JPS6112242Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6112242Y2
JPS6112242Y2 JP16479682U JP16479682U JPS6112242Y2 JP S6112242 Y2 JPS6112242 Y2 JP S6112242Y2 JP 16479682 U JP16479682 U JP 16479682U JP 16479682 U JP16479682 U JP 16479682U JP S6112242 Y2 JPS6112242 Y2 JP S6112242Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilting guide
brake lever
guide shaft
expansion
caster
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16479682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5967306U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16479682U priority Critical patent/JPS5967306U/ja
Publication of JPS5967306U publication Critical patent/JPS5967306U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6112242Y2 publication Critical patent/JPS6112242Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この案は、椅子や大型かばん等の移動利用を図
るために装備されるキヤスターに関し、さらに詳
しくはそのキヤスターに回動停止手段を備えて移
動・停止の便宜を図るようにしたブレーキ装置付
きキヤスターに関する。
(ロ) 考案の背景 従来、この種のキヤスターとして実公昭48−
20225号公報記載のものが提案された。
しかし、この構造のものはキヤスター本体内に
軸支板を定着し、この軸支板に支持されたバネの
小曲係合子を車輪内面の係合歯に係合する構造で
あり、バネを用いて先端の係合子を保持するだけ
であるからブレーキ自体不安定で強い衝撃や、傾
斜がきつい場合にブレーキが外れたり、かつ容易
に破損する欠点があり、しかも構造的に複雑であ
り、組立てが不便でコスト的にも高くなる欠点も
有している。
(ハ) 考案の目的 この考案は、ブレーキ作動を確実かつ安定した
状態で行なうことができ、しかも部品点数が少な
く、組立てが容易で、安価に得ることのできるキ
ヤスターの提供を目的とする。
(ニ) 考案の要約 この考案は、ブレーキの下方傾動により傾動案
内軸を下動させて拡縮片上部開放両端部を車輪の
内面およびボス部外周面の係止面に押圧係止する
ように構成したキヤスターであることを特徴とす
る。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、ブレーキレバーの傾動操作
に基づいてこれと一体の傾動案内軸が拡縮片のU
形溝内の小幅部と大幅部との間を変位移動するた
め、傾動案内軸が小幅側に移動したときは、この
U形溝が押し拡げられてその開放端側が外向きに
拡がり、これに伴い車輪の内側および車輪のボス
部外周面に刻設された係止面と押圧接触して車輪
の回動は停止される。
一方、大幅側に変位移動したときは、傾動案内
軸はU形溝に対し遊嵌状態にあつて拡縮片は拡が
らず、車輪は通常の回動状態にある。
このように、ブレーキ作動を確実かつ安定した
状態で行なうことができ、しかもブレーキ手段は
ブレーキレバーに連動する傾動案内軸とその傾動
に対応して拡縮する拡縮片とを装備すればよいた
め、部品点数が少なくてすみ、しかも構造が簡単
で組立てが容易なため、製作が容易であるなど極
めて経済的となる。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を、以下図面に基づいて詳
述する。
図面は双輪キヤスターを示し、第1図はその外
観図を示し、上面に支持脚部1を突設したキヤス
ター本体2と、その両側面に装着される車輪3,
3と、キヤスター本体2の窓孔4,4を介して装
着される一対のブレーキレバー5,5とから構成
される。
上述のブレーキレバー5,5は、キヤスター本
体2の半月状の周壁6に上下方向に円弧状に穿設
した一対の窓孔4,4を介して取付けられ、その
周壁6の外部に外端が突設される一方、内端が周
壁6の内部に臨んでブレーキ機構7に連結され
る。
上述のブレーキ機構7は、ブレーキレバー5の
内端を枢支するための枢支ピン8と、ブレーキレ
バー5に支持されてその傾動方向に連動して変位
する傾動案内軸9と、傾動案内軸9を係合して拡
縮変形する拡縮片10と、この拡縮片10と押圧
接触自在に対応する係止面11を備えた車輪3と
から構成される。
上述の枢支ピン8は、キヤスター本体2の中央
内壁12に横貫支持され、その両端部でブレーキ
レバー5,5の各内端部を枢支している。これに
よりブレーキレバー5は内端を支点に傾動自在に
設けられ、また内端部近傍には長孔13が穿設さ
れ、これに後述する傾動案内軸が軸支される。
上述の傾動案内軸9は、中央部を大径に両端を
小径にした段付き形状に設けられ、大径部はキヤ
スター本体2の軸心を中心とする同心円上の円央
内壁12を穿設した円弧状の傾動案内孔14に挿
通されるとともに、ブレーキレバー5の長手方向
に穿設された長孔13に挿通され、その両端の小
径部が後述する拡縮片のU形溝に係合する。
上述の拡縮片10は、第4図に示すように、円
弧状に設けられた下部が、中央内壁12に横貫支
持された固定ピン15によりキヤスター本体2に
取付けられ、この円弧状の上部より下部にかけて
はその中央長手方向を円孤状に切欠いたU形溝1
6を設け、このU形溝16は上部開放端側を大幅
にし、これより漸次下部閉鎖端側を幅狭に設けて
いる。なお、U形溝16は上述の傾動案内孔14
と同対応位置になるようキヤスター本体2に装着
されており、傾動案内孔14を介した傾動案内軸
9がこのU形溝16内に拡縮対応させるべく係合
されている。
17は拡縮片の下部を固定するための支持突起
である。
上述の車輪3は、内周面とボス部外周面とに凹
凸状の係止面11がそれぞれ刻設され、上述の拡
縮片10の開放端内外両片とそれぞれ押圧接触し
てくい込ませることにより車輪3を回動停止する
ように設けている。なお、ブレーキ機構7は中央
内壁12を中心に左右対称に同機構が装備されて
双輪に対応するよう設けられ、またこれら軸部以
外の各部品は樹脂成形にて設けられている。
このように構成されたキヤスターは、通常ブレ
ーキレバー5,5がキヤスター本体2に対し水平
状態にあつて傾動案内軸9は拡縮片10の大幅部
に位置するため、拡縮片10は何ら変形せず、車
輪3,3は回動自在の状態にあり、自由にキヤス
ターを作動し得る。そして、車輪を回動停止する
ときは、ブレーキレバー5,5を足で踏んで下方
に傾動させれば、その傾動操作に基づいて傾動案
内軸9がブレーキレバー5の長孔13内を摺動し
つつ、傾動案内孔14に沿つて下動し、傾動案内
軸9はU形溝16の小幅部側へと移動してU形溝
幅を押し拡げる。これに伴い拡縮片10の開放端
内外部分はそれぞれ相反する両側に拡がつて車輪
3の各係止面11,11にそれぞれ押圧されてく
い込み、車輪3の回動は停止される。そして、ブ
レーキレバー5を再び元の水平位置に復帰させれ
ば、傾動案内軸9はU形溝内を上動し、これい伴
い拡縮片10は元の形状に縮小して戻ると同時に
車輪3に対する係止作用が外れて車輪3は通常の
回動自在の状態に戻る。
なお、上述の一実施例においては双輪キヤスタ
ーを例にとつて示したが、その他のキヤスターに
適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は双
輪キヤスターの斜視図。第2図はその展開斜視
図。第3図はその要部側面図。第4図はそのブレ
ーキ機構に使用される拡縮片を示す側面図であ
る。 2……キヤスター本体、3……車輪、5……ブ
レーキレバー、7……ブレーキ機構、8……枢支
ピン、9……傾動案内軸、10……拡縮片、11
……係止面、16……U形溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤスター本体の側面に、内面およびボス部外
    周面に凹凸状の係止面を形成した車輪を装着し、 キヤスター本体の周壁に設けた窓孔よりブレー
    キレバーの内端を差込んで、キヤスター本体の内
    壁に枢支ピンによりブレーキレバーの内端部を枢
    支させ、 この枢支ピンの窓孔側の内壁に傾動案内孔を設
    けると共に上記ブレーキレバーの中央に長孔を設
    け、 この長孔および傾動案内孔に傾動案内軸を係合
    させると共に、この傾動案内軸を拡縮変形する拡
    縮片のU形溝にも係合させ、 このU形溝は上部開放端側を大幅にし、下部の
    閉鎖端側に至る程順次小幅に形成し、 上記ブレーキレバーの下方傾動により傾動案内
    軸を下動させて、拡縮片上部開放両端部を前記車
    輪の内面およびボス部外周面の係止面に押圧係止
    するように構成したキヤスター。
JP16479682U 1982-10-28 1982-10-28 キヤスタ− Granted JPS5967306U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16479682U JPS5967306U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 キヤスタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16479682U JPS5967306U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 キヤスタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967306U JPS5967306U (ja) 1984-05-07
JPS6112242Y2 true JPS6112242Y2 (ja) 1986-04-17

Family

ID=30361203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16479682U Granted JPS5967306U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 キヤスタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5967306U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5957100B2 (ja) * 2015-01-14 2016-07-27 シャープ株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5967306U (ja) 1984-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4035864A (en) Lockable caster, more particularly swivel caster
US4503943A (en) Caster with a stopper
US8474840B2 (en) Collapsible skateboard
JPS6335893Y2 (ja)
GB2054070A (en) Castors
US4985960A (en) Caster with lever for braking and direction setting
US20050098969A1 (en) Mechanism for selectively locking swingably mounted wheel assemblies
US4793445A (en) Caster brake assembly
US2707794A (en) Brake-equipped casters
JPS6112242Y2 (ja)
JP4915646B2 (ja) キャスター
JP3971582B2 (ja) キャスタ
US3066764A (en) Caster brake and lock
JPS587482B2 (ja) 自在キヤスタのフオ−ク脚ロツク装置
JPS6229281Y2 (ja)
GB2422881A (en) Stroller having brake device
JP3243730B2 (ja) ロック機構付きキャスタ
JP3002761B2 (ja) キャスターの制動機構
JPH0537844Y2 (ja)
JPH079601U (ja) 幼児用椅子等の車輪の制動機構
JPH0131443Y2 (ja)
JP2579512Y2 (ja) 台 車
JPH0737923Y2 (ja) 双輪キャスタ
JP5054468B2 (ja) キャスタ装置
JP3185121B2 (ja) 自動旋回規制キャスター