JPH05316723A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH05316723A
JPH05316723A JP11781292A JP11781292A JPH05316723A JP H05316723 A JPH05316723 A JP H05316723A JP 11781292 A JP11781292 A JP 11781292A JP 11781292 A JP11781292 A JP 11781292A JP H05316723 A JPH05316723 A JP H05316723A
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JP
Japan
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capacitor
power supply
parallel
voltage
circuit
Prior art date
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Application number
JP11781292A
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English (en)
Inventor
Takami Maeda
隆己 前田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP11781292A priority Critical patent/JPH05316723A/ja
Publication of JPH05316723A publication Critical patent/JPH05316723A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】交流電源の瞬断発生時に、復電の際の再突入電
流を抑制できるスイッチング電源装置を提供することを
目的とする。 【構成】ブリッジダイオード2とコンデンサ3との間に
抵抗4とスイッチ素子5の並列回路を介装するととも
に、交流電源1の入力電圧が規定電圧以上に達したこと
を検出してスイッチ素子5をターンオンさせるトリガ回
路18を設けたため、出力トランス巻線6への入力電圧
に依存せず、トリガ回路18で単独にスイッチ素子のオ
ン・オフのタイミングを設定でき、瞬時停電復帰の直後
の入力回路に流れ込む突入電流を抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング電源装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進歩とともに、電子
機器は小型軽量化が進み、これらに使用される電源も小
型・軽量化が要求されるようになってきている。
【0003】そこで、小型・高効率を特長とするスイッ
チング電源が急速に普及している。以下、従来のスイッ
チング電源装置の動作を図3および図4を用いて説明す
る。
【0004】図3において、1は交流電源、2は交流電
源1からの入力を両波整流するブリッジダイオード、3
はブリッジダイオード2の出力を平滑するコンデンサ、
4はコンデンサ3への充電電流すなわち突入電流を抑制
する抵抗、5は抵抗4の損失を減少させるサイリスタ、
6はトリガ巻線を有し電圧を変換する出力トランス巻
線、7は出力トランス巻線6に対する入力を高速でオン
・オフするトランジスタ、8は出力トランス巻線6のト
リガ巻線出力を整流するダイオード、9はダイオード8
の出力を平滑するコンデンサ、10はサイリスタ5のゲ
ート電流を制限する抵抗である。
【0005】上記構成において、交流電源1の投入時の
コンデンサ3への突入電流は、この時点ではサイリスタ
5が非導通であるため交流電源1からブリッジダイオー
ド2および抵抗4を通して流れ込む。この場合、前記突
入電流は、抵抗4によって抑制される。
【0006】前記経路によって行われるコンデンサ3に
対する充電は、トランジスタ7が動作して出力トランス
巻線6のトリガ巻線に発生した電圧をダイオード8によ
り整流しコンデンサ9によって平滑したコンデンサ9の
両端の電圧が、サイリスタ5のターンオンするゲート電
位Vgtに達するまで続く。前記の動作期間は図4のA
で示される。
【0007】その後、コンデンサ9の両端の電圧がサイ
リスタ5のターンオンするゲート電位Vgt以上になる
と、サイリスタ5が導通状態になり、抵抗4がサイリス
タ5によって短絡され抵抗4の損失がなくなり、電力変
換効率が良くなる方向に動作する。前記の動作期間は図
4のBで示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例の構成で
は、交流電源1の投入時においては、コンデンサ3への
突入電流は上記動作説明にある通り抵抗4によって抑制
される。しかし、交流電源1の瞬時停電時においては、
コンデンサ3の両端の電圧はほとんど低下せず、トラン
ジスタ7のスイッチング動作は維持され、コンデンサ9
の両端の電圧もサイリスタ5のターンオンするゲート電
位Vgt以下にならず、サイリスタ5は瞬時停電復帰の
直後も導通状態を維持している。
【0009】その結果、瞬時停電復帰の直後には、抵抗
4による突入電流の抑制ができず大きな突入電流が流れ
るという問題点がある。また、上記構成では、出力トラ
ンス巻線6にトリガ巻線Nを必要とし、出力トランスの
構成部材の数量および重量の増大につながっていた。
【0010】本発明は瞬時停電復帰の直後でも入力回路
に流れ込む突入電流を抑制することによって、入力回路
の開閉器,ヒューズ,整流器等を保護し、他の電子機器
への悪影響も防止でき、かつ、製品を小型・軽量化でき
るスイッチング電源装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング電
源装置は、交流電源の入力をブリッジダイオードで整流
し、その整流出力をコンデンサで平滑し、前記コンデン
サと並列に出力トランス巻線とトランジスタの直列回路
を接続し、前記トランジスタをスイッチングして電力を
取り出すスイッチング電源装置において、前記ブリッジ
ダイオードと前記コンデンサとの間に抵抗とスイッチ素
子の並列回路を介装するとともに、前記交流電源の入力
電圧が規定電圧以上に達したことを検出して前記スイッ
チ素子をターンオンさせるトリガ回路を設けたことを特
徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成によると、交流入力電圧に応じてス
イッチ素子をターンオンさせるトリガ回路を設けたこと
により交流電源の入力電圧の変化を直接検出して、その
変化に応じてスイッチ素子をオン・オフできる。したが
って交流電源の瞬時停電復帰の直後でも、入力回路に流
れ込む突入電流を抑制できる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1および図2に基づいて
説明する。なお、従来例を示した図3と同様の作用をな
すものは同一の符号を付けて説明する。
【0014】本発明のスイッチング電源装置は、図1に
示すように構成されている。交流電源1の入力を整流す
るブリッジダイオード2と、そのブリッジダイオード2
の正極端子および負極端子間に接続された第1のコンデ
ンサ3と、その第1のコンデンサ3に並列に接続された
出力トランス巻線6およびトランジスタ7の直列回路
と、一端がブリッジダイオード2の負極端子に接続さ
れ、他端が第1のコンデンサ3の負極端子及びトランジ
スタ7のソース(又はエミッタ)に接続された第1の抵
抗4およびスイッチ素子としてのサイリスタ5の並列回
路とを設け、交流電源1から、ブリッジダイオード2と
並列に接続された第1および第2のダイオード11,1
2と、その第1および第2のダイオード11,12に並
列に接続された第2のコンデンサ13と、その第2のコ
ンデンサ13と並列に接続された第2および第3の抵抗
14,15の直列回路と、その第3の抵抗15に並列に
接続された第3のコンデンサ16と、一端が第2および
第3の抵抗14,15の接続点に接続され、他端がサイ
リスタ5のゲート端子に接続されたツェナーダイオード
17とからなるトリガ回路18を設けている。
【0015】トリガ回路18は、交流電源1の入力電圧
を第1および第2のダイオード11,12により整流
し、その出力を第2のコンデンサ13により平滑し、そ
の出力を第2および第3の抵抗14,15により分圧
し、その分圧電圧をツェナーダイオード17で検出し、
その検出信号をサイリスタ5のゲートに印加し、サイリ
スタ5を交流電源1の入力電圧によりオン・オフするよ
うに構成されている。
【0016】上記構成において、交流電源1の投入時に
は、従来例と同様にサイリスタ5が非導通であるため第
1のコンデンサ3への突入電流は第1の抵抗4により抑
制される。前記の動作期間は図2のAで示される。その
後、第1および第2のダイオード11,12のカソード
および第2のコンデンサ13の正極に接続された第2の
抵抗14を通して、第3のコンデンサ16へ充電電流が
流れ、その電位がツェナーダイオード17のツェナー電
圧に到達すると、ツェナーダイオード17を通してサイ
リスタ5のゲートへ電圧が印加される。ここで、ツェナ
ー電圧をサイリスタ5がターンオンするのに必要な電圧
に設定しておくことでサイリスタ5を導通させることが
できる。したがって、以後はサイリスタ5を通して第1
のコンデンサ3へ充電電流が流れる。前記の動作期間は
図2のBで示される。
【0017】ここで、交流電源1の入力が瞬時停電によ
り遮断された場合、第3のコンデンサ16の放電電流が
第3の抵抗15を通して流れるので、第3のコンデンサ
16の正極の電位が下降し、ツェナーダイオード17が
オフになる。したがって、サイリスタ5のゲート電圧も
サイリスタ5のターンオンする電位Vgtより低くな
り、サイリスタ5は非導通状態になる。
【0018】その後、図2に示すT1 の時点で瞬時停電
状態から復帰した場合、サイリスタ5はすでに非導通状
態であるため、再突入電流は第1の抵抗4により抑制さ
れ、電源投入時と同様の動作をする。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、交流電源
の入力をブリッジダイオードで整流し、その整流出力を
コンデンサで平滑し、前記コンデンサと並列に出力トラ
ンス巻線とトランジスタの直列回路が接続され、前記ト
ランジスタをスイッチングして電力を取り出すスイッチ
ング電源装置において、前記ブリッジダイオードと前記
コンデンサとの間に抵抗とスイッチ素子の並列回路を介
装するとともに、前記交流電源の入力電圧が規定電圧以
上に達したことを検出して前記スイッチ素子をターンオ
ンさせるトリガ回路を設けたため、交流電源の入力電圧
の変化を直接検出して、その変化に応じてスイッチ素子
をオン・オフし、そのオン・オフのタイミングは、出力
トランス巻線への入力電圧に依存せず、トリガ回路で単
独に設定できる。そのため、交流電源の瞬時停電復帰の
直後でも、入力回路に流れ込む突入電流を抑制できるの
で、入力回路の開閉器,ヒューズ,整流器等を保護し、
他の電子機器への悪影響も防止できる。
【0020】また、出力トランス巻線のトリガ巻線をな
くせるので、出力トランスの構成部材の数量及び重量の
低減ができるので製品の小型・軽量化も達成できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明における突入電流抑制動作説明図であ
る。
【図3】従来例によるスイッチング電源装置の回路図で
ある。
【図4】従来例における突入電流抑制動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ブリッジダイオード 3 コンデンサ 4 抵抗 5 サイリスタ〔スイッチ素子〕 6 出力トランス 7 トランジスタ 18 トリガ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の入力をブリッジダイオードで
    整流し、その整流出力をコンデンサで平滑し、前記コン
    デンサと並列に出力トランス巻線とトランジスタの直列
    回路を接続し、前記トランジスタをスイッチングして電
    力を取り出すスイッチング電源装置において、前記ブリ
    ッジダイオードと前記コンデンサとの間に抵抗とスイッ
    チ素子の並列回路を介装するとともに、前記交流電源の
    入力電圧が規定電圧以上に達したことを検出して前記ス
    イッチ素子をターンオンさせるトリガ回路を設けたスイ
    ッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 交流電源の入力を整流するブリッジダイ
    オードと、そのブリッジダイオードの正極端子および負
    極端子間に接続された第1のコンデンサと、その第1の
    コンデンサに並列に接続された出力トランス巻線および
    トランジスタの直列回路と、一端が前記ブリッジダイオ
    ードの負極端子に接続され、他端が前記第1のコンデン
    サの負極端子および前記トランジスタのソース(又はエ
    ミッタ)に接続された第1の抵抗およびスイッチ素子の
    並列回路とを設け、交流電源から、前記ブリッジダイオ
    ードと並列に接続された第1および第2のダイオード
    と、その第1および第2のダイオードに並列に接続され
    た第2のコンデンサと、その第2のコンデンサと並列に
    接続された第2および第3の抵抗の直列回路と、その第
    3の抵抗に並列に接続された第3のコンデンサと、一端
    が前記第2および第3の抵抗の接続点に接続され、他端
    が前記スイッチ素子のゲート端子に接続されたツェナー
    ダイオードとからなるトリガ回路を設け、交流電源の入
    力電圧を前記第1および第2のダイオードにより整流
    し、その出力を第2のコンデンサにより平滑し、その出
    力を前記第2および第3の抵抗により分圧し、その分圧
    電圧を前記ツェナーダイオードで検出し、その検出信号
    を前記スイッチ素子のゲートに印加し、前記スイッチ素
    子を交流電源の入力電圧によりオン・オフするスイッチ
    ング電源装置。
JP11781292A 1992-05-12 1992-05-12 スイッチング電源装置 Pending JPH05316723A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0921625A2 (en) * 1997-12-05 1999-06-09 Hewlett-Packard Company Power supply with improved inrush current limiting circuit
JP2011523335A (ja) * 2008-07-03 2011-08-04 シニテク フェルトリーブシュゲセルシャフト エムベーハー 電源ユニットのための回路配置及び制御回路、コンピュータ電源ユニット、並びに電源ユニットのスイッチング方法
US8885367B2 (en) 2009-08-18 2014-11-11 Fujitsu Technology Solutions Intellectual Property Gmbh Input circuit for an electrical device, use of an input circuit and electrical device

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