JPS61123367A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JPS61123367A
JPS61123367A JP59245509A JP24550984A JPS61123367A JP S61123367 A JPS61123367 A JP S61123367A JP 59245509 A JP59245509 A JP 59245509A JP 24550984 A JP24550984 A JP 24550984A JP S61123367 A JPS61123367 A JP S61123367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
circuit
view
subject
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59245509A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0588592B2 (ja
Inventor
Akihiro Fujiwara
昭広 藤原
Takashi Amikura
網蔵 孝
Masamichi Toyama
当山 正道
Naoya Kaneda
直也 金田
Yoichi Iwasaki
陽一 岩崎
Masahiro Takei
武井 正弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP59245509A priority Critical patent/JPS61123367A/ja
Publication of JPS61123367A publication Critical patent/JPS61123367A/ja
Publication of JPH0588592B2 publication Critical patent/JPH0588592B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、自動露出調整手段−を具えるカメラ、主と
してビデオカメラに関し、とくに適正な露出が得られ、
かつ安定した露出調整を行うことが可能である手段に関
する。
(従来技術) 従来、ビデオカメラの自動露出調整装置は、第13図(
A)のEFに示すような撮影画面内のある定められた領
域(以下露出測定視野という)に対応する映像信号中の
輝度信号を積分し、その積分値が一定になるように絞り
等の露出調整部を制御する方式によるものであった。
ところで、このような露出測定視野の設定手段によれば
、撮影の際の作画条件によって露出量に差異が生ずるこ
とが知られている。そしてこの露出調整のための測光方
式としては、部分測光、平均測光、中央部重点測光、分
割測光、又はスポット測光等、それぞれ重み付けに特徴
のある方式が提案されているが、背景の光源の影響を受
けやすいとか、移動する被写体に関して露出調整動作が
不安定であるとか一長一短であった。
第14図は、従来の自動露出調整装置を具えるビデオカ
メラの一例の要部を示すものであって、図中1は合焦レ
ンズ、2はズーム系レンズ、3は絞り、4はリレーレン
ズ、5は撮像手段としてのC,C,D、であって被写体
からの光束を受光し、撮像素子駆動回路6によって駆動
されて時系列信号を出力し、この信号が信号処理回路7
で変調及び補正処理を受け、同期信号と合成されて出力
ビデオ信号(例えばNTSC信号)が形成され、利用装
置へ供給される。8は露出調整のための露出測定視野を
設定するゲート回路(以下AEゲート回路という)であ
ってアナログ乗算器等で構成される。9は積分器を含む
自動露出調整回路であり、10は絞り駆動装置であって
、多くの場合絞り3とともにアイリスメータとして構成
されている。
11′は、AEゲート回路8に対するゲート信号を発生
するためのゲート信号発生回路(以下AEゲート信号発
生回路という)であり、その発生するゲート信号(以下
AEゲート信号という)゛の波形は、測光方式によって
異なり、平均測光では画面全面で、部分測光、スポット
“側光では画面の中心部及びその付近においてのみゲー
トを開く矩形パルスが出力される。また中央部重点測光
等の平均測光と部分測光との中間的な特性をもたせた方
式では、矩形でなく台形や山形の波形が出力される。
上記の構成において、信号処理回路7から出力されるビ
デオ信号中の輝度信号成分が、AEゲート回路8を介し
て自動露出調整回路9に供給され、同回路9内の積分器
に加えられて積分される。そして絞り駆動装置10が、
前記の積分値が所定のしきい値より大きいときは絞り3
を閉じる方向に、逆に所定のしきい値よりも小さいとき
は絞り3を開く方向に駆動し、結果として前記の積分値
が所定の値を保つように閉ループ自動制御が行われる。
上記の従来技術によれば、撮影者が意図したものに合う
露出量が得られるかどうかは、その測光方式に大きく左
右される。すなわち、一般向けといわれる平均測光は、
大概の作画条件に対して一応の露出調整を行うことがで
きるが、逆光等の場合には目標被写体に関して著しくア
ンダーになってしまう、一方、比較的高度な撮影技術を
有する人に好まれる部分測光は、目標被写体に関して適
切な露出を行うことができるが、被写体が運動する場合
等第13図(B)に示すように露出測定視野からはずれ
ることが多い場合には、露出調整が不安定になる。上記
の2方式の前述の欠点を緩和する目的で中央部重点測光
や分割測光等の方式が提案されているが、これらの方式
によっても、結局は、中間的な特性しか得られないのが
実状である。
(目 的) この発明は、従来の自動露出調整装置を具えるカメラの
前述の欠点を軽減又は除去し、部分°測光やスポット測
光のように目標被写体に関して適正な露出を行うことが
でき、また平均測光や分割測光のように安定な露出調整
を行うことができる自動露出調整手段を具えるカメラを
提供することを目的とする。
(実施例による説明) 以下第1図〜第12図等に示す実施例を参照して上記の
目的を達成するためこの発明において講じた手段につい
て例示説明する。下記の説明は、この発明のカメラの第
1の実施例、同じく第2ので行う。
(この発明のカメラの第1の実施例)(第1図)第1図
は、この発明のカメラの第1の実施例を示し、この例は
被写体を自動的に追尾し、その追尾視野に連動して露出
測定視野を移動させるものである。第1図中合焦レンズ
1ないし絞り駆動装置10は、第14図に示す従来例と
基本的に同じ構成及び機能を有するので詳細な説明を省
略する。なお上記のうち撮像手段5は、撮像管又はC,
C,D、等の固体撮像素子のいずれでもよいが、ここで
はC,C,D、であるとする。またC、C,D、を駆動
する撮像素子駆動回路6は、不図示のクロックパルス発
生回路が発生するクロックパルスを分周した信号により
駆動され、また前記の同期信号はこの分周信号に基づき
不図示の同期信号発生回路で発生されるものであるが、
これらも周知の手段であるので詳細な説明を省略する。
第1図の装置における自動露出調整作用自体は、第14
図に示す従来例と同様であって、出力ビデオ信号中の輝
度信号成分が自動露出調整回路9内の積分器で積分され
、この積分値が所定のしきい値(TA整可能であること
を可とする)と比較され、その大小に応じて絞り3を閉
じ、又はこれを開く方向に閉ループ自動制御を行うもの
である。
第1図の装置の特徴は、被写体移動検出装置13におい
て、追尾ゲート設定回路12において設定される追尾ゲ
ートにより形成される追尾視野に関して、後に詳細に説
明する移動検出手段により被写体の移動を自動的に検出
し、その検出信号に基づいてゲート移動回路14におい
てゲート移動信号を発生し、このゲート移動信号によっ
て追尾ゲート設定回路12における追尾ゲートのタイミ
ングを、前記の追尾視野が被写体の移動に追尾して自動
的に移動するよう制御するとともに、上記のゲート移動
信号によって自動露出調整のための露出測定視野を追尾
視野の移動に連動して移動させる点にある。
そのためにはゲート移動回路14が発生するアナログ信
号又はデジタル信号に基づいて前記のAEゲート信号の
タイミングを制御すればよい。
ここではデジタル信号に基づいて処理する例について説
明すると、AEゲート信号発生回路11(第14図のA
Eゲート信号発生回路11’ と比較してAEゲート信
号を発生する点では差異がないが、下記の構成が相違す
る)がプ区1グラマプル・カウンタを備え、このカウン
タを上記のデジタル信号によってプログラムし、プログ
ラムされた値がカウントされたときに発生するパルスに
同期して所要のAEゲート信号を発生するようにすれば
よい。
上記のAEゲート信号の波形は、一般的には、従来、自
動露出調整装置で用いられているどの波形でもよいが、
部分測光、スポット測光又は重点部分が比較的狭い中央
部(追尾視野中央部)重点測光等が望ましく、これらは
、追尾視野の中心又はその近傍において各方式の特徴を
発揮することができる。
上記の追尾視野は、これに関連して被写体の移動情報を
取り出す手段であり、また上記の露出測定視野はこれに
関連して自動露出調整のための信号を取り出す手段であ
るから、通常は、ファインダ画面等に表示する必要はな
い。
(この発明のカメラの第2の実施例)(第2図)第2図
は、この発明のカメラの第2の実施例を示し、この例は
、追尾視野の移動に連動して、自動露出調整のための露
出測定視野を移動させるとともにに自動焦点検出のため
の焦点検出視野をも移動させるようにしたものである。
第2図の装置において、第1図中の素子又は回路と基本
的に同じ構成及び機能を有するものは同一の符号を付し
、詳細な説明を省略する。第2図において。
15は焦点検出視野を設定するための焦点検出ゲート設
定回路(以下AFゲート設定回路という)、16は自動
焦点検出回路、17はAFモータ駆動装置1Mは合焦レ
ンズ1を駆動するAFモータである。
前記のゲート移動回路14が発生するゲート移動信号が
AFゲート設定回路15に入力されて焦点検出視野を追
尾視野に連動して移動させ、出力ビデオ信号中の例えば
輝度信号がAFゲート設定回路15を介して自動焦点検
出回路16に供給され、ここで例えば公知の山登りサー
ボ方式(例えばrNHK技術研究」第17巻第1号(通
巻第86号)昭和40年発行、21ペ一ジ石田はか「山
登りサーボ方式によるテレビカメラの自動焦点調整」参
照)によって焦点検出を行い、公知のようにその出力信
号がAFモータ駆動装置17に供給され、同装置17に
よりAFモータMを駆動し、合焦レンズ1の位置を制御
して自動焦点調整を行う、なお上記の焦点検出視野は、
実施上、電子ビューファインダ等のファインダ画面等に
表示することを可とする。
第1図及び第2図の実施例においては、AEゲート信号
発生回路11が発生するAEゲート信号は、ゲート移動
回路14の出力信号によって制御されるから、自動露出
調整のための露出測定視野は、自動追尾のための追尾視
野に連動し、ひいては自動焦点検出のための焦点検出視
野にも連動するので、部分測光やスポット測光のように
目標被写体に関して適正な露出を行うことができるとと
もに平均測光や分割測光のように安定な露出調整を行う
ことができ、さらに前記の露出調整のためのAEゲート
信号の波形自体は、追尾視野や焦点検出視野を設定する
ためのゲート信号の波形とは無関係に露出調整(測光)
に適切な波形にすることができる。
(この発明の実施例における自動追尾手段)(第3図〜
第9図) ここで、前述の実施例における被写体移動検出及び自動
追尾手段の具体例について、本出願人の出願に係る特願
昭59−105897号の明細書に従ってその概要を説
明する。第8図及び第9図はその具体例を示すものであ
るが、その説明に先立って第3図〜第7図を参照して被
写体自動追尾機能の原理を説明する。
従来の自動露出調整装置では、前述のように露出測定視
野が撮影画面内のある定められた領域に固定されている
ため被写体が運動する場合等露出測定視野からはずれる
ことが多い場合には露出調整が不安定になる欠点があり
、一方従来の自動焦点検出ないし自動焦点調整装置では
、第3図(A)に示すように焦点検出視野が撮影画面中
央部に固定されているため、同図(B)に示すようにピ
ントを合わせたい被写体(以下目標被写体という。この
例では人物)が移動してしまうと、この目標被写体とは
異なる距離にある物体(この例では家屋)にピントが合
い、目標被写体である人物がぼけてしまうという欠点が
ある。
これに対し5被写体自動追尾手段を有するカメラにあっ
ては、第3図(A)の状態にあった目標被写体(人物)
が第4図(A)に示すように同一距離のまま画面右上方
へ移動すると、後述の追尾手段により、被写体の移動を
自動的に検出し、露出測定視野を被写体の移動に追尾し
て移動させ(同図のEF)、その移動位置で露出調整を
行うものである。もとより、焦点検出視野を被写体の移
動に追尾して移動させ(同図のFF)、  その移動位
置で焦点検出を行うことも可能である。なお後述のよう
に追尾視野又は焦点検出視野が露出調整視野を兼ねるよ
うにすることもできる。
さらに具体的に説明すれば、被写体の特徴を表わすなん
らかのパラメータを、前記の追尾手段により設定された
追尾視野に関して抽出し、この抽出された特徴を記憶さ
せ、この記憶された特徴と新たに抽出された被写体の特
徴とに基づいて被写体の移動の有無、及び被写体が移動
した場合にその移動方向又は移動位置を検出して、前記
の追尾視野を被写体の移動に追尾して移動させ、また追
尾視野の移動に伴って露出測定視野をこれと同じ位置関
係で移動させるものである。上記の被写体の特徴を表わ
すパラメータとしては、色信号情報、輝度信号情報さら
に被写体の形状、温度あるいはその特徴あるコントラス
ト等の情報を利用することができるが、以下の説明は、
被写体の特徴を色信号情報によって抽出する例について
行う。
第4図(A)では、距離が同一であるから、撮影レンズ
のうちの合焦レンズを調整することはないが、同図(B
)では、被写体が画面内の右上方へ移動するとともに距
離も変化するので、測距の結果に従って合焦レンズが移
動する。したがって、後述の追尾ゲート大きさ決定手段
により追尾視野の大きさを変化させ、つねにその被写体
に適した大きさに保ち、その状態で焦点検出、さらには
露出調整を行う、第4図(B)では露出測定視野の図示
を省略しているが、これは同図(A)に示すものと同じ
相対位置を占めることになる。
ここで、被写体とカメラとの間の移動は相対的であるか
ら、上記の追尾作用は、カメラが固定されて被写体が移
動する場合のほか、逆に被写体が停止してカメラが移動
する場合、あるいは両者がともに移動するにも有効に機
能し、また追尾視野の大きさは、被写体距離が変化する
場合のほか、レンズの焦点距離を変える場合にも調整す
ることができる。
追尾視野は、原則として2次元の拡がりをもつものであ
るが、説明を簡単にするために、ここでは第5図(A)
に示すように追尾視野が水平方向に延びる1次元の拡が
りをもつものであるとする。また追尾視野は、A、B、
Cの3部分(以下各部分を画素という)に分れていると
する。なお2次元の追尾視野を構成するには1例えば同
図の画素B又はA、B及びCを中心にしてその上下に垂
直方向に延びる画素を設ければよい、上記の各画素から
時系列信号として得られる色差信号(R−Y)及び(B
−Y)に、第6図に示すように、それぞれ積分回路LO
Oa、100b、サンプルホールド(S/H)回路10
1a、101b及びA/D変換回路102a、102b
によって積分、サンプルホールド及びA/D変換の各処
理を行って、それぞれメモリ103a、103bに記憶
させる。この記憶された値を、各画素A、B及びCにつ
いて(R−Y)及び(B−Y)の直交座標上にプロット
すると、例えば第7図に示すように表示される0図でA
O、BO及びCoの各点は、それぞれ、第5図(A)の
A、B及びCの各画素から抽出された信号を表わしてい
る。ここで、画素Bからは被写体である人物の例えば服
装のみを表わす信号が、画素A及びCからは、それぞれ
被写体の服装と背景とを表わす信号が加算された信号が
得られるとする。さらに、同図で被写体の左側と右側と
で背景の色が異なっているものとする。したがって、点
A、とCoとは、色差信号座標上の位置が異なっている
次に、第5図(A)に示す被写体が、同図(B)に示す
ように画面内で右方向へ移動すると1画素A及びC内に
占める被写体と背景の割合が変化する結果、画素A及び
Cから得られる信号は、第7図A1及びCtに示すよう
にそれぞれ変化する。一方、画素Bは第5図(B)に示
すように被写体内にとどまっているので、その服装がほ
ぼ単色であるとすれば、画素Bから得られる信号はほと
んど変化しない、したがって、ここでは、簡単のために
Bl=B、とする、この場合、第7図に示すように、点
C1は点Bo(=81)に近づき、点A1は点Bo(−
B1)から遠ざかるので、線分BICIは線分B、C,
より小さくなり、線分AlB1は線分AoB、より大き
くなる。逆に、線分BICLが線分BoCoより大きく
なり、線分AIBIが線分AoB、より小さくなる場合
は、被写体が第5図(B)で左方向へ移動していること
になる。なお被写体の左右両側で背景の色が同じである
とすれば、被写体が画面内で第5図(B)の右方向へ移
動する°とき上記の点A1は線分AQBQの延長線上に
位置を占め、点C1は線分BoCo上に位置を占めるこ
とになる。この自動追尾手段は、上記どちらの場合にも
適用することができる。
前述の原理に基づいて被追尾被写体の移動を検出するに
は1例えば第7図における線分AB及びBCの長さの変
化を検出すればよい、第8図は、上記の処理を行う回路
の一例を示すものであり、同図において第1図又は第2
図中の素子又は回路と同じ構成及び機能を有するものは
、これらと同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。ま
た同図中色検出回路21、メモリ22及び移動判定回路
23は、第1図又は第2図の被写体移動検出装置13の
具体的内容を構成するものである。
第8図において、信号処理回路7の出力中色差信号(R
−Y)及び(B −Y)は追尾ゲート設定回路12から
、同じく輝度信号YはAFゲート設定回路15及びAE
ゲート回路8から、それぞれ後段の回路に取り出される
。追尾ゲート設定回路12の出力は色検出回路21に供
給されて被写体の色が検出され、これが例えば不図示の
スイッチ等の手動による機械的入力手段を介してメモリ
22に記憶される。なお色検出回路21は、第6図に示
す積分回路100、サンプルホールド回路101及びA
/D変換回路102並びにその出力を一時的に記憶する
メモリ103を含むものである。上記の処理は、テレビ
ジョン信号の1フイールドの期間である1/60秒の間
に又はその数フィールド分の期間の間にその平均値に従
って行われる。以下両者を一括して1フイールドの期間
に処理されるとして説明する。
次の1フイールドでは、新たに抽出された信号とメモリ
22に記憶されている信号とが移動判定回路23で比較
され、被写体の移動の有無及び被写体が移動する場合の
移動方向が検知される。移動があった場合には、ゲート
移動回路14によって追尾ゲート設定回路12を制御し
て追尾視野を移動させ、次の1フイールドで同様の演算
を行い、以後追尾が完了するまで上記の処理をくり返す
第8図の装置では、ゲート移動回路14が発生する追尾
ゲート移動信号がAEゲート信号発生回路11にも転送
されるので、第1図及び第2図に関して説明したのと同
様に、追尾視野に連動して露出測定視野を移動させ、追
尾が完了した時点でその新たな移動位置で自動露出調整
を行うことができる。さらに、第2図に関して説明した
のと同様に、追尾視野に連動して焦点検出視野を移動さ
せ、追尾が完了した時点でその新たな移動位置で自動焦
点検出ないし自動焦点調整を行うことができる。
第8図において、Plは合焦レンズ1の位置(被写体距
離に相当する)の絶対位置を検出するポジションセンサ
、P2はズーム系レンズ2の位置(焦点距離に相当する
)の絶対位置を検出するポジションセンサであり、これ
らの信号に基づいて追尾ゲート大きさ決定回路24が追
尾ゲート設定回路12、AFゲート設定回路15及びA
Eゲート信号発生回路11を制御し、それぞれ追尾 ゛
視野、焦点検出視野及び露出測定視野を被写体距離及び
焦点距離に関して最適の大きさに設定することができる
第9図は、前述の色検出回路21. メモリ22及び移
動判定回路23の詳細を示すものであって、第8図の追
尾ゲート設定回路12を通った画素A及びBそれぞれの
(R−Y)信号及び(B−Y)@号から距離演算回路5
1により第7図の(R−Y)及び(B −Y)座標上の
線分AQB。
の長さDAO,BOが求められ、メモリ52に記憶され
る0次のフィールドの信号から、同様にしてDAl・B
1又はDAl、8Gが求められる。
ここで、簡単のためにBL=B、である場合を考えると
DAI・Bl=DAL、BO であり、割算器53で DAl。BO/DAO,BO が算出される。この値が、しきい値設定器54が設定す
る第1のしきい値と比較回路55で比較され、しきい値
を超える変化があると移動判定回路23に“1”を出力
する。同様にして、距離演算回路61から比較回路65
までの回路によってDCl、8O/DCQ、BO が算出され、これに第2のしきい値を超える変化がある
と比較回路65から移動判定回路23に“1゛′を出力
する。具体的な数値例について説明すると、第7図に示
す設例では、第1及び第2のしきい値をともに2として
、 DAL、BQ/DAO−BO=2.2゜DCl−Bo/
DCo−go=0.36であるので、比較回路55のみ
が“1°”を出力する。この場合は、移動判定回路23
がゲート設定タイミングを所定時間(例えばNTSC方
式の場合1水平走査周期の1/125程度)だけ遅らせ
る信号を発生する。逆に比較回路65のみが“1”を出
力する場合は、移動判定回路23がゲート設定タイミン
グを上記の所定時間だけ早める信号を発生する。後者は
、被写体が第5図で左方向へ移動した場合である。した
がって、比較回路55又は65の出力″1”に応じて移
動判定回路23がゲート設定タイミングを例えば上記の
所定時間だけ変化させる信号を発生し、この信号に応じ
てゲート移動回路14が発生するゲート移動信号が追尾
ゲート設定回路12及びAFゲート設定回路15並びに
AEゲート信号発生回路11を制御することにより、そ
れぞれ、追尾視野及び焦点検出視野並びに露出測定視野
を被写体の移動に追尾して移動させ、新たな移動位置で
焦点検出ないし焦点調整並びに露出調整を行うことがで
きる。
第8図の実施例においても、第1図及び第2図の実施例
と同様に、自動露出調整のための露出測定視野は、自動
追尾のための追尾視野に連動し、ひいては自動焦点検出
のための焦点検出視野にも連動しているので、部分測光
やスポット測光のように目標被写体に関して適正な露出
を行うことができるとともに平均測光や分割測光のよう
に安定な露出調整を行うことができ、さらに前記のゲー
ト信号の波形自体は、追尾視野や焦点検出視野を設定す
るためのゲート信号の波形とは無関係に露出調整(測光
)に適切な波形にすることができる。
次に、2次元の追尾視野を設定する場合の被写体移動検
出手段について、本出願人の出願に係る特願昭59−1
19465号の明細書に従ってその概要を説明する0例
えば、前述の第5図の画素A、B、Cを中心にしてその
上下に垂直方向に延びる画素を設ける場合のように、水
平及び垂直方向に延びる追尾視野を設定する場合に被写
体の相対的な移動を検出するには、第9図に示す1対の
移動検出回路に加えてさらに1対の同様な移動検出回路
を設け、前者を水平方向の、後者を垂直方向の移動判定
に用い、共通の移動判定回路(例えば第9図の23)に
これら2対の移動検出回路の計4個の比較回路の出力を
供給するように構成すればよい、上記の移動判定回路が
、第1対の移動検出回路から例えば左方向移動の情報を
受け、第2対の移動検出回路から例えば上方向移動の情
報を受ければ1両者を総合して被写体が画面内で左上刃
向へ相対的に移動したと判定することになる。
(この発明カメラの変形実施例)(第1O図〜第12図
) 第10図は、この発明の変形実施例のひとつを示すもの
であって、その要点は、被写体移動検出に用いる映像信
号を追尾ゲート設定回路12を介して自動露出調整回路
9へ供給するようにして露出測定視野と追尾視野とを兼
用する点にある。前述のように、自動露出調整のための
映像信号として輝度信号を用いる場合には、被写体の移
動検出も輝度信号によって行うものとする。なお第10
図の装置の変形として、露出測定視野の大きさを追尾視
野と異ならせる場合には、追尾ゲート設定回路12と自
動露出調整回路9との間に補助ゲート回路を設ければよ
い、この場合、補助ゲート回路を例えばゲート移動回路
14の出力によって制御するようにする。第10図の実
施例では、自動追尾のためのゲート回路と自動露出調整
のためのゲート回路が兼用され、第1図、第2図又は第
8図におけるAEゲート信号発生回路11を省略できる
ので1回路規模を小さくすることができる。
第11図は、第10図の実施例における追尾視野TF、
露出測定視野EF及び焦点検出視野FF三者の関係を示
すためにこれらをすべてファインダ画面上に表示したと
して王者の位置関係を示すものである。第10図の実施
例では、追尾視野TFと露出測定視野EFとが兼用され
ているので、第11図では両者が同じ領域を占めている
第12図に示すさらに他の変形実施例は、露出測定視野
を追尾視野又は焦点検出視野と選択的に連動するように
したものである。追尾ゲート設定回路12又はAFゲー
ト設定回路15の出力が切り換えスイッチ18を介して
自動露出調整装置19に入力され、既述の実施例と同様
にして自動露出調整が行われる。露出測定視野を追尾視
野又は焦点検出視野に連動させる場合には、自動露出調
整装置19は第1図、第2図又は第8図における自動露
出調整回路9のほかAEゲート回路8及びAEゲート信
号発生回路11を含むが、追尾視野又は焦点検出視野と
兼用する場合には、 AEゲート回路及びAEゲート信
号発生回路は不要である。
(効 果) 前述のように、この発明によれば、被写体を自動追尾す
る自動追尾手段と、自動露出調整手段と、前記自動露出
調整手段の露出測定視野を前記自動追尾手段の追尾視野
に連動して移動させる手段とを具えいるので、被写体が
撮影画面内で相対的に移動しても露出測定視野をつねに
被写体位置に一致させることができるから、部分測光や
スポット測光のように撮影を意図している被写体に対し
てつねに適正な露出を行うことができるとともに被写体
が撮影画面内のいかなる場所に移動しても平均測光や分
割測光のように安定な露出調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、それぞれこの発明のカメラの第1
及び第2の実施例の要部を示すブロック図、第3図(A
)及び(B)は従来のカメラにおける焦点検出視野と被
写体像との関係を示す説明図、第4図ないし第7図はこ
の発明の実施例における自動追尾装置の機能を説明する
ものであって第4図(A)及びCB)は上記の自動追尾
装置を適用した場合の焦点検出視野及び露出測定視野と
被写体像との関係を示す説明図、第5図(A)及び(B
)は上記の自動追尾装置において追尾視野を分割した場
合の追尾視野と被写体像との関係を示す説明図、第6図
は第5図の分割された追尾視野から得られる信号を処理
する装置のブロック図、第7図は第6図の装置から得ら
れる信号を2次元平面上にプロットした状況を示す説明
図、第8図は第2図に示すこの発明の実施例をさらに詳
細に示すブロック図、第9図は第8図の装置の要部の詳
細を示すブロック図、第1O図はこの発明のカメラの変
形実施例の要部を示すブロック図、第11図は第10図
の装置における追尾視野、露出・測定視野及び焦点検出
視野の相互関係を示す説従来の自動露出調整装置におけ
る露出測定視野と被写体像との関係を示す説明図、第1
4図は従来の自動露出調整装置を具えるカメラの要部を
示すブロック図である。 符号の説明 1:合焦レンズ、2:ズーム系レンズ、3:絞り、4:
リレーレンズ、5:撮像手段としてのC,C,D、、7
:信号処理回路、8:AEゲート回路、9:自動露出調
整回路、10二絞り駆動装置、ll:AEゲート信号発
生回路、12:追尾ゲート設定回路、13:被写体移動
検出装置。 14:ゲート移動回路、15:AFゲート設定回路、1
6:自動焦点検出回路、21:色検出回路、22:メモ
リ、23:移動判定回路。 兜3図 (A)         (8) 鬼4図 第5図 仏)(8) 鬼8図 第9図 第41図 第12区

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体を自動追尾する自動追尾手段と、自動露出
    調整手段と、 前記自動露出調整手段の露出測定視野を前記自動追尾手
    段の追尾視野に連動して移動させる手段と、 を具えるカメラ。
  2. (2)前記追尾視野が前記露出測定視野を兼ねる特許請
    求の範囲(1)記載のカメラ。
JP59245509A 1984-11-20 1984-11-20 カメラ Granted JPS61123367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59245509A JPS61123367A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59245509A JPS61123367A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61123367A true JPS61123367A (ja) 1986-06-11
JPH0588592B2 JPH0588592B2 (ja) 1993-12-22

Family

ID=17134734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59245509A Granted JPS61123367A (ja) 1984-11-20 1984-11-20 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61123367A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01185620A (ja) * 1988-01-19 1989-07-25 Nikon Corp カメラの制御装置
JPH04170163A (ja) * 1990-11-01 1992-06-17 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5264220A (en) * 1975-11-21 1977-05-27 Takayuki Fujita Device for automatically tracing television camera
JPS59193675A (ja) * 1983-04-18 1984-11-02 Asahi Optical Co Ltd テレビカメラにおける露出調整方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5264220A (en) * 1975-11-21 1977-05-27 Takayuki Fujita Device for automatically tracing television camera
JPS59193675A (ja) * 1983-04-18 1984-11-02 Asahi Optical Co Ltd テレビカメラにおける露出調整方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01185620A (ja) * 1988-01-19 1989-07-25 Nikon Corp カメラの制御装置
JPH04170163A (ja) * 1990-11-01 1992-06-17 Mitsubishi Electric Corp 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0588592B2 (ja) 1993-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6906744B1 (en) Electronic camera
US5382974A (en) Movie camera having still picture photographing function and method of photographing still picture therewith
JPS63131112A (ja) ビデオカメラ撮影機構
US20070002463A1 (en) Image capturing apparatus
JP3653739B2 (ja) 被写体追尾機能を有するカメラ
JPS61123368A (ja) カメラ
JPH0447773A (ja) 撮像装置
JPS60249477A (ja) 自動追尾焦点検出装置
JP4763941B2 (ja) 表示制御装置及び制御方法、プログラム、記録媒体
JPS61123367A (ja) カメラ
JPS6110372A (ja) カメラにおける自動追尾装置
JP3217163B2 (ja) ビデオカメラ
JP2000125204A (ja) 電子カメラ
JPH08205021A (ja) 画像入力装置
JPS6138918A (ja) カメラ
JPS6112177A (ja) カメラにおける自動追尾装置
JPS6139009A (ja) カメラ
JP3277051B2 (ja) デジタルカメラの自動制御装置
JP2568161B2 (ja) 自動露光制御装置
JP2692854B2 (ja) 自動露光制御装置
JP2536005B2 (ja) カメラの制御装置
JPH03287142A (ja) 自動露出制御装置
JPH02190832A (ja) 自動焦点調整機能付カメラの測光装置
JPS6146920A (ja) カメラ
JP2631215B2 (ja) 露光制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term