JPS6112297A - L‐フエニルアラニンの製造方法 - Google Patents

L‐フエニルアラニンの製造方法

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JPS6112297A
JPS6112297A JP12525985A JP12525985A JPS6112297A JP S6112297 A JPS6112297 A JP S6112297A JP 12525985 A JP12525985 A JP 12525985A JP 12525985 A JP12525985 A JP 12525985A JP S6112297 A JPS6112297 A JP S6112297A
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phenylalanine
reaction
cinnamic acid
temperature
pal
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ワイネ・エリオツト・スワン
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Genex Corp
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P13/00Preparation of nitrogen-containing organic compounds
    • C12P13/04Alpha- or beta- amino acids
    • C12P13/22Tryptophan; Tyrosine; Phenylalanine; 3,4-Dihydroxyphenylalanine
    • C12P13/222Phenylalanine

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一般に、トランス−ケイ皮酸をL−フェニルアラニンに
転化するためにL−フェニルアラニンアンモニア−リア
ーゼを使用する酵素法は、(a)多量のフェニルアラニ
ンアンモニア−リアーゼ(以下、PALという)が製造
されるまで、PAL−生産微生物を水性栄養培地で好気
的に垢殖さぜる段階、(b)段階(a)で作られたPA
L−生産微生物の細胞を流体培養基全体あるいはその分
離細胞として、または単離酵素として、アンモニウムイ
オンおよびl・ランスルケイ皮酸塩イオンに接触させ、
L−フェニルアラニンへの転化が平衡に達するまで温度
およびpHを制限した条件下で反応させる段階、および
(C)その反応溶液からL−フェニルアラニンを分離、
回収する段階から成る。
上記の方法は、例えば、英国特許第1,489゜468
号(1977年10月19日)に記載されている。
この方法を商業的生産に使用する際の欠点は、PA L
が比較的不安定であること、および、基質、t−ケイ皮
酸によってPALが抑制されることであった。L−フェ
ニルアラニンを製造するよう反応を進めるため、そして
基質による抑制の影響を消すために、上記英国特許には
、多量のPAL含有細胞と過剰濃度のアンモニウムイオ
ンを使用する方法が記載されている。
ニス・ヤマダら〔「微生物の応用および環境」。
(App4 and Ellviron、 Micro
bio442 、7873−778(1981)]は、
PAL含有 Rhodotoruta gtutini
s細胞を使ってt−ケイ皮酸からL−フェニルアラニン
を製造することを述べた。彼らはこの方法が従来実用的
に応用でき々かったのは微生物性PALの低活性と不安
定さによるものであると推測した。
山田氏らは、L−イソロイシンがPALを安定させる効
果を有し、酵素の活性の有効期間を延ばすことを見出し
た。これらの著者らはさらに、基質の抑制効果を観察し
て、t−ケイ皮酸の濃度を実際的濃度(150mM)に
すると、L−フェニルアラニンの転化速度は最高速度の
半分に低重することに注目した。得られた最大収率は約
70%の範囲であったが、著名らは非常に過剰の細胞を
使用した場合でも高収率が認められなかったことを記し
ている。
本発明によると、L−フェニルアラニンの改良された製
造方法は、フェニルアラニンアンモニア−リアーゼの存
在下、約30℃以下の温度でトランス−ケイ皮酸とアン
モニウムイオンを反応させ、L−フェニルアラニンを回
収することを含む。
L−フェニルアラニンの収率は、少くとも反応過程の最
終段階で反応温度を下げることにより、実質的に増加さ
せることができることが判明した。
本発明の実施において、L−フェニルアラニンアンモニ
ア−リアーゼの存在下、トランス−ケイ皮酸とアンモニ
ウムイオンを反応させることにより、L−フェニルアラ
ニンを製造する方法が改良されたため、L−フェニルア
ラニンが高収率で得られる。
本改良は、従来使用してきた温度よシ低い温度で酵素転
化反応を行うことを含む。本発明者らは、約30℃以下
の温度で反応を進めると、L−フェニルアラニンの収率
が増すことを発見した。低温では平衡は生成物L−フェ
ニルアラニンに有利であるが、反応速度は速度論によシ
遅くなる。そのため、高い収率を得るためには長い時間
が必要である。30℃以下の温度では90%以上の収率
が得られるのに対し、温度が上昇すると、同様の条件下
で収率はかなシ低くなる。低温操作を行うことによシ、
酵素の安定性が増すという利点が加わシ、酵素含有細胞
を何度も再利用できるようになる。
所望ならば、転化反応を二段階で行うことができ、その
第一段階は、反応速度を高めるのに有利な比較的高い温
度で実施される。はるかに低温で実施される第二段階は
L−フェニルアラニンの収率を高めるのに最適である。
転化の大部分は第一段階において急速に起こるが、第一
段階では温度依存反応速度論が優勢である。約70%の
転化で平衡に達するので、第二反応段階の低い値まで温
度を下けるのが有利であシ、第二段階では90%のL−
フェニルアラニン転化で平衡に達する。しかし、初期の
反応温度を高くすると酵素の有用な寿命を組めるかもし
れないことを認識しなければならない。
一般に、その転化には、あらかじめ好気性の成長促進条
件下で培養したPAL生産微生物をオリ用する。細胞の
増殖には従来法を使用する。細胞は炭素および窒素の吸
収源、必須ビタミン類、鉱物、およびその他の成長要因
を含む栄養培地へ接種される。適切な炭素源としては、
グルコース、スクロース、糖みつ、デンプン、穀粒など
の様々な精製あるいは粗製炭水化物が挙けられる。好ま
しい炭素源はグルコースである。窒素源と゛しては、リ
ン酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウ
ム、クエン酸アンモニウム、硝酸アンモニウムなどの無
機アンモニウム塩、および大豆粉、肉煎じ汁、アミノ酸
、トウモロコシの漬は汁、蛋白質氷解物、酢母抽出物な
どの有機望素物質がある。本発明の方法に好ましい窒素
源は酵母抽出物であり、この栄養物は窒素とリンの両方
を供給するリン酸水素ニアンモニウムと結合させると有
利である。
ビタミン類、鉱物、およびその他の成長要因は炭素およ
び窒素源によって(例えば、酵母抽出物を通して)供給
されるか、あるいは別個に供給される。これらの成分は
使用する特定微生物によって変えることができる。典型
的例として、亜鉛、マンガン、鉄、コバルト、カルシウ
ムのような痕跡金ハを無機塩として、成長促進量を供給
することができる。これらの鉱物を、例えば、水道水、
?1σ水等の処理加工した水と共に供給してもよい。
上記した型の栄養培地は周知のものでアシ、組成を広範
に変えることができる。
al胞は、好気性条件下で所望の細胞濃度に増殖された
後、好気性のPAL生産条件下でPALを製造するよう
誘導される。PALi導は一般に、PALの基質として
作用する化合物を少量加えることによって達成される。
L−フェニルアラニンはPALの優秀な誘導物であυ、
L−フェニルアラニンの多くの類縁体もこの酵素の合成
を84する。例エバ、D、L−フェニルアラニン、L−
チロシンおよびり、L−チロシンがこの目的で使用でき
る。さらに、様々な粗製窒素源がPAL銹導に使用でき
ることがわかった。かかる粗W’l素源には、多量のL
−フェニルアラニンまたはL−チロジノを含む加水分解
蛋白質がある。カゼインおよび血液水解物は、PAL合
成訪導の粗製窒素源として有利に使用することができる
pALs=s物はPAL誘導量で細胞に添加されるが、
その範囲は一般に、醗酵培地の約0.1〜10y7tで
ある。好ましくは、PAL誘z与物は、醗酵培地の約4
・〜約8 ?/lの濃度で使用される。この工程中、温
度とpHのPAL@導茶件、通気および撹拌を持続する
。一般に、PAL誘導中、温度とpHは生理学的な適合
範囲内に保たれる。やや低い温度では酵素の安定性が改
善され、またPAL誘導物の消費割合が低下するため、
こうした低い温度、例えば約り5℃〜約25℃が好まし
い。PAL訪導の好ましいpHは約5.5〜7.5であ
シ、その範囲内では比較的高いPALレベルが達成され
る。
使用する細胞がPAL合成の異化抑制に敏感である場合
、誘導する前に、異化物質およびその前駆物質を培地か
ら削減あるいは排除するための手段を講じりければなら
ない。この場合、培地から細胞を分離して洗浄し、異化
物質のない培地にそれを懸濁せてもよい。あるいは、P
AL誘導を開始する前に、栄養物が実質的に消費されて
しまうまで細胞を増殖させておくこともできる。
PAL活性が少くとも−当り約0.5単位、好ましくは
少くとも一3j)約2.0単位に達するまで、細胞をP
AL誘導条件下で培養するのが有利である。PAL活性
の1単位は、22℃で秒車、90.83μmoleある
いは30℃で秒車91μmoleのt−ケイ皮酸を触媒
作用で生み出す酵素の量として定義する。こうした条件
下では、PAL活性はある点までは増加し、その後減少
しはじめることが観察された。これらの手順によって製
造されたPALは、t−ケイ皮酸とアンモニアからL−
フェニルアラニンを製造するために使用される。これら
の反応物は水性培地のPAL含有細胞に直接添加するこ
とができるし、また、そこから分離した細胞あるいは酵
素を、酵素活性が持続している間は再利用することので
きる固型支持体上に周知の方法で固定することができる
L−フェニルアラニンは、L−フェニルアラニン製造条
件下で、この方法によ、?W造される。これらの条件は
、使用する特定の微生物菌株、細胞全体あるいは無細胞
酵素製造のどちらを使うが、そして、固定システムを使
うかどうか、にょって異なる。L−フェニルアラニンを
製造するためのt−ケイ皮酸とアンモニアのPAL触媒
反応は可逆的であり、実際に平衡はL−フェニルアラニ
ンの破壊を助ける。そのため、温度以外で反応に影響を
及ぼすもう1つの要素は反応物の濃度である。
有利な反応速度とするためには、反応混合液中のt−ケ
イ皮酸の濃度を比較的高いレベルで保つのが有利である
。一方、t−ケイ皮酸の濃度が過剰だとPALの活性は
抑制される。従って、t−ケイ皮酸の濃度を上記の範囲
内に保つため姉、この反応物を反応の後期段階以外のす
べての段階で反応混合液に定期的にあるいは連続して供
給することができる。アンモニウムイオンのPALiC
対−7−る抑制効果はt−ケイ皮酸よシやや少く、その
ため、多くの先行技術の転化方法におけるアンモニウム
イオンの濃度は、L−フェニルアラニンの収率を高める
ために実質的に化学量以上である。しかし、本発明のは
るかに低い反応温度では、大幅に過剰のアンモニウムイ
オンは不必要である。一般に、t−ケイ皮酸とアンモニ
ア水(−!たけ可溶性アンモニア塩)il′i、アンモ
ニアがモル基準でt−ケイ皮酸以上であるような量で供
給される。を−ケイ皮酸は、約0.01M〜約1.0 
M、好ましくは約0.1M〜約0.5Mの濃度で反応培
地に供給される。
このt−ケイ皮酸濃度に対し、アンモニアの濃度は一般
に、約0.1〜約10.0モル、好ましくは約1.0〜
約8.0モルの範囲である。
1984年6月11日出願の我々の同時係属米国出願第
619 、183号には、制限された濃度でt−ケイ皮
酸を反応に供給する別法が記載されている。
非水相にケイ皮酸エステル、例えばケイ皮酸メチル、そ
して水相にアンモニウムイオンを含む二相生物反応混合
液を調整する。この生物反応混合液を少量のケイ皮酸エ
ステルが所望の濃度で水相に溶解する温度および溶媒条
件下に保つ。アンモニウムイオンが水相でt−ケイ皮酸
と反応してL−フェニルアラニンを製造するように、水
相を溶解したエステルを再エステル化する酵素およびフ
ェニルアラニンアンモニア−リア・−ゼと接触させる。
ケイ皮酸エステルは、再エステル化されて水相でL〜フ
ェニルアラニンに転化するため、このエステルは非水相
から溶液に入るケイ皮酸エステルで補充される。
好寸しいアンモニウム塩はハロゲンイオンを含まないも
のである。基質溶液中にハロゲンが存在するとPALの
触媒活性が抑制されることがわかった。そのため、好ま
しいアンモニウム塩には、炭酸アンモニウム、硫酸アン
モニウム、硝酸アンモニウム、クエン酸アンモニウム、
酢酸アンモニウム、およびリン酸アンモニウムがある。
特に好捷しいアンモニウム塩は炭酸アンモニウムである
基質溶液を製造する便利な方法は、アンモニア水溶液に
t−ケイ皮酸を溶解し、その後二酸化炭素の散布あるい
は硫酸などの鉱酸の添加によシ溶液のpHを所望される
ように調整するものである。
t−ケイ皮酸とアンモニアの酵素によるL−フェニルア
ラニンへの転化は、好ましくは生物反応器の中で実施さ
れる。有利には、この方法はろ過あるいは遠心分離によ
って醗酵培地から細胞を分離し、t−ケイ皮酸とアンモ
ニウムの基質溶液中にそれを懸濁させることを含む。あ
るいは、細胞またはPALを固型支持体上に固定して、
転化反応を連続的に行うことができる。
生物反応混合液は、少くとも転化過程の最終部分を通じ
て約り℃〜約30℃の温度に保たれる。
好ましくは、温度は約り℃〜約25℃である。所望なら
ば、反応速度を増加させるために、反応を反応の初期段
階でやや高い温度、たとえば約25℃で行うことができ
る。その後、収率を増加させるために反応の最終段階で
は温度を好ましくけ約り℃〜約25℃に低下させる。典
型的には、転化が約70チに達するまで反応を高い温度
で行う。
生物反応は、多量のし一フェニルアラニンが反応混合液
中に蓄積するまで続ける。適切な方法であればどんな方
法ででもL−フェニルアラニンを反応混合液から回収す
ることができる。例えば、固体をろ過あるいは遠心分離
によって除外して清浄液とL、pHをL−フェニルアラ
ニンの等電子点、すなわち約5.5調整することによっ
てその溶液からL−フェニルアラニンを沈澱させること
ができる。
以下の実施例は本発明をさらに説明するものであり、転
化反応中の温度を低下させることの有利な効果を証明す
るものである。しかし、本発明はこの実施例によって限
定されるとは解釈されない。
実施例中、略字/ c、 A、/はt−ケイ皮酸の代わ
υに使用する。
実施例1 連続的、単一流路のL−フェニルアラニン転化反応を、
バーミキュライト上に固定されたR、rubraの細胞
全体を含むプラグ流カラム生物反応器を使って行った。
以下に示す反応条件を使って実施した: 反応条件 pI(10,3 温度               20℃1流量(s
v”) 0.04 PAL活性(u/gm細胞の乾燥重量→   9゜供給
流 総アンモニア(炭酸アンモニウム     7.5Mお
よびアンモニウム水酸化物 として) C,A、 (41,、1gm/l )        
   0.278 M流出液流 2C,h、 (紫外m吸光度)          0
.0336M”r、−PRE(L−AAO検定)   
      0.2667 MI  SV”=時間当シ
の反応物体積 2 連続4日間の平均値 L−フェニルアラニン226.7mMおよびケイ皮酸3
3.6 mMの流出液測定は88.8%の転化率を与え
た。カラム中の支持物質は反応の初期段階ではケイ皮酸
に対してわずかに親和性であるため、転化は、供給流で
のケイ皮酸の濃度よυむしろ流出液での濃度に基づいて
いた。従って、供給流の濃度は反応に役立つ基質の正確
な測定ではない。供給流のケイ皮酸濃度に基づいていた
なら、見かけの転化率ははるかに高くなったであろう(
95,9%)。
これらの反応条件のもとで、keqは1.19と算定さ
れた。
実施例2 連続的、単一流路のし一フェニルアラニン転化反応を、
供給流中のケイ皮酸とアンモニアの濃度をやや高くして
、実施例1と同様の方法で行った。
反応条件は以下の通り: 反応条件 pH10,3 温度              20℃”流i (S
V”)                0.015P
AL活性(u/gm細胞の乾燥重量)90供給流 炭酸アンモニウムとして添加        2.25
Mしたアンモニア アンモニウム水酸化物として        5.60
M添加したアンモニア 総アンモニア               7.85
MC,A、 (53,98gm//−)       
     0.365M流出液流 ”C,A、 (fJ[r[光度)          
 0.043M2L−PHE (L−AAO検定)  
        0.356MI  5Vh−1==時
間当シの反応物の体積2 連続4日間の平均値 L−フェニルアラニン356mMおよびケイ皮酸43m
Mの流出液測定は、これらの反応条件のもとて転化率8
9.2%、 keql、13を与えた。
実施例3 転化率に与える反応温度の影響を説明するために、一連
のバッチ反応を温度を変えて行った。各りの例では、6
Mアンモニア、pH10,2,42mMt−ケイ皮酸お
よび50ccの基質当りIP(乾燥重量)のR,rub
ra  細胞を使って反応を2日間行った。2日間の間
に試料を採取して、L−フェニルアラニン(L−A人O
検定)とt−ケイ皮酸(紫外線吸光度)の両方を分析し
た。24時間終了までにすべての反応器で平衡が認めら
れた。各反応温度ごとに転化率とkeq’、c算定した
。以下に挙げる表は、各温度での転化率、keq、およ
びL−フェニルアラニンとt−ケイ皮酸の平衡濃度を示
している。データから温度が低下すると転化率が増加す
ることが明らかである。
温度℃mML−PHE  mM CA  転化%  k
eql2.3  37.77  4.32  89.9
3 1.4717.9  37.39  5L19  
89.02 1.2121.1  37.03  5.
80  88.17  LO726,335,276,
3683,980,9330,334,366,858
1,810,8432,933,828,2180,5
20,69実施例4 8つのパッチ反応器を使って、4つづつ15℃と30℃
でpH9,75、10,00、10,25、10,50
で反応を行った。50ccの基質当り 1. f (乾
燥重量)のR,rubra細胞(9Q u/gm )と
40 mM CAおよび7.5Mアンモニアを使って反
応を進めて平衡にした。L−フェニルアラニンとt−ケ
イ皮酸の平衡濃度は、それぞれL −AAO検定と紫外
線吸光度によって測定し、それを使ってkeqを算定し
た。結果ヲ表1に示す。L−フェニルアラニンへの転化
(keq )は温度に依存しておシ、基本的にはpHと
は無関係である。
表1 手続補正書(自発) 昭和60・年7・3見  8

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェニルアラニンアンモニア−リアーゼの存在下
    、約30℃以下の温度でトランス−ケイ皮酸とアンモニ
    ウムイオンを反応させ、L−フェニルアラニンを回収す
    ることから成るL−フェニルアラニンの製造方法。
  2. (2)該温度が5℃〜25℃である特許請求の範囲第1
    項に記載の製造方法。
  3. (3)フェニルアラニンアンモニア−リアーゼの存在下
    、トランス−ケイ皮酸とアンモニウムイオンを二段階反
    応で反応させ、その第一段階を反応速度を最適化するた
    めに比較的高温で実施し、第二段階を収率を最適化する
    ために30℃以下の低温で実施するものとし、L−フェ
    ニルアラニンを回収することから成るL−フェニルアラ
    ニンの製造方法。
  4. (4)反応の第一段階を約25℃の温度で実施し、第二
    段階を約5℃〜約25℃の温度で実施することから成る
    、特許請求の範囲第3項に記載の製造方法。
JP12525985A 1984-06-11 1985-06-11 L‐フエニルアラニンの製造方法 Pending JPS6112297A (ja)

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