JPS6112356B2 - - Google Patents

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JPS6112356B2
JPS6112356B2 JP5592178A JP5592178A JPS6112356B2 JP S6112356 B2 JPS6112356 B2 JP S6112356B2 JP 5592178 A JP5592178 A JP 5592178A JP 5592178 A JP5592178 A JP 5592178A JP S6112356 B2 JPS6112356 B2 JP S6112356B2
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JP
Japan
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circuit
current
surge current
surge
frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP5592178A
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English (en)
Other versions
JPS54147543A (en
Inventor
Juichi Yoshida
Hideyuki Kominami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低周波交流電源から高周波電源に変
換する半導体スイツチング素子を用いた周波数変
換回路を有する誘導加熱装置において、外来ノイ
ズ等による半導体スイツチング素子の誤動作よつ
て、上記半導体スイツチング素子にサージ電流が
流れ、同素子が破損するといつた事故を未然に防
止することを目的とする。
さらに詳述すれば、半導体スイツチング素子に
定格以上の電流が流れると、熱的破壊を起す原因
となる。よつて本発明は、上記半導体スイツチン
グ素子に流れるサージ電流を検知し、ある設定値
以上になると上記半導体スイツチング素子と並列
に接続された分流回路を形成し、半導体スイツチ
ング素子のサージ電流を許容値以内に押え、周波
数変換回路の主回路に挿入された遮断器を遮断さ
せることにより半導体スイツチング素子の熱的破
壊を防止するものである。
以下、本発明の一実施例につき、第1図〜第4
図を用いて詳細に説明する。
第1図において、1は低周波交流電源、2はサ
ージ電流を一部分流させ、主回路を遮断させるサ
ージ保護回路、3は周波数変換回路、4は半導体
スイツチング素子へゲート信号を出力するゲート
回路、5はサージ電流値を常に検知し、設定値以
上のサージ電流を検知した場合のみ出力信号を出
す検知回路、6は低周波サージ電流用変流器、7
は高周波サージ電流用変流器、21は遮断器、2
2はサージ電流制限抵抗、23はサージ電流制限
インダクター、24は分流回路用半導体スイツチ
ング素子保護用限流インダクター、25は分流回
路用半導体スイツチング素子(以下、双方向性サ
イリスタ)、30は高周波電源バイパス用コンデ
ンサ、31a,31bは限流インダクター、32
は転流用インダクターであり、加熱用コイルとし
て使用される。33a,33bは転流用コンデン
サ、34a,34b,35a,35bは半導体ス
イツチング素子(以下、サイリスタと称す)であ
る。
第2図においては検知回路5を示し、51は双
方向性サイリスタゲート電流用電源形成回路、5
01,504は整流用ダイオード、502,50
3,506,509,510,511,514,
515は抵抗、505は電解コンデンサ、507
はサイリスタ、508はあるしきい値を持つた半
導体スイツチング素子、512,513はダイオ
ード、516,523は整流用ダイオードであ
る。
第3図において、52は双方向性サイリスタゲ
ート電流用電源形成回路の他の実施例を示し、5
24は絶縁トランス525,526は整流用ダイ
オード、527は電解コンデンサである。
上記構成の動作を第4図を用いて説明する。
サイリスタが外来ノイズ等により誤動作した場
合すなわちサイリスダ34a,35aが同時にタ
ーンオンした場合について説明を加えていくこと
にする。いま第4図において、(a)は低周波交流電
源電圧波形、(b)は低周波交流電源零相近傍t1時刻
においてサイリスタ34a,35aが同時にター
ンオンした時のサイリスタ34aに流れるサージ
電流波形、(c)は低周波交流電源ピーク近傍t2時刻
においてサイリスタ34a,35aが同時にター
ンオンした時のサイリスタ34aに流れるサージ
電流波形である。
いま時刻t1においてサイリスタ34a,35a
が同時にターンオンした場合、サイリスタ34a
に流れる電流は、低周波交流電源1からの流入電
流とコンデンサ30と、インダクタ31a,31
bの振動電流の和であるが、コンデンサ30の端
子間電圧は、時刻t1においては低く、コンデンサ
30と、インダクタ31a,31bの振動電流
は、低周波交流電源1から流入電流に比較して小
さく、サイリスタ34a,35aはターンオフ時
間が十分に確保されない。よつて第4図bの様な
電流波形となり、そのときのサージ電流の周波数
はほぼ低周波交流電源1の周波数となり、低周波
サージ電流用変流器6により検知される。低周波
サージ電流用変流器の端子T1a,T1bにより検知
された電流はダイオード516〜519により全
波整流され、抵抗514の端子間に電圧として現
われる。その時、スイツチング素子508のしき
い値よりも大きな電圧が抵抗514の端子間に加
わると、サイリスタ507にゲート電流が流れ込
み、サイリスタ507がターンオこする。サイリ
スタ507がターンオンすると、電解コンデンサ
505、抵抗510,511にCR放電回路が形
成される。端子B―G間に双方向性サイリスタゲ
ートが接続されているため、放電電流が双方向性
サイリスタのゲート電流となり、双方向性サイリ
スタをターンオンさせることになる。次に双方向
性サイリスタがターンオンすると、低周波交流電
源1からの流入電流は抵抗22とインダクタ2
3,24,31a,31b等により限定されると
同時に、サイリスタ34a,35aに流れる流入
回路と、双方向性サイリスタ25に流れる流入回
路との並列回路で分流され、サイリスタ34a,
35aのサージ耐量以下に押えることが可能とな
る。そして遮断器21の遮断時間が経過するのを
待つて主回路が遮断される。
なおこの場合、遮断器21の遮断時間が経過す
るまで双方向性サイリスタのゲートにゲート電流
を流しておく必要がある。双方向性サイリスタゲ
ート電流用電源形成回路51は上記の必要性を十
分満足させるためのものである。すなわち、端子
A―B間から、ダイオード501,504を通し
て、電解コンデンサ505に半波整流にて、抵抗
502,503の抵抗分割電圧にまで充電する。
そしてサイリスタ507がターンオンすると、電
解コンデンサ505と、抵抗510,511およ
び双方向性サイリスタのゲート抵抗よりCR放電
回路が形成され、その時の時定数の設定により、
トライアツクゲート電流値およびゲート印加時間
を設定できるものである。
次に時刻t2においてサイリスタ34a,35a
が同時にターンオンした場合について説明を加え
ていく。時刻t2に誤動作が生じた場合、上述した
様に、低周波交流電源1からの流入電流とコンデ
ンサ30とインダクタ31a,31bとの振動電
流との和になるが、この場合、コンデンサ30の
端子間電圧が十分大きいため、上記の低周波交流
電源1からの流入電流よりも、振動電流の方が大
きくなる。この時サイリスタ34a,35aはタ
ーンオンするに十分な時間が得られる。この場合
のサイリスタ34aに流れるサージ電流波形は第
4図cのごとくである。この時のサージ電流流の
周波数は高周波であり、高周波用サージ電流変流
器7の端子T2a,T2bから検知される。端子T2
,T2bから流入する電流は、ダイオード520
〜523により全波整流され、抵抗515の端子
間電圧が、スイツチング素子508のしきい値よ
りも大きくなるとサイリスタ507がターンオン
し、前述のごとく、分流回路が形成され、遮断器
21が動作し、主回路が遮断される。
なお第3図に示す双方向性サイリスタゲート電
流用電源形成回路の実施例においては、絶縁トラ
ンス524、及び整流用ダイオード525,52
6により、電解コンデンサ527を充電するもの
である。この構成からなる双方向性サイリスタゲ
ート電流用電源形成回路52は、抵抗による損失
がなく、かつ、急速に電解コンデンサ527を充
電できる特徴を有する。
以上の説明から明らかなように、本発明の誘導
加熱装置によれば、サイリスタのゲート信号の誤
動作によりサイリスタが転流失敗をした時、その
転流失敗のタイミングによりサージ電流の周波数
モードが違つた形態をとるため、低周波用と高周
波用の変流器2種類使用することにより、サージ
電流値をいちはやく検知し、サイリスタと並列に
接続された分流回路を形成してサイリスタのサー
ジ電流耐量以下に押えることが可能となる。さら
に主回路の遮断器が完全に動作し、主回路を遮断
するまでの間、分流回路を確保するので、いかな
るサージ電流モードに対しても、サイリスタのサ
ージ許容電流以下に押えることができるととも
に、主回路を遮断して、サイリスタの電流による
熱的破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の誘導加熱装置の一実施例を示
す回路図、第2図は検知回路の具体回路図、第3
図は双方向性サイリスタゲート電流電源形成回路
の他の一実施例の具体回路図、第4図a,b,c
は低周波交流電源波形図およびサイリスタ転流失
敗時のサージ電流波形図である。 1…低周波交流電源、2…サージ電流保護回
路、3…周波数変換回路、5…検知回路、6…低
周波サージ電流用変流器、7…高周波サージ電流
用変流器、25…双方向性サイリスタ、34a,
34b,35a,35b…サイリスタ(スイツチ
ング素子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 低周波交流電源から高周波交流電源に変換す
    る周波数変換回路と、この周波数変換回路の半導
    体スイツチング素子を発振駆動させるゲート信号
    を出力するゲート回路と、前記周波数変換回路の
    半導体スイツチング素子にサージ電流が流れた場
    合、前記サージ電流の一部を他回路へ分流するサ
    ージ保護回路と、上記周波数変換回路の主回路に
    挿入した遮断器とからなり、前記サージ保護回路
    は低周波サージ電流を検知する変流器と、高周波
    サージ電流を検知する変流器を備え、前記周波数
    変換回路の主回路に挿入して遮断器が完全に動作
    するまで前記半導体スイツチング素子へ流れるサ
    ージ電流の一部を他回路へ分流させる構成とした
    誘導加熱装置。
JP5592178A 1978-05-10 1978-05-10 Induction heater Granted JPS54147543A (en)

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JP5592178A JPS54147543A (en) 1978-05-10 1978-05-10 Induction heater

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JPS54147543A JPS54147543A (en) 1979-11-17
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