JPS61122122A - 超イオン伝導体及び固体電池 - Google Patents
超イオン伝導体及び固体電池Info
- Publication number
- JPS61122122A JPS61122122A JP24107584A JP24107584A JPS61122122A JP S61122122 A JPS61122122 A JP S61122122A JP 24107584 A JP24107584 A JP 24107584A JP 24107584 A JP24107584 A JP 24107584A JP S61122122 A JPS61122122 A JP S61122122A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixture
- super
- conductive material
- ion conductive
- battery
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、陽イオンが固体中の電荷担体となる超イオ
ン伝導体とその応用である固体電池に関するものである
。
ン伝導体とその応用である固体電池に関するものである
。
固体中を電子ではなくイオンによって電荷が運ばれる超
イオン伝導体は、液漏れのない高信頼性が必要とされる
電池の電解質や、センサー、電気化学的デバイス等に広
く応用されはじめている。
イオン伝導体は、液漏れのない高信頼性が必要とされる
電池の電解質や、センサー、電気化学的デバイス等に広
く応用されはじめている。
超イオン伝導体が上記応用分野に一層広く適用されるた
めには、その導電率が大きいこと、電池を形成したとき
これが高エネルギー密度を有することが要求される。
めには、その導電率が大きいこと、電池を形成したとき
これが高エネルギー密度を有することが要求される。
従来、導電率の大きい超イオン伝導体として、Ag3S
I、RbAg4 ■5.Ag516 (C6H6N)
、Ag5 r5 WO2等(D銀イオン導電体が知られ
ている。これらの化合物はα−AgI型とよばれる構造
、即ち、単位体積当りのAg+イオンの数に比べて、単
位体積当りの、Ag+イオンが占めることができる位置
の数が多いいわゆる一層 −l 平均構造を有するため、室温で1O8CI11 前後
の高い導電率を示す。
I、RbAg4 ■5.Ag516 (C6H6N)
、Ag5 r5 WO2等(D銀イオン導電体が知られ
ている。これらの化合物はα−AgI型とよばれる構造
、即ち、単位体積当りのAg+イオンの数に比べて、単
位体積当りの、Ag+イオンが占めることができる位置
の数が多いいわゆる一層 −l 平均構造を有するため、室温で1O8CI11 前後
の高い導電率を示す。
しかし、これらの銀イオン導電体を用いて電池を形成し
た場合、該電池はその出力電圧が低い、即ちエネルギー
密度が小さいという欠点があった。
た場合、該電池はその出力電圧が低い、即ちエネルギー
密度が小さいという欠点があった。
例えば
(−> Ag lAg3 S I I I2
(+)銀電池では、その開路電圧は0.68Vと、比
較的低い値しか示さない。
(+)銀電池では、その開路電圧は0.68Vと、比
較的低い値しか示さない。
この発明は、このような問題点を解消するためになされ
たもので、導電率が高い超イオン伝導体を提供すること
、及びその超イオン伝導体を用いた高エネルギー密度の
固体電池を提供することを目的とするものである。
たもので、導電率が高い超イオン伝導体を提供すること
、及びその超イオン伝導体を用いた高エネルギー密度の
固体電池を提供することを目的とするものである。
この出願の第1の発明に係る超イオン伝導体は、導電率
の高い代表的な平均構造を有するAg3SIの一部をリ
チウム化合物で置換して合成したもので、その組成がA
g/2QLil−1! O/−XSXI (0≦xく
1)の化学式で表わされるものである。
の高い代表的な平均構造を有するAg3SIの一部をリ
チウム化合物で置換して合成したもので、その組成がA
g/2QLil−1! O/−XSXI (0≦xく
1)の化学式で表わされるものである。
また、この出願の第2の発明に係る固体電池は、電解質
に上記超イオン伝導体を、負極活物質にリチウムを用い
たものである。
に上記超イオン伝導体を、負極活物質にリチウムを用い
たものである。
この出願の第1の発明のAg /’r2XLtl−u
o、−、s、r(O≦x<l)の化学式で表わされる超
イオン伝導体は、常温で、通常のリチウムイオン導電体
に比較して高い導電率を示す。
o、−、s、r(O≦x<l)の化学式で表わされる超
イオン伝導体は、常温で、通常のリチウムイオン導電体
に比較して高い導電率を示す。
また、この出願の第2の発明の固体電池は、電解質に上
記超イオン伝導体を、負極活物質にリチウムを用いてこ
れを形成したから、従来の銀電池よりも大きな開路電圧
を示し、高エネルギー密度の電池が得られる。
記超イオン伝導体を、負極活物質にリチウムを用いてこ
れを形成したから、従来の銀電池よりも大きな開路電圧
を示し、高エネルギー密度の電池が得られる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
図面は電解質に本願の第1の発明の一実施例による超イ
オン伝導体を用いて構成した本願の第2の発明の一実施
例による固体電池を示し、図において、1はリチウムか
らなる負極、2はAg/+21Liユ。
オン伝導体を用いて構成した本願の第2の発明の一実施
例による固体電池を示し、図において、1はリチウムか
らなる負極、2はAg/+21Liユ。
O7,sχI (0≦xく1)の超イオン伝導体で構
成される電解質、3は正極であり、これはヨウ素とこれ
に導電性を良好に保つために添加されたカーボン粉末と
からなる。41!I7−ド線、5は負荷であり、この場
合本固体電池の外部回路は、該負荷5及びリード線4か
らなるものとなっている。
成される電解質、3は正極であり、これはヨウ素とこれ
に導電性を良好に保つために添加されたカーボン粉末と
からなる。41!I7−ド線、5は負荷であり、この場
合本固体電池の外部回路は、該負荷5及びリード線4か
らなるものとなっている。
この超イオン伝導体を得るに当たっては、導電率が高(
、代表的な平均構造を有するAg3 S Iに着目し、
その一部をリチウム化合物で置換し、目的とするリチウ
ムイオン導電体を合成した。即ち、Ag11モルと、(
Ag2S+Li20)の混合物1モルとを混合し、これ
をパイレックス管に真空封入し、生成物の分解防止のた
めのイオウ粉末を、同一パイレックス管内の上記真空封
入した混合物と接触しない位置に真空封入し、500℃
。
、代表的な平均構造を有するAg3 S Iに着目し、
その一部をリチウム化合物で置換し、目的とするリチウ
ムイオン導電体を合成した。即ち、Ag11モルと、(
Ag2S+Li20)の混合物1モルとを混合し、これ
をパイレックス管に真空封入し、生成物の分解防止のた
めのイオウ粉末を、同一パイレックス管内の上記真空封
入した混合物と接触しない位置に真空封入し、500℃
。
24時間かけて下記の化合物を焼結させた。
Ag /+22 Li z−220t−zsz I
(0≦xく1)この化合物の導電率(体積抵抗率)を
測定したところ、混合比率にもよるが、常温で通常のリ
チウムイオン導電体に比較して1桁以上高い10 5c
m−1以上の値を示した。
(0≦xく1)この化合物の導電率(体積抵抗率)を
測定したところ、混合比率にもよるが、常温で通常のリ
チウムイオン導電体に比較して1桁以上高い10 5c
m−1以上の値を示した。
この化合物を電解質とし下記の組合せとした電池、即ち
電解質番に上記超イオン伝導体Ag /−):l□L
i z−mO7−7S工I (0≦xく1)を、負極
にリチウムLiを、正極にヨウ素■2を用いた電池が本
出願の第2の発明の固体電池である。
電解質番に上記超イオン伝導体Ag /−):l□L
i z−mO7−7S工I (0≦xく1)を、負極
にリチウムLiを、正極にヨウ素■2を用いた電池が本
出願の第2の発明の固体電池である。
() Li lAgn>zLi2−2zo+−zs:c
I l 12 (+)この固体電池においては、負極
1でリチウムLiは電子を放出してリチウムイオン・L
i+となり、これは電池内を正極3方向に進み、一方上
記放出された電子は該方向と反対方向に進行する。上記
リチウムイオンLi+はヨウ素イオンI−と結合してL
iIとなり、電気的に中性の状態になることにより反応
は完結する。上記電子は負極lから外部回路を通り、負
荷5で仕事をして正極3に到達する。
I l 12 (+)この固体電池においては、負極
1でリチウムLiは電子を放出してリチウムイオン・L
i+となり、これは電池内を正極3方向に進み、一方上
記放出された電子は該方向と反対方向に進行する。上記
リチウムイオンLi+はヨウ素イオンI−と結合してL
iIとなり、電気的に中性の状態になることにより反応
は完結する。上記電子は負極lから外部回路を通り、負
荷5で仕事をして正極3に到達する。
本実施例の電池は、その開路電圧は、約2.2vを示し
、これは従来の銀電池 (−)Li lAg5sI l 12 (+)の0.
68Vに比較して3倍以上も高いものであり、で液漏れ
の心配は全くない。
、これは従来の銀電池 (−)Li lAg5sI l 12 (+)の0.
68Vに比較して3倍以上も高いものであり、で液漏れ
の心配は全くない。
なお上記実施例では、電池の正極にヨウ素I2を用いた
が、これは他のハロゲンBr2.C12を用いてもよく
、’rts2のようなインターカレーション化合物を用
いてもよい。
が、これは他のハロゲンBr2.C12を用いてもよく
、’rts2のようなインターカレーション化合物を用
いてもよい。
以上のように、この発明によれば、その組成がAg +
−tztLiz−zz 0t−2sz I (0≦x
〈1)の化学式で表わされる超イオン伝導体を合成し、
さらにこれを電解質とし、リチウムを負極とする電池を
形成したので、エネルギー密度が高く高信頼性の電池が
得られる効果がある。
−tztLiz−zz 0t−2sz I (0≦x
〈1)の化学式で表わされる超イオン伝導体を合成し、
さらにこれを電解質とし、リチウムを負極とする電池を
形成したので、エネルギー密度が高く高信頼性の電池が
得られる効果がある。
図面は本願の第1の発明の一実施例による超イオン伝導
体を電解質に用いて形成された本願の第2の発明の一実
施例による固体電池を示す構成図である。 1・・・負極(Lf ) 、2・・・電解質(Ag/−
?ZえLiz−1201−1S zl + 0≦xく
1)。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
体を電解質に用いて形成された本願の第2の発明の一実
施例による固体電池を示す構成図である。 1・・・負極(Lf ) 、2・・・電解質(Ag/−
?ZえLiz−1201−1S zl + 0≦xく
1)。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)銀、リチウム、酸素、硫黄、及びヨウ素の化合物
からなる超イオン伝導体であって、その組成がAg_1
_+_2_xLi_2_−_2_xO_1_xS_xI
(0≦x<1)の化学式で表わされることを特徴とする
超イオン伝導体。 - (2)その負極活物質がリチウムである固体電池におい
て、該固体電池の電解質にAg_1_+_2_xLi_
2_−_2_xO_1_−_xS_xI(0≦x<1)
の化学式で表わされる超イオン伝導体を用いたことを特
徴とする固体電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24107584A JPS61122122A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 超イオン伝導体及び固体電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24107584A JPS61122122A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 超イオン伝導体及び固体電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122122A true JPS61122122A (ja) | 1986-06-10 |
Family
ID=17068921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24107584A Pending JPS61122122A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 超イオン伝導体及び固体電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61122122A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116642A (en) * | 1979-03-01 | 1980-09-08 | Citizen Watch Co Ltd | Solid electrolyte composition |
JPS55117871A (en) * | 1979-03-01 | 1980-09-10 | Citizen Watch Co Ltd | Solid electrolyte cell |
JPS55119365A (en) * | 1979-03-07 | 1980-09-13 | Citizen Watch Co Ltd | Solid-electrolyte battery |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP24107584A patent/JPS61122122A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55116642A (en) * | 1979-03-01 | 1980-09-08 | Citizen Watch Co Ltd | Solid electrolyte composition |
JPS55117871A (en) * | 1979-03-01 | 1980-09-10 | Citizen Watch Co Ltd | Solid electrolyte cell |
JPS55119365A (en) * | 1979-03-07 | 1980-09-13 | Citizen Watch Co Ltd | Solid-electrolyte battery |
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