JPS61121284A - 高周波加熱装置用導波管フイルタ装置 - Google Patents

高周波加熱装置用導波管フイルタ装置

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JPS61121284A
JPS61121284A JP24370584A JP24370584A JPS61121284A JP S61121284 A JPS61121284 A JP S61121284A JP 24370584 A JP24370584 A JP 24370584A JP 24370584 A JP24370584 A JP 24370584A JP S61121284 A JPS61121284 A JP S61121284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorber
waveguide
fundamental wave
wall surface
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP24370584A
Other languages
English (en)
Inventor
楠木 慈
昌弘 新田
等隆 信江
戸田 喜博
公明 山口
松本 孝広
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子レンジ等の高周波加熱器に用いられる導波
管フィルタ装置に関するものである。
従来の技術 電子レンジ等に用いられるマグネトロンは、基本波f□
 (915MHzや2450MHz)の他に高調波nX
f□ (n :整数)電波を発生する。これらの高調波
は通信系に悪影響を与えるため抑止する手段が必要とな
る。
導波管に周波選択性をもたせることは解決手段として有
効であり、(特開昭52−56425号公報)などの如
く、共振窓型のフィルタが提案されている。
本発明が解決しようとする問題点 ところが、これら従来例においては周波数選択性が、基
本波以外の周波数成分に対し従来例第7図窓板5による
電磁界の乱れにともなうリアクタンスの不整合によりマ
グネトロン側に反射させることにより得られているので
、電子レンジの如く比較的短かい導波管4でかつ基本波
に対しても常に整合状態で使うとは限らぬ場合は、窓の
設は方に細心の注意をはられないとフィルタ要素の窓を
つけることによりかえって高調波が増加する時がある。
本発明は前記高周波の増加を防止することを巨木発明の
導波管フィルタ装置は、導波管内に吸収体を施し、かつ
吸収体の施す位置と大きさを工夫することで従来例の問
題を解決するものである。
作  用 導波管のと部管壁に最大長さが基本波の4分の1波長以
下の薄い吸収体を基本波電界強度の弱い部分に施すこと
により基本波での発熱や基本波損失が小さく、高調波に
対する損失を大きくするものである。電波吸収体による
フィルタのために、高調波は吸収体で吸収され熱エネル
ギに変化するため、マグネトロン側に反射することなく
安定した周波数選択特性を得ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する
。第1図において、電子レンジは底板1、ボディカバ2
、加熱室3、導波管4、吸収体12、マグネトロン6か
らなり、マグネトロン6へは電源7から給電する。加熱
室内には受皿8や回転車9があり、駆動軸10により回
転するよう受皿8は回転自在に設けられている。底板1
には脚11が設けである。
第2図には第1図の局部拡大斜視図を示す。導波管4を
構成する導波管部材13にはマグネトロンアンテナ14
側のコーナに厚み2朋以下の吸収体12が導波管と壁面
に固着しである。
以下、用いる吸収体の形状と厚み、取付は位置の工夫に
ついて説明をする。実験に用いた吸収体12はMF−1
17(エマーソンアンドカミング社製)であり、電子レ
ンジは当社NE−650である。
高調波に対する吸収をよく、するには吸収体の体積は大
きい程効果がある。しかし電子レンジで用いる場合、大
きい吸収体は、基本波により加熱されひどい場合は焼損
してしまう。従って、吸収体の形状は基本波で焼損しな
い範囲でできるだけ大きくする必要がある。導波管内の
基本波に対する電磁界パターンも一様ではないので吸収
体の取付は位置も考慮に入れる必要がある。
第3図には実験゛した電子レンジの導波管内電磁界パタ
ーンを導波管上面で測った等電位線で示した。測定はφ
1.4の孔を1辺が2IwIlffの正三角形頂点に多
数配置したパンチング孔を設は導波管上壁面に長さ4′
1Mの探針を入れて行なった。信号源にはSGを用い、
マグネトロンアンテナは動作点測定用プローグを用いた
。A点はマグネトロンアンテナ位置を示す。
斜線を施した部分は、電界強度がアンテナ部よりも20
dB以上低い領域を示している。これは導波管上壁面全
面に吸収体を6朋位の厚さで貼付上電波を出したときに
吸収体が電波で加熱され大部分が焼損するが、焼損しな
いで残った部分のパターンとよく一致している。図から
判るように吸収体に関しては、その形状の最大辺の長さ
がλg/4を超えぬ程度にすることが必要条件である(
λg:基本波に対する管内波長)。
第2図の吸収体12の寸法をW≠30ff  D≠20
ffとして基本波に対する発熱を少なくし、多少発熱し
ても熱伝導性のよい導波管壁に放熱しやすい厚みを1〜
5Mの範囲で検討し、厚さ3H以下であれば基本波によ
る焼損に対して余裕があることを確認した。なお吸収体
12(MF−117)の熱伝導率は30X10  (c
al/gec−cm・’C)で電波吸収特性は次表のよ
うに周波数で変化する。
第4図には吸収体の厚さ約1.5朋のときの輻射電力を
吸収体がない場合との相対値で示す。上記効果は基本波
に対しては大きさと位置の工夫で殆ど無損失の吸収体が
、高調波に対しては、短波長なので相対的に大きい形状
の吸収体としてみえて、結果的に吸収効果を発揮するも
のと考えられる。
別の実施例を第5.第6図に示す。
発明の効果 以上のように本発明の導波管フィルタ装置は、アンテナ
部電界強度よりも20dB以上電界が弱い領域に、最大
辺の長さがλg/4を超えぬ電波吸収体薄板を設けた構
成なので、電力用フィルタとして基本波損失が少なく、
吸収体が焼損することもなく、高調波に対しては吸収効
果が発揮でき実用的なものである。特に吸収体は導波管
部材に固着する構成なので、薄板鋼板による導波管組立
て加工もしやすいし、同様の理由で吸収体の放熱もしや
すい。
なお、吸収体として高温用複合フェライト等を用いれば
吸収体の焼損に対する余裕度を向上できる。
窓型導波管フィルタ等にくらべて不要な輻射電力は熱エ
ネルギとして吸収体に消費されるので安定した性能が確
保できる。
導波管部材の上壁面とはマグネトロンアンテナ上面と対
向する部分をさすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断m1図、第2図は第
1図の導波管部の一部破断斜視図、第3図は導波管内の
電界パターン図、第4図は$7戸導例 に町d補′連b
6へて・治る・ 4・・・・・・導波管、12・・・・・・吸収体、13
・・・・・・導波管部材、e・・・・・・吸収体の最大
辺の長さ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第4
図 用液域 第 5図              I2・・・畦畷
λネ第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導波管を有する電子レンジの導波管部材の上壁面
    のうちアンテナ部電界強度よりも20dB以上電界が弱
    い領域に薄板吸収体の最大辺の長さがλg/4(λg:
    基本波の管内波長)を超えぬ形状の吸収体を導波管部材
    の上壁面に沿って固着したことを特徴とする高周波加熱
    装置用導波管フィルタ装置。
  2. (2)薄板吸収体を導波管部材の上壁面、側壁面と短絡
    面で構成されるコーナ部に上壁面に沿って設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の高周波加熱装置
    用導波管フィルタ装置。
  3. (3)薄板吸収体の材質を耐熱温度100℃以上の耐熱
    性部材で構成した特許請求の範囲第1項記載の高周波加
    熱装置用導波管フィルタ装置。
JP24370584A 1984-11-19 1984-11-19 高周波加熱装置用導波管フイルタ装置 Pending JPS61121284A (ja)

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