ただし、この条件は結合剤の架橋及び潜在巻縮性繊維の
巻縮発現が完全に完了しない条件を設定すべきである。
上記処理により架橋性結合剤はウェブ及び薄葉紙中に深
く押し込まれ、結合剤の付与された部分は厚みが薄く、
緻密化された状態となる。
この後、前記加熱加圧の際の温度と同じかそれより高い
温度で熱処理して、潜在巻縮性繊維の巻縮を発現させる
ことによりウェブ4−させ、かつ結合剤を架橋させる。
ウェブはすでに幀合剤により4葉紙と部分的に結合され
ているので潜在巻縮性繊維の巻縮発現およびそれに伴う
ウェブの収縮は結合部と結合部との闇、すなわち非結合
部において生じ、これによりウェブには良好な仲、諸性
が持たらされる。一方、4葉紙はそれ自体は収縮しない
ので、ウェブが収縮することにより結合g間の距離が縮
まると、その間の長さより薄葉紙の長さが長くなり、#
葉紙は結合部間において湾曲した状態となる。
従って張力がかかった場合でも薄葉紙は湾曲分だけ伸び
ることができ、同時にウェブには伸縮性があるので、複
合不織布自体も伸縮性を呈する。このため本発明の複合
苓i布には、従来の薄葉紙と不織布との積層物のように
張力が加わると容易に破れるというような欠点はない。
また、上記熱処理により結合剤は架橋されるので、結合
部は強固な結合状態となり、一方、非結合部はカレンダ
ー処理により潰れた厚みを回復して強度とソフトな風合
とを満足する複合不織布となるのである。
(実施例) 繊維長38111m、太さ2デニールの潜在巻縮性を有
するポリエステル複合繊維60重量%と、繊維長38m
11.太さL5デニールのポリエステル繊維40!量%
とから日付35f/Mのウェブをカード機により作製す
る。一方、自己架橋型ポリアクリル酸エステルエマルジ
ヲンの結合剤ペーストをロータリースクリーン機を用い
て離型性シリコーンゴムコンベアーベルトにプリントす
る。ただし、この結合剤ペーストの濃度は40%で粘度
は150000PSであり、−11スクリーンのパター
ンはα4×Q;7mの長方形を千鳥状に配置したもので
、結合剤の塗布面積はウェブ菌種の10%であった。次
いでこのプリントされたコンベアーベルトを100℃で
3分間乾燥して結合剤ペーストの水分を除去した後、1
00℃のスチールロールで5&f/3の線圧を加えなが
ら、上記ウェブに転写する。そしてこの上から目付17
1/IIIの?4葉紙を重ね、この積層物をコツトンロ
ールとスチールロールからなるカレンダー鑓で、温度1
30℃ 線圧50#/3の条件で加熱加圧処理し、上記
結合剤を積層物中シと押し込むととも番と緻密化した。
この後、温度150℃で3分間熱処理することにより、
潜在巻縮性繊維の巻縮を発現させてウェブを収縮させ、
かつ結合剤を架橋させた。
得られた東金不織布は強度があり風合が極めてソフトで
伸縮性を有するものであった。
(発明の効果) 以上に述べたように本発明の複合不織布は薄葉紙とウェ
ブとが緻密化処理された架橋性結合剤により部分的に結
合されているので、柔軟で風合がソフトでありながら強
度にも優れている。
また薄葉紙とウェブとを部分的に結合した後に潜在巻縮
性繊維の巻縮を発現させることによりウェブを収縮させ
ているので、ウェブ自身が伸縮性を持つとともに結合部
間の距離よりその間の薄葉紙の長さの方が長(なって湾
曲するため、複合不織布全体として伸縮性を呈する。更
には本発明の複合不織布は一連の工程で製造できるので
生産性にも憂れている。
従って、本発明の複合不織布は風合のソフトさ2強度、
伸縮性を要する用途に好適に使用でき、例えば塗装用、
工業用、原子力用などの作業着に用いれば体の動きにフ
ィツトとして着用感がよ(、動作時に破れたりすること
もな(、汚れたり、5廂されたりした場合にはそのまま
使い捨てできるので便利である。また本発明の複合不一
布は織物や通常の不織布に比べて発塵性、バクテリア透
過性が低り、隠蔽性にも富むので、とくに病院用ガウン
に適している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 巻縮繊維を含むウェブと薄葉紙とが緻密化された架
    橋性結合剤により部分的に結合されており、かつ結合部
    間において薄葉紙が湾曲していることを特徴とする複合
    不織布。 2 潜在巻縮性繊維を含むウェブに架橋性結合剤を部分
    的に付与し、その上に薄葉紙を積層し、これを加熱加圧
    して該結合剤をウェブと薄葉紙とに挿し込むと共に緻密
    化させた後、該潜在巻縮性繊維の巻縮を発現させること
    によりウェブを収縮させ、かつ該架橋性結合剤を架橋さ
    せることを特徴とする複合不織布の製造方法。
JP59247471A 1984-11-22 1984-11-22 複合不織布及びその製造方法 Pending JPS61124667A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02160962A (ja) * 1988-12-13 1990-06-20 Uni Charm Corp 嵩高性不織布及びその製造方法
US6926948B2 (en) 2000-09-22 2005-08-09 Kao Corporation Topsheet for absorbent article
US7303808B2 (en) 2000-10-12 2007-12-04 Kao Corporation Bulky sheet material having three-dimensional protrusions
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