JPS61119868A - 材料供給機構用カム装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は材料の供給機構と連動し、上記材料たとえば厚
紙等をホッパーから取り出し、この取り出した厚紙等を
加工又は使用する位置に運んで置くためのカム装置に関
する。

（従来技術、問題点、及び本発明の目的）上記のような
カム装置及び材料供給機構については公知のもの、たと
えば米国特許 第３，５７５．４０９号が開示したものがあるが、この
ような公知の装置と比較すれば、本発明は、材料供給装
置の構成部品の数を減少させ、上記材料供給装置全体の
作動を円滑にし、ざらに撮動を発生させることなく作動
速度を増大させ得るカム装置を提供することを目的とす
る。

（発明のＩｌｌ！要） 上記目的達成のために、本発明は、材料供給機構のため
のカム装置を提供するものであり、このカム装置はカム
プレートと、このカムプレートに形成された連続する第
１カム案内装置及び比較的浅い第２カム案内路と、上記
連続する第１カム案内路の中でのみ移動する第１カムフ
ォロアと、上記第１カム案内路と第２カム案内路との中
で移動する第２カムフォロアを含むカムフォロアを含む
カムフォロアと、上記カムフォロアを上記カム案内路に
対して移動させる駆動装置とを有し、上記カムフォロア
は材料運搬装置に連結され、−り間第１カム案内路及び
第２カム案内路はそれぞれ弧状部を９み、この弧状部は
、上記第１カムフォロア及び第２カムフォロアがそれぞ
れ対応する弧状部に係合し、この構造により上記材料運
搬装置は上記カムプレートの中心軸線から遠去かる外側
への移動及び上記カムプレートに近づく内側への後退と
を行なう。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図によって詳細に説明する。

第９図に従来の材料供給機構を示す。この材料供給は構
はカム装置１を有し、このカム装置１は主駆動軸２で駆
動され、離間した３個の偏心アーム３，３．３を回転さ
せる。この各偏心アームは同様の偏心アーム４，４．・
・・に接続され、この偏心アーム４は同様の偏心アーム
４，４．・・・によって回転板５に支持されて上記駆動
軸に平行に延びる。上記回転板５は上記駆動軸２と共に
回転できるように固定される。従って、上記３個のリン
ク軸は上記駆動軸に平行に、かつ上記駆動軸の外側に延
びる。上記各リンク軸は複数の真空カップ７゜７、・・
・を支持し、この真空カップ７は支持ブロック８，８．
・・・に取り付けられ、この支持ブロック８は上記リン
ク軸に固定される。上記支持ブロックはそれぞれ連結棹
９によって上記駆動軸に連結され、この連結棹９は支持
ブロック８に摺動挿入され、この支持ブロック８は上記
駆動軸に取りイ］けられる。上記駆動軸が回転すると、
上記カム装置が上記偏心アームを回転さけるので、上記
リンク軸が上記真空カップと共に上記駆動軸に離合する
方向に移動しながら上記駆動軸を中心として回転する。

この作動については上記米国特許第３，５７５，４０９
号に詳細に記載されている。

本発明のカム装置は、上記カム装置１に代わるものであ
り、上記と同様の材料供給機構に取り付けられる。本発
明に基づくカム装置は、説明簡潔化のために偏心アーム
が１個のみの場合を例として説明するが、実際に使用す
る場合にはこのカム装置は複数たとえば３個のリンク軸
と、これに共働する複数の、たとえば３個の材料供給機
構制御用偏心アームとを支持する。

次に第１図及び第２図にカム装置１０を示す。

このカム装置１０は、供給すべき物、たとえば厚紙をホ
ッパーから引き出し、この厚紙を加工位置又は使用位置
に置くための材料供給門構の一部を形成する。

上記カム装置１０は板状駆動部材すなわち駆動板１２を
有し、この駆動板１２は主駆動軸１４に取り付けられ、
この主駆動軸１４によりカムプレート１６に対して回転
される。上記駆動板とカムプレートは重ね合わされ、こ
の駆動板を上記駆動軸が貝き、この駆動軸は上記カムプ
レート１６の盲穴１８に、この盲穴の中で回転できるよ
うに、回転支持される。

カム軸２０は回転する軸受２２に回転できるように支持
され、この軸受２２は上記駆動板１２の穴２４に入り、
上記カム軸の中心軸線は上記主駆動軸の中心軸線に平行
である。上記カム軸の一方の端部がカムの細長いアーム
２６に固定されているので、上記カムのアームが上記カ
ム軸に結合され、このカム軸の端部から端部までの間の
部分と共に回転する。上記カムのアームの一方の端部は
ローラー型カムフォロアすなわちフォロア２６を回転で
きるように支持し、上記カムのアームの反対側の端部は
１対の回転する動輪のローラー型のカムフォロアすなわ
ちフォロア３０．３２を支持する。

上記カム軸の反対側の端部は、上記駆動板１２を貴いて
延び、偏心アーム３４の一方の端部に固定される。リン
ク軸３６は上記偏心アームの上記反対側の端部から延び
て支持ブロック３８を支持し、この支持ブロック３８Ｇ
；Ｊ：摩擦の小さい材料で作られる。この支持ブロック
は供給材料運搬装置たどえぼ真空カップ（図示Ｕず）の
支持部材を有する。リンクｉｌ＊３６は主駆動軸１４に
平行である。

非作動運動用連結棹４０は、上記リンク軸３６と主駆動
＠１４どを連結する。この連結棹４０の一方の端部は支
持部材４２に挿入され、この支持部材４２は上記駆動＠
１４に取り付けられ、上記連結棹の他方の端部は支持ブ
ロック３８に固定される。

したがって、上記カムのアーム及びこれと共働するフォ
ロアは上記駆動板（上記カムプレートと並列）の一方の
端部にあり、上記連結棹及びこれに連結された支）、″
１部材は上記駆動板の反対側の面にある。

第３回乃至第６図において、第３図乃至第５図にカムプ
レート１６を略図的に示す。このカムプレート１６は上
記カムのアーム２６とこれに共−するフォロアを有し、
このカムのアーム２６とフォロアは上記カムプレート１
６に直列的に続く位置にある。

上記カムプレートに、連続的な深いカム案内路４４が形
成され、このカム案内路４４は湾曲した浅いカム案内路
４６を有し、この浅いカム案内路４６は入口部４６ａ、
出口部４６ｂ、及び連続部４６Ｇを有する。上記入口部
及び出口部の端部は上記深いカム案内路４４の横断部分
４４ｂに開口し、上記連続部４６ｃの端部は上記出口部
４４ｂに開口し、この出口部４４ｂは出口部４４ｂに整
列し、上記浅いカム案内路の反対側の端部は上記深いカ
ム案内路の湾曲した入口部４４ａに開口し、この湾曲し
た入口部４４ａは上記浅いカム案内路の入口部及び出口
部から離れている。

外側に突出する弧状部４４Ｇは上記深いカム案内路４４
の横断部分と湾曲部分とをつなぎ、これと同様な弧状部
４６ｄは上記浅いカム案内路の入口部と出口部とをつな
ぐ。　′ 上記カムのアーム２６は、１周のローラー型のフォロア
２８を上記深浅両カム案内路４４．４６の中で回転させ
、上記ローラー型のフォロア３０゜３２を上記深いカム
案内路の中でのみ回転させる位置にある。

第１図に示すカムのアームの端部のローラー型のフォロ
アは２組とも深いカム案内路４４の中にあり、支持ブロ
ック３８．４２は相互に中間の位置にある。したがって
支持ブロック３８と共働する真空カップ（図示せず）は
主駆動軸１４の端から端までの間の部分に来る。

上記カムのアーム２６は、第３図に示す位置では、上記
ローラーフォロア２８は、浅いカム案内路４６の入口部
４６ａに沿い、上記弧状部４６ｄに向かって移動する。

上記ローラー型のフォロアの中心軸線の移動経路は円Ｃ
になり、このローラー型のフォロアの第３図の位置の中
心軸の位置はこの円Ｃ上の点２８’　、３０’である。

また上記カム軸の中心軸線の移動経路は弧Ａになる。

上記駆動板が回転されると（図においては反時計回り）
、上記カムのアームはカム軸２０によって回転され、第
３図の位置ではローラーフォロア２８は浅いカム案内路
４６の入口部４６ａの中に移動しており、対をなすロー
ラーフォロア２８゜３０は深いカム案内路４４の横断方
向の部分の入口の付近にある。ローラーフォロア２８が
第４図に示すように弧状部４６ｄの中に入れば、上記偏
心アームは、軸受支持ブロック３８が上記駆動軸１４か
ら遠い方の端部に来る位置まで、回転する。

第７図に示す偏心アームは、上記端部の直前の位置にあ
る。この−心アームは、上記軸受支持ブロック３８に支
持された真空カップを、第１図に示す中間の位置からそ
の延長方向に外側に移動させる。

上記駆動板が回転を続けると、上記カムのアームが上記
突出部４６ｄの位置でローラーフォロア２８を中心とし
て瞬間的に回転し、上記対をなすローラー型のフォロア
３０．３２が１記深いカム案内路の横断方向の部分４４
ｂを貴くように移動する。上記カムのアームが第５図に
示す位置（この位置で、ローラー型のフォロア２８が浅
いカム案内路の出口部４６ｂに沿う移動を開始し、上記
対をなすローラーフォロア３０．３２が上記弧状部４４
Ｇに近づく）に達した時に、上記偏心アームが第４図の
位置から約９０°移動しているので、上記支持ブロック
３８．４２は再び互いに中間位置に来る。上記駆動板が
ざらに回転すると、上記カムのアーム２６は、上記対を
なすローラー型のフォロア２８が上記弧状部４４Ｇに入
り単独のローラー型のフォロア２８が浅いカム案内路の
連続部４６ｃに入る位置まで回転する。この単独のロー
ラー型のフォロア２８が上記連続部４６Ｇに達した時に
、上記偏心アームが第４図に示す位置から約１８０°移
動しているので、上記支持ブロック３８は駆動軸１４に
近い方の端部にある。上記偏心アームが第８図に示ず状
態になると、支持ブロック３８で支持された上記真空カ
ップは内側に後退した位置にある。従って、上記単独の
ローラー型のフォロア２８は弧状部４６ｄに係合し、支
持ブロック３８で支持された真空カップは外側に延長し
た位置に予め定められた時間とどまり、カムのアーム２
６はローラーフォロア２８を中心として非作動回転を行
ない、上記対をなすローラー型のフォロア３０．３２が
弧状部４４Ｇに係合した時に支持ブロック３８で支持さ
れた真空カップは内側に後退した位置に予め定められた
時間とどまり、上記カムのアーム２６は対をなすローラ
ーフォロア３０．３２を中心として非作動回転を行なう
。カムのアームが上記非作動回転を行なっている間、連
結稈４０が停止し、真空カップが作動して上記材料すな
わち厚紙を持ち上げ、積重ね位置に運び、この厚紙を離
して上記作動を停止する。

上記駆動板がさらに回転すると、上記カムのアームが駆
動され、このアームの駆動によって上記単独のローラー
型の７４０ア及び対をなすローラー型のフォロアが深い
カム案内路の湾曲部４４．８に沿って第１図に示すよう
に移動する。以上の一連の作動がくり返される。

【図面の簡単な説明】

第１図はカムプレートに重なる駆動板を有するカム装置
の斜視図、第２図は上記駆動板をカムプレートから外し
てカム案内路を露出させた状態の上記カム装置の部分斜
視図、第３図、第４図および第５図は上記カムのアーム
及び上記カムプレートに対して順次直列的につながって
上記カムのアームと共働するローラーフォロアの斜視略
図、第６図は上記カムのアーム及びローラーフォロアの
側面略図、第７図はカムのアームが最外側の位置にある
状態のカム装置の斜視図、第８図はカムのアームが最も
内側に後退した状態のカム装置の斜視図、第９図は公知
の材料供給装置の斜視図である。 １・・・従来のカム装置、２・・・従来の駆動軸、７・
・・真空カップ、１０・・・本発明に基くカム装置、１
２・・・駆動板、１４・・・主駆動軸、１６・・・カム
プレート、１８・・・盲穴、２０・・・カム軸、２２・
・・軸承、２６゜３０．３２・・・フォロア、３４・・
・偏心アーム、３６・・・リンク軸、３８・・・支持ブ
ロック、４４・・・深いカム案内路、４４ａ・・・入口
部、４４ｂ・・・横断部、４４ｃ・・・弧状部、４６・
・・浅いカム案内路、４’６ａ・・・入口部、４６ｂ・
・・横断部、４６ｃ・・・出口部、４６ｄ・・・弧状部
、Ａ・・・カム軸の中心軸線の移動経路、Ｃ・・・フォ
ロアの中心軸線の移動経路。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 Ｆｌ（３，７゜ ども Ｆ１６２゜ ｑａ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、カムプレートと、カム案内路に係合するフォロアと
   、駆動装置とを有し、上記カムプレートは連続する第１
   カム案内路と比較的浅い第２カム案内路を有し、上記フ
   ォロアは上記連続する第１カム案内路の中でのみ移動す
   る第１フォロアと、上記第１カム案内路及び第２カム案
   内路の中で移動する第２フォロアとを含み、上記第１フ
   ォロアと第２フォロアは相互に相対運動を行ない、上記
   駆動装置は上記フォロアを上記カム案内路に対して移動
   させ、上記フォロアは供給材料運搬装置に連結され、上
   記第１カム案内路及び第２カム案内路はそれぞれ弧状部
   を含み、この弧状部に上記第１フォロア及び第２フォロ
   アがそれぞれ係合して、上記供給材料運搬装置を上記カ
   ムプレートの中心軸線に対して外側に延びる部分まで移
   動させ、かつ、内側に後退した位置まで移動させること
   を特徴とする材料供給機構用カム装置。 ２、上記駆動装置は駆動軸を有し、この駆動軸は上記カ
   ムプレートに重なる位置にある駆動板に連結され、上記
   カム案内路に係合するフォロアは上記駆動軸の中心軸線
   から離れた方の駆動板に回転できるように取り付けられ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の材料
   供給機構用カム装置。 ３、上記カム案内装置に係合するフォロアは偏心アーム
   の一方の端部に連結され、この偏心アームは上記駆動板
   の上記カムプレートから遠い方の面に取り付けられ、こ
   の偏心アームの反対側の端部はリンク軸に連結され、こ
   のリンク軸は上記供給材料運搬装置を支持することを特
   徴とする特許請求の範囲第２項に記載の材料供給機構用
   カム装置。 ４、上記カム案内路に係合するフォロアはカムのアーム
   を有し、このカムのアームの端部から端部までの間の部
   分はカム軸により回転できるように支持され、このカム
   軸は上記駆動板を貫いて上記偏心アームの一方の上記一
   方の端部に連結され、上記第１フォロアは上記カムのア
   ームの一方の端部にあり、上記第２フォロアは上記カム
   のアームの反対側の端部にあることを特徴とする特許請
   求の範囲第３項に記載の材料供給機構用カム装置。 ５、上記リンク軸は、上記第２フォロアが上記第２カム
   案内路の弧状部に係合した時に、上記駆動軸から離れる
   方向に延びる延長部に移動し、上記リンク軸は上記第１
   フォロアが上記第１カム案内路の弧状部に係合した時に
   、上記駆動軸に近づくように内側に後退した位置に移動
   することを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の材
   料供給機構用カム装置。 ６、上記カムのアームは、上記フォロアが対応する各カ
   ム案内路の弧状部に係合し、偏心アームが停止している
   間、非作動回転運動を行ない、これにより、上記供給材
   料運搬装置は、上記駆動板が上記カムプレートに対して
   回転を続けている間、予め定められた時間、突出位置ま
   での移動及び後退位置までの移動を行なうことを特徴と
   する特許請求の範囲第５項に記載の材料供給機構用カム
   装置。